JP2006193164A - 折り畳みコンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】多少の成形誤差や使用による変形に対し、組み立てが支障なく行われるとともに、頑強に組み立てられ耐久性がある折り畳みコンテナを提供する。
【解決手段】プラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、底板の短辺上面に起立台130を一体に形成し、該起立台に水平方向に延びる庇部131を形成するとともに、前記短側板の下縁部に該短側板を起立させたとき該庇部の下側に介入し得る係合部403を形成する。また、底板の短辺に縦に起立する起立片132を一体に形成し、該起立片に該短辺と平行方向に突出し上下方向に等断面なる係合段部133を突設するとともに、前記短側板の下縁部に外方に延びる弾性係合片404を一体に形成し該弾性係合片に前記係合段部と係合する爪部405を突設する。
【選択図】図15

Description

本発明は、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナに関するものである。
矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナは、下記特許文献1,2、またはその他の刊行物に示されている。
特開平11−35034号公報 実用新案登録番号第2589166号公報
ところで、この種の折り畳みコンテナは、一体成形されたプラスチック製コンテナと比較すると、耐荷重性がなく、耐久性がよくないという問題がある。即ち、側板が傾倒可能に連結されたものであるので、使用状態によって変形し易いとともに、成形時におけるプラスチックの熱収縮による成形誤差が側板等に生じることにより、組み立てが困難になり易いという問題があった。
また、一般にコンテナの内面は、収容物やゴミが引っ掛かったり、嵌り込んだりすることのないように出来るだけ平坦であることが望ましいが、上記折り畳みコンテナでは、側板に強度を得るために補強用リブや凹凸状の屈曲を形成すると、その形成状態の如何によっては内面が平坦に保たれなくなるという問題があった。
そこで本発明は、多少の成形誤差や使用による変形に対しても組み立てが支障なく行われるとともに、頑強に組み立てられて耐久性が優れ、しかも組立状態にて内面が平坦になることで使い勝手を向上させた折り畳みコンテナを提供しようとするものである。
そのために請求項1に記載した折り畳みコンテナの発明は、矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、底板の短辺上面に起立台を一体に形成し、該起立台に水平方向に延びる庇部を形成するとともに、前記短側板の下縁部に該短側板を起立させたとき該庇部の下側に介入し得る係合部を形成してなることを特徴とする。
また請求項2に記載した折り畳みコンテナの発明は、矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、底板の短辺に縦に起立する起立片を一体に形成し、該起立片に該短辺と平行方向に突出し上下方向に等断面なる係合段部を突設するとともに、前記短側板の下縁部に外方に延びる弾性係合片を一体に形成し該弾性係合片に前記係合段部と係合する爪部を突設してなることを特徴とする。
また請求項3に記載した折り畳みコンテナの発明は、矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、上部長側板および下部長側板の両端縁に外方に屈折することで内面が凹溝状となる補強用柱部を一体に形成するとともに、該上部長側板および下部長側板の両端縁の内面に内向鉤状係合片を一体に形成し、短側板を起立させたとき該短側板が該内向鉤状係合片に係合すると同時に該短側板の両側縁が該補強用柱部に重合するようにしたことを特徴とする。
請求項1および請求項2に記載した発明では、多少の成形誤差や使用による変形に対しても組み立てが支障なく行われるとともに、頑強に組み立てられ、外力によって破損し難いものとなる。
請求項3に記載した発明では、耐荷重性が増すうえに、組立状態にて内面が平坦になるので、使い勝手を損なうことがない。
次に本発明の実施例を図面に従い説明する。図1は本発明に係るプラスチック製の折り畳みコンテナの斜視図、図2はその折り畳み時の斜視図、図3は図1の折り畳みコンテナの中央縦断面図、図4は中央横断面図である。図中、100は矩形状の底板、200は矩形状の上枠、300は上部板材300aと下部板材300bとがく字状に屈折可能に連結された一対の長側板、400は一対の短側板で、底板100の相対する長辺に下部板材300bを夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠200の相対する長側辺に上部板材300aを夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠200の相対する短側辺に短側板400を夫々内側に傾倒可能に枢着してなり、該短側板400を内側に傾倒させた後、該長側板300を内側にく字状に屈折させることにより上枠200が下降し、図2に示したように該上枠200が底板100上に重ね合わされて折り畳み状態となる。500a,500bは上枠200の上面に観音開き式に開閉可能なるように枢着された一対のプラスチック製の蓋板である。
底板100は、図5に示したように、外周縁に囲壁101が起立状に一体成形されたもので、該底板100の両長側辺に図6に矢印で示したように下部板材300bを内側に約90度回転自在なるように連結するための3タイプの連結構造a〜cが採られている。
連結構造aは、図7および図8に示すように、底板100上面の囲壁101と交差する部位に上方膨部102を形成し、該上方膨部の一側に囲壁101から離間していて底板100上面から垂直に起立し上端に囲壁101内面との間隔103を狭小とする突出部分104を有する係合部105を一体に形成する一方、長側板300の下辺縁に前記上方膨部102および前記係合部105が位置し得る切込空間301を形成し、該切込空間の一側縁および上縁から連なり該切込空間内に突出するように内向鉤状部302を該側板300の下辺縁に一体に形成している。そして、該内向鉤状部302を前記狭小間隔103を通過させ前記係合部105に係合し得るように構成している。そして下部板材300bを起立させたとき該内向鉤状部302の先端縁が底板100の上面に当接することで側板の荷重が該内向鉤状部を介して底板に伝達されるようにしている。なお、106は囲壁101の内面に係合部105の突出部分104と相対するように形成され、内向鉤状部302の抜止用となる水平突条である。この連結構造aでは、突出部分104を図7に示されるようにq形に形成するとともに、該突出部分10の外周に摺接する円弧状に内向鉤状部302を形成したことにより、曲面同士の摺接によりスムースな回転が可能となり、下部板材300bを内側に約90度傾倒し得る。
また、連結構造bは、底板100の両長側辺の中央部で該底板上面の囲壁101と交差する部位に方形状の上方膨部110を形成し、該上方膨部の両側壁に軸受孔111を開設する一方、下部板材300bの下辺縁の中央部に前記上方膨部および前記係合部が位置し得る切込空間310を形成し、該切込空間の内壁に該切込空間内に突出するよう一対の支軸311を水平に形成し、該支軸311を弾性変形させることにより軸受孔111中に回転自在に遊嵌されるようにしたものである。
なお、上記内向鉤状部は側板に一体に形成されるものであるので、従来の連結軸のように水平に延びる軸状形態であるよりも強度があり、大荷重,長時間荷重に対して撓み変形し難い利点があるとともに、プラスチック成形時に抜き型が容易であり、しかもコンテナ内に凹部や隙間等が生じることなく、内面を平坦に保つことができる。
また、側板を起立させたとき内向鉤状部を介して荷重が底板や上枠に伝達されるようにしたことから、係合部の負荷が軽減され、変形,破損のおそれがなく折り畳みコンテナの耐久性を向上させる。
また、連結構造cは、底板100の両長側辺の両端部寄りに夫々一対の軸受片120,121を適宜間隔を離して形成し、下部板材300bの下辺縁の両端部寄りには軸受片120が位置し得る切込空間320を形成し、該切込空間内に突出するように軸受片321を形成し、該軸受片321を軸受片120,121間に一連に位置させて該底板100の外側から樹脂製ピン322を挿入することにより回転自在に連結する構造である。
次に上部板材300aと下部板材300bとを内側にく字状に屈折可能なるように相対的に約180度回転可能に連結する構造を図9〜図11に従い説明する。この連結構造には3タイプの連結構造d〜fが採られている。連結構造dと連結構造eとは、同タイプであって、一方の上部板材300aの外側面の下端縁から少し内側に縦板状の軸支部330を突設し、該軸支部と一体に片持状支軸331を形成する一方、下部板材300bの上端縁寄り一定幅を少なくとも相対する板材の厚さに相当する分だけ段状に外方に屈折させて内面溝332を形成し、該下部板材300bの上端縁に一対の外方膨部333,334を前記軸支部330が位置し得る間隔を離して形成し、その一方の外方膨部333に前記片持状支軸331が遊嵌する切欠筒状の軸受部335を形成してなる。なお、軸支部330の外径は外方膨部333,334の外径と略同径に形成するとともに、該外方膨部の両端縁333’,334’は斜面状に面取りする。これによって外側面を滑らかにし出っ張りを少なくすることで衝突時の衝撃を緩和する。また、連結構造dの軸受部335は軸抜け防止のため図10に示したように(いわゆるアンダーカットにより)先窄まり状に成形され、連結構造eの軸受部335は図11に示したように横断面U字形に成形される。このように連結構造dと連結構造eとはこの軸受部335の構成が異なる。従って連結構造dでは、組み立て時に片持状支軸331を軸受部335に強圧することにより該軸受部335を弾性変形させ該片持状支軸331を軸受部335内に嵌入させる。このため連結構造dでは片持状支軸331が側方に抜け難い構造となり、コンテナ内の収容物から受ける圧力により該側板300が外方に胴膨らみするのが防止される。また、図10,図11に示されるように、上部板材300aの下縁に形成された外方折曲リブが前記内面溝332に臨むことによりコンテナ内面の下部板材300bとの境界が凹凸なく連なる。
また、軸支部330が外方膨部333,334の間隔に挟まれることにより、軸方向への移動が妨げられ、ガタ付きがなくなる。
また、連結構造fは上記連結構造cと同様の構成であり、上部板材300aの下縁両端部に軸受片336,337を形成するとともに、下部板材300bの上縁両端部に軸受片338を形成し、該各軸受片に樹脂製ピン339を挿入したものである。
そして、これらの連結構造d〜fは、上部板材300aおよび下部板材300bの外面側に形成され、上部板材300aと下部板材300bとをともに起立させたとき、該下部板材300bの内面溝332中に上部板材300aの下端縁が重合することから、コンテナ内面は平坦で隙間のないものとなる。
なお、上部板材300aおよび下部板材300bの両端縁に外方に屈折することで内面が凹溝状となる補強用柱部370,371が一体に形成され、補強用柱部内に補強リブ374を複数本水平に形成している。また、372,373は該上部板材300aおよび下部板材300bの両端縁の内面に一体に形成された内向鉤状係合片である。
また、上枠200は図4に示されたように外周に囲壁201が垂下状に一体成形されたもので、該囲壁201の内側に上部板材300aを内側に約90度回転自在なるように連結するために上記と同様の3タイプの連結構造a〜cが採られている。即ち、連結構造aは、図7に示されるように、囲壁201から離間した位置にて、上枠200下縁から垂下し、下端に囲壁201内面との間隔203を狭小とする突出部分204を有する係合部205を一体に形成する一方、長側板300の上辺縁に該係合部205が位置し得る切込空間340を形成し、該切込空間の一側縁および下縁から連なり該切込空間内に突出するように内向鉤状部341を該長側板の上辺縁に一体に形成している。また、図12にも示したように、該上枠200の囲壁201内に水平壁206を形成し、上部板材300aを起立させたとき該内向鉤状部341の先端縁が該水平壁の下面に当接することで上枠の荷重が該内向鉤状部341を介して該長側板に伝達されるようにしている。なお、343は囲壁201の内面に係合部205の突出部分204と相対するように形成され、内向鉤状部341の抜止用となる水平突条である。
また、連結構造bは、上枠200の両長側辺の中央部で囲壁201の内側に垂下壁209を形成し、該垂下壁に軸受孔210を開設する一方、上部板材300aの上辺縁の中央部に切込空間350を形成し、該切込空間の内壁に該切込空間内に突出するよう一対の支軸351を水平に形成し、該支軸351を弾性変形させることにより軸受孔210中に回転自在に遊嵌されるようにしたものである。なお、該上枠200の囲壁201内に水平壁211を形成し、該水平壁を介して上枠の荷重が長側板に伝達されることから支軸351への負荷が軽減されるようにしている。
また、連結構造cは、上枠200の両長側辺の両端部寄りに夫々一対の軸受片220,221を適宜間隔を離して形成し、上部板材300aの上辺縁の両端部寄りに軸受片220が位置し得る切込空間360を形成し、該切込空間内に突出するように軸受片361を形成し、該軸受片361を軸受片220,221間に一連に位置させて該上枠200の外側から樹脂製ピン362を挿入することにより回転自在に連結する構造である。なお、230は上枠200の短辺の外側面に形成された手掛用窪である。
また、短側板400は上枠200の相対する短側辺に上記と同様の3タイプの連結構造a〜cにより夫々内側に約90度傾倒可能に枢着されているので、この短側板400と上枠200との連結構造については同一部分に同一符号を付すことでその説明を省略する。なお、短側板400はその枢着位置を上部板材300aおよび下部板材300bの前記補強用柱部370,371の真上に設定することにより、図3に示されるように該短側板400を起立させたとき、該補強用柱部370,371が該短側板の両側端面によって隠されるようにしている。そして、該短側板400の外周縁表面側に形成された補強用リブ401に前記内向鉤状係合片372,373が係合し得るようにしている。なお、短側板400の表面側には上記補強用リブ401が形成されている他、その内側に2重枠状に補強用リブ402が形成されている。
次に、短側板400を起立状態にて底板100に係合させるための第1及び第2の係合機構を図13〜図16に従い説明する。
第1の係合機構は請求項1に記載した発明の実施例に係るもので、底板100の短辺の中央部上面に起立台130を一体に形成し、該起立台の上部両側から水平方向に延びる庇部131を形成するとともに、短側板400の下縁部中央に該短側板を起立させたとき該庇部の下側に介入し得る係合部403を形成してなる。このように係合部403が庇部の下側に介入し係合することにより、底板100に内容物の重みが継続的に掛かっても該底板100が下方に湾曲し過大に変形するのが防がれる。このため破損し難い頑強なものとなり過酷な使用に対する耐久性が増す。
また、第2の係合機構は請求項2に記載した発明の実施例に係るもので、起立台130の両側に少し間隔を置き該底板100の短辺に縦に起立する起立片132を一体に形成し、該起立片の側面に該短辺と平行方向に突出し上下方向に等断面なる係合段部133を突設する。一方、短側板400の下縁部の前記補強用リブ401を切除し、外方に延びる弾性係合片404を垂下状に一体に形成し該弾性係合片に前記係合段部133と係合する爪部405を突設してなる。このように起立片132と弾性係合片404とを係合させることでは、底板100が下方に多少湾曲変形しても係合段部133と爪部405との係合状態を保持することができる。言い換えれば底板100が収容物の重み等によって多少変形しても、或いは多少の成形誤差があっても、係合段部133と爪部405とが係合不能となるようなことがなく、常に一定した係合状態が維持される。このため、成形誤差や過酷な使用により変形が生じても、短側板400が起立保持不能になったり、折り畳みが不能になることがない。
このように短側板400は、第1及び第2の係合機構の相乗作用として、外力によって破損し難いものとなるとともに、多少の成形誤差や使用による変形に対しても組み立てが支障なく行われるようになる。
また、短側板400を起立させたとき該短側板が内向鉤状係合片372,373に係合し、上部板材300aおよび下部板材300bに形成された補強用柱部370,371が該短側板の両側端面に重合し、該補強用柱部370,371の凹凸が該短側板の両側端面によって隠されるようにしたので、上部板材300aおよび下部板材300bの耐荷重性が増すだけでなく、組立状態にて内面が平坦になり、収容物やゴミが引っ掛かったり、嵌り込んだりすることなく、使い勝手を向上させる。
蓋板500a,500bは上面中央部510を浅凹窪状に形成しラベル等が貼付られるように細かい凹凸状に形成するとともに、両側縁部に該各蓋板を構成する板材を上方に部分的に湾曲した形態に形成することにより、コンテナ側面に開口する把手孔511と上方に突出する積載時ズレ止用の突起512とが兼ねられるようにしている。なお、蓋板500a,500bの相対する先端縁には互いに係合し得るように上向片513aと下向片513bが形成されている。そして、上枠200の長側辺の上面に形成された窪部231に連結片514の一辺を枢着し、蓋板500a,500bの基端縁に形成された窪部515に該連結片514の他辺を枢着することにより、該蓋板500a,500bを外側に大きく観音開きできる。
本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの斜視図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの折り畳み時の斜視図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの中央縦断面図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの中央横断面図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの底板の斜視図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの底板と長側板を内側から見た斜視図。 図3のA−A線断面矢視図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの底板と長側板との連結部の分解斜視図。 本発明の実施例を示す折り畳みコンテナの長側板の分解斜視図。 図1のB−B線断面拡大図。 図1のC−C線断面拡大図。 図4のD−D線断面図。 図4のE−E線断面図。 図13のF−F線断面図。 図14のG−G線断面図。 図13に示す折り畳みコンテナの短側板の折り畳み作動状態図。
符号の説明
100 底板
130 起立台
131 庇部
132 起立片
133 係合段部
200 上枠
300 長側板
300a 上部板材
300b 下部板材
370,371 補強用柱部
372,373 内向鉤状係合片
400 短側板
401,402 補強用リブ
403 係合部
404 弾性係合片
405 爪部
500a,500b 蓋板

Claims (3)

  1. 矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、底板の短辺上面に起立台を一体に形成し、該起立台に水平方向に延びる庇部を形成するとともに、短側板の下縁部に該短側板を起立させたとき該庇部の下側に介入し得る係合部を形成してなることを特徴とした折り畳みコンテナ。
  2. 矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、底板の短辺に縦に起立する起立片を一体に形成し、該起立片に該短辺と平行方向に突出し上下方向に等断面なる係合段部を突設するとともに、前記短側板の下縁部に外方に延びる弾性係合片を一体に形成し該弾性係合片に前記係合段部と係合する爪部を突設してなることを特徴とした折り畳みコンテナ。
  3. 矩形状の底板と、矩形状の上枠と、上部板材と下部板材とをく字状に屈折可能に連結した長側板と、短側板とを具備し、底板の相対する長辺に下部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する長辺に上部板材を夫々内側に傾倒可能に枢着し、上枠の相対する短辺に短側板を夫々内側に傾倒可能に枢着してなるプラスチック製の折り畳みコンテナにおいて、上部長側板および下部長側板の両端縁に外方に屈折することで内面が凹溝状となる補強用柱部を一体に形成するとともに、該上部長側板および下部長側板の両端縁の内面に内向鉤状係合片を一体に形成し、短側板を起立させたとき該短側板が該内向鉤状係合片に係合すると同時に該短側板の両側縁が該補強用柱部に重合するようにしたことを特徴とした折り畳みコンテナ。
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