JP2006212142A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業の高効率化を図る。
【解決手段】 縫い針5と被縫製物の位置決めを行う位置決め機構20,51と、縫い針とボタンbの位置決めを行うボタン保持機構32,72と、被縫製物とボタンの位置座標がそれぞれ複数の針数について針数ごとに記憶された複合データを記憶する記憶手段103aと、複合データに基づいて、位置決め機構及びボタン保持機構の動作制御を行う動作制御手段102と、位置座標データをミシンの外部から入力するデータ入力手段と、複数の位置座標データから二つを選択する選択手段103と、選択された位置座標データを被縫製物用とボタン用とに割り当てる割り当て手段と、割り当てられた二つの位置座標データから複合データを作成するデータ作成手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被縫製物とボタンを個別に移動させて縫製を行うミシンに関する。
従来のボタン付けミシンにあっては、ボタンと被縫製物たる布地とを共に保持し、これらを共に左右方向に送り、その一方で前後方向に針振りを行い、これらの協働作業により各ボタン穴に縫い針を順次位置決めしてボタン縫着を行っていた。
しかし、昨今のミシンでは、ボタンは布地とは別個に保持され、ボタンと布地とがそれぞれ個別に移動位置決めされることにより、縫い針を各ボタン穴に順番に挿通させつつも、布地に対する針落ち位置も任意に設定することが可能となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−355453号公報
ところで、ボタンと布地を共に保持して縫い針に対して位置決めを行うボタン付けミシンにあっては、縫い針とボタン及び布地の相対的な位置関係を示すX−Y座標系の位置座標が針数(針落ちの回数)ごとに設定された位置座標データに基づいて一針毎にボタン及び布地を位置決めして縫製を行っていた。
その一方で、特許文献1に記載のミシンにあっては、針数ごとに縫い針に対する布地の相対的位置を決定する位置座標とボタンの相対的位置を決定する位置座標とが設定された位置座標データが必要であった。
つまり、前者のミシンでは一連の縫製を行うための全針数分の一平面分の位置座標が設定されたデータを使用し、後者のミシンでは全針数分の二平面分の位置座標が設定されたデータを使用していた。
しかしながら、一般に流通しているミシンのデータ入力装置は、針数ごとに一平面分の位置座標を設定入力するためのものであり、後者のミシンに使用可能な位置座標データを作成することができないという不都合があった。
このため、後者のミシンの縫製を実行するためのデータは、当該ミシンに備えられた、当該ミシンに固有の処理を実行する設定入力装置を使用しなければならなかった。このため、データの設定入力作業時には縫製を行うことができず、縫製中にはデータ設定入力作業ができないことから、作業効率が低下し、また、新たな縫製に速やかに移行することができないという不都合があった。
本発明は、作業の高効率化を図ることを目的とする。
請求項1記載の発明は、縫い針に対する被縫製物の相対的な位置決めを行う位置決め機構と、縫い針に対するボタンの相対的な位置決めを行うボタン保持機構と、位置決め機構用の位置座標とボタン保持機構用の位置座標とが複数の針数について針数ごとに記憶された複合データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された複合データに基づいて、針数ごとに位置決め機構及びボタン保持機構の動作制御を行う動作制御手段と、複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データをミシンの外部から入力するデータ入力手段と、外部から入力された複数の位置座標データから二つの位置座標データを選択する選択手段と、選択された二つの位置座標データを位置決め機構用の位置座標データとボタン保持機構用の位置座標データとに割り当てる割り当て手段と、割り当てられた二つの位置座標データを合成して複合データを作成するデータ作成手段とを備える、という構成を採っている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、データ作成手段は、割り当てられた二つの位置座標データの針数を比較する針数比較手段と、針数比較手段により針数が少ないと判別された方の位置座標データに合わせて複合データを作成する第一の針数調整手段とを備える、という構成を採っている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、データ作成手段は、割り当てられた二つの位置座標データの針数を比較する針数比較手段と、針数比較手段により針数が少ないと判別された方の位置座標データの足りない針数分の位置座標を示すデータの補充処理を行って一対のボタン付けデータを作成する第一の針数調整手段とを備える、という構成を採っている。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明と同様の構成を備えると共に、記憶手段に記憶された複合データを複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている二つの位置座標データに分割してミシンの外部に出力するデータ出力手段を備える、という構成を採っている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明と同様の構成を備えると共に、データ出力手段は、分割されたそれぞれの位置座標データが位置決め機構用の位置座標データ及びボタン保持機構用の位置座標データとして対であったことを示す情報を付加する関連情報付与手段を備える、という構成を採っている。
また、請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明と同様の構成を備えると共に、データ出力手段は、分割されたそれぞれの位置座標データが位置決め機構用の位置座標データ及びボタン保持機構用の位置座標データのいずれかであるかを示す情報を付加する種別情報付与手段を備える、という構成を採っている。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明と同様の構成を備えると共に、複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データの入出力を行う外部記憶媒体との接続手段を備える、という構成を採っている。
また、請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明と同様の構成を備えると共に、複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データの外部機器との通信を行なう通信回線を備える、という構成を採っている。
請求項1記載の発明では、一連の縫製を行うための全針数分の一平面分の位置座標が設定された位置座標データ(複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている位置座標データ)をデータ入力手段により少なくとも二以上取得すると共に、割り当て手段により、その内の一つの位置座標データを被縫製物の位置決め用に、他の一つの位置座標データをボタンの位置決め用に割り当てる。
そして、データ作成手段により、割り当てられた二つの位置座標データを合成して一つの複合データを作成する。
なお、ボタンの位置決め用に割り当てる位置座標データと、被縫製物の位置決め用に割り当てる位置座標データとは、それぞれ縫い針に対する相対的な位置決めに適した座標が予め設定されたものを使用することが望ましい。
このように、複数の位置座標データを取得することで複合データを生成することができるので、データを始めから入力する作業を不要とし、作業効率の向上を図ることが可能となる。
さらに、従来から一般に流通する、針数ごとに一平面分の位置座標しか設定できない設定入力装置を用いて、縫い針に対して被縫製物とボタンとを個別に位置決めして縫製可能なミシンのデータ設定入力が可能となる。このため、当該ミシンの縫製中でも位置座標データを作成可能となり、縫製が制限されず、作業の高効率化を図ることが可能となる。
なお、「位置座標データ」における位置座標とは、不動の絶対的な原点に対する位置座標であっても良いし、現在の位置座標から次の目的位置の位置座標までの移動量を示す位置座標であっても良い。
また、上記割り当て手段は、ミシンのオペレータによる、被縫製物の位置決め用の位置座標データとボタンの位置決め用の位置座標データの選択指示の入力を受けて割り当てを行うものであっても良いし、取得した順番等の所定の条件に応じて自動的に割り当てを行うものであっても良い。
なお、記憶手段には、複合データに限らず、データ入力手段から入力された位置座標データを記憶しても良い。また、位置座標データは外部からの入力時、選択手段による選択時或いは割り当て後に記憶手段に記憶しても良い。
また、記憶手段は、データ作成手段により作成された複合データに限らず、例えば、位置座標データを利用しないで始めから複合データの各種設定内容を入力する手段を備えている場合には当該入力手段による複合データを記憶しても良いし、外部から複合データを取得する手段を備えている場合には当該取得した複合データを記憶しても良い。
請求項2記載の発明は、被縫製物の位置決め用に割り当てた位置座標データとボタンの位置決め用に割り当てた位置座標データとが互いに設定された針数が異なる場合に、少ない方の針数に合わせて複合データが作成される。このため、設定針数が異なる位置座標データを組み合わせて使用することが可能となる。
また、これに付随して、針数のみが組み合わせるのに合致しないような従前に作成された位置座標データを、修正等の編集作業を行うことなく使用することが可能となる。
請求項3記載の発明は、被縫製物の位置決め用に割り当てた位置座標データとボタンの位置決め用に割り当てた位置座標データとが互いに設定された針数が異なる場合に、少ない方の位置座標データについて足りない針数分の位置座標を補充する処理が行われてから複合データが作成される。このため、設定針数が異なる位置座標データを組み合わせて使用することが可能となる。
また、これに付随して、針数のみが組み合わせるのに合致しないような従前に作成された位置座標データを、修正等の編集作業を行うことなく使用することが可能となる。
なお、補充処理としては、足りない針数については原点や予め設定で決められた位置座標が設定される処理や、他方の位置座標データの対応する針数の位置座標データを参照してこれと同一の位置座標やこれに対応する位置座標を演算して求め設定する処理、その他、足りない針数についてのみ設定入力を要求し、入力値を設定する処理が挙げられる。
請求項4記載の発明は、割り当て手段により複合データが生成された場合であっても、分割手段により再び、複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている二つの位置座標データに分割することができるので、従来から一般に流通する、針数ごとに一平面分の位置座標しか設定できない設定入力装置を用いて、再度、各位置座標データに対して編集作業を行うことが可能となる。
なお、分割手段は、データ作成手段により作成された複合データに限らず、例えば、位置座標データを利用しないで始めから複合データの各種設定内容を入力する手段を備えている場合には当該入力手段による複合データを対象としても良いし、外部から複合データを取得する手段を備えている場合には当該取得した複合データを対象としても良い。
請求項5記載の発明は、分割された二つの位置座標データに対して当該二つのデータが位置決め機構用の位置座標データ及びボタン保持機構用の位置座標データとして対であったことを示す情報をそれぞれの位置座標データに付加することができるので、次回再び同じ組み合わせで二つの位置座標データにより縫製を行う際には、動作制御手段が、例えば、データの記憶手段に複数の位置座標データが混在する場合であっても、適切な二つの位置座標データをすぐに読み出すことができ、縫製の作業のさらなる高効率化を図ることが可能となる。
請求項6記載の発明は、分割された二つの位置座標データに対して当該二つのデータが位置決め機構用の位置座標データ及び前記ボタン保持機構用の位置座標データのいずれかであるかを示す情報をそれぞれに付加することができるので、次回の縫製の際に、割り当て手段はその情報を読み取ることで、割り当てを速やかに行うことができ、縫製の作業のさらなる高効率化を図ることが可能となる。
請求項7記載の発明は、従来から一般に流通する、針数ごとに一平面分の位置座標しか設定できない設定入力装置により作成された位置座標データを外部記録媒体を用いてミシンに入力することができ、位置座標データの設定入力作業のさらなる高効率化を図ることが可能となる。
また、請求項8記載の発明は、従来から一般に流通する、針数ごとに一平面分の位置座標しか設定できない設定入力装置により作成された位置座標データを通信回線を用いてミシンに入力することができ、位置座標データの設定入力作業のさらなる高効率化を図ることが可能となる。
(発明の実施形態の全体構成)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態たるボタン付けミシン1の外観の概略構成を、制御回路のブロック図とともに示すものである。ボタン付けミシン1は、その全体的な外形が、ベッド部2と、ベッド部2から立設する縦胴部3と、縦胴部3からベッド部2に対向するように延設するアーム部4とから概略的に構成される。以下の説明では、ボタン付けミシン1の前後方向、上下方向は図1で示す通りであり、それぞれY軸方向、Z軸方向とする。また図1の紙面に垂直な方向を左右方向(X軸方向)としている。
ボタン付けミシン1は、アーム部4の先端に設けられた針棒9の先端に固定され、糸が通された縫い針5と、ベッド部2内に縫い針5に対向するように設けられた図示しないルーパとの協働により自動的に布地(被縫製物)にボタンを縫い付けるものである。ルーパの動作などの縫い目の形成については周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
ボタン付けミシン1は、ボタンBや布地などを独立に自在に搬送することによって、多様なボタン付け縫いが可能となっている。以下、各種機構について詳細に説明する。
(針上下動機構)
針上下動機構は、主軸モータ14を駆動源とし、針棒9を介して縫い針に上下の往復動作を付与すると共に針棒9を揺動させて縫い針をX軸方向に沿って移動位置決めする。
針棒9は、上下動手段としての主軸モータ14を駆動源としてクランク機構を介して上下動が行われる。また針棒9は、Y軸方向(前後方向)を中心として揺動可能な針棒支持体により上下動可能に支持されている。従って、針棒9は、上下動を行いながらその下端部の縫い針5をX軸方向(左右方向)に沿って揺動させることが可能となっている。
針棒支持体は、パルスモータである針振りモータ20を駆動源とする。この針振りモータ20は、その駆動時には、その揺動における両端部に縫い針5が位置するときに下死点となるように主軸モータ14と同期して駆動制御される。
(ボタン保持機構)
ボタン保持機構は、ボタンBを保持すると共に縫い針5に対しX軸方向及びY軸方向に沿って移動させてX−Y平面内の任意の位置にボタンBの移動位置決めを行う。
ボタンBは、ミシンアーム部の中間下部において垂下支持されると共にその先端部が縫い針5の上下動経路近傍まで延設されたボタン保持手段としてのボタン保持アームにより保持される。かかるボタン保持アームは、その基端部において、ミシンアーム部に対してY軸方向に沿って移動可能に支持されると共に上Y送りモータ32により当該Y軸方向への駆動が行われるようになっている。
さらに、ボタン保持アームは、その基端部がX軸方向を中心として揺動可能に支持されており、且つ基端部には揺動駆動源としての上下駆動モータ35が併設されている。かかる上下駆動モータにより、ボタン保持アームの先端側で保持されるボタンBは、上下に移動することが可能となっている。
ボタン保持アームの先端部には、ボタンBを保持するチャック機構が設けられており、ボタンを左右方向両側から挟むようにしてボタン保持を行う。
かかるチャック機構は、ボタン保持アームの先端部において、左右方向を中心として回動可能に装備されており、エアにより作動する回転シリンダ37により、90度の範囲で角度の切り替えが可能となっている。即ち、回転シリンダ37は、チャック機構がボタンBを水平に保持した通常保持位置と、ボタンBの底面が前方を向いて起立した起立保持位置とに切り替えることができる。ボタンBが水平状態の時には、すくい縫いやベタ縫いが行われ、起立状態の時には根巻き縫製が行われるようになっている。
また、チャック機構には、当該チャック機構を介してボタン保持アームに対してボタンBをX軸方向に移動位置決めするための差動モータ72が併設されている。かかる差動モータ72の制御により、ボタンBをX軸方向の任意の位置に位置決めすることが可能となっている。
このように、ボタン保持機構では、上Y送りモータ32と差動モータ72により、X−Y平面について縫い針に対してボタンBを任意の位置に位置決め可能としている。
なお、ボタン保持機構としては縫い針とボタンBが互いにX−Y平面について任意に位置決め可能であれば良く、縫い針とボタンBのいずれが一方がX軸方向、他方がY軸方向に移動可能であっても良いし、縫い針又はボタンBのいずれか一方のみがX軸方向及びY軸方向の双方に移動可能であっても良い。
(ベッド部周辺及びタング)
ミシンベッド部は、その上面が、すくい縫いではない通常のボタン縫着縫製(いわゆるベタ縫い)を行う場合において、被縫製物たる布地を広げて載置する載置台となっている。かかる載置台には、力ボタンの縫着縫製を行う際に当該力ボタンを保持する力ボタン保持部が設けられている。
さらに、ミシンベッド部の前側先端部には、保持部材としてのタング57がその基端部をX軸方向を中心に回動可能に支持装備されている。かかるタング57は、その先端部が後方を向いた状態でミシンベッド部の前側先端部に装備されており、当該先端部には布地が折り返した状態で装着を行うように先端が薄くなる板片状に形成されている。かかるタング57の先端部は、その基端部の回動により、縫い針5の上下動経路に接離可能となっている。タングの回動はタングシリンダ66を駆動源としており、タング57の先端部が縫い針5の上下動経路に近づけると当該接近を検知するタングセンサ64が載置台に設けられており、当該タングセンサ64の出力によりタング57の先端部が縫い針5の上下動経路に最接近した状態となる使用位置にタングシリンダ66が引き寄せるようになっている。なお、使用位置までタング57が移動すると、タング57の先端部にセットされた布地を挟み込んで保持する板ばねが載置台の前方端部に設けられている。なお、タングシリンダ66は、縫製が終了すれば自動的にOFFになり、タング57は前方に倒れて元の待機位置に戻る。
また、タング57の先端部には半円形の切り欠きが形成されており、折り返された状態で装着された布地に対するすくい縫いによるボタン縫着を行う場合に、かかる切り欠きがタング57の先端部と縫い針5との干渉を回避させる構造となっている。
前述した載置台とタング57とは、ミシンベッド部の後方本体によりY軸方向に移動可能に支持されており、下Y送りモータ51により移動位置決めすることが可能となっている。
かかる下Y送りモータ51と前述した針振りモータ20との協働により、縫い針を布地に対して相対的にX−Y平面内の任意に針落ちさせることができる。つまり、これらのモータ51,20により位置決め機構が構成されている。
なお、位置決め機構としては縫い針と布地が互いにX−Y平面について任意に位置決め可能であれば良く、縫い針と布地のいずれか一方がX軸方向、他方がY軸方向に移動可能であっても良いし、縫い針又は布地のいずれか一方のみがX軸方向及びY軸方向の双方に移動可能であっても良い。
(ボタン付けミシンの制御系)
次に、ボタン付けミシン1の制御回路について図1に基づいて説明する。ボタン付けミシン1には、本発明の制御手段であるCPU102を備える電装ボックス101が設けられ、この電装ボックス101に各部が接続されている。
例えば、電装ボックス101には、操作パネル103、電源スイッチ104、スタートペダル105、一時停止スイッチ106が接続されている。
操作パネル103は作業者(オペレータ)が、各種の情報が表示される液晶表示パネルと、その表示画面一面に配置され、オペレータの接触及びその位置を検出可能な透明のタッチセンサとを備えている。液晶表示パネルは、縫製前後又は縫製中に必要に応じて各種の情報表示を行う。また、オペレータからの各種の入力作業時には、液晶表示パネルによりスイッチやボタンが表示され、そのスイッチやボタンに対して入力を意図する接触が行われるとタッチセンサがこれを検出する。従って、CPU102は、液晶表示パネルの表示画像データとタッチセンサからの検出接触位置とから、いずれのボタンやスイッチの入力が行われたかを認識することができるようになっている。
操作パネル103には、外部記録媒体としての外部メモリ103aを接続し読み取り可能な接続手段(データ入力手段)としての図示しないリーダーライターが併設されており、外部メモリ103aに記憶された位置座標データを読み込んで縫製条件を設定できるようになっている。また、逆に、操作パネル103から入力した各種の縫製条件を外部メモリ103aで記憶することもできるようになっている。
なお、外部メモリ103aは、不揮発性の記録媒体を代用しても良く、FDのような磁気記録媒体、CD、DVDのような光記記録媒体であっても良いが、このボタン付けミシン1にあってはフラッシュメモリを使用している。
CPU102には、記憶手段としてのメモリ102aが併設されている。このメモリ102aは、各種の制御や処理を実行するための複数のプログラムや処理や制御の実行に要する各種の初期設定データが記憶されている書き換え不能の記憶素子と、各種の制御や処理に要する一時的なデータの記憶領域となる書き換え可能な記憶素子とから構成されている。
電源スイッチ104は、ボタン付けミシン1を通電状態にするためのON/OFFスイッチである。スタートペダル105は、縫製をスタートするときに操作するペダルであり、これを操作するとCPU102の制御により縫製を開始する。一時停止スイッチ106は、縫製開始後に、一時的に停止するためのスイッチである。
また、電装ボックス101内には、図示しないインターフェースが設けられ、CPU102からの制御信号がこのインターフェースを介して、さらに図示しない駆動回路を介して各駆動源に出力されるようになっている。
すなわち、インターフェースを介して、前述の主軸モータ14、針振りモータ20、上Y送りモータ32、上下駆動モータ35、差動モータ72、下Y送りモータ51が接続されている。また、インターフェースを介して電磁弁108が接続され、この電磁弁108を介して回転シリンダ37、タングシリンダ66、布押えシリンダ107が接続されている。さらに、ボタン付けミシン1には、図示しない糸切り機構が設けられ、縫製途中や縫製後に所定のタイミングで糸が切断されるようになっており、その駆動源として糸切りモータ109や糸切りシリンダ110が設けられている。
以上の構成を有するボタン付けミシン1は、ボタンBに関しては、差動モータ72の駆動によりX軸方向への移動を行い、上Y送りモータ32の駆動によりY軸方向への移動を行い、上下駆動モータ35の駆動によりZ軸方向への移動を行うことができる。
また、布地に関しては下Y送りモータ51の駆動によりY方向に移動させることができる。加えて、X軸方向に針棒9を揺動させる針振りモータ20の駆動により、縫い針5の針落ち位置をX軸方向について位置決めすることができる。
即ち、上記針振りモータ20,上Y送りモータ32,差動モータ72及び下Y送りモータ51が協働することで、ボタン保持アーム34に保持されたボタンB及びタング57に保持された布地に対して縫い針5の針落ち位置を相対的に位置決めする位置決め手段として機能する。また、下Y送りモータ51は、タング57を縫い針5から退避させる移動手段としても機能する。
(各種処理)
まず、外部メモリ103aには複数の位置座標データが記録されている。それぞれの位置座標データは、直交座標系であるX−Y座標系の位置座標を特定する座標値(X,Y)が縫製開始から縫製完了までの全針数について各針数ごとに一つの位置座標が個別に設定されたデータである。これら位置座標データは、ボタン付けミシン1の外部、即ち、パーソナルコンピュータにより縫製データ作成プログラムを使用して作成され、外部メモリ103aに書き込まれたものである。
パーソナルコンピュータで使用される一般的な縫製データ作成プログラムは、幅広い各種のミシンに対応する必要がある。このため、各種ミシンの縫製に要する個別のパラメータに応じた数値入力を行うことができず、より単純に、針落ちごとの位置決めを行うX−Y座標系の位置座標の設定までを行うにとどめ、データの汎用性を高めている。
一方、ボタン付けミシン1は、縫い針に対する布地の位置決めと縫い針に対するボタンBの位置決めとを個別に行うことができるので、布地の位置決めを行うための位置座標データとボタンの位置決めを行うための位置座標データとが必要となる。図2(A)は四つの糸通し穴が設けられたボタンBを布地に縫着する場合のボタンに対する縫い針の針落ち位置とその順番を示した説明図であり、図2(B)は上記ボタンBを布地に縫着する場合の布地に対する縫い針の針落ち位置とその順番を示した説明図である。各図において、針落ち位置は黒点で示している。図2に示すように、同じ針数でも、ボタンBと布地とでは針落ち位置が異なっているのが分かる。
従って、CPU102は、所定の処理プログラムに従って、外部メモリ103a内の複数の位置座標データ(一平面の位置座標データ)に対して操作パネル103から指定入力されたものについて、その一つを布地の縫製用の位置座標データとし、その他のもう一つをボタンの縫製用の位置座標データとして特定する処理を実行する。即ち、操作パネル103の入力に従って、CPU102は、布地用の位置座標データとボタン用の位置座標データとを選択するための割り当て手段として機能する。また、CPU102は、割り当てが行われた二つの位置座標データに基づいて、複数の針数について各針数ごとにボタン位置決め用の位置座標及び被縫製物位置決め用の位置座標とが対応付けられている複合データ(二平面の位置座標データ)を生成するデータ合成手段として機能する。
上記処理を詳説する。図3と図4はCPU102が所定の処理プログラムにより、外部メモリ103a内の複数の位置座標データから布地用の位置座標データとボタン用の位置座標データとを選択し、縫製データを生成する処理のフローチャートであり、図5は操作パネル103におけるデータ入力画面の表示例である。データ入力画面の表示状態において各種データの入力を行う各種のボタンが表示される。オペレータにより各表示ボタンに応じたデータ入力が行われる(ステップS11)。そして、縫製開始スイッチの入力の有無が判断され(ステップS12)、入力があったときにはステップS11の処理ですでに選択された縫製データにより縫製が実行される(ステップS13)。
そして、縫製開始スイッチの入力が検出されない場合には(ステップS12:NO)、データ読み込みスイッチW1の入力の有無が判断され(ステップS14)、入力がない時にはステップS11の処理に戻る(ステップS14:NO)。
一方、オペレータによりデータの読み込みスイッチW1が入力されると(ステップS14:YES)、CPU102は、データ読み込み画面(図6)に表示を切り替える処理を行う。かかるデータ読み込み画面には、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW2と布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW3と、合成された複合データにデータ番号を付与する複合データ番号変更スイッチW4と、選択されたデータ番号の位置座標データを外部メモリ103aから読み込む処理を実行させる読み込みスイッチW5の表示が行われる。
その際、CPU102の処理により、ボタン用の位置座標データの選択切り替えスイッチW2に表示するデータ番号として、まだ選択が行われていない状態では、外部メモリ103a内の更新日付の最も新しい位置座標データのデータ番号が選択される(ステップS15)。
また、CPU102の処理により、布地用の位置座標データの選択切り替えスイッチW3に表示するデータ番号として、まだ選択が行われていない状態では、外部メモリ103a内の更新日付の二番目に新しい位置座標データのデータ番号が選択される(ステップS16)。
また、CPU102の処理により、複合データ番号変更スイッチW4には、まだ選択が行われていない状態では、メモリ102a内に既に存在する複合データ以外の番号で最も小さな番号の選択が行われる(ステップS17)。
なお、上記ステップS15とS16の処理において、CPU102は、後述する処理により、外部メモリ103a内に、互いに関連づけが行われている情報が既に書き込まれている二つの位置座標データが存在する場合には、それらの二つの位置座標データのデータ番号をそれぞれ優先的に選択する。
また、ステップS15とS16の処理において、CPU102は、後述する処理により、外部メモリ103a内に、ボタン用である情報が既に書き込まれている位置座標データや布地用である情報が既に書き込まれている位置座標データが存在する場合には、それらの位置座標データのデータ番号をそれぞれ優先的に選択する。
CPU102の処理により、上記各処理により選択されたデータ番号が各スイッチW2,W3,W4に表示される(ステップS18)。
次いで、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW2の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップS19:YES)、CPU102は、データ番号選択画面(図7)に表示を切り替える処理を行う。ボタン用のデータ番号選択画面では、数値入力スイッチW6と決定スイッチW7が表示され、これらのスイッチW6により外部メモリ103a内の位置座標データを一つ選択することを可能としている。
そして、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW2の入力が検出されない(ステップS19:NO)か或いは、データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチW7の入力が検知されると(ステップS20)、布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW3の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップS21:YES)CPU102は、布地用のデータ番号選択画面(図7とほぼ同様)に表示を切り替える処理を行う。このデータ番号選択画面も、数値入力スイッチと決定スイッチが表示され、これらのスイッチにより外部メモリ103a内の位置座標データを一つ選択することを可能としている。
そして、布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW3の入力が検出されない(ステップS21:NO)か或いは、データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチの入力が検知されると(ステップS22)、複合データ番号変更スイッチW4の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップS23:YES)CPU102は、複合データ番号選択画面(図7とほぼ同様)に表示を切り替える処理を行う。このデータ番号選択画面も、数値入力スイッチと決定スイッチが表示され、これらのスイッチにより新規の複合データのデータ番号を一つ選択することを可能としている。
そして、複合データ番号変更スイッチW4の入力が検出されない(ステップS23:NO)か或いは、データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチの入力が検知されると(ステップS24)、読み込みスイッチW5の入力の有無が判断され、入力が検出されないとステップS19の処理に戻る(ステップS25:NO)。また、入力が検出されると(ステップS25:YES)、CPU102は、ステップS15又はS20の処理で選択されたデータ番号の位置座標データをボタン縫製用の位置座標データとして確定し、ステップS16又はS22の処理で選択されたデータ番号の位置座標データを布地縫製用の位置座標データとして確定すると共に、縫製のための一連の針数について針数ごとにボタンの位置決めを行う位置座標と布地の位置決めを行う位置座標とが一つずつ設定された複合データ(二平面の位置座標データ、図8参照)に合成する処理を行う(ステップS26)。
かかる複合データは、ステップS17又はS24の処理で選択されたデータ番号が付与されてメモリ102a内に記憶される(ステップS27)。
また、CPU102は、所定の処理プログラムにより、上記二つの位置座標データが選択されステップS26の処理において合成する際に、当該二つの位置座標データの針数を比較する針数比較手段としての処理を行う。さらに、CPU102は、所定の処理プログラムにより、一方の位置座標データの針数が少ない場合に、当該針数が少ない方の位置座標データの針数に合わせて縫製を終了させる動作制御を行う第一の針数調整手段と、針数が少ない方の位置座標データの足りない針数分の位置を示すデータの補充処理を行う第二の針数調整手段としての処理を選択的に実行する。
図9は上記各手段を実行する場合の処理を示すフローチャートである。これに従って、CPU102が実行する処理を説明する。
まず、二つの位置座標データ(ここでは、一方をデータA、他方をデータBとする)の選択が決定されると、CPU102は確定された各データからそれぞれの縫製に要する針数を読み出すと共に、その大小を比較する(ステップS1)。
針数が同一のときには(ステップS1:YES)、CPU102は、データA及びBを結合した縫製データを新たに生成してメモリ102aに格納して(ステップS4)、処理を終了する。
針数が同一ではないときには(ステップS1:NO)、CPU102は、少ない針数に合わせて縫製を行うか否かの選択画面を操作パネル103に表示する(ステップS2)。そして、少ない針数に合わせるとする選択を検知すると(ステップS2:YES)、ステップS4に移行して、針数が多い方の位置座標データの余分な針数の位置座標を削除して二つの位置座標データを結合した新たな複合データを生成し、メモリ102aに格納し、処理を終了する。
また、少ない針数に合わせないとする選択を検知すると(ステップS2:NO)、CPU102は、余分となる各針数ごとに、位置座標のX成分とY成分のそれぞれについて数値入力を行うための補充入力画面を操作パネル103に表示する(ステップS3)。
補充入力画面において、余分となる全ての針数について位置座標の入力が行われると、ステップS4に移行して、針数が少ない方の位置座標データについて補充された位置座標の付加して二つの位置座標データを結合した新たな複合データを生成し、メモリ102aに格納し、処理を終了する。
次に、図8の複合データに基づくボタン縫着処理を行う際のCPU102の処理について説明する。
CPU102は、複合データにより、差動モータ72,上Y送りモータ32,針振りモータ20及び下Y送りモータ51についての動作制御手段としての処理を実行する。
CPU102は、主軸モータ14の出力軸に設けられた図示しないエンコーダからの出力信号により主軸モータ14の回転数をカウントする針数カウンタを備えている。
スタートペダル105の前踏みの検出により、CPU102は、所定の処理プログラムに従って、主軸モータ14を起動し、針数カウンタを1からカウント開始し、複合データを参照して、一針目のボタンの位置座標と布地の位置座標の読み出しを行う。一針目の布地の針落ち位置は(CX1,CY1)であるため(図8参照)、CPU102は、針振りモータ20を正方向にCX1だけ駆動し、上Y送りモータ32を逆方向にCY1だけ駆動する動作制御を行う。また、一針目のボタンBの針落ち位置は(BX1,BY1)であるため(図8参照)、CPU102は、針振りによりCX1だけ移動する縫い針の位置を考慮して、差動モータ72を逆方向に(BX1−CX1)だけ駆動し、下Y送りモータ51を逆方向にBY1だけ駆動する動作制御を行う。
以下、主軸モータ14のエンコーダにより針数カウンタのカウント値が1増えるごとに、CPU102は、縫製データを参照して、差動モータ72,上Y送りモータ32,針振りモータ20及び下Y送りモータ51に対して同様の動作制御を順次実行する。そして、針数カウンタが最終針の針数を示し、その針落ちが行われると、縫製が終了する。
また、CPU102は、所定の処理プログラムに従って、メモリ102aに格納された複合データ(二つの位置座標データの結合されたものであるか否かを問わない、即ち、予め、メモリ102aに用意されていた縫製データ、或いは、操作パネル103から数値入力により作成された複合データであっても良い)を二つの位置座標データに分離し、各位置座標データに対して当該二つのデータが相互に関連することを示す情報をそれぞれの動作制御に反映されない領域に付加する関連付与手段としての処理を行う。
上記処理を詳説する。図10と図11とはCPU102が所定の処理プログラムにより、メモリ102aに格納された複合データを二つの位置座標データに分離する処理のフローチャートである。まず、データ入力画面(図5)が表示され、オペレータにより各表示ボタンに応じたデータ入力が行われる(ステップS41)。そして、縫製開始スイッチの入力の有無が判断され(ステップS42)、入力があったときにはステップS41の処理ですでに選択された複合データにより縫製が実行される(ステップS43)。
そして、縫製開始スイッチの入力が検出されない場合には(ステップS42:NO)、データ書き出しスイッチW11の入力の有無が判断され(ステップS44)、入力がない時にはステップS41の処理に戻る(ステップS44:NO)。
一方、オペレータによりデータの書き出しスイッチW11が入力されると(ステップS44:YES)、CPU102は、データ書き出し画面(図12)に表示を切り替える処理を行う。かかるデータ書き出し画面には、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW12と布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW13と、複合データにデータ番号を選択する複合データ番号変更スイッチW14と、分離された各位置座標データを外部メモリ103aに書き込む処理を実行させる書き出しスイッチW15の表示が行われる。
その際、CPU102の処理により、複合データ番号変更スイッチW14には、現在選択されている複合データの番号の表示が行われる(ステップS45)。
また、CPU102の処理により、ボタン用の位置座標データの選択切り替えスイッチW12に表示するデータ番号として、外部メモリ103a内に存在する位置座標データのデータ番号以外であって最も小さい位置座標データのデータ番号が選択される(ステップS46)。
また、CPU102の処理により、布地用の位置座標データの選択切り替えスイッチW13に表示するデータ番号として、外部メモリ103a内に存在する位置座標データのデータ番号以外であって二番目に小さい位置座標データのデータ番号が選択される(ステップS47)。
そして、CPU102の処理により、上記各処理により選択されたデータ番号が各スイッチW12,W13,W14に表示される(ステップS48)。
次いで、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW12の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップS49:YES)、CPU102は、データ番号選択画面(図14)に表示を切り替える処理を行う。ボタン用のデータ番号選択画面では、数値入力スイッチW16と決定スイッチW17が表示され、これらのスイッチW16によりステップS46で選択された番号を変更し他のデータ番号を一つ選択することを可能としている。
そして、ボタン用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW12の入力が検出されない(ステップS49:NO)か或いは、データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチW17の入力が検知されると(ステップS50)、布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW13の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップ51:YES)CPU102は、布地用のデータ番号選択画面(図12とほぼ同様)に表示を切り替える処理を行う。このデータ番号選択画面も、数値入力スイッチと決定スイッチが表示され、これらのスイッチによりステップS47で選択された番号を変更し他のデータ番号を一つ選択することを可能としている。
そして、布地用の位置座標データのデータ番号変更スイッチW13の入力が検出されない(ステップS51:NO)か或いは、データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチの入力が検知されると(ステップS52)、複合データ番号変更スイッチW14の入力の有無が判断され、入力が検出されると(ステップS53:YES)CPU102は、複合データ番号選択画面(図12とほぼ同様)に表示を切り替える処理を行う。このデータ番号選択画面も、数値入力スイッチと決定スイッチが表示され、これらのスイッチによりメモリ102a内に格納されている複合データの中からそのデータ番号を一つ選択することを可能としている。
そして、複合データ番号変更スイッチW14の入力が検出されない(ステップS53:NO)か或いは、複合データ番号選択画面でデータ番号が変更され決定スイッチの入力が検知されると(ステップS54)、書き出しスイッチW15の入力の有無が判断され、入力が検出されないとステップS49の処理に戻る(ステップS55:NO)。また、入力が検出されると(ステップS55:YES)、CPU102は、ステップS45又はS54の処理で選択されたデータ番号の縫製データからボタン位置決め用の位置座標データと布地位置決め用の位置座標データとに分離する処理を行う(ステップS56)。
即ち、図13に示すように、一連の針数について各針数ごとに一つのボタン用位置座標が設定された位置座標データ(図13(A))と、一連の針数について各針数ごとに一つの布地用位置座標が設定された位置座標データ(図13(B))とに分離する処理が行われる。
さらに、CPU102は、分離したそれぞれの位置座標データのコメント情報記憶領域にボタン位置決め用の位置座標データであることを示す情報と布地位置決め用の位置座標データであることを示す情報をそれぞれ書き込む処理を行う(ステップS57)。
なお、ボタン用又は布地用である情報については、CPU102で識別可能ないかなる形態であっても良いし、コメント情報記憶領域に限らず、ファイル名そのものを布地用かボタン用か識別可能なものとしても良い。
また、各位置座標データには、元は一つの縫製データであったという関連或いは二つを組で縫製に使用するという関連を示す情報をそれぞれに書き込む処理を行っても良い。
各位置座標データは、いずれも、その処理に関わるデータの記録領域中には、各針数と針数ごとに関連した位置座標とを書き込まれたデータに過ぎないので、外部メモリ103aの各位置座標データをパーソナルコンピュータで読み出し、そこで使用する一般的な縫製データ作成プログラムにより、編集や修正を行うことが可能である。
(実施形態の効果)
ボタン付けミシン1にあっては、所定の処理プログラムをCPU102が実行することにより、一連の縫製を行うための全針数分の一平面分の位置座標が設定された位置座標データを少なくとも二つ外部メモリ103aに用意すれば、操作パネルから設定操作を行えば、その内の一つの位置座標データを被縫製物の位置決め用に、他の一つの位置座標データをボタンの位置決め用に割り当てることで、全針数分の二平面分の位置座標が設定された位置座標データ(複合データ)を用意しなくとも、縫い針に対して被縫製物とボタンとを個別に相対的に位置決めさせる動作制御を実現することが可能となる。
これにより、例えば、パーソナルコンピュータで使用する一般的な縫製データ作成プログラムにより作成される位置座標データを上記ボタン付けミシン1の縫製データとして使用することが可能となる。このため、ボタン付けミシン1の縫製中でも縫製データを作成可能となり、縫製が制限されず、作業の高効率化を図ることが可能となる。
なお、ボタンの位置決め用に割り当てる位置座標データと、被縫製物の位置決め用に割り当てる位置座標データとは、それぞれ縫い針に対する相対的な位置決めに適した座標が予め設定される。
また、ボタン付けミシン1にあっては、所定の処理プログラムをCPU102が実行することにより、被縫製物の位置決め用に割り当てた位置座標データとボタンの位置決め用に割り当てた位置座標データとが互いに設定された針数が異なる場合に、少ない方の針数に合わせてボタン縫着が行う縫製データを生成することができ、また、選択によって、針数が少ない位置座標データの足りない針数について、ボタン及び布地の位置決めのための位置座標を新たに補充的に設定することもでき、設定針数が異なる位置座標データを組み合わせて使用することが可能となる。
さらに、ボタン付けミシン1にあっては、所定の処理プログラムをCPU102が実行することにより、複合データと同じ内容の位置座標をボタンと布地について個別に分離して新たに生成された二つの位置座標データに対して当該二つのデータが相互に関連することを示す識別子をそれぞれのデータによる動作制御に反映されない領域に付加することができるので、また、複合データを生成する際には、識別子を読み出すことで、例えば、外メモリ103aに複数の位置座標データが混在する場合であっても、適切な二つの位置座標データをすぐに読み出すことができ、縫製の作業のさらなる高効率化を図ることが可能となる。
(その他)
なお、上述した操作パネル103には外部メモリ103aのリーダーライターを併設したが、これに替えて或いはこれに加えて、位置座標データを配信する通信回線との接続手段を備える構成としても良い。
また、複合データ生成のために選択された二つの位置座標データの針数が不一致の場合において、針数が少ない方の位置座標データに対して行われる補充的な処理としては、原点(図2(A),(B)における座標軸の交差位置)や予め設定で決められた位置座標(針数が足りないのが布地の位置決め用位置座標データであればいずれの位置でも良いが原点に近い位置座標であることが望ましい。また、針数が足りないのがボタン、布地いずれの位置決め用位置座標データの場合であっても、既に設定されている他の針数の位置座標を補充しても良い)を足りない針数の位置座標として補充する処理を行っても良い。
また、上記ボタン付けミシン1にあっては、二つの位置座標データを一つの複合データに合成しているが、ボタン用と布地用として選択された二つの位置座標データを外部メモリ103aからメモリ102a内に取り込んで、縫製時において、二つの位置座標データを同時に参照して、ボタンと布地の位置決めを同時に実行する制御を行っても良い。
また、このように組み合わせる選択が行われた外部メモリ103a内の二つの位置座標データに対して、ボタン用に割り当てられた位置座標データに対してはそのコメント情報記憶領域にボタン用であることを示す情報の書き込みを行い、布地用に割り当てられた位置座標データに対してはそのコメント情報記憶領域に布地用であることを示す情報の書き込みを行う処理を行っても良い。
さらに、二つの位置座標データに対して、そのコメント情報記憶領域に互いに関連するデータであることを示す情報の書き込みを行う処理を行っても良い。
発明の実施形態たるボタン付けミシンの概略構成を示すブロック図である。 図2(A)は四つの糸通し穴が設けられたボタンを布地に縫着する場合のボタンに対する縫い針の針落ち位置とその順番を示した説明図であり、図2(B)はボタンを布地に縫着する場合の布地に対する縫い針の針落ち位置とその順番を示した説明図である。 二つの位置座標データを読み込む際の処理を示すフローチャートである。 二つの位置座標データを読み込む際の処理を示す図3の続きのフローチャートである。 操作パネルにおけるデータ入力画面の表示例である。 操作パネルにおけるデータ読み込み画面の表示例である。 操作パネルにおけるデータ選択画面の表示例である。 ボタンの位置決めと布地の位置決めを行う各位置座標を同時に取得可能な縫製データを示す概念図である。 ボタン付けミシンのデータ結合時の処理を示すフローチャートである。 二つの位置座標データを書き出す際の処理を示すフローチャートである。 二つの位置座標データを書き出す際の処理を示す図10の続きのフローチャートである。 操作パネルにおけるデータ書き込み画面の表示例である。 図13(A)はボタン位置決め用の位置座標データを示す概念図であり、図13(B)は布地位置決め用の位置座標データを示す概念図である。 操作パネルにおける番号選択画面の表示例である。
符号の説明
1 ボタン付けミシン
5 縫い針
9 針棒
14 主軸モータ(上下動手段)
20 針振りモータ
32 上Y送りモータ
35 上下駆動モータ(揺動駆動源)
51 下Y送りモータ
72 差動モータ
101 電装ボックス
102 CPU
102a メモリ(記憶手段)
103 操作パネル
103a 外部メモリ
B ボタン

Claims (8)

  1. 縫い針に対する被縫製物の相対的な位置決めを行う位置決め機構と、
    前記縫い針に対するボタンの相対的な位置決めを行うボタン保持機構と、
    前記位置決め機構用の位置座標と前記ボタン保持機構用の位置座標とが複数の針数について針数ごとに記憶された複合データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複合データに基づいて、針数ごとに前記位置決め機構及びボタン保持機構の動作制御を行う動作制御手段と、
    複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データをミシンの外部から入力するデータ入力手段と、
    前記外部から入力された複数の位置座標データから二つの位置座標データを選択する選択手段と、
    前記選択された二つの位置座標データを前記位置決め機構用の位置座標データと前記ボタン保持機構用の位置座標データとに割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当てられた前記二つの位置座標データを合成して前記複合データを作成するデータ作成手段とを備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記データ作成手段は、前記割り当てられた前記二つの位置座標データの針数を比較する針数比較手段と、
    前記針数比較手段により針数が少ないと判別された方の位置座標データに合わせて前記複合データを作成する第一の針数調整手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記データ作成手段は、前記割り当てられた前記二つの位置座標データの針数を比較する針数比較手段と、
    前記針数比較手段により針数が少ないと判別された方の位置座標データの足りない針数分の位置座標を示すデータの補充処理を行って前記一対のボタン付けデータを作成する第一の針数調整手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  4. 前記記憶手段に記憶された前記複合データを複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている二つの位置座標データに分割してミシンの外部に出力するデータ出力手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のミシン。
  5. 前記データ出力手段は、前記分割されたそれぞれの位置座標データが前記位置決め機構用の位置座標データ及び前記ボタン保持機構用の位置座標データとして対であったことを示す情報を付加する関連情報付与手段を備えることを特徴とする請求項4記載のミシン。
  6. 前記データ出力手段は、前記分割されたそれぞれの位置座標データが前記位置決め機構用の位置座標データ及び前記ボタン保持機構用の位置座標データのいずれかであるかを示す情報を付加する種別情報付与手段を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のミシン。
  7. 前記複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データの入出力を行う外部記憶媒体との接続手段を備えることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載のミシン。
  8. 前記複数の針数について各針数ごとに一つの位置座標が対応付けられている複数の位置座標データの外部機器との通信を行なう通信回線を備えることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載のミシン。
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