JP2001163033A - 空調装置用操作装置 - Google Patents

空調装置用操作装置

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JP2001163033A
JP2001163033A JP34911799A JP34911799A JP2001163033A JP 2001163033 A JP2001163033 A JP 2001163033A JP 34911799 A JP34911799 A JP 34911799A JP 34911799 A JP34911799 A JP 34911799A JP 2001163033 A JP2001163033 A JP 2001163033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の機能の数にあわせて、ダイヤル式
スイッチの内側に複数の押動式スイッチを設けてなる操
作装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 シーソースイッチ20bはダイヤル式温
調スイッチ20a内に同軸的にかつ傾動可能に組み付け
られている。温調スイッチ20aは、その回動量に応じ
て、当該自動車の車室内の設定温度を調整する出力を発
生する。シーソースイッチ20bはシーソー壁21にて
三角印押動部21a乃至21dのいずれかの押動により
傾動してスイッチS1乃至S4のいずれかを閉成し、吹
き出しモードや風量の調整出力を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置に採用さ
れる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の操作装置としては、特開
平8−207622号公報にて示すような車両用空調装
置に採用される操作パネルがある。この操作パネルで
は、複数の操作スイッチが、空調装置の吹き出しモー
ド、設定温度や風量等の各種機能別に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記操作パネ
ルのように、空調装置の機能別に操作スイッチを複数設
けると、操作パネルにおける各操作スイッチの配設スペ
ースが多くなるという不具合が生ずる。
【0004】これに対しては、特開平11−18555
8号公報にて示すような車両の空調装置用スイッチ装置
が提案されている。このスイッチ装置では、ダイヤル式
スイッチの内側に単一の押動式スイッチを配設して、ス
イッチの配設スペースの減少を確保するようにしてい
る。
【0005】しかし、このようにダイヤル式スイッチの
内側に配設する押動式スイッチが単一では、空調装置に
必要とされる機能の数に対しては不足し不便である。
【0006】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、空調装置の機能の数にあわせて、ダイヤル
式スイッチの内側に複数の押動式スイッチを設けてなる
操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明では、空調装置に設けられて
この空調装置の機能を調整するために操作される操作装
置は、空調装置の少なくとも一機能の調整を行うために
回動操作されるダイヤル式スイッチ(20a)と、この
ダイヤル式スイッチ内に設けられて空調装置の他の複数
の機能を調整するために押動操作される押動式スイッチ
(20b、S1乃至S4)とを備えることを特徴とす
る。
【0008】このように、ダイヤルスイッチ内に押動式
スイッチを設けて、ダイヤル式スイッチで空調装置の少
なくとも一機能の調整を行い、押動式スイッチで空調装
置の他の複数の機能の調整を行うので、空調装置の多く
の機能に対する調整機能を果たす各スイッチをコンパク
トにまとめることができ、操作装置のスイッチの配設ス
ペースが減少し得る。その結果、空調装置の機能の数に
あった操作装置をコンパクトな構成にて提供できる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、ダイヤル式スイッチはその回動操作
により設定温度を調整し、押動式スイッチは、その押動
操作により、風量、吹き出しモード等の機能を調整する
ことを特徴とする。
【0010】これにより、空調装置の主たる機能である
設定温度、風量、吹き出しモードの調整にあたり請求項
1に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1又は2に記載の発明において、押動式スイッチは、他
の複数の機能に対応する押動部(21a乃至21d、2
6a乃至26d、28a、28b)を有するシーソー壁
(21)を備えてなるシーソースイッチであって、各押
動部は、その表面にて、他の複数の機能の各々に対応し
て異なる色を呈することを特徴とする。
【0012】これにより、空調装置の他の複数の機能の
各々をシーソースイッチの各押動部の表面の色の違いに
より明確に識別して視認し得るので、どの押動部が空調
装置のどの機能に対応するかを容易にかつ正確に判断す
ることができ、その結果、請求項1又は2に記載の発明
の作用効果をより一層向上できる。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1及び図2は本発明に係る自動車用空調
装置の操作装置の一実施形態を示している。当該操作装
置は、操作パネル10と、この操作パネル10に配設し
たスイッチ装置20及び液晶パネル30と、電気回路4
0とにより構成されている。
【0016】操作パネル10は、当該自動車の車室内に
てインストルメントパネルの左右方向中央部に配設され
ている。スイッチ装置20は、円環状のダイヤル式温調
スイッチ20aと、円筒状押動式シーソースイッチ20
bとを備えている。ダイヤル式温調スイッチ20aは、
回動可能に操作パネル10に設けられており、当該ダイ
ヤル式温調スイッチ20aは、図1に図示時計方向又は
反時計方向への回動量に応じて、当該自動車の車室内の
設定温度を上昇又は低下させる出力を発生する。
【0017】シーソースイッチ20bは、ダイヤル式温
調スイッチ20a内に同軸的にかつ傾動可能に組み付け
られている。このシーソースイッチ20bは、シーソー
壁21を有しており、このシーソー壁21の外周部に
は、4個の三角印21a乃至21dが等角度間隔にて印
刷形成されている。以下、シーソー壁21の外周部のう
ち各三角印21a乃至21dを形成した部分をそれぞれ
三角印押動部21a乃至21dという。
【0018】そして、シーソースイッチ20bは、シー
ソー壁21にて、三角印押動部21aを繰り返し押動さ
れて傾動し常開型モード切り換えスイッチS1を繰り返
し閉成し、この閉成毎に空調装置の吹き出しモードをベ
ントモード、バイレベルモード及びデフロスタモードに
順次切り換えるための出力を発生する。また、シーソー
スイッチ20bは、シーソー壁21にて、三角印押動部
21bを繰り返し押動されて傾動し常開型モード切り換
えスイッチS2を繰り返し閉成し、この閉成ごとに空調
装置の吹き出しモードをデフロスタモード、バイレベル
モード及びベントモードに順次切り換えるための出力を
発生する。
【0019】また、シーソースイッチ20bは、シーソ
ー壁21にて、三角印押動部21cを繰り返し押されて
傾動して常開型モード切り換えスイッチS3を繰り返し
閉成し、この閉成ごとに空調装置の吹き出し口から車室
内への吹き出し風量を増大させるための出力を発生す
る。また、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21
にて、三角印押動部21dを繰り返し押されて傾動し常
開型モード切り換えスイッチS4を繰り返し閉成し、こ
の閉成ごとに空調装置の吹き出し口から車室内への吹き
出し風量を減少させるための出力を発生する。
【0020】また、シーソー壁21の中央には、吹き出
しモードの切り換えを表すMODEの文字21e及び風
量切り換えを表すマーク21fが印刷形成されている。
本第1実施形態では、シーソースイッチ20bは透明材
料により形成されており、このシーソースイッチ20b
のうち少なくともシーソー壁21の表面は、各三角印2
1a乃至21d、文字21e及びマーク21fを除き黒
色印刷されている。従って、各三角印21a乃至21
d、文字21e及びマーク21fの各輪郭の内側は透明
となっている。
【0021】また、シーソースイッチ20bは、両モー
ド切り換えランプ22a、22bと、風量増大ランプ2
3a及び風量減少ランプ23bと、モード設定ランプ2
4と、送風ランプ25とを備えている。モード切り換え
ランプ22aは、シーソースイッチ20b内にてシーソ
ー壁21の裏面のうち文字21aに対応する位置にて操
作パネル10上に配設されており、このモード切り換え
ランプ22aは、その点灯により、白色光をシーソー壁
21のうちマーク21aに対応する部分を透過させる。
これにより、マーク21aは白色にて光る。
【0022】モード切り換えランプ22bは、シーソー
スイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字
21bに対応する位置にて操作パネル10上に配設され
ており、このモード切り換えランプ22bは、その点灯
により、白色光をシーソー壁21のうちマーク21bに
対応する部分を透過させる。これにより、マーク21b
は白色にて光る。
【0023】風量増大ランプ23aは、シーソースイッ
チ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21c
に対応する位置にて操作パネル10上に配設されてお
り、この風量増大ランプ23aは、その点灯により、黄
色光をシーソー壁21のうちマーク21cに対応する部
分を透過させる。これにより、マーク21cは黄色にて
光る。風量増大ランプ23bは、シーソースイッチ20
b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21dに対応
する位置にて操作パネル10上に配設されており、この
風量増大ランプ23bは、その点灯により、黄色光をシ
ーソー壁21のうちマーク21dに対応する部分を透過
させる。これにより、マーク21dは黄色にて光る。
【0024】モード設定ランプ24及び送風ランプ25
は、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏
面側のうち文字21e及びマーク21fにそれぞれ対応
する位置にて操作パネル10上に配設されている。モー
ド設定ランプ24は、その点灯により、白色光をシーソ
ー壁21のうちマーク21eに対応する部分を透過させ
る。これにより、文字21eは白色で光る。また、送風
ランプ25は、その点灯により、黄色光をシーソー壁2
1のうちマーク21fに対応する部分を透過させる。こ
れにより、マーク21fは黄色で光る。
【0025】液晶パネル30は、制御回路41による制
御のもと、駆動回路42により駆動されて、吹き出しモ
ード、設定温度や風量表示を行う。
【0026】電気回路40は、図2にて示すごとく、上
述した両モード切り換えスイッチS1、S2、温調スイ
ッチ20a、風量増大スイッチS3及び風量減少スイッ
チS4と、制御回路41と、上記駆動回路42とを備え
ている。
【0027】モード切り換えスイッチS1はシーソー壁
21の三角印押動部21aの押動により閉成し、モード
切り換えスイッチS2はシーソー壁21の三角印押動部
21bの押動により閉成し、風量増大スイッチS3はシ
ーソー壁21の三角印押動部21cの押動により閉成
し、風量減少スイッチS4はシーソー壁21の三角印押
動部21dの押動により閉成するように構成されてい
る。
【0028】制御回路41はマイクロコンピュータを主
たる構成要素として有するもので、この制御回路41
は、図示しないフローチャートに基づくコンピュータプ
ログラムの実行により、両モード切り換えスイッチS
1、S2、温調スイッチ20a、風量増大スイッチS3
及び風量減少スイッチS4の各出力に基づき両モード切
り換えランプ22a、22b、風量増大ランプ23a、
風量減少ランプ23b、モード設定ランプ24、送風ラ
ンプ25及び駆動回路42の駆動制御処理を行う。
【0029】このように構成した本第1実施形態におい
て、空調装置の作動状態において、温調スイッチ20a
を図1にて図示時計方向又は反時計方向に回動すると、
この温調スイッチ20aはその時計方向又は反時計方向
への回動に応じて車室内の設定温度を上昇或いは低下さ
せるための出力を発生する。
【0030】また、シーソースイッチ20bが、シーソ
ー壁21の三角印押動部21a、21b、21c或いは
21dにて、押動されると、モード切り換えスイッチS
1、モード切り換えスイッチS2、風量増大スイッチS
3或いは風量減少スイッチS4が閉成されて出力を発生
する。なお、スイッチS1、S2、S3或いはS4はそ
の閉成回数に応じた出力を発生する。
【0031】すると、制御回路41は、温調スイッチ2
0aの回動量に応じた出力に基づき駆動回路42を駆動
する。これに伴い、液晶パネル30は、駆動回路42に
よりマトリクス駆動されて、設定温度を変更表示する
(図1にて符号31参照)。
【0032】また、制御回路41は、モード切り換えス
イッチS1或いはS2の閉成に基づきモード切り換えラ
ンプ22a或いは22bを点灯する。これに伴い、モー
ド切り換えランプ22a或いは22bはその点灯により
白色光でもって三角印21a或いは22bを光らせる。
また、制御回路41は、風量増大スイッチS3或いは風
量減少スイッチS4の閉成に基づき風量増大ランプ23
a或いは風量減少ランプ23bを点灯する。これに伴
い、風量増大ランプ23a或いは風量減少ランプ23b
はその点灯により黄色光でもって三角印21c或いは2
1dを光らせる。なお、上記各ランプは点灯後その状態
を維持する。
【0033】また、制御回路41は、モード切り換えス
イッチS1或いはS2の閉成に基づきモード設定ランプ
24を点灯する。これに伴い、モード設定ランプ24は
その点灯により黄色光でもって文字21eを光らせる。
また、制御回路41は、モード切り換えスイッチS1或
いはS2の閉成に基づき送風ランプ25を点灯する。こ
れに伴い、送風ランプ25はその点灯により黄色光でも
ってマーク21fを光らせる。
【0034】また、制御回路41は、モード切り換えス
イッチS1或いはS2の閉成回数に応じた出力に基づき
駆動回路42を介して液晶パネル30の吹き出しモード
の変更表示を行う(図1にて符号32参照)。また、制
御回路41は、風量増大スイッチS3或いは風量減少ス
イッチS4の閉成回数に応じた出力に基づき駆動回路4
2を介して液晶パネル30の風量表示を変更する(図1
にて符号33参照)。
【0035】以上説明したように、本実施形態では、空
調装置の操作装置において、スイッチ装置20は、ダイ
ヤル式温調スイッチ20a内にシーソースイッチ20b
を設けて、温調スイッチ20aで車室内の設定温度の調
整を行い、シーソースイッチ20bで複数の吹き出しモ
ード及び風量の切り換え調整を行うようにした。これに
より、空調装置の多くの機能に対する切り換え機能を果
たす各スイッチをコンパクトにまとめることができ、操
作装置のスイッチの配設スペースが減少し得る。その結
果、空調装置の機能の数にあった操作装置をコンパクト
な構成にて提供できる。
【0036】また、上述したとおり、温調スイッチ20
aにより設定温度の調整を行うほか、シーソースイッチ
20bにおいて、シーソー壁21の両三角印21a、2
1bを吹き出しモード切り換え用として白色で光らせ、
両三角印21c、21dを風量切り換え用として黄色で
光らせるようにしたので、シーソー壁21のどの三角印
押動部が空調装置のどの機能のためのものかが発光色の
違いにより一目瞭然に視認できる。従って、シーソース
イッチ20bによれば、設定温度、吹き出しモードや風
量の切り換え操作が的確にかつ容易に行える。なお、上
記各発光色は黄色や白色に限ることなく互いに異なる色
であればどのような色であってもよい。
【0037】ここで、シーソー壁21には、両三角印2
1a、21bを結ぶ線が、両三角印21c、21dを結
ぶ線に対し直交するように、各三角印21a、21b、
21c、21dが形成されている。従って、シーソー壁
21のどの三角印押動部が空調装置のどの機能のための
ものかがより一層明確に識別して視認できる。
【0038】また、上述のごとく、シーソー壁21の文
字21eが白色で光り、マーク21fが黄色で光るの
で、操作装置が吹き出しモード設定状態にあるか風量調
整状態にあるかが発光色の違いにより明確に視認できて
便利である。
【0039】図3は上記実施形態の第1変形例を示して
いる。この第1変形例では、上記実施形態とは異なり、
スイッチ装置20において、図3にて示すごとく、シー
ソースイッチ20bの両三角印21a、21bをシーソ
ー壁21の左側部に印刷形成し、両三角印21c、21
dをシーソー壁21の右側部に印刷形成し、マーク21
fを両三角印21a、21bの間にてシーソー壁21の
左側部に印刷形成し、文字21eを両三角印21c、2
1dの間にてーソー壁21の右側部に印刷形成してあ
る。これによっても、上記実施形態と同様の作用効果を
達成できる。
【0040】但し、各三角印21a、21b、21c、
21dの形成位置の変更にあわせて各モード切り換えラ
ンプ22a、22b、風量増大ランプ23a、風量減少
ランプ23bの配設位置を変更し、また、文字21e、
マーク21fの形成位置の変更にあわせてモード設定ラ
ンプ24、送風ランプ25の配設位置を変更する。ま
た、モード切り換えスイッチS1、S2、風量増大スイ
ッチS3、風量減少スイッチS4も、各三角印押動部2
1a、21b、21c、21dに押動により閉成するよ
うに配設位置を変更する。
【0041】図4は上記実施形態の第2変形例を示して
いる。この第2変形例では、上記実施形態とは異なり、
スイッチ装置20において、図4にて示すごとく、シー
ソースイッチ20bの両三角印21c、21dをシーソ
ー壁21の左側部、右側部の各中央にそれぞれ印刷形成
し、マーク21fをシーソー壁21の中央に印刷形成
し、また、各マーク26a、26b、26c、26dを
各三角印21a、21bに代えてシーソー壁21の外周
部に印刷形成してある。ここで、各マーク26a、26
b、26c、26dは、それぞれ、ベントモード、フッ
トモード、バイレベルモード、フットデフモードに対応
する。これによっても、上記実施形態と実質的に同様の
作用効果を達成できる。
【0042】但し、各三角印21c、21dの形成位置
の変更にあわせて風量増大ランプ23a、風量減少ラン
プ23bの配設位置を変更し、マーク21fの形成位置
の変更にあわせて送風ランプ25の配設位置を変更し、
各モード切り換えランプ22a、22bに代わる四つの
ランプ(モード切り換えランプ22と同様の色で発光す
る)を各マーク26a、26b、26c、26dにそれ
ぞれ対応するようにシーソースイッチ20b内に配設す
る。
【0043】また、図5は上記実施形態の第3変形例を
示している。この第3変形例では、上記実施形態にて述
べたスイッチ装置20において、円環状ダイヤル式風量
調整スイッチ20cがダイヤル式温調スイッチ20aと
シーソースイッチ20bとの間にてこれらスイッチと同
軸的に回動可能に介装されている。
【0044】風量調整スイッチ20cは、その円環状外
端部27にて、温調スイッチ20aの外端部及びシーソ
ースイッチ20bのシーソー壁21よりも外方へ突出し
ている。これにより、風量調整スイッチ20cは、その
外端部27の操作により時計方向又は反時計方向に回動
して風量の増大及び減少を調整する出力を発生する。
【0045】また、シーソースイッチ20bのシーソー
壁21には、各三角印21a、21bに代わる各矢印2
8a、28bが印刷形成されている。これにより、シー
ソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、矢印28
a或いは28bに対応する部分(矢印押動部28a或い
は28bという)にて押動されて傾動し、スイッチS3
或いはS4を閉成するようになっている。なお、矢印押
動部28a或いは28bの押動の繰り返しに伴うスイッ
チS3或いはS4の各閉成でもって、三角印押動部21
a或いは21bの押動の繰り返しの場合と同様に吹き出
しモードを順次切り換えるための出力が発生される。
【0046】また、各モード切り換えランプ22a、2
2bの配設位置は、各矢印28a、28bに対応するよ
うにそれぞれ変更されている。なお、図5にて符号29
は、当該自動車の乗員のマークを表す。
【0047】以上のように構成した本第3変形例でも、
風量調整スイッチ20c及びシーソースイッチ20bが
上記実施形態にて述べたシーソースイッチと同様の役割
を果たし、その結果、上記実施形態と実質的に同様の作
用効果を達成できる。
【0048】なお、本発明の実施にあたり、上記実施形
態とは異なり、温調スイッチ20aを、シーソースイッ
チ20bで行う吹き出しモード切り換えや風量調整を行
うダイヤル式スイッチ、例えば、風量の増大或いは減少
を行うダイヤル式スイッチとして採用し、設定温度の増
減調整をシーソースイッチ20bで行うようにしてもよ
い。
【0049】また、上記実施形態では、設定温度の調
整、吹き出しモードの切り換え、風量調整の三つの機能
をスイッチ装置20にもたせるようにしたが、これに限
らず、空調装置の他の機能の切り換え等の調整を行う押
動式常開型スイッチをシーソースイッチ20bの中央部
に設けてもよい。この場合、上記他の機能としては、例
えば、空調装置の始動又は停止、自動又は手動や設定温
度表示又は外気温表示の機能がある。
【0050】また、本発明の実施にあたり、シーソース
イッチ20bのシーソー壁21の各三角印21a、21
bを白色印刷形成するとともに、各三角印21c、21
dを黄色印刷形成し、モード切り換えランプ22a、2
2b、風量増大ランプ22c、風量減少ランプ22dを
廃止してもよい。
【0051】また、本発明の実施にあたり、操作装置の
液晶パネル30は廃止してもよい。
【0052】また、本発明の実施にあたり、空調装置
は、自動車用に限らず、バス車両、トラック等の各種車
両や一般建築物用であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用空調装置の操作装置の一
実施形態を示す概略正面図である。
【図2】上記操作装置の電気回路構成図である。
【図3】上記実施形態の第1変形例を示す要部正面図で
ある。
【図4】上記実施形態の第2変形例を示す要部正面図で
ある。
【図5】上記実施形態の第3変形例を示す要部正面図で
ある。
【符号の説明】 20a…ダイヤル式温調スイッチ、20b…シーソース
イッチ、21…シーソー壁、21a乃至21d…三角印
押動部、26a、26b、26c、26d…マーク、2
8a、28b…矢印押動部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置に設けられてこの空調装置の機
    能を調整するために操作される操作装置において、 空調装置の少なくとも一機能の調整を行うために回動操
    作されるダイヤル式スイッチ(20a)と、このダイヤ
    ル式スイッチ内に設けられて空調装置の他の複数の機能
    を調整するために押動操作される押動式スイッチ(20
    b、S1乃至S4)とを備えることを特徴とする空調装
    置用操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤル式スイッチはその回動操作
    により設定温度を調整し、前記押動式スイッチは、その
    押動操作により、風量、吹き出しモード等の機能を調整
    することを特徴とする請求項1に記載の空調装置用操作
    装置。
  3. 【請求項3】 前記押動式スイッチは、前記他の複数の
    機能に対応する押動部(21a乃至21d、26a乃至
    26d、28a、28b)を有するシーソー壁(21)
    を備えてなるシーソースイッチであって、 前記各押動部は、その表面にて、前記他の複数の機能の
    各々に対応して異なる色を呈することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の空調装置用操作装置。
JP34911799A 1999-12-08 1999-12-08 空調装置用操作装置 Expired - Fee Related JP4348802B2 (ja)

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