JP2006205753A - 車両用空調装置のコントロールパネル - Google Patents

車両用空調装置のコントロールパネル Download PDF

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Abstract

【課題】発光インジケータを削減して原価を安くできるコントールパネルの提供を図る。
【解決手段】 AUTOスイッチとACスイッチと吸込口切替スイッチとDEFスイッチの少なくとも1つの切替スイッチ65、66、67、68と、前記少なくとも1つの切替スイッチ65、66、67、68が近傍に配置されたディスプレー62と、前記ディスプレー62内で点灯自在に設けられ且つ前記少なくとも1つの切替スイッチ65、66、67、68を指し示す矢印マーク65M、66M、67M、68Mと、を備える。そのため、矢印マーク65M、66M、67M、68Mで切替スイッチ65、66、67、68のON・OFF状態を表示でき、従来のような切替スイッチの切替状態を表示するために発光インジケータを設ける必要がなくなり、製造コストを低減できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両用空調装置のコントロールパネルに関する。
車両用空調装置は、各種センサからの検出信号またはコントロールパネルからの入力信号に基づいて吸込口の切替制御、吹出口の切替制御、風量の制御、吹出温度の制御を行っている。
特許文献1に開示されるコントロールパネルは、ディスプレー、AUTOスイッチ、温度調整ダイヤル、ファンスイッチ、吹出口切替スイッチ、RECスイッチ、FREスイッチ、DEFスイッチ、ACスイッチ、OFFスイッチ、を備えている。
特開平2001−97027号公報
このような従来のコントロールパネルにおいて、各スイッチ(AUTOスイッチ、ファンスイッチ、吹出口切替スイッチ、RECスイッチ、FREスイッチ、DEFスイッチ、ACスイッチなど)ごとに、動作の状態(例えばON・OFF)を表すための発光インジケータ(発光ダイオードなど)を備えている。そのため、発光インジケータが多くなればなるほど、装置の原価が高くなってしまう。
以上のような問題点を解決するため、本発明は発光インジケータを削減して原価を安くできるコントールパネルの提供を目的とする。
請求項1に記載の車両用空調装置のコントロールパネルであって、オートモード運転とマニュアルモード運転とに切り替える切替スイッチと、クーラーとしてのエバポレータに冷媒を循環させるコンプレッサの運転・停止を切り換える切替スイッチと、内気循環と外気導入とを切り換える切替スイッチと、吹出口モードを他のモードからデフロスタモードに切り換える切替スイッチと、の少なくとも1つの切替スイッチと、前記少なくとも1つの切替スイッチの近傍が配置されたディスプレーと、前記ディスプレー内で点灯自在に設けられ且つ前記少なくとも1つの切替スイッチを指し示す矢印マークと、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用空調装置のコントロールパネルであって、前記少なくとも1つの切替スイッチまたは該切替スイッチよりも前記ディスプレー側の位置に、該切替スイッチのシンボルマークが設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用空調装置のコントロールパネルであって、前記ディスプレーが円形に設けられ、前記複数の切替スイッチが前記ディスプレーの周囲に放射状に設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ディスプレー内の矢印マークで切替スイッチのON・OFF状態を表示できる。これにより、従来のような発光インジケータを設ける必要がなくなり、製造コストを低減できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、シンボルマークにより切替スイッチの識別力が向上する。また、シンボルマークを切替スイッチ自身に設けていないため、複数の切替スイッチを同一形状にすることで該切替スイッチの部品の共用が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、デザイン性に優れ、商品価値の向上につながる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態の車両用空調装置の全体構成図である。車両用空調装置は、空調ユニット1と、空調ユニット1の動作を制御する制御部50と、コントロールパネル60と、を備えている。
空調ユニット
空調ユニット1は、車室内または車室外から空気を取り入れるインテークユニット2と、インテークユニット2からの空気を温度調整する温調ユニット3と、所望の温度に調整された空気を車室内に吹き出す通路ユニット4と、を備える。
インテークユニット2は、外気を取り入れる外気取入口9と、内気を取り入れる内気取入口8と、これら外気取入口9と内気取入口8とを開閉するインテークドア30と、ファン42と、を備える。ファン42が回転すると外気取入口9または内気取入口8からインテークユニット2内に空気が取り込まれて、後流側の温調ユニット3に送り出される。
温調ユニット3のケース内には、冷却用熱交換器としてのエバポレータ5と、加熱用熱交換器としてヒータコア7と、温度調整手段としてのエアミックスドア34と、が配置されている。
エバポレータ5は、冷凍サイクルの一構成要素であり、内部を循環する冷媒の気化熱により外部を流れる空気を冷却するクーラーである。一方、ヒータコア7は、内部に高温のエンジン冷却水が循環して外部を流れる空気を加熱するヒータである。エアミックスドア34は、開度調整によってヒータコア7を通過する空気量(温風量)と、ヒータコア7を迂回する空気量(冷風量)と、の配風比を調整することで、後流で混合される空気を所望の温度に調整する。
通路ユニット4には、乗員上半身に向けて空気を吹き出すベント吹出口17と、車両のフロントウインドウに向けて空気を吹き出すデフロ吹出口19と、乗員足下に向けて空気を吹き出すフット吹出口15と、が設けられている。各吹出口15、17、19には、各吹出口の吹出風量を調整して所望の吹出口モードにするモードドア(ベントドア38、フットドア38、デフドア38)が設けられている。
このように構成された空調ユニット1は、制御部50によって制御される。
制御部
図2は車両用空調装置の制御系のブロック図である。
図1、2に示すように制御部50の入力側には、吹出温度や風量などを設定するため各種の指令を出力するコントロールパネル60と、各センサ22、24、26、28と、が接続されている。内気センサ22は車室内の空気温度を検出するもので、外気センサ24は車室外の空気温度を検出するもので、日射センサ26は車外の日射量を検出するもので、冷風温度センサ28はエバポレータ5を通過した直後の空気の温度を検出するものである。
一方、制御部50の出力側には、インテークドア32のインテークドアアクチュエータ32と、ミックスドア34のエアミックスドアアクチュエータ36と、モードドア38のドアアクチュエータ40と、ブロアファン42のコントロールアンプ44と、コンプレッサ46のクラッチ48と、が接続されている。なお、インテークドアアクチュエータ32は吸入する内気と外気の割合を調節するインテークドア30を回動させ、エアミックスドアアクチュエータ36は冷風と温風の混合割合を調節するエアミックスドア34を回動させ、ドアアクチュエータ40は、各ドア38を回動させ、ファンコントロールアンプ44はファン42の印加電圧を制御し、クラッチ48は冷凍サイクルのコンプレッサ46を運転または停止とすることで同冷凍サイクル内のエバポレータ5に冷媒を循環させるか否かを切り替えるものである。
制御部50は、コントロールパネル60のからの指令信号およびセンサ22〜28の検出信号に基づき、空調ユニット1を制御するとともに後述するコントロールパネル60のディスプレー62(図4参照)を表示内容を制御する。
ここで、空調装置の運転には、大別してオートモード運転とマニュアルモード運転とがある。オートモード運転では、コントロールパネル60で一度好みの温度に設定すれば常に該設定温度になるように、内気センサ22および外気センサ24および日射センサ26などの検出信号に基づいて制御部50がアクチュエータ32、36、40、アンプ44、クラッチ48を自動制御する。つまり、オートモード運転では吸込口(内外気切替)、吹出温度、吹出口、風量、コンプレッサ46の運転・停止を自動制御する。一方、マニュアルモード運転では、制御部50は手動で選択された任意の設定値(吸込口、吹出温度、吹出口、風量、コンプレッサ46の運転・停止)に固定したまま一定の状態で運転する。
コントロールパネル
次に、コントロールパネル60について図3を参照しつつ説明する。図3はディスプレーが消灯した状態でのコントロールパネル60を正面図である。なお、図4はディスプレーの中央部のメイン表示部および矢印マークが点灯した状態でのコントロールパネル60の正面図である。
まず、コントロールパネル60の形状について構造について説明する。図3に示すようにコントロールパネル60は、パネル本体61と、パネル本体61の裏側に固定された図示せぬ基板と、パネル本体61または基板に装着されたディスプレー62およびその外枠(印刷パネル)63とおよびダイヤル64および各種スイッチ65〜68と、を備える。
図3に示すようにパネル本体61の外縁は正面視で正方形に形成され、このパネル本体61内にディスプレー62および印刷パネル63とダイヤル64とスイッチ65〜68がはめ込まれている。ディスプレー62および印刷パネル63は真円形である。このディスプレー62および印刷パネル63は、これらと同心円の環状形に形成されたダイヤル64内にはめ込まれている。ダイヤル64の外周側には4つの切替スイッチ65〜68が周方向に等間隔で放射状に配置されている。印刷パネル63(ディスプレー62より外周側で且つ切替スイッチ65〜68より内周側の部分)の表面には、各切替スイッチ65、66、67、68に近接する位置にシンボルマーク65S、66S、67S、68Sが設けられている。このシンボルマーク65S、66S、67S、68Sは、対応する切替スイッチ65、66、67、68の何れか一方の切替状態を表す。
次に、コントロールパネル60の各構成要素62、64、65〜68を図4〜12を参照しつつより詳しく説明する。なお、図9〜12では表示パネル62中央のメイン表示部の表示内容は省略して図示してある。
ディスプレー(図4、5)
ディスプレー62は、通常は図5aに示す如く空調装置の現在の運転状態を表示し(この例では吹出温度と風量を表示し)、設定変更する際には図5bに示すように変更画面を表示するものである。
例えば、吹出温度を変更する際には図5bに示すように吹出温度の変更画面を表示し、吹出モードを変更する際には図5bに示すように吹出口の変更画面を表示し、風量を変更する際には図5bに示すように風量の変更画面を表示する。また、図4に示すようにディスプレー62の外周部には、各切替スイッチ65〜68のシンボルマーク65S〜68Sを指し示す矢印マーク65M〜68Mが点灯自在となっている。なお、AUTOスイッチ65に対応するシンボルマーク65は“AUTO”という標記であり、ACスイッチ66に対応するシンボルマーク66Sは“A/C”という標記であり、吸込口切替スイッチ67に対応するシンボルマーク67Sは内気循環(REC)を意味する標識記号(象形記号)であり、DEFスイッチ68に対応するシンボルマーク68Sは曇り晴らし(デフロスト)を意味す標識記号(象形記号)である。
AUTOスイッチ(図9)
AUTOスイッチ65は、オートモード運転とマニュアルモード運転とを切り替えるスイッチである。
例えば図9aに示すようにオートモード運転中にAUTOスイッチ65を押すと、図9a→図9bのようにAUTOスイッチ65のシンボルマーク65Sを指し示す矢印マーク65Mが消灯して、マニュアルモード運転に切り替わる。また図9bに示すようにマニュアルモード運転中にAUTOスイッチ65を押すと、図9b→図9aのようにAUTOスイッチ65のシンボルマーク65Sを指し示す矢印マーク65Mが点灯して、オートモード運転に切り替わる。
なお、この実施形態ではAUTOスイッチ65は電源スイッチの役割も果たしており、空調装置の停止状態でAUTOスイッチ65を2秒以上押すと空調装置がオートモードで起動し、また空調装置の運転状態(オートモード運転またはマニュアルモード運転)でAUTOスイッチ65を2秒以上押すと空調装置が停止する。
ACスイッチ(図10)
ACスイッチ66はコンプレッサ46を運転・停止すべくコンプレッサ46のマグネットクラッチ48をON・OFFするスイッチである。
例えば図10aに示すようにACスイッチのシンボルマーク66Sを指し示す矢印マーク66Mが点灯している状態(コンプレッサ46が駆動している状態)でACスイッチ66を押すと、図10a→図10bのように矢印マーク66Mが消灯し、コンプレッサ46が停止する。また、図10bに示すように矢印マーク66Mが消灯している状態(コンプレッサ46が停止している状態)でACスイッチ66を押すと、図10b→図10aのように矢印マーク66Mが点灯し、コンプレッサ46が駆動する。なお、オートモード運転中にACスイッチ66を押すと、コンプレッサ46が停止するとともにマニュアルモード運転になる。再びACスイッチ66を押すと、コンプレッサ46作動するとともにオートモード運転となる。一方、マニュアルモード運転中にACスイッチを押するとマニュアルモードのままコンプレッサ46の運転・停止が切り替わる。
吸込口切替スイッチ(図11)
吸込口切替スイッチ67は内気循環(REC)または外気導入(RFE)を選択するスイッチである。
例えば図10aに示すように吸込口切替スイッチ67のシンボルマーク67Sを指し示す矢印マーク67Mが点灯している状態(内気循環モード)で吸込口切替スイッチ67を押すと、図10a→図10bのように矢印マーク67Mが消灯するとともにインテークドア30により外気導入(RFE)に固定される。逆に、図10bに示すように矢印マーク67Mが消灯している状態(外気導入モード)で吸込口切替スイッチ67を押すと、図10b→図10aのように矢印マーク67Mが点灯するとともにインテークドア30により内気循環(RFE)に固定される。なお、オートモード運転中は吸込口の切り替えは自動制御されているが、オートモード運転中に吸込口切替スイッチ67を押すと、インテークドア30の自動制御は解除されてインテークドア30が内気循環位置または外気導入位置に固定されたまま、インテークドア以外(エアミックスドア34、モードドア38、ファン42、コンプレッサ46)が自動制御される。セミオートモード運転中に吸込口切替スイッチ67を2秒以上押すと、矢印マーク67Sが2回点滅してオートモード運転(自動制御)に切り替わる。
DEFスイッチ(図12)
DEFスイッチ68は吹出モードを強制的にデフロスタ吹出モードに切り替えるスイッチである。
例えば図12bに示すようにオートモード運転中にDEFスイッチ68を押すと、図12b→図12aのようにAUTOスイッチのシンボルマーク65Sを指し示す矢印マーク65Mが消灯し且つDEFスイッチのシンボルマーク68Sを指し示す矢印マーク68Mが点灯し、フロントウインドウの曇り晴らしが最優先されるデフロスタ吹出モードとなる。また、オートモード運転中と同様にマニュアルモード運転中にDEFスイッチ68を押すと、DEFスイッチのシンボルマーク68Sを指し示す矢印マーク68Mが点灯し、フロントウインドウの曇り晴らしが最優先されるデフロスタ吹出モードとなる。なお、デフロスタ吹出モードでは基本的に吹出口うちデフロスタ吹出口17のみが開き、吸込口うち外気導入口9に固定され、コンプレッサ46が駆動する。
そして図12aに示すように再度DEFスイッチ68を押すと、図12b→図12aのようにDEFスイッチ68を押す前の状態に戻る。また、DEFスイッチ68は、AUTOスイッチ65と同様に電源スイッチの役割も果たしており、空調装置の運転停止状態でDEFスイッチ68を2秒以上押すと空調装置がデフロスタ吹出モードで起動する。
ダイヤル(図4〜図8)
ダイヤル64は、回転操作および押圧操作が自在に配置されており、吹出温度、吹出口、風量、の3つの設定を変更するものである。具体的にはダイヤル64は押圧操作により図5bに示すように変更対象(吹出温度、吹出口、風量の何れか)を選択したのち、この変更対象(吹出温度、吹出口、風量の何れか)の状態を図6または図7または図8に示すように回転操作により調整できる。なお、この実施形態ではディスプレー62を押釦するとダイヤル64も一体的に押釦される。
例えば吹出温度の設定変更を行なう際には、まず図5aに示す通常画面でディスプレー62(またはダイヤル64)を一回押してディスプレー62を吹出温度の変更画面に切り替える。次に、ダイヤル64の回転操作で吹出温度を変更する。具体的には、図6に示すようにダイヤル64を左右に回転操作することで、吹出温度を所定割合(この例では0.5℃づつ)で変更する。なお、オートモードでもマニュアルモードでも吹出温度の設定変更によりモードが切り替わらない。
吹出口(15、17、19)の設定変更を行う際には、まず図5aに示す通常画面でディスプレー62(またはダイヤル64)を2回押して、ディスプレー62を吹出口の変更画面に切替える。次に、ダイヤル64の回転操作で吹出口を変更する。具体的には、図7に示すようにダイヤル64を左右に回転操作することで、所定割合(一目盛づつ)で風量を変更する。なお、オートモード運転中に吹出口(15、17、19)の設定変更を行うとオートモード運転からマニュアルモード運転に切り替わり、AUTOスイッチ65のシンボルマーク65Sを指し示す矢印マーク65Mは消灯する。
風量の設定変更を行なう際には、まず図5aに示す通常画面でディスプレー62(またはダイヤル64)を3回押してディスプレー62を風量の変更画面に切替える。次に、ダイヤル64の回転操作で風量を変更する。具体的には、図8に示すようにダイヤル64を左右に回転させることで、所定割合(一目盛づつ)で風量を変更する。なお、オートモード運転中に風量の設定変更を行うとオートモード運転からマニュアルモード運転に切り替わり、AUTOスイッチ65のシンボルマーク65Sを指し示す矢印マーク65Mは消灯する。
次に、この実施形態の効果を説明する。
第1に、この実施形態のコントロールパネル60は、AUTOスイッチとACスイッチと吸込口切替スイッチとDEFスイッチの少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)と、前記少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)の近傍に配置されたディスプレー(62)と、前記ディスプレー(62)内で点灯自在に設けられ且つ前記少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)を指し示す矢印マーク(65Mまたは66Mまたは67Mまたは68M)を備えることを特徴とする。そのため、矢印マーク(65Mまたは66Mまたは67Mまたは68M)で切替スイッチ(65または66または67または68)のON・OFF状態を表示できる。これにより、従来(例えば特開2001−97027号図3参照)のような発光インジケータ(発光ダイオードなど)を設ける必要がなくなり、製造コストを低減できる。
第2に、この実施形態のコントロールパネル60は、切替スイッチ65〜68のシンボルマーク65S〜68Sが設けられている。そのため、シンボルマーク65S〜68Sにより切替スイッチ65〜68の識別力が向上する。
また、シンボルマークを切替スイッチ自身に設けていないため、同一形状の複数の切替スイッチ66〜68の部品の共用が可能となる。
第3に、ディスプレー62が円形に設けられ、前記複数の切替スイッチ65〜68がディスプレー62の周囲に放射状に設けられている。そのため、従来のコントロールパネルに比べ斬新なデザインとなり、商品価値が向上する。
第4に、回転操作が自在に配置され且つ複数の変更対象(この例では吹出温度、風量、吹出口の3つの変更対象)のうち選択された1つの変更対象の状態を回転操作によって変更するダイヤル64を備える。そのため、階層操作が必要な複数の変更対象を操作するために、別々にダイヤルを設けずに1つのダイヤル64を共用できる。これにより、コントロールパネル60が小型化する。
第5に、この実施形態のコントロールパネル60は、回転操作および押圧操作が自在に設けられ、押圧操作により複数の変更対象(この例では吹出温度、風量、吹出口の3つの変更対象うち1つの変更対象を選択し且つ該選択された1つの変更対象の状態を回転操作により変更するダイヤル64(図5および図6または図7または図8)を備える。つまり「変更対象を選択する選択ボタン」の機能をダイヤル64が兼ねる。そのため、上記第1の効果の効果に加え「変更対象を選択する選択ボタン」をダイヤル64とは別途に設ける必要がないため、さらにコントロールパネル60を小型化できる。
第6に、この実施形態では、前記複数の変更対象には、送風量、吹出温度、吹出口、の3つが含まれる。そのため、一般に3段階以上の階層操作が必要な全ての変更対象(吹出温度、風量、吹出口)を1つのダイヤル64でまとて操作できるため、最もコンパクトな構造にできる。
第7に、この実施形態のコントロールパネル64では、前記複数の変更対象(この例では吹出温度、風量、吹出口の3つの変更対象)のうちから選択された1つの変更対象の状態を表示するとともに前記ダイヤル64による設定変更を表示するディスプレー62を備え(図5〜8参照)、ダイヤル64の内周側にディスプレー62が配置されている。そのため、ダイヤル64のサイズを小さくし過ぎずに人の手の大きさに合わせたサイズに確保しつつも装置全体をコンパクト化できる。
第8に、この実施形態のコントロールパネル60では、ディスプレー62が真円形であり且つダイヤル64がディスプレー62と同心円の環状形である。そのため、最も無駄のないレイアウトにできる。
以上の述べたように、本発明では、少なくとも1つの切替スイッチが近傍に配置されたディスプレーと、前記ディスプレー内で点灯自在に設けられ且つ前記少なくとも1つの切替スイッチを指し示す矢印マークと、を備える。そのため、ディスプレー内の矢印マークで切替スイッチのON・OFF状態を表示できる。結果、従来のような発光インジケータを設ける必要がなくなり、製造コストを低減できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
例えば、上述の実施形態のコントロールパネル60では、ディスプレー62が真円形でこのディスプレー62の周囲に切替スイッチ65〜68は等間隔に放射状に設けられているが、本発明では、ディスプレー内で点灯する矢印マークを利用したものであれば、図13に示す第2実施形態のコントロールパネル70のように方形のディスプレー62の近傍に切替スイッチ65〜68を配置したものであってもよい。
また、ディスプレーの種類は液晶ディスプレー(LCD)や蛍光表示管ディスプレー(VFD)などの種類は問わない。
また上述の実施形態では、ダイヤルが変更対象を選択する選択ボタンの機能を兼ねているが、ダイヤルとは別途、変更対象を選択する選択ボタンを設けてもよい。例えばダイヤルをプッシュボタン式ではなくディスプレーをプッシュボタン式にして、このプッシュボタン式ディスプレーを変更対象を選択する選択ボタンとして構成してもよいし、また、ダイヤルの外側に選択ボタンを別途設けてもよい。
また、上述の実施形態では、ダイヤルはディスプレーと同心円の環状形であるが、ディスプレーおよびダイヤルは楕円や角形などであってもよいし、また、ダイヤル内にディスプレーが配置されてなくてもよい。
また上述の実施形態では、ディスプレーの通常画面の表示は吹出温度と風量とのみを表示しているが、吹出温度および風量および吹出口を表示してもよい。
また上述の実施形態では、シンボルマークは切替スイッチの内周側に設けられているが本発明ではシンボルマークは切替スイッチ自身に設けられていてもよい。
車両用空調装置の全体構成図。 同車両用空調装置の制御系のブロック図。 同車両用空調装置の停止時のコントロールパネルの正面図。 同車両用空調装置の運転時のコントロールパネルの正面図。 同車両用空調装置のコントロールパネルのディスプレーのメイン表示部の図であって、図5aは通常画面を示す図、図5bは変更画面を示す図。 同車両用空調装置の温度の変更画面を示す図。 同車両用空調装置の風量の変更画面を示す図。 同車両用空調装置の吹出口の変更画面を示す図。 同車両用空調装置のコントロールパネルの正面図であって、AUTOスイッチとシンボルマークおよび矢印マークの関係を示す図。 同車両用空調装置のコントロールパネルの正面図であって、ACスイッチとシンボルマークおよび矢印マークの関係を示す図。 同車両用空調装置のコントロールパネルの正面図であって、吸込口切替スイッチとシンボルマークおよび矢印マークの関係を示す図。 同車両用空調装置のコントロールパネルの正面図であって、DEFスイッチとシンボルマークおよび矢印マークの関係を示す図。 第2実施形態の車両用空調装置のコントロールパネルの正面図。
符号の説明
60…コントロールパネル
62…液晶ディスプレー(ディスプレー)
63…印刷パネル(ディスプレーの外枠)
65…AUTOスイッチ(切替スイッチ)
65S…AUTOスイッチのシンボルマーク
65M…矢印マーク
66…ACスイッチ(切替スイッチ)
66S…ACスイッチのシンボルマーク
66M…矢印マーク
67…吸込口切替スイッチ(切替スイッチ)
67S…吸込口切替スイッチのシンボルマーク
66M…矢印マーク
68…DEFスイッチ(切替スイッチ)
68S…DEFスイッチのシンボルマーク
68M…矢印マーク

Claims (3)

  1. 車両用空調装置のコントロールパネル(60)であって、
    オートモード運転とマニュアルモード運転とに切り替える切替スイッチ(65)と、クーラーとしてのエバポレータ(5)に冷媒を循環させるコンプレッサ(46)の運転・停止を切り換える切替スイッチ(66)と、内気循環と外気導入とを切り換える切替スイッチ(67)と、吹出口モードを他のモードからデフロスタモードに切り換える切替スイッチ(68)と、の少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)と、
    前記少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)が近傍に配置されたディスプレー(62)と、
    前記ディスプレー(62)内で点灯自在に設けられ且つ前記少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)を指し示す矢印マーク(65Mまたは66Mまたは67Mまたは68M)と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置のコントロールパネル(60)。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置のコントロールパネル(60)であって、
    前記少なくとも1つの切替スイッチ(65または66または67または68)または該切替スイッチ(65または66または67または68)よりも前記ディスプレー(62)側の位置(63)に、該切替スイッチ(65または66または67または68)のシンボルマーク(65Sまたは66Sまたは67Sまたは68S)が設けられていることを特徴とする車両用空調装置のコントロールパネル(60)。
  3. 請求項2に記載の車両用空調装置のコントロールパネル(60)であって、
    前記ディスプレー(62)が円形に設けられ、
    前記複数の切替スイッチ(65または66または67または68)が前記ディスプレー(62)の周囲に放射状に設けられていることを特徴とする車両用空調装置のコントロールパネル(60)。
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