JP2007053059A - 電池収納装置及びこれを用いたヘッドフォン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電池交換の操作性の向上を図る。
【解決手段】 本体ケース11と、電池挿入口に連続して電池収納部22が設けられ、この電池収納部22の底面部に、電池の挿入側の端子に圧接される弾性を有する端子部材が臨み、電池挿入口が開閉するようように本体ケース11に回動可能に取り付けられる電池ケース12と、本体ケース11に回動可能に取り付けられると共に、リンク部29によって電池ケース12の回動と連動して回動し、閉塞時に本体ケース11と共に外装面の一部を構成する電池蓋13とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】 本体ケース11と、電池挿入口に連続して電池収納部22が設けられ、この電池収納部22の底面部に、電池の挿入側の端子に圧接される弾性を有する端子部材が臨み、電池挿入口が開閉するようように本体ケース11に回動可能に取り付けられる電池ケース12と、本体ケース11に回動可能に取り付けられると共に、リンク部29によって電池ケース12の回動と連動して回動し、閉塞時に本体ケース11と共に外装面の一部を構成する電池蓋13とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、小型の電子機器等に用いられる電池収納装置及びこれを用いたヘッドフォン装置に関する。
小型の電子機器の電池収納装置には、例えば特許文献1がある。この特許文献1の電池収納装置は、電池ケースが機器本体に対して着脱自在であり、円筒型電池を収納した電池収納ケースが機器本体に装着されるようになっている。しかしながら、特許文献1の電池収納装置は、機器本体と電池収納ケースとが別体であるから、電池ケースを紛失してしまうおそれがある。また、特許文献1の電池収納装置は、機器本体から電池ケースを取り外し、電池を交換してから、再び、機器本体に電池収納ケースを装着しなければならず、電池交換作業が繁雑である。
また、電池収納装置には、機器本体に一体的に設けられた電池収納部に、例えば円筒型電池を中心軸線方向に沿って挿入し、端子部材が設けられてる電池蓋を、電池挿入口が形成されている面内をスライドさせることによって閉塞するものがある。この種の電池収納装置にあっては、電池収納部の底面部に、コイル状のバネ端子が設けられており、電池両端の端子に、電子収納部及び電池蓋の端子が確実に接触され、電気的接続が図ることできるようになっている。このような電池収納装置は、電池収納部の底面部にバネ端子が設けられていることから、電池挿入部の電池挿入口を開けると、電池収納部の底面部のバネ端子の付勢力によって、電池収納部に収納している電池が機器本体から飛び出し落下してしまうおそれがある。また、電子機器を誤って落下させてしまったときにも、その衝撃で、電池蓋が外れ、電池が機器本体から飛び出してしまうおそれがある。更に、長期保存の後には、長時間に亘って電池蓋が電池によって押された状態が続くことで、浮き上がり、電池との接続不良が発生するおそれがある。
本発明は、かかる実状に鑑みてなされたものであって、電池交換の操作性の向上を図ることができる電池収納装置及びこれを用いたヘッドフォン装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電池収納装置は、本体ケースと、電池挿入口に連続して電池収納部が設けられ、この電池収納部の底面部に、電池の挿入側の端子に圧接される弾性を有する端子部材が臨み、上記電池挿入口が開閉するようように上記本体ケースに回動可能に取り付けられる電池ケースと、上記本体ケースに回動可能に取り付けられると共に、リンク部によって上記電池ケースの回動と連動して回動し、閉塞時に上記本体ケースと共に外装面の一部を構成する電池蓋とを備える。
また、本発明に係るヘッドフォン装置は、上記本体ケースに配設されるスピーカユニットを有し、スピーカユニットに、本発明に係る上記電池収納装置が配設される。
本発明では、本体ケースに、電池を収納する電池ケースと電池蓋が設けられ、電池蓋に連動して電池ケースも回動するので、電池蓋や電池ケースがケース本体から分離しないことから、電池蓋等の紛失等が無くなり取り扱いが容易となる。また、電池蓋に連動して電池ケースが回動することによって、電池交換作業を容易に行うことができる。
以下、本発明を適用したヘッドフォン装置を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明を適用したヘッドフォン装置1は、ユーザの後頭部に掛け渡される略C字状に湾曲して形成されたバンド部2と、このバンド部2の両側端部に取り付けられるスピーカユニット3a,3bとを備える。各スピーカユニット3a,3bには、オーディオデータ等の音声データを放音するスピーカ素子5a,5bが取り付けられると共に、一方のスピーカユニット3aには、電源供給部となる電池収納装置10が配設されている。
本発明を適用した電池収納装置10は、図2及び図3に示すように、スピーカユニット3a,3bの外筐を構成する本体ケース11と、この本体ケース11に回動可能に取り付けられる電池ケース12と、電池ケース12の回動に連動するように本体ケース11に取り付けられる電池蓋13とを備える。
本体ケース11は、樹脂等で成形された一対の半体を突き合わせねじ等で結合してなるものであって、内部に電池ケース12の他、スピーカユニット3aが配設される。また、本体ケースには、電池ケース12を収納するケース収納部11cが形成されている。このケース収納部11cは、開口端が周面に臨むような電池ケース12の回動をガイドする立ち上がり壁11eによって構成されている。ヘッドフォン装置1に用いられる電池は、例えば一次又は二次の円筒型電池4である。なお、電池としては、円筒型電池の他、角形電池等であっても良い。そこで、図2乃至図4に示すように、電池ケース12には、電池4が挿脱される電池挿入口21に連続して、電池4が収納される電池収納部22が形成されている。この電池収納部22は、電池4が、電池4の中心軸線方向にマイナス端子を挿入端として挿入される。電池収納部22の底面部22aには、マイナスの端子部材23が臨まされている。このマイナスの端子部材23は、弾性を有する線状部材をコイル状に巻回してなる弾性体で構成され、電池収納部22の底面部に臨むように本体ケース11に取り付けられ、電池4のマイナス端子に圧接され確実に電気的に接続されるようになっている。
なお、本体ケース11には、図2に示すように、電池収納部22に収納された筒型電池4のプラス端子に接続されるプラスの端子部材24が設けられている。プラスの端子部材24は、例えば板バネを略C字状に折曲して形成されている。プラスの端子部材24は、マイナスの端子部材23と対向し、電池ケース12が本体ケース11に収納されているとき、電池収納部22の電池4のプラス端子に弾接され、電気的な接続が確実に図られるようになっている。
この電池ケース12は、図2乃至図4に示すように本体ケース11の内面に形成された支軸25が電池ケース12の軸孔26に挿通されることによって、図2及び図3中矢印A方向及び反矢印A方向に回動可能に取り付けられる。
更に、本体ケース11には、図2、図3及び図5に示すように、電池蓋13が回動可能に取り付けられる。具体的に、電池蓋13は、側板13aに形成された軸孔27に、本体ケース11の内面に形成された支軸28を挿通することによって本体ケース11に図2及び図3中矢印B方向及び反矢印B方向に回動可能に取り付けられる。この電池蓋13は、閉塞時において、本体ケース11によって形成される外装面の一部、具体的には底面11aを構成する。
電池ケース12と電池蓋13とは、図2及び図5に示すように、リンク部29によって連携して回動するようになっている。具体的に、このリンク部29は、電池ケース12に形成された従動突起31と電池蓋13に形成されたガイド孔32とによって構成されている。電池蓋13のガイド孔32は、図2及び図3に示すように、電池蓋13の回動方向に沿った直線的な第1のガイド部32aと、この第1のガイド部32aとのなす角が略鋭角となるように形成される第2のガイド部32bとを有する。そして、第1のガイド部32aと第2のガイド部32bとは、互いに連続し、全体が略L字をなすように形成されている。電池蓋13が閉塞状態にあるとき、電池蓋13の従動突起31は、第1のガイド部32aの先端部(図5中A位置)に位置し、電池蓋13が開状態となる方向(図2及び図3中矢印B方向)に回動されたとき、従動突起31は、先ず、第1のガイド部32aの基端、すなわち第2のガイド部32bとの接続部分(図5中B位置)に移動する。このとき、第1のガイド部32aは、従動突起31に対して非作用部となっており、電池ケース12を回動させない。次いで、電池蓋13が電池ケース12と共に開状態の方向(図2及び図3中矢印A及びB方向)に回動されるとき、従動突起31は、第2のガイド部32bの先端部(図5中C位置)に移動する。このとき、第2のガイド部32bは、従動突起31に対して作用し、電池ケース12を回動させる。
更に、図3に示すように、電池ケース12には、電池収納部22に収納した電池4の脱落を防止するストッパ33が回動可能に取り付けられる。図3及び図6に示すように、このストッパ33は、その中ほどに、電池ケース12の支持部12aに形成された支軸34が挿通される軸孔35が形成され、電池ケース12に支軸34を中心に図3中矢印C方向及び反矢印C方向に回動可能に取り付けられる。ストッパ33の一端部は、電池ケース12の電池挿入口21内に臨み、この部分に、電池収納部22に収納された電池4のプラス端子側の周縁部に係合する係合部33aが形成されている。
このストッパ33は、電池ケース12のストッパ33の支軸34の近傍に形成された支軸36に取り付けられる付勢部材37によって支軸34を中心に、電池挿入口21に臨む、すなわち電池収納部22に収納された電池4のプラス端子側に接触する図3中矢印C方向に回動付勢されている。具体的に、この付勢部材37は、例えばトーションバネであり、電池ケース12の支持部12aの支軸36にコイル部が挿入され、一端がストッパ33に係止され、他端が電池蓋13の内面に係止されている。この付勢部材37は、各端部が電池蓋13とストッパ33に係止されることによって、電池蓋13を開放方向である図2及び図3中矢印B方向に回動付勢すると共に、ストッパ33を係合部33aが電池挿入口21に臨む図3中矢印C方向に回動付勢する。
ところで、図7に示すように、本体ケース11のユーザの頭部側の側面11bには、電池蓋13の回動を制御するリリース釦39が設けられている。このリリース釦39は、裏面の長さ方向中程の両側に、回動支持部41が形成されている。この回動支持部41は、本体ケース11の側面11bに形成された取付孔42に臨んで形成された回動軸43に係合されることによって、電池ケース12や電池蓋13の回動方向とは直交する方向に回動支持される。すなわち、このリリース釦39は、回動軸43を回動中心にして、図7中奥方向に向かって押圧可能なように取付孔42に取り付けられることになる。リリース釦39には、更に、長さ方向の電池蓋13の他方の側板13bと重なる部分、すなわち長さ方向の一端部に係止片44が裏面側に突出して形成されている。この係止片44は、閉塞状態にある電池蓋13の他方の側板13bに形成された係止孔45に係止される。したがって、電池交換作業を行わない通常においては、係止片44が係止孔45に係止することによって、閉塞状態がロックされ、電池交換時、リリース釦39の長さ方向の他端側を押圧することによって、リリース釦39を回動させることによって、電池蓋13のロックを解除することができる。
次に、以上のように構成された電池収納装置10の動作について説明する。先ず図3を用いて、電池収納時の状態を説明する。ヘッドフォン装置1を使用しているとき等電池交換を行わないときには、電池蓋13は、閉塞状態にある。すなわち、電池ケース12は、本体ケース11の支軸25を中心に図3中反矢印A方向に回動した状態にあり、電池4のマイナス端子がマイナスの端子部材23に圧接され、電池4のプラス端子がプラスの端子部材24に圧接され、電気的に接続された状態になっている。このとき、リンク部29によって電池ケース12に連動して回動する電池蓋13は、閉塞状態にあり、電池ケース12の従動突起31は、電池蓋13のガイド孔32の第1のガイド部32aの先端部(図5中A位置)に位置している。また、ストッパ33は、付勢部材37によって、図3中矢印C方向に電池ケース12の支軸34を中心に回動付勢されており、係合部33aが電池挿入口21に臨み、電池収納部22に収納された電池4のプラス端子側に接触した状態にある。一方、付勢部材37の他端が係止されている電池蓋13は、付勢部材37によって、開方向となる図3中矢印B方向に回動付勢されているが、図7に示すように、リリース釦39の係止片44が電池蓋13の側板13bに形成された係止孔45に係止されていることによって、閉塞状態がロックされている。
そして、電池交換のため、リリース釦39が押されると、リリース釦39は、本体ケース11の回動軸43を中心に回動し、電池蓋13の係止孔45からリリース釦39の係止片44が待避し、ロックが解除された状態となる。すると、電池蓋13は、付勢部材37の付勢力によって、本体ケース11の支軸28を中心に図3中矢印B方向に回動する。このとき、本体ケース11の従動突起31は、電池蓋13のガイド孔32の第1のガイド部32aの先端部(図5中A位置)から第1のガイド部32aと第2のガイド部32bとの接続部分(図5中B位置)に移動するが、第1のガイド部32aは従動突起31に対して何も作用しないことから、電池ケース12は回動しない。ここで、図8に示すように、電池蓋13は、電池4を挟み込んでいる端子部材23,24の付勢力が補助して、一端回動が停止する。この電池蓋13が移動時においては、未だ、電池ケース12は、回動することなく、収納位置にあり、この状態での電池4の脱落が防止されている。
図8に示すように、電池蓋13は、半開きの状態で本体ケース11の底面11aから突出した状態になっており、電池交換を行う際には、更に、ユーザが指を電池蓋13の本体ケース11の底面11aから突出部分に係合させることによって、電池蓋13が更に図8中矢印B方向に回動操作されることになる。この際、ユーザは、電池4を挟み込んでいる端子部材23,24の付勢力より大きい力で電池蓋13の回動操作を行うことになる。すると、従動突起31は、第1のガイド部32aと第2のガイド部32bとの接続部分(図5中B位置)から第2のガイド部32bの先端部(図5中C位置)に移動し、これによって、電池ケース12は、電池蓋13の回動に連動して本体ケース11の支軸25を中心に8中矢印A方向に回動することになる。図9に示すように、電池蓋13と共に電池ケース12が回動することによって、電池ケース12の電池挿入口21からは、本体ケース11内から外部に臨み、マイナスの端子部材23の付勢力によって、電池収納部22内の電池4のプラス端子側が突出することになり、電池交換可能な状態になる。この際にも、電池収納部22から突出する電池4には、ストッパ33の係合部33aが付勢部材37の付勢力によって摺接した状態となることから、その摩擦力によって電池4全体が電池収納部22より飛び出して落下してしまうことを防止することができる。そして、電池4は、プラス端子側から引き出され、また、マイナス端子を挿入端として、電池挿入口21より電池収納部22に収納される。
なお、電池蓋13を閉じる際には、電池4をマイナス端子を挿入端として、電池挿入口21より電池収納部22に挿入し、次いで、収納した電池4を押圧し、マイナスの端子部材23を圧縮し、この状態で、電池ケース12を図9中反矢印A方向に回動し、先ず、電池ケース12を本体ケース11内に収納する。このとき、電池ケース12の従動突起31は、第2のガイド部32bの先端部(図5中C位置)から第1のガイド部32aと第2のガイド部32bとの接続部分(図5中B位置)に移動し、図8に示すように、電池ケース12のみが本体ケース11に収納し、電池蓋13が開いた状態にされる。次いで、電池蓋13を押圧するようにして、付勢部材37の付勢力に抗して図8中反矢印B方向に回動し、閉塞状態とし、この後、リリース釦39を操作して電池蓋13の係止孔45に係止片44を係止させて、操作を完了する。
以上のような電池収納装置10によれば、電池蓋13が本体ケース11に回動可能に取り付けられ、更に、電池ケース12も本体ケース11に回動可能に取り付けられ、これらの部材が本体ケース11に対して分離不能であることから、電池ケース12や電池蓋13が本体ケース11から脱落することを防止することができる。また、電池交換終了後の電池蓋13の閉塞操作は、電池蓋13を押圧する一連の操作のみ良いことから、操作性の向上を図ることができる。更に、マイナスの端子部材23には、電池4との電気的接続の確実性を確保するために、弾性体が用いられているが、電池収納部22の電池4には、ストッパ33の係合部33aが接触していることから、電池交換作業時に、マイナスの端子部材23の弾性力によって、電池4が電池収納部22から脱落することを防止することができる。また、マイナスの端子部材23の付勢力は、電池蓋13に電池収納部22の電池4を介して加わらないことから、長期間経過した後であっても、電池蓋13の浮き上がりを防止することができる。更に、この電池収納装置10では、電池4を交換するにあたって、電池蓋13のみを回動する操作と電池蓋13と電池ケース12を回動する操作と2段階あることから、誤って落下してしまい大きな衝撃が加わって、電池蓋13が開いてしまっても電池ケース12が回動してしまい収納している電池4が脱落してしまうことを防止することができる。
ところで、この電池収納装置10が設けられたスピーカユニット3aは、装着するユーザの耳介との位置関係が図10のようになる。したがって、この底面11aは、本体ケース11の周面の一部であり幅狭であることから、底面11aの一部となる電池蓋13を小さくすることができ、更に、電池蓋13が外観上見にくい場所に設けられることから、ヘッドフォン装置1の全体の見栄えを悪くすることを防止することができる。また、電池収納装置10のリリース釦39は、ヘッドフォン装置1を装着するユーザの頭部側の側面11bに設けられていることから、装着時、外方から見えない場所に位置することから、この点でも、見栄えを良くすることができる。更に、ヘッドフォン装置1の装着時、電池蓋13は、ユーザの後側を開放するように開くことから、ユーザは、ヘッドフォン装置1を装着しながら容易に、例えば片手で電池4の交換作業を行うことができる。電池交換を行う際は、上述のように、電池挿入口21が下を向いているが電池がストッパ33によって滑り落ちることが防止されていることから、交換する電池4が電池収納部22から脱落してしまうことを防止することができる。
以上、図1に示すように、バンド部2の両側にスピーカユニット3a,3bを設けたヘッドフォン装置1の一方のスピーカユニット3aに電池収納装置10設けた例を説明したが、本発明は、バンド部を設けず、各スピーカユニット3a,3bを直接耳介に掛けるヘッドフォン装置の電池収納装置に適用することができる。更に、本発明は、ヘッドフォン装置の他、記録及び/又は再生装置、情報処理装置等の携帯型電子機器の電池収納装置に適用することができる。
1 ヘッドフォン装置、2 バンド部、3a,3b スピーカユニット、4 電池、10 電池収納装置、11 本体ケース、11a 底面、11b 側面、12 電池ケース、12a 支持部、13 電池蓋、13a 側板、13b 側板、21 電池挿入口、22 電池収納部、22a 底面部、23,24 端子部材、25 支軸、26 軸孔、27 軸孔、28 支軸、29 リンク部、31 従動突起、32 ガイド孔、32a ガイド部、32b ガイド部、33 ストッパ、33a 係合部、34 支軸、35 軸孔、36 支軸、37 付勢部材、38 軸、39 リリース釦、41 回動支持部、42 取付孔、43 回動軸、44 係止片、45 係止孔
Claims (8)
- 本体ケースと、
電池挿入口に連続して電池収納部が設けられ、この電池収納部の底面部に、電池の挿入側の端子に圧接される弾性を有する端子部材が臨み、上記電池挿入口が開閉するようように上記本体ケースに回動可能に取り付けられる電池ケースと、
上記本体ケースに回動可能に取り付けられると共に、リンク部によって上記電池ケースの回動と連動して回動し、閉塞時に上記本体ケースと共に外装面の一部を構成する電池蓋とを備える電池収納装置。 - 上記リンク部は、上記電池ケース又は電池蓋の何れか一方に形成された従動突起と、他方に上記従動突起の移動軌跡に合わせて形成されたガイド孔とを備え、
上記ガイド孔は、直線的な第1のガイド部及び第2のガイド部とが略L字をなして連続して形成されてなり、
上記従動突起が上記第1のガイド部を移動するとき、上記電池蓋が開方向に回動し、上記従動突起が上記第1のガイド部に次いで上記第2のガイド部を移動するとき、上記電池蓋が更に開方向に回動すると共に上記電池ケースが開方向に回動することを特徴とする請求項1記載の電池収納装置。 - 上記電池ケースには、更に、一端が上記電池収納部に収納された電池に接触するストッパが回動可能に取り付けられ、
上記ストッパは、付勢部材によって、上記一端が上記電池収納部の電池に接触する方向に付勢されていることを特徴とする請求項2記載の電池収納装置。 - 上記付勢部材は、一端が上記ストッパに係止されると共に、他端が上記電池蓋に係止され、上記電池蓋を開方向に付勢することを特徴とする請求項3記載の電池収納装置。
- 上記本体ケースには、リリース釦が上記電池ケース及び電池蓋の回動方向と直交する方向に回動可能に取り付けられ、
上記リリース釦には、上記電池蓋に形成された係止孔に係止される係止片が形成され、
上記リリース釦は、上記電池蓋が閉位置にあるとき、上記係止片が上記係止孔に係止された状態にあることを特徴とする請求項1記載の電池収納装置。 - 本体ケースと、
上記本体ケースに配設されるスピーカユニットと、
上記本体ケースに配設される電池収納装置とを備え、
上記電池収納装置は、電池挿入口に連続して電池収納部が設けられ、この電池収納部の底面部に、電池の挿入側の端子に圧接される弾性を有する端子部材が臨み、上記電池挿入口が開閉するようように上記本体ケースに回動可能に取り付けられる電池ケースと、上記本体ケースに回動可能に取り付けられると共に、リンク部によって上記電池ケースの回動と連動して回動し、閉塞時に上記本体ケースと共に外装面の一部を構成する電池蓋とを備えることを特徴とするヘッドフォン装置。 - 上記電池ケース及び上記電池蓋は、頭部への装着時において、上記電池挿入口が背面下側を向くように回動することを特徴とする請求項6記載のヘッドフォン装置。
- 上記本体ケースには、装着時頭部側の面に、リリース釦が上記電池ケース及び電池蓋の回動方向と直交する方向に回動可能に取り付けられ、
上記リリース釦には、上記電池蓋に形成された係止孔に係止される係止片が形成され、
上記リリース釦は、上記電池蓋が閉位置にあるとき、上記係止片が上記係止孔に係止された状態にあることを特徴とする請求項7記載のヘッドフォン装置。
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