JP2009126471A - 車両の空調用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の操作部材を操作性を犠牲にすることなく空調コントロールパネルに省スペースで設置することができる車両の空調用操作装置を提供する。
【解決手段】内外気切換えモードを切換え操作するための第1の操作レバー6と、選択した吹出口に切換え操作するための第2の操作レバー7と、空調エアの吹出し温度を調整操作するための第3の操作レバー8と、第1〜第3の操作レバー6,7,8の基端側を、背面側に軸線方向に沿って同軸上にそれぞれ回動自在に配置した円筒状のベース部材2と、ベース部材2の外周面にその周方向に沿って回動自在に配置した円環状の操作ダイアル23とを備え、第1〜第3の操作レバー6,7,8の各操作ノブ14a,14b,14cを、操作ダイアル23の外周面上に、該操作ダイアル23の外周面上に沿って移動自在に配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置から車室内へ吹出される空調エアの吹出口切換え、空調エアの温度調整、内気循環と外気導入の切換えを、それぞれの操作部材に一端側が連結されたコントロールケーブルを介して機械的に操作する車両の空調用操作装置に関する。
自動車のインストルメントパネルに設けた空調コントロールパネルには、車両用空調装置から車室内へ吹出される空調エアの吹出口切換え、空調エアの温度調整、内気循環と外気導入の切換え等を、それぞれの操作部材に一端側が連結されたコントロールケーブルを介して機械的に操作する空調用操作装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1のような空調用操作装置(コントローラ)においては、空調エアの吹出口切換え用の操作ダイアル、空調エアの温度調整用の操作ダイアル、内気循環と外気導入の切換え用の操作レバーをそれぞれ操作することにより、連結されている歯車、コントロールケーブル等を介して機械的に車両用空調装置の各種ダンパやドアの作動を切換えて、選択した任意の空調モードへ切換えることができる。
特開平10−86635号公報
ところで、前記特許文献1のような従来のコントロールケーブル等を介して機械的に操作する構成の空調用操作装置(コントローラ)は、複数の操作部材(操作ダイヤル、操作レバー)がそれぞれ独立して設けられているので、空調コントロールパネルに設置するには所定の設置スペースが必要となる。
しかしながら、最近の自動車においては、空調コントロールパネルが設けられるインストルメントパネルにカーナビゲーション装置やオーディオ装置等も併せて設置されることにより、空調コントロールパネルの設置スペースが小さくなっている。このため、空調コントロールパネルを省スペースでインストルメントパネルに設置できるように、複数の操作部材を操作性を犠牲にすることなく空調コントロールパネルに省スペースで設置することができる空調操作装置が望まれている。
そこで、本発明は、複数の操作部材を操作性を犠牲にすることなく空調コントロールパネルに省スペースで設置することができる車両の空調用操作装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る本発明は、車両用空調装置から車室内へ吹出される空調エアの吹出口切換え、空調エアの温度調整、内気循環/外気導入の切換えを、それぞれの操作レバーに一端側が連結されたコントロールケーブルを介して機械的に操作する車両の空調用操作装置であって、内気循環/外気導入モードを選択的に切換え操作するための第1の操作レバーと、複数の吹出口のうちから選択した吹出口に切換え操作するための第2の操作レバーと、前記吹出口から吹出される空調エアの温度を調整操作するための第3の操作レバーと、前記第1、第2、第3の操作レバーの基端側を、背面側に軸線方向に沿って同軸上にそれぞれ回動自在に配置した円筒状のベース部材と、前記ベース部材の外周面にその周方向に沿って回動自在に配置した円環状の操作ダイアルと、を備え、前記第1、第2、第3の操作レバーの先端側の各操作部を、前記操作ダイアルの外周面上に、該操作ダイアルの外周面上に沿って移動自在に配置したことを特徴としている。
また、請求項2に係る本発明の車両の空調用操作装置は、前記操作ダイアルの外周面の前側縁部に、前記第1、第2、第3の操作レバーの先端側の各操作部にそれぞれ係合自在なフック部材を設けたことを特徴としている。
本発明に係る車両の空調用操作装置によれば、円筒状のベース部材の背面側に、内気循環/外気導入モードを選択的に切換え操作するための第1の操作レバーの基端側、複数の吹出口のうちから選択した吹出口に切換え操作するための第2の操作レバーの基端側、および前記吹出口から吹出される空調エアの温度を調整操作するための第3の操作レバーの基端側を、前記ベース部材の軸線方向に沿って同軸上にそれぞれ回動自在に配置し、前記第1、第2、第3の操作レバーの先端側の操作部を、前記ベース部材の外周面に回動自在に配置した円環状の操作ダイアルの外周面上に沿って移動自在に設けた構成により、従来のようにコントロールケーブルを介して機械的に操作するための複数の操作レバーを空調コントロールパネルにそれぞれ独立して設ける必要がないので、第1、第2、第3の操作レバーの各操作部を空調コントロールパネルに省スペースで設置することができる。
更に、ベース部材の外周面にその周方向に沿って回動自在な円環状の操作ダイアルを配置したことにより、操作者が第1、第2、第3の操作レバーの各操作部に指を当てて操作するときに、操作している側の他の指で回動自在な操作ダイアルを摘むことにより、操作部を安定して操作性よく回動させることができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1に係る車両の空調用操作装置を前面側から見た斜視図、図2は、同空調用操作装置を背面側から見た斜視図、図3は、同空調用操作装置の分解斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る空調用操作装置1は、円筒状のベース部材2の前面側の外周縁部に、光拡散性を有する光拡散樹脂部材3を内包するようにして前面パネル部材4の円筒状縁部4aが固着されている。
前面パネル部材4の前面外周側には、円弧状に形成されたシート状の第1の表示板5a、第2の表示板5b、第3の表示板5cが貼り付けられており、その内周側には、円弧状に形成されたシート状の第4の表示板5dが貼り付けられている。前面パネル部材4の第1〜第4の表示板5a,5b,5c,5dが貼り付けられる部分には、第1〜第4の表示板5a,5b,5c,5dの形状に合わせて光透過用の開口部4b,4c,4d,4eがそれぞれ形成されている。
第1の表示板5aは、内気循環と外気導入の切換えモード位置(内気循環/外気導入表示マーク)を示す表示板、第2の表示部5bは、空調エアを吹出す吹出口の切換えモード位置(複数の吹出口表示マーク)を示す表示板、第3の表示板5cは、空調エアの設定温度位置(上側の表示マークが高温側、下側の表示マークが低温側)を示す表示板、第4の表示板5dは、空調エアの風量設定位置(数字(1,2,3,4)表示マーク)およびOFF位置(OFF表示マーク)を示す表示板である。第1〜第4の表示板5a,5b,5c,5dにそれぞれ形成された各表示マーク部分は、光透過性を有している。
ベース部材2の背面側には、ベース部材2の軸線方向に沿って同軸上に回動可能に保持された第1の操作レバー6、第2の操作レバー7、第3の操作レバー8を間に挟むようにしてファンスイッチ取付部材9がビス10a,10b,10cにより固着されている。ファンスイッチ取付部材9の背面には、押しボタン式のエアコンスイッチ11を内蔵した回転式のファンスイッチ12がビス留めされている。また、ベース部材2の背面側には、中央部に設けた開口部2aを中心にして左右対称位置に2つの光源(電球やLEDなど)13a,13bが取付けられており、光源13a,13bの先端側は、ベース部材2に形成した孔(光源13b側は不図示)2b内に配置されている。
夜間等に光源13a,13bへの通電により光源13a,13bから発せられる光が光拡散樹脂部材3に入射すると、光拡散樹脂部材3全体に光が略均一に拡散される。光拡散樹脂部材3全体に拡散された光は、開口部4b,4c,4d,4eを通して第1〜第4の表示板5a,5b,5c,5dの各表示マーク部分を背面照明する。
第1、第2、第3の操作レバー6,7,8は、その中間部が前方側(前面パネル部材4)に90度曲げられて、その先端側が前面パネル部材4の外周面上に位置している。第1の操作レバー6の先端側は、前面パネル部材4の上部周面に沿って移動可能に配置されている。また、第2、第3の操作レバー7,8の各先端側は、前面パネル部材4の両側の側部周面に沿ってそれぞれ移動可能に配置されている。
第1の操作レバー6は、第1の表示板5aの表示マーク位置に対応して内気循環と外気導入のモード切換えを行うためのレバーであり、第2の操作レバー7は、第2の表示部5bの表示マーク位置に対応して車室内に設けた空調エアの吹出口のモード切換えを行うためのレバーである。また、第3の操作レバー8は、第3の表示板5cの表示マーク位置に対応して空調エアの温度調節を行うためのレバーである。
第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の先端には、前面パネル部材4の外周面縁部に位置するようにして操作ノブ14a,14b,14cがそれぞれ取付けられている。なお、図1では、第1の操作レバー6が第1の表示板5aの両側の各表示マーク(内気循環表示マークと外気導入表示マーク)の中間に位置しているが、通常はどちらか一方の表示マーク側に切換え操作されている。
ベース部材2の外周面には、第1、第2、第3の表示板5a,5b,5cの位置に合わせて円弧状のレバーガイド部2c,2d,2eが一体的にそれぞれ形成されており、各レバーガイド部2c,2d,2eの内周面とベース部材2の外周面との間に形成された隙間に、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の先端側がそれぞれ挿通されている。各レバーガイド部2c,2d,2eの外周面には、第1、第2、第3の表示板5a,5b,5cの各表示マーク位置に対応して複数の凹状の溝部2fがそれぞれ形成されている。
第1、第2、第3の操作レバー6,7,8には、段部を有する板ばね部材15a,15b,15cの一端側がそれぞれ固着されており、板ばね部材15a,15b,15cの他端側はレバーガイド部2c,2d,2eに所定の付勢力で摺動自在に当接している。また、板ばね部材15a,15b,15cの他端側の下部には、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8を回動させたときに前記各溝部2fで節度感(クリック感)を付与するための凸部(不図示)が形成されている。これにより、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8を回動させたときに、第1、第2、第3の表示板5a,5b,5cの各表示マーク位置に確実に位置するように操作することができる。
第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の各基端側とファンスイッチ取付部材9の中心部には、開口部6a,7a,8a、9aがそれぞれ形成されている。そして、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8、ファンスイッチ取付部材9、ベース部材2、光拡散樹脂部材3、前面パネル部材4の中心部に形成された各開口部6a,7a,8a、9a、2a、3a、4eには、ファンスイッチ12の回転軸12aが挿通されている。ファンスイッチ12の回転軸12aの先端には、前面パネル部材4の前面に位置するようにして円筒状のファン操作ダイアル16が嵌合されている。
ファン操作ダイアル16の先端縁部に形成した溝部16aにはインジケータ17が取付けられており、ファン操作ダイアル16を回動操作したときにインジケータ17が第4の表示板5dの各表示マーク(数字(1,2,3,4)、OFF)位置を指示する。ファン操作ダイアル16を回動操作することにより、ファンスイッチ12から出力される電気信号に基づいてブロアユニット(不図示)から吹出される空調エアの風量が切換えられる。なお、ファン操作ダイアル16内には、夜間等にインジケータ17を内側から照明するための光源(不図示)が設けられている。
また、ファン操作ダイアル16の開口した中央部には、ファンスイッチ12の回転軸12aの内側に設けた前記エアコンスイッチ11のスイッチ部11aがファン操作ダイアル16の前面側に突出するようして配置されている。押しボタン式のスイッチ部11aをON/OFF操作することにより、エアコンスイッチ11から出力される電気信号に基づいてエアコンユニット(不図示)がON/OFFされる。
図4(a)に示すように、ベース部材2の背面側に回動自在に保持されている第1の操作レバー6の基端側とブロワユニットの内外気切換ダンパ(不図示)との間には、可撓性を有する内外気切換コントロールケーブル18が連結されている。また、図4(b)に示すように、ベース部材2の背面側に回動自在に保持されている第2の操作レバー7の基端側とヒータユニットの吹出口切換ダンパ(不図示)との間には、可撓性を有する吹出口切換コントロールケーブル19が連結されている。
更に、図4(c)に示すように、操作盤本体2の背面側に回動自在に保持されている第3の操作レバー8の基端側とヒータユニットのエアミックスダンパ(不図示)との間には、可撓性を有する温度調整コントロールケーブル20が連結されている。
内外気切換コントロールケーブル18、吹出口切換コントロールケーブル19、温度調整コントロールケーブル20は、それぞれインナーケーブル18a,19a,20aと、各インナーケーブル18a,19a,20aを摺動自在に案内するアウターケーブル18b,19b,20bとで構成されている。図4(a),(b)に示すように、アウターケーブル18bの一端側は、ベース部材2の背面側に設けたケーブル固定部材21に固定されており、アウターケーブル19b,20bの一端側は、ベース部材2の背面側に設けたケーブル固定部材22に固定されている。
インナーケーブル18a,19a,20aの一端側は、それぞれ第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の各基端側に設けた係止孔6b,7b,8bに係止されており、インナーケーブル18a,19a,20aの他端側は、それぞれダンパを可動させるためのレバー部材(不図示)等に係止されている。なお、図4(a),(b),(c)では、ベース部材2の背面側に回動自在に保持される第1、第2、第3の操作レバー6,7,8と、これらの第1、第2、第3の操作レバー6,7,8に一端側がそれぞれ連結された内外気切換コントロールケーブル18、吹出口切換コントロールケーブル19、温度調整コントロールケーブル20、ケーブル固定部材21,22のみを概略的に示している。
図4(c)に示すように、例えば、車室内の所定の吹出口から吹出される空調エアの温度を高温側に調整する場合においては、第3の操作レバー8を上方側に回動させることにより、第3の操作レバー8の回動とともにインナーケーブル20aがアウターケーブル20b内を摺動する。インナーケーブル20aの摺動により、インナーケーブル20aの他端側が連結されているヒータユニット側のレバー部材(不図示)等が作動して、ヒータユニットのエアミックスダンパ(不図示)が可動される。なお、第1、第2の操作レバー6,7を回動させた場合においても同様に、インナーケーブル18a,19aが摺動してダンパがそれぞれ可動される。
また、前面パネル部材4の外周面上には、樹脂材からなる円環状の操作ダイアル23が前面パネル部材4の外周面の周方向に沿って回動自在に設置されている。操作ダイアル23は、運転者等が人差し指等の指先で操作ノブ14a,14b,14cを回動操作するときに、操作しやすいように他の指で掴むための部材である。
操作ダイアル23の外周面には、滑りとめ溝部23aが所定間隔で複数形成されている。また、操作ダイアル23の内周面に形成したガイド凸部23b(図3参照)が、前面パネル部材4の外周面に形成されたガイド溝部4fに摺動自在に嵌っている。これにより、操作ダイアル23は、前面パネル部材4の外周面上をガタつきなく、円滑に回動する。
前記のように構成されている空調用操作装置1は、図5に示すように、車両(自動車)のインストルメントパネル(不図示)に設けた空調コントロールパネル24の前面側に、前面パネル部材4、操作ノブ14a,14b,14c、ファン操作ダイアル16、スイッチ部11a、操作ダイアル23が位置するようにして設置されている。
そして、例えば、図6に示すように、操作者(運転者)の左手の人差し指Aを操作ノブ14aの側面に当てて、他の指で操作ダイアル23を摘んだ状態で、操作ノブ14aを操作し前面パネル部材4の外周面に沿って回動(図6では右方向に回動)させることにより、第1の操作レバー6が回動する。これにより、内外気切換コントロールケーブル18のインナーケーブル18aが摺動して、ブロワユニットの内外気切換ダンパ(不図示)が可動されることにより、内気循環/外気導入モードが選択的に切換えられる。この際、操作者(運転者)が摘んでいる操作ダイアル23も操作ノブ14aの回動に応じて同方向に回動する。
また、同様に操作者(運転者)の左手の人差し指を操作ノブ14bの側面に当てて、他の指で操作ダイアル23を摘んだ状態で、操作ノブ14bを操作し前面パネル部材4の外周面に沿って上下方向に回動させることにより、第2の操作レバー7が回動する。これにより、吹出口切換コントロールケーブル19のインナーケーブル19aが摺動して、ヒータユニットの吹出口切換ダンパ(不図示)が可動されることにより、複数の吹出口のうちから選択した吹出口に切換えられる。この際、操作者(運転者)が摘んでいる操作ダイアル23も操作ノブ14bの回動に応じて同方向に回動する。
更に、操作者(運転者)の左手の親指を操作ノブ14cの側面に当てて、他の指で操作ダイアル23を摘んだ状態で、操作ノブ14cを操作し前面パネル部材4の外周面に沿って上下方向に回動させることにより、第3の操作レバー8が回動する。これにより、温度調整コントロールケーブル20のインナーケーブル20aが摺動して、ヒータユニットのエアミックスダンパ(不図示)が可動されることにより、吹出口から吹出される空調エアの温度が調整される。この際、操作者(運転者)が摘んでいる操作ダイアル23も操作ノブ14cの回動に応じて同方向に回動する。
このように、本実施形態に係る空調用操作装置1によれば、内気循環/外気導入モードを選択的に切換え操作するための第1の操作レバー6、複数の吹出口のうちから選択した吹出口に切換え操作するための第2の操作レバー7、および吹出口から吹出される空調エアの温度を調整操作するための第3の操作レバー8を同軸上に回動自在に配置し、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の先端側の各操作ノブ14a,14b,14cを、ベース部材2の外周面に回動自在に配置した円環状の操作ダイアル23の外周面上に沿って移動自在に設けた構成により、従来のようにコントロールケーブルを介して機械的に操作するための複数の操作レバーを空調コントロールパネルにそれぞれ独立して設ける必要がないので、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の各操作ノブ14a,14b,14cを空調コントロールパネル24に省スペースで設置することができる。
更に、操作者(運転者)が各操作ノブ14a,14b,14cに指を当てて操作するときに、操作している側の他の指で回動自在な操作ダイアル23を摘むことにより、各操作ノブ14a,14b,14cを安定して操作性よく回動させることができる。
〈実施形態2〉
図7は、本発明の実施形態2に係る空調用操作装置の要部を示す斜視図である。なお、図1〜図6に示した実施形態1の空調用操作装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る空調用操作装置1aは、図7に示すように、操作ダイアル23の前側縁部にヒンジ部(不図示)により前方側(前面パネル部材4の前面側)から90度上方側へ回動自在なコ字状のフック部材25を設けた構成である。また、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の先端側に設けた操作ノブ14a,14b,14c(図7では、第2、第3の操作レバー7,8の操作ノブ14b,14cは不図示)の先端部は、操作ダイアル23の外周面上に位置するようにして設置されている。他の構成は前記実施形態1と同様である。なお、図7では、ベース部材2の外周面上のレバーガイド部2c,2eは不図示である。
フック部材25は、ヒンジ部(不図示)を回動支点にして90度上方側へ立てたときに選択した操作ノブ14a,14b,14cのいずれかの外周部に係合される。また、フック部材25を前方側へ倒したときに(図7の二点鎖線の位置)、操作ダイアル23を回動させてもフック部材25の基端側(ヒンジ部(不図示)側)と操作ノブ14a,14b,14cが干渉しないように、フック部材25の基端側はヒンジ部(不図示)と一体的に前方側へ倒れるように形成されている。
そして、例えば、図7に示したように、操作ダイアル23を回動させてフック部材25を操作ノブ14aの位置に合わせ、フック部材25を回動させて90度上方側へ立てることによって操作ノブ14aの外周部に係合させる。そして、操作者(運転者)の左手の各指先で操作ダイアル23を摘んだ状態で、操作ダイアル23を操作し前面パネル部材4の外周面に沿って回動させることにより、フック部材25の回動とともに係合している操作ノブ14a(第1の操作レバー6)が回動する。
これにより、内外気切換コントロールケーブル18のインナーケーブル18aが摺動して、ブロワユニットの内外気切換ダンパ(不図示)が可動されることにより、内気循環/外気導入モードが選択的に切換えられる。この際、操作者(運転者)が摘んでいる操作ダイアル23も操作ノブ14aの回動に応じて同方向に回動する。なお、同様にフック部材25を操作ノブ14bまたは操作ノブ14cに係合させて、フック部材25を回動させることにより第2の操作レバー7または第3の操作レバー8を回動させることができる。
このように、本実施形態に係る空調用操作装置1aによれば、操作ダイアル23の外周面の前側縁部に、第1、第2、第3の操作レバー6,7,8の先端側の各操作ノブ14a,14b,14cにそれぞれ係合自在なフック部材25を設けて、このフック部材25を操作ノブ14a,14b,14cのいずれかに係合させることにより、操作者(運転者)が操作ダイアル23を摘んで回動操作するだけで、操作ノブ14a,14b,14cを安定して操作性よく回動させることができる。
本発明の実施形態1に係る車両の空調用操作装置を前面側から見た斜視図。 本発明の実施形態1に係る車両の空調用操作装置を背面側から見た斜視図。 本発明の実施形態1に係る車両の空調用操作装置の分解斜視図。 (a)は、第1の操作レバーに連結された内外気切換コントロールケーブルを示す図、(b)は、第2の操作レバーに連結された吹出口切換コントロールケーブルおよび第3の操作レバーに連結された温度調整コントロールケーブルを示す図、(c)は、第3の操作レバーを回動させてインナーケーブルを摺動させた状態を示す図。 空調コントロールパネルに設置された実施形態1に係る空調用操作装置を示す正面図。 実施形態1に係る空調用操作装置の操作ノブを操作者(運転者)が操作している状態を示す図。 本発明の実施形態2に係る車両の空調用操作装置の要部を示す斜視図。
符号の説明
1、1a 空調用操作装置
2 ベース部材
3 光拡散樹脂部材
4 前面パネル部材
5a 第1の表示板
5b 第2の表示板
5c 第3の表示板
5d 第4の表示板
6 第1の操作レバー
7 第2の操作レバー
8 第3の操作レバー
11 エアコンスイッチ
12 ファンスイッチ
14a,14b,14c 操作ノブ(操作部)
16 ファン操作ダイアル
18 内外気切換コントロールケーブル
19 吹出口切換コントロールケーブル
20 温度調整コントロールケーブル
18a,19a,20a インナーケーブル
23 操作ダイアル
24 空調コントロールパネル
25 フック部材

Claims (2)

  1. 車両用空調装置から車室内へ吹出される空調エアの吹出口切換え、空調エアの温度調整、内気循環/外気導入の切換えを、それぞれの操作レバーに一端側が連結されたコントロールケーブルを介して機械的に操作する車両の空調用操作装置であって、
    内気循環/外気導入モードを選択的に切換え操作するための第1の操作レバーと、
    複数の吹出口のうちから選択した吹出口に切換え操作するための第2の操作レバーと、
    前記吹出口から吹出される空調エアの温度を調整操作するための第3の操作レバーと、
    前記第1、第2、第3の操作レバーの基端側を、背面側に軸線方向に沿って同軸上にそれぞれ回動自在に配置した円筒状のベース部材と、
    前記ベース部材の外周面にその周方向に沿って回動自在に配置した円環状の操作ダイアルと、を備え、
    前記第1、第2、第3の操作レバーの先端側の各操作部を、前記操作ダイアルの外周面上に、該操作ダイアルの外周面上に沿って移動自在に配置した、
    ことを特徴とする車両の空調用操作装置。
  2. 前記操作ダイアルの外周面の前側縁部に、前記第1、第2、第3の操作レバーの先端側の各操作部にそれぞれ係合自在なフック部材を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の空調用操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190637A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Sanden Corp 車両用空調装置の操作装置
JP2009190636A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Sanden Corp 車両用空調装置の操作装置

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