JP2008153823A - 携帯電話装置およびその着信転送制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】着信時刻によって着信転送を切替制御する。
【解決手段】記憶部16に、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶しておき、制御部17で、網側からの着信通知に応じて前記計時部15から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と前記記憶部16の前記転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する。
【選択図】 図1
【解決手段】記憶部16に、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶しておき、制御部17で、網側からの着信通知に応じて前記計時部15から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と前記記憶部16の前記転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話制御技術に関し、特に携帯電話装置への着信を所定の転送先へ転送する着信転送制御技術に関する。
携帯電話装置には、網側からの着信に対して応答できない場合の機能として、任意の転送先へ当該着信を自動的に転送する着信転送機能が設けられている。この着信転送機能が利用者により有効な状態に設定されている場合、携帯電話装置は、網側からの着信通知に応じて、予め利用者の操作に応じて登録されている転送先電話番号をメモリから読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を網へ通知する。これにより、網側で、その着信転送要求で指定されている転送先電話番号へ当該携帯電話装置宛てに着信が転送される。
従来、このような着信転送技術として、発信者電話番号、転送先電話番号、および転送時間を組として予めテーブルに設定しておき、任意の発信者電話番号の電話機からの着信が検出された場合には、テーブルを参照して当該発信者電話番号に対応する転送時間だけ呼び出しを行い、その呼び出しに対して応答がなかった場合は、当該発信者電話番号に対応する転送先電話番号の電話機へ着信転送する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
しかしながら、このような従来技術では、絶対的な時間すなわち着信時刻に基づいて転送制御することができないという問題点があった。
すなわち従来技術で用いている転送時間は、呼び出された携帯電話装置において着信表示を行う期間すなわち着信呼出期間を示す時間情報であり、着信からの相対的な経過時間に基づいて転送制御している。このため、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、着信時刻によって着信転送を切替制御できる携帯電話装置およびその着信転送制御方法を提供することを目的としている。
すなわち従来技術で用いている転送時間は、呼び出された携帯電話装置において着信表示を行う期間すなわち着信呼出期間を示す時間情報であり、着信からの相対的な経過時間に基づいて転送制御している。このため、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、着信時刻によって着信転送を切替制御できる携帯電話装置およびその着信転送制御方法を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる携帯電話装置は、網側からの着信通知に応じて、予め登録されている転送先電話番号を記憶部から読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を網へ通知する制御部を備える携帯電話装置であって、時刻を計時する計時部を備え、記憶部は、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶し、制御部は、網側からの着信通知に応じて計時部から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と記憶部の転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断するようにしたものである。
この際、制御部で、着信時刻が転送時間帯に含まれる場合、転送先電話番号への着信転送は可能と判断し、着信時刻が転送時間帯に含まれない場合、転送先電話番号への着信転送は不可と判断するようにしてもよい。
また、記憶部で、組を複数記憶し、制御部で、比較の際、記憶部の各組について着信時刻と転送時間帯とを比較するようにしてもよい。
また、本発明にかかる携帯電話装置の着信転送制御方法は、網側からの着信通知に応じて、予め登録されている転送先電話番号を記憶部から読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を網へ通知する制御部を備える携帯電話装置の着信転送制御方法であって、計時部により、時刻を計時するステップと、記憶部により、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶するステップと、制御部により、網側からの着信通知に応じて計時部から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と記憶部の転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断するステップとを備えている。
本発明によれば、制御部により、網側からの着信通知に応じて計時部から当該着信の着信時刻が取得されて、当該着信時刻と記憶部の転送時間帯とが比較され、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断されるため、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
これにより、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
これにより、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
この携帯電話装置1は、無線回線10を介して携帯電話網5に接続され、携帯電話網5を介して接続された電話装置と通話を行う電話端末であり、携帯電話網5側からの着信通知に応じて、予め登録されている転送先電話番号を記憶部から読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を携帯電話網5へ通知することにより着信転送を行う機能を備えている。
本実施の形態では、記憶部に、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶しておき、制御部で、網側からの着信通知に応じて計時部から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と記憶部の転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断するようにしたものである。
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の構成について説明する。
携帯電話装置1には、主な機能部として、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)11、音声処理部12、操作入力部13、画面表示部14、記憶部16、および制御部17が設けられており、これらはデータバスを介して相互に接続されている。
携帯電話装置1には、主な機能部として、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)11、音声処理部12、操作入力部13、画面表示部14、記憶部16、および制御部17が設けられており、これらはデータバスを介して相互に接続されている。
無線I/F部11は、専用の無線通信回路からなり、無線回線10を介して携帯電話網5とデータ通信を行うことにより、着信通知や着信転送要求などの各種呼制御情報や音声データを送受信する機能を有している。
音声処理部12は、専用の音声処理回路からなり、無線I/F部11からの音声データを音声信号に復号してスピーカ(図示せず)から出力する機能と、マイク(図示せず)から入力された音声信号を音声データに符号化して無線I/F部11へ渡す機能と、制御部17からの指示に基づき着信音などの各種信号音をスピーカから出力する機能とを有している。
音声処理部12は、専用の音声処理回路からなり、無線I/F部11からの音声データを音声信号に復号してスピーカ(図示せず)から出力する機能と、マイク(図示せず)から入力された音声信号を音声データに符号化して無線I/F部11へ渡す機能と、制御部17からの指示に基づき着信音などの各種信号音をスピーカから出力する機能とを有している。
操作入力部13は、ダイヤルキーや機能キーからなり、利用者の各種操作を検出して制御部17へ出力する機能を有している。
画面表示部14は、LCDなどの画面表示装置からなり、制御部17からの指示に応じて、着信転送設定メニューなどの各種設定画面や通話情報を画面表示する機能を有している。
計時部15は、専用の時計回路からなり、時刻を計時して制御部17へ出力する機能を有している。
画面表示部14は、LCDなどの画面表示装置からなり、制御部17からの指示に応じて、着信転送設定メニューなどの各種設定画面や通話情報を画面表示する機能を有している。
計時部15は、専用の時計回路からなり、時刻を計時して制御部17へ出力する機能を有している。
記憶部16は、メモリなどの記憶装置からなり、動作モード情報16Aや転送登録情報16Bなど制御部17での処理に用いる各種処理情報やプログラム16Pを記憶する機能を有している。
プログラム16Pは、制御部17に読み込まれて実行されることにより各種機能手段を実現するプログラムであり、予め記憶部16に格納されている。
動作モード情報16Aは、着信転送機能を用いた着信転送制御を行う着信転送モードの有効/無効など、携帯電話装置1の各種動作モードの有効/無効を示す情報であり、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて制御部17により更新設定される。
プログラム16Pは、制御部17に読み込まれて実行されることにより各種機能手段を実現するプログラムであり、予め記憶部16に格納されている。
動作モード情報16Aは、着信転送機能を用いた着信転送制御を行う着信転送モードの有効/無効など、携帯電話装置1の各種動作モードの有効/無効を示す情報であり、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて制御部17により更新設定される。
図2は、転送登録情報の構成例である。転送登録情報16Bは、転送先電話番号と転送時間帯の組からなり、利用者の操作に応じて予め設定される。転送先電話番号は、携帯電話装置1への着信を転送したい電話装置の電話番号である。転送時間帯は、転送先電話番号への着信転送を行う時間帯を示しており、当該時間帯の開始頭時点を示す転送開示時刻と当該時間帯の転送終了時刻から構成されている。図2の例では、転送開始時刻「9:00」から転送終了時刻「17:00」までの時間帯に着信があった場合、転送先電話番号「045−123−XXXX」の電話装置へその着信が転送される。
制御部17は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、記憶部16のプログラム16Pを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて各種機能を実現する。
制御部17の主な機能としては、無線I/F部11を介して携帯電話網5と各種呼制御情報を送受信することにより、携帯電話装置1における各種呼制御を行う機能を有している。
制御部17の主な機能としては、無線I/F部11を介して携帯電話網5と各種呼制御情報を送受信することにより、携帯電話装置1における各種呼制御を行う機能を有している。
また、着信転送制御に関する機能として、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて着信転送設定メニューを画面表示部14に画面表示し、着信転送モードの有効/無効や着信転送動作に関する転送登録情報16Bの内容を記憶部16に設定登録する機能と、携帯電話網5からの着信通知に応じて計時部15から取得した当該着信の着信時刻を、記憶部16から読み出した転送登録情報16Bの転送時間帯と比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する機能と、着信転送可の場合にのみ記憶部16の転送登録情報16Bから転送先電話番号を読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を携帯電話網5へ通知する機能とを有している。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の動作について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送動作を示すシーケンス図である。ここでは、相手携帯電話装置2からの着信を転送先電話装置3へ転送する場合を例として説明する。
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の動作について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送動作を示すシーケンス図である。ここでは、相手携帯電話装置2からの着信を転送先電話装置3へ転送する場合を例として説明する。
まず、図3を参照して、携帯電話装置1における着信転送動作の概略を説明する。
制御部17は、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて、後述の図4に示す着信転送設定処理を実行し、着信転送設定メニューを画面表示部14に画面表示し、着信転送機能の有効/無効や着信転送動作に関する転送登録情報16Bの内容を設定する(ステップ100)。
これにより、携帯電話装置の動作モードとして着信転送モードが「有効」である旨が設定されて記憶部16の動作モード情報16Aに保存されるとともに、転送先電話番号や転送時間帯が設定されて記憶部16の転送登録情報16Bに保存される。したがって、これ以降の携帯電話網からの着信通知に応じて、転送登録情報16Bに基づく着信転送制御が行われるものとなる。
制御部17は、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて、後述の図4に示す着信転送設定処理を実行し、着信転送設定メニューを画面表示部14に画面表示し、着信転送機能の有効/無効や着信転送動作に関する転送登録情報16Bの内容を設定する(ステップ100)。
これにより、携帯電話装置の動作モードとして着信転送モードが「有効」である旨が設定されて記憶部16の動作モード情報16Aに保存されるとともに、転送先電話番号や転送時間帯が設定されて記憶部16の転送登録情報16Bに保存される。したがって、これ以降の携帯電話網からの着信通知に応じて、転送登録情報16Bに基づく着信転送制御が行われるものとなる。
この後、相手携帯電話装置2から無線回線20を介して携帯電話装置1を着信先とする発信要求が送信された場合(ステップ101)、携帯電話網5から無線回線10を介して携帯電話端末1へ着信通知が送信される(ステップ102)。
携帯電話装置1の制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されていることから、後述する図6の着信転送制御処理を実行し、計時部15から取得した当該着信の着信時刻を、記憶部16から読み出した転送登録情報16Bの転送時間帯と比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する(ステップ103)。
携帯電話装置1の制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されていることから、後述する図6の着信転送制御処理を実行し、計時部15から取得した当該着信の着信時刻を、記憶部16から読み出した転送登録情報16Bの転送時間帯と比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する(ステップ103)。
ここで、着信時刻が転送時間帯の範囲内になく着信転送不可と判断した場合(ステップ104:NO)、制御部17は、音声処理部12での着信音送出や画面表示部14での画面表示により着信表示を行う(ステップ105)。
一方、着信時刻が転送時間帯の範囲内にあり着信転送可と判断した場合(ステップ104:YES)、制御部17は、記憶部16の転送登録情報16Bから転送先電話番号を読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を、無線I/F部11から無線回線10を介して携帯電話網5へ通知する(ステップ106)。
一方、着信時刻が転送時間帯の範囲内にあり着信転送可と判断した場合(ステップ104:YES)、制御部17は、記憶部16の転送登録情報16Bから転送先電話番号を読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を、無線I/F部11から無線回線10を介して携帯電話網5へ通知する(ステップ106)。
この着信転送要求に応じて、携帯電話網5は、その着信転送要求で指定された着信転送先電話番号へ着信通知を行う(ステップ105)。この場合、転送着信先電話番号として公衆電話網6に接続されている転送先電話装置3が指定されているため、着信通知は網間接続回線50から公衆電話網6を介して転送先電話装置3へ送信される。
転送電話装置3は、この着信通知に応じて着信表示を行い、利用者の応答操作に応じて応答通知を返送する(ステップ106)。
転送電話装置3は、この着信通知に応じて着信表示を行い、利用者の応答操作に応じて応答通知を返送する(ステップ106)。
この応答通知は、公衆電話網6、網間接続回線50、携帯電話網6、および無線回線20を介して相手携帯電話装置2へ通知される。
これにより、携帯電話装置1への着信が転送先電話装置3へ着信転送され、携帯電話網5および公衆電話網6を介して、相手携帯電話装置2と転送先電話装置3との通話が開始される。
これにより、携帯電話装置1への着信が転送先電話装置3へ着信転送され、携帯電話網5および公衆電話網6を介して、相手携帯電話装置2と転送先電話装置3との通話が開始される。
[着信転送設定処理]
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送設定処理について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送設定処理を示すフローチャートである。
制御部17は、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて、図4に示す着信転送設定処理を実行する。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送設定処理について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送設定処理を示すフローチャートである。
制御部17は、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて、図4に示す着信転送設定処理を実行する。
まず、制御部17は、着信転送設定メニューを画面表示部14に画面表示する(ステップ110)。図5は、着信転送設定メニューであり、各種メニュー項目が表示されている。制御部17は、操作入力部13で検出された利用者操作に応じて、いずれかのメニュー項目が選択される。
ここで、メニュー項目として「転送先電話番号設定」が選択された場合(ステップ111:YES)、その後に操作入力部13から操作入力された電話番号を転送先電話番号として記憶部16の転送登録情報16Bへ登録し(ステップ112)、ステップ110へ戻る。
ここで、メニュー項目として「転送先電話番号設定」が選択された場合(ステップ111:YES)、その後に操作入力部13から操作入力された電話番号を転送先電話番号として記憶部16の転送登録情報16Bへ登録し(ステップ112)、ステップ110へ戻る。
また、メニュー項目として「転送開始時刻設定」が選択された場合(ステップ113:YES)、その後に操作入力部13から操作入力された時刻を転送開始時刻として記憶部16の転送登録情報16Bへ登録し(ステップ114)、ステップ110へ戻る。
また、メニュー項目として「転送終了時刻設定」が選択された場合(ステップ115:YES)、その後に操作入力部13から操作入力された時刻を転送終了時刻として記憶部16の転送登録情報16Bへ登録し(ステップ116)、ステップ110へ戻る。
また、メニュー項目として「転送終了時刻設定」が選択された場合(ステップ115:YES)、その後に操作入力部13から操作入力された時刻を転送終了時刻として記憶部16の転送登録情報16Bへ登録し(ステップ116)、ステップ110へ戻る。
また、メニュー項目として「着信転送モード設定」が選択された場合(ステップ117:YES)、その後に操作入力部13から操作入力されたモード切替操作に応じて、現行の着信転送モードの有効/無効を切り替え、記憶部16の動作モード情報16Aへ登録し(ステップ118)、ステップ110へ戻る。
また、画面下の「終了」ボタンが選択された場合(ステップ119:YES)、制御部17は、画面表示部14での着信転送設定メニューの表示を終了し(ステップ120)、一連の着信転送設定処理を終了する。
また、画面下の「終了」ボタンが選択された場合(ステップ119:YES)、制御部17は、画面表示部14での着信転送設定メニューの表示を終了し(ステップ120)、一連の着信転送設定処理を終了する。
[着信転送制御処理]
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理を示すフローチャートである。
制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されている場合には、図6の着信転送制御処理を実行する。
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理を示すフローチャートである。
制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されている場合には、図6の着信転送制御処理を実行する。
まず、制御部17は、計時部15から現在の時刻を着信時刻として取得する(ステップ130)。続いて、記憶部16から転送登録情報16Bを取得し(ステップ131)、着信時刻を転送登録情報16Bの転送時間帯と比較する(ステップ132)。
ここで、着信時刻が転送開始時刻と転送終了時刻の間の時刻を示す場合(ステップ133:YES)、制御部17は、記憶部16の転送登録情報16Bから転送先電話番号を取得し、この転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を、無線I/F部11から無線回線10を介して携帯電話網5へ送信し(ステップ134)、一連の着信転送制御処理を終了する。
また、着信時刻が転送開始時刻と転送終了時刻の間の時刻を示す場合(ステップ133:NO)、制御部17は、着信転送要求を送信せず、一連の着信転送制御処理を終了する。
また、着信時刻が転送開始時刻と転送終了時刻の間の時刻を示す場合(ステップ133:NO)、制御部17は、着信転送要求を送信せず、一連の着信転送制御処理を終了する。
このように、本実施の形態では、記憶部16に、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶しておき、制御部17で、網側からの着信通知に応じて計時部15から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と記憶部16の転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断するようにしたので、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
これにより、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
これにより、例えば携帯電話装置を仕事とプライベートで共用している場合に就業時間帯にのみ所定の着信転送先へ着信転送するなど、着信時刻によって着信転送を切替制御することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態では、記憶部16の転送登録情報16Bに、転送先電話番号と転送時間帯の組が1つだけ登録されている場合を例として説明した。本実施の形態では、上記組が複数登録されている場合について説明する。なお、携帯電話装置1の構成および着信転送動作の概略については前述の図1および図3と同等であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態では、記憶部16の転送登録情報16Bに、転送先電話番号と転送時間帯の組が1つだけ登録されている場合を例として説明した。本実施の形態では、上記組が複数登録されている場合について説明する。なお、携帯電話装置1の構成および着信転送動作の概略については前述の図1および図3と同等であり、ここでの詳細な説明は省略する。
[着信転送制御処理]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理について説明する。
制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されている場合には、図7の着信転送制御処理を実行する。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話装置の着信転送制御処理について説明する。
制御部17は、無線I/F部11を介して着信通知を受信した場合、記憶部16の動作モード情報16Aにおいて着信転送モードが「有効」に設定されている場合には、図7の着信転送制御処理を実行する。
まず、制御部17は、計時部15から現在の時刻を着信時刻として取得し(ステップ130)、続いて、記憶部16から転送登録情報16Bを取得する(ステップ131)。
図8は、転送登録情報の他の構成例である。この転送登録情報16Bには、転送先電話番号と転送時間帯の組が2つ登録されており、この例では、転送開始時刻「9:00」から転送終了時刻「12:00」までの時間帯に着信があった場合、転送先電話番号「045−123−XXXX」の電話装置へその着信が転送され、転送開始時刻「13:00」から転送終了時刻「17:00」までの時間帯に着信があった場合、転送先電話番号「045−123−YYYY」の電話装置へその着信が転送される。
図8は、転送登録情報の他の構成例である。この転送登録情報16Bには、転送先電話番号と転送時間帯の組が2つ登録されており、この例では、転送開始時刻「9:00」から転送終了時刻「12:00」までの時間帯に着信があった場合、転送先電話番号「045−123−XXXX」の電話装置へその着信が転送され、転送開始時刻「13:00」から転送終了時刻「17:00」までの時間帯に着信があった場合、転送先電話番号「045−123−YYYY」の電話装置へその着信が転送される。
制御部17は、転送登録情報16Bから未処理の組の転送時間帯として転送開始時刻と転送終了時刻を取得し(ステップ140)、着信時刻を転送開始時刻および転送終了時刻と比較する(ステップ132)。
ここで、着信時刻が転送開始時刻と転送終了時刻の間の時刻を示す場合(ステップ133:YES)、制御部17は、記憶部16の転送登録情報16Bから転送先電話番号を取得し、この転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を、無線I/F部11から無線回線10を介して携帯電話網5へ送信し(ステップ134)、一連の着信転送制御処理を終了する。
一方、着信時刻が転送開始時刻と転送終了時刻の間の時刻を示す場合(ステップ133:NO)、制御部17は、転送登録情報16Bに未処理の組の転送時間帯があるか確認し、未処理の転送時間帯がある場合は(ステップ141:YES)、ステップ140へ移行して、未処理の組の転送時間帯に関する着信転送制御を繰り返し実行する。また、すべての組の転送時間帯に関する着信転送制御が終了した場合は(ステップ141:NO)、着信転送要求を送信せず、一連の着信転送制御処理を終了する。
このように本実施の形態は、記憶部16から転送登録情報16Bに、転送先電話番号と転送時間帯の組を複数登録しておき、これに組の転送時間帯と着信時刻とをそれぞれ比較して着信転送可否を判断するようにしたので、時間帯に応じてそれぞれ異なる着信転送先へ着信転送することができる。
これにより、例えば図8のような内容で転送登録情報16Bを登録しておくことにより、午前と午後で在席する場所が異なる場合でも、その時間帯に応じてそれぞれの着信転送先へ着信転送することができる。
これにより、例えば図8のような内容で転送登録情報16Bを登録しておくことにより、午前と午後で在席する場所が異なる場合でも、その時間帯に応じてそれぞれの着信転送先へ着信転送することができる。
1…携帯電話装置、11…無線I/F部、12…音声処理部、13…操作入力部、14…画面表示部、15…計時部、16…記憶部、16A…動作モード情報、16B…転送登録情報、16P…プログラム、17…制御部、10…無線回線、2…相手携帯電話装置、20…無線回線、3…転送先電話装置、30…電話回線、5…携帯電話網、50…網間接続回線、6…公衆電話網。
Claims (4)
- 網側からの着信通知に応じて、予め登録されている転送先電話番号を記憶部から読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を網へ通知する制御部を備える携帯電話装置であって、
時刻を計時する計時部を備え、
前記記憶部は、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶し、
前記制御部は、網側からの着信通知に応じて前記計時部から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と前記記憶部の前記転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断する
ことを特徴とする携帯電話装置。 - 請求項1に記載の携帯電話装置において、
前記制御部は、前記着信時刻が前記転送時間帯に含まれる場合、前記転送先電話番号への着信転送は可能と判断し、前記着信時刻が前記転送時間帯に含まれない場合、前記転送先電話番号への着信転送は不可と判断することを特徴とする携帯電話装置。 - 請求項1に記載の携帯電話装置において、
前記記憶部は、前記組を複数記憶し、
前記制御部は、前記比較の際、前記記憶部の各組について前記着信時刻と前記転送時間帯とを比較する
ことを特徴とする携帯電話装置。 - 網側からの着信通知に応じて、予め登録されている転送先電話番号を記憶部から読み出し、その転送先電話番号を転送先として指定した着信転送要求を網へ通知する制御部を備える携帯電話装置の着信転送制御方法であって、
計時部により、時刻を計時するステップと、
記憶部により、転送先電話番号と転送時間帯を組として記憶するステップと、
前記制御部により、網側からの着信通知に応じて前記計時部から当該着信の着信時刻を取得して、当該着信時刻と前記記憶部の前記転送時間帯とを比較し、その比較結果に基づいて当該転送先電話番号への着信転送可否を判断するステップと
を備えることを特徴とする携帯電話装置の着信転送制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006338092A JP2008153823A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 携帯電話装置およびその着信転送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008153823A true JP2008153823A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39655566
Family Applications (1)
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JP2006338092A Pending JP2008153823A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 携帯電話装置およびその着信転送制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008153823A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010087841A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Saxa Inc | 電話システム |
-
2006
- 2006-12-15 JP JP2006338092A patent/JP2008153823A/ja active Pending
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