JP5701683B2 - 軸封装置 - Google Patents

軸封装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5701683B2
JP5701683B2 JP2011113893A JP2011113893A JP5701683B2 JP 5701683 B2 JP5701683 B2 JP 5701683B2 JP 2011113893 A JP2011113893 A JP 2011113893A JP 2011113893 A JP2011113893 A JP 2011113893A JP 5701683 B2 JP5701683 B2 JP 5701683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
seal
shaft
fixed
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011113893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012241833A (ja
Inventor
高橋 秀和
秀和 高橋
鈴木 茂
鈴木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
EagleBurgmann Japan Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
EagleBurgmann Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Industry Co Ltd, EagleBurgmann Japan Co Ltd filed Critical Eagle Industry Co Ltd
Priority to JP2011113893A priority Critical patent/JP5701683B2/ja
Publication of JP2012241833A publication Critical patent/JP2012241833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5701683B2 publication Critical patent/JP5701683B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、回転軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止する軸封装置に関するものである。
軸封装置において、密封領域を封止する場合、軸方向の2か所にシール構造部を設ける技術が知られている。このような技術において、大気側のシール構造部がメカニカルシールであるような場合、一般的に、メカニカルシールを構成する固定環は、密封領域側の装置本体の筐体などに対して複数の部材を介して固定される構成が採用される。そのため、密封領域側のシール構造部を構成する部品が消耗部品の場合に、当該消耗部品を交換するために複数の部材を分解しなければならないなど、消耗部品の交換作業に大変な手間がかかっている。
特許第4283296号公報
本発明の目的は、メンテナンス性の向上を図った軸封装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の軸封装置は、
回転軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止する軸封装置において、
密封領域側に設けられる第1シール構造部と、
前記第1シール構造部に対して密封領域とは反対側の大気側に設けられる第2シール構造部と、
第1シール構造部と第2シール構造部との間に密閉空間を形成するためのシールカバーと、
を備える軸封装置であって、
前記第1シール構造部は、前記ハウジングに対して固定される第1固定環と、周方向の1か所に切断部が設けられ前記回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在であって、かつ前記回転軸に固定される第1回転環とを有し
前記第2シール構造部は、前記ハウジングに対して前記シールカバーを介して固定される第2固定環と、前記回転軸に対して固定される第2回転環とを有し、
前記ハウジングには前記回転軸の軸心と平行に伸びるガイド軸が固定されており、
前記シールカバーは、前記ガイド軸にガイドされることにより前記回転軸の軸方向にスライド自在に移動可能であり、かつ前記密封領域側に移動させることで前記第1シール構造部と前記第2シール構造部との間に密閉空間形成され該シールカバーを前記大気側に移動させることで、前記密封空間が開放され前記第1回転環を露出可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、シールカバーを大気側に移動させることで、第1回転体を露出させることができる。そして、第1回転体は、回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在であるので、第1回転体を簡単に交換することができる。
お、本発明における「第2固定環」及び「第2回転環」は、一つの部材で構成される場合の他、複数の部材で構成される場合も含む。
そして、前記回転軸を回転させない状態で、前記第2固定環と前記第2回転環とを位置決めさせる位置決め部材を備え、
該位置決め部材により、前記第2固定環を、前記第2回転環を介して前記回転軸に対して位置決めさせた状態にすることで、前記シールカバーをスライドさせることが可能となるとよい。
このように、第2シール構造部がメカニカルシールであっても、位置決め部材によって、第2固定環を、第2回転環を介して回転軸に対して位置決めさせた状態とすることによって、シールカバーをスライド移動させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、メンテナンス性を向上させることができる。
図1は本発明の実施例に係る軸封装置全体の模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係る第1シール構造部の模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係る第2シール構造部の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る軸封装置について説明する。本実施例に係る軸封装置は、回転軸と、機体側のハウジングに設けられている軸孔との間の環状隙間を封止するために用いられる。
<軸封装置全体>
特に、図1を参照して、本発明の実施例に係る軸封装置全体の構成について説明する。
回転機器600の筐体610には開口部611が設けられており、この開口部611に環状のハウジング620が取り付けられている。そして、このハウジング620における軸孔621内に、回転軸630が挿通されている。この回転軸630には、スリーブ650がセットスクリュ651によって位置決めされた状態で固定されている。なお、スリーブ650の内周面と回転軸630の外周面との間はOリングOによってシールされている。筐体610の内部は密封領域となっており、被密封流体が密封されている。
そして、本実施例に係る軸封装置Sは、密封領域側Vに設けられる第1シール構造部100と、第1シール構造部100に対して密封領域とは反対側の大気側Aに設けられる第2シール構造部200とを備えている。また、軸封装置Sには、これら第1シール構造部100と第2シール構造部200との間に密閉空間Rを形成するためのシールカバー300が設けられている。このシールカバー300は、第1シール構造部100に備えられた第1固定環110の外周側と、第2シール構造部200に備えられた第2固定環210の外周側に、それぞれ六角ソケットボルト310、及びセットスクリュ320によって固定されている。以上のような構成により、第2シール構造部200によって被密封流体の漏れを抑制することによって、第1シール構造部100のシール性の低下を抑制することができる。
<第1シール構造部>
特に、図2を参照して、本実施例に係る第1シール構造部100について、より詳細に説明する。
第1シール構造部100は、いわゆる端面シール構造をなしている。具体的には、第1シール構造部100は、ハウジング620に対して固定される第1固定環110と、回転軸630に対して固定される第1回転環(回転シール)120とを備えている。第1固定環110は、ハウジング620に直接固定されている。この第1固定環110とハウジング620との間、及び第1固定環110とシールカバー300との間は、それぞれOリングOによってシールされている。
また、第1回転環120は、充填材入りフッ素樹脂やポリアミド樹脂などの樹脂材料やゴムなどの変形可能な高分子材料から構成されており、周方向の1か所に切断部(合口)が設けられている。これにより、切断部を介した両端の部分をスリーブ650の外径よりも大きく開くことで、回転軸630の外周面側からスリーブ650を介して回転軸630に対して第1回転環120を着脱することができる。また、第1回転環120は両側に凸部を有する対称的な構造となっている。これにより、一方の面が摩耗によって劣化した場合には、反転させた状態で取り付けることにより、再使用することができ、寿命を延ばすことができる。
本実施例においては、スリーブ650の外周面側に第1回転環120を配置した状態で、ホースバンド130によって、第1回転環120を締め付けてスリーブ650に固定させる。なお、ホースバンド130に設けられているクランプ131を回転させることによって、ホースバンド130により、第1回転環120を締め付けることができる。また、第1回転環120を取り外す場合には、クランプ131を逆回転させてホースバンド130を緩めた後に、ホースバンド130を取り外せばよい。第1回転環120を締め付けるための部材としては、ホースバンド130に限られるものではなく、例えば、ガータースプリングを採用することもできる。
そして、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面との間によって、シール部分を形成している。ここで、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面とを摺動させることによりシールを行う、いわゆるメカニカルシール構造を採用してもよいし、これらの端面間に微小隙間を設ける非接触シール構造を採用してもよい。
<第2シール構造部>
特に、図3を参照して、本実施例に係る第2シール構造部200について、より詳細に説明する。
第2シール構造部200は、いわゆるメカニカルシールである。より具体的には、第2シール構造部200は、ハウジング620に対して固定される第2固定環210と、回転軸630に対して固定される第2回転環220とを備えている。なお、第2固定環210はシールカバー300等を介して間接的にハウジング620に固定される。また、第2回転環220はスリーブ650を介して間接的に回転軸630に固定される。
第2固定環210は、シールカバー300の内周面にセットスクリュ320によって固定される環状のフランジ211と、フランジ211に対して軸方向に移動可能に構成された環状のリテーナ212と、リテーナ212に固定される環状のシールリング213とを備えている。なお、フランジ211の外周面とシールカバー300の内周面との間はOリングOによってシールされている。リテーナ212は、断面が略L字状の部分を備えた環
状の部材であり、円板部分に設けられている貫通孔212aに、フランジ211に固定されているドライブピン211aが挿通されることで、ドライブピン211aに沿って軸方向に移動可能に構成されている。また、フランジ211の大気側の端面に装着穴211bが設けられ、この装着穴211bにはスプリング214が装着されている(図1参照)。このスプリング214によって、リテーナ212は図中右方向に押圧されている。なお、リテーナ212における円筒部分の外周面とフランジ211の内周面との間はOリングOによってシールされている。
第2回転環220は、スリーブ650に固定される環状のカラー221と、カラー221に係合した状態で固定される環状のメイティングリング222とを備えている。メイティングリング222は断面が略L字形状となっており、円板部分の大気側Aの端面と円筒部分の内周面が、それぞれカラー221における密封領域側Vの端面と外周面に密着するように構成されている。また、メイティングリング222における円板部分には切り欠き222aが設けられており、この切り欠き222a内にカラー221に固定されたドライブピン221aが挿入される。なお、ドライブピン221aの先端には、メイティングリング222の破損を防止するキャップ221bが装着されている。また、カラー221の内周面とスリーブ650の外周面との間、及びカラー221の外周面とメイティングリング222の円筒部分の内周面との間は、それぞれOリングOによってシールされている。
以上のような構成により、回転軸630の回転と共にカラー221が回転し、その回転トルクがドライブピン221aを介してメイティングリング222に伝達され、メイティングリング222も回転する。このとき、第2固定環210に設けられているシールリング213と、第2回転環220に設けられているメイティングリング222とが摺動する。上記の通り、スプリング214によって、リテーナ212が図中右方向に押圧されることで、リテーナ212に固定されているシールリング213はメイティングリング222に対して押圧され、摺動状態が安定的に維持される。なお、摺動性能を維持させるために、これらシールリング213とメイティングリング222の摺動面には、それぞれ自己潤滑性に優れた公知のコーティングが施されている。
また、本実施例においては、第2固定環210における密封領域側Vの端部に、密封装置230が設けられている。この密封装置230は、フランジ211に対して、ボルト234によって固定されるケース231及びプレート232と、これらケース231及びプレート232によって固定される密封装置本体233とを備えている。密封装置本体233はスリーブ650の外周表面に対して摺動した状態でシール性を発揮する公知のシールを採用できる。このように、第2固定環210における密封領域側Vの端部に密封装置230を設けることによって、シールリング213とメイティングリング222との摺動部分が存在する空間領域と、密閉空間Rとを隔てさせることが可能となる。これにより、密閉空間R内に被密封流体が漏れ出したとしても、上記摺動部分に被密封流体が入り込んでしまうことを抑制できる。なお、密封装置本体233も第1回転環120と同様に、部品交換時の作業性を考慮して、1か所に切断部(合口)が設けられている。
また、上記の通り、第2回転環220に設けられているメイティングリング222は、第2固定環210に設けられているシールリング213に押圧された状態となる。そのため、第2回転環220をスリーブ650に固定する際には位置決め部材としての治具240が用いられる。すなわち、第2回転環220を取り付ける際には、治具本体241をフランジ211及びカラー221に対して、それぞれセットスクリュ242,243によって固定させた状態とする。つまり、第2回転環220を第2固定環210に仮固定させた状態とする。この状態で、第2回転環220におけるカラー221をセットスクリュ223によって、スリーブ650に固定する(図1参照)。その後、セットスクリュ242,243を緩めて、治具240を取り外す。なお、上記の治具本体241は、組み立てや分
解の作業性を考慮して、二つ割構造となっている。
(シールカバー)
特に、図1及び図3を参照して、シールカバー300について詳細に説明する。本実施例に係るシールカバー300は、円筒形状の部材で構成されており、その端部(図1中左側の端部)に外向きフランジ部301が設けられている。また、外向きフランジ部301には貫通孔301aが形成されている。
そして、ハウジング620には、回転軸630の軸心と平行に伸びるガイド軸400が固定されている。なお、このガイド軸400は、第1固定環110に設けられた貫通孔110aを挿通するように構成されている。
このハウジング620に固定されたガイド軸400が、シールカバー300に設けられている貫通孔301aに挿通するように、シールカバー300は配置される。これにより、シールカバー300は、ガイド軸400にガイドされることによって、回転軸630の軸心と平行な方向(軸方向)にスライド自在となっている。シールカバー300を密封領域側Vに移動させることで、第1シール構造部100と第2シール構造部200との間に密閉空間Rを形成させることができる。なお、シールカバー300を密封領域側Vに移動させた状態で、六角ソケットボルト310及びセットスクリュ320によって、それぞれ第1固定環110及び第2固定環210に固定させることで、密閉空間Rが形成される。また、シールカバー300を大気側Aに移動(図1中矢印方向に移動)させることで、第1シール構造部100と第2シール構造部200との間の空間が開放され、第1回転環120が露出された状態となる。
ここで、シールカバー300を安定的にスライド自在にするためには、シールカバー300をスライドさせる際に、第2固定環210が動かないようにする必要がある。すなわち、第2固定環210は、上記の通り、シールカバー300等を介して間接的にハウジング620に固定されている。そのため、シールカバー300をハウジング620に対して移動可能な状態にした場合には、第2固定環210は、どの部材からも支持されない状態となるため、ハウジング620や回転軸630に対して移動可能な状態になる。このように、第2固定環210が自由に移動できる状態のままでは、シールカバー300を安定的にスライドさせることができない。
そこで、本実施例においては、シールカバー300をスライドさせる場合には、上述した治具240を用いている。すなわち、回転軸630を回転させない状態で、治具240によって、第2固定環210と第2回転環220とを固定して位置決めさせている。これにより、第2固定環210は、第2回転環220及びスリーブ650を介して回転軸630に対して位置決めされた状態となる。つまり、第2固定環210は回転軸630に対してセンタリングされた状態で位置決めされる。従って、シールカバー300を安定的にスライドさせることが可能となる。
<本実施例に係る軸封装置の優れた点>
本実施例に係る軸封装置Sによれば、シールカバー300を大気側Aに移動させることで、回転シールとしての第1回転環120を露出させることができる。これにより、第1回転環120を簡単に交換することができる。また、シールカバー300をスライドさせることによって、第1回転環120を露出させる構成を採用しているため、構造をシンプルにすることができる。つまり、ケースを複数の部材により構成し、かつ分解可能に構成することで、ケースの分解によって第1回転環120を露出させる構成も考えられるが、このような構成に比して、本実施例の構成の方が構造をシンプルにできる。
なお、本実施例においては、密封領域側Vに被密封流体が密封されているため、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面との間に被密封流体が入り込んでしまうことがある。この場合、第1回転環120における密封領域側Vの端面が摩耗されてしまうため、第2シール構造部200の構成部材に比して消耗が激しく、新品への交換などのメンテナンスが必要となる。
ここで、交換対象となる第1回転環120よりも大気側Aに備えられた第2シール構造部200は、固定環(第2固定環210)と回転環(第2回転環220)とを備えるメカニカルシールである。そして、第2固定環210は、使用時においては、シールカバー300に固定される構成を採用している。しかしながら、第1回転環120を交換する場合には、上記の通り、治具240によって、第2固定環210を、第2回転環220等を介して回転軸630に対して位置決めさせることによって、シールカバー300を安定的にスライドさせることを可能としている。従って、大気側Aの第2シール構造部200がメカニカルシールであるにも拘らず、密封領域側Vの第1回転環120を簡単に交換することができる。また、第2シール構造部200をそのままの状態で、シールカバー300を移動させて、第1回転環120の交換作業を行うことができるので、第2シール構造部200に悪影響が及ぼされることもない。
100 第1シール構造部
110 第1固定環
110a 貫通孔
120 第1回転環
130 ホースバンド
131 クランプ
200 第2シール構造部
210 第2固定環
211 フランジ
211a ドライブピン
211b 装着穴
212 リテーナ
212a 貫通孔
213 シールリング
214 スプリング
220 第2回転環
221 カラー
221a ドライブピン
221b キャップ
222 メイティングリング
223 セットスクリュ
230 密封装置
231 ケース
232 プレート
233 密封装置本体
234 ボルト
240 治具
241 治具本体
242,243 セットスクリュ
300 シールカバー
301 外向きフランジ部
301a 貫通孔
310 六角ソケットボルト
320 セットスクリュ
400 ガイド軸
600 回転機器
610 筐体
611 開口部
620 ハウジング
621 軸孔
630 回転軸
650 スリーブ
651 セットスクリュ
O Oリング
R 密閉空間
S 軸封装置

Claims (2)

  1. 回転軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止する軸封装置において、
    密封領域側に設けられる第1シール構造部と、
    前記第1シール構造部に対して密封領域とは反対側の大気側に設けられる第2シール構造部と、
    第1シール構造部と第2シール構造部との間に密閉空間を形成するためのシールカバーと、
    を備える軸封装置であって、
    前記第1シール構造部は、前記ハウジングに対して固定される第1固定環と、周方向の1か所に切断部が設けられ前記回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在であって、かつ前記回転軸に固定される第1回転環とを有し
    前記第2シール構造部は、前記ハウジングに対して前記シールカバーを介して固定される第2固定環と、前記回転軸に対して固定される第2回転環とを有し、
    前記ハウジングには前記回転軸の軸心と平行に伸びるガイド軸が固定されており、
    前記シールカバーは、前記ガイド軸にガイドされることにより前記回転軸の軸方向にスライド自在に移動可能であり、かつ前記密封領域側に移動させることで前記第1シール構造部と前記第2シール構造部との間に密閉空間形成され該シールカバーを前記大気側に移動させることで、前記密封空間が開放され前記第1回転環を露出可能とすることを特徴とする軸封装置。
  2. 前記回転軸を回転させない状態で、前記第2固定環と前記第2回転環とを位置決めさせる位置決め部材を備え、
    該位置決め部材により、前記第2固定環を、前記第2回転環を介して前記回転軸に対して位置決めさせた状態にすることで、前記シールカバーをスライドさせることが可能となることを特徴とする請求項に記載の軸封装置。
JP2011113893A 2011-05-20 2011-05-20 軸封装置 Active JP5701683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011113893A JP5701683B2 (ja) 2011-05-20 2011-05-20 軸封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011113893A JP5701683B2 (ja) 2011-05-20 2011-05-20 軸封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012241833A JP2012241833A (ja) 2012-12-10
JP5701683B2 true JP5701683B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=47463768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011113893A Active JP5701683B2 (ja) 2011-05-20 2011-05-20 軸封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5701683B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160208925A1 (en) * 2014-02-10 2016-07-21 EagleBurgmann Japan Co., Ltd. Mechanical seal
CN111271458B (zh) * 2020-03-14 2022-03-18 沈阳耐蚀合金泵股份有限公司 一种径向可拆卸屏蔽系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3507819A1 (de) * 1985-03-06 1986-09-11 Manfred 4322 Sprockhövel Sade Gleitringdichtung
JPH083765Y2 (ja) * 1990-10-23 1996-01-31 株式会社タンケンシールセーコウ 2つ割りメカニカルシール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012241833A (ja) 2012-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2987833C (en) Mechanical seal arrangement with a release protection device
KR20080097394A (ko) 로타리 조인트
JP2014085020A (ja) 転がり軸受組立体にあるシール素子を交換するための方法及び1組のシール素子
JP2013177914A (ja) メカニカルシール
JP5701683B2 (ja) 軸封装置
JP5873502B2 (ja) 分割型メカニカルシール装置
KR100994067B1 (ko) 고압, 고속회전용 밀봉장치
JP6483132B2 (ja) 密封装置
JP5863810B2 (ja) メカニカルシール
WO2017086345A1 (ja) 軸継手およびポンプ装置
JP6283023B2 (ja) メカニカルシール
KR101852324B1 (ko) 원심펌프
JP2013167317A (ja) フローティングシール
JP5109838B2 (ja) ラビリンスシールとこれを備える回転機械
US10465826B2 (en) Rotary joint
JP5343191B2 (ja) ロータリージョイントおよびメカニカルシール装置
US20160208925A1 (en) Mechanical seal
JP2018025130A (ja) ポンプのための軸封装置及び軸封装置を備えるポンプ
JP2017040327A (ja) 分割型メカニカルシール及び分割型メカニカルシールの製造方法
JP2017053423A (ja) メカニカルシール
JP6542105B2 (ja) 密封装置
JP2012251641A (ja) 軸封装置
JP2000097349A (ja) ベローズ型メカニカルシール
EP3561342B1 (en) Mechanical seal device
JP6857054B2 (ja) スラリ流体用メカニカルシール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5701683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250