JP5257630B2 - プリント基板 - Google Patents

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Description

本発明は、各種ICが固定(実装)されるプリント基板に関するものである。詳細には、パッケージ形状は異なるが、ピンなどの電極配置が同じ(通称:ピン・コンパチブル)であるICが実装された場合においても、それぞれのICの電極が適正なランド位置に固定されていることを視覚的に確認可能なシルク印刷がなされたプリント基板に関するものである。
従来、コンピューター装置などの基板に実装される集積回路として、BGA(Ball
Grid Array)を使用したものがある。このBGAは、集積回路のパッケージ底面にボール状電極を設けたものであって、これを基板側に設けられたランドと固定(はんだ付け)することで実装される。BGAは、パッケージ周囲に電極を設ける集積回路と比較して、底面の面積を利用した多数の電極を設けることができ、実装面積の縮小を図ることが可能である。一方、電極が底面に設けられたことを理由として、実装後、集積回路側の電極が基板側のランドに対して正しく位置決めされて固定されるか否かを判断することは困難となる。
特許文献1には、このようなBGAを実装するBGA実装プリント配線板において、BGA外周にBGA位置確認ラインをシルク印刷したBGA実装プリント基板が開示されている。また、特許文献2には、複数種類の外形を有する部品の実装位置に対応する部品外形の確認ラインを表面に設けたプリント配線基板が開示されている。
特開2000−133898号公報 特開2003−12587号公報
一方、集積回路は、通常、実装する方向が決められている。特許文献1の図1、図2に記載されているような左肩部に切り欠きが設けられたパッケージ形状であれば、位置確認ラインとの隙間を判定することで、実装方向についても適正であるか否かを判定することができる。しかしながら、ICのパッケージ形状が矩形形状である場合には、逆方向に実装された場合、位置確認ラインとの位置関係で判断することができない。
本発明は、ICが実装されるプリント基板において、ICを適正な位置、並びに、適正な方向に実装することを可能とすることを目的としている。
本発明に係るプリント基板は、第1のIC、もしくは、第1のICとパッケージ形状が異なるが同じ電極配置の第2のICが固定される共通のランドが表面に形成されたプリント基板において、
前記第1のIC、もしくは、前記第2のICの電極が前記ランドに適正に配置された場合、前記プリント基板上方から視認したときに、適正位置に配置された前記ICの辺の外側に対して僅かな間隔を有するように、前記プリント基板の表面に表示された位置規定マークと、
第1のIC、第2のICのどちらが適正位置に配置された場合においても、前記プリント基板上方から視認したときに、適正位置に配置された前記ICの基準角にて一部分が覆い隠されるように、前記プリント基板の表面に前記位置規定マークと連結して表示された方向規定マークと、を有することを特徴とするものである。

さらに本発明に係るプリント基板において、前記第2のICは、前記第1のICと側辺の長さが異なるパッケージ形状であって、前記位置規定マークは、前記第1のICと前記第2のICの一方の側辺の位置決めを行う第1位置規定マークと、前記第1位置規定マーク側に形成され、前記第1のICの上辺の位置決めを行う第2位置規定マークと、前記第1位置規定マーク側に形成され、前記第2のICの下辺の位置決めを行う第3位置規定マークと、前記第1のICと前記第2のICの他方の側辺の位置決めを行う第4位置規定マークと、前記第2位置規定マーク側に形成され、前記第2のICの上辺の位置決めを行う第5位置規定マークと、前記第2位置規定マーク側に形成され、前記第1のICの下辺の位置決めを行う第6位置規定マークにて形成されることを特徴とするものである。
本発明では、プリント基板の表面に位置規定マーク、方向規定マークを表示することで、第1のIC、第2のICのどちらが配置された場合においても、その位置、方向が適正なものであるか否かを判定することが可能となる。
本発明の実施形態で使用される2種類のICを示す図。 本発明の実施形態に係るプリント基板の表面の様子を示す図。 本発明の実施形態に係る位置規定マーク、方向規定マークを説明する図。 プリント基板上に適正に配置されたICを示す図。 プリント基板上でずれを生じて配置されたICを示す図。 プリント基板上に逆方向で配置されたICを示す図。 本発明の実施形態に係る方向規定マークを説明するための図。 本発明の他の実施形態に係る方向規定マークを説明するための図。 カメラを用いたプリント基板検査装置を示す図。
図1は、本発明の実施形態で使用される2種類のICを示す図である。本実施形態では、高さが同じで幅が異なるが共通の電極配置を有する2種類のICのどちらかがプリント基板上に実装されることを想定している。これは、同じ電極配置を有するICであっても、製造メーカーが異なる、あるいは、ICの製造ロットによってパッケージが改変されることを想定したことによるものである。またICには、パッケージ裏面に電極が形成されたBGA(Ball Grid Array)が使用されている。図1(A)は、第1のICを示す図であって、図1(B)は第2のICを示す図であって、どちらもプリント基板に実装した際、基板上方から眺めた図となっている。
各ICパッケージ1a、1bの左上には、丸印の基準位置マークが印刷されている。ここでは、1番電極の基準角に表示されることとしている。黒塗りの丸印は電極配置位置を示している。各電極は実際にはICの裏面に露出して配置されるため、IC上方から視認することはできない。この図では、ICを透過した場合の電極位置が示されている。
第1のICのパッケージ長L1と第2のICのパッケージ長L2との長さは異なっている。お互いの幅Lwは同じである。この電極配置位置は、第1のIC、第2のICどちらも共通である。お互いを同じランドに配置した場合、お互いのパッケージの上辺(パッケージ上端位置)ではD1の長さ、パッケージ下辺(パッケージ下端位置)ではD2の長さ、それぞれで異なる。よって、第1のICに対して第2のICをお互いのパッケージ上辺で一致させた位置から、パッケージ下辺の方向へ距離D1だけずらして配置することで、プリント基板上の同じランドに電極を位置させることとなる。図には参考のため同じラン
ド上に位置させる2箇所の電極の位置関係がP1、P2として示されている。他の電極についても同様である。
図2は、本発明の実施形態に係るプリント基板の表面の様子を示す図である。ここでは、図1に示した第1のIC、第2のICが実装部分だけを表示した図であって、実際のプリント基板上には、他の構成のためのランドや、シルク印刷などが設けられている。
プリント基板表面には、第1のIC、第2のICを固定(はんだ付け)するためのランドが設けられている。ランドは、固定のためのはんだが塗布された電極であって、このランドに対して図1にて説明した第1のIC、もしくは、第2のICを固定することで回路基板が構成される。また、ランド周囲には、ICの位置決め、方向決めをするためのマークがシルク印刷されている。この他、基板上には、積層基板間にて導通を行うスルーホールが設けられている。
図3は、本発明の実施形態に係る位置規定マーク、方向規定マークを説明する図である。図2で説明したシルク印刷は、この図に示されるように各部分が、位置規定マーク、方向規定マークを有して形成されている。図に示すA1〜A6は、第1のIC、第2のICの位置規定マークである。A5の線幅(線の太さ)の中心位置とA2の線幅(線の太さ)の中心位置との間の距離はD1離れており、同様に、A3の線幅の中心とA6の線幅の中心とはD2だけ離れているので、第1のIC、もしくは、第2のICが適正位置、すなわち、各ICの電極とプリント基板上のランドとが十分に接触する位置となったとき、各ICのパッケージの辺に対して僅かな間隔を有するように表示されている。この位置規定マークA1〜A6は、必ずしも連続したラインで形成されている必要はなく、A1、A4、A6に示されるようにスルーホールなどの配置によって分断されて表示されてもよい。
図4(A)は、第1のICがプリント基板上の適正位置、適正方向に配置されたときの上面図、すなわち、第1のICを上方から眺めた図である。第1のICにて隠されたプリント基板の表面、並びに、第1のICの電極は、実際には観察することはできないが、ここでは説明のためそれらを透過した状態で示している。
位置規定マークA1、A4は第1のICの両側辺の位置決めを行う。また、位置規定マークA2、A6は、それぞれ第1のICの上辺、下辺の位置決めを行う。なお、ここでいう上辺、下辺とは、側辺と区別するとともに対向する辺を示すための便宜上の呼称であって、実際のプリント基板上においては上下の関係は特段設けられていない。
第1のICのパッケージ1aの側辺に対して、位置規定マークA1、A4の内側は僅かな隙間を有して、また、パッケージ1aの上辺、下辺に対しては、それぞれ位置規定マークA2、A6の内側が僅かな隙間を有して形成される。この僅かな隙間とは、位置ずれの許容範囲に応じて設定される。すなわち、プリント基板上方からICを観察したときに、ICパッケージ1aの辺と位置規定マークA1、A4、A2、A6とが接触して見える場合には、各ICの電極とプリント基板上のランド接触しない、もしくは、十分な接触状態でないとして判定される。
適正位置、適正方向に配置された第1のICは、図示されるようにプリント基板上の各ランドに対して、第1のICの電極が十分に接触したものとなる。また、位置規定マークA1〜A6の表示色は、プリント基板の表面色、並びに、各ICの色を考慮して選定される。例えば、プリント基板の表面色が緑色であって、第1のIC、第2のICのパッケージ色が黒色である場合、すなわち、両色ともに暗色系の場合には、位置規定マークA1〜A6の明色系の白色が選定される。このようにプリント基板の表面色、各ICのパッケージ色と、位置規定マークA1〜A6の表示色が高いコントラストなすように選定すること
で、目視、あるいは、画像認識による隙間を容易にすることが可能となる。なお、後述する方向規定マークBの表示色についても同様である。
図4(B)は、第2のICがプリント基板上の適正位置、方向に配置されたときの上面図、すなわち、第2のICを上方から眺めた図である。プリント基板は図4(A)と同じものである。位置規定マークA1、A4は第2のICの両側辺の位置決めを行う。本実施形態では第1のICと同じ幅であるため、この位置決めについては図4(A)と同様である。一方、第2のICの上辺、下辺の位置決めは、それぞれ位置規定マークA5、A3にて行われる。第2のICが適正位置に配置されたことは、第2のICのパッケージ1bの各辺と対応する位置規定マークの内側が僅かな隙間を有することで判定される。このように適正位置に配置されたときには、プリント基板上のランドと、第2のICの電極が十分に接触することがみてとれる。
図5は、プリント基板上でずれを生じて配置されたICを示す図であって、図4同様、各ICが配置されたプリント基板を上方から眺めた図となっている。図5(A)は第1のICについて、図5(B)は第2のICについて示されている。両図に示されるように、ずれを生じた場合には、各位置規定マークA1〜A6と、ICパッケージ1a、1bの各辺が接触することとなる。図5(A)に示される第1のICの例では、プリント基板上のランドと第1のICの電極は全て接触しているものの、十分に接触していないものも散見される。このような場合、接触不良の原因となるため不良品として除外されることとなる。図5(B)に示される第2のICの例では、さらに大きいずれが生じたものとなっており、プリント基板上のランドと第2のICは接触していないものが散見される。このような場合、製品として機能しないため不良品と判定される。
一方、本実施形態のように、ICのパッケージ形状が矩形形状である場合、位置規定マークA1〜A6に対して隙間を有して配置された場合であっても、ICの上下方向が適正方向でないとランドと電極が接触しない場合がある。図6は、このような場合を示した図であって、プリント基板上に第1のICが逆方向で配置された様子が示されている。プリント基板上のランドと、第1のICの電極が対応していないものが見てとれる。
本発明では、このようにICパッケージが逆方向に配置された場合の判別を容易にしている。そのため、プリント基板上には方向規定マークBが表示されている。この方向規定マークBは、第1のIC、第2のICのどちらにおいても、それらが適正位置に配置されたときICの基準角にて一部分が覆い隠される、すなわち、ICを上方から観察したときに、ICの基準角付近のパッケージ辺とこの方向規定マークBが接触するように観察されるように表示されるマークである。なお、ICの基準角としては、方向の基準となる1番電極が位置する角などであって、ICパッケージの表面には位置を示す基準位置マークが印刷されている。
ICが適正方向となるように実装されているか否かを判別するには、実装されたICを上方から観察したときに、基準角付近において、ICパッケージが方向規定マークと接触しているか否かを判定することで行われる。図7は、本発明の実施形態に係る方向規定マークを説明するための図であって、図7(A)は、ICが装着されていない場合が示されている。また、図7(B)、(C)は、それぞれ図4(A)、(B)に示される各ICが適正位置、方向に配置されている場合の方向規定マークB付近の様子が示されている。
図7(A)は、方向規定マークBを示したものであって、本実施形態では、シルク印刷にて表示される三角形状で示されている。この方向規定マークBは、第1のIC、第2のICのどちらが適正位置に配置されたときにおいても、各ICパッケージの2つの辺に接触するような形状であればよく、なるべく単純な形状にすることが好ましい。
図7(B)は、第1のICが適正位置、適正方向となるように配置された図である。この図では、ICパッケージ1aの表面に丸印で印刷されている基準位置マーク付近においてICパッケージ1aの辺と方向規定マークBが2箇所(破線で囲まれた箇所)で接触して見えるように観察される。
一方、図7(C)には、第2のICが適正位置、適正方向となるように配置された図である。この図においてもICパッケージ1bの表面の基準位置マーク付近で、ICパッケージ1bの辺と方向規定マークBが2箇所(破線で囲まれた箇所)で接触して見えるように観察される。本実施形態の方向規定マークBは、第1のIC、第2のICどちらが配置された場合においても同じ基準で、正しい方向に配置されているか否かを判定することが可能となっている。
よって、不良チェックに際しては、まず、図4にて説明したように、適正位置に固定されているか否か、すなわち、ICパッケージ1aもしくは1bの各辺が、各ICに対応した位置規定マークA1〜A6と隙間を有して固定されているかが判定される。適正位置に固定されていることが判定された場合、上述した方向規定マークBと基準位置マークが表示されている基準角との関係にて、方向についての判定が行われる。位置、方向についての両判定をクリアすることで製品としての品質を保つことが可能となる。
具体的には、プリント基板検査装置(図9、後述)で以下の検査手順プログラムを実行することで、プリント基板に実装された後の第1のIC及び第2のICの位置、方向を判定することができる。プリント基板検査装置は、カメラなどの撮像手段と、以下に示す検査手順プログラム(1)〜(5)を実行する制御手段(図示しないCPU、ROM、RAM、撮像手段との通信インタフェース、判定結果の表示インタフェース)とを備えており、プリント基板の検査装置による不良チェックに際しては、以下の手順で行う。
(1)制御手段は、ROMに記憶された検査手順プログラムをRAM上で実行することで、撮像手段に対しプリント基板上に配置されたIC各辺の周囲、少なくとも方向規定マークと位置規定マーク、位置決定マークA1〜A6とが撮影範囲に含まれるようにして、プリント基板上面からプリント基板を撮影指示する。なお、制御手段には、予めどのIC(IC1もしくはIC2)について検査を行うかが設定されている。
(2)制御手段は、撮像手段が撮像した画像情報を、通信インタフェースを介して取得する。
(3)制御手段は、取得した画像情報に対して位置認識などによる画像処理を施してプリント基板のIC位置規定マーク、位置規定マーク、位置決定マークA1〜A6それぞれの位置関係を特定し、プリント基板上に配置されたICが、適正位置に固定されているか否か、すなわち、ICパッケージ1aもしくは1bの各辺が、各ICに対応した位置決定マークA1〜A6と隙間を有して固定されているかの判定処理を実行する。前記判定処理では、前記ICパッケージ1aもしくは1bの各辺が、各ICに対応した位置決定マークA1〜A6と隙間を有して固定されていればOKと判定する。
(4)次に、制御手段は、(3)にてICが適正位置に固定されていることがOK判定した場合に、上述した方向規定マークBと基準位置マークが表示されている基準角との関係にて、方向についての判定処理を実行する。前記判定処理は、予めROMに記憶した方向規定マークBと基準位置マークが表示されている基準角との関係にて、方向についての判定用のデータと比較して一致していれば、OKと判定する。
(5)制御手段は上記(3)、(4)の位置、方向についての両OK判定をクリアした表示処理を、表示インタフェースを介して実行する。前記表示処理は、例えばLCDディスプレイなどに「OK」文字を表示する。
(1)〜(5)の手順で実施することでICが実装されたプリント基板の製品としての品質を保つことが可能となる。なお、位置判定、方向判定については、カメラで撮像した画像情報に対して画像認識を行う制御手段が検査手順プログラム(1)〜(5)によって、撮像手段を制御しながら位置と方向とを判定を行っても、人間が目視で行うものであってもよい。
図8は、本発明の他の実施形態に係る方向規定マークを説明するための図であって、方向規定マークBの表示形態が異なっている。図7では三角形状であったのに対し、この方向規定マークBはライン状に形成されたものとなっている。この方向規定マークBにおいても、図8(B)、図8(C)に示されるように、第1のIC、第2のICどちらが配置された場合であっても、ICパッケージ1aもしくは1bの表面の基準位置マーク付近で、ICパッケージ1aもしくは1bの辺と方向規定マークBが2箇所(破線で囲まれた箇所)で接触を観察することで、方向についての判定が可能となる。
図9は、カメラを用いたプリント基板検査装置を示す図である。ここではプリント基板に実装(固定)されたICをカメラにて上方から撮影し、撮影した画像情報に対して画像認識を行うこととしている。画像認識では、前述した位置判定、方向判定の順で製品の不良検査が実行される。画像認識によるプリント基板の検査方法は、例えば、特開平7−174519号公報などがあり、既に周知なので詳細は述べない。
以上、本発明によるプリント基板では、プリント基板の上面から観察したときに、ピン配置は共通であって、長さが異なるICが適切に配置されているかを直接判断することができる。なお、この判断(検査)は、カメラによる画像認識を用いることとしても、人間が目視で行うこととしてもよい。本実施形態では、位置規定マークA、方向規定マークBと各ICとの接触関係を観察することで、位置判定、方向判定を行うことが可能となる。したがって、人間が目視でチェックする場合には疲労を抑えることが可能となり、また、画像処理でチェックする場合には判定アルゴリズムの簡略化を図ることが可能となる。そして、どちらにおいても製品チェックの精度を高めることが可能となる。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、例えば、ICパッケージの種類が、LGA(Land Grid Array)やPGA(Pin Grid Array)に対しても適用することができる。これらのICパッケージは、上面からみたときのパッケージBGAと形状が類似した形状となっている。具体的には、いずれのパッケージも、上から見た外形の形状は四角形であり、その四角形の四辺のうちの1辺の隅(角付近)の位置に基準位置マークも備え、更に、上から見たときに電極も見えない形状である。よって、LGA,PGAなどを実装するプリント基板にも、本発明を適用することで、BGAの場合と同様に、不良検査がしやすくなる効果が得られる。
1a…ICパッケージ(第1のIC)
1b…ICパッケージ(第2のIC)

Claims (2)

  1. 第1のIC、もしくは、第1のICとパッケージ形状が異なるが同じ電極配置の第2のICが固定される共通のランドが表面に形成されたプリント基板において、
    前記第1のIC、もしくは、前記第2のICの電極が前記ランドに適正に配置された場合、前記プリント基板上方から視認したときに、適正位置に配置された前記ICの辺の外側に対して僅かな間隔を有するように、前記プリント基板の表面に表示された位置規定マークと、
    第1のIC、第2のICのどちらが適正位置に配置された場合においても、前記プリント基板上方から視認したときに、適正位置に配置された前記ICの基準角にて一部分が覆い隠されるように、前記プリント基板の表面に前記位置規定マークと連結して表示された方向規定マークと、を有することを特徴とする
    プリント基板。
  2. 前記第2のICは、前記第1のICと側辺の長さが異なるパッケージ形状であって、
    前記位置規定マークは、
    前記第1のICと前記第2のICの一方の側辺の位置決めを行う第1位置規定マークと、
    前記第1位置規定マーク側に形成され、前記第1のICの上辺の位置決めを行う第2位置規定マークと、
    前記第1位置規定マーク側に形成され、前記第2のICの下辺の位置決めを行う第3位置規定マークと、
    前記第1のICと前記第2のICの他方の側辺の位置決めを行う第4位置規定マークと、
    前記第2位置規定マーク側に形成され、前記第2のICの上辺の位置決めを行う第5位置規定マークと、
    前記第2位置規定マーク側に形成され、前記第1のICの下辺の位置決めを行う第6位置規定マークにて形成されることを特徴とする
    請求項1に記載のプリント基板。
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