JP7251912B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、刺繍枠を備えるミシンに関する。
ミシンは、刺繍データに従って縫い目を形成することで、刺繍模様を縫製対象物に縫製する。このミシンは、刺繍枠で縫製対象物を張り広げて保持する。刺繍枠は、ベッド部の平面に沿って水平移動することで、縫い目の形成位置を変更している。刺繍データには、刺繍模様を形成する動作手順が記されている。例えば、刺繍データには、次の縫い目に到達するための刺繍枠の移動量が列記されている。
刺繍データに従って縫製される刺繍模様の範囲を確認しておきたい場合がある。即ち、刺繍枠の範囲内に刺繍模様が含まれていること、または針と刺繍枠との衝突が無いことを確認したいという要請がある。
そこで、刺繍が縫製される範囲をトレースする技術が提案されてきた。例えば、刺繍模様に外接する矩形の外形線を針先が辿るように、刺繍枠を水平移動させる(特許文献1参照)。刺繍模様の頂点を通る八角形等の多角形又は円の外形線を針先が辿るように刺繍枠を水平移動させる(特許文献2参照)。更には、刺繍模様の全周縁に沿って針が移動するように、刺繍枠を水平移動させる(特許文献3参照)。
この刺繍模様に関連する範囲を針でトレースする技術では、ユーザがトレース線の形及び位置を思い描くことで、刺繍枠と縫製対象物と刺繍模様の位置関係をユーザに把握させることができた。
特許第2756694号 特開2000-271359号公報 特開2001-120867号公報
刺繍模様に関連する範囲を針でトレースする方法では、ユーザはトレース線の外形及び位置を示す残像をイメージし続けなくてはならない。トレース中に残像をうまく思い描くことができなかったり、気が散って残像が薄れてしまったりすると、刺繍枠と縫製対象物と刺繍模様の位置関係が曖昧になってしまう。
特許文献3には、これから縫製する刺繍模様のイメージを操作パネルに表示し、トレース中の針位置をマーカで表示する案が提示されている。この案によれば、ユーザはトレース線の外形を思い描き易くなる。この点では、刺繍枠と縫製対象物と刺繍模様の位置関係の把握を支援することができる。しかしながら、トレース線の残像保持に関する直接的な処置ではないため、残像が薄れゆくのを阻止できず、時間経過と共に刺繍枠と縫製対象物と刺繍模様の位置関係が曖昧になってしまう。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、ユーザの想像力に頼ることなく、刺繍模様や刺繍枠や縫製対象物といった各種位置関係を把握させることができるミシンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るミシンは、縫製対象物に刺繍模様を縫製するミシンであって、枠面が延びる方向に沿って水平移動する刺繍枠と、糸を挿通させるための針を支持し、前記刺繍枠の枠内に向けて往復運動する針棒と、前記刺繍枠のイメージデータと刺繍データを記憶する記憶部と、前記刺繍データに従って実際に縫製されたときの前記刺繍模様と前記刺繍枠との位置関係をもって、前記刺繍枠のイメージと、当該刺繍枠のイメージ内に前記刺繍模様のイメージと、特徴点とを表示する表示部と、を備えること、を特徴とする。
ユーザによる前記特徴点の選択を受け付ける選択部を更に備え、前記刺繍枠は、ユーザによる前記特徴点の選択を契機に、前記特徴点に相当する前記刺繍枠内のポイントを前記針が指し示すまで、水平移動するようにしてもよい。
前記特徴点は、前記刺繍模様の位置及び大きさを把握し易いシンボリックな箇所であるようにしてもよい。また、前記特徴点は、前記刺繍模様の最左端、最右端、最上端及び最下端であるようにしてもよい。
前記特徴点を抽出する特徴点抽出部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、刺繍枠と刺繍模様の両イメージが実際に縫製されたときの位置関係をもって表示されるため、ユーザに何らの想像を強いることなく、各種位置関係を把握させることができる。
ミシン外観の全体構成を示す図である。 ミシンの内部構成を示す図である。 枠駆動装置の詳細構成を示す図である。 ミシンの制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 ミシンの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 ミシンの操作画面を示す模式図である。 刺繍データを示す模式図である。 操作画面の制御動作を示すフローチャートである。 刺繍枠の制御動作を示すフローチャートである。 刺繍データの修正動作を示すフローチャートである。 操作画面における特徴点押下と刺繍枠移動の関係を示す説明図である。 操作画面における関心点指定と刺繍枠移動の関係を示す説明図である。 関心点指定後のジョグキー操作を示す説明図である。 特徴点指定後のジョグキー操作を示す説明図である。
以下、本発明に係るミシンの各実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、ミシン1は、縫製対象物100に刺繍を施す家庭用、職業用又は工業用の装置である。縫製対象物100としては布や革が挙げられる。ミシン1は、ベッド部11の平面上方に縫製対象物100を張り広げ、ベッド部11に対向するアーム部18から縫製対象物100に針12を向け、縫製対象物100に針12を挿脱し、縫製対象物100に縫い目を形成する。縫い目は上糸200と下糸300とが交絡して成る。
このミシン1は枠駆動装置2を備える。枠駆動装置2は、刺繍枠26を枠面が延びる方向に沿ってベッド部11の上方で水平移動させる。刺繍枠26は、枠内に縫製対象物100を水平に張り広げて支持する。枠面は枠が囲む領域である。刺繍枠26が水平移動することで、針12が挿脱する縫製対象物100上の位置、即ち縫い目の形成位置が変化し、縫い目の集まりである刺繍模様が縫製対象物100に形成される。
ミシン1はベッド部11の端から立ち上がり部17を立ち上げ、立ち上がり部17からベッド部11と平行にアーム部18を延ばした概略コの字形状を有する。立ち上がり部17には操作画面324が設置され、縫製の準備及び縫製中の状況表示及び操作の入力が可能となっている。また、刺繍枠を水平移動させる手動操作の入力方法として、ミシン1は、上下左右のボタンから成るジョグキー323(図4参照)も備えている。
(ミシン本体)
図2に示すように、ミシン1は、針棒13と釜14を有する。針棒13は、ベッド部11の平面に対して垂直に延び、軸方向に往復運動する。この針棒13は、ベッド部11側の先端で、上糸200を保持する針12を支持している。釜14は、一平面が開口した内部中空のドラム形状を有し、水平又は垂直に取り付けられ、円周方向に回転可能となっている。本実施形態では、釜14は水平に取り付けられている。この釜14は、下糸300を巻いたボビンを内部に収容する。
このミシン1において、針棒13の上下動によって、針12が上糸200を伴って縫製対象物100を貫通し、針12の上昇時に縫製対象物100と上糸200との摩擦に起因した上糸ループが形成される。そして、回転する釜14によって上糸ループが捕捉され、下糸300を繰り出したボビンが釜14の回転に伴って上糸ループをくぐることによって、上糸200と下糸300とが交絡し、縫い目が形成される。
針棒13と釜14は、共通のミシンモータ15を動力源として、各々の伝達機構を介して駆動する。針棒13には、水平に延びた上軸161がクランク機構162を介して連結されている。上軸161の回転をクランク機構162が直線運動に変換して針棒13に伝達することで、針棒13は上下動する。釜14には、水平に延びた下軸163が歯車機構164を介して連結されている。釜14が水平に設置されている場合、歯車機構164は、例えば軸角を90度とする円筒ウォームギアである。下軸163の回転を歯車機構164が90度変換して釜14に伝えることで、釜14は水平回転する。
上軸161には、所定の歯数を有するプーリ165が設けられている。また、下軸163には、上軸161のプーリ165と同数の歯数を有するプーリ166が設けられている。両プーリ165、166は、歯付きベルト167によって連結されている。ミシンモータ15の回転に伴って上軸161が回転すると、プーリ165と歯付きベルト167を介して下軸163が回転する。これによって、針棒13と釜14は同期して作動する。
(枠駆動装置)
図3に示すように、枠駆動装置2は、ミシン1に取り付け可能に付属し、又はミシン1に内蔵される。枠駆動装置2は、刺繍枠アーム25で刺繍枠26を保持し、刺繍枠26をX軸方向に移動させるXリニアスライダ21、また刺繍枠26をY軸方向に移動させるYリニアスライダ22を備える。X軸方向は、ベッド部11の長手方向であり、一般的にはユーザの左右方向、Y軸方向は、ベッド部11の幅方向であり、一般的にはユーザの前後方向である。
刺繍枠26は、内枠及び外枠からなり、縫製対象物100が載置された内枠に外枠を嵌め込むことで、縫製対象物100を内枠と外枠で狭持し、縫製対象物100を固定する。縫製対象物100は、枠駆動装置2によって固定平面方向に沿って水平移動可能にベッド部11の平面上に位置する。
(制御装置)
図4は、ミシン1の制御装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。刺繍枠26の水平移動は、ミシン1の制御装置3によって制御される。制御装置3は、所謂コンピュータと周辺コントローラにより構成される。制御装置3は、プロセッサ311、記憶部312、外部入出力装置315をバス316で接続して備える。また、制御装置3は、外部入出力装置315を介して画面表示装置321、タッチパネル322、ジョグキー323、ミシンモータコントローラ327、及び枠コントローラ328を備える。
記憶部312は、内部ストレージ及びワークエリアである。内部ストレージはプログラム及びデータを記憶する不揮発性メモリである。ワークエリアはプログラム及びデータが展開される揮発性メモリである。不揮発性メモリはハードディスク、SSD又はフラッシュメモリ等である。揮発性メモリはRAMである。この記憶部312は、縫製プログラム317及び縫製準備プログラム318と刺繍データ5を記憶している。
プロセッサ311は、CPUやMPUとも呼ばれ、縫製プログラム317及び縫製準備プログラム318に記述されたコードを解読及び実行する。実行結果として、プロセッサ311は、I/Oポート等の外部入出力装置315を通じて制御信号を出力する。また、プロセッサ311には、タッチパネル322及びジョグキー323からユーザ操作信号が入力される。
画面表示装置321は、表示コントローラ、描画メモリ、及び液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイを含み構成され、プロセッサ311が送信した表示データを文字や図形等のユーザが視認により理解可能な形式にレイアウトして表示する。タッチパネル322は、感圧式又は静電式の入力装置であり、タッチ位置を示す信号をプロセッサ311に送信する。
画面表示装置321とタッチパネル322は、重ね合わせて一体的に構成されて、画面表示機能とタッチ操作機能が一体となった操作画面324になっている。ジョグキー323は、上下左右の各方向別のボタン群であり、ユーザの操作に応じた信号をプロセッサ311に送信する物理的な入力装置であり、またはタッチパネル322内のアイコンキーであり、主に刺繍枠26の手動操作に用いられる。
ミシンモータコントローラ327は、ミシンモータ15と信号線で接続されている。このミシンモータコントローラ327は、プロセッサ311の制御信号に応答して、ミシンモータ15を制御信号が示す速度で回転させ、またはミシンモータ15を停止させる。
枠コントローラ328は、枠駆動装置2のX軸モータ23及びY軸モータ24と信号線で接続されている。X軸モータ23はXリニアスライダ21の駆動源であり、Y軸モータ24はYリニアスライダ22の駆動源である。枠コントローラ328は、プロセッサ311から受信した制御信号に応答して、X軸モータ23及びY軸モータ24を制御信号が示す移動量分だけ駆動させる。例えば、枠コントローラ328は、ステッピングモータであるX軸モータ23及びY軸モータ24に対して、制御信号に含まれる目標位置と速度に沿ったパルス信号を送出する。
図5は、縫製準備プログラム318を実行した制御装置3の構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御装置3は、画面制御部41と枠制御部42と刺繍データ変更部43を備える。更に、制御装置3は、画面制御部41と枠制御部42と刺繍データ変更部43に対する各種データの提供のため、刺繍データ記憶部45、刺繍イメージ生成部46、枠イメージ記憶部44及び関心点設定部47を備える。関心点設定部47は特徴点抽出部48とタッチ検出部49を備える。
(画面制御部)
画面制御部41は、主にプロセッサ311を含んで構成される。この画面制御部41は、操作画面324を制御する。画面制御部41は、刺繍枠26内に形成される刺繍模様を、刺繍枠26と刺繍模様の位置関係と共に、操作画面324上に再現する。
図6は操作画面324を示す模式図である。図6に示すように、操作画面324は枠イメージ61及び刺繍イメージ62を表示する。枠イメージ61は刺繍枠26の画像である。刺繍イメージ62は刺繍模様の画像である。刺繍イメージ62は、実際に縫製されたときの刺繍模様と刺繍枠26との位置関係をもって、刺繍枠26との位置関係及び大きさが再現されながら、枠イメージ61の枠内に描画される。枠イメージ61内には、刺繍イメージ62の位置把握支援のために十字補助線66が描画される。
枠イメージ記憶部44は記憶部312を含み構成される。この枠イメージ記憶部44は、枠イメージ61のデータを記憶する。画面制御部41は、枠イメージ記憶部44から枠イメージ61のデータを読み出し、画面表示装置321の描画メモリに書き込む。操作画面324は、描画メモリ内のピクセル情報に従って枠イメージ61を表示する。枠イメージ61と刺繍枠26とは形状が一致する。ミシン1側で刺繍枠26を認識し、又はユーザによる枠イメージ61の選択を受け付けることで、刺繍枠26に対応する画像データが読み出される。
刺繍イメージ62は、刺繍データ5から生成される。刺繍データ記憶部45は主に記憶部312で構成される。刺繍データ5は、この刺繍データ記憶部45に記憶されている。この刺繍データ5に従って主にプロセッサ311で構成される刺繍イメージ生成部46が刺繍イメージ62をレンダリングする。
レンダリング方法は概ね次の通りである。まず、図7に示すように、刺繍データ5には、縫い目の位置情報51が縫い順に整列している。位置情報51は、直前の縫い目を起点とした相対的な位置座標で示される。即ち、n番目(nは正の整数、n=1,2,3・・・)の縫い目の位置情報51は、n-1番目の縫い目からのX軸方向移動量とY軸方向移動量で表される。第1番目の縫い目を示す位置情報51は、原点からの移動量で表される。原点は例えば刺繍枠26の中心である。このように、刺繍データ5は、刺繍模様の形状及び大きさとともに、刺繍枠26に対する刺繍模様の位置の情報も含んでいる。
そして、刺繍イメージ生成部46は、ワークメモリに刺繍データ5を展開し、この刺繍データ5を絶対位置座標に変換する。縫い目の絶対座標は、その縫い目までの全位置情報51を加算して得られる。ここで、原点座標を(X0,Y0)とする。また第1番目の縫い目の位置情報51を(X1,Y1)とする。刺繍イメージ生成部46は、第1番目の縫い目の位置座標を(X0+X1,Y0+Y1)に変換する。また、第n番目の縫い目のX座標を、原点のX座標とn番目までの各X軸方向移動量の和に変換する。第n番目の縫い目のY座標を、原点のY座標とn番目までの各Y軸方向移動量の和に変換する。
更に、刺繍イメージ生成部46は、縫い目の絶対位置座標を刺繍枠26の座標系から操作画面324の座標系に変換する。画面制御部41は、操作画面324の座標系で表される刺繍イメージ62をビットマップにして描画メモリに書き込む。操作画面324は、描画メモリのピクセル情報に従って刺繍イメージ62を枠イメージ61の内部に表示する。
図6に示すように、操作画面324は特徴点マーカ63を更に表示する。特徴点マーカ63は、刺繍模様の特徴点を示す円等の図案である。特徴点とは、刺繍模様の位置を特定するシンボリックな点である。例えば、特徴点は、刺繍模様の最上端、最下端、最右端又は最左端である。これら特徴点は、主にプロセッサ311で構成される特徴点抽出部48によって抽出される。
特徴点抽出部48は、刺繍イメージ62の解析により特徴点を抽出する。上下方向の軸であるY軸方向の座標値が最も小さい縫い目は、最上端の特徴点である。また、左右方向の軸であるX軸方向の座標値が最も大きい縫い目は、最右端の特徴点である。特徴点抽出部48は、特徴点の位置座標を予約したメモリエリアに格納しておく。画面制御部41は、描画メモリ内の特徴点の位置に特徴点マーカ63を書き込む。操作画面324は、描画メモリ内のピクセル情報に従って特徴点マーカ63を刺繍イメージ62の特徴点上に表示する。
また、図6に示すように、操作画面324はユーザ指定点マーカ64を更に表示する。ユーザ指定点マーカ64は、ユーザが指定したポイントを示す円等の図案である。タッチ検出部49は、主にタッチパネル322とプロセッサ311により構成され、タッチ操作を検出し、タッチ位置を画面制御部41に通知する。画面制御部41は、通知されたタッチ位置にユーザ指定点マーカ64を表示させる。タッチ検出部49は、ユーザ指定点を操作画面324の座標系から刺繍枠26の座標系に変換し、予約したメモリエリアに格納しておく。
以上の特徴点マーカ63とユーザ指定点マーカ64で表される特徴点及びユーザ指定点は、ユーザの関心点である。特徴点は、ユーザの関心点となり得る候補として、特徴点抽出部48がユーザに先行して特定しておくものである。尚、ユーザ指定点は枠イメージ61内部に制限される。タッチ箇所が枠イメージ61内に限り、タッチ検出部49はユーザ指定点を画面制御部41に通知し、ユーザ指定点の位置を記憶させておく。
図8は、この画面制御部41による操作画面324の制御動作例を示すフローチャートである。最初に、画面制御部41は、枠イメージ61のイメージデータを読み出して操作画面324に表示させる(ステップS01)。次に、刺繍イメージ生成部46は、刺繍データ5から刺繍イメージ62のイメージデータを生成する(ステップS02)。画面制御部41は、生成された刺繍イメージ62を操作画面324に表示させる(ステップS03)。
特徴点抽出部48は、刺繍イメージ62から特徴点を抽出する(ステップS04)。画像制御部は、抽出された特徴点に特徴点マーカ63を表示させる(ステップS05)。更に、タッチ検出部49が枠イメージ61内のタッチを検出すると(ステップS06,Yes)、画面制御部41は、タッチ箇所にユーザ指定点マーカ64を表示させる(ステップS07)。
また、後述のように刺繍データ5が変更されると(ステップS08,Yes)、ステップS02に戻り、新たな刺繍イメージ62のイメージデータの生成(ステップS02)と、刺繍イメージ62の再表示(ステップS03)を行う。
(枠制御部)
枠制御部42は、主にプロセッサ311と枠コントローラ328を含み構成される。枠制御部42は刺繍枠26の移動を制御する。第1に、枠制御部42は、針12が関心点を指し示すまで、刺繍枠26を水平移動させる。針12による指示が実行される関心点は、操作画面324を用いてユーザが指定する。
図6に示すように、枠イメージ61の下方には、各特徴点マーカ63とユーザ指定点マーカ64で表される各関心点への枠移動ボタン65が配列されている。この枠移動ボタン65は、ユーザによる特徴点マーカ63又はユーザ指定点マーカ64の選択を受け付ける選択部であり、ユーザがタッチ操作により枠移動ボタン65の何れかを押下すると、枠制御部42は、押下された枠移動ボタン65が表す関心点に針12が位置するまで刺繍枠26を移動させる。即ち、枠制御部42は、ユーザが指定した関心点の座標値をX軸方向及びY軸方向の移動量とし、その移動量に合わせて刺繍枠26を移動させる。
また、第2に、枠制御部42は、ジョグキー323の操作に応答して刺繍枠26を移動させる。枠制御部42は、ジョグキー323から入力された操作方向と操作量を示す情報に合致させて、刺繍枠26を移動させる。例えば、上方向ボタンがn回押下されると、Y1×nミリメートルだけ、Y軸方向であって座標値が小さくなる方向に刺繍枠26を移動させる。右方向ボタンがm回押下されると、X1×mミリメートルだけ、X軸方向であって座標値が大きくなる方向に刺繍枠26を移動させる。また、上方向ボタンを押しっぱなしにすると、押し続けられた時間に比例する距離だけ、Y軸方向であって座標値が小さくなる方向に刺繍枠26を移動させる。
図9は、このような枠制御部42の枠制御動作を示すフローチャートである。まず、刺繍イメージ生成部46は、刺繍データ5を絶対座標の形式に変換し(ステップS11)、特徴点抽出部48は、絶対座標形式の刺繍データ5から特徴点を抽出する(ステップS12)。関心点設定部47は、この特徴点の座標を一時記憶しておく(ステップS13)。
タッチパネル322を用いて操作画面324に表示された特徴点への枠移動ボタン65が押下されると(ステップS14,Yes)、枠制御部42は、押下されたボタンが示す特徴点の座標に針12が位置するように、刺繍枠26を移動させる(ステップS15)。
タッチパネル322を用いてユーザ指定点が指示されると(ステップS16,Yes)、関心点設定部47はユーザ指定点の座標を一時的に記憶しておく(ステップS17)。そして、タッチパネル322を用いて操作画面324に表示されたユーザ指定点への枠移動ボタン65が押下されると(ステップS18,Yes)、ユーザ指定点の座標に針12が位置するように、刺繍枠26を移動させる(ステップS19)。
更に、ユーザがジョグキー323を操作すると(ステップS20,Yes)、ジョグキー323による操作方向及び操作量と同方向及び同量だけ、刺繍枠26を移動させる(ステップS21)。
(刺繍データ変更部)
刺繍データ変更部43は、プロセッサ311を含み構成される。この刺繍データ変更部43は、ジョグキー323の操作に従って刺繍データ5を加工する。針12で関心点を指し示すために刺繍枠26を移動させたことを第1条件とし、ジョグキー323の操作によって刺繍枠26が更に移動されたことを第2条件とする。刺繍データ変更部43は、この第1条件と第2条件が順番に成就すると、刺繍データ5を加工する。
加工内容は、ジョグキー323による手動操作の前後で針12が指し示した異なる2点間の位置の差に合わせて、刺繍データ5が表す刺繍模様の縫製位置をシフトさせる。ジョグキー323の操作前は、針12は特徴点又はユーザ指定点の関心点を指し示している。針12で指し示していた関心点と、ジョグキー323の操作後に針12が指し示したポイントとの差異が算出される。即ち、刺繍データ変更部43は、ジョグキー323の操作前後で刺繍枠26が移動したX軸方向の距離及びY軸方向の距離を算出する。単純にジョグキー323の操作量をカウントしてもよい。
そして、刺繍データ変更部43は、この差異を刺繍データ5に反映させる。典型的には、相対的に位置情報51を表す刺繍データ5に対して、刺繍データ変更部43は、第1番目の縫い目を示す位置情報51に当該差異を加算する。差異の加算先は、刺繍データ記憶部45の刺繍データ5である。従って、操作画面324上の刺繍イメージ62の位置も更新される。これにより、関心点からジョグキー323の操作によって外れた方向及び距離だけ、刺繍データ5もシフトされる。
図10は、刺繍データ変更部43による刺繍データ5の修正動作を示すフローチャートである。まず、タッチパネル322を用いて操作画面324に表示された関心点に対する枠移動ボタン65が押下されると(ステップS31,Yes)、この押下によってユーザが決定した関心点を針12が指し示すまで刺繍枠26が移動する(ステップS32)。
このステップS32の後、ユーザがジョグキー323を操作すると(ステップS33)、刺繍データ変更部43は、刺繍データ5に含まれる第1番目の縫い目の位置情報51を読み出し(ステップS34)、この位置情報51に、ジョグキー323の操作に応じて刺繍枠26が移動したX軸方向移動量とY軸方向移動量を加算する(ステップS35)。刺繍データ変更部43は、この新たな第1番目の縫い目の位置情報51で刺繍データ5の内容を更新する(ステップS36)。
(動作)
以上のミシン1の動作を具体的に説明する。図11の(a)に示すように、ミシン1の操作画面324は、枠イメージ61内に刺繍イメージ62を表示する。操作画面324は、刺繍データ5に従って縫製対象物100に実際に形成されたときの刺繍模様と刺繍枠26との位置関係をもって、刺繍イメージ62と枠イメージ61とを表示させる。そのため、ユーザは刺繍イメージ62と枠イメージ61とによって、刺繍枠26と刺繍データ5に従った実際の刺繍模様との位置関係が把握できる。
図11の(b)に示すように、特徴点の枠移動ボタン65が押下されると、刺繍枠26は、針12が其の特徴点を指し示すまで水平移動する。ユーザは、特徴点を指標にして、縫製対象物100上の刺繍模様の位置を理解できる。即ち、枠イメージ61と刺繍イメージ62を表示する操作画面324、また針12が特徴点を指し示すまで水平移動する刺繍枠26によって、縫製前から刺繍枠26、刺繍模様及び縫製対象物100の位置関係が把握される。
図11の(b)に示すように、アルファベットABCの文字列の刺繍データ5が刺繍データ記憶部45に格納されているものとする。また、最下端への枠移動ボタン65が押下されたものとする。これにより、アルファベットABCの文字列の最下端を針12が指し示すまで、刺繍枠26は移動する。このとき、縫製対象物100の刺繍枠26へのセッティングが適正でなかったため、アルファベットABCの文字列の最下端が縫製対象物100のポケットPに掛かっていることがわかる。ユーザは、刺繍データ5を修正するか、縫製対象物100を刺繍枠26にセットし直すかすればよい。
次に、例えば複数枚の葉が延びた茎に付く一輪の花の刺繍データ5が刺繍データ記憶部45に格納されているものとする。図12の(a)に示すように、操作画面324は、この花の刺繍イメージ62を表示する。ここで、ユーザは、既に縫製済みの蝶Bがこの花の下方に配置されるように、一輪の花の刺繍模様を配置したいと構想しているものとする。
この花の下方に存在する葉先が、ユーザによってタッチされてユーザ指定点マーカ64が表示された後、ユーザ指定点マーカ64で示されるユーザ指定点を関心点として確定する枠移動ボタン65が押下される。そうすると、図12の(b)に示すように、刺繍枠26は、刺繍データ5に従って縫製を実行したとき、花の下方に存在する葉先を針12が指し示すように水平移動する。これにより、ユーザは、葉先であるユーザ指定点と蝶Bの位置関係が把握できる。
ユーザは、一輪の花の下方に設定したユーザ指定点が既に縫製した蝶Bと離れていることがわかり、葉の先端に蝶Bが位置するよう、一輪の花を移動させたいと考えたものとする。図13の(c)に示すように、枠移動ボタン65の押下によって関心点が針12で指示された後、関心点を移動させたいポイントに針12が位置するまでジョグキー323を操作する。
そうすると、一輪の花の下方に蝶が位置するように、一輪の花の刺繍データ5が編集される。即ち、ジョグキー323の操作によって、針12が指し示す位置が、関心点である一輪の花の下方から蝶の間近に変化する。図13の(d)に示すように、この変化量のX軸方向成分Xj及びY軸方向成分Yjが、刺繍データ5の第1番目の縫い目の当初の位置情報51である(X1,Y1)に加算される。このとき、刺繍データ5が変更されたため、図13の(e)に示すように、操作画面324は、一輪の花の刺繍イメージ62をシフトして表示する。
また、図14の(a)に示すように、アルファベットABCの文字列の最下端を指標とする枠移動ボタン65が押下されたものとする。これにより、アルファベットABCの文字列の最下端を針12が指し示すまで、刺繍枠26は移動している。このとき、縫製対象物100の刺繍枠26へのセッティングが正確でなかったため、アルファベットABCの文字列の最下端が縫製対象物100のポケットに掛かっているものとする。
そこで、図14の(b)に示すように、ユーザはジョグキー323を操作して、針12がポケットの上縁を越えるまで刺繍枠26を移動させる。そうすると、アルファベットABCの文字列がポケットから外れて縫製されるように、刺繍データ5が変更される。即ち、図14の(c)に示すように、アルファベットABCの文字列の最下端から、ジョグキー323の操作後に針12が指し示した位置までのX軸方向及びY軸方向の移動量(0,Yd)が、刺繍データ5の第1番目の縫い目の位置情報51である(X1,Y1)に加算される。
このように、操作画面324とジョグキー323の操作だけで、関心点の指定と、関心点の移動先指定とが簡便に入力できる。そして、この入力に合わせて刺繍データ5をシフトさせるため、刺繍模様の位置合わせが簡便になる。
(効果)
以上のように、このミシン1は記憶部312と画面表示装置を備えるようにした。記憶部312は、刺繍枠26のイメージデータと刺繍データ5を記憶する。表示部は、刺繍データ5に従って実際に縫製されたときの刺繍模様と刺繍枠26との位置関係をもって、刺繍枠26のイメージ内に刺繍模様のイメージを表示する。これにより、刺繍枠26と刺繍模様の両イメージが実際に縫製された位置関係をもって表示されるため、ユーザは何らの想像をする必要なく、刺繍枠26と刺繍模様の位置関係を把握できる。
また、画面表示装置は、刺繍模様のイメージ上に特徴点を表示するようにした。更に、刺繍枠26は、ユーザによる特徴点の選択を契機に、特徴点に相当する刺繍枠26内のポイントを針12が指し示すまで、水平移動するようにした。これにより、操作画面324では提供できなかった、縫製対象物100と刺繍模様の位置関係も把握することができる。この特徴点は、刺繍模様の最左端、最右端、最上端及び最下端であるようにしてもよい。即ち、刺繍模様の位置及び大きさを把握し易いシンボリックな箇所であればよい。
ここで、刺繍模様の位置又は大きさを把握するためのユーザの関心点は、刺繍模様の位置又は大きさを把握する目的により変わり得る。他の刺繍模様又はポケット等の飾りとの位置関係を把握目的とする場合、刺繍模様の特徴点以外にユーザが独自の関心点を有する場合がある。
そこで、画面表示装置とタッチパネル322と合わせて、画面上のタッチ操作を受け付ける操作画面324としてミシン1に配置した。操作画面324は、刺繍枠26のイメージ内をタッチすることによる、ユーザの位置指定を受け付けるようにした。刺繍枠26は、操作画面324が受け付けたユーザ指定点を針12が指し示すまで、水平移動するようにした。これにより、ユーザ指定点の縫製対象物100上の位置が容易に把握できる。
また、このミシン1はジョグキー323と刺繍データ変更部43とを備えるようにした。ジョグキー323は刺繍枠26の手動操作を受け付ける。このジョグキー323を用いた手動操作により、手動操作前後で針12が指し示した異なる位置の2点が生じる。刺繍データ変更部43は、この2点間の位置の差に合わせて、刺繍データ5が表す刺繍模様の縫製位置がシフトするように、刺繍データ5を変更する。
ユーザが指定した関心点は、刺繍模様の位置がユーザ所望と適合しているかを把握するための指標となる。この関心点とユーザ所望の位置との差異を、ジョグキー324の操作に連動して自動的に刺繍データ5に反映するようにしたので、ユーザは刺繍模様の位置をユーザ所望に簡便に適合させることができる。
(他の実施形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ミシン
11 ベッド部
12 針
13 針棒
14 釜
15 ミシンモータ
161 上軸
162 クランク機構
163 下軸
164 歯車機構
165 プーリ
166 プーリ
167 歯付きベルト
17 立ち上がり部
18 アーム部
2 枠駆動装置
21 Xリニアスライダ
22 Yリニアスライダ
23 X軸モータ
24 Y軸モータ
25 刺繍枠アーム
26 刺繍枠
3 制御装置
311 プロセッサ
312 記憶部
315 外部入出力装置
316 バス
317 縫製プログラム
318 縫製準備プログラム
321 画面表示装置
322 タッチパネル
323 ジョグキー
324 操作画面
327 ミシンモータコントローラ
328 枠コントローラ
41 画面制御部
42 枠制御部
43 刺繍データ変更部
44 枠イメージ記憶部
45 刺繍データ記憶部
46 刺繍イメージ生成部
47 関心点設定部
48 特徴点抽出部
49 タッチ検出部
5 刺繍データ
51 位置情報
61 枠イメージ
62 刺繍イメージ
63 特徴点マーカ
64 ユーザ指定点マーカ
65 枠移動ボタン
66 十字補助線
100 縫製対象物
200 上糸
300 下糸

Claims (3)

  1. 縫製対象物に刺繍模様を縫製するミシンであって、
    枠面が延びる方向に沿って水平移動する刺繍枠と、
    糸を挿通させるための針を支持し、前記刺繍枠の枠内に向けて往復運動する針棒と、
    前記刺繍枠のイメージデータと前記刺繍模様の刺繍データを記憶する記憶部と、
    前記刺繍データに従って実際に縫製されたときの前記刺繍模様と前記刺繍枠との位置関係をもって、前記刺繍枠のイメージと、当該刺繍枠のイメージ内に前記刺繍模様のイメージと、ユーザが前記刺繍枠のイメージ内をタッチしたことによるユーザ指定点と、前記刺繍模様の位置及び大きさを把握し易いシンボリックな箇所である特徴点とを表示する表示部と、
    ユーザによる前記ユーザ指定点又は前記特徴点の選択を受け付ける選択部と、
    を備え、
    前記刺繍枠は、ユーザによる前記ユーザ指定点又は前記特徴点の選択を契機に、前記刺繍枠内の前記ユーザ指定点又は前記特徴点に相当する位置を前記針が指し示すまで、水平移動すること、
    を特徴とするミシン。
  2. 前記特徴点は、前記刺繍模様の最左端、最右端、最上端又は最下端であること、
    を特徴とする請求項記載のミシン。
  3. 前記特徴点を抽出する特徴点抽出部を備えること、
    を特徴とする請求項1又は2記載のミシン。
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