JP2006203698A - 電話機インターフェース装置およびプログラム - Google Patents
電話機インターフェース装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006203698A JP2006203698A JP2005014786A JP2005014786A JP2006203698A JP 2006203698 A JP2006203698 A JP 2006203698A JP 2005014786 A JP2005014786 A JP 2005014786A JP 2005014786 A JP2005014786 A JP 2005014786A JP 2006203698 A JP2006203698 A JP 2006203698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- display
- command
- control
- wireless telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】制御装置7と基地局装置2との間に設けた電話機インターフェース装置1により、制御装置7からの制御コマンドのうち無線電話機5での可視表示または可聴表示に関する表示制御コマンドを、無線電話機5ごとに記憶部へMAP情報として展開し、そのMAP情報に基づく各表示状態の更新を指示する表示更新コマンドをそれぞれの無線電話機5へ配信する。
【選択図】 図1
Description
この種の表示制御コマンドは、制御対象となるLEDごとやLCDでの表示内容ごとに、点灯、点滅、消灯、表示色などの表示内容の変化を個別に指示し、あるいはスピーカやブザーごとに、その音声出力のオン・オフや出力する音声種別などの表示内容の変化を指示するものとなっている。
また、電池で動作電源とする無線電話機が省電力のため、所定周期で無線通信部にだけ電源供給して基地局装置へアクセスし、制御装置からの制御コマンドを受信した場合にのみ無線電話機全体へ電源供給して当該制御コマンドを実行する正規動作を行う場合、上記従来技術によれば表示制御コマンドが制御対象ごとに個別に送信されるため、無線電話機において正規動作の頻度が高くなり、電力消費を効果的に削減できないという問題点があった。
これにより、表示制御コマンドに通信エラーが発生した場合でも、その前後の表示内容や表示内容と当該電話機の動作状態との間、さらには制御装置と無線電話機との間で矛盾が生じても、その矛盾は一時的なものとなり、自動的にその矛盾が修正され、電話システム全体の信頼性が向上する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。
この電話システムは、制御装置7、電話機インターフェース装置1、1つ以上の基地局装置2(2A,2B…)、および複数の無線電話機5(5A,5B,5C…)から構成されている。
図1において、無線電話機5A,5Bは、基地局装置2Aの無線エリア6A内に在圏しており、それぞれ無線伝送路4A,4Bを介して基地局装置2Aと接続されている。また、無線電話機5Cは、基地局装置2Bの無線エリア6Bに在圏しており、無線伝送路4Cを介して基地局装置2Bと接続されている。
基地局装置2は、無線LANのアクセスポイント(AP)などの無線装置からなり、制御装置7と各無線電話機5との間でやり取りされる各種制御コマンドを中継転送する。特に、電話機インターフェース装置1を介して受け取った制御装置7からの制御コマンドを蓄積し、これら制御コマンドを無線電話機5からのアクセスに応じて当該無線電話機へ送信する。
本実施の形態では、電話機インターフェース装置1において、制御装置7から送信された制御コマンドのうち無線電話機5での可視表示または可聴表示を制御する表示制御コマンドを、無線電話機5ごとに表示状態情報(以下、MAP情報という)として記憶部に展開し、これらMAP情報に基づく各表示状態の更新を指示する表示更新コマンドをそれぞれ対応する無線電話機へ配信するようにしたものである。
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話機インターフェース装置について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話機インターフェース装置の構成を示すブロック図である。
この電話機インターフェース装置1は、全体として通信機能を備えた情報処理端末からなり、制御装置インターフェース部(以下、制御装置I/F部という)11、電話機インターフェース部(以下、電話機I/F部という)12、記憶部13、および制御部14が設けられている。
電話機I/F部12は、所定の信号処理回路からなり、伝送路3Bを介して各基地局装置2と接続し、これら基地局装置2との間でデータ伝送を行う機能を有している。
記憶部13は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、制御部14での制御コマンドの中継処理に用いる各種処理情報やプログラム13Pを記憶する機能を有している。
プログラム13Pは、制御装置I/F部11や電話機I/F部12などの入出力部を介して他の装置や記録媒体から記憶部13へ予め格納される。
MAP情報(表示状態情報)13Aは、各無線電話機5での可視表示または可聴表示の表示状態を示す情報である。図3に、MAP情報の構成例を示す。このMAP情報13Aは、各無線電話機5に固有の端末IDと、無線電話機5に設けられたLEDやLCDなどの表示部で行う可視表示の各制御対象に関する表示状態や、スピーカやブザーなどの音声出力部で行う可聴表示の各制御対象に関する表示状態を示す情報との組から構成されている。
例えば、無線電話機5には、通話回線9ごとにその使用状態を示すLEDなどのランプが設けられており、そのランプの点灯や点滅などの表示方法に関する情報やそのランプの表示色に関する情報がMAP情報13Aで管理される。
したがって、更新フラグのうち「更新あり」に設定されている端末IDの無線電話機5では表示状態に変化があり、「更新なし」に設定されている端末IDの無線電話機5では表示状態に変化がないと判断でき、更新フラグが「更新あり」に設定されている端末IDのMAP情報13Aのみを対応する無線電話機に配信すればよいことになる。
制御部14で実現される主な機能部としては、コマンド分配部14A、コマンド選択部14B、エミュレーション部14C、表示状態情報配信部14D、およびコマンド転送部14Eがある。コマンド選択部14Bおよびエミュレーション部14Cは、各無線電話機5に対応して並列的に設けられている。
コマンド選択部14Bは、コマンド分配部14Aから分配された制御コマンドのうち無線電話機での可視表示または可聴表示の表示制御に関する表示制御コマンドを選択して対応するエミュレーション部14Cへ出力する機能と、表示制御コマンド以外のコマンドについてはその制御コマンドをコマンド転送部14Eへ出力する機能とを有している。
エミュレーション部14Cは、コマンド選択部14Bからの表示制御コマンドに基づき仮想的に無線電話機の表示制御を行い、その表示状態に基づき記憶部13のMAP情報13Aとして展開する機能と、MAP情報13Aの更新に応じて記憶部13のフラグ情報13Bのうち当該無線電話機5に対応する更新フラグを「更新あり」に設定する機能とを有している。
コマンド転送部14Eは、コマンド選択部14Bから出力された制御コマンドを電話機I/F部12を介して宛先となる無線電話機5へ転送する機能と、電話機I/F部12を介して無線電話機5から受信した制御コマンドを制御装置I/F部11を介して制御装置7へ転送する機能とを有している。
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの電話機インターフェース装置におけるコマンド受信処理について説明する。図5は、電話機インターフェース装置におけるコマンド受信処理を示すフローチャートである。
電話機インターフェース装置1の制御部14は、制御装置I/F部11による制御装置7から制御コマンドの受信に応じて、図5のコマンド受信処理を開始する。
次に、コマンド選択部14Bにより、コマンド分配部14Aから分配された制御コマンドが無線電話機5での可視表示または可聴表示の表示制御に関する表示制御コマンドかどうか判断する(ステップ101)。
続いて、制御部14は、エミュレーション部14Cにより、コマンド選択部14Bからの表示制御コマンドを記憶部13のMAP情報13Aとして展開し(ステップ103)、記憶部13のフラグ情報13Bのうち当該無線電話機5に対応する更新フラグを「更新あり」に設定し(ステップ104)、一連のコマンド受信処理を終了する。
これに応じてコマンド転送部14Eにより、当該制御コマンドが電話機I/F部12を介してその宛先となる無線電話機5へ転送され(ステップ106)、一連のコマンド受信処理を終了する。
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの電話機インターフェース装置におけるMAP配信処理について説明する。図6は、電話機インターフェース装置におけるMAP配信処理を示すフローチャートである。
電話機インターフェース装置1の制御部14は、制御装置I/F部11による制御装置7からの制御コマンドの受信に応じて、図6のMAP配信処理を開始する。
ここで、「更新あり」を示す更新フラグが検索された場合(ステップ112:YES)、表示状態情報配信部14Dにより、記憶部13から当該更新フラグに対応する無線電話機5のMAP情報13Aを取得する(ステップ113)。
その後、ステップ112において、「更新あり」を示す更新フラグが検索されなかった場合(ステップ112:NO)、ステップ110へ戻って次の送信タイミングの到来まで待機する。
次に、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作を示すシーケンス図である。
ここでは、無線電話機5Aに対する表示制御コマンドが制御装置7から送信された場合であって、無線電話機5Aに対してリアルタイム動作を行っていない場合を例として説明する。
その後、送信タイミングの到来に応じて(ステップ210)、電話機インターフェース装置1は前述したMAP配信処理を開始し、記憶部13のフラグ情報13Bから「更新あり」を示す更新フラグを検索する(ステップ211)。
基地局装置2Aは、伝送路3Bを介して電話機インターフェース装置1から無線電話機5A宛の表示更新コマンドを受信して自装置内部の記憶部へ蓄積する(ステップ214)。
無線電話機5Aは、このようにして電話機インターフェース装置1からの表示更新コマンドを受信し、そのコマンドに含まれているMAP情報に基づき、自装置の可視表示および可聴表示の制御対象についてその表示状態の更新制御を行う(ステップ224)。
次に、図8を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例について説明する。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例を示すシーケンス図である。
ここでは、基地局装置2Aと無線電話機5Aとの間の無線伝送路4Aで通信エラーが発生した場合を例として説明する。
同様にして、制御装置1から無線電話機5Aに対して、ランプ3に対する赤色点灯を指示する表示制御コマンドが送信された場合(ステップ321)、電話機インターフェース装置1で、前述したコマンド受信処理によりその表示状態が無線電話機5AのMAP情報に展開される。
基地局装置2Aは、その表示更新コマンドを受信して蓄積し、送信タイミングの到来に応じて(ステップ324)、無線電話機5Aに対する蓄積情報の送信処理を行う。この際、蓄積情報が正常に無線電話機5Aへ届いた場合(ステップ325)、無線電話機5Aはその表示更新コマンドのMAP情報に基づき表示更新制御を行う(ステップ326)。これにより、ランプ2,3に対する表示制御だけでなくその前に通信エラーとなったランプ1に対する表示更新制御も行われ、無線電話機5Aでの各表示状態が更新されて、その前後の表示内容や表示内容と当該電話機の動作状態との間、さらには制御装置7との間で表示状態が一致することになる。
これにより、MAP配信処理の処理対象を削減でき、すべての無線電話機5を処理対象としてMAP配信処理を行う場合と比較して、表示更新コマンドの配信が集中せず、スムーズに配信できる。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話システムの動作を示すシーケンス図である。
前述の第1の実施の形態では、無線電話機5での受信タイミングと電話機インターフェース装置1での送信タイミングとの関係については特定せずに説明した。本実施の形態では、無線電話機5での受信タイミングに比べて長い周期で、電話機インターフェース装置1がMAP情報を配信する場合を例として説明する。
その後、周期T1に基づく送信タイミングの到来に応じて(ステップ401)、無線電話機5A宛のMAP情報を表示更新コマンドにより伝送路3Bから基地局装置2Aへ配信する(ステップ402)。
なお、基地局装置2Aと無線電話機5Aとの間の無線伝送路4Aで通信エラーが発生した場合でも、MAP情報が基地局装置2Aに蓄積されているため、次の送信タイミング、例えば後述のステップ415で基地局装置2Aから無線電話機5AへMAP情報が送信される。
ここで、電話機インターフェース装置1での送信タイミングが到来する前に、基地局装置2Aで送信タイミングが到来した場合(ステップ415)、基地局装置2Aからビーコン信号が送信される(ステップ416)。
その後、電話機インターフェース装置1は、送信タイミングの到来に応じて(ステップ421)、無線電話機5A宛のMAP情報を伝送路3Bから基地局装置2Aへ配信する(ステップ422)。
次に、図10を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。図10は、本発明の第3の実施の形態にかかる電話機インターフェース装置でのコマンド受信処理を示すフローチャートであり、前述の図5と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
前述の第1の実施の形態では、電話機インターフェース装置1のコマンド選択部14Bにおいて、コマンド分配部14Aから分配された制御コマンドが表示制御コマンドではない場合、その制御コマンドをコマンド転送部14Eを介して無線電話機5へ転送する場合について説明した。
本実施の形態にかかる電話機インターフェース装置1は、前述した第1の実施の形態にかかる機能部のうち、コマンド選択部14Bとコマンド転送部14Eとにリアルタイム動作に関する新たな機能が追加されている。なお、本実施の形態にかかる電話システムおよび電話機インターフェース装置1のその他の構成については、前述した第1の実施の形態(図1,2参照)と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
コマンド転送部14Eは、新たな機能として、電話機I/F部12を介して無線電話機5から受信したリアルタイム動作開始要求やリアルタイム動作解除要求を当該無線電話機5に対応するコマンド選択部14Bへ通知する機能とを有している。
まず、コマンド分配部14Aにより、制御装置I/F部11で受信した制御装置7から制御コマンドをその宛先となる無線電話機5のコマンド選択部14Bへ分配する(ステップ100)。
ここで、分配された制御コマンドが表示制御コマンドの場合(ステップ101:YES)、前述したステップ102〜104と同様の処理を行って、その表示制御コマンドを記憶部13のMAP情報13Aとして展開し、更新フラグを「更新あり」に設定し、一連のコマンド受信処理を終了する。
なお、無線電話機5からのリアルタイム動作開始要求を電話機I/F部12から受信した場合、コマンド転送部14Eにより、当該無線電話機に対応するコマンド選択部14Bへ通知し、このリアルタイム動作開始要求の通知に応じて、コマンド選択部14Bにより、リアルタイム動作を開始してもよい。
次に、図11および図12を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる電話システムの動作について説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態にかかる電話システムの着信動作を示すシーケンス図である。図12は、本発明の第3の実施の形態にかかる電話システムの発呼動作を示すシーケンス図である。
制御装置7から送信された無線電話機5Aに対する着信コマンドに応じて(ステップ240)、電話機インターフェース装置1は前述したコマンド受信処理を開始し、その着信コマンドが表示制御コマンドでないことからリアルタイム動作を開始して(ステップ241)、その着信コマンドを含む以降の制御コマンドをリアルタイムで無線電話機5A宛に転送する(ステップ242)。
基地局装置2Aは、伝送路3Bを介して電話機インターフェース装置1から無線電話機5A宛の表示更新コマンドを受信して自装置内部の記憶部へ蓄積する(ステップ243)。
無線電話機5Aは、このようにして電話機インターフェース装置1からの着信コマンドを受信し、その着信コマンドに基づき自装置で着信表示を行い(ステップ254)、その後の利用者による応答操作に応じて(ステップ255)、制御装置7宛の応答コマンドを基地局装置2Aへ送信する(ステップ256)。
この応答コマンドに応じて制御装置7から無線電話機5A宛の表示制御コマンドが伝送路3Aを介して電話機インターフェース装置1へ送信され(ステップ259)、電話機インターフェース装置1は、リアルタイム動作中であることから前述したコマンド受信処理に基づきその表示制御コマンドを伝送路3Aを介して基地局装置2Aへリアルタイムで転送し(ステップ260)、基地局装置2Aは、送信タイミングの到来を待つことなくリアルタイムで表示制御コマンドを無線電話機5Aへ転送する(ステップ261)。
その後、発呼相手電話機の終話操作に応じた制御装置7からの切断コマンドが、前述した表示制御コマンドと同様にして、電話機インターフェース装置1、基地局装置2Aを介してリアルタイムで無線電話機5Aまで転送される(ステップ270〜272)。
これに応じて、基地局装置2Aは、無線電話機5Aからのリアルタイム動作解除要求コマンドを伝送路3Bを介して電話機インターフェース装置1へリアルタイムで転送し(ステップ274)、電話機インターフェース装置1は、そのリアルタイム動作解除要求コマンドに応じて無線電話機5Aに対するリアルタイム動作を終了する(ステップ275)。
利用者による発呼要求操作に応じて(ステップ280)、無線電話機5Aは、基地局装置2Aからのビーコン信号の受信を待って(ステップ281)、起動通知を基地局装置2Aへ送信し(ステップ282)、これに続けて、電話機インターフェース装置1に対して、リアルタイム動作の開始を要求するリアルタイム動作開始要求コマンドを基地局装置2Aへ送信する(ステップ283)。
これにより、制御装置7は、通話回線9を介して通話網8に接続された相手先電話機へ発呼し、相手先電話機での応答に応じて、無線電話機5A宛の応答コマンドが伝送路3Aを介して電話機インターフェース装置1へ送信される(ステップ290)。
無線電話機5Aは、この応答コマンドに応じて相手先電話機と制御装置7の通話回線9を介した通話を開始する(ステップ293)。
以上の各実施の形態では、前述の図2に示したように、電話機インターフェース装置1に制御装置I/F部11と電話機I/F部12とを設けて、制御装置7と基地局装置2とをそれぞれ伝送路3A,3Bを介して個別に接続する場合を例として説明したが、制御装置7および基地局装置2がそれぞれ共通したインターフェースを有する場合、制御装置I/F部11と電話機I/F部12を1つのインターフェース部で実現できる。例えば、制御装置7および基地局装置2が共にLANインターフェースを有する場合、伝送路3Bに制御装置7、基地局装置2および電話機インターフェース装置1を共通して接続し、電話機インターフェース装置1がサーバとなって、制御装置7および基地局装置2が電話機インターフェース装置1へアクセスする構成をとってもよい。
また、以上では、制御装置7がVoIPの通話回線9に接続される場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、アナログ回線やISDN回線であっても前述と同様にして各実施の形態を適用できる。
Claims (7)
- 通話回線を介して通話を行う複数の無線電話機と、これら無線電話機と各種制御コマンドをデータ伝送でやり取りすることにより前記無線電話機の動作を制御するとともに前記通話回線と前記無線電話機とを交換接続する制御装置と、前記制御装置からの制御コマンドを蓄積し無線伝送路を介して接続された前記無線電話機からのアクセスに応じて蓄積しておいた制御コマンドを当該無線電話機へ送信する基地局装置とを有する電話システムに設けられ、前記制御装置と前記基地局装置との間でやり取りされる各種制御コマンドを中継転送する電話機インターフェース装置であって、
前記無線電話機ごとに当該無線電話機での可視表示または可聴表示の表示状態を示す表示状態情報を記憶する記憶部と、
前記制御装置からの制御コマンドのうち前記無線電話機での可視表示または可聴表示に関する表示制御コマンドを選択するコマンド選択部と、
このコマンド選択部で選択された表示制御コマンドの制御内容を前記無線電話機ごとに前記記憶部へ表示状態情報として展開するエミュレーション部と、
前記表示状態情報に基づき当該無線電話機における各表示状態の更新を指示する表示更新コマンドをそれぞれ対応する無線電話機へ配信する表示状態情報配信部と
を備えることを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 請求項1に記載の電話機インターフェース装置において、
前記表示状態情報配信部は、前記基地局装置に対して前記無線電話機が間欠的にアクセスする周期以上の周期で当該無線電話機へ前記表示更新コマンドを配信することを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 請求項1に記載の電話機インターフェース装置において、
前記記憶部は、前記無線電話機ごとに当該表示状態情報の更新有無を示すフラグ情報を記憶し、
前記エミュレーション部は、前記表示状態情報の更新に応じて対応するフラグ情報を更新ありに設定し、
前記表示状態情報配信部は、所定周期で前記記憶部のフラグ情報を検索し、更新ありを示すフラグ情報に対応する表示状態情報を前記表示更新コマンドで当該無線電話機へ配信するとともに、当該フラグ情報を更新なしに設定する
ことを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 請求項3に記載の電話機インターフェース装置において、
前記表示状態情報配信部は、前記フラグ情報を検索する際、所定周期ごとに前記無線電話機が属するいずれかのグループを順に選択し、そのグループに属する無線電話機のフラグ情報のみを検索することを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 請求項1に記載の電話機インターフェース装置において、
前記コマンド選択部で選択されなかった他の制御コマンドを当該制御コマンドの宛先である無線電話機へ転送するとともに、前記無線電話機からの制御コマンドを前記制御装置へ転送するコマンド転送部をさらに備えることを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 請求項5に記載の電話機インターフェース装置において、
前記コマンド選択部は、前記制御装置から前記表示制御コマンド以外の制御コマンドを受信した場合、その制御コマンド以降のすべての制御コマンドをリアルタイムで前記コマンド転送部から当該制御コマンドの宛先である無線電話機へ転送するリアルタイム動作を開始し、当該無線電話機からのリアルタイム動作解除要求に応じて当該リアルタイム動作を解除することを特徴とする電話機インターフェース装置。 - 通話回線を介して通話を行う複数の無線電話機と、これら無線電話機と各種制御コマンドをデータ伝送でやり取りすることにより前記無線電話機の動作を制御するとともに前記通話回線と前記無線電話機とを交換接続する制御装置と、前記制御装置からの制御コマンドを蓄積し無線伝送路を介して接続された前記無線電話機からのアクセスに応じて蓄積しておいた制御コマンドを当該無線電話機へ送信する基地局装置とを有する電話システムに設けられ、前記制御装置と前記基地局装置との間でやり取りされる各種制御コマンドを中継転送する電話機インターフェース装置のコンピュータに、
前記無線電話機ごとに当該無線電話機での可視表示または可聴表示の表示状態を示す表示状態情報を記憶部で記憶する記憶ステップと、
前記制御装置からの制御コマンドのうち前記無線電話機での可視表示または可聴表示に関する表示制御コマンドを選択するコマンド選択ステップと、
このコマンド選択ステップで選択された表示制御コマンドの制御内容を前記無線電話機ごとに前記記憶部へ表示状態情報として展開するエミュレーションステップと、
前記表示状態情報に基づき当該無線電話機における各表示状態の更新を指示する表示更新コマンドをそれぞれ対応する無線電話機へ配信する表示状態情報配信ステップと
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005014786A JP4661231B2 (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 電話機インターフェース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005014786A JP4661231B2 (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 電話機インターフェース装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006203698A true JP2006203698A (ja) | 2006-08-03 |
JP4661231B2 JP4661231B2 (ja) | 2011-03-30 |
Family
ID=36961282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005014786A Active JP4661231B2 (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 電話機インターフェース装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4661231B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009071593A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Nakayo Telecommun Inc | 電話システム |
JP5536253B1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-07-02 | Necインフロンティア株式会社 | ボタン電話システム、制御方法、端末、およびプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359197A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-15 | Meisei Electric Co Ltd | ボタン電話装置のランプ表示制御方式 |
JPH02246455A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-02 | Fujitsu Ltd | 端末ランプ制御装置 |
JPH04340838A (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレス電話装置 |
-
2005
- 2005-01-21 JP JP2005014786A patent/JP4661231B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359197A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-15 | Meisei Electric Co Ltd | ボタン電話装置のランプ表示制御方式 |
JPH02246455A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-02 | Fujitsu Ltd | 端末ランプ制御装置 |
JPH04340838A (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレス電話装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009071593A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Nakayo Telecommun Inc | 電話システム |
JP5536253B1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-07-02 | Necインフロンティア株式会社 | ボタン電話システム、制御方法、端末、およびプログラム |
WO2014178397A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | Necプラットフォームズ株式会社 | ボタン電話システム、制御方法、端末、およびプログラム |
AU2014260823B2 (en) * | 2013-04-30 | 2016-08-11 | Nec Platforms, Ltd. | Key telephone system, control method, terminal, and program |
US10135998B2 (en) | 2013-04-30 | 2018-11-20 | Nec Platforms, Ltd. | Key telephone system, control method, terminal, and program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4661231B2 (ja) | 2011-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8639187B2 (en) | Mobile communication terminal apparatus and method for controlling short-range wireless communication | |
JP2008053805A (ja) | 車載ハンズフリー装置 | |
JP6610259B2 (ja) | 中継装置、音声通信システム、プログラムおよび中継方法 | |
JP2007037130A (ja) | 転送情報をユーザに通知する移動通信端末機及びその通知方法 | |
EP3068118B1 (en) | Relay apparatus, voice-communication system, method for relaying voice signals, and program | |
JPH06101698B2 (ja) | 無線電話装置 | |
KR101016600B1 (ko) | 분산형 휴대전화 인터넷 장치 | |
JP4661231B2 (ja) | 電話機インターフェース装置 | |
JP6512215B2 (ja) | 中継装置、音声通信システムおよび音声通信方法 | |
JP2009212813A (ja) | ナースコールシステム | |
JP4442439B2 (ja) | 電話機インターフェース装置 | |
JP4551710B2 (ja) | ナースコールシステム | |
JP2015029204A (ja) | ナースコールシステム | |
JP6893183B2 (ja) | ナースコールシステム及びナースコールシステムのバージョンアップ方法 | |
JP2006339825A (ja) | 電話システム、電話制御装置、およびプログラム | |
JP2015041914A (ja) | ナースコールシステム | |
JP2006339827A (ja) | 電話システム、電話制御装置、およびプログラム | |
JP5955801B2 (ja) | ナースコールシステム | |
JP2010093332A (ja) | 呼処理装置、呼処理システム、および呼処理方法 | |
JPH08140150A (ja) | 無線電話システム | |
JP2011077677A (ja) | 携帯端末 | |
JP2008153823A (ja) | 携帯電話装置およびその着信転送制御方法 | |
JP2010041130A (ja) | 電話システム、移動端末装置、及びサーバ装置 | |
JPH09102983A (ja) | 無線通信システム | |
KR20010059665A (ko) | 무선단말기에서의 호 연결 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4661231 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 3 |