JP2006181251A - 複室容器 - Google Patents

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【課題】 液体を封入した場合にも液体に異物が混入するおそれがなく、また隔壁部の剥離状況が確実に把握できて美観が損なわれる恐れのない複室容器を提供する。
【解決手段】 合成樹脂製フィルムからなり、対向する該フィルム11、12の一部を熱溶着して形成される剥離可能な隔壁2により複数の室31、32に区画され、該隔壁形成部51、52に隔壁2の剥離を表示しうる手段が設けられてなる複室容器1において、該隔壁2の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムのうち一方のフィルム11の隔壁形成部51に設けられる点線(a)と、他方のフィルム12の隔壁形成部52に設けられた点線(b)とからなり、これらの点線(a)、(b)は、前記隔壁2が剥離される前の状態で両点線が重なることなく一本の点線(c)、(d)を表示しうるように表示されてなることを特徴とする複室容器1。
【選択図】 図4

Description

本発明は、使用直前に複数の薬剤を混合しうる複数の室を有する容器であって、医療従事者が薬剤を混合するために複数の室が連通されたことを容易に見知しうる容器に関する。
従来、混合した状態では変質などにより保存性が悪くなる薬剤や薬液を、使用直前に無菌混合する為に、複室容器が用いられている。これは、容易に剥離可能な隔壁によって区画される複数の室に、複数の内容物を別々に保存しておき、使用直前に容器を手で圧縮して隔壁を剥離させ、複数の室を連通させて内容物を無菌混合させるというものである。
しかし、このような複室容器は一つの室に排出口が設けられており、隔壁の剥離を怠ってしまっていても薬液の投与作業が行えるため、各室に収容される内容物の混合を忘れたまま薬液を患者に投与してしまう危険性がある。
使用時に隔壁が剥離されたかどうかを即座に確認できる機構としては、単室容器の開口部に設けられたもの(例えば、特許文献1参照)および複室容器の隔壁部に設けられたもの(例えば、特許文献2、3、4参照)がそれぞれ公知である。
前記単室容器の開口部に設けられた隔壁の剥離を確認しうる機構は、対向するフィルムを熱溶着する際に記号を表示したい部分にのみ加熱シール棒を押しつけるものであり、フィルムの剥離時にはその溶着された部分が引き裂かれることにより、剥離後のフィルムに記号を表示するものである。このような機構を採用した容器は、固形物を包装する場合には差し支えないが、液体を封入した場合、剥離時に引き裂かれたフィルムの破片や添加剤が液体に混入するおそれがある。
一方、前記複室容器の隔壁部に設けられた隔壁の剥離を確認しうる機構は、対向するフィルムの両方に異なる記号を表示し、剥離前のフィルムが重なった状態では両方の記号が重なった状態で表示され、剥離後のフィルムが重なっていない状態ではそれぞれのフィルムに表示された記号が表示されるというものである。この機構は、剥離の前後で表示が異なることを特徴とするものであるが、対向するフィルムを溶着する際、位置のズレが生じるとフィルムに表示された記号が正確に重ならず、実線になるべきものが点線になったり、開封を示す表示が遮蔽されるべきものが遮蔽されなかったり、剥離前の表示がうまく表示されない場合がある。このような不具合は、剥離状況の把握が困難であったり、剥離前の表示の美観が損なわれて使用前に品質不良が懸念されるおそれがある。
特開平4−242552号公報 特開2004−141631号公報 特開2004−141416号公報 特開2004−159778号公報
そこで本発明は、液体を封入した場合にも液体に異物が混入するおそれがなく、また隔壁部の剥離状況が確実に把握できて美観が損なわれる恐れのない複室容器を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討を行った結果、複室容器を構成する対向するフィルムのそれぞれの隔壁形成部に点線を表示し、かつ該点線を隔壁が剥離される前の状態で両点線が重なることなく一本の点線を表示し得るように表示することにより、上記課題を解決しうる複室容器を提供できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
(1) 合成樹脂製フィルムからなり、対向する該フィルムの一部を熱溶着して形成される剥離可能な隔壁により複数の室に区画され、該隔壁形成部に隔壁の剥離を表示しうる手段が設けられてなる複室容器において、該隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムのうち一方のフィルムの隔壁形成部に設けられる点線と、他方のフィルムの隔壁形成部に設けられた点線とからなり、これらの点線は、前記隔壁が剥離される前の状態で両点線が重なることなく一本の点線を表示しうるように表示されてなることを特徴とする複室容器、
(2) 前記隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムの隔壁形成部に直接印刷されてなる(1)に記載の複室容器、
(3) 前記隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムの隔壁形成部の外表面に貼付されるフィルムに印刷されてなる(1)に記載の複室容器、
(4) 前記隔壁形成部に設けられた点線は、着色された点で構成されてなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の複室容器、
(5) 前記隔壁形成部に設けられた点線は、網掛けされた点で構成されてなることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の複室容器
に関する。
本発明の複室容器は、隔壁の剥離を表示しうる手段がフィルムに印刷されたものであるため、隔壁の剥離時にフィルムの破片や添加剤が容器内部に収容された液体に混入するおそれがない。また、該隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムの隔壁形成部に設けられた点線であり、隔壁の剥離前には両点線が重なることなく一本の点線を表示するものであるため、溶着時に多少フィルムのずれがあった場合でも、表示されるものは明らかに点線であるため、剥離前であることを明確に把握することができる。さらに、剥離前に表示される点線は、多少のずれがあったとしても美観が損なわれないため、使用前に品質不良が懸念されるおそれもない。
以下に、本発明の複室容器を添付図面に示す好適な実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの説明に限定されるものではない。
図1は本発明の複室容器の一実施例を示す側面図である。また、図2は本発明の複室容器の隔壁部分の一実施例を示す拡大断面図であり、図3は本発明の複室容器の隔壁部分の他の実施例を示す拡大断面図である。さらに、図4〜図11は本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の実施例を示す説明図である。
図1に示されるように、本発明の複室容器1は、剥離可能な隔壁2によって例えば2つの室31および32に区画されており、一方の室31には複室容器内部の薬剤や薬液を排出する排出口4が設けられている。該複室容器1に設けられる室の数は、混合しようとする薬剤または薬液の数によって変更されることが可能である。また、排出口の数や位置、形状についても、複室容器内で調製される薬液の種類や用途に応じて適宜変更される。
複室容器1は図2に示されるように合成樹脂製フィルム11および12から形成される。該合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、これらの部分架橋物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、軟質塩化ビニル、あるいはこれらの混合物や共重合体などがあげられる。前記合成樹脂製フィルム11、12は、該合成樹脂の他に、熱安定剤や酸化防止剤、紫外線吸収剤等を含有するものであってもよいし、オゾン処理、コロナ処理、蒸着処理などの表面処理が施されたものであってもよい。
また該合成樹脂製フィルム11、12は単層フィルムであっても、多層フィルムであってもよい。該単層フィルムは、好ましくは肉厚が5〜500μmであって、Tダイ成形、インフレーション成形等、一般の熱可塑性樹脂に用いられる方法により作製される。該多層フィルムは、好ましくは肉厚が10〜500μmであって、共押出し成形、ドライラミネート、押出コーティングなどの方法によりフィルムが作製される。
前記合成樹脂は、前記成形方法によって筒状または板状のフィルムに成形される。筒状フィルムの場合は適当な長さに切断され、板状フィルムの場合は2枚のフィルムを重ねて、該フィルムの対向する一部を熱溶着することにより剥離可能な隔壁2が形成される。該熱溶着は、例えば最内層のフィルムに含まれる成分の内、最も低い融点を持つ成分の融点よりも高い温度で、且つ最も高い融点を持つ成分の融点よりも低い温度で行われる。
前記隔壁2が形成された筒状フィルムまたは2枚の板状フィルムは、例えば最内層のフィルムに含まれる成分の内、最も高い融点を持つ成分の融点よりも高い温度でその縁部を剥離不可能に熱融着することにより、複室容器1が形成される。ここで、該熱溶着の方法としては、熱金型による溶着、超音波溶着、高周波溶着などの方法が使用できる。
上記方法により形成される複室容器1は、縁部の熱溶着前か、または該縁部の熱溶着後に排出口4などの開口部から、内容物が充填される。該内容物は、人工腎臓用透析液、濾過型人工腎臓用置換液、輸液製剤の他、液体に限らず、粉体、固体などであってもよい。
前記複室容器1は、隔壁2により区画された室31、32のいずれかを手などで圧縮することにより、該隔壁2を剥離させ、複数の室31、32を連通させて複数の内容物を混合させる。
本発明の複室容器1は、図2に示されるように対向するフィルム11および12の両方の隔壁形成部51および52に、隔壁2の剥離を表示しうる手段が設けられている。該隔壁2の剥離を表示しうる手段とは、複室容器1の隔壁2が剥離される前後で表示が変化し、該隔壁2が剥離したことを複室容器1の外表面に表示する手段を意味する。
前記隔壁2の剥離を表示しうる手段としては、例えば図4に示されるように、対向するフィルムのうち一方のフィルム11の隔壁形成部51に設けられる点線(a)と、他方のフィルム12の隔壁形成部52に設けられた点線(b)とからなり、これらの点線が、前記隔壁2が剥離される前の状態で両点線が重なることなく一本の点線(c)、(d)を表示しうるように表示されてなるものである。前記隔壁2が剥離される前の状態、すなわち対向するフィルム11および12が重なり合っている時は、該隔壁形成部51および52も重なり合っており、該隔壁形成部51の点線(a)と該隔壁形成部52の点線(b)は、互いに遮蔽することなく一本の点線(c)、(d)を表示する。一方、前記隔壁2が剥離された後、すなわち対向するフィルム11および12が離間した時は、該隔壁形成部51および52も離間しており、該フィルム11には隔壁形成部51の点線(a)のみが、該フィルム12には隔壁形成部52の点線(b)のみが表示される。
隔壁2に表示される点線の間隔は、隔壁2が剥離される前の点線(c)、(d)方が密であり、該隔壁2が剥離された後の点線(a)、(b)の方が粗であるため、これにより、複室容器1が戴置されている、あるいは懸架されている等、いかなる状態で配置されていても、隔壁2が剥離されて複数の室が連通したことが容易に見知されうる。フィルム11および12が多少ずれた状態で溶着されて隔壁2が形成されたとしても、隔壁2剥離前の点線(c)、(d)は、明らかに点線だと把握できるため、美観が損なわれるおそれもないし、使用前に品質不良が懸念されるおそれもない。
前記隔壁2の剥離を表示しうる手段である点線(a)、(b)の点の形状は、特に限定されないが、点線として把握が容易であるように円形、三角形または四角形などの形状が好ましい。また該点の大きさや点線の間隔なども特に限定されず、容器の大きさや用途、フィルムの材質や印刷方法に応じて適宜決定される。またこのような点により構成される点線は、全体として点線状であることが容易に把握できるものであればよい。
前記隔壁の剥離を表示しうる手段の他の例について、図4〜図11を用いて以下に説明する。
前記隔壁形成部51、52に表示される点線(a)、(b)は図4に示されるようにそれぞれ同じ形状の点線であって、隔壁2剥離前には該点線(a)および(b)が一つおきに互い違いに表示されるものであってもよい。この場合、隔壁2剥離前に表示される点線(c)、(d)は、点線(a)、(b)を構成する点の幅よりも狭い間隔で表示されてもよいし、図5に示されるように、点線(a)、(b)を構成する点の幅と同じかまたはそれ以上の間隔で表示されてもよい。
また前記点線(a)および(b)は規則的に点が配列された点線に限定されず、図6または図7に示されるように、不規則に点が配列された点線であってもよい。この場合、隔壁2剥離前に表示される点線(c)、(d)は、点線(a)および点線(b)が不規則に配列されて表示された規則的な点線となる。また、図8に示されるように、隔壁2剥離前に表示される点線(c)、(d)も不規則に配列されたものとなってもよい。
前記点線(a)および(b)を構成する点は、着色されたものであってもよいし、図9〜図11に示されるように、網掛け模様を施されたものであってもよい。また、該着色または網掛け模様は、図9に示されるように点線(a)と点線(b)において同一であってもよいし、図10に示されるように異なるものであってもよい。さらに、前記点線(a)、(b)は、図11に示されるように、着色または網掛けと、不規則な配列の組み合わされた点線であってもよい。点の色については、特に限定されないが、医療従事者による見知をなるべく瞬時に行い得るよう目立つ色や濃厚色を用いることが好ましい。また、点の網掛けについては、図9〜図11に示される格子状の他、斜線や水玉模様など、塗りつぶしに代わる模様で有れば採用できる。このような点の着色または網掛けは点線を構成する点ごとに相違するものを採用しても差し支えない。
また、点線(a)および点線(b)の視認性を高めるため、隔壁2の背景部分にも着色を施してもよい。点線と背景の色が同一の場合には、その濃度を異なるものにしてもよい。
前記点線(a)、(b)は、隔壁2剥離前においては、図中、フィルム11側から見た場合の点線(c)とフィルム12側から見た場合の点線(d)で示されるように、奥側のフィルムに表示された点線は手前側のフィルムを通して視認されるため、実際の色よりも薄く表示される。したがって、濃い点と薄い点が混在した点線(c)、(d)が隔壁2剥離前の状態であることを予め認識しておくことにより、隔壁2の剥離状況をより明確に検知することができる。また反対に、点線(c)、(d)が濃い点と薄い点の混在しない同一濃度の点から構成されたものにしたい場合は、前記点線(a)、(b)はフィルムの裏側が表側よりも濃い色で表示されるように2重に印刷されたものであってもよい。
また、前記隔壁形成部51および52に点線が表示される面積は、対向するフィルムの隔壁形成部51、52に収まる大きさであれば特に限定されないが、医療従事者による見知を遅らせない程度に十分に大きいものが好ましい。さらに、前記隔壁形成部51および52に表示される点線は一本に限定されず複数本あってもよく、隔壁2剥離前に表示される点線の数もまたそれに対応して複数本であってもよい。
なお、前記点線の印刷方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷、ホットスタンプ、インクジェット印刷等、従来のフィルムや容器に使用されている印刷方法が用いられる。
本発明の隔壁形成部51および52は、図2に示すように対向するフィルム11および12の隔壁形成部に直接印刷されていてもよいし、図3に示すように、別途用意された貼付フィルム61、62に印刷したものを、対向するフィルム11および12の隔壁形成部の外表面に貼付してもよい。該貼付方法としては、熱溶着や接着剤による接着等、公知の方法が用いられる。このように印刷により隔壁2の剥離を表示しうる手段が設けられた本発明の複室容器1は、隔壁の剥離時にフィルムの破片や添加剤が容器内部に収容された液体に混入するおそれがないため、内容物の種類を制限することなく様々な用途に使用することができる。
本発明の複室容器の一実施例を示す側面図である。 本発明の複室容器の隔壁部分の一実施例を示す拡大断面図である。 本発明の複室容器の隔壁部分の他の実施例を示す拡大断面図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の一実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。 本発明の複室容器に設けられる隔壁の剥離を表示しうる手段の他の実施例を示す説明図である。
符号の説明
1 複室容器
2 隔壁
31、32 室
11、12 合成樹脂製フィルム
51、52 隔壁形成部
61、62 貼付フィルム

Claims (5)

  1. 合成樹脂製フィルムからなり、対向する該フィルムの一部を熱溶着して形成される剥離可能な隔壁により複数の室に区画され、該隔壁形成部に隔壁の剥離を表示しうる手段が設けられてなる複室容器において、該隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムのうち一方のフィルムの隔壁形成部に設けられる点線と、他方のフィルムの隔壁形成部に設けられた点線とからなり、これらの点線は、前記隔壁が剥離される前の状態で両点線が重なることなく一本の点線を表示しうるように表示されてなることを特徴とする複室容器。
  2. 前記隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムの隔壁形成部に直接印刷されてなる請求項1に記載の複室容器。
  3. 前記隔壁の剥離を表示しうる手段は、対向するフィルムの隔壁形成部の外表面に貼付されるフィルムに印刷されてなる請求項1に記載の複室容器。
  4. 前記隔壁形成部に設けられた点線は、着色された点で構成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複室容器。
  5. 前記隔壁形成部に設けられた点線は、網掛け模様が施された点で構成されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複室容器。
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