JP2002087652A - 携帯通信端末装置 - Google Patents

携帯通信端末装置

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JP2002087652A
JP2002087652A JP2000272405A JP2000272405A JP2002087652A JP 2002087652 A JP2002087652 A JP 2002087652A JP 2000272405 A JP2000272405 A JP 2000272405A JP 2000272405 A JP2000272405 A JP 2000272405A JP 2002087652 A JP2002087652 A JP 2002087652A
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Japan
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roll
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JP2000272405A
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English (en)
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Takeyuki Nagane
健之 長根
Hiroshi Hamanaka
拓 浜中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筐体に収納したロール状印字用紙が簡単に筐体
から外れないようにして、取扱い上の利便性を向上させ
た携帯通信端末装置を提供すること。 【解決手段】筐体1に、ロール状印字用紙7に印字する
印字手段3と、ロール状印字用紙の側面の穴8に挿入し
てロール状印字用紙を保持する突起6を設けた壁5aを
有する印字用紙収納部21とを備えて、筐体にロール状
印字用紙を取付ける際、筐体の印字用紙収納部に設けら
れた突起6をロール状印字用紙の側面にある穴8に嵌め
込むことにより、ロール状印字用紙7が簡単に筐体1か
ら外れないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯通信端末装置に
関し、特に印字手段を有し、印字するロール状の印字用
紙を収納する印字用紙収納部を備えた携帯通信端末装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯通信端末装置として
は、端末内に記憶された情報や、入力手段によって入力
された情報を印字する印字手段と印字されるロール状の
印字用紙を収納する印字用紙収納部とを備えたものが開
示されている。まず、図12を参照して、上記従来の印
字手段および印字用紙収納部を備えた携帯通信端末装置
の一例について説明する。図12において、筐体1の印
字用紙収納部20には、ロール状印字用紙7が入る凹部
4が設けられ、その凹部4にロール状印字用紙7を入
れ、その上から、ロール状印字用紙7全体を覆い、装置
の外観等の形状に合ったカバー2が設けられて構成され
る。また、筐体1には印字手段としてのプリンタ3が取
付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯通信端末装置においては、ロール状印字用紙全
体を覆うカバーを誤って開けてしまったり、またロール
状印字用紙を交換する際に誤って筐体を傾けたりした際
に、ロール状印字用紙が筐体から転がり落ちてしまうこ
とがあり、その場合はロール状印字用紙を巻き直して筐
体にセットしなければならなく、非常に煩わしいという
問題があった。さらに、筐体を誤って落としてしまった
場合も、ロール状印字用紙全体を覆うカバーが開き、同
様にロール状印字用紙が転がり落ちてしまうという問題
があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、筐体にロール状印字用紙を収納した
後は、ロール状印字用紙が簡単に筐体から外れて落ちな
いようにして、取扱い上の利便性を向上させた携帯通信
端末装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における携帯通信
端末装置は、筐体に、ロール状印字用紙に印字する印字
手段と、ロール状印字用紙の側面の穴に挿入して前記ロ
ール状印字用紙を保持する突起を設けた壁を有する印字
用紙収納部とを備えるという構成を有している。この構
成により、筐体にロール状印字用紙を取付ける際、筐体
の印字用紙収納部に設けられた2つの突起部をロール状
印字用紙の側面中心部にある穴に嵌め込むことにより、
ロール状印字用紙が簡単に筐体から外れないようにする
ことができる。
【0006】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部に有する前記突起を設けた壁の少なくて
も1つは前記筐体から分離自在に構成するという構成を
有している。この構成により、筐体にロール状印字用紙
を取付ける際、ロール状印字用紙を傷つけないで取付け
ることができる。
【0007】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部の壁に設ける突起をロール状印字用紙の
中心軸に対し、鉛直方向に折り曲げ自在に構成するとい
う構成を有している。この構成により、筐体にロール状
印字用紙を取付ける際、ワンタッチで簡単に取付けるこ
とができる。
【0008】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部の壁に設ける突起をロール状印字用紙の
中心軸に対し、平行移動自在に構成するという構成を有
している。この構成により、筐体にロール状の印字用紙
を取付ける際、簡単にワンタッチで取付けることができ
るとともに、ロール状印字用紙を鉛直方向で位置を決め
ることができる。
【0009】本発明における携帯通信端末装置は、筐体
に、ロール状印字用紙に印字する印字手段と、ロール状
印字用紙の一方の側面の穴に挿入して前記ロール状印字
用紙を保持する突起を設けた一方の壁と、挿入された前
記ロール状印字用紙の他方の側面にスライドして前記ロ
ール状印字用紙を保持する他方の壁とを設けた印字用紙
収納部とを備えるという構成を有している。この構成に
より、ロール状印字用紙が外れないように確実に固定す
ることができ、取外しも簡単にできる。
【0010】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部に設けられた前記ロール状印字用紙を保
持する他方の壁が前記筐体の外部に回転移動自在に構成
されるという構成を有している。この構成により、ロー
ル状印字用紙の側面を覆う壁が筐体外部の空間に移動す
るため、筐体内部の空間を有効に利用することができ
る。
【0011】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部に設けられた前記ロール状印字用紙を保
持する他方の壁が前記筐体の外部に回転またはスライド
したときに緊張し、解放により復元して前記他方の壁を
原位置に自動復帰させる復元手段を備えるという構成を
有している。この構成により、ロール状印字用紙を簡単
な操作で筐体に取付けおよび取外しができる。
【0012】本発明における携帯通信端末装置は、筐体
に、ロール状印字用紙に印字する印字手段と、ロール状
印字用紙の側面の穴に挿入して前記ロール状印字用紙を
保持する突起を設けた壁を前記筐体から分離自在に設け
た印字用紙収納部とを備えるという構成を有している。
この構成により、簡単な構造でロール状印字用紙が筐体
から外れないよう確実に固定することができる。
【0013】本発明における携帯通信端末装置は、前記
印字用紙収納部が前記ロール状印字用紙を保持する突起
を設けた壁を前記筐体の外部に回転移動自在に構成する
という構成を有している。この構成により、筐体にロー
ル状印字用紙を取付ける場合には、ロール状印字用紙を
取付けるために必要な空間を有効に利用することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図11に基づ
き、本発明の第1ないし第9の実施の形態を詳細に説明
する。 (第1の実施の形態)まず、図1に示す斜視図を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における携帯通信端末装
置について説明する。図1において、筐体1の一部に
は、印字用紙を収納する印字用紙収納部21が設けら
れ、印字用紙収納部21にはロール状印字用紙7が入る
凹部4aが形成され、その凹部4aの両側面に壁5aが
形成される。また、両側面の壁5aには、ロール状印字
用紙7の側面中心部に設けられている穴8に嵌め込む突
起6が設けられる。この突起6の先端上部は、ロール状
印字用紙が入りやすいように球状又は面取り形状にされ
ており、突起6の凸量はロール状印字用紙が簡単に外れ
ない寸法に設定する。また筐体1には、取付けられたロ
ール状印字用紙7全体を覆い、筐体1の外観形状にあっ
たカバー2が取り付けられる。さらに筐体1には、ロー
ル状印字用紙7に印字する印字手段としてのプリンタ3
が設けられる。
【0015】以上説明したように構成した、本発明の第
1の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部21に対しロール状印字用紙7を収納する場合は、
ロール状印字用紙7を凹部4aに挿入して、ロール状印
字用紙7の側面中心部に設けられている穴8に壁5aに
設けられた突起6を嵌め込み、ロール状印字用紙7の先
端をプリンタ3に差し込んで、ロール状印字用紙7を印
字用紙収納部21に取り付ける。このような構成にした
ことにより、例えば、携帯通信端末装置を落としたとし
ても、ロール状印字用紙7が筐体1から簡単に外れるよ
うなことはない。
【0016】(第2の実施の形態)次に、図2に示す斜
視図を参照して、本発明の第2の実施の形態における携
帯通信端末装置について説明する。図2に示す本実施の
形態おける携帯通信端末装置が第1の実施の形態におけ
る携帯通信端末装置と異なるところは、本実施の形態お
ける印字用紙収納部22の片側の壁5b及び突起6が筐
体1から分離できるように構成され、また凹部4bは壁
5b及び突起6が分離される側の筐体1の側面を貫通す
ることである。
【0017】以上説明したように構成した、本発明の第
2の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部22に対してロール状印字用紙7を収納する場合
は、まず、筐体1の片側の側面まで完全に貫通した凹部
4bからロール状印字用紙7を挿入し、ロール状印字用
紙7の側面に設けられた穴8を筐体1の壁5aに設けら
れた突起6に挿入し、その後、分離されている壁5bの
突起6をロール状印字用紙7のもう一方の穴8に挿入す
る。分離されている壁5bを筐体1に固定する手段とし
ては、ツメ固定でも圧入固定でもよく、または筐体1に
固定できる方法であれば如何なる手段でも良い。このよ
うな構成にしたことにより、ロール状印字用紙7を印字
用紙収納部22に取付ける時にロール状印字用紙7を傷
つけることなく、きれいな状態で使用することができ
る。
【0018】(第3の実施の形態)次に、図3に示す要
部断面図を参照して、本発明の第3の実施の形態におけ
る携帯通信端末装置について説明する。図3に示す本実
施の形態おける携帯通信端末装置が第1の実施の形態に
おける携帯通信端末装置と異なるところは、本実施の形
態おける印字用紙収納部21に設けられた2つの突起6
aがロール状印字用紙7の中心軸9に対して鉛直方向に
折り曲げ可能に構成されていることである。そして、こ
れら突起6aの後部にはそれぞれ突起6aの復元手段と
しての引っ張りバネ10が掛けられ、それによって、常
に壁5aに対して垂直な位置で静止するようにしてい
る。
【0019】この突起6aの動きは、例えば、凹部4a
に対するロール状印字用紙7の挿入により、突起6aに
対しロール状印字用紙7の中心軸9に対して鉛直方向の
負荷が加わった際、突起6aは引っ張りバネ10の引っ
張り動作により、壁5aに対して0°から180°まで
折り曲げが可能になり、負荷を取り除くと引っ張りバネ
10の復元力により、元の静止位置まで戻るように動作
する。尚、突起6aを元の静止位置まで復元する復元手
段の構造は、本実施の形態では引っ張りバネ10を使用
したが、突起6aを上記のような折り曲がり構造とし、
静止位置まで復元できる構造のものであれば、如何なる
ものでもよく、またバネを使用した場合でも引っ張りバ
ネに限らず、例えば、圧縮バネ、またはコイルバネや板
バネ等、如何なる形態のバネでもよく、また材質も金属
のほか、ゴムやプラスチックなど他の弾性部材でもよ
く、特に限定しない。
【0020】以上説明したように構成した、本発明の第
3の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部21に対しロール状印字用紙7を収納する場合は、
まず、突起6aに逆らってロール状の印字用紙7を印字
用紙収納部21の凹部4aに上から押入することによ
り、突起6aは折り曲がり、突起6aがロール状印字用
紙7に設けられた穴8の位置にくると自動的に穴8の中
に挿入され静止状態の位置に戻る。このような構成にし
たことにより、ロール状印字用紙7をワンタッチで印字
用紙収納部21に取り付けることができる。
【0021】(第4の実施の形態)次に、図4に示す要
部断面図を参照して、本発明の第4の実施の形態におけ
る携帯通信端末装置について説明する。図4に示す本実
施の形態おける携帯通信端末装置が第1および第3の実
施の形態における携帯通信端末装置と異なるところは、
本実施の形態おける印字用紙収納部21に設けられた2
つの突起6bがロール状印字用紙7の中心軸9に対し
て、平行に移動可能に構成されていることである。この
2つの突起6bは、突起6bの復元手段としての圧縮バ
ネ14により常に印字用紙収納部21の内部に押圧され
て、壁5aに対し垂直な位置で静止し、壁5aから印字
用紙収納部21の内部に突出している。また、突起6b
は円柱状に形成され、先端は球状に形成されている。
【0022】この突起6bの動きは、例えば、凹部4a
に対するロール状印字用紙7の挿入により、突起6bの
先端の球状部分に対してロール状印字用紙7が押圧さ
れ、ロール状印字用紙7の中心軸9に対して鉛直方向の
負荷が加わると、突起6bは圧縮バネ14を圧縮して、
ロール状印字用紙7の中心軸9と平行に筐体1の中に押
入され、ロール状印字用紙7の穴8の中に自動的に挿入
される。突起6bがロール状印字用紙7の穴8の中に挿
入されると、突起6bに対する負荷は取り除かれ、圧縮
バネ14はその復元力により静止状態に戻る。突起6b
は筐体1および突起6bの両方に設けられた段差が係合
して保持され、筐体1から離脱することはない。
【0023】尚、突起6bを元の静止位置まで復元する
復元手段の構造は、本実施の形態では圧縮バネ14を使
用したが、突起6bを上記のような平行移動構造とし、
静止位置まで復元できる構造のものであれば、如何なる
ものでもよく、またバネを使用した場合でも圧縮バネに
限らず、例えば、引っ張りバネ、またはコイルバネや板
バネ等、如何なる形態のバネでもよく、また材質も金属
のほか、ゴムやプラスチックなど他の弾性部材でもよ
く、特に限定しない。
【0024】以上説明したように構成した、本発明の第
4の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部21に対しロール状印字用紙7を収納する場合は、
まず、ロール状の印字用紙7を印字用紙収納部21の凹
部4aに挿入することにより、突起6bは圧縮バネ14
の力に対抗して筐体1の中に押入され、ロール状印字用
紙7に設けられた穴8の位置にくると、ロール状印字用
紙7の穴8の中に自動的に飛び出して挿入され、静止状
態の位置に戻る。
【0025】このような構成にしたことにより、ロール
状印字用紙7をワンタッチで印字用紙収納部21に取付
けることができる。また、本実施の形態における突起6
bはロール状印字用紙7の中心軸9に対して、鉛直方向
のガタつきが少ないため、ロール状印字用紙7を鉛直方
向で位置決めすることができる。
【0026】また、図5に示すように、筐体1の壁5a
の一部を削除してバネ部23を形成し、そのバネ部23
の先端に突起6cを筐体1と一体に形成した構造、すな
わち、筐体1の弾性変形を利用したバネ構造を利用して
も同様の効果を得ることができる。
【0027】(第5の実施の形態)次に、図6に示す斜
視図を参照して、本発明の第5の実施の形態における携
帯通信端末装置について説明する。図6に示す本実施の
形態おける携帯通信端末装置が第1の実施の形態におけ
る携帯通信端末装置と異なるところは、ロール状印字用
紙7の側面の穴8に挿入される突起6dが筐体1の1方
の壁5aに1つ設けられ、反対側のロール状印字用紙7
の側面を覆う壁5bは突起6dを持たずにスライド移動
を可能にし、筐体1の凹部4bの他端には、その壁5b
を筐体1内でスライド可能に設置するための溝11が設
けられ、また凹部4bは壁5b側の筐体1の側面まで完
全に貫通されることである。また印字用紙収納部22の
壁5aに設けられた突起6dはロール状印字用紙7の穴
8に深く挿入されるよう長くしてある。
【0028】以上説明したように構成した、本発明の第
5の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部22に対しロール状印字用紙7を収納する場合は、
まず、印字用紙収納部22に設けられた壁5bを指でス
ライドさせてロール状印字用紙7を壁5b側の側面から
挿入できるように開け、ロール状印字用紙7の穴8の中
に突起6dを挿入する。ロール状印字用紙7が凹部4b
に完全に挿入された後、壁5bを手動で元の位置に戻
す。元の位置に戻された壁5bは、筐体1との間でスナ
ップ等により簡易的にロックされて、ロール状印字用紙
7が凹部4bから外れないようにする。このような構成
にしたことにより、ロール状印字用紙7を筐体1に確実
に固定することができ、取外しが必要な場合は簡単に取
外しもできる。
【0029】(第6の実施の形態)次に、図7に示す斜
視図を参照して、本発明の第6の実施の形態における携
帯通信端末装置について説明する。図7に示す本実施の
形態おける携帯通信端末装置が第5の実施の形態におけ
る携帯通信端末装置と異なるところは、ロール状印字用
紙7の一方の側面を覆う壁5bを筐体1の外部に回転移
動して、壁5bがロール状印字用紙7の挿入および取外
しの際の移動通路から外れるようにすることである。そ
のため、壁5bには壁5bを回転移動するための回転軸
12とその回転軸12と壁5bとを繋ぐ腕部13が形成
される。
【0030】以上説明したように構成した、本発明の第
6の実施の形態における携帯通信端末装置の印字用紙収
納部22に対しロール状印字用紙7を収納する場合は、
まず、印字用紙収納部22に設けられた壁5bを指でつ
まみ、回転移動させてロール状印字用紙7を壁5b側の
側面から挿入できるように開ける。その後、ロール状印
字用紙7の穴8を突起6dに合せて挿入する。ロール状
印字用紙7を完全に挿入した後、壁5bを手動で回転し
て元の位置に戻す。元の位置に戻された壁5bは、筐体
1との間でスナップ等により簡易的にロックされて、ロ
ール状印字用紙7が凹部4bから外れないようにする。
このような構成にしたことにより、ロール状印字用紙7
を印字用紙収納部22に取り付けるときは、壁5bを筐
体1の外部に移動するため、筐体1内の空間を有効に活
用することができる。
【0031】(第7の実施の形態)次に、図8および図
9に示す要部断面図を参照して、本発明の第7の実施の
形態における携帯通信端末装置について説明する。図8
は壁5bを筐体1内をスライド移動させてロール状印字
用紙7を取付ける通路を開けた状態を示す図であり、図
9は壁5bを筐体1の外部に回転移動させてロール状印
字用紙7を取付ける通路を開けた状態を示す図である。
図8に示す本実施の形態おける携帯通信端末装置が第5
の実施の形態における携帯通信端末装置と異なるとこ
ろ、および図9に示す本実施の形態おける携帯通信端末
装置が第6の実施の形態における携帯通信端末装置と異
なるところは、筐体1と壁5bとの間には圧縮バネ14
(図8)または板バネ15(図9)が取付けられ、ロー
ル状印字用紙7を筐体1の印字用紙収納部22に取付け
るために、手動により壁5bをスライド移動(図8)ま
たは回転移動(図9)させて、ロール状印字用紙7を印
字用紙収納部22に挿入した後に、壁5bから指を離す
と、圧縮バネ14または板バネ15の復元力により壁5
bが自動的に元の位置に戻ることである。
【0032】また、図9に示す壁5bの腕部13は両端
が筐体1に回転自在に取り付けられている回転軸12に
固定され、回転軸12には更に腕部13と反対方向に延
びるリブ16がその他端が板バネ15に係合するよう固
定され、図9において、壁5bを反時計方向に回転する
と、リブ16の先端が板バネ13を押下するよう構成さ
れる。
【0033】以上説明したように構成した、図8に示す
本発明の第7の実施の形態における携帯通信端末装置の
印字用紙収納部22に対しロール状印字用紙7を収納す
る場合は、まず、指で壁5bを押さえ、筐体1内をスラ
イドさせてそれを開ける。この時圧縮バネ14は圧縮さ
れた状態となっており、ロール状印字用紙7を印字用紙
収納部22に挿入した後に指を離すと、壁5bは圧縮バ
ネ14の復元力で元の位置に戻り、ロール状印字用紙7
が凹部4bから外れないようにする。
【0034】壁5bを自動的に元の位置に戻す構造は、
一般的にはバネを使用するが、上記の構造に限らず復元
力のある構造であれば、例えば、磁力を使用するなど他
の如何なるものでもよく、またバネを使用した場合でも
圧縮バネに限らず、例えば、引っ張りバネ、またはコイ
ルバネや板バネ等、如何なる形態のバネでもよく、また
材質も金属のほか、ゴムやプラスチックなど他の弾性部
材でもよく、特に限定しない。
【0035】同様に、図9に示す本発明の第7の実施の
形態における携帯通信端末装置の印字用紙収納部22に
対しロール状印字用紙7を収納する場合は、まず壁5b
を開けるために壁5bを指で持ち上げ、回転軸12を中
心に反時計方向に回転させてロール状印字用紙7の挿入
通路を開け、ロール状印字用紙7を印字用紙収納部22
に挿入する。この時、板バネ15はリブ16の先端によ
り押されて圧縮状態となり、壁5bから指を離すと、壁
5bは板バネ15の復元力により元の位置に戻る。壁5
bを自動的に元の位置に戻す構造は、図9では板バネ1
5を使用したが、その他は上記図8で説明したものと同
様であるから、再度の説明は省略する。
【0036】このような構成にしたことにより、指で壁
5bを開いた後に指を離すと、壁5bが自動的に元の位
置に戻るため、ロール状印字用紙7を簡単な操作で筐体
1に取付けたり、取外すことができる。
【0037】(第8の実施の形態)次に、図10に示す
斜視図を参照して、本発明の第8の実施の形態における
携帯通信端末装置について説明する。図10に示す本実
施の形態おける携帯通信端末装置が第5の実施の形態に
おける携帯通信端末装置と異なるところは、突起6dを
取り付けた壁5cを筐体1から分離できるように構成さ
れ、凹部4aは筐体1の側面を貫通していないことであ
る。
【0038】以上説明したように構成した、図10に示
す本発明の第8の実施の形態における携帯通信端末装置
の印字用紙収納部21に対しロール状印字用紙7を収納
する場合は、まずロール状印字用紙7の側面中心部にあ
る穴8に筐体1から分離した壁5cに取り付けられた突
起6dを挿入する。挿入後、壁5c及び突起6dに取り
付けられたロール状印字用紙7を印字用紙収納部21の
凹部4aに挿入する。なお、分離されている壁5cの筐
体1に対する固定は、ツメ固定でも圧入固定でもよく、
筐体1に簡易に固定できる方法であれば何でも良い。こ
のような構成にしたことにより、簡単な構造でロール状
印字用紙7を確実に取り付けることができる。
【0039】(第9の実施の形態)次に、図11に示す
要部断面図を参照して、本発明の第9の実施の形態にお
ける携帯通信端末装置について説明する。図11に示す
本実施の形態おける携帯通信端末装置が第8の実施の形
態における携帯通信端末装置と異なるところは、突起6
dが取り付けられている壁5cがともに筐体1の外部に
回転移動されることである。すなわち、壁5cには、壁
5cを回転移動するよう取り付けられている回転軸17
と、その回転軸17と壁5cとを繋ぐ腕部18が形成さ
れ、さらに回転軸17には壁5cの回転移動を操作する
レバー19が形成される。
【0040】以上説明したように構成した、図11に示
す本発明の第9の実施の形態における携帯通信端末装置
の印字用紙収納部21に対しロール状印字用紙7を収納
する場合は、まず指でレバー19を倒し、壁5c及び突
起6dを筐体1の外部に回転移動させる。この状態で、
ロール状印字用紙7の穴8を突起6dに合せて挿入す
る。完全に挿入した後、ロール状印字用紙7又は壁5c
を下方に押し、壁5c及び突起6dを元の位置に戻す。
壁5cは元の位置に戻ると、筐体1と簡易的にロックさ
れる。このような構成にしたことにより、ロール状印字
用紙7を取付けるために必要な空間を有効に利用するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】本発明における携帯通信端末装置は、上
記のように構成され、特にロール状印字用紙の側面中心
部にある穴に挿入される突起を筐体に設けたことによ
り、簡単な構造で、ロール状印字用紙が筐体から外れな
いよう、ロール状印字用紙を簡単に取り付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す斜視図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す斜視図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す要部断面図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す要部断面図、
【図5】本発明の第4の実施の形態における携帯通信端
末装置の他の構成を示す斜視図および要部断面図、
【図6】本発明の第5の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す斜視図、
【図7】本発明の第6の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す斜視図、
【図8】本発明の第7の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示す要部断面図、
【図9】本発明の第7の実施の形態における携帯通信端
末装置の他の構成を示す要部断面図、
【図10】本発明の第8の実施の形態における携帯通信
端末装置の構成を示す斜視図、
【図11】本発明の第9の実施の形態における携帯通信
端末装置の構成を示す要部断面図、
【図12】従来の携帯通信端末装置の一例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 筐体 2 カバー 3 プリンタ 4、4a、4b 凹部 5a、5b 壁 6、6a、6b、6c、6d 突起 7 ロール状印字用紙 8 穴 9 中心軸 10 引っ張りバネ 11 溝 12 回転軸 13 腕部 14 圧縮バネ 15 板バネ 16 リブ 17 回転軸 18 腕部 19 レバー 20、21、22 印字用紙収納部 23 バネ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 B41J 29/00 A Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 2C060 BA02 2C061 AS06 BB08 BB10 BB15 CD07 CD14 3F052 AA01 AB05 BA02 BA07 BA08 BA12 BA25 5K023 AA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体に、ロール状印字用紙に印字する印字
    手段と、ロール状印字用紙の側面の穴に挿入して前記ロ
    ール状印字用紙を保持する突起を設けた壁を有する印字
    用紙収納部とを備えることを特徴とする携帯通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】前記印字用紙収納部に有する前記突起を設
    けた壁の少なくても1つは前記筐体から分離自在に構成
    することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】前記印字用紙収納部の壁に設ける突起をロ
    ール状印字用紙の中心軸に対し、鉛直方向に折り曲げ自
    在に構成することを特徴とする請求項1記載の携帯通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】前記印字用紙収納部の壁に設ける突起をロ
    ール状印字用紙の中心軸に対し、平行移動自在に構成す
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  5. 【請求項5】筐体に、ロール状印字用紙に印字する印字
    手段と、ロール状印字用紙の一方の側面の穴に挿入して
    前記ロール状印字用紙を保持する突起を設けた一方の壁
    と、挿入された前記ロール状印字用紙の他方の側面にス
    ライドして前記ロール状印字用紙を保持する他方の壁と
    を設けた印字用紙収納部とを備えることを特徴とする携
    帯通信端末装置。
  6. 【請求項6】前記印字用紙収納部に設けられた前記ロー
    ル状印字用紙を保持する他方の壁が前記筐体の外部に回
    転移動自在に構成されることを特徴とする請求項5記載
    の携帯通信端末装置。
  7. 【請求項7】前記印字用紙収納部に設けられた前記ロー
    ル状印字用紙を保持する他方の壁が前記筐体の外部に回
    転またはスライドしたときに緊張し、解放により復元し
    て前記他方の壁を原位置に自動復帰させる復元手段を備
    えることを特徴とする請求項5または6記載の携帯通信
    端末装置。
  8. 【請求項8】筐体に、ロール状印字用紙に印字する印字
    手段と、ロール状印字用紙の側面の穴に挿入して前記ロ
    ール状印字用紙を保持する突起を設けた壁を前記筐体か
    ら分離自在に設けた印字用紙収納部とを備えることを特
    徴とする携帯通信端末装置。
  9. 【請求項9】前記印字用紙収納部は前記ロール状印字用
    紙を保持する突起を設けた壁を前記筐体の外部に回転移
    動自在に構成することを特徴とする請求項8記載の携帯
    通信端末装置。
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