JP2006176589A - ポリビニルアルコール系樹脂及びその用途 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一般式(1)で表される構造単位を含有するポリビニルアルコール系樹脂。
(式中、R1およびR2はそれぞれ独立してアルキル基を有していてもよい炭素数1〜3のアルキレン基である)
【選択図】 図2
Description
その目的に合わせて種々のケン化度のPVA系樹脂が使用されるが、比較的ケン化度の高いPVA系樹脂の場合、その水溶液は、水温の低い冬期等においては、時間と共に粘度が上昇し、極端な場合にはゲル化して流動性が全くなくなることもある。また、紙加工用途などの場合、近年、高速塗工性が重要な課題となっているが、かかる高ケン化度のPVA系樹脂水溶液は、高せん断速度下で増粘し、塗工性が低下するという問題点があった。
また、本出願人も、側鎖に1,2−グリコール成分を含有するPVA系樹脂を提案している(例えば、特許文献3、および特許文献4参照。)。
また、一般式(1)で表される構造単位中に、1級水酸基が二個存在するため、比較的少ない変性量で上述の特徴が得られるため、経済的にもメリットが大きい。
本発明の新規PVA系樹脂は、下記一般式(1)で示される構造単位を有するPVA系樹脂である。
[化4]
R3O−R1−CH=CH―R2−OR4 (2)
上記一般式(2)において、R1及びR2はそれぞれ独立してアルキル基を有していてもよい炭素数1〜3のアルキレン基であり、R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子または−CO−R5基(式中、R5は、アルキル基、好ましくはメチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基またはオクチル基であり、かかるアルキル基は必要に応じて、ハロゲン基、水酸基、エステル基、カルボン酸基、スルホン酸基等の置換基を有していてもよい)である。
一般式(2)で示される具体的な化合物としては、1,4−ジヒドロキシ−2−ブテン、1,4−ジアシロキシ−2−ブテン、1−ヒドロキシ−4−アシロキシ−2−ブテン、1,4−ジアシロキシ−1−メチル−2−ブテン、1,5−ジアシロキシ−2−ペンテン、1,6−ジアシロキシ−2−ヘキセン、1,6−ジアシロキシ−3−ヘキセンなどが挙げられ、なかでも、共重合反応性および工業的な取り扱いにおいて優れるという点で、R1、R2がメチレン基で、R3、R4が−CO−R5で、R5がアルキル基である1,4−ジアシロキシ−2−ブテンが好ましく、そのなかでも特にR3がメチル基である1,4−ジアセトキシ−2−ブテンがより好ましい。
共重合時の単量体成分の仕込み方法としては特に制限されず、一括仕込み、分割仕込み、連続仕込み等任意の方法が採用されるが、一般式(1)で示される構造単位が共重合体の分子鎖中に均一に分布させられる点で、滴下重合が好ましく、特にはHANNA法に基づく重合方法が好ましい。
また、重合度調整や末端基を変性する目的で、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド等のアルデヒド化合物や、チオ酢酸、ドデシルメルカプタン、ラウリルメルカプタン等のメルカプタン化合物などの各種連鎖移動剤を使用することも可能である。
溶媒の使用量は、目的とする共重合体の重合度に合わせて、溶媒の連鎖移動定数を考慮して適宜選択すればよく、例えば、溶媒がメタノールの時は、S(溶媒)/M(単量体)=0.01〜10(重量比)、好ましくは0.05〜3(重量比)程度の範囲から選択される。
また、共重合反応の反応温度は、30℃〜沸点程度で行われ、より具体的には、35〜150℃、好ましくは40〜75℃の範囲で行われる。
また、ケン化反応の反応温度は特に限定されないが、10〜60℃(特には、20〜50℃)であることが好ましい。
本発明のPVA系樹脂と架橋剤による耐水性を利用した応用例としては、イソシアネート系化合物を架橋剤として用いた水性ビニルウレタン型接着剤、感熱記録用媒体の保護層、インクジェット記録用媒体(インク受容層、光沢層)などが挙げられる。
また、かかるPVA系樹脂フィルムを、プロトン酸などの脱水促進剤によって脱水処理を施した後、乾熱延伸、湿式延伸、などの公知の方法で延伸し、さらにホウ素化合物によって固定処理することで、ポリビニレン構造を有するPVAフィルムが得られ、かかるPVAフィルムは偏光フィルムとして有用である。
(1)接着剤関係
木材、紙、アルミ箔、プラスチック等の接着剤、粘着剤、再湿剤、不織布用バインダー、石膏ボードや繊維板等の各種建材用バインダー、各種粉体造粒用バインダー、セメントやモルタル用添加剤、ホットメルト型接着力、感圧接着剤、アニオン性塗料の固着剤、等。
繊維、フィルム、シート、パイプ、チューブ、防漏膜、暫定皮膜、ケミカルレース用水溶性繊維、低結晶化や延伸性向上を目的とした各種フィルムの改質用添加剤、等。
紙のクリアーコーティング剤、紙のサイジング剤、繊維製品用サイズ剤、経糸糊剤、繊維加工剤、皮革仕上げ剤、塗料、防曇剤、金属腐食防止剤、亜鉛メッキ用光沢剤、帯電防止剤、導電剤、船底塗料、スケーリング防止剤、等。
エチレン性不飽和化合物、ブタジエン性化合物、各種アクリル系モノマーの乳化重合用乳化剤、ポリオレフィン、ポリエステル樹脂等の疎水性樹脂、エポキシ樹脂、パラフィン、ビチューメン等の後乳化剤、等。
塗料、墨汁、水性カラー、接着剤等の顔料分散安定剤、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、(メタ)アクリレート、酢酸ビニル等の各種ビニル化合物の懸濁重合用分散安定剤、等。
疎水性樹脂の帯電防止剤、及び親水性付与剤、複合繊維、フィルムその他成形物用添加剤、等。
(7)凝集剤関係
水中懸濁物及び溶存物の凝集剤、パルプ、スラリーの濾水剤、等。
(8)増粘剤関係
各種水溶液やエマルジョンの増粘剤、等。
(10)感光剤、感電子関係、感光性レジスト樹脂、等。
(11)その他イオン交換樹脂、イオン交換膜関係、キレート交換樹脂、等。
上記の中でも、(1)〜(7)の用途に特にその有用性が期待される。
実施例1
還流冷却器、滴下漏斗、撹拌機を備えた反応缶に、酢酸ビニル1300g、メタノール520g、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(R1、R2がメチレン基、R3、R4が−CO−R5で、R5がメチル基)52.0g(2モル%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.1モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、撹拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ重合を行った。
その後、酢酸ビニルの重合率が83.6%となった時点で重合禁止剤を仕込み、重合を終了した。続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニル単量体を系外に除去し共重合体のメタノール溶液を得た。
3360cm−1:OH(strong)
2950、2910cm−1:メチレン(strong)
1440cm−1:メチレン(strong)
1240cm−1:メチン(weak)
1144cm−1:結晶バンド(HとOH間、strong)
1100cm−1:C−O(medium)
850cm−1:メチレン(medium)
660cm−1:OH(medeium broad)
1.2〜1.6ppm:メチレンプロトン、メチンプロトン(変性種に起因)
3.4〜3.5ppm:メチレンプロトン(変性種に起因)
3.8〜3.9ppm:メチンプロトン
4.1〜4.6ppm:水酸基
PVA系樹脂の8%水溶液をガラス容器に入れ、水溶液の温度を20℃とした。次に、ガラス容器を5℃の恒温水槽内に放置して、1時間及び24時間放置後の粘度を測定し、増粘倍率を求め以下の通り評価した。
○・・・増粘倍率が1.5倍未満
△・・・増粘倍率が1.5倍以上、2.5倍未満
×・・・増粘倍率が2.5倍以上
尚、増粘倍率は下式より算出される。
増粘倍率=(5℃で24時間後の粘度)/(5℃で1時間後の粘度)
PVA系樹脂の1%水溶液250mlを容量1Lのメスシリンダーに入れ、40℃に調温後、ディフューザーストーンを液底部に入れ、空気を0.2L/minで通気して発泡させ、5分後の水溶液と泡沫を合わせた容積を測定し、以下の通り評価した。
○・・・容積が400ml未満
△・・・容積が400ml以上、1000ml未満
×・・・容積が1000ml以上
PVA系樹脂の10%水溶液の30℃における高剪断速度下での粘度上昇を測定し、下記の通り評価した。尚、測定装置としては島津製作所社製のフローテスターCFT−500Cを用いた。
○・・・剪断速度が6×106/s以上で粘度上昇が極大値を示す場合
×・・・剪断速度が6×106/s未満で粘度上昇が極大値を示す場合
PVA系樹脂を80℃の蒸留水中で撹拌し完全に溶解した後、約15%濃度の水溶液を調製し、テフロン製の型に、かかるPVA系樹脂水溶液と架橋剤としてのイソシアネート化合物(MDI、イソシアネート基量:6.71×10−3mol/g)を入れ接着剤を作製した。
尚、イソシアネート化合物とPVA系樹脂の配合割合は、イソシアネート基とPVA系樹脂中の水酸基の割合が1:5となるように配合した。
得られた接着剤を、被着材(マカバ:平均比重0.73、含水率約12%)に塗布量が220g/m2となるように塗布し、塗布後は約1MPaで20℃×1日圧締し、その後120℃×2時間熱処理行い、シングルラップ引っ張り剪断型の試験片として、クロスヘッドスピード10mm/分で、引っ張り試験を行い、以下の通り評価した。
○・・・接着強さが40Kgf/cm2以上
△・・・接着強さが30kgf/cm2以上、40kgf/cm2未満
×・・・接着強さが30Kgf/cm2未満
攪拌機、還流冷却器、滴下漏斗、温度計を備えたセパラブルフラスコに水140部、PVA系樹脂10部、pH調整剤として酢酸ナトリウム0.02部、重合モノマー(メタクリル酸メチル/アクリル酸n−ブチル=60/40(重量比))12.5部を仕込み、攪拌しながらフラスコ内の温度を60℃に上げた。その間、窒素ガスでフラスコ内を置換しながら1%の過硫酸アンモニウム水溶液5部を添加して重合を開始した。初期重合を30分間行ない、残りの重合モノマー112.5部を4時間かけて滴下し、さらに1%の過硫酸アンモニウム水溶液5部を1時間毎に4回添加し、重合を行った。その後、75℃で1時間熟成した後、冷却して、固形分45%のメタクリル酸メチル/アクリル酸n−ブチル共重合体の水性エマルジョンを得た。
450mlマヨネーズ瓶に得られたエマルジョン300gを入れ、BROOKFIELD型粘度計にて、25℃でのエマルジョン粘度(V0)を測定し、さらに、60℃の恒温槽内に10日間放置した後、25℃でのエマルジョン粘度(V10)を測定して、その粘度比(V10/V0)を求めた。
PVA系樹脂15部を水85部に溶解させたものに、コロイダルシリカ(WRグレース社製「Ludox AS−40」、粒径20nm、固形分40%)をPVA系樹脂/コロイダルシリカ=1/2(固形分重量比)となるように混合し、ホモジナイザー(特殊機化工業社製「T.K.ROBOMICS」)にて5000rpmで5分間攪拌し、固形分15%の塗工液を作製した。
かかる水分散液を坪量270g/m2の上質紙上に50μmのアプリケーターにて塗工し、105℃の熱風乾燥機中で5分間乾燥させて厚み7.5μmの塗工層を形成してインクジェット記録用媒体を得た。
得られたインクジェット記録用媒体の法線に対して60度の光沢度を、変角光度計(日本電色工業社製「VG−Σ80」)を使用し測定した。
PVA系樹脂の10%水溶液を60℃の熱ロールに流延し厚さ30μmのキャストフィルムを作成した。フィルムを40mm×40mmに切り、これをスライドマウントにはさみ、20℃で攪拌している水中に浸漬し、フィルムが完全に溶解するまで時間(秒数)を測定し以下の基準で評価した。
○・・・30秒以内
△・・・30秒以上、60秒未満
×・・・60秒以上
PVA系樹脂の10%水溶液を60℃の熱ロールに流延し、厚さ100μmのキャストフィルムを作製した。かかるフィルムより200mm×40mmの試験片を切り出し、精密万能試験機(島津製作所社製「オートグラフIS−5000」)により、150℃で200mm/minの速度で6倍の長さになるまで延伸し、以下の基準で評価した。
○・・・フィルムが破断せず
×・・・フィルムが破断
PVA系樹脂の10%水溶液をPETフィルム上に流延し、23℃、50%RHの雰囲気下で48時間放置後、五酸化リン入りデシケーター中に2週間静置して乾燥させ、厚さ3μmおよび20μmのキャストフィルムを作製した。厚さ3μmのフィルムを用い、湿度0%RHの酸素透過度を酸素透過度測定装置(MOCON社製「OXTRAN2/20」)を用いて測定、湿度37%RHおよび52%RHの酸素透過度を酸素透過度測定装置(MOCON社製「OXTRAN TWIN」)を用いて測定した。また、厚さ20μmのフィルムを用い、湿度81%RHの酸素透過度を酸素透過度測定装置(MOCON社製「OXTRAN TWIN」)を用いて測定し、厚さ3μmの値に換算した。
還流冷却器、滴下漏斗、撹拌機を備えた反応缶に、酢酸ビニル1300g、メタノール104g、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(R1、R2がメチレン基、R3、R4が−CO−R5で、R5がメチル基)27.6g(1.06モル%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.1モル%(対仕込み酢酸ビニル単量体)投入し、撹拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、67℃で重合を開始したと同時に1,4−ジアセトキシ−2−ブテンの20%メタノール溶液の仕込みをHANNA法に従って開始し、重合率80.5%までに46ml仕込んだ。
酢酸ビニルの重合率が80.5%となった時点で、重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニル単量体を系外に除去し共重合体のメタノール溶液を得た。
得られたPVA系樹脂について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1〜4に示す。
還流冷却器、滴下漏斗、撹拌機を備えた反応缶に、酢酸ビニル1300g、メタノール65g、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(R1、R2メチレン基、R3、R4が−CO−R5で、R5がメチル基)154.6g(6モル%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.1モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、撹拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ重合を行った。
その後、酢酸ビニルの重合率が65.2%となった時点で重合禁止剤を仕込み、重合を終了した。続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニル単量体を系外に除去し共重合体のメタノール溶液を得た。
実施例1において、1,4−ジアセトキシ−2−ブテンを仕込まないで、酢酸ビニルのみを重合(S/M=0.8、S:メタノール、M:酢酸ビニル)し、ケン化を行った以外は同様に行い、PVA系樹脂を得た。
得られたPVA系樹脂のケン化度は、残存酢酸ビニル単位の加水分解に要するアルカリ消費量で分析を行ったところ、99.5モル%であり、重合度は、JIS K 6726に準じて分析を行ったところ、860であった。又、該PVA系樹脂(I)の4%水溶液の粘度は、ヘプラー粘度計により測定したところ、9.1mPa・s(20℃)であった。
得られたPVA系樹脂について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1〜4に示す。
実施例1において、メタノールの仕込み量を845gとし、1,4−ジアセトキシ−2−ブテンに替えて、3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを用い、アゾビスイソブチロニトリルを0.08モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、酢酸ビニルの重合率が91.2%となった時点で重合禁止剤を仕込んだ以外は実施例1と同様に重合及びケン化を行いPVA系樹脂を得た。
得られたPVA系樹脂のケン化度は、残存酢酸ビニル単位の加水分解に要するアルカリ消費量で分析を行ったところ、99.6モル%であり、重合度は、JIS K 6726に準じて分析を行ったところ、850であった。又、該PVA系樹脂(I)の4%水溶液の粘度は、ヘプラー粘度計により測定したところ、9.0mPa・s(20℃)であり、変性量はNMR測定より算出したところ2.1モル%であった。
得られたPVA系樹脂について実施例1と同様の評価を行った。結果を表1〜4に示す。
Claims (11)
- 一般式(1)で示される構造単位を含有することを特徴とするポリビニルアルコール系樹脂。
(式中、R1およびR2はそれぞれ独立してアルキル基を有していてもよい炭素数1〜3のアルキレン基である) - ビニルエステル系単量体と一般式(2)で示される化合物との共重合体をケン化してなることを特徴とする請求項1記載のポリビニルアルコール系樹脂。
[化2]
R3O−R1−CH=CH―R2−OR4 (2)
(式中、R1及びR2はそれぞれ独立してアルキル基を有していてもよい炭素数1〜3の
アルキレン基であり、R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子または−CO−R5基であって、R5はアルキル基を示す) - 一般式(1)で示される構造単位の含有量が0.1〜20モル%であることを特徴とする請求項1または2記載のポリビニルアルコール系樹脂。
- 請求項1〜3いずれか記載の新規ポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする接着剤。
- 請求項1〜3いずれか記載の新規ポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする成形物。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする水溶性フィルム。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする被覆剤。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする紙加工剤。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする乳化剤。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする懸濁剤。
- 請求項1〜3いずれか記載のポリビニルアルコール系樹脂を用いることを特徴とする偏光フィルム。
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