JP2006182255A - 車両の横転対応保護装置 - Google Patents

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JP2006182255A JP2004379615A JP2004379615A JP2006182255A JP 2006182255 A JP2006182255 A JP 2006182255A JP 2004379615 A JP2004379615 A JP 2004379615A JP 2004379615 A JP2004379615 A JP 2004379615A JP 2006182255 A JP2006182255 A JP 2006182255A
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Abstract

【課題】
この発明は、車両の横転対応保護装置において、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両における、横転時等のバックウィンドからの乗員の身体の一部が車外移動するという現象を防止して、乗員保護性能をさらに向上することができる車両の横転対応保護装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
バックウィンドカーテンエアバッグ装置は、バックウィンド4の上方側縁部に設置するエアバッグ本体20と、エアバッグ本体20に供給するガスを噴出するインフレータ21と、インフレータ21で噴出したガスをエアバッグ本体20に供給する連通管22とを有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両における横転対応保護装置に関し、特に、スポーツカー等のバックウィンドをシートバックの上方に配設した車両の横転対応保護装置に関する。
従来、乗員保護のため、車両の横転時等にサイドウィンドの周縁部に設けたエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張させて、乗員の身体の一部がサイドウィンドから車外方向へ移動するのを抑制する横転対応のエアバッグ装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、サイドウィンドの周縁部のピラーとサイドレールに収納状態のカーテン状のエアバッグ本体を設置して、横転等を検出した場合に、このエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張させることで、サイドウィンドの車室内方側にエアバック本体を位置させて、乗員保護を行う横転対応用のカーテンエアバッグ装置が開示されている。
特開2001−328503号公報
ところで、例えば、スポーツカー等の車両においては、車高を低くして、走行中の空気抵抗を少なくするために、車両後部のバックウィンドを緩やかに水平方向に傾斜するように配設することが多い。
このようにバックウィンドを緩やかに傾斜させた場合には、シートバックの上方までバックウィンドが位置して、乗員の頭部がバックウィンドの下方に位置することがある。
しかし、このように乗員の頭部がバックウィンドの下方に位置した場合には、車両が横転した際に、このバックウィンドから乗員の身体の一部が車外方向へ移動する可能性が生じる。
この現象に対して、前述の特許文献1のカーテンエアバッグ装置では、エアバック本体をサイドウィンドの周縁部に設けているだけなので、充分に対応することができなかった。
そこで、この発明は、車両の横転対応保護装置において、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両の横転時等における、バックウィンドからの乗員の身体の一部の車外移動を抑制して、乗員保護性能をさらに向上することができる車両の横転対応保護装置を提供することを目的とする。
この発明の車両の横転対応保護装置は、車室内に配置したシートの少なくとも立設状態のシートバックの上方に、バックウィンドを配設した車両の横転対応保護装置であって、車両の横転を検出し又は予知して、横転を判定する横転判定手段と、収納状態でバックウィンドの上方側縁部近傍に設置し、前記横転判定手段で横転を判定した時に、車両後方側に向かってカーテン状に展開膨張するエアバッグ本体とを備えたものである。
上記構成によれば、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両において、横転判定手段で横転を判定すると、バックウィンドの上方側縁部近傍に設置したエアバッグ本体が、車両後方側に向かってカーテン状に展開膨張することになる。
このため、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両においても、車両の横転時又は横転予知時に、カーテン状に展開膨張するエアバッグ本体が、バックウィンドの車室内方側に位置して乗員の身体の一部の車外移動を抑制することができる。
ここで、バックウィンドの上方側縁部近傍とは、バックウィンドの上方側に設置するバックウィンドの縁部やリアヘッダー等を含むものであり、バックウィンドの上方側に位置するものであれば、特に限定されるものではない。
また、横転判定手段は、車両のロール角や車両に生じる重力加速度等を検出して横転判定を行うものや、車速やハンドル舵角によって横転予測を行って横転予知を行うものなど、あらゆるものを含むものである。
この発明の一実施態様においては、前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部を有し、展開膨張完了状態で、前記シートバックの上端の位置より車両後方側位置まで展開膨張するように設定したものである。
上記構成によれば、エアバッグ本体が、該エアバッグ本体の車幅方向両端部にバックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部を有することで、展開膨張状態で、エアバッグ本体は、バックウィンドの両側縁部近傍に取付けられる。そして、展開膨張完了状態で、エアバッグ本体がシートバックの上端の位置より車両後方側位置までカーテン状に展開膨張することになる。
このため、エアバッグ本体は、車幅方向ではバックウィンドの車幅方向全幅を覆うことができ、また、車両前後方向ではシートバックの上端の位置より車両後方側位置まで覆うことができる。
よって、エアバッグ本体を展開膨張させることにより、乗員が着座しているシートの上方位置を覆うことができ、より確実に横転時の乗員保護を行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、展開膨張時に供給されるガスによって膨張する膨張部とを有し、該膨張部は、エアバッグ本体の上端部から下方に向かって延びるよう車幅方向に複数設け、エアバッグ本体の上端部の車幅方向中心側に、ガスを供給するガス供給口を設けたものである。
上記構成によれば、エアバッグ本体は、膨張部をエアバッグ本体の上端部から下方に向かって延びるよう車幅方向に複数設けたことで、ガスが即座にエアバック本体の下部まで供給されるため、早期に展開膨張することができる。そして、車幅方向中心側に、ガスを供給するガス供給口を設けたことで、エアバッグ本体は一側方にガスが偏ることなく、万遍なく内部に早急にガスが供給されることになり、早い段階で、ほぼ均一に展開膨張することができる。
このため、エアバッグ本体を、早期且つ確実に全体的に展開膨張することができる。
よって、乗員の頭部とバックウィンドの間の狭い隙間に、エアバッグ本体を早期に挿入して、確実に展開膨張させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、展開膨張時に供給されるガスによって膨張する少なくとも一つの膨張部とを有し、該膨張部は、展開膨張完了状態で、前記シートバックの上端の上方側に位置する部分の上下方向の厚みより、車両後方側の部分における上下方向の厚みを小さく設定したものである。
上記構成によれば、エアバッグ本体の膨張部は、展開膨張完了状態で、シートバックの上端の上方側に位置する部分の上下方向の厚みより、車両後方側の部分における上下方向の厚みが小さく展開膨張することになる。
このため、展開膨張していく段階で、展開膨張方向の先端に位置する車両後方側の膨張部が小さく展開膨張していくため、エアバッグ本体は、乗員の頭部との干渉が回避され、車両後方側に円滑に展開膨張することができる。一方、車両前方側の膨張部では、ある程度上下方向の厚みを有するため、乗員の上体が上方に移動しても確実に衝撃を吸収することができる。
よって、乗員の頭部とバックウィンドとの間の狭い隙間にエアバッグ本体を挿入させることができつつも、乗員の上方移動の際の衝撃吸収を行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、展開膨張時に供給されるガスによって膨張する少なくとも一つの膨張部とを有し、該膨張部の少なくとも後方部分は、展開膨張完了状態で、車幅方向における左右の乗員の着座位置に対応する部分の上下方向の厚みを小さく設定し、車幅方向中央側部分に対応する部分の上下方向の厚みを大きく設定したものである。
上記構成によれば、エアバッグ本体の膨張部は、展開膨張完了状態で、車幅方向における左右の乗員の着座位置に対応する部分の上下方向の厚みが小さく、車幅方向中央側部分に対応する部分の上下方向の厚みが大きく展開膨張することになる。
このため、エアバッグ本体は、展開膨張した状態で、乗員の着座位置に対応する部分の膨張部の上下方向の厚みを抑えつつも、車幅方向中央側部分に対応する部分の上下方向の厚みを大きくすることで、車幅方向長さをより短くして、エアバッグ本体に車幅方向の大きなテンションを生じさせることができる。
よって、乗員の頭部とバックウィンドの間の狭い隙間に、エアバッグ本体を挿入させることができつつも、確実にエアバッグ本体の車幅方向のテンションを発生することができる。
この発明の一実施態様においては、前記シートは、乗員の上体を直接拘束するベルト部材に張力を付与する張力付与手段を有するシートベルト装置を備え、
該シートベルト装置の張力付与手段は、前記横転判定手段で横転を判定した時に、前記エアバッグ本体の展開膨張よりも前に作動するものである。
上記構成によれば、横転判定手段で横転を判定した時に、乗員の上体を直接拘束するベルト部材に張力を付与するシートベルト装置の張力付与手段が、エアバッグ本体の展開膨張よりも前に作動することになる。
このため、車両の横転又は横転予知の早い段階で、乗員の上体がシートに拘束されるため、エアバッグ本体の展開膨張の際に、乗員の上体が上方変位せず、より確実に乗員の頭部とバックウィンドの間の狭い隙間にエアバッグ本体を挿入することができる。
よって、より確実に、エアバッグ本体を乗員の頭部の上方に位置させることができ、本発明の効果をより確実に享受することができる。
この発明によれば、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両においても、車両の横転時又は横転予知時に、カーテン状に展開膨張するエアバッグ本体が、バックウィンドの車室内方側に位置して乗員の身体の一部の車外移動を抑制することができる。
したがって、車両の横転対応保護装置において、シートバックの上方にバックウィンドを配設した車両における、横転時等のバックウィンドからの乗員の身体の一部の車外移動を抑制して、乗員保護性能をさらに向上することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本実施形態の車両の横転対応保護装置を採用した車両の全体平面図である。
本実施形態の車両Vは、車室内に前席1と後席2とを備えた4人乗りのスポーツカーである。この車両の車室前方にはフロントウィンド3を設置し、車室後方には車幅方向で湾曲するバックウィンド4を設置し、左右のドア5,6の上部にはサイドウィンド5a,6aをそれぞれ設置している。
このうち、サイドウィンド5a,6aとバックウィンド4の上側周縁部には、それぞれ車両の横転又は横転予知を検出した際にカーテン状に展開膨張するエアバッグ本体10、20を収納状態で設置している。
サイドウィンド5a,6aの上側周縁部に設置したエアバッグ本体10,10は、サイドカーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体10,10であり、横転時や側面衝突等には、サイドウィンド5a,6aの車室内方側でカーテン状に展開膨張して、乗員の身体の一部の車外方向への移動を抑制する。
このエアバッグ本体10は、図示しない取付け部材によって、サイドウィンド5a,6aの上縁部を取り囲むように、車両前方のAピラー7,7からサイドレール8,8を経由してBピラー9,9に亘って設置しており、車室内のトリム部材(図示せず)によって覆われるように設置している。
また、このエアバッグ本体10は、展開膨張時にサイドウィンド5a,6aの開口下縁(ベルトライン)の近傍で、車両前後方向にテンションが得られるように、その前端と後端を、それぞれAピラー7,7の下端部とBピラー9、9の下端部に設置している。
Bピラー9,9内には、横転時等にこのエアバッグ本体10,10に対してガスを供給する筒状のインフレータ11,11を、長手方向が上下方向に向くように設置している。
このサイドカーテンエアバッグ装置は、後述の制御フローに従って制御される。
バックウィンド4の上側周縁部のエアバッグ本体20は、バックウィンドカーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体20であり、横転時等には、バックウィンド4の車室内方側でカーテン状に展開膨張して、乗員の身体の一部の車外移動を抑制する。
すなわち、本実施形態のようなスポーツカーでは、車高を低くして、走行中の空気抵抗を少なくするために、バックウィンド4を水平方向に緩やかに傾斜配置することが多いが、このように傾斜配置したことにより、バックウィンド4が後席2の立設状態のシートバック2aの上方に位置することになる。
このようにバックウィンド4がシートバック2aの上方に位置すると、車両の横転時にバックウィンド4から乗員の身体の一部が車外方向へ移動する可能性が生じ、乗員保護性能を向上できないおそれがあった。
そこで、本実施形態では、バックウィンド4の上側周縁部にエアバッグ本体20を設置して、車両の横転時の乗員保護性能を向上しているのである。なお、具体的な構造については、後述する。
車室の前部中央には、車両の横転を検出する横転検出センサ12を設置している。この横転検出センサ12は、車両のロール角(車両の前後軸周りの角度)及びロール角速度を検出するロール角センサで構成しており、例えば、回転に応じて所定の質量に生じる力を検出する角速度センサや、振動ジャイロ、ガスレートジャイロ等を用いている。
なお、この横転検出センサ12は、横転の予知を行う横転予知センサであってもよい。
後席2には、乗員を拘束するシートベルト装置13を設置している。このシートベルト装置13は、乗員の上体を直接拘束するベルト部材に対して張力を付与するプリテンショナ機構を備えた三点式のシートベルト装置である。
次に図2〜図6に基づいて、バックウィンドカーテンエアバッグ装置等の詳細構造について説明する。図2は車両後部の詳細平面図、図3は横転予知時における車両後部の背面図、図4は図2のA−A線矢視断面図、図5は図2のB−B線矢視断面図、図6は図2のC−C線矢視断面図である。
本実施形態のバックウィンドカーテンエアバッグ装置は、バックウィンド4の上方側縁部に設置するエアバッグ本体20と、エアバッグ本体20に供給するガスを噴出するインフレータ21と、インフレータ21で噴出したガスを、エアバッグ本体20に供給する連通管22とを有する。
エアバッグ本体20は、バックウィンド4の上方側縁部、具体的には、ルーフの後端で車幅方向に延びるリアヘッダー23の後部と、バックウィンド4の両側方に位置するCピラー24の後端とに、平面視略コ字状態で、折り畳んだ収納状態で設置している。
なお、Cピラー24とBピラー9との間には、固定式のウィンドガラス25を設置している。
このエアバッグ本体20は、バックウィンド4の上方側縁部に連結される袋状の膨張部26及び布状の非膨張部27と、Cピラー24に連結される取付け部28とを備える平面視略台形形状の布製のバック部材で構成している。なお、取付け部28はCピラー24下部の一点であってもよい。
図2は、エアバッグ本体20がカーテン状に展開膨張した状態を示しているが、この図に示すように、エアバッグ本体20は、車両後方側に向かって展開膨張すると、バックウィンド4のほぼ前半部分(シートバック2aの上端の位置よりもやや後方位置)の全てを覆うように展開膨張する。
このため、後席2の乗員とバックウィンド4との間には、カーテン状に展開膨張したエアバッグ本体20が位置することになり、車両Vの横転時には、バックウィンド4から乗員の身体の一部が車外方向へ移動するのを抑制できる。
また、バックウィンド4を全て覆うように展開膨張させるのではなく、後半部分を覆わないように展開することで、乗員の保護に関係ない部分を展開させないため、インフレータ21のガス供給量を少なくすることができ、また、エアバッグ本体20の容量も少なくできるため、即座にエアバッグ本体20を展開膨張状態にすることができる。
前述の袋状の膨張部26は、車幅方向にエアバッグ本体20の上端部から下方に延びる中央部26aと、同様にエアバッグ本体20の上端部から下方に延びる左右両側の側部26b、26bとからなり、これら中央部26aと側部26b,26bは上方で連通した三又形状に形成されている。なお、側部26b,26bは、各々左右に着座した乗員の頭部の上方側近傍に位置し、中央部26aは、シートの車幅方向中央に乗員が着座した場合、乗員の頭部の上方側近傍に位置する。
このため、ガスが供給されると即座にエアバッグ本体20の下端部まで供給されることになり、早期に展開膨張することになる。
また、この膨張部26には、上端部の車幅方向中心側の二箇所(具体的には、ヘッドレスト2b,2bが設置された乗員着座位置の上方側の二箇所)にガス供給口26d,26dを設けて、インフレータ21からガスを取り入れるようにしている。
このため、供給されたガスは、エアバッグ本体20の一側方に偏ることなく、早期に万遍なくエアバッグ本体20に供給される。
また、図5に示すように、この膨張部26のうち両側の側部26b,26bは、展開膨張完了状態で、シートバック2aの上端の位置より車両後方側の上下方向厚みt1を小さく設定して、車両前方側の上下方向厚みt2を大きく設定している。
このように、膨張部26の側部26bの厚みを設定することにより、エアバッグ本体20が展開膨張していく過程で、展開膨張方向の先端に位置する部分(車両後方側部分)26b1が小さい厚みで展開膨張していき、乗員の頭部Hとの干渉を抑制されながら、エアバッグ本体20を円滑に車両後方側に展開膨張させることができる。
一方、車両前方側の部分26b2では、上下方向に大きな厚みを有するため、横転時に乗員の頭部Hがエアバッグ本体20側に侵入してきたとしても、底付きすることなく確実に衝撃を吸収することでき、乗員保護性能を高めることができる。
特に、本実施形態のように、バックウィンド4が水平断面で車幅方向に沿って車両後方側に凸状となるように湾曲する湾曲面で構成された車両の場合には、こうした設定にするのが好ましい。なぜなら、バックウィンド4が、このように湾曲すると、乗員が着座する車両側方位置(図2でヘッドレスト2bが設置されている位置)ではバックウィンド4の位置が中央部分より低く、乗員の頭部Hとの隙間が小さくなり、この小さな隙間に確実にエアバッグ本体20を挿入させる必要があるからである。
また、図4に示すように、膨張部26の中央部26aは、展開膨張完了状態で、シートバック2aの上端の位置より車両後方側の上下方向厚みt3を大きくして、車両前方側の上下方向厚みt4も大きく設定している。
このように膨張部26の中央部26aの車両後方側の上下方向厚みt3を設定することにより、乗員の存在しない車両中央位置で、展開膨張方向の先端に位置する部分26a1を大きく展開膨張させることができ、エアバッグ本体20の下端部20aに車幅方向の大きなテンションを生じさせることができる。
なお、後席2の中央部分に乗員が着座した場合であっても、前述のようにバックウィンド4が湾曲していることにより、この乗員の頭部と該頭部のすぐ上方側のバックウィンド4との間の距離が左右に着座した乗員の場合よりも大きいため(図6参照)、スムーズなエアバッグ本体20の展開膨張と、エアバッグ本体下端部20aの確実なテンション発生が図れる。
また、車両前方側の部分26a2でも、上下方向厚みが大きいことによって、横転時に左右に揺動する左右の乗員の衝撃を吸収することができる。また、後席の中央部に乗員が着座した場合では、この乗員の保護も可能となる。
本実施形態のように、バックウィンド4が車幅方向で湾曲した湾曲面で構成された車両の場合には、前述のように、車両側方位置で膨張空間を確保できないため、中央位置の比較的空間を確保しやすい場所で膨張部26を大きく膨張させることで、車幅方向のテンションを生じさせることができる。
すなわち、図6に示すように、バックウィンド4が車幅方向で湾曲していると、バックウィンド4の中央位置が車両側方位置よりも、高い位置に存在するため、中央部26a(26a1)の上下方向厚みt3を大きく設定することができる。
このため、側部26b,26b(26b1,26b1)の上下方向厚みt1,t1が小さくても、エアバッグ本体20の下端部20aに車幅方向のテンションを生じさせることができるのである。また、車両前方側の部分26a2,26b2でも同様に、上下方向厚みt2,t4を設定していることから、エアバッグ本体20の上方側でも車幅方向のテンションを生じさせることができる。
なお、前述の中央部と側部の車両前方側の部分26a2,26b2の上下方向厚みt2,t4は、スペース等の関係によっては中程度に設定してもよい。
前述の布状の非膨張部27は、これらの膨張部26a,26b,26bの間に位置するように構成され、各膨張部26a,26b,26bの位置を安定させる働きと、乗員の上方への移動を抑止する働きを有する。また、この非膨張部27があることにより、エアバッグ本体20の車幅方向のテンションを生じさせることができる。
なお、エアバッグ本体20は、非膨張部が実質的になく、全体が膨張部であって部位に応じて前述の様な厚みを設定したものであってもよい。
前述の取付け部28は、エアバッグ本体20の外周端に設けており、バックウィンド4の上側周縁部に対して、エアバッグ本体20を強固に取付けている。
この取付け部28の下端を、Cピラー24の下部に取付けているため、エアバッグ本体20が展開膨張した際に、その下端部20aでテンションを生じさせることができる。
なお、エアバッグ本体20は、非膨張部27が実質的になく、全体が膨張部であって、部位に応じて前述のような厚みを設定したものであってもよい。
前述のインフレータ21は、リアヘッダー23内部で車幅方向に長手方向が向くように配置している。
このインフレータ21は、アジ化ナトリウム等のガス発生剤を点火装置で発火して高温ガスを発生する一般的なインフレータではなく、所定の圧縮ガスを封入して閉鎖弁を作動時に解放することで、低温ガス(大気温よりもやや高い温度のガス)をエアバッグ本体20に供給する低温ガスタイプのインフレータ21である。
この低温ガスタイプのインフレータ21は、エアバッグ本体20の展開膨張時に、高温タイプのように、車室内の定温の空気によって急速に冷却されてガス容積が瞬時に収縮するといった現象が生じないため、一般に、エアバッグ本体20を長時間に亘って展開膨張させておく場合に使用する。
前述の連通管22は、リアヘッダー23に沿って車幅方向に配置し、一端をインフレータ21の噴出口に連結して、他端をエアバッグ本体20のガス供給口26d,26dに連結している。
前述したように、この連通管22によって、車幅方向中央の二箇所のガス供給口26d,26dでガスを供給しているため、エアバッグ本体20に対してガスを万遍なく供給できる。また、乗員の着座位置の上方位置に設置しているため、最も早く、乗員の上方部分で展開膨張させることができる。
シートベルト装置13は、図5に示すように、車体パネルに固定したプリテンショナ付きのリトラクター装置14と、乗員の上体を拘束するベルト部材15と、バックル部材16とを備えている。
なお、このシートベルト装置は、ショルダーアンカー(ベルト部材の上端部を支持する部材)をBピラーに設置するタイプであるが、これに限定されず、シートバック2aにリトラクター装置を内蔵するタイプであってもよい。
プリテンショナは、一般的な構造のものであり、詳細には説明しないが、所定の作動信号を受けた場合に、ベルト部材15を強制的にリトラクター14装置内に引き込み、乗員の上体を強制的にシートバック2aに拘束するものである。
なお、さらに乗員の拘束力を高めるために、バックル部材16を車両下方側に引き込むラッププリテンショナを設け、プリテンショナと同時に作動させるように構成してもよい。
以上の構成を制御する制御ブロックについて、図7に基づいて説明する。
本実施形態の車両の横転対応保護装置は、演算処理手段である中央処理装置(CPU)30に対して、入力手段である車速センサ31と、横転検出センサ12を接続し、出力手段であるシートベルト装置のプリテンショナ31と、サイドカーテンエアバッグ装置のインフレータ11と、バックウィンドカーテンエアバッグ装置のインフレータ21を接続することで、制御ブロックを構成している。
なお、入力手段として、さらに側突センサ等を接続することで、車両の側面衝突から横転する際にも、これら出力手段が作動するように構成してもよい。
この制御ブロックは、図8に示す制御フローによって、制御される。
まず、S1で、車速センサ31及び横転検出センサ12で得られたデータを入力する。このとき、車速、ロール角、ロール角速度を中央処理装置に入力する。
次に、S2で、横転判定の演算を行う。例えば、車速100km/h以上の場合に、ロール角が5°以上で、ロール角速度が所定値以上であれば、横転の可能性が大きいと判定する。
そして、S3で、横転可能性が大きいと判定されたかを判断し、横転可能性が大きいと判断されなかった場合(NO)には、再度S1に移行して、前述の制御を行う。
一方、S3で横転可能性が大きいと判断した場合(YES)には、S4に移行して、シートベルト装置のプリテンショナを作動する。
このように、プリテンショナを最初に作動させるのは、横転判定時に即座に乗員の上体を拘束することで、乗員の頭部Hを動きにくくして、確実にエアバッグ本体20を、バックウィンド4と乗員の頭部Hとの間に展開膨張させるためである。
そして、次にS5に移行して、サイドカーテンエアバッグ装置のインフレータ11を作動させて、エアバッグ本体10をサイドウィンド5a,6aの車室内方側でカーテン状に展開膨張させる。
そして、さらにS6に移行して、バックウィンドカーテンエアバッグ装置のインフレータ21を作動させて、エアバッグ本体20をバックウィンド4の車室内方側でカーテン状に展開膨張させる。
このインフレータ11,21の作動タイミングはサイドカーテンエアバッグ装置とバックウィンドカーテンエアバッグ装置を略同時でも、バックウィンドカーテンエアバッグ装置の方を遅くしてもよい。
略同時の場合は、早期に乗員の頭部を覆うことが可能となり安全性を高めることができ、又、バックウィンドカーテンエアバッグ装置を遅くした場合は、横転により、乗員の頭部Hとバックウィンド4の間の隙間が広がったタイミングでエアバッグ本体20を挿入しやすくなるためである。
こうして、サイドウィンド5a,6aとバックウィンド4の車室内方側には、それぞれエアバッグ本体10,20がカーテン状に展開膨張して、乗員の身体の一部が車外方向に移動するのを抑制する。
この展開膨張状態は、前述のようにインフレータ21を低温タイプのインフレータで構成しているため、長時間確保することが可能であり、インフレータのガス噴射終了後、所定時間はその展開膨張状態を維持する。よって、車両の横転が終了するまで、エアバッグ本体20をカーテン状に展開膨張させておくことが可能となる。
以上の制御フローによって、本実施形態の車両の横転対応保護装置の制御が行われ、横転時の乗員保護性能を向上できる。
このように、本実施形態の車両の横転対応保護装置では、サイドウィンド5a,6aのみならず、バックウィンド4の車室内方側にカーテン状にエアバッグ本体20を展開膨張させるため、バックウィンド4が後席のシートバック2aの上方に位置するような車両であっても、バックウィンド4から、乗員の身体の一部が車外方向に移動するのを抑制できる。
特に、バックウィンド4の上側周縁部にエアバッグ本体20を設置して、車両の横転時又は横転予知に、バックウィンド4の車室内方側でエアバッグ本体20を展開膨張させるため、エアバッグ本体20を確実に乗員の上方位置で展開させることができ、より乗員保護性能を向上することができる。
次に、図9に示す他の実施形態について説明する。この実施形態は、車体側の構成が前述の実施形態と異なり、Cピラー24を設けずBピラー9のみを設け、バックウィンド104の両側をさらに車幅方向に湾曲させた湾曲面で構成して、エアバッグ本体120の両側の取付け部128の設置位置をBピラー9の後端部に設定したものである。
この実施形態のエアバッグ本体120の上側部分も、バックウィンド104の上側周縁部であるリアヘッダー23の後方に設置しており、その他の構成要素についても、前述の実施形態と同様である。なお、同一構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態では、エアバッグ本体120をリアヘッダー23の後方及びBピラー9の後端に設置しており、展開膨張時には、車両後方側(下方側)に向かって一点鎖線で示す状態で展開膨張する。
なお、図示しないインフレータや横転検出センサ等は前述の実施形態と同様である。
このように、エアバッグ本体120が展開膨張することで、この実施形態でも、乗員の頭部Hとバックウィンド104の間にエアバッグ本体120をカーテン状に展開膨張させることができる。
特に、本実施形態では、乗員の頭部Hとバックウィンド104との間の隙間が前述の実施形態よりも大きいため、エアバッグ本体120の展開膨張時の厚みを前述のものよりも大きく確保することができ、より衝撃吸収性能を向上することができる。
また、リアパッケージトレイ101上の空間では、エアバッグ本体20が展開膨張しないため、仮にリアパッケージトレイ101上に搭載物があっても、エアバッグ本体120の展開膨張に影響を与えることはなく、より確実にエアバッグ本体120を展開膨張させることができる。
なお、その他の作用効果については、前述の実施形態と同様である。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明のシートは、後席2に対応し、
以下同様に、
横転判定手段は、実施形態の中央処理装置30に対応し、
張力付与手段は、リトラクター装置14に設けたプリテンショナに対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる車両の横転対応保護装置に適用する実施形態を含むものである。
例えば、4人乗りの車両に限定されず、後席に3人座ることができる5人乗りの車両や、後席を設けない2人乗りの車両で実施してもよい。この場合の「シート」は、運転席や助手席に該当する。
また、インフレータについても、高温ガスタイプのインフレータであってもよく。さらに、エアバッグ本体の形状も平面視略台形形状に限定されず、バックウィンドの形状に応じて、矩形形状や曲率を持った円形形状等であってもよい。
本実施形態を採用した車両の全体平面図。 車両後部の詳細平面図。 横転予知時における車両後部の背面図。 図2のA−A線矢視断面図。 図2のB−B線矢視断面図。 図2のC−C線矢視断面図。 本実施形態の制御ブロック図。 本実施形態の制御フローチャート。 他の実施形態の図4に対応する断面図。
符号の説明
2…後席(シート)
2a…シートバック
4,104…バックウィンド
10,20,120…エアバッグ本体
12…横転検出センサ
13…シートベルト装置
30…中央処理装置(横転判定手段)
26…膨張部
26a…中央部
26b…側部

Claims (6)

  1. 車室内に配置したシートの少なくとも立設状態のシートバックの上方に、バックウィンドを配設した車両の横転対応保護装置であって、
    車両の横転を検出し又は予知して横転を判定する横転判定手段と、
    収納状態でバックウィンドの上方側縁部近傍に設置し、前記横転判定手段で横転を判定した時に、車両後方側に向かってカーテン状に展開膨張するエアバッグ本体とを備えた
    車両の横転対応保護装置。
  2. 前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部を有し、
    展開膨張完了状態で、前記シートバックの上端の位置より車両後方側位置まで展開膨張するように設定した
    請求項1記載の車両の横転対応保護装置。
  3. 前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、
    展開膨張時に供給されるガスによって膨張する膨張部とを有し、
    該膨張部は、エアバッグ本体の上端部から下方に向かって延びるよう車幅方向に複数設け、
    エアバッグ本体の上端部の車幅方向中心側に、ガスを供給するガス供給口を設けた
    請求項1又は2記載の車両の横転対応保護装置。
  4. 前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、
    展開膨張時に供給されるガスによって膨張する少なくとも一つの膨張部とを有し、
    該膨張部は、展開膨張完了状態で、前記シートバックの上端の上方側に位置する部分の上下方向の厚みより、車両後方側の部分における上下方向の厚みを小さく設定した
    請求項1〜3記載の車両の横転対応保護装置。
  5. 前記エアバッグ本体は、該エアバッグ本体の車幅方向両端部に前記バックウィンドの両側縁部近傍に取付ける取付け部と、
    展開膨張時に供給されるガスによって膨張する少なくとも一つの膨張部とを有し、
    該膨張部の少なくとも後方部分は、展開膨張完了状態で、車幅方向における左右の乗員の着座位置に対応する部分の上下方向の厚みを小さく設定し、車幅方向中央側部分に対応する部分の上下方向の厚みを大きく設定した
    請求項1〜4記載の車両の横転対応保護装置。
  6. 前記シートは、乗員の上体を直接拘束するベルト部材に張力を付与する張力付与手段を有するシートベルト装置を備え、
    該シートベルト装置の張力付与手段は、前記横転判定手段で横転を判定した時に、前記エアバッグ本体の展開膨張よりも前に作動する
    請求項1〜5記載の車両の横転対応保護装置。
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