JP4348802B2 - 空調装置用操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調装置に採用される操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の操作装置としては、特開平8−207622号公報にて示すような車両用空調装置に採用される操作パネルがある。この操作パネルでは、複数の操作スイッチが、空調装置の吹き出しモード、設定温度や風量等の各種機能別に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記操作パネルのように、空調装置の機能別に操作スイッチを複数設けると、操作パネルにおける各操作スイッチの配設スペースが多くなるという不具合が生ずる。
【0004】
これに対しては、特開平11−185558号公報にて示すような車両の空調装置用スイッチ装置が提案されている。このスイッチ装置では、ダイヤル式スイッチの内側に単一の押動式スイッチを配設して、スイッチの配設スペースの減少を確保するようにしている。
【0005】
しかし、このようにダイヤル式スイッチの内側に配設する押動式スイッチが単一では、空調装置に必要とされる機能の数に対しては不足し不便である。
【0006】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、空調装置の機能の数にあわせて、ダイヤル式スイッチの内側に複数の押動式スイッチを設けてなる操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明では、空調装置に設けられてこの空調装置の機能を調整するために操作される操作装置は、空調装置の少なくとも一機能の調整を行うために回動操作される第1のダイヤル式スイッチ(20a)と、第1のダイヤル式スイッチ内に設けられて空調装置の他の機能を調整するために押動操作される押動式スイッチ(20b、S1乃至S4)と、第1のダイヤル式スイッチと押動式スイッチとの間にてこれらスイッチと同軸的に回動可能に介装される第2のダイヤル式スイッチ(20c)とを備え、第1のダイヤル式スイッチはその回動操作により設定温度を調整し、押動式スイッチは、その押動操作により、吹き出しモードの機能を調整し、押動式スイッチは、複数の機能に対応する押動部(21a乃至21d、26a乃至26d、28a、28b)を有するシーソー壁(21)を備えてなるシーソースイッチであることを特徴とする。
【0008】
このように、第1のダイヤルスイッチ内に押動式スイッチを設けて、第1のダイヤル式スイッチで空調装置の少なくとも一機能の調整を行い、押動式スイッチで空調装置の他の機能の調整を行うので、空調装置の多くの機能に対する調整機能を果たす各スイッチをコンパクトにまとめることができ、操作装置のスイッチの配設スペースが減少し得る。その結果、空調装置の機能の数にあった操作装置をコンパクトな構成にて提供できる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、各押動部は、その表面にて、複数の機能の各々に対応して異なる色を呈することを特徴とする。
【0012】
これにより、空調装置の複数の機能の各々をシーソースイッチの各押動部の表面の色の違いにより明確に識別して視認し得るので、どの押動部が空調装置のどの機能に対応するかを容易にかつ正確に判断することができ、その結果、請求項1又は2に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の発明において、第2のダイヤル式スイッチは、押動式スイッチにより調整される機能とは別の機能を調整することを特徴とする。
【0013】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1及び図2は本発明に係る自動車用空調装置の操作装置の一実施形態を示している。当該操作装置は、操作パネル10と、この操作パネル10に配設したスイッチ装置20及び液晶パネル30と、電気回路40とにより構成されている。
【0016】
操作パネル10は、当該自動車の車室内にてインストルメントパネルの左右方向中央部に配設されている。スイッチ装置20は、円環状のダイヤル式温調スイッチ20aと、円筒状押動式シーソースイッチ20bとを備えている。ダイヤル式温調スイッチ20aは、回動可能に操作パネル10に設けられており、当該ダイヤル式温調スイッチ20aは、図1に図示時計方向又は反時計方向への回動量に応じて、当該自動車の車室内の設定温度を上昇又は低下させる出力を発生する。
【0017】
シーソースイッチ20bは、ダイヤル式温調スイッチ20a内に同軸的にかつ傾動可能に組み付けられている。このシーソースイッチ20bは、シーソー壁21を有しており、このシーソー壁21の外周部には、4個の三角印21a乃至21dが等角度間隔にて印刷形成されている。以下、シーソー壁21の外周部のうち各三角印21a乃至21dを形成した部分をそれぞれ三角印押動部21a乃至21dという。
【0018】
そして、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、三角印押動部21aを繰り返し押動されて傾動し常開型モード切り換えスイッチS1を繰り返し閉成し、この閉成毎に空調装置の吹き出しモードをベントモード、バイレベルモード及びデフロスタモードに順次切り換えるための出力を発生する。また、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、三角印押動部21bを繰り返し押動されて傾動し常開型モード切り換えスイッチS2を繰り返し閉成し、この閉成ごとに空調装置の吹き出しモードをデフロスタモード、バイレベルモード及びベントモードに順次切り換えるための出力を発生する。
【0019】
また、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、三角印押動部21cを繰り返し押されて傾動して常開型モード切り換えスイッチS3を繰り返し閉成し、この閉成ごとに空調装置の吹き出し口から車室内への吹き出し風量を増大させるための出力を発生する。また、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、三角印押動部21dを繰り返し押されて傾動し常開型モード切り換えスイッチS4を繰り返し閉成し、この閉成ごとに空調装置の吹き出し口から車室内への吹き出し風量を減少させるための出力を発生する。
【0020】
また、シーソー壁21の中央には、吹き出しモードの切り換えを表すMODEの文字21e及び風量切り換えを表すマーク21fが印刷形成されている。本第1実施形態では、シーソースイッチ20bは透明材料により形成されており、このシーソースイッチ20bのうち少なくともシーソー壁21の表面は、各三角印21a乃至21d、文字21e及びマーク21fを除き黒色印刷されている。従って、各三角印21a乃至21d、文字21e及びマーク21fの各輪郭の内側は透明となっている。
【0021】
また、シーソースイッチ20bは、両モード切り換えランプ22a、22bと、風量増大ランプ23a及び風量減少ランプ23bと、モード設定ランプ24と、送風ランプ25とを備えている。モード切り換えランプ22aは、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21aに対応する位置にて操作パネル10上に配設されており、このモード切り換えランプ22aは、その点灯により、白色光をシーソー壁21のうちマーク21aに対応する部分を透過させる。これにより、マーク21aは白色にて光る。
【0022】
モード切り換えランプ22bは、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21bに対応する位置にて操作パネル10上に配設されており、このモード切り換えランプ22bは、その点灯により、白色光をシーソー壁21のうちマーク21bに対応する部分を透過させる。これにより、マーク21bは白色にて光る。
【0023】
風量増大ランプ23aは、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21cに対応する位置にて操作パネル10上に配設されており、この風量増大ランプ23aは、その点灯により、黄色光をシーソー壁21のうちマーク21cに対応する部分を透過させる。これにより、マーク21cは黄色にて光る。風量増大ランプ23bは、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面のうち文字21dに対応する位置にて操作パネル10上に配設されており、この風量増大ランプ23bは、その点灯により、黄色光をシーソー壁21のうちマーク21dに対応する部分を透過させる。これにより、マーク21dは黄色にて光る。
【0024】
モード設定ランプ24及び送風ランプ25は、シーソースイッチ20b内にてシーソー壁21の裏面側のうち文字21e及びマーク21fにそれぞれ対応する位置にて操作パネル10上に配設されている。モード設定ランプ24は、その点灯により、白色光をシーソー壁21のうちマーク21eに対応する部分を透過させる。これにより、文字21eは白色で光る。また、送風ランプ25は、その点灯により、黄色光をシーソー壁21のうちマーク21fに対応する部分を透過させる。これにより、マーク21fは黄色で光る。
【0025】
液晶パネル30は、制御回路41による制御のもと、駆動回路42により駆動されて、吹き出しモード、設定温度や風量表示を行う。
【0026】
電気回路40は、図2にて示すごとく、上述した両モード切り換えスイッチS1、S2、温調スイッチ20a、風量増大スイッチS3及び風量減少スイッチS4と、制御回路41と、上記駆動回路42とを備えている。
【0027】
モード切り換えスイッチS1はシーソー壁21の三角印押動部21aの押動により閉成し、モード切り換えスイッチS2はシーソー壁21の三角印押動部21bの押動により閉成し、風量増大スイッチS3はシーソー壁21の三角印押動部21cの押動により閉成し、風量減少スイッチS4はシーソー壁21の三角印押動部21dの押動により閉成するように構成されている。
【0028】
制御回路41はマイクロコンピュータを主たる構成要素として有するもので、この制御回路41は、図示しないフローチャートに基づくコンピュータプログラムの実行により、両モード切り換えスイッチS1、S2、温調スイッチ20a、風量増大スイッチS3及び風量減少スイッチS4の各出力に基づき両モード切り換えランプ22a、22b、風量増大ランプ23a、風量減少ランプ23b、モード設定ランプ24、送風ランプ25及び駆動回路42の駆動制御処理を行う。
【0029】
このように構成した本第1実施形態において、空調装置の作動状態において、温調スイッチ20aを図1にて図示時計方向又は反時計方向に回動すると、この温調スイッチ20aはその時計方向又は反時計方向への回動に応じて車室内の設定温度を上昇或いは低下させるための出力を発生する。
【0030】
また、シーソースイッチ20bが、シーソー壁21の三角印押動部21a、21b、21c或いは21dにて、押動されると、モード切り換えスイッチS1、モード切り換えスイッチS2、風量増大スイッチS3或いは風量減少スイッチS4が閉成されて出力を発生する。なお、スイッチS1、S2、S3或いはS4はその閉成回数に応じた出力を発生する。
【0031】
すると、制御回路41は、温調スイッチ20aの回動量に応じた出力に基づき駆動回路42を駆動する。これに伴い、液晶パネル30は、駆動回路42によりマトリクス駆動されて、設定温度を変更表示する(図1にて符号31参照)。
【0032】
また、制御回路41は、モード切り換えスイッチS1或いはS2の閉成に基づきモード切り換えランプ22a或いは22bを点灯する。これに伴い、モード切り換えランプ22a或いは22bはその点灯により白色光でもって三角印21a或いは22bを光らせる。また、制御回路41は、風量増大スイッチS3或いは風量減少スイッチS4の閉成に基づき風量増大ランプ23a或いは風量減少ランプ23bを点灯する。これに伴い、風量増大ランプ23a或いは風量減少ランプ23bはその点灯により黄色光でもって三角印21c或いは21dを光らせる。なお、上記各ランプは点灯後その状態を維持する。
【0033】
また、制御回路41は、モード切り換えスイッチS1或いはS2の閉成に基づきモード設定ランプ24を点灯する。これに伴い、モード設定ランプ24はその点灯により黄色光でもって文字21eを光らせる。また、制御回路41は、モード切り換えスイッチS1或いはS2の閉成に基づき送風ランプ25を点灯する。これに伴い、送風ランプ25はその点灯により黄色光でもってマーク21fを光らせる。
【0034】
また、制御回路41は、モード切り換えスイッチS1或いはS2の閉成回数に応じた出力に基づき駆動回路42を介して液晶パネル30の吹き出しモードの変更表示を行う(図1にて符号32参照)。また、制御回路41は、風量増大スイッチS3或いは風量減少スイッチS4の閉成回数に応じた出力に基づき駆動回路42を介して液晶パネル30の風量表示を変更する(図1にて符号33参照)。
【0035】
以上説明したように、本実施形態では、空調装置の操作装置において、スイッチ装置20は、ダイヤル式温調スイッチ20a内にシーソースイッチ20bを設けて、温調スイッチ20aで車室内の設定温度の調整を行い、シーソースイッチ20bで複数の吹き出しモード及び風量の切り換え調整を行うようにした。これにより、空調装置の多くの機能に対する切り換え機能を果たす各スイッチをコンパクトにまとめることができ、操作装置のスイッチの配設スペースが減少し得る。その結果、空調装置の機能の数にあった操作装置をコンパクトな構成にて提供できる。
【0036】
また、上述したとおり、温調スイッチ20aにより設定温度の調整を行うほか、シーソースイッチ20bにおいて、シーソー壁21の両三角印21a、21bを吹き出しモード切り換え用として白色で光らせ、両三角印21c、21dを風量切り換え用として黄色で光らせるようにしたので、シーソー壁21のどの三角印押動部が空調装置のどの機能のためのものかが発光色の違いにより一目瞭然に視認できる。従って、シーソースイッチ20bによれば、設定温度、吹き出しモードや風量の切り換え操作が的確にかつ容易に行える。なお、上記各発光色は黄色や白色に限ることなく互いに異なる色であればどのような色であってもよい。
【0037】
ここで、シーソー壁21には、両三角印21a、21bを結ぶ線が、両三角印21c、21dを結ぶ線に対し直交するように、各三角印21a、21b、21c、21dが形成されている。従って、シーソー壁21のどの三角印押動部が空調装置のどの機能のためのものかがより一層明確に識別して視認できる。
【0038】
また、上述のごとく、シーソー壁21の文字21eが白色で光り、マーク21fが黄色で光るので、操作装置が吹き出しモード設定状態にあるか風量調整状態にあるかが発光色の違いにより明確に視認できて便利である。
【0039】
図3は上記実施形態の第1変形例を示している。この第1変形例では、上記実施形態とは異なり、スイッチ装置20において、図3にて示すごとく、シーソースイッチ20bの両三角印21a、21bをシーソー壁21の左側部に印刷形成し、両三角印21c、21dをシーソー壁21の右側部に印刷形成し、マーク21fを両三角印21a、21bの間にてシーソー壁21の左側部に印刷形成し、文字21eを両三角印21c、21dの間にてーソー壁21の右側部に印刷形成してある。これによっても、上記実施形態と同様の作用効果を達成できる。
【0040】
但し、各三角印21a、21b、21c、21dの形成位置の変更にあわせて各モード切り換えランプ22a、22b、風量増大ランプ23a、風量減少ランプ23bの配設位置を変更し、また、文字21e、マーク21fの形成位置の変更にあわせてモード設定ランプ24、送風ランプ25の配設位置を変更する。また、モード切り換えスイッチS1、S2、風量増大スイッチS3、風量減少スイッチS4も、各三角印押動部21a、21b、21c、21dに押動により閉成するように配設位置を変更する。
【0041】
図4は上記実施形態の第2変形例を示している。この第2変形例では、上記実施形態とは異なり、スイッチ装置20において、図4にて示すごとく、シーソースイッチ20bの両三角印21c、21dをシーソー壁21の左側部、右側部の各中央にそれぞれ印刷形成し、マーク21fをシーソー壁21の中央に印刷形成し、また、各マーク26a、26b、26c、26dを各三角印21a、21bに代えてシーソー壁21の外周部に印刷形成してある。ここで、各マーク26a、26b、26c、26dは、それぞれ、ベントモード、フットモード、バイレベルモード、フットデフモードに対応する。これによっても、上記実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0042】
但し、各三角印21c、21dの形成位置の変更にあわせて風量増大ランプ23a、風量減少ランプ23bの配設位置を変更し、マーク21fの形成位置の変更にあわせて送風ランプ25の配設位置を変更し、各モード切り換えランプ22a、22bに代わる四つのランプ(モード切り換えランプ22と同様の色で発光する)を各マーク26a、26b、26c、26dにそれぞれ対応するようにシーソースイッチ20b内に配設する。
【0043】
また、図5は上記実施形態の第3変形例を示している。この第3変形例では、上記実施形態にて述べたスイッチ装置20において、円環状ダイヤル式風量調整スイッチ20cがダイヤル式温調スイッチ20aとシーソースイッチ20bとの間にてこれらスイッチと同軸的に回動可能に介装されている。なお、ダイヤル式温調スイッチ20aは本発明における第1のダイヤル式スイッチに相当し、円環状ダイヤル式風量調整スイッチ20cは本発明における第2のダイヤル式スイッチに相当する。
【0044】
風量調整スイッチ20cは、その円環状外端部27にて、温調スイッチ20aの外端部及びシーソースイッチ20bのシーソー壁21よりも外方へ突出している。これにより、風量調整スイッチ20cは、その外端部27の操作により時計方向又は反時計方向に回動して風量の増大及び減少を調整する出力を発生する。
【0045】
また、シーソースイッチ20bのシーソー壁21には、各三角印21a、21bに代わる各矢印28a、28bが印刷形成されている。これにより、シーソースイッチ20bは、シーソー壁21にて、矢印28a或いは28bに対応する部分(矢印押動部28a或いは28bという)にて押動されて傾動し、スイッチS1或いはS2を閉成するようになっている。なお、矢印押動部28a或いは28bの押動の繰り返しに伴うスイッチS1或いはS2の各閉成でもって、三角印押動部21a或いは21bの押動の繰り返しの場合と同様に吹き出しモードを順次切り換えるための出力が発生される。
【0046】
また、各モード切り換えランプ22a、22bの配設位置は、各矢印28a、28bに対応するようにそれぞれ変更されている。なお、図5にて符号29は、当該自動車の乗員のマークを表す。
【0047】
以上のように構成した本第3変形例でも、風量調整スイッチ20c及びシーソースイッチ20bが上記実施形態にて述べたシーソースイッチと同様の役割を果たし、その結果、上記実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0048】
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態とは異なり、温調スイッチ20aを、シーソースイッチ20bで行う吹き出しモード切り換えや風量調整を行うダイヤル式スイッチ、例えば、風量の増大或いは減少を行うダイヤル式スイッチとして採用し、設定温度の増減調整をシーソースイッチ20bで行うようにしてもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、設定温度の調整、吹き出しモードの切り換え、風量調整の三つの機能をスイッチ装置20にもたせるようにしたが、これに限らず、空調装置の他の機能の切り換え等の調整を行う押動式常開型スイッチをシーソースイッチ20bの中央部に設けてもよい。この場合、上記他の機能としては、例えば、空調装置の始動又は停止、自動又は手動や設定温度表示又は外気温表示の機能がある。
【0050】
また、本発明の実施にあたり、シーソースイッチ20bのシーソー壁21の各三角印21a、21bを白色印刷形成するとともに、各三角印21c、21dを黄色印刷形成し、モード切り換えランプ22a、22b、風量増大ランプ22c、風量減少ランプ22dを廃止してもよい。
【0051】
また、本発明の実施にあたり、操作装置の液晶パネル30は廃止してもよい。
【0052】
また、本発明の実施にあたり、空調装置は、自動車用に限らず、バス車両、トラック等の各種車両や一般建築物用であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用空調装置の操作装置の一実施形態を示す概略正面図である。
【図2】上記操作装置の電気回路構成図である。
【図3】上記実施形態の第1変形例を示す要部正面図である。
【図4】上記実施形態の第2変形例を示す要部正面図である。
【図5】上記実施形態の第3変形例を示す要部正面図である。
【符号の説明】
20a…ダイヤル式温調スイッチ、20b…シーソースイッチ、
21…シーソー壁、21a乃至21d…三角印押動部、
26a、26b、26c、26d…マーク、28a、28b…矢印押動部。
Claims (3)
- 空調装置に設けられてこの空調装置の機能を調整するために操作される操作装置において、
空調装置の少なくとも一機能の調整を行うために回動操作される第1のダイヤル式スイッチ(20a)と、
前記第1のダイヤル式スイッチ内に設けられて空調装置の他の機能を調整するために押動操作される押動式スイッチ(20b、S1乃至S4)と、
前記第1のダイヤル式スイッチと前記押動式スイッチとの間にてこれらスイッチと同軸的に回動可能に介装される第2のダイヤル式スイッチ(20c)とを備え、
前記第1のダイヤル式スイッチはその回動操作により設定温度を調整し、
前記押動式スイッチは、その押動操作により、吹き出しモードの機能を調整し、
前記押動式スイッチは、複数の機能に対応する押動部(21a乃至21d、26a乃至26d、28a、28b)を有するシーソー壁(21)を備えてなるシーソースイッチであることを特徴とする空調装置用操作装置。 - 前記各押動部は、その表面にて、前記複数の機能の各々に対応して異なる色を呈することを特徴とする請求項1に記載の空調装置用操作装置。
- 前記第2のダイヤル式スイッチは、前記押動式スイッチにより調整される機能とは別の機能を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の空調装置用操作装置。
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