JP2006177453A - ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体 - Google Patents

ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006177453A
JP2006177453A JP2004371713A JP2004371713A JP2006177453A JP 2006177453 A JP2006177453 A JP 2006177453A JP 2004371713 A JP2004371713 A JP 2004371713A JP 2004371713 A JP2004371713 A JP 2004371713A JP 2006177453 A JP2006177453 A JP 2006177453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
shaft
rotary joint
shaft body
divided body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004371713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4681872B2 (ja
Inventor
Hiroshi Imai
弘 今井
Koichi Abe
晃一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Surpass Industry Co Ltd
Original Assignee
Surpass Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Surpass Industry Co Ltd filed Critical Surpass Industry Co Ltd
Priority to JP2004371713A priority Critical patent/JP4681872B2/ja
Priority to PCT/JP2005/023340 priority patent/WO2006068126A1/ja
Priority to EP05820358A priority patent/EP1832795B1/en
Priority to US11/793,610 priority patent/US7976069B2/en
Priority to KR1020077013997A priority patent/KR101127180B1/ko
Publication of JP2006177453A publication Critical patent/JP2006177453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4681872B2 publication Critical patent/JP4681872B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
    • F16L39/06Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies of the multiline swivel type, e.g. comprising a plurality of axially mounted modules
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/18Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】 使用する薬液等の増減に対して安価に対応できるとともに、その製造コスト等の削減や製造に要する期間を短縮できるロータリージョイントおよびその筐体分割体を提供する。
【解決手段】 略円柱状の軸体3と、軸体3内に形成されるとともに、その側面に開口部を有する軸体流通孔15a,15b,15c,15dと、軸体3を相対回転可能に挿通させる挿通孔5が形成された筐体7と、軸体3の中心軸C方向に並ぶように筐体7を複数に分割して形成された筐体分割体25,25,27a,27b,27c,27dと、軸体流通孔15a,15b,15c,15dと筐体7の外部とを連通させる筐体流通孔51と、軸体流通孔15a,15b,15c,15dと筐体流通孔51とを連通させる円環溝49と、軸体3と筐体7との間における中心軸C方向への流体の移動を遮断する円環状の漏洩防止部材43と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体に関する。
従来、CMP(Chemical Mechanical Polishing)装置による半導体ウエハの表面研摩処理は、半導体ウエハをCMP装置のターンテーブルとトップリングとの間に挟んだ状態で、ターンテーブルとトップリングとを別個独立して回転させることにより行われている。
このように半導体ウエハのポリッシングを行う場合に、ターンテーブル又はトップリングからポリッシングに用いる各種の薬液の供給が行われる。また、半導体ウエハ等の真空吸着や、エアスパウト、水スパウトなどに用いる空気や水の供給等もターンテーブル又はトップリングから行われている。
そのため、固定配置されたCMP装置本体と、これに回転自在に支持されたターンテーブル又はトップリングとの間には、上記各種薬液や、空気、水などを漏れなく流動させるロータリージョイントが設けられている。
この種のロータリージョイントとしては、円柱状のシャフトとシャフトを包むように形成された円筒状の筐体とを相対的に回転可能に配置し、筐体からシャフトへ、あるいは、シャフトから筐体へ各種薬液等を漏らすことなく流動させる構成が一般的に知られている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許第5713609号明細書
上述の特許文献1におけるロータリージョイントは、円柱状のシャフトと、シャフトが挿通される孔が形成された筐体とから概略構成され、シャフトと筐体とがシャフト中心軸周りに相対回転可能に配置されている。筐体には、シャフトの中心軸方向に沿って、流路となる貫通孔が並んで形成されている。シャフトには、中失軸方向に沿って形成され、前述の貫通孔に対応するシャフトの側面に開口する貫通孔が形成されている。この構成により、シャフトと筐体との間で薬液などを流動させる流路が形成されている。
しかしながら、上述の特許文献1のロータリージョイントにおいては、シャフトおよび筐体に形成された流路の数を変更できないため、例えば、CMP装置などにおいて使用する薬液種類が増減したときには、その増減に対応できずロータリージョイント全体を交換する必要があり、コストがかさむという問題があった。
また、CMP装置などで用いられる薬液などの種類は、例えば、1種類の場合から4種類,5種類の場合まであり、これら全パターンに対応するロータリージョイントをそれぞれ必要数製造し、在庫として保有することは、製造者の負担となっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、使用する薬液等の増減に対して安価に対応できるとともに、その製造コスト等の削減や製造に要する期間を短縮できるロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のロータリージョイントは、略円柱状の軸体と、該軸体内に形成されるとともに、その側面に開口部を有する軸体流通孔と、前記軸体を相対回転可能に挿通させる挿通孔が形成された筐体と、前記軸体の中心軸方向に並ぶように前記筐体を複数に分割して形成された筐体分割体と、該筐体分割体に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体の外部とを連通させる筐体流通孔と、前記軸体の側面または前記挿通孔の内周面の少なくとも一方に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体流通孔とを連通させる円環溝と、前記軸体と前記筐体との間における前記中心軸方向への流体の移動を遮断する円環状の漏洩防止部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、筐体分割体の数を変更するとともに、軸体を筐体分割体の数に対応した軸体に取り替えることにより、互いに混合することなく流通できる流体の種類、例えば薬液等の種類数を変更できる。
例えば、流体の種類数を減らす場合には、減らした流体の種類数に対応した軸体のみを新たに製作、あるいは、製造元に発注し、余分な筐体分割体はロータリージョイントから取り外せばよい。また、流体の種類数を増やす場合には、増やした流体の種類数に対応した軸体と、不足する筐体分割体を新たに製作、あるいは、製造元に発注すればよい。
そのため、ロータリージョイント全体を交換する方法と比較して、軸体のみ、あるいは軸体と不足する筐体分割体のみを新たに準備だけなので、安価に対応できる。
筐体分割体は、上記流通させる流体の種類数の変動に対して、その数を変更して対応するため、その形状を変更させる必要がない。そのため、上記流通させる流体の種類数に対応した専用筐体を用いる方法と比較して、同一形状の筐体分割体のみを製造すればよいことから、製造工程の簡略化、時間短縮、コスト低減を図りやすくできる。さらに、在庫を保管するスペースを削減できる。
また、上記発明においては、一の筐体分割体と他の筐体分割体とが互いに対向する対向面に、前記一の筐体分割体および前記他の筐体分割体に形成された前記挿通孔の中心軸を一致させる中心軸決め手段が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、中心軸決め手段を設けたことにより、筐体分割体に形成された挿通孔の中心軸を容易に一致させることができる。そのため、筐体分割体のズレによる挿通孔の内周面の段差形成が防止され、軸体と挿通孔との間隔のばらつきを抑えることができる。
その結果、軸体と漏洩防止部材との接触部における面圧のばらつきを抑えることができ、軸体や漏洩防止部材の磨耗促進を防止でき、ひいては軸体流通孔と筐体流通孔との間を流通する流体の漏洩を防止できる。
さらに、上記発明においては、前記中心軸決め手段が、前記一の筐体分割体の対向面に形成された前記中心軸を中心とする円環状の凸部と、前記他の筐体分割体の対向面に形成された前記凸部と嵌合する前記中心軸を中心とした円環状の凹部と、であることが望ましい。
本発明によれば、凸部や凹部を、筐体分割体、特にその挿通孔を形成する際に同時に形成できるため、挿通孔の中心軸と凸部の中心軸、挿通孔の中心軸と凹部の中心軸を高い精度で一致させることができる。そのため、軸体と挿通孔との間隔のばらつきをより抑えることができ、軸体や漏洩防止部材の磨耗防止、軸体流通孔と筐体流通孔との間を流通する流体の漏洩防止を図ることができる。
具体的には、凸部や凹部は挿通孔の加工と同工程で、筐体分割体を保持冶具(チャック)から取り外すことなく加工できるため、高い相対位置精度を確保できる。
上記発明においては、前記筐体が一列に配列された前記複数の筐体分割体と、前記複数の筐体分割体を一体に固定する締結部材とを有し、前記筐体の両端に配置された一対の筐体分割体には、前記締結部材が係止される係止部が形成され、前記一対の筐体分割体間に挟まれた筐体分割体には、前記締結部材が挿通される締結部材用孔が形成されていることが望ましい。
本発明によれば、一列に配列された複数の筐体分割体の両端に配置された筐体分割体を、締結部材により締結することで上記複数の筐体分割体を一体に固定、結合させることができる。そのため、上記複数の筐体分割体を容易に分離、結合させることができ、上記流通させる流体の種類数の変更に容易に対応できる。
上記発明においては、前記締結部材が、一方の端部の少なくとも先端領域に雄ねじ部が形成されるとともに、他方の端部に頭部が形成されたボルトであり、前記一対の筐体分割体の一方に形成された係止部が、前記雄ねじ部と螺合する係止用雌ねじ部であり、他方の筐体分割体に形成された係止部が、前記頭部と接触する座面であることが望ましい。
本発明によれば、締結部材がボルトであるため、ボルトの雄ねじ部と筐体分割体の係止用雌ねじ部とを螺合させることにより、容易に上記複数の筐体分割体を一体に結合させることができる。また、上記螺合を解除することにより、容易に上記複数の筐体分割体を分離させることができる。
上記発明においては、前記締結部材用孔の内周面に、前記雄ねじ部の外径より内径の大きな孔部雌ねじ部が形成されていることが望ましい。
本発明によれば、例えば、締結部材の締結を解除した後においても、上記複数の筐体分割体の分離が困難な場合でも、容易に上記複数の筐体分割体を分離できる。具体的には、まず、隣接する筐体分割体の相対位相をずらすことにより、締結部材用孔をずらし、その後、孔部雌ねじ部と螺合する所定のボルトを孔部雌ねじ部に螺合させることにより、所定のボルトが隣接する筐体分割体を押圧し、分離させることができる。
上記発明においては、前記軸体と前記筐体とを前記中心軸周りに相対回転可能に支持する回転支持体が、前記軸体に少なくとも一対備えられ、前記軸体の一方の端部に備えられた前記回転支持体の外径が、前記軸体の外径よりも小さいことが望ましい。
本発明によれば、軸体に回転支持体が配置されているため、軸体の中心軸と挿通孔の中心軸との相対位置精度を悪化させることなく、軸体と筐体とを分解および組み立てできる。
例えば、回転支持体がベアリングの場合、その内輪と軸体とを分離可能に配置する方法と比較して、ベアリングの外輪と筐体とを分離可能に配置する方が、軸体の中心軸と挿通孔の中心軸との相対位置精度を確保しやすい。その結果、軸体と挿通孔との間隔の不均一を防止でき、軸体や漏洩防止部材の磨耗促進を防止でき、ひいては軸体流通孔と筐体流通孔との間を流通する流体の漏洩を防止することができるようにした。
具体的には、ベアリングの外輪と筐体とを分離可能に配置することにより、以下の問題を防止することができる。
一般的に、ベアリング内輪と軸体とのをきつくする必要が知られており、メンテナンスなどの際に軸体からベアリングを取り出したり、軸体にベアリングを再組み立てしたりする時に、それぞれ専用の治具が必要とされ、現場でのメンテナンスが難しくなる問題を防止できる。
軸体からベアリングを取り出す際にベアリングに傷をつける恐れがあり、この傷により、軸体の中心軸と挿通孔の中心軸との相対位置精度が悪化する問題。これによる薬液などの漏れや、ロータリージョイントの寿命が短くなる問題を防止できる。
そのため、本発明のロータリージョイントは、メンテナンスの際に回転支持体の内輪から軸体を抜く必要がないため、一方の回転支持体の外輪を、軸体の外径より小さくし、軸体についてはきつい嵌め合いで挿入できる。筐体と回転支持体との嵌め合いを緩くすることにより、回転支持体から軸体を抜くことなく筐体を取り出すことができ、ロータリージョイントのメンテナンスができる。
また、メンテナンスなどの再組み立ての際にも回転支持体の内輪を抑えて嵌め込む治具を必要とせず、回転支持体に対して再組み立てなどの行為を必要としないため、簡単に現場でメンテナンスを行うことができる。
その結果、回転支持体の取り付け・取り外し用治具を用いず、かつ、回転支持体を傷つけることなくロータリージョイントのメンテナンス等を行うことができる。
また、一方の端部に備えられた回転支持体の外径が、軸体の外径よりも小さいため、漏洩防止部材を上記一方の端部から取り外すことができる。そのため、劣化、磨耗した漏洩防止部材の交換時や、筐体分割体数の変更時などにおいても、軸体から回転支持体を取り外す必要がなくなり、軸体の中心軸と挿通孔の中心軸との相対位置精度の悪化を防止できる。
上記発明においては、前記漏洩防止部材が前記筐体側に固定され、前記軸体の側面であって、少なくとも前記漏洩防止部材との摺動領域に耐磨耗材がコーティングされていることが望ましい。
本発明によれば、耐磨耗材がコーティングされていることにより、軸体が漏洩防止部材との摺動による磨耗を防止できる。そのため、軸体と漏洩防止部材との接触面圧の低下や、更には、軸体と漏洩防止部材との離間を防止でき、軸体流通孔と筐体流通孔との間を流通する流体の漏洩防止を図ることができる。
また、耐磨耗材を軸体の側面にコーティングしているため、例えば、耐磨耗材から形成された円筒を軸体に被せる方法と比較して、軸体の寸法制度を確保しやすく、その製造が容易となるため製造コストの低減を図ることができる。
上記発明においては、前記漏洩防止部材が、断面が略U字型のシール部材であり、前記筐体分割体同士の接合面を挟んで、一対の前記シール部材を前記中心軸方向に並べて配置するとともに、略U字型の開口が前記中心軸方向に沿って反対方向を向くように配置され、前記シール部材の間に円環状の補強部材が配置されていることが望ましい。
本発明によれば、補強部材によりシール部材を支持できるため、シール部材の移動を防止し、所定位置に固定配置できる。そのため、シール部材と軸体との接触部を安定させることができ、流体の漏れを防止できる。
例えば、上記一対のシール部材同士が接触して支持しあう場合では、シール部材が移動する可能性がある。すると、シール部材と軸体との接触部がずれて流体が漏れる場合がある。
本発明のロータリージョイントの筐体分割体は、略円柱状の軸体と、該軸体内に形成されるとともに、その側面に開口部を有する軸体流通孔と、前記軸体を相対回転可能に挿通させる挿通孔が形成された筐体と、該筐体を複数に分割した筐体分割体と、該筐体分割体に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体の外部とを連通させる筐体流通孔と、前記軸体の側面または前記挿通孔の内周面の少なくとも一方に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体流通孔とを連通させる円環溝と、前記軸体と前記筐体との間における前記中心軸方向への流体の移動を遮断する円環状の漏洩防止部材と、を有するロータリージョイントの筐体分割体であって、前記筐体分割体が、前記軸体の中心軸方向に並ぶように分割されていることを特徴とする。
本発明によれば、筐体分割体を、軸体の中心軸方向に並ぶように分割して形成しているため、筐体分割体の数を変更するとともに、軸体を筐体分割体の数に対応した軸体に取り替えることにより、筐体と軸体との間を互いに混合することなく流通させることができる流体の種類、例えば薬液の種類を増減させることができる。
また、筐体分割体は、上記流通させる流体の種類数の変動に対して、その数を変更して対応するため、その形状を変更させる必要がない。そのため、上記流通させる流体の種類数に対応した専用筐体を用いる方法と比較して、同一形状の筐体分割体のみを製造すればよいことから、製造工程の簡略化、時間短縮、コスト低減を図りやすくできる。さらに、在庫を保管するスペースを削減できる。
本発明のロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体によれば、使用する薬液等の増減に対して筐体分割体の数を変更するとともに、軸体を筐体分割体の数に対応した軸体に取り替えることにより、安価に対応できるという効果を奏する。
筐体分割体は上記流通させる流体の種類数の変動に対して、その形状を変更させる必要がないため、筐体分割体も含めたロータリージョイントの製造コスト等の削減や製造に要する期間を短縮できるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係るロータリージョイントおよびロータリージョイントを備えたCMP装置について、図1から図5を参照して説明する。
まず、本発明のロータリージョイントを備えたCMP装置について説明する。
図1は、本発明に係るロータリージョイントを備えたCMP装置における、当該ロータリージョイントに係る部分を説明する概略図である。
CMP装置101は、図1に示すように、略鉛直方向の回転軸P回りに駆動回転される回転テーブル部103と、水平進退移動(往復動)するパッド支持部105と、から概略構成され、回転テーブル部103とパッド支持部105との間に研磨されるシリコンなどのウエハ107が配置されている。
パッド支持部105には、略鉛直方向の回転軸Q回りに回転駆動される研磨パッド109と、研磨パッド109に研磨用の薬液を給排する給排装置111と、加圧空気を供給する空気供給装置113と、給排装置111と研磨パッド109との間および空気供給装置113と研磨パッド109との間を相対回転可能に接続するロータリージョイント1と、が配置されている。
給排装置111から研磨パッド109までの間には、研磨用の薬液が流通する給排経路115が形成され、空気供給装置113から研磨パッド109までの間には、加圧空気が流通する空気経路117が形成されている。
なお、研磨用の薬液としては、アルカリ成分としてKOH(水酸化カリウム)を含むシリカスラリにイソプロピルアルコールを添加したものを例示することができる。
このCMP装置101によれば、まず、ウエハ107の表面107aが上になるようにウエハ107が回転テーブル部103上に配置され、保持される。それから、研磨パッド109をウエハ107に向けて移動させ、研磨パッド109のパッド部119を表面107aに接触させる。
次に、空気供給装置113により加圧された空気とともに、給排装置111から供給された研磨用の薬液をパッド部119とウエハ107との間に噴出させる。この時同時に、研磨パッド109を回転させながら水平進退移動(往復動)または研磨パッド109を公転させることにより、ウエハ107の表面107aを研磨する。
パッド部119には、加圧空気をウエハ107に向けて噴出させる複数に分岐された分岐空気経路が形成されている。分岐空気経路から噴出された加圧空気は、同じくパッド部119とウエハ107との間に噴出された研磨用の薬液を素早く均一に分散させる。また、加圧空気は、薬液の残液をパッド部119とウエハ107との間から速やかに排除させる。
また、研磨の終了後は、給排装置111により給排経路115内に残留する研磨用の薬液を吸引して廃棄し、ウエハ107の表面107aへの滴下を防止する。
次に、本発明に係るロータリージョイントについて説明する。
図2は、本発明に係るロータリージョイントの構成を説明する断面図である。
ロータリージョイント1は、図2に示すように、略円柱形のシャフト(軸体)3と、シャフト3が挿通される挿通孔5が形成された略円筒形のハウジング(筐体)7と、から概略構成され、シャフト3とハウジング7とがシャフト3の中心軸回りに相対回転可能に構成されている。
シャフト3は、略円筒形の軸部9と、その一方の端部に形成された軸部9より径の大きなフランジ部11と、他方の端部に形成された軸部9より径の小さな小径部13と、から概略形成されている。また、軸部9の表面、少なくとも後述するシール部材との摺動面には、耐磨耗材であるセラミックが溶射され、軸部9の表面にコーティングされている。なお、後述する軸部ベアリングの配置部には上記セラミックコーティングは施されていないことが望ましい。また、溶射に用いられる方法には、さまざまな方法が知られているが、特に限定するものではない。
なお、シャフト3は、耐薬液性を有する材料が好ましく、例えばステンレスなどの金属から形成され、SUS316などを例示できるが、これに限定されるものではない。
図3は、図2のロータリージョイントの側面図である。
軸部9内には、図2および図3に示すように、4本の軸流通路(軸体流通孔)15a,15b,15c,15dが形成されている。各軸流通路15a,15b,15c,15dは、図3に示すように、フランジ部11の端面にフランジ側の開口部を有し、各フランジ側の開口部はシャフト3の中心軸Cを中心とした同一円周上に等間隔に配置されている。軸流通路15a,15b,15c,15dは、図2に示すように、フランジ側の開口部からシャフト中心軸Cに沿って、小径部13側へ延びている。
そして、各軸流通路15a,15b,15c,15dは、それぞれ異なる所定の位置で略直角に折れ曲がるように形成され、軸部9の側面の軸部の開口部にて外部と連通される。具体的には、各軸流通路15a,15b,15c,15dは、後述する各ハウジング流通路と対応する位置で折れ曲がるように形成されている。
シャフト3には、軸部9のフランジ部11側に配置された軸部ベアリング(回転支持体)17と、小径部に配置された小径部ベアリング(回転支持体)19とが備えられ、ハウジング7に対して、シャフト3を中心軸C回りに回転可能に支持している。小径部ベアリング19の外径は、軸部9の外径よりも小さくなるように設定されている。
フランジ部11には、上述の研磨パッド109(図1参照)と接続される接続用ねじ孔21が形成されている。この接続用ねじ孔21を介して、フランジ部11と研磨パッド109とが接続されている。
ハウジング7は、図2に示すように、一列に配列された分割体から構成されており、分割体は、端部に配置されたフロント分割体(筐体分割体)23およびリア分割体(筐体分割体)25と、その間に配置されたハウジング分割体(筐体分割体)27a,27b,27c,27dと、から構成されている。フロント分割体23には、フロントカバー29が配置され、リア分割体25には、リアカバー31が配置されている。
また、フロント分割体23、ハウジング分割体27a,27b,27c,27d、および、リア分割体25を一体に固定する第1貫通ボルト(締結部材)33と、フロントカバー29、フロント分割体23、ハウジング分割体27a,27b,27c,27d、リア分割体25、および、リアカバー31を一体に固定する第2貫通ボルト(締結部材)35と、が備えられている。
また、ハウジング7には、ハウジング分割体27a,27b,27c,27dと、フロント分割体23と、リア分割体25と、リアカバー31と、を貫通して挿通孔5が形成され、挿通孔5にはシャフト3が挿通されている。
ハウジング分割体27a,27b,27c,27dおよびフロント分割体23におけるリア分割体25側のリア接触面(対向面)37の外縁近傍領域には、挿通孔5と中心軸Cを共有する円環状の凸部であるインロー(中心軸決め手段,凸部)39aが形成されている。
また、ハウジング分割体27a,27b,27c,27dおよびリア分割体25におけるフロント分割体23側のフロント接触面(対向面)41の外縁近傍領域には、挿通孔5と中心軸Cを共有する円環状の凹部であるインロー(中心軸決め手段,凹部)39bとが形成されている。
これらインロー39aおよびインロー39bは互いに嵌合可能に形成されており、インロー39a,39bを嵌合させることにより、ハウジング分割体27a,27b,27c,27d、フロント分割体23、および、リア分割体25に形成された各挿通孔5の中心軸を所定の誤差範囲内に配置させることができる。
なお、上述のように、インロー39a,39bを用いることにより、挿通孔5の中心軸の位置合わせを行ってもよいし、例えば位置決めピンなどを用いて挿通孔5の中心軸の位置合わせを行ってもよい。
ハウジング分割体27a,27b,27c,27dのリア接触面37とフロント接触面41、フロント分割体23のリア接触面37、および、リア分割体25のフロント接触面41における内縁隣接領域には、後述するシール部材が配置される円環状の段差部42が形成されている。
また、段差部42の半径方向外方に隣接して、後述する補強部材を保持する保持部が形成されている。
シール部材(漏洩防止部材)43は、全体が円環形状に形成され、その断面形状が挿通孔5の中心軸方向に開口を有する略U字形状であるジャケットと、ジャケットの中にコイル型に形成されたスプリングと、から構成されている。ジャケットの材料としては、耐薬液性を備え、かつ、流体のシール性および耐摩耗性を備えた樹脂系材料が好ましく、例えば、グラファイトやカーボン、ガラス繊維などを添加して耐摩耗性を向上させたPTFE(ポリ4フッ化エチレン)等を例示できる。また、スプリングは内部からジャケットを押し広げるように付勢し、ジャケットをシャフト3および段差部42に押し付けている。
シール部材43は、段差部42とシャフト3との間に配置されている。また、ハウジング分割体27a,27b,27c,27dに配置されているシール部材43については、ジャケットの開口が後述する円環溝側に向くように配置されている。フロント分割体23およびリア分割体25に配置されているシール部材43については、ジャケットの開口がハウジング分割体27a,27b,27c,27dに対して逆方向を向くように配置されている。つまり、隣接するシール部材43は、互いの開口が反対方向を向くように配置されている。
シール部材43の間には、円環形状上に形成された補強部材45が配置されている。補強部材45は、両側に配置されたシール部材43のジャケットと接触して配置され、シール部材43が移動するのを防止している。
ハウジング分割体27a,27b,27c,27dのフロント接触面41、および、リア分割体25のフロント接触面41における、インロー39bと段差部42との間には、後述するOリングを配置する円環状の溝部が形成され、円環状に形成された漏洩防止部材であるOリング47が配置されている。Oリング47は、溝部と接触するとともに、対向するリア接触面37とも接触するように配置されている。Oリング47を配置することにより、フロント接触面41とリア接触面37との間から流体が漏れたり、外気が侵入したりすることを防止できる。
なお、溝部に配置されるものは、上述のようにOリング47であってもよいが、漏洩防止の作用を奏する部材であれば他のものであってもよく、特に限定されない。
ハウジング分割体27a,27b,27c,27dの挿通孔5の内周面であって、段差部42の間には、それぞれ挿通孔5の中心軸Cをその中心軸とする円環溝49が形成されている。また、ハウジング分割体27a,27b,27c,27dには、円環溝49とハウジング7の外部とをつなぐハウジング流路(筐体流通孔)51が形成されている。これら円環溝49は、前述の軸流通路15a,15b,15c,15dの軸側の開口部と連通可能な位置に配置されている。
フロント分割体23には、前述した小径部ベアリング19の外輪を支持するフロント支持部53が形成されている。フロント支持部53は、挿通孔5の内周面から凸状に突出した円環部として形成されている。
また、リア分割体25には、前述した軸部ベアリング17の外輪を支持するリア支持部55が形成されている。リア支持部55は、挿通孔5の内周面にたいして凹状に凹んだ円環溝として形成されている。
これらフロント支持部53およびリア支持部55は、その中心軸が挿通孔5の中心軸Cと一致するように形成されている。また、フロント支持部53およびリア支持部55は、それぞれ小径部ベアリング19および軸部ベアリング17と接触、離間可能に配置され、固定されていない。
フロント分割体23およびハウジング分割体27a,27b,27c,27dには、第1貫通ボルト33が挿通される第1貫通ボルト孔(締結部材用孔)57が形成され、リア分割体25には、第1貫通ボルト33の雄ねじ部59と螺合する係止用雌ねじ部(係止部)61が形成されている。また、フロント分割体23には、第1貫通ボルト33の頭部63が収納される座繰り部が形成され、座繰り部の底面である座面(係止部)65と頭部63とが接触している。
第1貫通ボルト孔57の内周面には、雄ねじ部59の外径より内径の大きな孔部雌ねじ部67が形成されている。例えば、雄ねじ部59がM6の雄ねじとすると、孔部雌ねじ部67はM8の雌ねじとすることで上記の関係となる。
また、第2貫通ボルト35に対しても同様に、フロントカバー29、フロント分割体、ハウジング分割体27a,27b,27c,27d、およびリアカバー31には、第2貫通ボルト孔69が形成され、リアカバー31には、第2貫通ボルト35に雄ねじ部59と螺合する係止用雌ねじ部61が形成されている。
ハウジング分割体27dの外側側面には、ハウジング7の回転を規制する部材を取り付ける取り付け穴(図示せず)が形成されている。ここに、回転規制部材(図示せず)を取り付けることにより、ハウジング7の回転を規制できる。なお、取り付け穴71は、上述のようにハウジング分割体27dに形成してもよいし、他のハウジング分割体27a,27b,27cに形成してもよいし、フロント分割体23やリア分割体25に形成しても構わない。
次に、上記の構成からなるロータリージョイント1における作用について説明する。
ロータリージョイント1は、図1および図2に示すように、シャフト3がパッド支持部105と接続されて回転駆動され、ハウジング7が上述の回転規制部材により固定配置されている。なお、シャフト3の回転速度はCMP装置101の使用条件により異なるが、例えば、毎分100回転から200回転程度の回転速度を例示できる。
この状態で、給排装置111および空気供給装置113から供給された各薬液および空気などが、ロータリージョイント1に供給される。供給された各薬液および空気などは、それぞれハウジング流路51を流れて、円環溝49に流入し、そこから軸流通路15a,15b,15c,15dに流入する。軸流通路15a,15b,15c,15dに流入した各薬液および空気は、パッド支持部105に供給され、ウエハ107の研磨に用いられる。なお、供給される薬液および空気などの供給圧力は、CMP装置101の使用条件により異なるが、例えば、−100kPaから250kPa程度の範囲内の供給圧力を例示できる。供給圧力が負圧の場合には、薬液や空気の吸引が行われていることを示している。
また、円環溝49に流入した各薬液および空気の大半は軸流通路15a,15b,15c,15dに流入するが、一部は、シャフト3と挿通孔5との隙間に流入する。この隙間に流入した各薬液または空気は、段差部42に配置されたシール部材43により遮断される。具体的には、シール部材43のジャケットと段差部42との接触部、および、シール部材43のジャケットとシャフト3との接触部により遮断される。ジャケットは各薬液または空気の圧力により押し広げられ、段差部42およびシャフト3との接触圧が高くなりよりシール性が高くなる。
シール部材43は、各薬液または空気の圧力により押し込まれるが、補強部材45により支持されるため、その移動が防止されている。
一方、各薬液または空気の供給圧力が負圧の場合には、負圧となった円環溝に対して補強部材45を挟んで隣接するシール部材43により、他の薬液や空気などの流入が遮断され、かつ、Oリング47により外気の流入が遮断される。
負圧となった円環溝に隣接するシール部材43は、その両側の圧力差によりジャケットの開口が閉じる方向の力が働き、シール性が低下する。逆に、補強部材を挟んで隣接するシール部材43には、ジャケットの開口が開く方向の力が働きシール性が向上する。
次に、ロータリージョイント1における対応可能な薬液等の数の変更方法について説明する。
まず、第2貫通ボルト35を外すことにより、フロントカバー29をハウジング7から取り外し、第1貫通ボルト33をハウジング7から取り外す。
その後、ハウジング7を構成するフロント分割体23、ハウジング分割体27a,27b,27c,27d、リア分割体25を、順にシャフト3の小径部13側から取り外す。これにより、シャフト3が取り出される。
図4は、図2のロータリージョイント1において、対応する薬液等の数を1種類に変更した変形例を示す図であり、図5は、図4のロータリージョイントの側面図である。
対応する薬液等の数を変更する際に、シャフト3のみは、その内部に形成された軸流通路数やシャフト3の長さを変更できないため、取り替えられる。ここでは、図4および図5に示すように、対応する薬液等の数が1種類の場合について説明する。そのため、取り替えられた新たなシャフト(軸体)3´には、1本の軸流通路15aが形成されている。
そして、リア分割体25、ハウジング分割体27a、フロント分割体23をこの順にシャフト3´の小径部13側から挿通させる。
この時、フロント分割体23とハウジング分割体27aの相対位置合わせ、および、ハウジング分割体27aとリア分割体25の相対位置あわせは、インロー39aとインロー39bの嵌合により行われる。そのため、それぞれに形成された挿通孔5の中心軸が略一致するように組み合わされる。
そして、フロント分割体23、ハウジング分割体27a、リア分割体25は第1貫通ボルト(締結部材)33´により一体に締結される。このように、各分割体を第1貫通ボルト33´により一体に締結するため、各挿通孔5の中心軸の一致度を損なうことなく締結できる。
また、ロータリージョイント1のメンテナンス、例えばシール部材43交換などの場合にも同様に、フロント分割体23およびハウジング分割体27a,27b,27c,27d等をシャフト3の小径部13側から取り外すことにより、シール部材43等を小径部13側から交換する。
薬液等にスラリーが含まれている場合には、各分割体の分離が困難になる場合がある。例えば、ハウジング分割体27a,27bの分離が困難である場合には、ハウジング分割体27aとハウジング分割体27bとの周方向の位相をずらして、ハウジング分割体27aとハウジング分割体27bとの第1貫通ボルト孔57をずらす。
そして、孔部雌ねじ部67と螺合するボルト(M8ボルト)をハウジング分割体27aから螺合させる。上記ボルトの先端をハウジング分割体27bに当接させ、押圧することでハウジング分割体27a,27bを分離できる。
上記の構成によれば、ハウジング分割体の数を変更するとともに、シャフト3をハウジング分割体の数に対応したシャフト3に取り替えることにより、互いに混合することなく流通できる薬液等の種類数を変更できる。
例えば、薬液等の種類数を減らす場合には、シャフト3を減らした薬液等の種類数に対応したシャフトに変更し、余分なハウジング分割体はロータリージョイント1から取り外巣ことで対応できる。また、薬液等の種類数を増やす場合には、増やした後の薬液等の種類数に対応したシャフトに変更し、不足するハウジング分割体追加することで対応できる。
そのため、ロータリージョイント1全体を交換する方法と比較して、シャフトのみ、あるいはシャフトと不足するハウジング分割体のみを新たに準備だけで対応できるため、安価に対応できる。
ハウジング分割体は、薬液等の種類数の変動に対して、その数を変更して対応するため、ハウジング分割体の形状を変更させる必要がない。そのため、薬液等の種類数に対応した専用ハウジングを用いる方法と比較して、同一形状のハウジング分割体のみを製造すればよいことから、製造工程の簡略化、時間短縮、コスト低減を図りやすくできる。さらに、在庫を保管するスペースを削減できる。
インロー39a,39bを設けたことにより、ハウジング分割体等に形成された挿通孔5の中心軸Cを容易に一致させることができる。そのため、ハウジング分割体等のズレによる挿通孔5の内周面の段差形成が防止され、シャフト3と挿通孔5との間隔のばらつきを抑えることができる。
その結果、シャフト3とシール部材43との接触部における面圧のばらつきを抑えることができ、シャフト3やシール部材43の磨耗促進を防止でき、ひいては軸流通路15a,15b,15c,15dとハウジング流路51との間を流通する薬液等の漏洩を防止できる。
インロー39a,39bを、ハウジング分割体、特にその挿通孔5を形成する際に同時に形成できるため、挿通孔5の中心軸Cとインロー39aの中心軸、挿通孔5の中心軸Cとインロー39bの中心軸を高い精度で一致させることができる。そのため、シャフト3と挿通孔5との間隔のばらつきをより抑えることができる。
具体的には、インロー39a,39bは挿通孔5の加工と同工程で、ハウジング分割体を保持冶具(チャック)から取り外すことなく加工できるため、高い相対位置精度を確保できる。
シャフト3に小径部ベアリング19および軸部ベアリング17が備えられているため、シャフト3の中心軸と挿通孔5の中心軸との相対位置精度を悪化させることなく、シャフト3とハウジング分割体等とを分解および組み立てできる。
つまり、ベアリングの内輪とシャフト3とを分離可能に配置する方法と比較して、ベアリングの外輪とハウジング7とを分離可能に配置する方が、シャフト3の中心軸と挿通孔5の中心軸との相対位置精度を確保しやすい。
また、シャフト3の小径部13に備えられた小径部ベアリング19の外径が、シャフト3における軸部9の外径よりも小さいため、シャフト3から小径部ベアリング19を抜くことなくハウジング分割体等を分解および組み立てできる。そのため、小径部ベアリング19とシャフト3との嵌め合いをきつくすることができ、シャフト3の中心軸と挿通孔5の中心軸との相対位置精度悪化を防止できる。
小径部ベアリング19を嵌め合いのきついシャフト3から取り出す必要がないため、小径部ベアリング19の取り出し及び再組み立て時において、小径部ベアリング19を傷つける恐れがなくなる。そのため、シャフト3の中心軸と挿通孔5の中心軸との相対位置精度の悪化を防止でき、薬液などの漏れや、ロータリージョイント1の短寿命化を防止できる。
また、メンテナンス時における、小径部ベアリング19取り出し用の治具が不要となるとともに、再組み立て時に用いる小径部ベアリング19の内輪を抑える嵌め込み用の治具が不要となり、現場でのメンテナンス作業を容易にすることができる。
また、シャフト3の小径部13に備えられた小径部ベアリング19の外径が、シャフト3における軸部9の外径よりも小さいため、小径部ベアリング19をシャフト3から取り外すことなく、シール部材43を小径部13から取り外すことができる。そのため、劣化、磨耗したシール部材43の交換時や、ハウジング分割体数の変更時などにおいても、シャフト3から小径部ベアリング19および軸部ベアリング17を取り外す必要がなくなり、シャフト3の中心軸と挿通孔5の中心軸との相対位置精度の悪化を防止できる。
セラミックがシャフト3にコーティングされていることにより、シャフト3がシール部材43との摺動による磨耗を防止できる。そのため、シャフト3とシール部材43との接触面圧の低下や、更には、シャフト3とシール部材43との離間を防止でき、軸流通路15a,15b,15c,15dとハウジング流路51との間を流通する薬液等の漏洩防止を図ることができる。
また、セラミックをシャフト3の側面に溶射によりコーティングしているため、例えば、セラミックから形成された円筒部材をシャフト3に被せる方法と比較して、その製造が容易となるため製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明をCMP装置に適用されたロータリージョイントとして説明したが、この発明はCMP装置に適用されたものに限られることなく、その他各種の回転部を有する装置等に適応できるものである。
本発明に係るロータリージョイントを備えたCMP装置における、当該ロータリージョイントに係る部分を示す概略図である。 図1のロータリージョイントの一実施形態の構成を示す図である。 図2のロータリージョイントの側面図である。 図2のロータリージョイントにおいて、対応する薬液等の数を1種類に変更した変形例を示す図である。 図4のロータリージョイントの側面図である。
符号の説明
1 ロータリージョイント
3,3´ シャフト(軸体)
5 挿通孔
7 ハウジング(筐体)
15a,15b,15c,15d 軸流通路(軸体流通孔)
17 軸部ベアリング(回転支持体)
19 小径部ベアリング(回転支持体)
23 フロント分割体(筐体分割体)
25 リア分割体(筐体分割体)
27a,27b,27c,27d ハウジング分割体(筐体分割体)
33,33´ 第1貫通ボルト(締結部材)
35 第2貫通ボルト(締結部材)
37 リア接触面(対向面)
39a,39b インロー(中心軸決め手段,凸部)
41 フロント接触面(対向面)
43 シール部材(漏洩防止部材)
45 補強部材
49 円環溝
51 ハウジング流路(筐体流通孔)
57 第1貫通ボルト孔(締結部材用孔)
59 雄ねじ部
61 係止用雌ねじ部(係止部)
65 座面(係止部)
67 孔部雌ねじ部
C 中心軸

Claims (10)

  1. 略円柱状の軸体と、
    該軸体内に形成されるとともに、その側面に開口部を有する軸体流通孔と、
    前記軸体を相対回転可能に挿通させる挿通孔が形成された筐体と、
    前記軸体の中心軸方向に並ぶように前記筐体を複数に分割して形成された筐体分割体と、
    該筐体分割体に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体の外部とを連通させる筐体流通孔と、
    前記軸体の側面または前記挿通孔の内周面の少なくとも一方に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体流通孔とを連通させる円環溝と、
    前記軸体と前記筐体との間における前記中心軸方向への流体の移動を遮断する円環状の漏洩防止部材と、
    を有することを特徴とするロータリージョイント。
  2. 一の筐体分割体と他の筐体分割体とが互いに対向する対向面に、前記一の筐体分割体および前記他の筐体分割体に形成された前記挿通孔の中心軸を一致させる中心軸決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のロータリージョイント。
  3. 前記中心軸決め手段が、
    前記一の筐体分割体の対向面に形成された前記中心軸を中心とする円環状の凸部と、
    前記他の筐体分割体の対向面に形成された前記凸部と嵌合する前記中心軸を中心とした円環状の凹部と、
    であることを特徴とする請求項2記載のロータリージョイント。
  4. 前記筐体が一列に配列された前記複数の筐体分割体と、前記複数の筐体分割体を一体に固定する締結部材とを有し、
    前記筐体の両端に配置された一対の筐体分割体には、前記締結部材が係止される係止部が形成され、
    前記一対の筐体分割体間に挟まれた筐体分割体には、前記締結部材が挿通される締結部材用孔が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のロータリージョイント。
  5. 前記締結部材が、一方の端部の少なくとも先端領域に雄ねじ部が形成されるとともに、他方の端部に頭部が形成されたボルトであり、
    前記一対の筐体分割体の一方に形成された係止部が、前記雄ねじ部と螺合する係止用雌ねじ部であり、
    他方の筐体分割体に形成された係止部が、前記頭部と接触する座面であることを特徴とする請求項4記載のロータリージョイント。
  6. 前記締結部材用孔の内周面に、前記雄ねじ部の外径より内径の大きな孔部雌ねじ部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のロータリージョイント。
  7. 前記軸体と前記筐体とを前記中心軸周りに相対回転可能に支持する回転支持体が、前記軸体に少なくとも一対備えられ、
    前記軸体の一方の端部に備えられた前記回転支持体の外径が、前記軸体の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のロータリージョイント。
  8. 前記漏洩防止部材が前記筐体側に固定され、
    前記軸体の側面であって、少なくとも前記漏洩防止部材との摺動領域に耐磨耗材がコーティングされていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のロータリージョイント。
  9. 前記漏洩防止部材が、断面が略U字型のシール部材であり、
    前記筐体分割体同士の接合面を挟んで、一対の前記シール部材を前記中心軸方向に並べて配置するとともに、略U字型の開口が前記中心軸方向に沿って反対方向を向くように配置され、
    前記シール部材の間に円環状の補強部材が配置されていることを特徴とする請求項1記載のロータリージョイント。
  10. 略円柱状の軸体と、
    該軸体内に形成されるとともに、その側面に開口部を有する軸体流通孔と、
    前記軸体を相対回転可能に挿通させる挿通孔が形成された筐体と、
    該筐体を複数に分割した筐体分割体と、
    該筐体分割体に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体の外部とを連通させる筐体流通孔と、
    前記軸体の側面または前記挿通孔の内周面の少なくとも一方に形成され、前記軸体流通孔と前記筐体流通孔とを連通させる円環溝と、
    前記軸体と前記筐体との間における前記中心軸方向への流体の移動を遮断する円環状の漏洩防止部材と、を有するロータリージョイントの筐体分割体であって、
    前記筐体分割体が、前記軸体の中心軸方向に並ぶように分割されていることを特徴とするロータリージョイントの筐体分割体。
JP2004371713A 2004-12-22 2004-12-22 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体 Expired - Fee Related JP4681872B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371713A JP4681872B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体
PCT/JP2005/023340 WO2006068126A1 (ja) 2004-12-22 2005-12-20 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体
EP05820358A EP1832795B1 (en) 2004-12-22 2005-12-20 Rotary joint and housing segments of rotary joint
US11/793,610 US7976069B2 (en) 2004-12-22 2005-12-20 Rotary joint and housing segments of rotary joint
KR1020077013997A KR101127180B1 (ko) 2004-12-22 2005-12-20 로터리 조인트 및 로터리 조인트의 하우징 분할체

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371713A JP4681872B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006177453A true JP2006177453A (ja) 2006-07-06
JP4681872B2 JP4681872B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=36601726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004371713A Expired - Fee Related JP4681872B2 (ja) 2004-12-22 2004-12-22 ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7976069B2 (ja)
EP (1) EP1832795B1 (ja)
JP (1) JP4681872B2 (ja)
KR (1) KR101127180B1 (ja)
WO (1) WO2006068126A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225359A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Tsudakoma Corp ロータリージョイント装置およびロータリージョイント装置の加工方法ならびにロータリージョイント装置を備えた工作機械用の主軸駆動装置
JP2013520616A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 シングル・ブイ・ムアリングス・インコーポレイテッド 回転界面を横切って流体を移送し得る流体スイベル
KR101440022B1 (ko) * 2012-12-03 2014-09-17 주식회사 화승알앤에이 분할형 스턴튜브 실링장치
JP2014202245A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 住友ゴム工業株式会社 ロータリーシールおよびシェーピングフォーマー
JP2015200395A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 株式会社荏原製作所 ロータリージョイント、及び、研磨装置
JP2018194112A (ja) * 2017-05-18 2018-12-06 野村ユニソン株式会社 ロータリージョイント内蔵タイプのロータリーアクチュエータ
JP7514355B1 (ja) 2023-04-13 2024-07-10 辛耘企業股▲ふん▼有限公司 半導体製造工程のウエハー移載装置及びウエハー移載方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE500033T1 (de) * 2008-06-27 2011-03-15 Festo Ag & Co Kg Drehvorrichtung
CN102322148B (zh) * 2011-06-20 2012-08-29 三一重工股份有限公司 一种中心回转装置及工程机械
EP2735655A4 (en) * 2011-07-19 2015-03-18 Volvo Constr Equip Ab OSCILLATING JOINT FOR CONSTRUCTION EQUIPMENT
CN102606828A (zh) * 2012-03-09 2012-07-25 河北钢铁股份有限公司唐山分公司 一种改进的热轧卷取机芯轴旋转接头
CN102927393A (zh) * 2012-11-01 2013-02-13 无锡百纳容器有限公司 旋转供油装置
CN103292102A (zh) * 2013-06-25 2013-09-11 徐州重型机械有限公司 一种轮式起重机及其中心回转接头
EP3049707B1 (de) * 2013-09-25 2018-01-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Vorrichtung zum übertragen von flüssigkeiten
KR101414497B1 (ko) 2013-12-03 2014-07-07 (재)대구기계부품연구원 수평 분배 방식의 로터리 조인트를 이용한 터렛 헤드 장치와 절삭유 공급 방법
KR101414498B1 (ko) 2013-12-03 2014-07-07 (재)대구기계부품연구원 수평 분배 방식의 로터리 조인트와 이를 구비한 터렛 헤드 장치
CN103759088A (zh) * 2013-12-23 2014-04-30 上海打捞局芜湖潜水装备厂 一种气液传动滑环
CN105570580B (zh) * 2016-01-19 2017-11-03 江苏省无锡探矿机械总厂有限公司 一种双介质高压旋转接头
DE102016008398A1 (de) * 2016-07-09 2018-01-11 Eisele Pneumatics Gmbh & Co. Kg Kupplungsvorrichtung
CN107933855A (zh) * 2017-12-06 2018-04-20 上海打捞局芜湖潜水装备厂 一种多路流体滑环
KR102060400B1 (ko) * 2018-02-13 2020-02-11 씰링크 주식회사 직선운동 로터리 유니온
IT201800002682A1 (it) * 2018-02-14 2019-08-14 Giunto rotante per alta velocita'
JP7022620B2 (ja) * 2018-03-06 2022-02-18 日本ピラー工業株式会社 ロータリジョイント
KR101937313B1 (ko) * 2018-12-03 2019-04-09 반태행 래버린스 실링형 로터리 조인트
CN113217737B (zh) * 2021-05-12 2022-06-17 贵州詹阳动力重工有限公司 一种全地形车回转接头的装配方法及回转接头

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3853328A (en) * 1973-08-27 1974-12-10 Nrn Corp Rotary seal
JPS5959572U (ja) * 1982-10-14 1984-04-18 リズム自動車部品製造株式会社 軸受け装置
JPS59147187A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 新日本製鐵株式会社 流体コンバ−タ
JPS6194687U (ja) * 1984-11-29 1986-06-18
JPS61286694A (ja) * 1985-06-10 1986-12-17 株式会社 大成金属工業所 ロ−タリ−ジヨイント
JP2003042306A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Eagle Ind Co Ltd ロータリージョイント

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1760224A (en) * 1928-12-22 1930-05-27 James A Wray Swivel
US2557498A (en) * 1945-05-01 1951-06-19 Six Wheels Inc Swing joint
US2877026A (en) * 1954-02-09 1959-03-10 Crane Packing Co Sealing device for a swivel joint having plural fluid passages
US3077252A (en) * 1959-10-22 1963-02-12 Alexander C Smith Clutch-brake unit
US3381704A (en) * 1965-04-22 1968-05-07 Howard M. Richardson Hose reel
US3411526A (en) * 1967-03-09 1968-11-19 Smith Harvestore Products Hydraulic coupling
US3477746A (en) * 1967-10-03 1969-11-11 Watson Mfg Co Multiline swivel and mounting system
JPS5959572A (ja) 1982-09-29 1984-04-05 Toyoda Mach Works Ltd 車両用動力舵取装置
JPS6194687A (ja) 1984-10-17 1986-05-13 シャープ株式会社 洗濯機の水流制御装置
US4836305A (en) * 1985-05-06 1989-06-06 Pangaea Enterprises, Inc. Drill pipes and casings utilizing multi-conduit tubulars
US4683912A (en) * 1986-03-06 1987-08-04 General Motors Corporation Rotary coupler for a robot
JPS6342762A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 Tokiwa Denki:Kk 多段分解型ロ−タリ−ジヨイント
US5143483A (en) * 1991-05-06 1992-09-01 Shell Offshore Inc. Hydraulic stab subassembly for remotely operated vehicle vertical interface tool
DE9400767U1 (de) * 1994-01-18 1994-04-28 Ec Engineering + Consulting Spezialmaschinen Gmbh, 89079 Ulm Drehdurchführung
US5713609A (en) * 1996-11-27 1998-02-03 Vektek, Inc. Rotary union apparatus
JP3555936B2 (ja) * 2000-07-03 2004-08-18 日本ピラー工業株式会社 多流路形ロータリジョイント

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3853328A (en) * 1973-08-27 1974-12-10 Nrn Corp Rotary seal
JPS5959572U (ja) * 1982-10-14 1984-04-18 リズム自動車部品製造株式会社 軸受け装置
JPS59147187A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 新日本製鐵株式会社 流体コンバ−タ
JPS6194687U (ja) * 1984-11-29 1986-06-18
JPS61286694A (ja) * 1985-06-10 1986-12-17 株式会社 大成金属工業所 ロ−タリ−ジヨイント
JP2003042306A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Eagle Ind Co Ltd ロータリージョイント

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013520616A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 シングル・ブイ・ムアリングス・インコーポレイテッド 回転界面を横切って流体を移送し得る流体スイベル
JP2012225359A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Tsudakoma Corp ロータリージョイント装置およびロータリージョイント装置の加工方法ならびにロータリージョイント装置を備えた工作機械用の主軸駆動装置
KR101552535B1 (ko) 2011-04-15 2015-09-11 츠다코마 고교 가부시키가이샤 로터리 조인트 장치 및 로터리 조인트 장치의 가공 방법 및 로터리 조인트 장치를 구비한 공작 기계용의 주축 구동 장치
KR101440022B1 (ko) * 2012-12-03 2014-09-17 주식회사 화승알앤에이 분할형 스턴튜브 실링장치
JP2014202245A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 住友ゴム工業株式会社 ロータリーシールおよびシェーピングフォーマー
JP2015200395A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 株式会社荏原製作所 ロータリージョイント、及び、研磨装置
JP2018194112A (ja) * 2017-05-18 2018-12-06 野村ユニソン株式会社 ロータリージョイント内蔵タイプのロータリーアクチュエータ
JP7514355B1 (ja) 2023-04-13 2024-07-10 辛耘企業股▲ふん▼有限公司 半導体製造工程のウエハー移載装置及びウエハー移載方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006068126A1 (ja) 2006-06-29
JP4681872B2 (ja) 2011-05-11
US7976069B2 (en) 2011-07-12
KR20070101853A (ko) 2007-10-17
EP1832795A1 (en) 2007-09-12
EP1832795B1 (en) 2013-02-20
KR101127180B1 (ko) 2012-03-20
EP1832795A4 (en) 2009-01-21
US20080113537A1 (en) 2008-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4681872B2 (ja) ロータリージョイントおよびロータリージョイントの筐体分割体
KR101301763B1 (ko) 로타리 조인트
JP3580774B2 (ja) 多流路形ロータリジョイント
US8464644B2 (en) Rotary table assembly
US11662022B2 (en) Sealing apparatus capable of rotational motion
KR20220168807A (ko) 로터리 유니온 조립체
JP4447237B2 (ja) ロータリージョイント
KR20020005394A (ko) 인덱스테이블
JP4234821B2 (ja) ベローズ型メカニカルシール
JP5701683B2 (ja) 軸封装置
KR200462850Y1 (ko) 로터리 조인트
JP5368352B2 (ja) 弾性シール装置の組み立て方法及びこれに使用する組み立て用治具
CN112975571A (zh) 旋转分度装置
JP4903991B2 (ja) ロータリージョイント
EP1637782A1 (en) Seal housing for a mechanical seal
JP4053788B2 (ja) 軸封装置
JP2003042373A (ja) ロータリージョイント
JP2007211891A (ja) 軸流型非接触シール
KR20230174423A (ko) 로터리 유니온 조립체
JP4030307B2 (ja) メカニカルシール装置
CN110762309A (zh) 一种cph油路旋转分配器装置
JP2003097728A (ja) メカニカルシール装置
JP2018017251A (ja) メカニカルシールの取り付け方法
JPH10277876A (ja) 工具ホルダ
JP2009275921A (ja) 軸流型非接触シール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4681872

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees