JP2006196835A - 実装基板及びこれを備えたカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を確実に行う。
【解決手段】 フレキシブル基板3は、第1〜第4レジストエリア11a〜11dと、カバーレイエリア12とに区分けされている。第1〜第4レジストエリア11a〜11d及びカバーレイエリア12は、ベタ銅箔エリア13と複数の接続パターンとが形成され、これらの表面が液レジスト及びカバーレイにて表面処理されている。ベタ銅箔エリア13には、上位置決め凹部列15a、上位置確認凹部列15b、左位置決め凹部列15c及び左位置確認凹部列15dが形成されている。各凹部列15a〜15dは、リジッド基板6を正規の位置でフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面が上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致する位置にそれぞれ形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回路基板が実装される実装基板及びこれを備えたカメラモジュールに関するものである。
フレキシブル基板に、制御回路が実装された回路基板を実装する際には、回路基板の下面に半田接合パッドを設け、回路基板をフレキシブル基板の半田接合パッドの上に載せた状態で、それぞれの半田接合パッドを半田リフローする。回路基板をフレキシブル基板の上に載せるときや、半田リフローするときに、回路基板がずれてしまうことがある。回路基板がずれた状態でフレキシブル基板に実装されると、制御回路が正常に動作しないため、不良品となる。このため、回路基板実装時や実装後に、回路基板のずれを確認する必要がある。フレキシブル基板の半田接合パッドと回路基板の半田接合パッドとは、目視により確認することができないため、X線検査装置を用いている。X線検査装置を用いた確認方法では、高価なX線検査装置を用意する必要があり、さらには、確認(検査)工数が増加するという問題があった。
そこで、特許文献1では、互いに接続する2枚のプリント基板のそれぞれの両端に、略I字もしくは略L字のダミーパターン部を設け、それぞれのダミーパターン部を重ね合わせることにより2枚のプリント基板の接続時の位置合わせを行っている。
特開2003−198090号公報
しかしながら、特許文献1では、互いに接続する2枚のプリント基板のそれぞれの両端にダミーパターン部を設けており、その位置が銅箔がベタ塗り処理されたベタ銅箔エリア上となる基板では、ダミーパターン部を設けることができないため、2枚の基板の位置合わせを行うことができずに、接続不良が発生することがあった。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、実装される回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を確実に行うことができる実装基板及びこれを備えたカメラモジュールを提供することを目的とする。
本発明の実装基板は、回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、前記回路基板の側面が位置する範囲の少なくとも一部には、銅箔がベタ塗り処理されたベタ銅箔エリアが形成され、前記位置決め部を前記ベタ銅箔エリアに形成したことを特徴とする。なお、前記ベタ銅箔エリアは、グランド部として使用し、その表面を、透明な素材から構成されるカバーレイにて表面処理することが好ましい。
なお、前記位置決め部を、前記回路基板の側面に略一致する位置に形成された位置決め凹部列から構成することが好ましい。また、前記位置決め凹部列に平行に形成された平行凹部列を有することが好ましい。
さらに、前記回路基板には切欠きが設けられ、前記位置決め部を、前記切欠きに略一致する位置に形成された位置決め凹部から構成することが好ましい。また、前記ベタ銅箔エリアの前記回路基板の側面に略一致する位置に形成された折り曲げ部で折り曲げ可能であって、前記位置決め部を、前記折り曲げ部から構成することが好ましい。
さらに、本発明の実装基板は、回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、前記回路基板が実装される範囲には、液レジストで表面処理されたレジストエリアが形成され、前記位置決め部を、前記レジストエリアの外周から構成することを特徴とする。
また、本発明の実装基板は、回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、前記位置決め部を、前記回路基板の側面に略一致する位置に当該回路基板の側面に略平行に形成された平行接続パターンから構成することを特徴とする。なお、前記平行接続パターンを、他の接続パターンに対して幅が広い接続パターンから構成することが好ましい。
さらに、本発明のカメラモジュールは、上記した実装基板と、前記実装基板に実装されるイメージセンサを有し、前記実装基板に取り付けられるカメラユニットとを備えたことを特徴とする。
本発明の実装基板によれば、回路基板が実装され、回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、回路基板の側面が位置する範囲の少なくとも一部には、銅箔がベタ塗り処理されたベタ銅箔エリアが形成され、位置決め部をベタ銅箔エリアに形成したから、回路基板の側面がベタ銅箔エリア上に位置する場合にも、回路基板の側面と位置決め部とを目視するだけで、容易に回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を行うことができる。
また、位置決め部を、回路基板の側面に略一致する位置に形成された位置決め凹部列から構成するから、簡単な構成で回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を行うことができる。さらに、位置決め凹部列に平行に形成された平行凹部列を有するから、より一層容易に回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を行うことができる。
また、本発明の実装基板によれば、回路基板が実装され、回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、回路基板が実装される範囲には、液レジストで表面処理されたレジストエリアが形成され、前記位置決め部を、前記レジストエリアの外周から構成するから、位置決め部を新たに形成する必要がなく、位置決め及び実装後の位置確認に係わるコストアップを防ぐことができる。
さらに、本発明の実装基板によれば、回路基板が実装され、回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、位置決め部を、回路基板の側面に略一致する位置に当該回路基板の側面に略平行に形成された平行接続パターンから構成するから、位置決め部を新たに形成する必要がなく、位置決め及び実装後の位置確認に係わるコストアップを防ぐことができる。また、平行接続パターンを、他の接続パターンに対して幅が広い接続パターンから構成するから、容易に平行接続パターンを確認することができ、より一層正確に回路基板の位置決め及び実装後の位置確認を行うことができる。
さらに、本発明のカメラモジュールによれば、上記した実装基板と、実装基板に実装されるイメージセンサを有し、実装基板に取り付けられるカメラユニットとを備えたから、回路基板の実装不良(実装位置ずれ)に起因する不良品の発生を低減することができる。
図1は、本発明を実施したカメラモジュール2を示す斜視図である。カメラモジュール2は、カメラ機能を有する電子機器(例えば、カメラ付携帯電話等)に組み込まれて使用されるものであり、フレキシブル基板(実装基板)3と、CCDカメラユニット4と、コネクタ5と、リジッド基板(回路基板)6とを備える。フレキシブル基板3には、CCDカメラユニット4が取り付けられ、コネクタ5とリジッド基板6とが実装されている。
CCDカメラユニット4は、箱状に形成され、上面にはレンズ7が設けられ、内部にはCCDカメラ(イメージセンサ)8が設けられている。このCCDカメラ8は、フレキシブル基板3に実装されている。カメラモジュール2をカメラ付携帯電話に組み付けて接続する場合には、コネクタ5をカメラ付携帯電話に設けられたプラグに接続する。
リジッド基板6は、ICチップ等が搭載されて回路基板として機能するものであり、フレキシブル基板3に半田リフローにより実装されている。リジッド基板6の上面には、ICチップを防護するためのカバー9が取り付けられている。
図2及び図3に示すように、フレキシブル基板3は、図2中二点鎖線で覆われたエリアであって液レジストにて表面処理された第1〜第4レジストエリア11a〜11d(図2中ハッチングされたエリア)と、これ以外のエリアであってカバーレイにて表面処理されたカバーレイエリア12とに区分けされている。図1では図示は省略したが、第1〜第4レジストエリア11a〜11d及びカバーレイエリア12は、銅箔がベタ塗り処理され、グランド部として使用されるベタ銅箔エリア13と複数の接続パターンとが形成され、これらの表面が液レジスト及びカバーレイにて表面処理され、液レジスト層及びカバーレイ層が表面に施された構成となっている。なお、液レジスト層及びカバーレイ層は、透明な素材から構成され、液レジスト層及びカバーレイ層を通してベタ銅箔エリア13と複数の接続パターンとを視認することができる。
第1レジストエリア11aは、コネクタ5が実装されるエリアに形成されており、コネクタ5が実装されると、第1レジストエリア11aに形成された複数のパターンは、コネクタ5の接続部に接続される。第2レジストエリア11bは、リジッド基板6が実装されるエリアに形成されており、リジッド基板6が実装されると、第2レジストエリア11bに形成された複数の接続パターンは、リジッド基板6の接続部に接続される。第3レジストエリア11cは、CCDカメラユニット4が実装されるエリアに形成されており、CCDカメラユニット4が実装されると、第3レジストエリア11cに形成された複数の接続パターンは、CCDカメラユニット4の接続部に接続される。第4レジストエリア11dは、フレキシブル基板3を折り曲げたときにCCDカメラユニット4の上面に取り付けられるエリアに形成されており、第4レジストエリア11dに形成された複数の接続パターンは、CCDカメラユニット4の接続部に接続される。
第4レジストエリア11dには、開口14が形成されており、フレキシブル基板3を折り曲げて、第4レジストエリア11dをCCDカメラユニット4の上面に取り付けると、開口14からレンズ7が露呈する(図1参照)。
図3に示すように、ベタ銅箔エリア13には、断面が円形状の複数の凹部からなる上位置決め凹部列15a、上位置確認凹部列(平行凹部列)15b、左位置決め凹部列15c及び左位置確認凹部列(平行凹部列)15dが形成されている。上位置確認凹部列15bは、上位置決め凹部列15aの下方であって上位置決め凹部列15aに平行に形成され、左位置確認凹部列15dは、左位置決め凹部列15cの右方であって左位置決め凹部列15cに平行に形成されている。上位置決め凹部列15aは、リジッド基板6を実装する際の上下方向の位置決めを行うためのものであり、上位置確認凹部列15bは、リジッド基板6実装後の上下方向の位置確認を行うためのものである。左位置決め凹部列15cは、リジッド基板6を実装する際の左右方向の位置決めを行うためのものであり、左位置確認凹部列15dは、リジッド基板6実装後の左右方向の位置確認を行うためのものである。
各凹部列15a〜15dは、リジッド基板6を正規の位置(図4参照)でフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面が上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致する位置にそれぞれ形成されている。各凹部列15a,15b及び15c,15d同士は、それぞれ所定の間隔で形成されている。ベタ銅箔エリア13の表面に施されたカバーレイ層は、透明であり、カバーレイ層を通して各凹部列15a〜15dを視認することができる。
図4に示すように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の第2レジストエリア11bに実装する場合には、作業者は、半田接合パッド(図示せず)の上にフレキシブル基板3を置き、第2レジストエリア11bにリジッド基板6を載せた状態で半田リフローにより接合する。この際、図5に示すように、リジッド基板6が正規の位置(図4参照)に対して図5中A方向(上下方向)にずれて実装された場合や、図6に示すように、リジッド基板6が正規の位置に対して図6中B方向(左右方向)にずれて実装された場合には、リジッド基板6が正常に動作しないため、不良品となってしまう。これを防止するため、作業者は、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装する際、リジッド基板6の上側面が上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致するように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の上に載せた状態で、半田リフローを行う。これにより、リジッド基板6の位置決めを容易に行うことができるとともに、リジッド基板6の実装位置ずれを削減することができるため、不良品を削減することができる。
作業者が、リジッド基板6の上側面を上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致させ、リジッド基板6の左側面を左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致させた状態で、半田リフローを行った場合にも、図5や図6に示すように、リジッド基板6がずれて実装されることがある。この場合には、リジッド基板6の上側面と上位置決め凹部列15aの下側縁との不一致、及び、リジッド基板6の左側面と左位置決め凹部列15cの右側縁との不一致のいずれか一方または両方が発生するため、作業者は、目視によりこの不一致を確認することで、リジッド基板6が正規の位置(図4参照)でフレキシブル基板3に実装されているか否かを判断することができ、不良品を早期に発見することができる。さらに、上凹部列及び左凹部列をそれぞれ2列形成したから、例えば、リジッド基板6が上方向にずれた場合には視認可能な上凹部列の列数がゼロ列となり、リジッド基板6が下方向にずれた場合には視認可能な上凹部列の列数が2列となる。これにより、視認可能な上凹部列及び左凹部列の列数が、それぞれ1列の場合にはリジッド基板6が正規の位置であり、1列以外(ゼロまたは2列)の場合にはリジッド基板6がずれていると判断することができる。すなわち、作業者は、上記した視認可能な上凹部列及び左凹部列の列数を目視により確認するだけで、リジッド基板6の実装位置確認(実装位置ずれの確認)を容易に行うことができる。
このように、リジッド基板6の上側面が上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致するように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の上に載せた状態で、半田リフローを行うことにより、容易にリジッド基板6の位置決めを行うことができ、リジッド基板6の実装位置ずれを削減することができるため、不良品を削減することができる。
さらに、リジッド基板6の上側面と上位置決め凹部列15aの下側縁との一致、及び、リジッド基板6の左側面と左位置決め凹部列15cの右側縁との一致を目視で確認することにより、リジッド基板6が正規の位置でフレキシブル基板3に実装されているか否かを判断(リジッド基板6の実装位置確認)することができるから、不良品(リジッド基板6の実装位置ずれ)が発生した場合にも、早期に発見することができる。また、上凹部列及び左凹部列をそれぞれ2列形成したから、作業者は、視認可能な凹部列の列数を目視により確認するだけで、リジッド基板6の実装位置確認を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、上凹部列及び左凹部列をそれぞれ2列形成したが、これらの列数は2列に限定されることなく、適宜変更可能である。また、上凹部列及び左凹部列を複数列形成するのに代えて、図7に示すように、リジッド基板6の右下端部に切欠き面(切欠き)6aを形成し、この切欠き面6aが位置するエリアにベタ銅箔エリア13を形成し、切欠き6aに略一致するようにベタ銅箔エリア13に位置決め凹部17を形成してもよい。これにより、リジッド基板6が下方向及び右方向にずれた場合には、位置決め凹部17がリジッド基板6により遮蔽され、視認不能となるため、位置決め凹部17が視認可能な否かにより、リジッド基板6の実装位置確認を行うことができる。
また、上記実施形態では、リジッド基板6を正規の位置でフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面が上位置決め凹部列15aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致するようにしたが、これに限定されることなく、これらの凹部列は、リジッド基板6の4側面のうちの連続する2つの側面に略一致する位置に形成されていればよく、例えば、下凹部列と右凹部列とを形成し、リジッド基板6の下側面が下凹部列の上側縁に略一致し、リジッド基板6の右側面が右凹部列の左側縁に略一致するようにしてもよい。
図8〜図10に他の実施形態を示す。図1〜図6に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。図8及び図9に示すように、この実施形態では、フレキシブル基板3は、第1レジストエリア11aの上側であってベタ銅箔エリア13に形成された折り曲げ部20で折り曲げ可能にされており、折り曲げた状態(図10参照)でカメラ付携帯電話に組み付けられる。折り曲げ部20は、複数の折り曲げマーク21からなり、この折り曲げマーク21の下側縁に沿ってフレキシブル基板3を折り曲げる。折り曲げ部20は、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面が折り曲げマーク21の下側縁に略一致する位置に形成されている。なお、図9及び図10においては、フレキシブル基板3に形成された複数の接続パターンの図示を省略している。
作業者は、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装する際、リジッド基板6の上側面が折り曲げマーク21の下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左位置決め凹部列15cの右側縁に略一致するように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の上に載せた状態で、半田リフローを行う。そして、図10に示すように、フレキシブル基板3を、折り曲げ部20で折り曲げる。これにより、リジッド基板6の位置決め部を新たに形成する必要がなく、リジッド基板6の位置決め及び実装後の位置確認に係わるコストアップを防ぐことができ、さらには、折り曲げ部20を位置決め部として用いるだけで、容易にリジッド基板6の位置決めを行うことができ、リジッド基板6の実装位置ずれを削減することができるため、不良品を削減することができる。
さらに、リジッド基板6がずれてフレキシブル基板3に実装された場合には、リジッド基板6の上側面と折り曲げマーク21の下側縁との不一致、及び、リジッド基板6の左側面と左位置決め凹部列15cの右側縁との不一致のいずれか一方または両方が発生するため、作業者は、目視によりこの不一致を確認することで、リジッド基板6が正規の位置でフレキシブル基板3に実装されているか否かを判断することができるから、不良品が発生した場合にも、早期に発見することができる。
図11に他の実施形態を示す。図1〜図6に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、フレキシブル基板3のリジッド基板6が実装されるエリアを、第2レジストエリア11bから構成する。第2レジストエリア11bとカバーレイエリア12とは、目視で違いが分かる程度に色や光沢等が異なり、作業者は、第2レジストエリア11bの外周を目視で確認することができる。したがって、作業者は、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装する際、リジッド基板6の外周が第2レジストエリア11bの外周に略一致するように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の上に載せた状態で、半田リフローを行う。これにより、リジッド基板6の位置決め部を新たに形成する必要がなく、リジッド基板6の位置決め及び実装後の位置確認に係わるコストアップを防ぐことができ、さらには、第2レジストエリア11bの外周を位置決め部として用いるだけで、容易にリジッド基板6の位置決めを行うことができ、リジッド基板6の実装位置ずれを削減することができるため、不良品を削減することができる。
さらに、リジッド基板6がずれてフレキシブル基板3に実装された場合には、リジッド基板6の外周と第2レジストエリア11bの外周との不一致が発生するため、作業者は、目視によりこの不一致を確認することで、リジッド基板6が正規の位置でフレキシブル基板3に実装されているか否かを判断することができるから、不良品が発生した場合にも、早期に発見することができる。
図12及び図13に他の実施形態を示す。図1〜図6に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。図12に示すように、この実施形態では、複数の接続パターンのうちの、上平行接続パターン25a及び左平行接続パターン25bは、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面及び左側面に略平行になるように形成されている。上平行接続パターン25aは、リジッド基板6の上側面に略平行に形成された他の接続パターンよりも幅広で、左平行接続パターン25bは、リジッド基板6の左側面に略平行に形成された他の接続パターンよりも幅広で、それぞれ形成されている。上平行接続パターン25a及び左平行接続パターン25bは、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装すると、リジッド基板6の上側面が上平行接続パターン25aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左平行接続パターン25bの右側縁に略一致する位置にそれぞれ形成されている。
図13に示すように、作業者は、リジッド基板6をフレキシブル基板3に実装する際、リジッド基板6の上側面が上平行接続パターン25aの下側縁に略一致し、リジッド基板6の左側面が左平行接続パターン25bの右側縁に略一致するように、リジッド基板6をフレキシブル基板3の上に載せた状態で、半田リフローを行う。これにより、リジッド基板6の位置決め部を新たに形成する必要がなく、リジッド基板6の位置決め及び実装後の位置確認に係わるコストアップを防ぐことができ、さらには、上平行接続パターン25a及び左平行接続パターン25cbを位置決め部として用いるだけで、容易にリジッド基板6の位置決めを行うことができ、リジッド基板6の実装位置ずれを削減することができるため、不良品を削減することができる。
さらに、リジッド基板6がずれてフレキシブル基板3に実装された場合には、リジッド基板6の上側面と上平行接続パターン25aの下側縁との不一致、及び、リジッド基板6の左側面と左平行接続パターン25bの右側縁との不一致のいずれか一方または両方が発生するため、作業者は、目視によりこの不一致を確認することで、リジッド基板6が正規の位置でフレキシブル基板3に実装されているか否かを判断することができるから、不良品が発生した場合にも、早期に発見することができる。また、上平行接続パターン25aを、リジッド基板6の上側面に略平行に形成された他の接続パターンよりも幅広に、左平行接続パターン25cを、リジッド基板6の左側面に略平行に形成された他の接続パターンよりも幅広に、それぞれ形成したから、リジッド基板6をフレキシブル基板3に載せるときに、より確実に正規の位置に載せることができるとともに、リジッド基板6の実装位置ずれもより正確に判断することができる。
本発明を実施したカメラモジュールを示す斜視図である。 第1〜第4レジストエリアを図示したフレキシブル基板とリジッド基板とを示す平面図である。 フレキシブル基板とリジッド基板とを示す概略の平面図である。 リジッド基板を正規の位置でフレキシブル基板に実装した状態を示す平面図である。 リジッド基板が正規の位置に対して下方向にずれてフレキシブル基板に実装された状態を示す平面図である。 リジッド基板が正規の位置に対して右方向にずれてフレキシブル基板に実装された状態を示す平面図である。 リジッド基板に切欠きを設けた実施形態のリジッド基板を正規の位置でフレキシブル基板に実装した状態を示す平面図である。 フレキシブル基板の絶縁エリアに折り曲げ部を設けた実施形態のフレキシブル基板とリジッド基板とを示す概略の平面図である。 図8に示す実施形態のフレキシブル基板とリジッド基板とを示す斜視図である。 リジッド基板をフレキシブル基板に実装し、フレキシブル基板を折り曲げた状態を示す斜視図である。 フレキシブル基板の第2レジストエリアをリジッド基板と略同サイズで形成した実施形態のフレキシブル基板とリジッド基板とを示す概略の平面図である。 接続パターンをリジッド基板の位置決めに用いる実施形態のフレキシブル基板とリジッド基板とを示す概略の平面図である。 図12に示す実施形態のリジッド基板をフレキシブル基板に実装した状態を示す平面図である。
符号の説明
2 カメラモジュール
3 フレキシブル基板(実装基板)
4 CCDカメラユニット
6 リジッド基板(回路基板)
6a 切欠き面(切欠き)
8 CCDカメラ(イメージセンサ)
11a 第1レジストエリア
11b 第2レジストエリア
11c 第3レジストエリア
11d 第4レジストエリア
12 カバーレイエリア
13 ベタ銅箔エリア
15a 上位置決め凹部列(凹部列)
15b 上位置確認凹部列(平行凹部列)
15c 左位置決め凹部列(凹部列)
15d 左位置確認凹部列(平行凹部列)
17 位置決め凹部
20 折り曲げ部
21 折り曲げマーク
25a 上平行接続パターン
25b 左平行接続パターン

Claims (9)

  1. 回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、
    前記回路基板の側面が位置する範囲の少なくとも一部には、銅箔がベタ塗り処理されたベタ銅箔エリアが形成され、
    前記位置決め部を前記ベタ銅箔エリアに形成したことを特徴とする実装基板。
  2. 前記位置決め部を、前記回路基板の側面に略一致する位置に形成された位置決め凹部列から構成することを特徴とする請求項1記載の実装基板。
  3. 前記位置決め凹部列に平行に形成された平行凹部列を有することを特徴とする請求項2記載の実装基板。
  4. 前記回路基板には切欠きが設けられ、
    前記位置決め部を、前記切欠きに略一致する位置に形成された位置決め凹部から構成することを特徴とする請求項1記載の実装基板。
  5. 前記ベタ銅箔エリアの前記回路基板の側面に略一致する位置に形成された折り曲げ部で折り曲げ可能であって、
    前記位置決め部を、前記折り曲げ部から構成することを特徴とする請求項1記載の実装基板。
  6. 回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、
    前記回路基板が実装される範囲には、液レジストで表面処理されたレジストエリアが形成され、
    前記位置決め部を、前記レジストエリアの外周から構成することを特徴とする実装基板。
  7. 回路基板が実装され、前記回路基板を位置決めする位置決め部が形成された実装基板であって、
    前記位置決め部を、前記回路基板の側面に略一致する位置に当該回路基板の側面に略平行に形成された平行接続パターンから構成することを特徴とする実装基板。
  8. 前記平行接続パターンを、他の接続パターンに対して幅が広い接続パターンから構成することを特徴とする請求項7記載の実装基板。
  9. 請求項1ないし8いずれか1つ記載の実装基板と、前記実装基板に実装されるイメージセンサを有し、前記実装基板に取り付けられるカメラユニットとを備えたことを特徴とするカメラモジュール。
JP2005009217A 2005-01-17 2005-01-17 実装基板及びこれを備えたカメラモジュール Pending JP2006196835A (ja)

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