JP3580861B2 - 模様に枠を付与する模様入力装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は模様に枠を付与する模様入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
刺繍縫いミシンは与えられた縫い目データに基づいて縫い機構をX−Y方向に駆動制御して刺繍縫いを行う構成になっている。この縫い目データは予めメーカ等が作成し、ミシンのメモリに予め格納してものや、メモリカード等により供給されるものがあるが、この他にイメージスキャナ等を用いてユーザが所望の画像を読み込ませて、該画像データに基づいて縫い目データと表示データを作成する装置が本願出願人により提案され、実現されている。
このような模様を複数組み合わせて刺繍する場合には、従来は1つの模様の刺繍を終了した後、次の模様の刺繍を行うという作業が必要であり、近年予め複数の模様を組み合わせた縫い目データを作成する要望が大きくなっている。
一方、画像を読み込ませる装置の場合、イメージスキャナ等から読み込ませた画像データを縫い目データに変換する際には、所定のアルゴリズムで画一的に変換するため、模様形状にふさわしい縫い目データを形成することが難しく、出来上がりの刺繍縫い目も模様形状に合わない場合が生じる問題があった。反面、予め作成された縫い目データを用いる場合は、メーカ側などで十分に模様形状にふさわしい縫い目となるように検討の上作成することができるので、上記のような問題はないものの、ユーザのオリジナルな模様は当然に作成できない問題があった。そのため、自由な画像を得られるイメージスキャナからの模様と、予め決められた縫い目データを有する模様を組み合わせたデータを作成する要望も大きくなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような観点から、本願発明者らは従来より模様の組み合わせデータを作成できる装置の研究を行っているが、模様を組み合わせる場合、模様どうしの位置決めが難しく、何らかの位置表示を模様データに付与できれば、模様の組み合わせ作業が容易になるとの知見に至った。
本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、模様に枠を付与することの可能な模様入力装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するために本発明の模様に枠を付与する模様入力装置は、所望の画像データを与える手段と、該画像データに基づいて縫い目データと表示データとを有する模様データを生成する手段と、該表示データに基づいて、該模様を囲む枠を表す枠表示データと模様の基準位置を表すデータを生成する手段と、前記表示データと枠表示データ及び模様の基準位置を表すデータに基づいて、模様と該模様を囲む枠と基準位置とを表示する手段と、を備えたことを特徴とする。
画像データを与える手段としてはイメージスキャナ等を用いることが可能である。模様を囲む枠は、当然に該模様よりも大きなものとし、好適には、模様の外形に接する枠であり、この枠は模様を囲む枠の中の最小の枠である。
このような枠を表示することにより、模様の組み合わせが容易に行える。即ち、模様の位置関係の把握が容易であり、大小関係も容易に認識できる。
前記枠表示データを生成する手段は、枠表示データだけでなく、更に模様の基準位置を表すデータを生成する。この基準位置としては例えば模様の中心等が挙げられる。このような基準位置を設けることにより、更に組み合わせが容易になる。
模様表示データと枠表示データと基準位置を表すデータに基づいて、該模様データを、他の模様と組み合わせる手段を設け、更にこの組み合わせに基づいて縫い目データを変更する手段を設けることも可能である。他の模様データとしては、予め作成された模様データであっても良いし、同様に前記したように所望の画像を読み取って作成した模様データであってもよい。この場合、該模様データが枠表示データを含んでも良いし、含まなくても良い。枠表示と基準位置表示により模様の組み合わせが簡単に行える。
前記縫い目データを変更する手段は、該組み合わせる手段により模様を組み合わせた後、組み合わされた模様の表示データに基づいて、前記2つの模様データの縫い目データを変更する。
【0005】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。この実施例においては、模様入力装置として独立した装置を示すが、これに限定されるものではなく、刺繍縫い可能なミシンに組み込んでも良い。またこの模様入力装置とミシンとをケーブルで接続してデータを供給するようにする等種々の構成が採用可能である。
【0006】
図1に示すように、この実施例の模様入力装置は画像読取部Aの他に模様組合せ部Bを備えており、模様の組み合わせも行えるようになっているが、模様入力装置は画像読取部Aのみにより構成し、模様組合せ部BはミシンXに組み込んでも良い。また、画像読取部Aと模様組合せ部Bとを共にミシンXに組み込むことも可能である。
図1において、所望の模様画像Iを読み取る画像データ入力手段1からの画像データは縫い目データ/表示データ生成手段2に入力され、該画像データに基づいて、ここで該模様画像に対応する刺繍縫いの縫い目データと表示データが生成される。画像データから縫い目データを作成する方法としては従来のどのような方法も採用可能であるが、たとえば本願出願人により提案された特願平3ー42293号の方法を用いることが可能である。
そして、ここで生成された表示データに基づいて枠表示データ生成手段3において、枠表示データが生成され、該枠表示データと縫い目データ/表示データ生成手段2からの表示データが表示データ合成手段4において合成されるように構成されている。
表示データ合成手段4で合成された枠付きの表示データは表示手段6に表示されると共に、メモリーカードや装置に内臓されたデータ記憶手段5に記憶されるように構成されている。また、縫い目データ/表示データ生成手段2で生成された縫い目データも直接データ記憶手段5に記憶されるようになっている。
【0007】
図7は枠表示データ生成手段3における枠表示データの生成の一例の説明図であり、3角形の模様Mの表示データが入力されると、その表示データの各ドットの座標を検索し、x値とy値がそれぞれ最大値と最小値を示す座標を検出する。そして、該検出した座標を通るxy座標軸に平行な直線で構成される枠Wが形成される。この枠Wは模様Mに外接し、模様Mを囲む枠Wの中の最小の枠Wである。なお、場合により模様Mに接しない枠Wを形成することも可能である。
なお、この実施例では枠表示データ生成手段3は模様Mの基準位置を示すデータも生成可能になっている。この基準位置としてはここで生成した枠Wの4つの角や模様Mの中心(即ち枠Wの中心)等が生成可能である。このように枠Wを形成することにより基準位置のデータの作成も容易になる。
【0008】
次に模様組合せ部Bについて説明する。
この実施例では、必要に応じてデータ記憶手段5からの縫い目データ及び表示データが組み合せ手段11に送られ、ここで模様の組み合わせを行うようになっている。組み合わせ対象となる模様はデータ記憶手段5からの2以上の模様でも良いし、或いは他の模様でも良い。
図8はデータ記憶手段5からの同一の模様を3つ組み合わせた例を示すもので、枠Wにより模様Mの位置関係を正確に組み合わせることが可能になる。
【0009】
この実施例では更に模様データ記憶手段12を備え、ここに予め決められた複数の模様に夫々対応する縫い目データと表示データが記憶されている。この縫い目データは模様に適合した縫い目データになっている。模様データ記憶手段12の模様は選択手段13により選択され、該選択された模様に対応する縫い目データと表示データが組み合せ手段11に供給されるようになっており、データ記憶手段5からの模様データとの組み合わせが可能なっている。
【0010】
組み合せ手段11で組み合わされたデータは、前記表示手段6に表示されると共に、メモリカード等の組み合せデータ記憶手段7に一次記憶され、ミシンXの縫い目形成機構はこの組み合わせデータに基づいて刺繍縫いを実行するように構成されている。なお前記データ記憶手段5とこの組合せデータ記憶手段7は共通化しても良く、同一のメモリーカード等とすることができる。
【0011】
組み合せ手段11には大きさ調節手段8が設けられており、組み合わせる模様Mの少なくとも一方の画像を拡大縮小出来るように構成されている。ここで画像を拡大縮小した場合には、該信号がデータ変更手段10に送られ、組み合せデータ記憶手段7に記憶されている組み合わせデータの変更を行うようになっている。
【0012】
組み合せ手段11にはまた位置調節手段9が設けられており、組み合わせる模様Mの少なくとも一方の模様Mを移動出来るように構成されている。この移動により組み合わされた模様M像の位置関係を変更できるように構成されている。ここで模様Mを移動した場合には、同様に該信号がデータ変更手段10に送られ、組み合せデータ記憶手段7に記憶されている組み合わせデータの変更を行うようになっている。
【0013】
図9により、模様Mの組み合わせと拡大縮小及び移動について説明する。
いま、模様データ記憶手段12からの予め決められた縫い目データに関するフレーム模様Fとデータ記憶手段5から入力した任意の画像を縫い目データ/表示データ生成手段2により画一的に変換したクマ模様Bの画像を組み合わせると、図9の(A)に示すように予め決められた位置に組み合わされるようになっている。
クマ模様Bは枠表示データ生成手段3において枠Wと枠Wの中心を示す位置マークP2が付与されており、またフレーム模様Fの画像は模様の中心を示す位置マークP1がデータ作成時に予め付与されている。
ここで図9(A)に示すようにクマ模様Bの枠Wにより、クマ模様Bの大きさはフレーム模様Fの中に入らない大きさであることが簡単に認識できる。そこで、クマ模様Bの画像を大きさ調節手段8により縮小すると、(B)に示す状態となり、更に位置調節手段9によりフレーム模様Fとクマ模様Bを移動させて近寄らせると(C)に示す状態となり、更にクマ模様Bの画像がフレーム模様Fの画像内に入った状態(D)になる。枠Wの表示は必要の無くなった段階で消すようにしても良いし、或いは必要に応じて枠Wのみを表示するようにしても良い。
なお、ここではフレーム模様Fとクマ模様Bは重ならない例を示したが、画像を相互に重なり合わせることも可能である。この場合も枠Wの表示により画像の重ね合わせを正確に行える。
上記したようにフレーム模様Fは予め作成された縫い目データであるため、比較的きれいな縫い目を形成できるが、模様形状としては予め決められた形状でしかない。一方クマ模様Bは任意の所望の画像であるが、縫い目データとしては画一的に画像データから変換されたものであるから、縫い目は十分なものにはならない。しかし、このように画像を組み合わせることにより、画像の自由さと縫い目の仕上がりの良さをうまく組み合わせることが可能になる。
【0014】
図2はこの実施例のハード的な構成を示すブロック図であり、図3は装置の外観を示すものである。
図2において、CPU70はバスを介して接続するプログラム記憶装置71に記憶されたプログラムに従って模様入力装置の基本的な制御を行っている。
イメージスキャナ15は図3に示すように、手動によりガイド16に設定された原画載置部17上の模様の原画を上を走行させることにより原画の画像を読み取るようになっている。
イメージスキャナ15で読み取られた画像データはCPU70において縫い目データ/表示データ生成プログラム記憶装置20に格納されたプログラムに従って、縫い目データと表示データに変換され、このデータはプログラム記憶装置71に一時的に格納されように構成されている。
ユーザが枠形成指令キー52を操作して枠表示データの生成指令を出すと、CPU70はプログラム記憶装置71の表示データに基づいて枠表示データ生成プログラム記憶装置30のプログラムに従って、図7に示すような枠Wのデータを生成するように構成されている。この時、基準位置形成指令キー53の操作があると、図9に示すような位置マークP2も同様に付与されるようになっている。この枠表示デーと位置マークと模様Mの表示データは表示データ合成プログラム記憶装置40に格納されたプログラムに従ってCPU70において合成され、枠付きの模様表示データとなって、表示制御装置60を介して表示装置61に表示される。同時にメモリカード読み/書き装置50を介してメモリカード51に格納されるようになっている。また、模様Mの縫い目データも同時にメモリカード51に格納されるように構成されている。
メモリカード51は図3に示すようにメモリカード読み/書き装置50のスロットルから挿脱可能になっており、後述するようにミシンXにメモリカード51を装着して刺繍縫いを行わせるようになっている。
また前記表示装置61は図3に示すようにガイド16の脇に設けられており、その上部に前記した枠形成指令キー52と基準位置形成指令キー53が設けられている。
【0015】
一方縫い目データ/表示データ記憶装置77には予め決められた複数の模様(画像)に対応する予め作成された縫い目データ及び表示データが格納されており、イメージスキャナ15上に設けられた選択キー80の操作により所望の模様データを取り出すことが出来るようになっている。縫い目データ/表示データ記憶装置77から取り出されたデータは一時記憶装置71に一時的に記憶される。
【0016】
データ組み合わせ装置73は一時記憶装置71に一時記憶されている、2つのデータを組み合わせて、表示制御装置60を介して表示装置61に表示させるように構成されている。また大きさ調節装置75と表示装置61の脇に設けられた大きさ指定キー78が備えられており、ユーザが大きさ指定キー78を操作して画像の大きさを変更することが出来るようになっている。
データ変更装置74は該画像の縫い目データを前記大きさ変更に応じて変更し、一時記憶装置71に再格納するように構成されている。
一方位置調節装置76と表示装置61の脇に設置された位置指定キー79が設けられており、ユーザが位置指定キー79により画像の位置を変更すると、該データ変更装置74は該画像の縫い目データをこの位置変更に応じて変更し、一時記憶装置71に再格納するように構成されている。
そして、プログラム記憶装置71に格納された完成された組み合わせデータは前記メモリカード読み/書き装置50を介してメモリカード51に格納され、ミシンにおける刺繍縫いに供されるようになっている。
【0017】
図6により刺繍縫いを行うミシンXの一実施例を説明する。
ミシン本体の側部にメモリーカードスロットル105が設けられており、前記したメモリカード51をここに差し込んで、メモリカード51に格納されている枠付きの模様データや組み合せ手段11において組み合わされた組み合わせデータを読み込むようになっている。そして、このデータに基づいて刺繍縫いを実行するようになっている。
ミシン本体上にはXY移動手段であるキャリッジ118とこれに支持された刺繍枠119及び縫目形成機構である針棒120と針121とが設けられている。該刺繍枠119には布を装着し、キャリッジ118のxy方向の移動と針棒120及び針121の上下動によりメモリカード51からのデータに基づいて刺繍縫いを行うように構成されている。この刺繍縫いは縫いモード選択釦104により選択できるようになっており、刺繍縫いを行わない場合には通常縫いモードとし、前記した針棒120と針121の上下動及び送り装置(図示せず)による布送りにより通常縫いを実行するようになっている。
なおミシンフロント部には更に表示装置106が設けられており、メモリカード51からのデータに基づく模様Mの表示や他の種々の表示を行うようになっている。
【0018】
図4により、画像読取部Aの動作を説明する。
イメージスキャナ15からの画像データの入力があると(ステップS1)、縫い目データ/表示データ生成プログラム記憶装置20に格納されたプログラムに基づいて縫い目データと表示データが作成される(ステップS2)。枠形成指令キー52の操作によりユーザが枠Wの作成を指令すると(ステップS3)、図7に示すように枠Wが作成され、該枠表示データが作成される(ステップS4、5)。次に基準位置形成指令キー53の操作により基準位置の付与指令があると(ステップS6)、図9に示すP2のような基準位置を示すデータが作成される(ステップS7)。そして、表示データ合成プログラム記憶装置40のプログラムに従って模様Mの表示データと枠表示データ及び基準位置データが合成される(ステップS8)。そして、この合成された表示データは表示装置61に表示され(ステップS9)、メモリカード51に記憶される(ステップS10)。メモリカード51には同時に縫い目データも記憶される。
【0019】
次に、図5により模様組合せ部Bの動作を説明する。
選択キー80の操作により予め決められた模様が選択され、その縫い目データ/表示データが選択されると(ステップS20)、このデータは一時記憶装置71に一時的に記憶される(ステップS21)。
一方メモリカード51に格納した前記枠表示データ付きの表示データと縫い目データを読み出して(ステップS22)、一時記憶装置71に一時的に記憶する(ステップS23)。
一時記憶装置71に格納された2つの画像のデータはデータ組み合わせ装置73により組み合わされ(ステップS24)、一時記憶装置71に記憶され(ステップS25)、表示装置61に表示される(ステップS26)。
そして、大きさ指定キー78の操作で大きさ調節装置75により大きさ変更がなされると(ステップS27)、該大きさの変更に応じてデータ変更装置74により縫い目データの変更がなされる(ステップS28)。
同様に、位置指定キー79の操作で位置調節装置76により画像位置の変更がなされると(ステップS29)、該位置の変更に応じてデータ変更装置74により縫い目データの変更がなされる(ステップS30)。
この変更された縫い目データはメモリカード51に格納され(ステップS31)、ミシン本体にメモリカード51を装着することにより刺繍縫いのために提供される(ステップS32)。
【0020】
以上説明した実施例ではイメージスキャナ15により読み取った模様Mに枠Wや基準位置を付与することができるから、模様の組み合わせの際に大きさや位置関係の把握が簡単に行える効果がある。
また予め作成された模様に適合した縫い目を形成できる縫い目データと任意の所望の画像に対応する縫い目データとを組み合わせることができるため、画像の自由さと縫い目の仕上がりの良さをうまく組み合わせることが可能になる。
また、表示データにより画像表示を行えるようにしているため、視覚的に組み合わせを確認できる。
更に、組み合わせの際には画像の拡大縮小が可能であり、且つ画像の位置関係も任意に調整でき、これらを表示画像により確認可能である等の効果がある。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明では、模様に枠と基準位置を付与して表示することができるから、模様の組み合わせが容易に行える。即ち、模様の位置関係の把握が容易であり、大小関係も容易に認識できる。 更に請求項2の発明では表示データと枠表示データと基準位置データとにより模様データを、他の模様と組み合わせる手段と、この組み合わせに基づいて縫い目データを変更する手段とを設けているため、模様の組み合わせが表示上で簡単に行え、該組み合わせに従って縫い目データも自動的に変換できる効果がある。
また請求項3の発明では予め決められた縫い目データと所望の画像に対応する縫い目データを組み合わせることができ、縫い目の質をある程度維持しつつ任意の画像を得ることができる。
また請求項4の発明では、所望の模様どうしを組み合わせることが出来、自由な刺繍模様データを得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例のハード的な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャート図。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャート図。
【図6】本発明の一実施例により作成されたデータに基づいて刺繍縫いを行うミシンの一例の外観図。
【図7】枠付与動作の説明図。
【図8】枠を用いた模様の組み合わせの説明図。
【図9】枠を用いた模様の組み合わせの説明図。
【符号の説明】
1:画像データ入力手段、2:縫い目データ/表示データ生成手段、3:枠表示データ生成手段、4:表示データ合成手段、5:データ記憶手段、6:表示手段、7:組み合せデータ記憶手段、8:大きさ調節手段、9:位置調節手段、10:データ変更手段、11:組み合せ手段、12:模様データ記憶手段、13:選択手段、15:イメージスキャナ、16:ガイド、17:原画載置部、20:縫い目データ/表示データ生成プログラム記憶装置、30:枠表示データ生成プログラム記憶装置、40:表示データ合成プログラム記憶装置、50:メモリカード読み/書き装置、51:メモリカード、52:枠形成指令キー、53:基準位置形成指令キー、60:表示制御装置、61:表示装置、70:CPU、71:プログラム記憶装置、72:一時記憶装置、73:データ組み合せ装置、74:データ変更装置、75:大きさ調節装置、76:位置調節装置、77:縫い目データ/表示データ記憶装置、78:大きさ指定キー、79:位置指定キー、80:選択キー、104:縫いモード選択釦、105:メモリカードスロットル、106:表示装置、118:キャリッジ、119:刺繍枠、120:針棒、121:針。
Claims (5)
- 所望の画像データを与える手段と、
該画像データに基づいて縫い目データと表示データとを有する模様データを生成する手段と、
該表示データに基づいて、該模様を囲む枠を表す枠表示データと模様の基準位置を表すデータを生成する手段と、
前記表示データと枠表示データ及び模様の基準位置を表すデータに基づいて、模様と該模様を囲む枠と基準位置とを表示する手段と、
を備えたことを特徴とする模様に枠を付与する模様入力装置。 - 所望の画像データを与える手段と、
該画像データに基づいて縫い目データと表示データとを有する模様データを生成する手段と、
該表示データに基づいて、該模様を囲む枠を表す枠表示データと模様の基準位置を表すデータを生成する手段と、
前記表示データと枠表示データ及び模様の基準位置を表すデータに基づいて、模様と該模様を囲む枠と基準位置とを表示する手段と、
前記模様データを生成する手段からの前記表示データと枠表示データと基準位置を表すデータと、縫い目データと表示データとを有する他の模様データの該表示データとに基づいて、模様どうしを組み合わせる手段と、
該組み合わせる手段により組み合わされた模様の表示データに基づいて、前記縫い目データを変更する手段と、
を備えることを特徴とする模様に枠を付与する模様入力装置。 - 前記他の模様データが、予め決められた画像に対応する予め決められた縫い目データと表示データを有する、
請求項2に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。 - 前記他の模様データが、前記画像データに基づいて縫い目データと表示データとを有する模様データを生成する手段による模様データである、
請求項2に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。 - 前記模様を囲む枠が、模様を囲むための最小の枠である、
請求項1又は2又は3又は4に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。
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