JP2000007027A - 液状物質収容容器 - Google Patents

液状物質収容容器

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JP2000007027A
JP2000007027A JP10176853A JP17685398A JP2000007027A JP 2000007027 A JP2000007027 A JP 2000007027A JP 10176853 A JP10176853 A JP 10176853A JP 17685398 A JP17685398 A JP 17685398A JP 2000007027 A JP2000007027 A JP 2000007027A
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liquid
liquid substance
container
mouth
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JP10176853A
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Jun Futagawa
準 二川
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Nissho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放されたときの口部形状がよく、粘性のあ
る液体がスムーズに流出する、特に瞬間接着剤用容器と
して好適な一回使用分使いきりタイプの液状物質収容容
器を提供する。 【解決手段】 液状物質収容容器1は、相対的に厚肉
なベースシート11と相対的に薄肉なカバーシート12
が重ね合わされ、物質収容部13および口部14を残し
て溶着されてなり、その口部14は弱シール部15によ
り剥離可能に閉鎖されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め液体が収容さ
れた一回使用分使いきりタイプの液状物質収容容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一回使用分ずつ使いきりタイプの
容器として、例えばコンタクトレンズを装着したまま点
眼できる目薬用容器等が知られている。この容器は口部
に薄肉部を介してキャップが設けられており、このキャ
ップをねじ切って開放するものである。しかしながら、
このタイプの容器は、ねじ切ったキャップ等がごみにな
るとともに、開放されたときの口部形状が悪く、液体が
目薬以外で粘性のある場合スムーズに流出しないという
欠点がある。
【0003】一方、瞬間接着剤は、従来口部先端に向け
縮径したボトル形状の容器に収容されたものが市販され
ている。この容器の口部内径は約1〜2mmであり、瞬
間接着剤の使用時には数滴ずつ滴下して使用するように
なっている。しかしながら、瞬間接着剤は一回使用する
と瞬間接着剤が容器の口部付近で固まってしまい、次回
使用時には容器の口部を針で孔を開けるかハサミで切る
等しなければ瞬間接着剤が出てこないという欠点があ
る。さらに、この作業時に瞬間接着剤が手に付着してし
まうという欠点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は如上の事情に
鑑みてなされたもので、開放されたときの口部形状がよ
く、粘性のある液状物質がスムーズに流出する、特に瞬
間接着剤用容器として好適な一回使用分使いきりタイプ
の液状物質収容容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意検討の結果、液状物質収容容器の口
部を剥離可能なシール部で閉鎖することにより、開放さ
れたときの口部形状のよい液状物質収容容器が得られる
ことを見出し、本発明に到達した。すなわち第一の発明
は、相対的に厚肉なベースシートと相対的に薄肉なカバ
ーシートを重ね、重ねられた二枚のシートを物質収容部
および口部を残して溶着し、さらに前記口部を剥離可能
なシール部により閉鎖してなる液状物質収容容器であ
る。ここで、シール部は低温溶着または弱接着シートを
介在させて溶着することにより形成されているのが好ま
しい。本発明の液状物質収容容器は瞬間接着剤用容器と
して好ましく採用され、さらに、物質収容部を剥離可能
なシール部で2室に区画すると2液型の瞬間接着剤用容
器として好ましく採用される。また第二の発明は、複数
の液状物質収容容器が一方向に分離可能に連設されると
ともに、該複数の連設された液状物質収容容器が、該液
状物質収容容器を巻き取って収納可能かつ1回使用分ず
つ取り出し可能なカートリッジに収納されているもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】第一の発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の液状物質収容容器の一実
施例を示す平面図であり、図2は図1に示すA−A線断
面図である。液状物質収容容器1は、相対的に厚肉なベ
ースシート11と相対的に薄肉なカバーシート12が重
ね合わされ、物質収容部13および口部14を残して溶
着されてなり、その口部14は弱シール部15により剥
離可能に閉鎖されている。
【0007】ベースシート11およびカバーシート12
は、互いに溶着する組合せであればよく、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の透明な合成
樹脂からなるものやラミネートフィルム(例えば、外層
にポリエチレンテレフタレート/内層にポリエチレンの
ラミネートフィルムと、外層にポリエチレンテレフタレ
ート/中間層にアルミニウム/内層にポリエチレンのラ
ミネートフィルムの組合せ)等が好適である。溶着はヒ
ートシールが好ましく採用される。物質収容部13は例
えばボトル状あるいは袋状に形成され、その内部には一
回使用分量の液体が収容されている。口部14は弱シー
ル部15により液密に閉鎖されており、弱シール部15
は、例えばベースシート11およびカバーシート12の
形成材料をポリエチレンにした場合、温度100〜18
0℃に設定された金型で数秒間溶着することにより形成
される。また弱シール部15は、例えばポリエチレンと
ポリプロピレンを適当にブレンドしたもの等からなる弱
接着シートをベースシート11とカバーシート12の間
に介在させて加熱することにより形成してもよい。
【0008】本発明の液状物質収容容器は、瞬間接着剤
等の液状接着剤用容器として好ましく使用できるが、調
味料、醤油、味噌、マヨネーズ、ケチャップ、わさび、
からし等の食品用容器としても使用できる。また、図3
に示すように、物質収容部を剥離可能なシール部(弱シ
ール部)で2室に区画すると2液型の瞬間接着剤用容器
として好ましく使用できる。尚、本発明の液状物質収容
容器は本実施例に限定されず、図4に示すような先細の
形状でもよい。
【0009】次に、第二の発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図5は複数の液状物質収容容器2が一方向
に分離可能に連設された状態を示す図であり、図6は図
5に示す複数の液状物質収容容器2がカートリッジ3内
に巻き取られ収納された状態を示す図、図7は図6に示
すB−B線断面図である。図6および図7に示すよう
に、カートリッジ3は、長尺状に連設された複数の液状
物質収容容器2をベースシート21を内側にして巻き取
り収納する収納室31と、上下一対の係合突起321を
有する回転棒32とを備えている。カートリッジ3には
液状物質収容容器2を取り出すためのスリット状の出口
33が設けられており、先端の液状物質収容容器2が出
口33から露出されている。また、図5に示すように、
複数の液状物質収容容器2は、ミシン目22で区画され
ており、最後端の液状物質収容容器2には回転棒32の
係合突起321と係合する上下一対の係合穴24を備え
た係合部が設けられている。
【0010】使用に際しては、先端の液体収容容器2を
手などで引っ張ってカートリッジ3から引き出し、これ
を、ミシン目22の部分で他の液状物質収容容器2から
切り放す。切り取った液状物質収容容器2の物質収容部
23を押圧すれば、弱シール部25が剥離するので、収
容された液状物質を取り出すことができる。本発明の液
状物質収容容器は、液状物質収容容器2を複数個連設し
てカートリッジ3内に収納しているので、コンパクトで
使いやすい。尚、本発明における複数の液状物質収容容
器は、カートリッジから液状物質収容容器を1個ずつ取
り出せる構造であれば本実施例に限定されず、図4に示
すような形状のものを連設してもよい。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、開放
されたときの口部形状がよく、粘性のある液体がスムー
ズに流出する液状物質収容容器が得られる。また、液状
物質収容容器を複数個連設して、カートリッジから一個
ずつ取り出せるようにすれば、コンパクトで使いやすく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液状物質収容容器の一実施例を示す平
面図である。
【図2】図1に示すA−A線断面図である。
【図3】図1に示す物質収容部13が弱シール部により
2室に区画された状態を示す平面図である。
【図4】本発明の液状物質収容容器の他の実施例を示す
平面図である。
【図5】複数の液状物質収容容器2が一方向に分離可能
に連設された状態を示す説明図である。
【図6】図5に示す複数の液状物質収容容器2がカート
リッジ3内に巻き取られ収納された状態を示す斜視図で
ある。
【図7】図6に示すB−B線断面図である。
【符号の説明】
1、2 液状物質収容容器 11、21 ベースシート 12 カバーシート 13、23 物質収容部 14 口部 15、25 弱シール部 22 ミシン目 24 係合穴 3 カートリッジ 31 収納室 32 回転棒 321 係合突起 33 出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に厚肉なベースシートと相対的に
    薄肉なカバーシートを重ね、重ねられた二枚のシートを
    物質収容部および口部を残して溶着し、さらに前記口部
    を剥離可能なシール部により閉鎖してなる液状物質収容
    容器。
  2. 【請求項2】 シール部が低温溶着により形成されてな
    る請求項1記載の液状物質収容容器。
  3. 【請求項3】 シール部が弱接着シートを介在させて溶
    着することにより形成されてなる請求項1記載の液状物
    質収容容器。
  4. 【請求項4】 液状物質が瞬間接着剤である請求項1〜
    3のいずれかに記載の液状物質収容容器。
  5. 【請求項5】 物質収容部が剥離可能なシール部により
    2室に区画されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の
    液状物質収容容器。
  6. 【請求項6】 複数の液状物質収容容器が一方向に分離
    可能に連設されるとともに、該複数の連設された液状物
    質収容容器が、該液状物質収容容器を巻き取って収納可
    能かつ1回使用分ずつ取り出し可能なカートリッジに収
    納されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の液状物質
    収容容器。
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