JP5782475B2 - デバイス収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶装置等のデバイスを収容可能なデバイス収容装置に関する。
ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)やデスクトップ型パーソナルコンピュータ(デスクトップ型PC)は、急速な小型・薄型化が進んでおり、磁気ディスク装置や光ディスク装置等の各種デバイスの本体筐体内への搭載数には限りがある。そこで、これら各種デバイスをPCの筐体に設けられた拡張用スロットに着脱することにより、PCの機能を用途に応じて拡張する構成が提案されている。
例えば、特許文献1には、磁気ディスク装置(HDD装置)をノート型PCの筐体に設けられた拡張用スロットに対して着脱するための機能拡張デバイス(デバイス収容装置)が開示されている。このデバイス収容装置は、内部に磁気ディスク装置を搭載した状態で本体筐体の拡張用スロットに着脱されるものであり、拡張用スロット内部で本体筐体側の筐体側コネクタと接続される第1インタフェースコネクタ(外部コネクタ)と、この外部コネクタと電気的に接続されており、当該デバイス収容装置の内部に収容された磁気ディスク装置側のコネクタが接続される第2インタフェースコネクタ(装置側コネクタ)とを備える。
特開2009−151525号公報
ところで、上記のようなデバイス収容装置から磁気ディスク装置等のデバイスを取り外す際には、その都度、デバイスのコネクタとデバイス収容装置の装置側コネクタとの接続状態を解除する必要がある。ところが、コネクタを装置側コネクタから取り外す際は、その接続方向と平行する方向にデバイスをデバイス収容装置内で移動させる必要があって手間がかかり、誤って斜め方向等にデバイスを移動させた場合にはコネクタ或いは装置側コネクタに負担がかかり、場合によっては破損させてしまう可能性がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、コネクタ接続されたデバイスを容易に取り外すことができるデバイス収容装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデバイス収容装置は、デバイスを収容可能な収容部を有するベース部材と、前記ベース部材に対して開閉可能に設けられ、閉じられた状態で前記収容部に収容されたデバイスを保持する保持部材と、前記収容部に収容されたデバイスのコネクタが接続される装置側コネクタと、前記収容部にデバイスが収容されて前記保持部材によって保持された状態から、前記保持部材を前記ベース部材から開く操作を行った場合に、前記コネクタが前記装置側コネクタから外れる方向へと前記デバイスを押圧して移動させる押出部材とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、デバイス収容装置からデバイスを取り外す際には、該デバイスを保持している保持部材を開き操作するだけで、コネクタと装置側コネクタとの接続状態を解除することができるため、コネクタ接続の解除作業が実質的に不要となり、取外作業を容易に行うことができる。しかも、押出部材は、保持部材の開き動作に伴い、コネクタと装置側コネクタとを切離す方向、例えば水平方向にデバイスを移動させるため、コネクタ接続の解除時に、誤って斜め方向等にデバイスを移動させることを防止でき、コネクタや装置側コネクタに負担がかかり、破損させてしまうことを回避できる。
前記保持部材は、前記コネクタの前記装置側コネクタへの接続方向で前記収容部の前端側に回動軸を有し、前記押出部材は、前記回動軸を中心とする前記保持部材の開閉動作の基端側に設けられていると、保持部材の回動動作に対する先端部を把持して開き操作する際に、押出部材は、保持部材の長手方向長さ分のモーメント力を利用してデバイスを押し出すことができ、コネクタと装置側コネクタとの接続解除を一層容易に行うことができる。
前記保持部材は、前記収容部の左右側部にそれぞれ回動可能に設けられた一対のアーム部を有し、前記押出部材は、前記一対のアーム部にそれぞれ設けられていると、デバイスに対してその幅方向で両側から安定して押圧することができる。また、前記保持部材は、前記一対のアーム部の回動動作の先端部同士を連結した連結部を有する枠形状であると、開き操作等の取り扱いが容易であると共に、連結部でコネクタと装置側コネクタの接続部とは反対側となるデバイスの他端側を保持することができ、収容部内でのデバイスの保持安定性が一層向上する。
前記収容部にデバイスを載置した状態から、前記保持部材を前記ベース部材に対して閉じる操作を行った場合に、前記コネクタが前記装置側コネクタに接続される方向へと前記デバイスを押圧して移動させる押込部材を備えてもよい。そうすると、デバイス収容装置にデバイスを取り付ける際には、該デバイスを保持するための保持部材を閉じ操作するだけで、コネクタと装置側コネクタとを接続することができるため、コネクタ接続作業が実質的に不要となり、取付作業を容易に行うことができる。
前記保持部材は、前記コネクタの前記装置側コネクタへの接続方向で前記収容部の前端側に回動軸を有し、前記押込部材は、前記回動軸を中心とする前記保持部材の開閉動作の先端側に設けられていると、保持部材の回動動作に対する先端部を押し下げながら閉じ操作する際に、押込部材は、この下方への押圧力を直接的に受けながらデバイスを前方へと押し込むことができ、コネクタと装置側コネクタとの接続を一層容易に行うことができる。
前記保持部材は、前記収容部の左右側部にそれぞれ回動可能に設けられた一対のアーム部と、前記一対のアーム部の回動動作の先端部同士を連結した連結部とを有する枠形状であり、前記押込部材は、前記連結部に設けられていると、デバイスの後端面を安定して押圧することができる。
前記押込部材は、前記連結部に対して回転可能に設けられており、前記保持部材を前記ベース部材に対して閉じる操作を行った場合に、前記押込部材は、前記収容部の底面に設けられた傾斜面を滑って回転しながら前記デバイスを押圧する構成であってもよい。そうすると、押込部材が傾斜面上を滑って回転するため、保持部材の閉じ方向への押圧力をデバイスの移動方向への押圧力に円滑に変換し、保持部材の閉じ方向の力をデバイスの前方への移動力として利用することができる。
前記押込部材は、前記連結部に対して回転可能に軸支された軸受部と、該軸受部から屈曲して突出し、前記傾斜面を滑って前記デバイスに当接する押圧部とを有すると、薄型化が図られているデバイス収容装置であっても、軸受部と押圧部との間の屈曲した部分によって傾斜面を避けながら押込部材を円滑に回転させてデバイスを押圧することができる。
当該デバイス収容装置は、前記デバイスが装着された状態で電子機器に装着されるものであり、前記装置側コネクタと電気的に接続され、前記電子機器の機器側コネクタと接続される外部コネクタを備える構成であってもよい。また、前記デバイスは、記憶装置であってもよい。
本発明によれば、デバイスを保持している保持部材を開き操作するだけで、コネクタと装置側コネクタとの接続状態を解除することができるため、コネクタ接続の解除作業が実質的に不要となり、取外作業を容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデバイス収容装置のノート型PCへの着脱構造を示す分解斜視図である。 図2は、デバイス収容装置に収容される磁気ディスク装置の一構成例を示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るデバイス収容装置の斜視図である。 図4は、図3に示す状態から保持部材を少し開いた状態での斜視図である。 図5は、図4に示す状態から保持部材をさらに開いて全開させた状態での斜視図である。 図6は、保持部材を全開させた状態で磁気ディスク装置を取り外した状態での斜視図である。 図7は、保持部材を構成するアーム部の基端部付近を拡大した斜視図であり、図7(A)は、一方のアーム部の基端部付近を示す図であり、図7(B)は、他方のアーム部の基端部付近を示す図である。 図8は、保持部材の連結部付近を拡大した斜視図である。 図9は、保持部材を全閉した状態での収容部の後端部付近を拡大した一部省略斜視図である。 図10は、磁気ディスク装置を収容部に収容し、保持部材を全閉させた状態でのデバイス収容装置の構成を模式的に示す側面断面図である。 図11は、図10に示す状態から保持部材を少し開いた状態での側面断面図である。 図12は、図11に示す状態から保持部材をさらに開いて全開させた状態での側面断面図である。 図13は、磁気ディスク装置を収容部に載置し、保持部材を閉じ操作する状態を模式的に示す平面図であり、図13(A)は、保持部材を閉じ操作し、押込部材を収容部の底面に近接させた状態を示す図であり、図13(B)は、図13(A)に示す状態から保持部材をさらに閉じて全閉させた状態を示す図である。 図14は、変形例に係るデバイス収容装置の構成を示す斜視図である。
以下、本発明に係るデバイス収容装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデバイス収容装置10のノート型PC12への着脱構造を示す分解斜視図である。本実施形態に係るデバイス収容装置10は、磁気ディスク装置(ハードディスクドライブ:HDD装置)14を収容した状態でノート型PC12の拡張用スロット16に着脱されることにより、磁気ディスク装置14を電子機器であるノート型PC12の記憶装置として機能させるためのアダプタ装置である。デバイス収容装置10は、磁気ディスク装置14以外、例えば、半導体メモリを用いた記憶装置等の各種デバイスを収容する構成としてもよい。また、拡張用スロット16には、光ディスク装置等、各種のデバイスを当該デバイス収容装置10と交換して着脱することができる。
図1に示すように、ノート型PC12は、一般的なノートブック型パーソナルコンピュータであり、筐体18と、筐体18の上面に配置されるキーボード20と、筐体18の上面を開閉する蓋体22とを備える。筐体18は、その内部に図示しない基板、演算装置、冷却装置、及びバッテリパック等を収納した箱体であり、その一側面に開口する拡張用スロット16にデバイス収容装置10が挿抜される。蓋体22は、筐体18に対してヒンジによって回動可能に設けられており、その内面には、液晶等からなるディスプレイ24が設けられている。
次に、本実施形態に係るデバイス収容装置10の構成について説明する。
先ず、デバイス収容装置10の説明に先立ち、これに収容される磁気ディスク装置14の構成例について説明する。図2は、デバイス収容装置10に収容される磁気ディスク装置14の一構成例を示す斜視図である。
図2に示すように、磁気ディスク装置14は、平面視矩形箱状のHDD本体26の3つの側面に、3つの板状部材28a,28b,28cをコの字状の枠体に形成した緩衝部材28を取り付けた構成となっている。以下では説明の便宜上、図1に示すように、デバイス収容装置10をノート型PC12の拡張用スロット16に装着する方向で先頭側を前側(前方)、後方側を後側(後方)と呼び、デバイス収容装置10の厚み方向を上下方向と呼び、幅方向は各図での図面の方向で適宜左右方向と呼ぶものとし、磁気ディスク装置14についてはデバイス収容装置10に収容された状態を想定して同様に説明する。
緩衝部材28は、デバイス収容装置10に搭載され、ノート型PC12に装着されたHDD本体26への衝撃を吸収するためのクッションとなるものである。緩衝部材28は、その上端面及び下端面がHDD本体26の上面及び下面よりもそれぞれ上方及び下方に突出している。これにより、緩衝部材28は、ノート型PC12の拡張用スロット16の内面、及びデバイス収容装置10に設けられた収容部30の底面30a(図6参照)にそれぞれ着地し、HDD本体26をフローティング状態で支持することができ、特に上下方向の衝撃を好適に吸収できる。緩衝部材28は、両側に延在する板状部材28a,28cの内面に突設された図示しない弾性体のピンが、HDD本体26の左右側面に設けられた図示しないねじ穴に嵌挿されることにより、HDD本体26に取り付けられる。この際、板状部材28a〜28cは、例えば樹脂材料や金属材料の薄板によって一体的に成形されており、それぞれ少なくともその長手方向に交差する首振り方向に弾性変形可能となっていることから、両側の板状部材28a,28cを人手で開くことで容易にHDD本体26に装着できる。磁気ディスク装置14は、緩衝部材28を設けない構成であっても勿論よい。
緩衝部材28が配置されないHDD本体26の前面26aには、コネクタ32が設けられている(図10参照)。コネクタ32は、デバイス収容装置10の収容部30内に突出した装置側コネクタ34と接続されるものである(図5及び図10参照)。HDD本体26の後面26bに対応配置される板状部材28bの外面中央部には、外方へと突出する金属製の薄板からなる突出片35が設けられている。さらに、板状部材28bの内面には、HDD本体26の前後方向の衝撃を吸収するためのクッション材33が設けられている(図2及び図10参照)。
図3は、本発明の一実施形態に係るデバイス収容装置10の斜視図であり、磁気ディスク装置14を収容し、後述する保持部材36を閉じた状態で前側から見た斜視図である。図4は、図3に示す状態から保持部材36を少し開いた状態での斜視図であり、図5は、図4に示す状態から保持部材36をさらに開いて全開させた状態での斜視図であり、これら図4及び図5は当該デバイス収容装置10を後側から見た斜視図である。図6は、保持部材36を全開させた状態で磁気ディスク装置14を取り外した状態での斜視図である。
図3〜図6に示すように、デバイス収容装置10は、磁気ディスク装置14を収容可能な収容部30が設けられたベース部材38と、ベース部材38の上面側に開閉可能に設けられ、収容部30内に収容された磁気ディスク装置14を上面側から保持する門形状の保持部材36とを備える。
ベース部材38は、前方に向かって一側面が傾斜した平面視略台形形状の箱状部材であり、外形を形成する外枠の略中央に設けられ、磁気ディスク装置14を上面側から収容可能な凹部である収容部30と、収容部30の前側内面から後方に向けて突出した装置側コネクタ34と、外枠の前側外面の開口部から外部に臨む外部コネクタ40とを有する。ベース部材38は、収容部30の底面30a等の一部が金属材料によって形成され、その他の大部分が樹脂材料によって形成されている。装置側コネクタ34と外部コネクタ40とは、図示しない配線によって電気的に接続されており、外部コネクタ40はノート型PC12の拡張用スロット16内に設けられた図示しない機器側コネクタと接続されるものである。つまり、コネクタ32と装置側コネクタ34とが接続され、外部コネクタ40と前記機器側コネクタとが接続されることにより、HDD本体26とノート型PC12とが電気的に接続される。
図5及び図6に示すように、収容部30は、底面30a上に磁気ディスク装置14が載置されるものであり、その両側に一対のガイド板42,42が起立している。各ガイド板42は、磁気ディスク装置14の両側面となる板状部材28a,28cと当接することにより、収容部30内で磁気ディスク装置14の左右幅方向を位置決めし、且つ収容部30内での磁気ディスク装置14の前後方向の移動をガイドする。各ガイド板42の外面側には、ベース部材30の外枠との間に前後方向に延在形成された溝部44がそれぞれ設けられている。溝部44は、保持部材36を構成する両側のアーム部36a,36cが収容される空間となっている。
図3〜図5に示すように、保持部材36は、収容部30の左右側部にそれぞれ回動可能に設けられた一対のアーム部36a,36cと、これらアーム部36a,36cの回動動作の先端部同士を連結したブリッジ状の連結部36bとを有し、3方枠形状(門形状)に構成され、人手によって回動される開閉ハンドルである。保持部材36は、樹脂材料によって形成されている。
図7は、保持部材36を構成するアーム部36a,36cの基端部付近を拡大した斜視図であり、図7(A)は、一方のアーム部36aの基端部付近を示す図であり、図7(B)は、他方のアーム部36cの基端部付近を示す図である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、アーム部36a,36cは、収容部30の前端部となる位置の左右両側にそれぞれ設けられた回動軸45によってベース部材38に対して回動可能に軸支されている。すなわち、アーム部36a,36cの基端部に設けられた回動軸45により、保持部材36がベース部材38に対して開閉可能に軸支されていることになる(図3〜図5参照)。本実施形態では、アーム部36a,36cについて、その回動動作の根元側となる回動軸45側を基端側(基端部)と呼び、回動動作の先端側となる連結部36b側を先端側(先端部)と呼んで説明する。
図5に示すように、アーム部36a,36cの各先端部近傍であって、連結部36bの側方となる位置には、それぞれ外方に突出した操作部46が設けられている。操作部46は、人手によって把持される摘み部である。操作部46は、ベース部材38側の係合凹部48に設けられた係合片48aと係合可能な係合爪部46aを有する(図8も参照)。操作部46は、薄板部材を折り曲げて形成されており、ある程度の弾性を有する。係合凹部48は、溝部44の後端部に設けられており、アーム部36a,36cよりも幅広な操作部46を収容可能な凹部である。
保持部材36をベース部材38に対して押し倒す閉じ操作を行い、操作部46を係合凹部48に収容すると共に、係合爪部46aを係合片48aに係合させることにより、保持部材36を閉じ姿勢に維持し、磁気ディスク装置14を収容部30内で保持しておくことができる(図3参照)。一方、保持部材36をベース部材38から開き操作する際には、左右のアーム部36a,36cの各操作部46に手をかけ、両者を互いに近接させる方向に弾性変形させることにより、係合爪部46aと係合片48aとの係合状態が解除される。そこで、保持部材36をベース部材38から持ち上げる開き操作を行うことにより、保持部材36による磁気ディスク14の保持状態を解除し、磁気ディスク装置14を収容部30から取り外すことが可能となる(図4〜図6参照)。
図7(A)及び図7(B)に示すように、アーム部36a,36cの基端部の内側面には、該アーム部36a,36cの上端面と面一で延在し(図3参照)、前端部が下方に向かって屈曲した薄板状の押出部材50が突設されている。押出部材50は、収容部30にデバイスが収容されて保持部材36によって保持された状態から、保持部材36をベース部材38から開く操作を行った場合に、コネクタ32が装置側コネクタ34から外れる方向(後方)へと磁気ディスク装置14を収容部30内で押圧して移動させるためのものである。
押出部材50の前端部には、幅広の押出部50aが設けられている。押出部50aは、アーム部36a,36cが全開された状態では、ベース部材38の前後方向(本実施形態では水平方向)と略平行する方向に沿って配置される(図7(A)、図7(B)及び図12参照)。一方、アーム部36a,36cが全閉された状態では、押出部50aは、ベース部材38の上下方向(本実施形態では鉛直方向)と略平行する方向に沿って配置される(図10参照)。押出部50aの先端面が、保持部材36の開き操作に伴って収容部30に収容された磁気ディスク装置14を後方へと押圧する押圧面50bとなる。
図8は、保持部材36の連結部36b付近を拡大した斜視図であり、連結部36bの裏面側を図示したものである。図9は、保持部材36を全閉した状態での収容部30の後端部付近を拡大した一部省略斜視図であり、保持部材36については、連結部36bに設けられる押込部材52以外の要素を省略して図示している。
図3及び図4に示すように、連結部36bは、保持部材36が全閉された状態で、磁気ディスク装置14の突出片35を上から押さえ付け、これにより収容部30に収容された磁気ディスク装置14の後端部を底面30aとの間で挟持・保持するものである(図13(B)も参照)。この際、磁気ディスク装置14の前端部は、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続によって上下左右方向に保持されている。
図8に示すように、連結部36bの裏面には、その長手方向(左右方向)に沿って延在する長尺で細径な金属製の棒体である回転軸54が固定されている。回転軸54には、樹脂製の押込部材52が回転可能に軸支されており、つまり押込部材52は連結部36bに対して回転可能に軸支されていることになる。なお、押込部材52と回転軸54とを一体的に固着しておき、回転軸54を連結部36bに対して回転可能に軸支しても勿論よい。
押込部材52は、収容部30にデバイスを載置した状態から、保持部材36をベース部材38に対して閉じる操作を行った場合に、コネクタ32が装置側コネクタ34に接続される方向(前方)へと磁気ディスク装置14を押圧して移動させるためのものである。
図8及び図9に示すように、押込部材52は、互いに離間して回転軸54にそれぞれ回転可能に軸支された左右一対の押込部56,56と、これら押込部56,56間を橋架する棒状のブリッジ部58とを備える。ブリッジ部58の中央付近には、回転軸54に外挿されたねじりコイルばね60の一端が固定されると共に、ねじりコイルばね60の他端は連結部36bに固定されている。これにより、押込部材52は、連結部36bに対し、押込部56が連結部36bの裏面から立ち上がる回転方向にねじりコイルばね60によって常時付勢されている。この際、押込部56の端部が連結部36bの裏面の係止部に係止されることで、通常は、押込部56が連結部36bと略直交する方向に突出した姿勢に維持される(図8及び図11参照)。
各押込部56は、回転軸54に軸支される基端側の軸受部56aと、先端面が円弧状に形成された押圧部56bと、軸受部56aと押圧部56bとの間を屈曲しながら連結するクランク部56cとから構成される。各押込部56の各軸受部56aの内面間がブリッジ部58によって連結されている。各押込部56の各クランク部56cは、それぞれ互いに近接する方向に屈曲しており、連結部36bの長手方向(左右方向)での押圧部56bの位置を軸受部56aよりも内側に配置させている。押圧部56bの円弧状の先端面が、保持部材36の閉じ操作に伴って収容部30に載置された磁気ディスク装置14を前方へと押圧する押圧面56dとなる。さらに、各押込部56の各押圧面56dは、収容部30の底面30aの後端部に設けられた一対の傾斜面62,62の上面をそれぞれ摺接可能であり、保持部材36の閉じ操作に伴って傾斜面62上を滑ることで、ねじりコイルばね60の付勢力に抗して当該押込部材52を回転させる(図10及び図11も参照)。傾斜面62は、収容部30の底面30aの後端縁部に起立形成されている。
次に、以上のように構成されるデバイス収容装置10における磁気ディスク装置14の着脱動作について説明する。
図10は、磁気ディスク装置14を収容部30に収容し、保持部材36を全閉させた状態でのデバイス収容装置10の構成を模式的に示す側面断面図である。図11は、図10に示す状態から保持部材36を少し開いた状態での側面断面図であり、図12は、図11に示す状態から保持部材36をさらに開いて全開させた状態での側面断面図である。また、図13は、磁気ディスク装置14を収容部30に載置し、保持部材36を閉じ操作する状態を模式的に示す平面図であり、図13(A)は、保持部材36を閉じ操作し、押込部材52を収容部30の底面30aに近接させた状態を示す図であり、図13(B)は、図13(A)に示す状態から保持部材36をさらに閉じて全閉させた状態を示す図である。
先ず、デバイス収容装置10からの磁気ディスク装置14の取出動作について説明する。
図3に示すように、磁気ディスク装置14が収容部30に収容され、全閉された保持部材36によってデバイス収容装置10に装着・保持されている場合には、図10に示すように、磁気ディスク装置14は収容部30内で前端部に配置されると共に、コネクタ32が装置側コネクタ34に接続された状態にある。
この状態から磁気ディスク装置14を取り出す場合には、保持部材36を構成する左右のアーム部36a,36cの各操作部46に手をかけて弾性変形させ、係合爪部46aと係合片48aとの係合状態を解除し、保持部材36をベース部材38から持ち上げる開き操作を行う(図4及び図5参照)。そうすると、図10及び図11から明らかなように、アーム部36a,36cの回動軸45を中心とする回動動作に伴って押出部材50の押出部50aが後側(磁気ディスク装置14側)に移動し、やがて押圧面50bが磁気ディスク装置14の前端面(本実施形態では、板状部材28a,28cの前端面)に当接する。押圧面50bが磁気ディスク装置14の前端面に当接した後もさらに保持部材36を開き方向に回動動作させることにより、図11に示すように、磁気ディスク装置14が押圧面50bからの押圧力を受けて次第に後側へと収容部30内で移動し、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続状態も次第に解除される。
最終的には、図3及び図12に示すように、アーム部36a,36cが全開状態となると、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続状態が完全に解除されるため、利用者は、磁気ディスク装置14を把持して収容部30から上方へと取り出すだけで、デバイス収容装置10からの磁気ディスク装置14の取出動作が完了する。
この取出動作時、図5及び図7に示すように、アーム部36a,36cの内側面の基端側には、小片状のリブ64が突設されている。従って、保持部材36を開いた状態で手を離し、保持部材36が閉じ方向に重力によって倒れようとした場合であっても、リブ64がガイド板42に引っ掛かるため、保持部材36が一挙に閉じられてしまうことを回避できる。勿論、リブ64がガイド板42に引っ掛かった状態から保持部材36に強制的な閉じ方向の外力を加えれば、リブ64がガイド板42に摺接しつつアーム部36aが多少撓むため、保持部材36の閉じ操作に問題を生じることはない。
次に、デバイス収容装置10への磁気ディスク装置14の取付動作について説明する。
磁気ディスク装置14をデバイス収容装置10に取り付ける場合には、図6に示すように、収容部30に磁気ディスク装置14が収容されていない状態で、保持部材36を持ち上げて全開状態としておく。次いで、収容部30内に磁気ディスク装置14を収容し、底面30a上に載置する(図12参照)。この際、コネクタ32を装置側コネクタ34に接続する必要はなく、磁気ディスク装置14を収容部30内に載置するだけでよい。
この状態から保持部材36をベース部材38に対して押し倒す閉じ操作を行う。そうすると、保持部材36の回動動作に伴って連結部36bが磁気ディスク装置14の後端面(本実施形態では、板状部材28bの後面)とベース部材38の後面との間の隙間に向かって移動しつつ、やがて図11に示すように連結部36bの下面からねじりコイルばね60の付勢力によって直交方向(下方)に突出した押込部56の押圧面56dが、図13(A)に示すように傾斜面62に当接する。押圧面56dが傾斜面62に当接した後もさらに保持部材36を閉じ方向に回動動作させることにより、押圧面56dが傾斜面62上を滑りつつ、ねじりコイルばね60の付勢力に抗して押込部材52が回転軸54を軸心として前方に向かって回転する(図9及び図13(B)参照)。これにより、押圧面56dが次第に前方へと移動されるため、磁気ディスク装置14が押圧面56dからの押圧力を受けて次第に前側へと収容部30内で移動し、コネクタ32と装置側コネクタ34とが次第に接続される(図11参照)。
この際、押込部56は、軸受部56aと押圧部56bとの間がクランク部56cによって連結されているため、クランク部56cによって傾斜面62を避けながら押圧面56dを滑らせつつ押込部材52を回転させることができる。このため、押込部56が傾斜面62に突っかかってそれ以上の回転が阻害されることが回避され、薄型化が図られているデバイス収容装置10であっても、押込部材52を円滑に回転させて磁気ディスク装置14を押し込むことができる(図13(A)及び図13(B)参照)。
最終的には、図3、図9及び図13(B)に示すように、保持部材36が全閉状態となると、図10に示すように、コネクタ32と装置側コネクタ34とが完全に接続され、同時に、操作部46の係合爪部46aが係合凹部48の係合片48aに係合し、さらに連結部36bの下面によって磁気ディスク装置14の突出片35の上面が押さえ付けられるため、デバイス収容装置10への磁気ディスク装置14の取付動作が完了する。
以上のように、本実施形態に係るデバイス収容装置10によれば、磁気ディスク装置14を収容可能な収容部30を有するベース部材38と、ベース部材38に対して開閉可能に設けられ、閉じられた状態で収容部30に収容された磁気ディスク装置14を保持する保持部材36と、収容部30に収容された磁気ディスク装置14のコネクタ32が接続される装置側コネクタ34と、収容部30に磁気ディスク装置14が収容されて保持部材36によって保持された状態から、保持部材36をベース部材38から開く操作を行った場合に、コネクタ32が装置側コネクタ34から外れる方向(後方)へと磁気ディスク装置14を押圧して移動させる押出部材50とを備える。
これにより、デバイス収容装置10から磁気ディスク装置14のようなデバイスを取り外す際には、該デバイスを保持している保持部材36を開き操作する1動作だけで、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続状態を解除することができるため、コネクタ接続の解除作業が実質的に不要となり、取外作業を容易に行うことができる。しかも、押出部材50は、保持部材36の開き動作に伴い、コネクタ32と装置側コネクタ34とを切離す方向(後方)に磁気ディスク装置14を移動させるため、コネクタ接続の解除時に、誤って斜め方向等に磁気ディスク装置14を移動させることを確実に防止でき、コネクタ32や装置側コネクタ34に負担がかかり、破損させてしまうことを回避できる。
デバイス収容装置10では、保持部材36は、コネクタ32の装置側コネクタ34への接続方向で収容部30の前端側に回動軸45を有し、押出部材50は、回動軸45を中心とする保持部材36の開閉動作の基端側に設けられている。このため、保持部材36の回動動作に対する先端部(連結部36b)を把持して開き操作する際に、押出部材50は、該保持部材36(アーム部36a,36c)の長手方向長さ分のモーメント力を利用して磁気ディスク装置14を後方へと押し出すことができ、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続解除を一層容易に行うことができ、利用者はコネクタ接続の切離操作を特に意識することなく、保持部材36に軽い力を加えるだけでよい。
この場合、押出部材50が一対のアーム部36a,36cにそれぞれ設けられているため、磁気ディスク装置14に対してその幅方向で両側から安定して押圧することができる。また、保持部材36は、一対のアーム部36a,36cの回動動作の先端部同士を連結した連結部36bを有する枠形状であるため、開き操作等の取り扱いが容易であると共に、該連結部36bでコネクタ32と装置側コネクタ34の接続部とは反対側となる磁気ディスク装置14の後端側を保持することができ、収容部30内での磁気ディスク装置14の保持安定性が一層向上する。
デバイス収容装置10では、収容部30に磁気ディスク装置14を載置した状態から、保持部材36をベース部材38に対して閉じる操作を行った場合に、コネクタ32が装置側コネクタ34に接続される方向(前方)へと磁気ディスク装置14を押圧して移動させる押込部材52を備える。これにより、デバイス収容装置10に磁気ディスク装置14のようなデバイスを取り付ける際には、該デバイスを保持するための保持部材36を閉じ操作する1動作だけで、コネクタ32と装置側コネクタ34とを接続することができるため、コネクタ接続作業が実質的に不要となり、取付作業を容易に行うことができる。しかも、押込部材52は、保持部材36の閉じ動作に伴い、コネクタ32と装置側コネクタ34とを接続する方向(前方)に磁気ディスク装置14を移動させるため、コネクタ接続時に、誤って斜め方向等に磁気ディスク装置14を移動させることを確実に防止でき、コネクタ32や装置側コネクタ34に負担がかかり、破損させてしまうことを回避できる。
なお、本実施形態では、磁気ディスク装置14の取外動作時にコネクタ接続を解除する押出部材50と、磁気ディスク装置14の取付動作時にコネクタ接続を行う押込部材52とを共に備えた構成からなるデバイス収容装置10を例示したが、押出部材50と押込部材52は、いずれか一方のみが備えられても勿論よく、当該デバイス収容装置10に収容されるデバイス種類やその仕様等に応じて適宜設定すればよい。
この場合、押込部材52は、回動軸45を中心とする保持部材36の開閉動作の先端側に設けられている。このため、保持部材36の回動動作に対する先端部(連結部36b)を押し下げながら閉じ操作する際に、押込部材52は、この人手による下方への押圧力を直接的に受けながら磁気ディスク装置14を前方へと押し込むことができ、コネクタ32と装置側コネクタ34との接続を一層容易に行うことができ、利用者はコネクタ接続操作を特に意識することなく、保持部材36に軽い力を加えるだけでよい。また、押込部材52は、連結部36bに設けられているため、磁気ディスク装置14の後端面を安定して押圧することができる。
本実施形態の場合、押込部材52は、連結部36bに対して回転可能に設けられており、保持部材36をベース部材38に対して閉じる操作を行った場合に、押込部材52は、収容部30の底面30aに設けられた傾斜面62を滑って回転しながら磁気ディスク装置14を押圧する。このように押込部材52が傾斜面62上を滑って回転するため、保持部材36の閉じ方向、つまり人手による下方への押圧力を、この閉じ方向に直交する前方向、つまり水平方向へと変換することができる。このため、薄型化が図られているデバイス収容装置10であっても複雑な機構を搭載することなく、保持部材36の閉じ方向の力を磁気ディスク装置14の前方への移動力として利用することができる。
押込部材52は、連結部36bに対して回転可能に軸支された軸受部56aと、軸受部56aからクランク部56cによって屈曲して突出し、傾斜面62を滑って磁気ディスク装置14に当接する押圧部56bとを有するため、薄型化が図られているデバイス収容装置10であっても、クランク部56cによって傾斜面62を避けながら押込部材52(押込部56)を円滑に回転させることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、デバイス収容装置10は、ノート型PC12以外、例えばデスクトップ型PC等の電子機器にも適用可能である。さらに、図14に示すように、オフィス等で用いられるデスクの天板70に凹部72を設け、この凹部72にベース部材38と同様なベース部材74の機能を配設して収容部30を形成しておき、この収容部30の前端部を軸心として開閉可能な状態で保持部材36を設けたデバイス収容装置76として構成してもよい。デバイス収容装置76では、保持部材36を構成するアーム部36a,36cと連結部36bとで囲まれる部分に、該保持部材36が閉じられた際に天板70と面一となるプレート部36dを設けておくとよい。これにより、デバイス収容装置76では、保持部材36の開閉動作のみで、容易に磁気ディスク装置14のコネクタ32と装置側コネクタ34との接続及びその解除を行うことができ、オフィス等で用いられるデスクや会議・プレゼンテーション用のテーブル等に容易に磁気ディスク装置14等のデバイスを着脱することができる。また、保持部材36を全閉した状態では、プレート部36dが天板70と面一となるため、天板70の利便性や外観を損なうこともない。
10,76 デバイス収容装置
12 ノート型PC
14 磁気ディスク装置
16 拡張用スロット
26 HDD本体
28 緩衝部材
30 収容部
30a 底面
32 コネクタ
34 装置側コネクタ
36 保持部材
36a,36c アーム部
36b 連結部
38,74 ベース部材
40 外部コネクタ
45 回動軸
46 操作部
50 押出部材
50a 押出部
50b,56d 押圧面
52 押込部材
54 回転軸
56 押込部
56a 軸受部
56b 押圧部
56c クランク部
60 ねじりコイルばね
62 傾斜面

Claims (10)

  1. デバイスを収容可能な収容部を有するベース部材と、
    前記ベース部材に対して開閉可能に設けられ、閉じられた状態で前記収容部に収容されたデバイスを保持する保持部材と、
    前記収容部に収容されたデバイスのコネクタが接続される装置側コネクタと、
    前記収容部にデバイスが収容されて前記保持部材によって保持された状態から、前記保持部材を前記ベース部材から開く操作を行った場合に、前記コネクタが前記装置側コネクタから外れる方向へと前記デバイスを押圧して移動させる押出部材と、
    前記収容部にデバイスを載置した状態から、前記保持部材を前記ベース部材に対して閉じる操作を行った場合に、前記コネクタが前記装置側コネクタに接続される方向へと前記デバイスを押圧して移動させる押込部材と、
    を備えることを特徴とするデバイス収容装置。
  2. 請求項1記載のデバイス収容装置において、
    前記保持部材は、前記コネクタの前記装置側コネクタへの接続方向で前記収容部の前端側に回動軸を有し、
    前記押出部材は、前記回動軸を中心とする前記保持部材の開閉動作の基端側に設けられていることを特徴とするデバイス収容装置。
  3. 請求項2記載のデバイス収容装置において、
    前記保持部材は、前記収容部の左右側部にそれぞれ回動可能に設けられた一対のアーム部を有し、
    前記押出部材は、前記一対のアーム部にそれぞれ設けられていることを特徴とするデバイス収容装置。
  4. 請求項3記載のデバイス収容装置において、
    前記保持部材は、前記一対のアーム部の回動動作の先端部同士を連結した連結部を有する枠形状であることを特徴とするデバイス収容装置。
  5. 請求項記載のデバイス収容装置において、
    前記保持部材は、前記コネクタの前記装置側コネクタへの接続方向で前記収容部の前端側に回動軸を有し、
    前記押込部材は、前記回動軸を中心とする前記保持部材の開閉動作の先端側に設けられていることを特徴とするデバイス収容装置。
  6. 請求項記載のデバイス収容装置において、
    前記保持部材は、前記収容部の左右側部にそれぞれ回動可能に設けられた一対のアーム部と、前記一対のアーム部の回動動作の先端部同士を連結した連結部とを有する枠形状であり、
    前記押込部材は、前記連結部に設けられていることを特徴とするデバイス収容装置。
  7. 請求項記載のデバイス収容装置において、
    前記押込部材は、前記連結部に対して回転可能に設けられており、
    前記保持部材を前記ベース部材に対して閉じる操作を行った場合に、前記押込部材は、前記収容部の底面に設けられた傾斜面を滑って回転しながら前記デバイスを押圧することを特徴とするデバイス収容装置。
  8. 請求項記載のデバイス収容装置において、
    前記押込部材は、前記連結部に対して回転可能に軸支された軸受部と、該軸受部から屈曲して突出し、前記傾斜面を滑って前記デバイスに当接する押圧部とを有することを特徴とするデバイス収容装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス収容装置において、
    当該デバイス収容装置は、前記デバイスが装着された状態で電子機器に装着されるものであり、前記装置側コネクタと電気的に接続され、前記電子機器の機器側コネクタと接続される外部コネクタを備えることを特徴とするデバイス収容装置。
  10. 請求項記載のデバイス収容装置において、
    前記デバイスは、記憶装置であることを特徴とするデバイス収容装置。
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