JP2003042373A - ロータリージョイント - Google Patents

ロータリージョイント

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JP2003042373A JP2001232206A JP2001232206A JP2003042373A JP 2003042373 A JP2003042373 A JP 2003042373A JP 2001232206 A JP2001232206 A JP 2001232206A JP 2001232206 A JP2001232206 A JP 2001232206A JP 2003042373 A JP2003042373 A JP 2003042373A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
    • F16L39/04Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies allowing adjustment or movement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリージョイントの取付構造を簡単にし
て取付精度を低減すると共に、全体の軽量化を図り、更
にシール部のシール能力を向上し、且つ摺動抵抗を低減
することにある。 【解決手段】 本体とロータとの前記空間(3)に径方
向へ第3通路(14)となる間隙を設けて配置された径
の異なる各メカニカルシール(10)を具備し、前記第
3通路を介して両側の前記第1通路と第2通路とが連通
されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリージョイ
ントに関する。特に、流体通路が形成されたロータと、
このロータを回転自在に保持すると共に流体通路に回動
状態でも接続できる通路を設けた本体との両通路を各メ
カニカルシールの間に形成される第3の通路により連通
するロータリージョイントの技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する先行技術として,図5及
び図6に示す流路付きロータリジョイントが存在する。
図5は、この流路付きロータリージョイント100の断
面図である。又、図6は、図5の軸方向正面図である。
【0003】図5及び図6において、流路付きロータリ
ージョイント100を構成する一方のロータ101は、
大径の1本の軸に形成されている。そして、図6に示す
ように、大径の第1通路102Aが、ドリル加工によ
り、中心側の三角点の位置に3個の通路に形成されてい
る。この各第1通路102Aを形成した残りの部分に小
径の第2通路102Bが6個の通路に形成されている。
これらの第1通路102Aと第2通路102Bは、軸方
向の長さを相違させて径方向に貫通するように形成され
ている。この軸方向の通路102A、102Bの長さが
相違するのは、シール装置130の大きさとの関係から
径方向の通路の間隔をとらなければならないためであ
る。
【0004】このロータ101は、図示下端部104に
取付ねじ103が形成されており、この取付ねじ103
にボルト109を螺合して取付用フランジ105が下端
部104に取り付けられている。このフランジ105の
外周側にはボルト用穴108が形成されていおり、ボル
ト用穴108を介して図示省略の流体を介して処理する
回転装置に取り付けられる。この回転装置としては、例
えば、シリコンウェハの表面研磨を行うロータリージョ
イント付きCMP装置、或いは撹拌機内に液体や空気を
供給すると共に、撹拌するロータリージョイント付き撹
拌装置などが存在する。
【0005】このロータ101の外周には、間隙を形成
して嵌挿すると共に、相対回動する本体110が設けら
れている。この本体110は、ロータ101に対し、両
端に設けられている軸受106を介して回動自在に配置
されている。又、本体110には、ロータ101に設け
られている各通路102A、102Bと連通する連通路
112がそれぞれ設けられている。この各連通路112
は、各流体給排装置200、210、220、230,
240、250、・・・と配管を介して連結できるよう
に管用ねじ113が設けられている。
【0006】更に、本体110とロータ102との間に
は、各通路102A、102Bと各連通路112とを連
通に接続するため、連通接続室120に特殊なパッキン
やメカニカルシール等のシール装置130を設けて連通
接続室120から外部へ流体が漏れるのを防止してい
る。このシール装置130は、各連通接続室120ごと
に設けなければならないので、このシール装置130の
個数が増加する。このためにシール装置130の全体の
摺動抵抗も大きくなるので、駆動するモータも大きくさ
れている。
【0007】更に、本体110は、連通接続室120内
にシール装置130等を装着しなければならないため
に、シール装置130を装着するごとに分割体に形成さ
れている。このために本体110は、各本体部分110
Aの集合体に形成されている。各本体部分110Aは、
各Oリングを介して各々のソケットねじ114により軸
方向へ1個づつ結合し、本体部分110Aが集合した組
立型の本体110に形成されている。
【0008】又、通路102A、102Bと連通路11
2との接続間には、回転リングがロータ101にシール
を介して固着されている箇所と、固定環133がシール
を介して固着されている箇所とがあるが、この固定環1
33及び回転リングには接続通路132が設けられてい
る。この接続通路132を介して両通路102A、10
2B、112は連通に接続されている。各連通接続室1
20は各シール装置130によりシールされて密封室に
構成されている。このために、ロータ101が回転して
も各通路102A、102Bと連通路112とを連通す
る接続通路132は、連通接続室120により流体が漏
れないように密封されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
たロータリージョイント100に於いては、図5に示す
ように、多数の供給する第1通路102Aと排出する第
2通路102Bとを各通路の設定流量に応じてロータ1
01の軸方向に形成する必要が生じた場合に、又は、設
定された流量に第2通路102Aを形成する場合に、ロ
ータ101が大径になるおそれが生じてくる。更に、ロ
ータ101に形成されている各通路102A、102B
と各連通路112との接続通路132をシールするため
に、シール装置130の取付面積の関係から、ロータ1
01の周面に形成された各通路102A、102Bの軸
方向に配置された間隔を離して配置しなければならな
い。このために、ロータ101の軸方向の長さが各通路
102A、102Bの個数に応じて長くなる。この様に
ロータ101の径と軸とが通路の個数に応じて増加すこ
とになるので、それに応じて重量が級数的に増加する。
このために、ロータ101を回動させるための動力エネ
ルギーが増大することになるので、エネルギーを常に消
費することになるから、無駄なコストを上昇させること
になる。
【0010】更に、第1通路102A及び第2通路10
2Bに各シール装置130を取り付けなければならない
が、シール装置130の数が増加すればするほど、摺動
抵抗も増大することになる。このために、メカニカルシ
ールのような高性能で高価なシール装置を用いなければ
ならなくなる。このためにシール装置130のコストを
増大させることになる。
【0011】更に又、前述したようにシール装置130
を取り付ける関係から、本体110をシール130の数
に応じて分割しなければならなくなる。そのために、本
体110の加工工数が増大すると共に、組み立て作業が
増加する。更に、この組立に応じてOリング等の部品点
数が増加する。更には、ロータの大径になるにつれて本
体110自身も大型化し、技術の進歩に応じて小型化す
る処理装置等に取り付けられない問題が生じてくる。
【0012】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その技術的課題は、ロータリージョ
イントの軸方向全体を小型にして小さなスペースに取り
付けられるようにすると共に、回動するロータの軽量化
を図ることにある。又、ロータと本体との接合面の摺動
抵抗を小さくしてロータを回動するエネルギーを低減さ
せることにある。又、ロータの摺動抵抗を低減すること
にある。更に、ロータリージョイントに於けるメカニカ
ルシールが配置される取付構造を単純にして加工を容易
にすることにある。
【0013】更に、半導体製造装置に用いて有用なロー
タリージョイントを得ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような技
術的課題を解決するために成されたものであって、その
課題を解決するための手段は以下のように構成されてい
る。
【0015】請求項1に係わる本発明のロータリージョ
イントは、有底筒状を成して内部に空間(3)を有する
と共に前記空間(3)に連通する第1通路(4)を有す
る本体(2)と、前記本体(2)の空間(3)の開口に
嵌挿して相対回転可能に配置されると共に第2通路(2
4)を有するロータ(20)と、前記空間(3)の前記
本体(2)と前記ロータ(20)とに係合して径方向へ
第3通路(14)となる間隙を設けた径の異なる各メカ
ニカルシール(10)とを具備し、前記第3通路(1
4)を介して前記第1通路(4)と第2通路(24)と
が連通されているものである。
【0016】請求項1に係わる本発明のロータリージョ
イントでは、本体の凹部状空間の底部と、空間内に摺動
自在に嵌合するロータの端面とに直径が順次大きくなり
メカニカルシールを第3通路の間隙が各々形成されるよ
うに配置することにより、第3通路を介して両側の第1
通路と第2通路を連通しているので、第3通路のシール
能力に優れ、且つロータリージョイントの軸方向の長さ
を短形に形成することが可能になる。
【0017】更に、全てのメカニカルシールは本体とロ
ータの端面との間の空間内に各メカニカルシールを配置
できるので、従来技術のように各メカニカルシールの取
付ごとに本体の各ブロックを組み立てる必要がなく、一
方の密封環をロータに取り付けると共に、他方の密封環
を本体に取り付けて本体にロータを嵌合すれば全体が組
み立てられるから、組み立て構造が容易になる。更に、
ロータリージョイントは軸方向に短形にできると共に、
径方向に大きいから本体の端面又は外周面の周方向に多
数通路を設けることが可能になり、多通路のロータリー
ジョイントを得ることが可能になる。
【0018】請求項2に係わる本発明のロータリージョ
イントは、前記メカニカルシール(10)の回転用密封
環(11)が軸方向に移動自在に保持されているもので
ある。
【0019】請求項2に係わる本発明のロータリージョ
イントでは、回転用密封環が軸方向に移動自在に保持さ
れているものであるから、摺動面の平面度が変形して不
具合になるのを防止する。これに対して従来技術の固定
用密封環は、各部ロックにより締め付けて固定されるの
で、締め付けたときに摺動面が変形し、偏摩耗や被密封
流体の漏洩に繋がることになるが、請求項2のように構
成するとこの平坦度の変形が防止される。
【0020】請求項3に係わる本発明のロータリージョ
イントは、メカニカルシール(10)の回転用密封環
(11)の回転用背面(11A)に被密封流体の圧力が
作用するように構成されているものである。
【0021】請求項3に係わる本発明のロータリージョ
イントでは、回転用密封環の回転用背面に被密封流体の
圧力が作用するように構成されているものであるから、
回転用背面に作用する被密封流体の圧力により回転用密
封環と固定用密封環との密封摺動面の互いの密接力を確
実に密接させることが可能になる。
【0022】請求項4に係わる本発明のロータリージョ
イントは、一方のばねで押圧されている前記密封環(1
2)の背面(12A)の被密封流体が作用する面積が他
方の前記密封環(11)の背面(11A)の被密封流体
が作用する面積よりも大きく構成されているものであ
る。
【0023】請求項4に係わる本発明のロータリージョ
イントでは、一方のばねで押圧されている前記密封環の
背面の被密封流体が作用する面積が他方の前記密封環の
背面の被密封流体が作用する面積よりも大きく構成され
ているので、両密封摺動面の平面度を密接に接合させる
ことが可能になる。特に、ばねで押圧しない方の密封環
をばねで押圧する密封環より小さな圧力で押圧すれば、
必要以上の圧力には成らずに両密封環が弾発に密接させ
ることが可能になる。
【0024】請求項5に係わる本発明のロータリージョ
イントは、半導体製造装置の流路用のロータリージョイ
ントに用いられるものである。
【0025】請求項5に係わる本発明のロータリージョ
イントでは、半導体製造装置の多流路用として用いられ
るものであって、油、水、空気、真空と交互に流体を切
り替えられて流されるものであるから、多流路と共に確
実な密封を可能にするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
についてのロータリージョイントを図面に基づいて詳述
する。尚、以下に説明する図面は、発明を説明するため
の設計図であって、特許図面として、説明のための補助
的な概念図ではない。
【0027】図1は、本発明に係わる第1の実施の形態
を説明するために示す第1ロータリージョイント1Aの
半断面図である。
【0028】図1に於いて、符号20は、ロータであ
る。ロータ20は、外形が軸状に形成されており、フラ
ンジ側正面から見て中心円に沿って4等配に第2通路が
形成されている。この第2通路24、24A、24B、
24Cは、図示状態では軸方向を成す4個の第2通路2
4、24B、24Cと径方向を成す第2通路24、24
B、24C及び傾斜した24Aを介して連通されてい
る。そして、メカニカルシール10間に形成された第3
通路14、14A、14B、14Cに連通している。こ
のロータ20の一端部には、メカニカルシール10の各
回転用密封環11を取り付けるための環状を成す第2取
付溝25が各々径方向に沿って1定の間隔ごとに4カ所
が設けられている。
【0029】この各第2取付溝25には、Oリング取付
溝と第2止めピン29がそれぞれ設けられている。この
Oリング取付溝は第3通路14、14A、14B、14
Cから離れた位置に設けられており、回転用密封環11
の回転用背面11Bに被密封流体の圧力が作用できるよ
うにそれぞれのOリング取付溝に第2Oリング36が嵌
合されている。
【0030】この第2取付溝25には炭化珪素を主体と
して種々の材料を配合した材料又はカーボン材料から造
られた回転用密封環11が軸方向移動自在に取り付けら
れている。この回転用密封環11の回転用背面11B側
に第2止めピン29と係止する溝が設けられている。そ
して、回転用密封環11が第2止めピン29により固定
用密封環12と摺動状態でも回動しないように止められ
ている。更に、回転用密封環11には、先端面に密封摺
動面11Aが形成されている。
【0031】また、ロータ20には、外周面に2個の軸
受33を取り付ける嵌着面が設けられており、この嵌着
面に軸受33が嵌着されていると共に、軸受33はスナ
ップリングにより軸方向へ移動しないように止められて
いる。そして、ロータ20は本体2に対して相対回動自
在に構成されている。更に、ロータ20の他端にはフラ
ンジ30が設けられており、被密封流体を供給する処理
装置等に取付孔30Aを介してボルトにより取付けられ
る。そして第2通路24、24A、24B、24Cが処
理装置の作動通路に連通される。
【0032】本体2はほぼ筒状を成して内部に空間部3
が形成されている。この空間部3を形成する底部6に
は、第2取付溝25に対応する位置に固定用密封環12
を取り付ける第1取付溝5がそれぞれ4カ所に形成され
ている。そして、この第1取付溝5は固定用密封環12
を軸方向へ移動自在に装着できるように形成されてい
る。又、本体2の外周面には周面に沿って等配の第1通
路4,4A、4B、4Cが径方向に形成されている。そ
して、途中から軸方向に曲げられて各第1取付溝5の間
に貫通する第1通路4,4A、4B、4Cが設けられて
いる。
【0033】この各第1取付溝5には、第1止めピン9
とOリング取付部13が設けられている。更に、第1取
付溝5には固定用密封環12を回転用密封環方向へ弾性
力で押圧するばね7が周方向に沿って等配に設けられて
いる。又、Oリング取付部13には第1Oリング35が
設けられており、このOリング取付部13と第1Oリン
グ35とは、固定用密封環12の固定用背面12Aに被
密封流体の圧力が作用するような位置に配置されてい
る。この回転用背面12Aの被密封流体が作用する面積
は、回転用密封環11の回転用背面11Bに被密封流体
が作用する様に構成された面積よりも例えば3から20
%大きく形成されている。
【0034】固定用密封環12は、第1取付溝5に軸方
向へ移動可能に取付られていると共に、ばね7により弾
発に密封摺動面12A側へ押圧されている。この固定用
密封環12は、気孔を有する炭化珪素又はカーボンを配
合した炭化珪素等の材料により製造されたものを利用す
ると良い。又、固定用密封環12には、固定用背面12
Bの反対側には密封摺動面12Aが形成されている。そ
して、対向する回転用密封環11の密封摺動面11Aと
密接するように配置されている。この回転用密封環11
と固定用密封環12とを装着して1対のメカニカルシー
ル10が構成されているが、この各メカニカルシール1
0は径方向に間隔を設けて配置され、その間隔に各第3
通路14、14A、14B、14Cが形成されて両側の
メカニカルシール10により被密封流体がシールされ
て、各第1通路4、4A、4B、4Cと第2通路24、
24A、24B、24Cとを連通している。この第3通
路14、14A、14B、14Cは本体2とロータ20
が相対回転しても対向するメカニカルシール10により
被密封流体を漏れることなく通過させるものである。
【0035】この様に構成された第1ロータリージョイ
ント1Aは、第1通路4、4A、4B、4Cの大気開口
部に形成された管用ねじ8に配管34のねじ部を螺合し
て流体供給装置から作動流体が第1通路4へ供給される
と共に、処理された被密封流体は第1通路4A,4B、
4Cへ戻されて排出される。
【0036】図2は、本発明に係わる第2ロータリージ
ョイント1Bの第2の実施の形態である。図2は、図1
とほぼ同一構成であるが、ロータ20のフランジ30側
が、図1の第1ロータリージョイント1Aに比較して大
径に形成されているものである。そして、第2通路24
A、24B、24Cが第3通路14A,14B、14C
から軸方向に直線状に形成されて、フランジ30に取り
付けられる図示されていない処理装置の作動通路と直線
に、又は、処理装置側で曲げられた作動通路と連通する
ように構成されている。この様に、本発明の第1ロータ
リージョイント1Aは径方向に平板状に形成されている
から、各通路が多数設けられていても、周面積とその大
きさの径方向面積とにより、通路を自由に設計すること
が可能になる。そして、第1ロータリージョイント1A
の軸方向を小さくできるので、装置全体を軸方向へ小型
にすることが可能になり、どのような狭い取付場所でも
取付が可能になる。
【0037】上述の実施の形態では、通路4が4本の場
合について説明したが、図3は、通路4を8本にした場
合であって、通路を多数設けることが可能であることを
示す第3の実施の形態である。その他の構成は図1に示
す第1ロータリージョイント1Aとほぼ同一構成であ
る。
【0038】図4は、本発明に係わる一実施例の第1及
び第2ロータリージョイント1A、1Bを半導体装置に
取り付けた構成図である。図4に於いて、図1に示す第
1のロータリージョイント1Aをウェハポリッシングを
行うCMP装置に於けるテーブル40へ冷却水を供給す
るために回転部に取り付けた状態を示す構成の側面図で
ある。このCMP装置に取り付けた第1ロータリージョ
イント1Aを以下に説明する。
【0039】回転テーブル40の下部には、図示省略の
モータにより駆動される第1回転軸41が設けられてい
る。この第1回転軸41には、冷却水用の供給通路42
と冷却水用の回収通路43が設けられている。更に、第
1回転軸41の下部には図1に示す構造の第1ロータリ
ージョイント1Aが設けられている。又、第1回転軸4
1の供給通路42と第1ロータリジョイント1Aの第1
通路4(図1参照)が連通すると共に、回収通路43と
第1通路4A、4B、4C(図1参照)が連通する。そ
して、第1ロータリージョイント1Aの本体2の第1通
路4、4A、4B、4Cと回転するロータ20の第2通
路24、24A、24B、24Cとは、各メカニカルシ
ール10間に形成される第3通路14、14A、14
B、14Cを介して回転状態でも連通する。
【0040】更に、この供給通路42に接続された流体
供給用ポンプ60から回転テーブル40に設けられた冷
却回路44に、回転又は非回転状態に係わらず、冷却水
を供給することが可能になる。そして、回転テーブル4
0に冷却水が送られてシリコンウェハSや回転テーブル
40が冷却される。
【0041】これらの冷却水は回転テーブル40の冷却
回路44に対して十分に供給しなければならないが、本
発明のように取付上小型にしなければならないロータリ
ージョイント1では、従来の様に冷却水の供給通路を大
きくするとロータ2が軸方向にも径方向にも大形にな
る。更に、回収通路43も供給通路42の流量断面積と
同等以上にしなければならないから、更に大径になる。
しかし、本発明のようにすると円盤状に径方向へ大きく
するのみで多数の通路を配置することが可能になり、冷
却通路として優れた効果を発揮する。
【0042】次に、図4に示すCMP装置の上部に取り
付けられた第2ロータリージョイント1Bについて説明
する。図4に於いて、40はシリコンウェハSを載置し
て加工する回転テーブルである。この回転テーブル40
は、第1回転軸41に連結されてP1方向に回転する。
同時に、第2ロータリージョイント1Bを装備したパッ
ド支持体53は、図示するX方向に進退移動する。更
に、パッド支持体53に支持されている図示省略の駆動
モータにより回転する研磨パッド54が、パッド支持体
53の下部に取り付けられている。この研磨パッド54
は、パッド支持体53と研磨パッド54に連結している
第2回転軸55によりP2方向へ回動する。そして、研
磨パッド54は、回動しながらシリコンウェハ上をX方
向に移動して研磨加工を行う。
【0043】パッド支持体53に設けられている第1給
排通路58は、配管により研磨液を圧送する給排装置7
0と連通されている。更に、この第1給排通路58は、
第2ロータリージョイント1Bの第1通路4に連通する
と共に、隣り合わせのメカニカルシール10の間に形成
される第3通路14を介して第2通路24に回動状態で
連通可能になる。又、第2ロータリージョイント1Bの
第1通路4は、第2回転軸55に設けられている第2給
排通路56に連通すると共に、研磨パッド54の噴射通
路51に連通する。
【0044】そして、給排装置70から圧送される研磨
液を第1給排通路58を通して第2ロータリージョイン
ト1Bの第1通路4へ送り、第2ロータリージョイント
1Bでメカニカルシール10間に形成される第3通路1
4を介して回転するロータ20の第2通路24へ供給さ
れ、第2回転軸55の第2給排通路56を介して研磨パ
ッド54の噴射通路51に圧送する。そして、噴射通路
51からシリコンウェハSの上面に研磨液を噴射してシ
リコンウェハSの表面研磨加工を行う。
【0045】同時に、パッド支持体53に設けられてい
る第1流体通路59は、配管により空圧の流体給給装置
75に連通されている。更に、第1流体通路59は第2
ロータリージョイント1Bの第1通路4A、4B、4C
に連通している。この第1通路4A、4B、4Cは、ロ
ータ20の第2通路24A、24B、4Cにメカニカル
シール10間の第3通路14A、14B、14Cを介し
て回転状態でも連通する。そして、第2通路24A、2
4B、24Cから回転する第2回転軸55の第2流体通
路57に連通すると共に、第2流体通路57から研磨パ
ッド54の第2噴射通路52に連通して空気圧を噴射
し、第1噴射通路51から噴射される研磨液を均一に分
散させる作用をする。同時に、研磨した研磨液をシリコ
ンウェハS、回転テーブル40の上面等から素早く排除
させる。
【0046】これらの空気圧の噴射は、研磨液を素早く
均一に分散させる必要から、多数の第1及び第2噴射通
路51、52を介して行うか否かにその加工精度及び品
質がかかっている。又、供排装置70により、研磨液等
が第1給排通路58を介して第1通路4、・・、第3通
路14,・・、第2通路24、・・へ圧送され、第2ロ
ータリージョイント1Bにより回転状態でも研磨パット
54の第1噴射通路51及び第2噴射通路52に研磨液
と空気圧とを供給するが、これらの作動は、供排装置7
0の正圧作動により研磨パット部54とシリコンウェハ
Sとの間に流体供給装置75からの圧搾空気と共に、研
磨液を噴射させて、研磨パット部54を回転させながら
パット支持体53によりシリコンウェハSの上面を往復
移動してシリコンウェハSを研磨するものである。尚、
研磨パッド部54は、加工前後の作業のために、Y方向
に上下移動する。
【0047】更に、研磨終了後は、給排装置70の研磨
ポンプを吸引作動に切り替えて第1噴射通路51に残留
する研磨液を吸引排出し、シリコンウェハSの表面に滴
下しないように素早く処理する。これらは多数の通路を
必要とする。本発明の第1及び第2ロータリージョイン
ト1A、1Bは、多数の通路を形成できるから、この様
な用途に優れた効果を発揮する。又、多数の集合体の第
1通路4、・・、第2通路24、・・及び第3通路1
4、・・による加圧空気の噴射は、研磨液を素早く均一
に分散させる効果があり、多数の通路を介して行うか否
かにその加工精度及び品質がかかっているロータリージ
ョイント1では、回転の慣性力を小さくするロータの小
型化は優れた効果を発揮する。
【0048】更に、研磨終了後は、給排装置70の研磨
ポンプを吸引作動に切り替えて各通路に残留する研磨液
を多数の通路を介して吸引排出し、シリコンウェハSの
表面に滴下しないように素早く処理することが可能にな
る。これらの作動は多数の通路を必要とする。本発明の
ロータリージョイント1は、多数の通路を形成できるか
ら、この様な用途に優れた効果を発揮する。
【0049】
【発明の効果】本発明に係わるロータリージョイントに
よれば、以下のような効果を奏する。
【0050】請求項1に係わる本発明のロータリージョ
イントによれば、本体の凹部状空間の底部と、空間内で
摺動自在に嵌合するロータの端面とに直径が順次大きく
なるメカニカルシールを第3通路の間隙が各々形成され
るように配置することにより、この第3通路が摺動状態
でも両側に配置された第1通路と第2通路とを密封に連
通させるので、連結通路の密封接続と、その摺動抵抗を
小さく保持することが可能になる効果を奏する。その
上、ロータリージョイントの軸方向の長さを短形に形成
することが可能になり、軽量化と共に、多数の通路を自
由に設計可能にして配置することができる効果を奏す
る。
【0051】更に、全てのメカニカルシールは本体とロ
ータの端面との間の空間内に各メカニカルシールを配置
できるので、従来技術のように各メカニカルシールの取
付ごとに本体の各ブロックを組み立てる必要がなく、一
方の密封環をロータに取り付けると共に、他方の密封環
を本体に取り付けて本体にロータを嵌合すれば全体が接
合して組み立てられるから、組み立て精度が向上すると
共に、構造が容易になる。
【0052】請求項2と請求項3と請求項4に係わる本
発明のロータリージョイントによれば、回転用密封環が
軸方向に移動自在に保持する構成に成されているため
に、本体とロータの両端にメカニカルシールを配置し
て、しかも径方向に密封通路となる第3通路を多数形成
できるようになる効果を奏する。しかも、回転用密封環
の背面に被密封流体の圧力が作用できるので、互いの密
封摺動面が確実にシールする効果を奏する。更に、固定
用密封環の背面に作用する被密封流体の圧力が回転用密
封環のそれよりも大きいから、被密封流体の圧力の大き
さに関係なく確実にシールする効果を奏する。
【0053】請求項5に係わる本発明のロータリージョ
イントによれば、半導体製造装置では、油、水、空気、
真空及びその混合物を作動流体として回転部を介して使
用するために、ロータリージョイントとして多数の通路
を必要とする。しかも、これらの作動流体が交互に使用
される。更に、過酷に回動させるためにロータを軽量化
することが必要である。本発明のロータリージョイント
はこの様な用途に極めて優れた効果を発揮する。更に、
装置として取り付け場所の問題が設計上問題となってい
るが、ロータリージョイントの軸方向の長さが短形にで
きるので、設計が極めて容易になる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるロータリー
ジョイントの半断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わるロータリー
ジョイントの半断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わるロータリー
ジョイントのロータ側の正面図である。
【図4】本発明のロータリージョイントを装着したCM
P装置の側面図である。
【図5】従来技術のロータリージョイントの断面図であ
る。
【図6】図5のロータの軸方向の正面図である。
【符号の説明】
1 ロータリージョイント 1A 第1ローターリジョイント 1B 第2ロータリージョイント 2 本体 3 空間部 4 第1通路 4A 第1通路 4B 第1通路 4C 第1通路 5 第1取付溝 6 底部 7 ばね 8 管用ねじ 9第1止めピン 10 メカニカルシール 11 回転用密封環 11A 密封摺動面 11B 回転用背面 12 固定用密封環 12A 密封摺動面 12B 固定用背面 13 Oリング取付溝 14 第3通路 14A 第3通路 14B 第3通路 14C 第3通路 15 冷却水用通路 20 ロータ 24 第2通路 24A 第2通路 24B 第2通路 24C 第2通路 25 第2取付溝 29 第2止めピン 30 フランジ 33 軸受 34 配管 35 第1Oリング 36 第2Oリング 60 流体供給ポンプ 65 流体回収ポンプ 70 給排装置 75 流体供給装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状を成して内部に空間を有すると
    共に前記空間に連通する第1通路を有する本体と、前記
    本体の空間の開口に嵌挿して相対回転可能に配置される
    と共に第2通路を有するロータと、前記空間に前記本体
    と前記ロータとに係合して径方向へ第3通路となる間隙
    を設けた径の異なるメカニカルシールとを具備し、前記
    第3通路を介して前記第1通路と第2通路とが連通され
    ていることを特徴とするロータリージョイント。
  2. 【請求項2】 前記メカニカルシールの回転用密封環が
    軸方向に移動自在に保持されていることを特徴とする請
    求項1に記載のロータリージョイント。
  3. 【請求項3】 メカニカルシールの回転用密封環の回転
    用背面に被密封流体の圧力が作用するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロ
    ータリージョイント。
  4. 【請求項4】 ばねで押圧される前記密封環の背面の被
    密封流体が作用する面積がばねで押圧されない前記密封
    環の背面の被密封流体が作用する面積よりも大きく構成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は
    請求項3に記載のロータリージョイント。
  5. 【請求項5】 半導体製造装置用のロータリージョイン
    トとして用いられることを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4に記載のロータリージョ
    イント。
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