JP2005096582A - 車両用空調装置の操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンパクトで操作性が高い車両用空調装置の操作装置を提供すること。
【解決手段】 ユニットボディ17にはダイアル24が回動可能に装着されており、ダイアル24を回動操作することに基いて複数のモードマーク34をポインタ35に選択的に合わせると、モードマーク34の選択結果に応じた吹出口が選択的に開放される。この構成の場合、ダイアル24の内周部にリアデフッガ機能をオンオフするノブ40が押込み操作可能に収納されているので、モード選択ユニット1が小形化される。しかも、ダイアル24およびノブ40を続けて操作する場合に手を殆ど移動する必要がなくなるので、操作性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載の空調装置を車内で操作する操作装置に関する。
上記操作装置には、ノブの操作内容に応じて内気取入口および外気取入口を選択的に開放し、ダイアルの操作内容に応じて風の吹出位置を調節する構成のものがある。
この構成の場合、ノブの側方にノブから離れてダイアルが配置されているので、操作装置が大形化される傾向にあった。しかも、ノブおよびダイアルを続けて操作する場合に手を大きく移動する必要があるので、操作性の点でも改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトで且つ操作性が高い車両用空調装置の操作装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、回動可能に設けられ内気を車室内に取入れる取入口および外気を車室内に取入れる取入口を回動位置に応じて選択的に開放する外ダイアルと、前記外ダイアルの中央部に回動可能に収納され車室内への風の吹出風量を回動位置に応じて調節する内ダイアルとを備え、前記内ダイアルおよび前記外ダイアルが同心状に配置されているところに特徴を有している。
請求項2に係る発明は、光源からの投射光を外部に放出することに基いて風の吹出風量を表示する開口部が内ダイアルに設けられているところに特徴を有している。
請求項3に係る発明は、回動可能に設けられ車室内に対する風の吹出位置または風の吹出温度を回動位置に応じて調節するダイアルと、前記ダイアルに設けられ風の吹出位置または風の吹出温度を示す複数のマークと、前記ダイアルの中央部に回動不能に設けられたノブベースと、前記ノブベースに押込み可能に設けられデフッガ機能をオンオフするスイッチまたはエアコン機能をオンオフするスイッチを操作するノブとを備え、前記複数のマークの内周部に選択的に対向することに基いて風の吹出位置または風の吹出温度を表示するポインタが前記ノブベースに設けられているところに特徴を有している。
請求項1に係る発明によれば、外ダイアルの中央部に内ダイアルが同心状に収納されている。このため、外ダイアルの内周部のデッドスペースを有効利用できるので、操作装置が小形化される。しかも、外ダイアルおよび内ダイアルを続けて操作する場合に手を殆ど移動する必要がなくなるので、操作性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、光源からの投射光をレンズ状のポインタに照射することに基いてポインタを照明する必要がなくなる。このため、レンズ状のポインタを廃止できるので、構成が簡単になり、コストが低減される。
請求項3に係る発明によれば、ダイアルの中央部にノブが収納されている。このため、ダイアルの内周部のデッドスペースを有効利用できるので、操作装置が小形化される。しかも、ダイアルおよびノブを続けて操作する場合に手を殆ど移動する必要がなくなるので、操作性が向上する。
本発明の第1実施例を図1〜図5に基いて説明する。自動車の車内には、図5に示すように、操作装置に相当するモード選択ユニット1とブロアユニット2と温度コントロールユニット3とが装着されている。これらモード選択ユニット1〜温度コントロールユニット3は機械的および電気的に分離独立したものであり、モード選択ユニット1〜温度コントロールユニット3の詳細構成は次の通りである。
1.モード選択ユニット1
自動車のインストルメントパネル側には、図1の(b)に示すように、合成樹脂製のユニットベース11が固定されている。このユニットベース11には筒状の軸受12が一体形成されており、軸受12の内周面には筒状のシャフト13が回転可能に嵌合されている。このシャフト13は合成樹脂を材料に形成されたものであり、シャフト13にはケーブルベース14が一体形成されている。
ケーブルベース14には、図2に示すように、操作子に相当するケーブル15の左端部が装着されており、ケーブル15の右端部は空調装置(図示せず)に機械的に接続されている。これらシャフト13・ケーブルベース14・ケーブル15はケーブルユニット16を構成するものであり、ケーブル15の右端部はケーブルベース14がシャフト13を中心に回動することに基いて移動する。
ユニットベース11には、図1の(b)に示すように、合成樹脂製のユニットボディ17が固定されている。このユニットボディ17には、図2に示すように、複数の取付孔18が形成されており、ユニットボディ17は複数の取付孔18をクラスタパネル19(図5参照)の爪部(図示せず)に係合することに基いてクラスタパネル19に固定される。
ユニットボディ17の外周部には、図2に示すように、複数のスナップフィット部20が一体形成されている。これらスナップフィット部20は共通の円形軌跡上に円周方向に等ピッチで配置されたものであり、図1の(b)に示すように、前後方向へ延びる脚部21と脚部21の先端部に位置する突状の爪部22とから構成されている。
ユニットボディ17の前端部には、図2に示すように、有色不透明な合成樹脂からなる円筒状のダイアルベース23が一体形成されている。このダイアルベース23の外周部には、図1の(b)に示すように、合成樹脂製のダイアル24が挿入されており、ダイアル24の後端部には、図2に示すように、径大なリング状の座部25が一体形成されている。この座部25には、図1の(b)に示すように、複数の爪部22が係合しており、ダイアル24は爪部22および座部25間の係合力でユニットボディ17に対して抜止めされている。即ち、ダイアル24は内周面および外周面がダイアルベース23および複数のスナップフィット部20により案内されることに基いてユニットボディ17に対して回転操作されるものである。
ダイアル24の内周面には、図2に示すように、ギア部26が一体形成されており、ギア部26には、図1の(b)に示すように、主動ギア27の径大部28が噛合されている。この主動ギア27は合成樹脂を材料に形成されたものであり、歯車状の径大部28および歯車状の径小部29を一体に有している。この主動ギア27はユニットボディ17に軸30を中心に回転可能に装着されたものであり、ダイアル24の操作時には主動ギア27がダイアル24に対して相対的に回転する。
主動ギア27の径小部29には合成樹脂製の従動ギア31が噛合されている。この従動ギア31はシャフト13に回転不能に固定されたものであり、ダイアル24の操作時には従動ギア31が主動ギア27を介して回転操作されることに基いてケーブル15を移動操作する。即ち、主動ギア27はダイアル24の操作力を従動ギア31に伝達する伝達部材およびダイアル24の操作量に対する従動ギア31の回転量を調節する調節部材として機能するものであり、具体的にはダイアル24の操作量と従動ギア31の回転量とは「1:1」に設定されている。
ダイアル24には、図2に示すように、円弧状の開口部32が形成されている。この開口部32内には、図1の(b)に示すように、有色不透明な合成樹脂製のマークプレート33が固定されており、マークプレート33には、図1の(a)に示すように、無色透明な複数のモードマーク34が固定されている。
ダイアルベース23には無色透明な合成樹脂製のポインタ35が固定されている。このポインタ35はモードマーク34と協働して風の吹出位置を表示するものであり、具体的にはダイアル24を回動操作することに基いて複数のモードマーク34をポインタ35の外周部に選択的に対向させると、ケーブル15がダイアル24の回転位置に応じて移動し、空調装置がモードマーク34の選択結果に応じた吹出口を選択的に開放する。
ユニットボディ17内には、図1の(b)に示すように、合成樹脂製のスイッチ基板36が固定されており、スイッチ基板36にはリアデフォッガ機能をオンオフするスイッチ37が機械的に固定されている。このスイッチ37はプランジャ38が後方へ押込み操作されたオン状態に自己保持されるロック式のプッシュ‐プッシュスイッチからなるものであり、プランジャ38には合成樹脂製のノブホルダ39が機械的に連結されている。
ノブホルダ39には有色不透明な合成樹脂製のノブ40が固定されており、ノブ40には、図1の(a)に示すように、無色透明な合成樹脂製のリアデフォッガマーク41が固定されている。このノブ40は、図1の(b)に示すように、ダイアルベース23内に回転不能に収納されたものであり、図1の(a)に示すように、ダイアル24の中央部に配置されている。このノブ40はダイアル24に対して相対的に前後方向へスライド可能にされたものであり、ノブ40を前方のオフ位置から後方へ操作したときにはノブホルダ39を介してスイッチ37のプランジャ38がオン操作され、ノブ40がスイッチ37の自己保持力でダイアルベース23内に押込まれたオン位置に保持される。この状態でノブ40を後方へ押込み操作すると、スイッチ37のレリーズが動作することに基いてノブ40がプランジャ38の復元力で前方へスライドし、前方のオフ位置に復帰する。尚、ダイアルベース23はノブベースに相当するものである。
ノブ40には、図1の(b)に示すように、インジケータに相当するレンズ42の前端部が挿入されている。このレンズ42は有色透明な合成樹脂を材料に形成されたものであり、ノブ40に固定されている。また、スイッチ基板36にはリアデフォッガ照明用のランプ43・インジケータ用のLED44・モード照明用の複数のランプ(図示せず)が機械的に固定されている。これらランプ43・LED44・複数のランプはリアデフォッガマーク41・レンズ42・複数のモードマーク34の後方に配置されたものであり、ランプ43・LED44・複数のランプの発光時にはリアデフォッガマーク41・レンズ42・複数のモードマーク34が照明される。尚、ランプ43は光源に相当するものである。
ノブ40にはリアデフォッガマーク41およびレンズ42間に位置して遮光板45が一体形成されている。この遮光板45は後端部がLED44に対して上下方向にラップするものであり、ランプ43からの投射光およびLED44からの投射光が混合することを抑え、ランプ43からの投射光およびLED44からの投射光をリアデフォッガマーク41およびレンズ42に集中させる。
スイッチ基板36には複数の導電板46(図4参照)が機械的に固定されおり、スイッチ37・リアデォッガ照明用のランプ43・インジケータ用のLED44・モード照明用の複数のランプは導電板46に電気的に接続されている。また、スイッチ基板36には、図2に示すように、コネクタハウジング47が一体形成されている。このコネクタハウジング47内には複数の導電板46の一端部が収納されており、スイッチ37・リアデォッガ照明用のランプ43・インジケータ用のLED44・モード照明用の複数のランプはコネクタハウジング47にハーネスのコネクタ(いずれも図示せず)を嵌合することに基いて空調装置に電気的に接続される。
空調装置はリアガラスを加熱することに基いて曇止めするリアデフォッガ機能を有するものであり、ノブ40をオン操作したときにはスイッチ37がオンされ、空調装置がスイッチ37のオンを検出することに基いてリアデフォッガ機能を作動させる。そして、LED44に駆動電源を印加することに基いてレンズ42を発光させ、運転者にリアデフォッガ機能のオンを報知する。
2.ブロアユニット2
ブロアユニット2はモード選択ユニット1との間で多数の部品を兼用するものであり、モード選択ユニット1との相違部分は次の通りである。
ユニットボディ17には、図3の(b)に示すように、合成樹脂製のダイアルベース48が固定されており、ダイアルベース48の外周面には合成樹脂製の外ダイアル49が嵌合されている。この外ダイアル49は、図4に示すように、径大な座部50をユニットボディ17の複数の爪部22に係合することに基いて回転可能および脱落不能にされたものであり、外ダイアル49には、図3の(b)に示すように、ポインタ51が固定されている。この外ダイアル49の内周面にはギア部26が一体形成されており、ギア部26は主動ギア27の径大部28に噛合されている。
ダイアルベース48には円弧状の開口部52が形成されており、開口部52内には、図3の(a)に示すように、有色不透明な合成樹脂製のマークプレート53が固定されている。このマークプレート53には無色透明な2個の取入口マーク54が固定されており、外ダイアル49を回動操作することに基いてポインタ51を取入口マーク54の外周部に選択的に対向させると、ケーブル15が外ダイアル49の回動位置に応じて移動する。すると、空調装置がケーブル15の移動位置を検出し、取入口マーク54の選択結果に応じて内気を取入れる内気用の取入口または外気を取入れる外気用の取入口を選択的に開放する。
ダイアルベース48の内周面には、図3の(a)に示すように、有色不透明な合成樹脂製の内ダイアル55が回転可能に装着されている。この内ダイアル55は外ダイアル49に対して同心状に配置されたものであり、内ダイアル55の前面には突状のダイアル操作部56が一体形成されている。このダイアル操作部56には、図3の(b)に示すように、ポインタとして機能するレンズ57の前端部が固定されており、レンズ57はスイッチ基板36のランプ44が点灯することに基いて照明される。
内ダイアル55にはコンタクトホルダ58のシャフト59が固定されている。このコンタクトホルダ58にはコンタクトスプリング60を介して可動コンタクト61が連結されており、可動コンタクト61はコンタクトスプリング60のばね力で固定コンタクト62に押付けられている。この固定コンタクト62は可動コンタクト61と共にブロアスイッチ63を構成するものであり、スイッチ基板36に固定されている。このブロアスイッチ63はコネクタハウジング47にハーネスのコネクタを嵌合することに基いて空調装置に電気的に接続されるものであり、空調装置はブロアスイッチ63からの出力信号に基いて風の吹出風量を設定する。
マークプレート53には、図3の(a)に示すように、無色透明な複数のブロアマーク64が固定されている。これら複数のブロアマーク64および複数の取入口マーク54はスイッチ基板36の複数のランプが点灯することに基いて照明されるものであり、内ダイアル55を回動操作することに基いてレンズ57をブロアマーク64の内周部に選択的に対向させると、ブロアスイッチ63から内ダイアル55の回動位置に応じた信号が出力される。すると、空調装置が風の吹出量をブロアスイッチ63からの出力信号に基いて設定し、風の吹出量をブロアマーク64の選択結果に応じた値に調整する。
3.温度コントロールユニット3
温度コントロールユニット3は多数の部品をモード選択ユニット1と兼用するものであり、モード選択ユニット1との相違部分は次の通りである。
ノブ40には、図4に示すように、ランプ43の前方に位置して空調マーク65が固定されており、ノブ40のオフ状態では空調装置がエアコン機能をオンオフするスイッチ37のオフを検出し、ヒータ機能を選択的に有効化する。この状態ではLED44が消灯し、運転者にエアコン機能のオフが報知される。また、ノブ40のオン状態では空調装置がスイッチ37のオンを検出し、エアコン機能を選択的に有効化する。このオン状態ではLED44が点灯することに基いてレンズ42が発光し、運転者にエアコン機能のオンが報知される。
ダイアル24には2個の温度マーク66が固定されており、ダイアル24を回動操作することに基いて温度マーク66の所定位置をポインタ35の外周部に対向させると、ケーブル15がダイアル24の回動位置に応じて移動し、空調装置が風の吹出温度をケーブル15の移動位置に応じて設定する。
上記第1実施例によれば、ブロアユニット2の外ダイアル49の中央部に内ダイアル55を同心状に挿入した。このため、外ダイアル49の内周部のデッドスペースを有効利用できるので、ブロアユニット2が小形化される。しかも、外ダイアル49および内ダイアル55を続けて操作する場合に手を殆ど移動する必要がなくなるので、ブロアユニット2の操作性が向上する。
また、モード選択ユニット1のダイアル24の中央部にノブ40を挿入した。このため、ダイアル24の内周部のデッドスペースを有効利用できるので、モード選択ユニット1が小形化される。しかも、ダイアル24およびノブ40を続けて操作する場合に手を殆ど移動する必要がなくなるので、操作性が向上する。この効果は温度コントロールユニット3についても同一である。
次に本発明の第2実施例を図6に基いて説明する。モード選択ユニット1のユニットボディ17には、図6の(b)に示すように、ダイアルベース48が固定されており、ダイアルベース48のマークプレート53には、図6の(a)に示すように、複数のモードマーク34が固定されている。このダイアルベース48の内周面には、図6の(b)に示すように、ノブ40が前後方向へスライド可能に挿入されており、ノブ40の押込み操作時にはノブホルダ39を介してリアデフォッガ機能用のスイッチ37がオン操作される。
ユニットボディ17には外ダイアル49が装着されている。この外ダイアル49は径大な座部50をユニットボディ17の複数の爪部22に係合することに基いて回転可能および脱落不能にされたものであり、外ダイアル49の内周面にはギア部26が一体形成され、外ダイアル49のギア部26は主動ギア27の径大部28に噛合されている。
外ダイアル49にはポインタ51が固定されており、外ダイアル49を回動操作することに基いてポインタ51をモードマーク34に選択的に合せると、ギア部26および主動ギア27から従動ギア31に操作力が伝達される。そして、ケーブル15が外ダイアル49の回動位置に応じて移動操作され、空調装置がモードマーク34の選択結果に応じた吹出口を開放する。
次に本発明の第3実施例を図7に基いて説明する。モード選択ユニット1のユニットボディ17には凹状の収納部67が形成されており、収納部67内には節度スプリング68が収納されている。この節度スプリング68の先端部には節度ボール69が固定されており、節度ボール69は節度スプリング68のばね力でダイアル24の内周面に押付けられている。このダイアル24の内周面には複数の節度凹部70が一体形成されており、ダイアル24の操作時に節度ボール69が節度凹部70内に係合しときには節度スプリング68のばね力で外周側へ移動し、節度ボール69が節度凹部70の残余部分に対応したときには節度スプリング68のばね力に抗して内周側へ移動する。従って、ダイアル24を操作するときに節度ボール69の移動方向の変更に応じた節度感が発生する。
次に本発明の第4実施例を図8に基いて説明する。モード選択ユニット1のノブ40には取入口マーク54が固定されており、ノブ40の非押込み操作時には空調装置がスイッチ37のオフを検出することに基いて内気用の取入口を選択的に開放し、ノブ40の押込み操作時にはスイッチ37のオンを検出することに基いて外気用の取入口を選択的に開放する。また、ブロアユニット2のマークプレート53にはリアデフォッガマーク41が固定されており、外ダイアル49のポインタ51をリアデフォッガマーク41に合わせると、空調装置がリアデフォッガ機能を有効化する。
尚、上記第1〜第4実施例においては、ブロアユニット2のレンズ57に光を投射することに基いてレンズ57を照明したが、これに限定されるものではなく、例えば本発明の第5実施例を示す図9のように、ブロアユニット2の内ダイアル55に幅寸法が一定な貫通孔状の開口部71を形成し、ランプ43から投射された光を開口部71を通して外部に放出することに基いてポインタとして機能させても良い。この構成の場合、ランプ43からの投射光をレンズ57に照射することに基いてレンズ57を照明する必要がなくなる。このため、レンズ57を廃止できるので、構成が簡単になり、コストが低減される。
また、上記第5実施例においては、内ダイアル55に幅寸法が一定な貫通孔状の開口部71を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば前方へ向うに従って幅寸法が大きくなるテーパ孔状の開口部を形成し、放出光の拡散度を高めることに基いてポインタの視覚的な認識性を向上させても良い。
また、上記第1〜第5実施例においては、ケーブルユニット16のシャフト13に従動ギア31を固定する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えばシャフト13に従動ギア31を一体形成しても良い。
本発明の第1実施例を示す図(aはモード選択ユニットを示す前面図、bはX線に沿う断面図) モード選択ユニットを分解して示す斜視図 ブロアユニットを示す図1相当図 モード選択ユニット,ブロアユニット,温度コントロールユニットを示す斜視図 モード選択ユニット,ブロアユニット,温度コントロールユニットを組付け状態で示す図(aは上面図、bは前面図) 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図2相当図 本発明の第4実施例を示す図(aはモード選択ユニットを示す前面図、bはブロアユニットを示す前面図、cは温度コントロールユニットを示す前面図) 本発明の第5実施例を示す図3の(b)相当図
符号の説明
1はモード選択ユニット(操作装置)、2はブロアユニット(操作装置)、3は温度コントロールユニット(操作装置)、23はダイアルベース(ノブベース)、24はダイアル、34はモードマーク(マーク)、35はポインタ、37はスイッチ、40はノブ、43はランプ(光源)、49は外ダイアル、55は内ダイアル、66は温度マーク(マーク)、71は開口部を示している。

Claims (3)

  1. 回動可能に設けられ、内気を車室内に取入れる取入口および外気を車室内に取入れる取入口を回動位置に応じて選択的に開放する外ダイアルと、
    前記外ダイアルの中央部に回動可能に収納され、車室内への風の吹出風量を回動位置に応じて調節する内ダイアルとを備え、
    前記内ダイアルは、前記外ダイアルに対して同心状に配置されていることを特徴とする車両用空調装置の操作装置。
  2. 内ダイアルには、光源からの投射光を外部に放出することに基いて風の吹出風量を表示する開口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置の操作装置。
  3. 回動可能に設けられ、車室内に対する風の吹出位置または風の吹出温度を回動位置に応じて調節するダイアルと、
    前記ダイアルに設けられ、風の吹出位置または風の吹出温度を示す複数のマークと、
    前記ダイアルの中央部に回動不能に設けられたノブベースと、
    前記ノブベースに押込み可能に設けられ、デフッガ機能をオンオフするスイッチまたはエアコン機能をオンオフするスイッチを操作するノブとを備え、
    前記ノブベースには、前記複数のマークの内周部に選択的に対向することに基いて風の吹出位置または風の吹出温度を表示するポインタが設けられていることを特徴とする車両用空調装置の操作装置。

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