JP2006196350A - 携帯端末 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】携帯端末を落下させた場合でも電池カバーが筐体から外れることを防ぎ、さらに電池の交換などのメンテナンスを、手間をかけないで簡単におこなうことができる携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末は、筐体内に機器を内蔵し、筐体の裏面下部に電池13を収納する収納凹部14を備え、この収納凹部14を塞ぐことで電池13を収納凹部14に保持する電池カバー15を備え、この電池カバー15を筐体にロックするロック手段16を備える。ロック手段16は、電池カバー15を閉じた状態に保持するロック部材31と、このロック部材31をロック位置に保持するロックばね部材32とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末に係り、特に、筐体内に電池を交換可能に収納し、収納した電池を電池カバーで筐体内に保持するように構成した携帯端末に関する。
従来より、物流事業において荷物のデータを管理するために携帯端末が用いられている。この携帯端末は、荷物に付けられた伝票を読み取り、読み取った荷物データを管理センターに送付するものである。携帯端末から送られた荷物データに基づいて、管理センターで荷物データを統合して管理する。
また、この携帯端末は、荷物を配達するドライバーが、荷物の取扱いを日々管理するために用いられている。
ところで、この携帯端末は、筐体内に電池を交換可能に収納し、収納した電池を電池カバーで筐体内に保持するように構成されている。
電池カバーを筐体に取り付ける方法としては、以下の第1、第2の方法が知られている。
第1の方法は、電池カバーにロック爪を設け、このロック爪を、電池カバーを弾性変形させた状態で筐体の凹部に係合させることにより、電池カバーを筐体に取り付けるものである(例えば、特許文献1)。
第2の方法は、電池カバーをねじや、ねじ状のファスナーで筐体に取り付けるものである。
特開2004−185480号公報
しかしながら、第1の方法のように、電池カバーの弾性変形を利用してロック爪を凹部に係合させるものでは、万が一、携帯端末を落下させた場合に、落下による衝撃で電池カバーが弾性変形してロック爪が凹部から抜け出して電気蓋が筐体から外れてしまう虞がある。
特に、使用中に落下して、電気蓋が筐体から外れると、筐体から電池が脱落して電力が供給されなくなる。このため、機器のメモリーが飛んでしまう虞がある。
一方、第2の方法のように、電池カバーをねじや、ねじ状のファスナーで筐体に取り付けるものでは、電池の交換などのメンテナンスをおこなう際に、ドライバーなどの工具を用いて電池カバーを開ける必要があり、電池の交換に手間がかかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、携帯端末を落下させた場合でも電池カバーが筐体から外れることを防ぎ、さらに電池の交換などのメンテナンスを、手間をかけないで簡単におこなうことができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、筐体に電池を収納する収納凹部をカバーし筐体にスイング自在に設け、端部に筐体と略平行に延びた係合凸部を設け、前記係合凸部から第1エッジを前記筐体とは反対側に突出させた電池カバーと、この電池カバーをロックするロック位置と、ロック位置から離れたロック解除位置とにスイング自在に設け、前記ロック位置に配置した際に、前記係合凸部を押さえ付けて前記電池カバーの解放を防ぐロック凸部を設け、このロック凸部から第2エッジを前記係合凸部に向けて突出させたロック部材と、このロック部を前記ロック位置に保持するロックばね部材と、を備え、前記ロック部材を前記ロック位置に保持した際に、第1エッジと第2エッジとが係合して、ロック部材がロック解除位置に移動することを阻止する構成としたことを特徴とする。
ロック部材をロック位置に保持した際に、第1エッジと第2エッジとが係合して、ロック部材がロック解除位置に移動することを阻止する。
よって、ロック部材がロックばね部材の付勢力に抗してロック位置からロック解除位置に移動することを防止する。
したがって、万が一、携帯端末を落下させた場合でも、筐体から電池カバーが外れることを防ぐことができる。
また、本発明の携帯端末は、筐体に電池を収納する収納凹部をカバーし筐体にスイング自在に設け、端部に筐体と略平行に延びた係合凸部を設けた電池カバーと、この電池カバーをロックするロック位置と、ロック位置から離れたロック解除位置とにスイング自在に設け、前記ロック位置に配置した際に、前記係合凸部を押さえ付けて前記電池カバーの解放を防ぐロック凸部を設けたロックレバーと、このロックレバーの先端に設けた保持凸部を受け入れる保持溝部を前記筐体に設け、この保持溝部に保持凸部を受け入れた後、保持凸部の抜け出しを防ぐために保持凸部に係合するエッジを保持溝部の開口に突出させた保持手段と、を備えたことを特徴とする。
ロックレバーをロック位置に保持した際に、保持凸部とエッジとが係合して、ロックレバーがロック解除位置に移動することを阻止する。
よって、ロックレバーがロック位置からロック解除位置に移動することを防止する。
したがって、万が一、携帯端末を落下させた場合でも、筐体から電池カバーが外れることを防ぐことができる。
また、本発明の携帯端末は、前記電池カバーにかけた押圧力により発生した電池カバーの撓みにより、前記第1、第2のエッジの係合を解除するように構成したことを特徴とする。
電池カバーに押圧力をかけて電池カバーを撓ませることで、第1、第2のエッジの係合を解除する。第1、第2のエッジの係合を解除することで、電池カバーのロックを簡単に解除して電池カバーを解放できる。
また、本発明の携帯端末は、前記電池カバーにかけた押圧力により発生した電池カバーの撓みにより、前記保持凸部と前記エッジとの係合を解除するように構成したことを特徴とする。
電池カバーに押圧力をかけて電池カバーを撓ませることで、保持凸部とエッジとの係合を解除する。保持凸部とエッジとの係合を解除することで、電池カバーのロックを簡単に解除して電池カバーを解放できる。
また、本発明の携帯端末は、前記電池カバーをスイング自在に回動するヒンジピンの近傍で、かつ電池カバーの裏面に、電池を支える電池支え部を設けたことを特徴とする。
電池カバーの裏面に電池支え部を設けることで、電池を良好に支えることができる。加えて、電池支え部をヒンジピンの近傍に設けることで、電池カバーを開閉する際に、電池支え部が邪魔になることがない。
これにより、電池交換などのメンテナンスをより一層簡単におこなうことができる。
本発明によれば、万が一、携帯端末を落下させた場合でも、筐体から電池カバーが外れて、筐体の収納凹部から電池が落下することを防ぐことができるという効果を有する。
さらに、本発明によれば、電池カバーのロックを簡単に解除して電池カバーを解放することで、電池の交換などのメンテナンスを簡単におこなうことができるという効果を有す
る。
図1〜図2に示すように、第1実施形態の携帯端末10は、筐体11内に機器(図示せず)を内蔵し、筐体11の裏面11a下部に電池13(図3参照)を収納する収納凹部14(図3参照)を備え、この収納凹部14を塞ぐことで電池13を収納凹部14に保持する電池カバー15を備え、この電池カバー15を筐体11にロックするロック手段16を備える。
筐体11は、表面11bの上部に表示部18を備え、表示部18の下方に操作部19を備え、裏面11aの上部に光学的に伝票等のバーコードを読むコード読取部21や銘板シート22を備える。
さらに、図3に示すように、筐体11は、銘板シート22の下方に収納凹部14を備え、収納凹部14の上端両側にヒンジピン24をそれぞれ備え、収納凹部14の下方にロック手段16を収納するロック収納部26を備える。
収納凹部14は電池13が着脱自在に収納可能に形成された凹部である。
電池カバー15は、収納凹部14の開口14aを塞ぐように略矩形状に形成され、基端15aの両側にヒンジピン受け部27をそれぞれ同軸上に設け、先端(端部)15b側の表面に凹み部15cを形成し、先端15bから筐体11と略平行に延びた係合凸部28を設け、ヒンジピン受け部27近傍で且つ電池カバー15の内側に、電池13を支える保持する電池支え部29が設けられている。
ヒンジピン受け部27をヒンジピン24に嵌め込むことで、ヒンジピン24を軸にして電池カバー15をスイング移動させて電池カバー15を開閉することが可能になる。
ここで、図4に示すように、電池カバー15を閉じた際に、電池カバー15の両側縁部15dが筐体11の両側縁部11cに当接し、電池カバー15の端部のうち、両側縁部15dを除いた部位15eが、筐体11の部位11dから僅かに浮いた状態に保持される。
図3に戻って、ロック手段16は、電池カバー15を閉じた状態に保持するロック部材31と、このロック部材31をロック位置に保持するロックばね部材32とを備える。
ロック部材31は、上端部31aにオーバーハング部33が設けられ、下端部31bに一対の支持ピン34が同軸上に設けられ、オーバーハング部33にロック凸部35が設けられている。
一対の支持ピン34を、ロック収納部26の受け部36に回転自在に取り付ける。これにより、ロック収納部26内にロック部材31を配置するとともに、一対の支持ピン34を軸にしてロック位置P1(図5参照)とロック解除位置とにスイング自在に取り付ける。
ロックばね部材32は、一対の支持ピン34に取り付けられ、その付勢力でロック部材31をロック位置P1に保持するコイルばねである。
図5に示すように、筐体11にカバー載面38が形成され、カバー載面38から突起39が上向きに形成されている。
電池カバー15の先端部裏面に、カバー載面38に臨むセット面41が形成され、セット面41に溝部42が形成され、溝部42にシール材43が収納されている。
シール材43を電池カバー15の周囲に設けることで、電池カバー15と筐体11との間の隙間をシール材43で密閉する。
シール材43は、弾性変形が可能な部材で、一例としてラバー材が該当する。
溝部42は、電池カバー15を閉じた状態で、カバー載面38の突起39に嵌り込むように形成されている。電池カバー15を閉じて、電池カバー15の両側縁部15dを筐体11に当接する(図4参照)。
シール材43が突起39に当接し、突起39で押し潰されて、溝部42が突起39に嵌り込む。これにより、電池カバー15と筐体11との間をシール材43で密閉する。
この状態からさらに電池カバー15の端部中央15fに、筐体11に向けて押圧力をかけることにより、端部中央15fが弾性変形してセット面41がカバー載面38に当接する。
ここで、電池カバー15に設けた係合凸部28には、上面の先端部に上向きに上向きエッジ(第1エッジ)28aを形成することで、上面に上向き凹み28bを形成する。
また、オーバーハング部33に、係合凸部28を押さえ付けて電池カバー15の解放を防ぐロック凸部35を設け、このロック凸部35の先端から下向きエッジ(第2エッジを)35aを係合凸部28に向けて突出させることで、ロック凸部35の下面に下向き凹み35bを形成する。
ロック部材31をロックばね部材32でロック位置P1に保持することで、上向き凹み28bに下向きエッジ35aが配置されるとともに、下向き凹み35bに上向きエッジ28aが配置される。
この状態において、上向きエッジ28aと下向きエッジ35aとが互いにL1寸法分オーバーラップされる。
この状態において、上向きエッジ28aは、下向きエッジ35aがロック位置P1からロック解除位置の方向に移動することを阻止する。よって、ロック部材31がロックばね部材32の付勢力に抗してロック位置P1からロック解除位置に移動することを防止する。
したがって、万が一、携帯端末10を落下させた場合でも、筐体11から電池カバー15が外れて、筐体11の収納凹部14から電池13が落下することを防ぐことができる。
一方、この状態において、電池カバー15のセット面41が、シール材43の弾撥力でカバー載面38からL2寸法分浮いた状態に保持されている。
ここで、寸法L1と、寸法L2とは、L1<L2の関係が成立する。よって、電池カバー15に筐体11に向けて押圧力をかけることにより、シール材43が押し潰されてセット面41がカバー載面38に当接あるいは近接する。
上向きエッジ28aが下向きエッジ35aの下方に位置し、上向きエッジ28aと下向きエッジ35aとのオーバーラップが解除される。
これにより、ロック部材31にロック解除方向に押圧力をかけることで、ロック部材31を、ロックばね部材32の付勢力に抗してロック位置P1からロック解除方向に移動することが可能になる。
次に、第1実施形態の携帯端末10から電池カバー15外す手順を図6〜図7に基づいて説明する。
図6(A)に示すように、電池カバー15の端部中央15fに押圧力F1を矢印方向にかける。端部中央15fが矢印a方向に弾性変形してシール材43が押し潰される。
図6(B)に示すように、セット面41がカバー載面38に当接あるいは近接して、上向きエッジ28aが下向きエッジ35aの下方に位置し、上向きエッジ28aと下向きエッジ35aとのオーバーラップが解除される。
この状態で、ロック部材41に押圧力F2を矢印の方向にかけることで、ロック部材31がロックばね部材32の付勢力に抗してロック位置P1からロック解除位置に向けて矢印bのように移動する。
図7(A)に示すように、シール材43への押付力が解放され、シール材43が押し潰された状態からフリーの状態に膨張する。シール材43の膨張力で電池カバー15を矢印cのように上方に押し上げる。
図7(B)に示すように、電池カバー15がヒンジピン24(図3参照)を軸にして上方に開く。これにより、電池13(図3参照)の交換などのメンテナンスを簡単におこなうことができる。
なお、この状態において、ロック部材31は、ロックばね部材32でロック解除位置からロック位置P1に戻される。
メンテナンス完了後に、電池カバー15を矢印dの方向に移動することにより、セット面41のテーパ面41aが、オーバーハング部33のテーパ面33aに当接する。
ロック部材31がロックばね部材32の付勢力に抗してロック位置P1からロック解除位置に向けて移動し、電池カバー15が閉位置に配置される。
この後、ロック部材31が、ロックばね部材32でロック解除位置からロック位置P1に戻され、ロック部材31で電池カバー15を閉位置に保持できる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図8〜図9に示すように、第2実施形態の携帯端末50は、第1実施形態のロック手段16に代えてロック手段51を備えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
ロック手段51は、電池カバー52を閉じた位置にロックするロックレバー53と、このロックレバー53をロック位置P2に保持する保持手段55とを有する。
電池カバー52は、第1実施形態の電池カバー15と比較して、係合凸部28に上向きエッジ28aおよび上向き凹み28bを形成しない点で異なるだけでその他の構成は電池カバー15と同じである。
ロックレバー53は、レバー本体がロッド状に形成され、電池カバー52をロックするロック位置P2と、ロック位置P2から離れたロック解除位置とにスイング自在に設け、ロック位置P2に配置した際に、電池カバー52の係合凸部28を押さえ付けて電池カバー52の解放を防ぐロック凸部57が係合凸部28に臨ませて設けられ、レバー本体の先端に保持凸部58が設けられ、レバー本体の基端に回動ピン59が設けられている。
このロックレバー56は、筐体11のロック収納凹部62に配置される。具体的には、回動ピン59にOリング64を嵌め込んだ状態で、回動ピン59をロック収納凹部62の支持孔65に回動自在に挿入し、保持凸部58が保持手段55で保持されることでロック位置P2に保持される。
図10、図11に示すように、保持手段55は、ロックレバー56(図10参照)の先端に設けた保持凸部58を受け入れる保持溝部67を筐体11に設け、この保持溝部67に保持凸部58を受け入れた後、保持凸部58の抜け出しを防ぐために、保持凸部58に係合するエッジ68を保持溝部67の開口67aに突出させたものである。
保持凸部58にエッジ68を係合することで、ロックレバー56をロック位置P2(図8参照)に配置する。
図12、図13に示すように、ロックレバー56をロック位置P2に保持した状態において、ロック凸部57が、電池カバー52の係合凸部28に当接して、係合凸部28を下方に、すなわち筐体11に向けて押し下げる。これにより、シール材43が突起39で押し潰されて、溝部42が突起39に嵌り込む。
この状態において、ロックレバー56の下面56aと、ロック収納凹部62の底面62aとの間に寸法L3分の隙間が保たれる。
図11に戻って、保持溝部67の開口67a近傍には、天井面67bにエッジ68が下向きに突起している。このエッジ68は、保持溝部67の開口67aから奥に向けて徐々に高さが高くなるようにテーパ状に形成されている。
このエッジ68の高さは寸法L4である。
エッジ68を、開口67aから奥に向けて徐々に高さが高くなるようにテーパ状に形成することで、保持手段55が、テーパ面に沿って円滑にエッジ68を乗り越えることができる。
保持凸部58がエッジ68を乗り越えて、保持溝部67内に入り込んだ状態において、シール材43が突起39で押し潰される。よって、シール材43の復元力が電池カバー52の係合凸部28を介してロックレバー56に伝わり、保持凸部58が保持溝部67の天井面67bに当接する。
これにより、保持凸部58が保持溝部67から抜け出すことをエッジ68で防止する。
したがって、万が一、携帯端末50を落下させた場合でも、筐体11から電池カバー52が外れて、筐体11の収納凹部14から電池13が落下することを防ぐことができる。
ここで、寸法L3と、寸法L4とは、L3>L4の関係が成立する。
電池カバー52を解放する際には、電池カバー52に押圧力をかけて筐体11の方向に電池カバー52を撓ませる。保持凸部58を天井面67bに当接する押付力が解除され、ロックレバー56の下面56aがロック収納凹部62の底面62aに当接あるいは近接する。
これにより、保持凸部58がエッジ68の下方まで下がり、ロック凸部57とエッジ68との係合が解除される。
ロックレバー56をロック位置P2からロック解放位置に回動して、電池カバー15を解放することにより、電池13(図3参照)の交換などのメンテナンスを簡単におこなうことができる。
次に、第2実施形態の携帯端末50の電池カバー15をロックする手順を図14(A)〜図14(D)に基づいて説明する。
図14(A)に示すように、ロックレバー56(図10参照)を、回動ピン59を軸にしてロック解除位置から矢印のようにロック位置P2に向けて矢印eのようにスイング移動する。
図14(B)に示すように、ロック凸部57のテーパ面57aが、係合凸部28のテーパ面28cに当接する。
この状態から継続してロックレバー56を押圧力F3でロック位置に向けてスイング移動する。ロック凸部57が係合凸部28に乗り上げて、係合凸部28を矢印fのように筐体11に向けて押し下げる。
図14(C)に示すように、ロックレバー56(図10参照)をロック位置P1に向けて継続的にスイング移動することにより、保持凸部58がエッジ68を乗り越えて、保持溝部67内に入り込む。
図14(D)に示すように、ロック凸部57で係合凸部28を押し下げることにより、シール材43が突起39で押し潰される。
よって、シール材43の復元力が電池カバー52の係合凸部28を介してロックレバー56に伝わり、図14(C)に示すように、保持凸部58が保持溝部67の天井面67bに当接する。
これにより、保持凸部58が保持溝部67から抜け出すことをエッジ68で防止する。
したがって、ロックレバー56をロック解放位置からロック位置P2に回動するだけの簡単な操作で、電池カバー52が解放しないようにロックできる。
なお、前記実施形態のロック部材31やロックレバー56などの部材は、例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、筐体内に電池を交換可能に収納し、収納した電池を電池カバーで筐体内に保持する携帯端末への適用に好適である。
本発明に係る携帯端末の第1実施形態を表面側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施形態を裏面側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施形態を裏面側から見た状態を示す分解斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明に係る第1実施形態の電池カバーを解放する手順を説明する図である。 本発明に係る第1実施形態の電池カバーを解放する手順を説明する図である。 本発明に係る携帯端末の第2実施形態を裏面側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る第2実施形態を裏面側から見た状態を示す分解斜視図である。 本発明に係る第2実施形態の要部を示す斜視図である。 図8のC−C線断面図である。 図8のD−D線断面図である。 図8のE−E線断面図である。 本発明に係る第2実施形態の電池カバーを解放する手順を説明する図である。
符号の説明
10,50 携帯端末
11 筐体
13 電池
14 収納凹部
15,52 電池カバー
15b 先端(端部)
24 ヒンジピン
27 ヒンジピン受け部
28 係合凸部
28a 上向きエッジ(第1エッジ)
29 電池支え部
31 ロック部材
32 ロックばね部材
35,57 ロック凸部
35a 下向きエッジ(第2エッジ)
43 シール材
55 保持手段
56 ロックレバー
58 保持凸部
67 保持溝部
67a 保持溝部の開口
68 エッジ
P1,P2 ロック位置

Claims (5)

  1. 筐体に電池を収納する収納凹部をカバーし筐体にスイング自在に設け、端部に筐体と略平行に延びた係合凸部を設け、前記係合凸部から第1エッジを前記筐体とは反対側に突出させた電池カバーと、
    この電池カバーをロックするロック位置と、ロック位置から離れたロック解除位置とにスイング自在に設け、前記ロック位置に配置した際に、前記係合凸部を押さえ付けて前記電池カバーの解放を防ぐロック凸部を設け、このロック凸部から第2エッジを前記係合凸部に向けて突出させたロック部材と、
    このロック部を前記ロック位置に保持するロックばね部材と、を備え、
    前記ロック部材を前記ロック位置に保持した際に、第1エッジと第2エッジとが係合して、ロック部材がロック解除位置に移動することを阻止する構成としたことを特徴とする携帯端末。
  2. 筐体に電池を収納する収納凹部をカバーし筐体にスイング自在に設け、端部に筐体と略平行に延びた係合凸部を設けた電池カバーと、
    この電池カバーをロックするロック位置と、ロック位置から離れたロック解除位置とにスイング自在に設け、前記ロック位置に配置した際に、前記係合凸部を押さえ付けて前記電池カバーの解放を防ぐロック凸部を設けたロックレバーと、
    このロックレバーの先端に設けた保持凸部を受け入れる保持溝部を前記筐体に設け、この保持溝部に保持凸部を受け入れた後、保持凸部の抜け出しを防ぐために保持凸部に係合するエッジを保持溝部の開口に突出させた保持手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末。
  3. 前記電池カバーにかけた押圧力により発生した電池カバーの撓みにより、前記第1、第2のエッジの係合を解除するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記電池カバーにかけた押圧力により発生した電池カバーの撓みにより、前記保持凸部と前記エッジとの係合を解除するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 前記電池カバーをスイング自在に回動するヒンジピンの近傍で、かつ電池カバーの裏面に、電池を支える電池支え部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末。
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