JP2006170466A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】パネル開閉式の空気調和機において、ユーザーのパネルの脱着作業が容易であると同時に、運転時には確実に前面パネルが摺動部に締結される空気調和機をコスト向上することなく実現すること。
【解決手段】摺動アーム12は、軸受け14と係止リブ15を備えており、一方、前面パネル7は、軸8と回動アーム13を備え、軸8と回動アーム13は、摺動アーム12を挟み込んだ位置関係に配置することにより、前面パネル7の脱着作業が容易であると同時に、運転時には確実に前面パネル7が摺動部に締結される。
【選択図】図1
【解決手段】摺動アーム12は、軸受け14と係止リブ15を備えており、一方、前面パネル7は、軸8と回動アーム13を備え、軸8と回動アーム13は、摺動アーム12を挟み込んだ位置関係に配置することにより、前面パネル7の脱着作業が容易であると同時に、運転時には確実に前面パネル7が摺動部に締結される。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室内機の前面パネルが、運転時及び停止時に開閉する機構を持つ空気調和機に関するものである。
近年、空気調和機の室内機の薄型化および、意匠性の向上を目的とし、室内機の前面パネルが開閉する機構をもつ空気調和機が増えている。意匠性の向上として、室内空気を吸い込むために格子形状であった吸入グリルを、シンプルな印象を醸し出すために、格子形状の無いフラットなパネル形状を用いたりする。すると、室内空気の吸い込み量を確保するために熱交換器とパネルとの間隔を大きくせざるを得ず、薄型化を実現するのとは相反してしまう。
そこで、モーターなどの駆動装置を用いて前面パネルを開閉することで、薄型な室内機を実現しながら、運転時にパネルを開くことで、空気の吸い込み量も確保しようというものである。
従来、この種の空気調和機では、図7に示すように前面枠2と前面パネル7の間にベースパネル5を備えている構成がある。
図7において、ベースパネル5に前面パネル7がリンク機構6などを介して連結されていて、リンク機構6に駆動力がかかるとベースパネル5から前面パネル7が離れたり閉じたりする。
また、ベースパネル5は前面枠2と軸8を介して連結されていて、軸8を中心にして回転し、前面枠2に備えられたエアフィルターを着脱する際に、一定の角度で保持される様になっている。
さらに、前面パネル7および、ベースパネル5は室内空気の取り込み経路に配置していることから汚れやすい部品であるため、ベースパネル5ごと洗浄するため、前面枠2から取り外し可能な構成になっているのが普通である。
しかしながら、ベースパネル5と前面パネル7とは構造が複雑であるので、ユーザーがお掃除をする作業がやりにくく、また、更なる薄型化を図るためには厚さ方向の部品をできるだけ排除したいのであるが、そのためには、ベースパネルをなくすことが必要である。なお、図7中、1はケーシング、3は台枠、4は熱交換器である。
そこで、図8に示すように前面枠2に備えられた駆動装置11によって駆動する摺動部12に直接前面パネル7を軸を介して連結する構成がある。
図8(a)は、従来の空気調和機を示す断面図である。
図8(a)において、室内機のケーシング1は、前面枠1と台枠2とで分割された構成になっており、前面枠1に備えられた駆動装置11によって駆動する摺動アーム12を備えている。前面パネル7には、軸8と回動アーム13を備えている。
摺動アーム12は、先端に前面パネル7の軸8を挿入する軸受け15を備え、前面パネル7はこの軸8を中心として回転する。また、摺動アームは、係止リブ15を備えており
、前面パネル7がある一定の角度に保持されるように、前面パネル7の回動アーム13を保持する構成になっている。
、前面パネル7がある一定の角度に保持されるように、前面パネル7の回動アーム13を保持する構成になっている。
図8(b)は従来の空気調和機の要部断面図である。
摺動アーム12は可動式なので、前面枠2に対しクリアランスを持たせている。そのため、左右方向に遊びがある。さらに、前方に競りだした時は、撓みを発生するため、より、左右方向の遊びが大きくなる。そのため、軸8が軸受け14からはずれやすく、前面パネル7が落下しやすくなっている。
換言すれば、前面パネル7の軸8は、前面パネル7を水平に保つ状態で、意志をもってはずすように、右あるいは左に前面パネル7を寄せると摺動部の軸受けからはずれるようにわずかな差込形状になっている。
前面パネルを回転可とし、一定の角度に保持する方法としては、回転中心を前面枠からはずしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−119667号公報
しかしながら、上記の構成は、前面パネル7の軸8は取り外しできる様に摺動部の軸受けにわずかに差し込んだ状態にしている関係で、摺動部が前面枠2からせり出すと摺動部のたわみの影響で、前面パネル7の軸8が軸受けからはずれ、前面パネル7が落下しやすいという課題を有していた。
あるいは、前面パネル7を装着して、押し上げると軸を覆う様な別部品を摺動部にとりつける方法もあるが、コスト向上の要因となる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、コスト向上すること無く、ユーザーの前面パネルの脱着作業を容易にしながら、装着時には確実に前面パネルが摺動部に締結される空気調和機を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、ケーシング本体の前面を構成する前面枠と、前記ケーシング内に熱交換器を具備し、前記前面枠の前面に配置された前面パネルが、駆動機構により駆動される摺動アームと、前記前面パネルに配置された軸で連結されており、前記摺動アームには、係止リブが、前記前面パネルには、回動アームが備えられ、前記前面パネルは前記軸を中心とし回転し、ある角度で開いた状態で、前記回動アームが前記係止リブに保持される構造を持つ空気調和機で、前記摺動アームを、前記軸と前記回動アームとで挟みこむ配置構成を持つものである。
これによって、摺動アームを駆動し前面パネルを開く際、前面パネルの軸が摺動アームの軸受けから外れる方向に摺動アームが撓みを生じても、前面パネルの回動アームがその撓みを妨げることができ、前面パネルが容易に落下することを防止することとなる。
また、本発明の空気調和機は、前記軸と前記回動アームによって挟み込まれた前記摺動アームの一部が、前記軸と前記回動アームの間で、Z字形状で屈曲した形状を備えたものである。
これによって、前面パネルの落下を防止すると同時に、軸、回動アーム、それらに挟ま
れた摺動アームの3点で構成された部分をコンパクトにすることができ、省スペースにすることが可能になる。さらに、Z字形状であることは、上下抜きなどの単純な金型構成で成形可能であり、追加部品等なく、コスト向上を抑えることとなる。
れた摺動アームの3点で構成された部分をコンパクトにすることができ、省スペースにすることが可能になる。さらに、Z字形状であることは、上下抜きなどの単純な金型構成で成形可能であり、追加部品等なく、コスト向上を抑えることとなる。
また、本発明の空気調和機は、前記前面パネルの軸を受ける摺動アームに具備された軸受けの一部が開放されていて、開放部の下端が斜め下方に傾斜した面を持つ形状を備えたものである。
これによって、前面パネルを取り外して洗浄した後に、再度取り付けるときに、摺動アームの軸受けに設けられた斜め下方に傾斜した面に、前面パネルの軸が沿うようにして、摺動アームの軸受けの取付穴に導かれるので、容易に前面パネルを摺動アームに装着することが出来ることとなる。
また、本発明の空気調和機は、前記前面パネルを水平した状態で、前記回動アームの側面を左右方向に投影し、前記摺動アームと干渉する部分を排除した構成を備えたものである。
これによって、前面パネルを閉じた状態では、回動アームと摺動アームは左右方向に干渉し、ユーザーが意図しないなんらかの衝撃で前面パネルが外れることを防止する。
一方、前面パネルを、ユーザーが意図をもって洗浄の為に取り外す場合などは、ユーザーが前面パネルを水平状態に持ち上げ、さらに前面パネルを右あるいは左へ寄せることで前面枠の軸が摺動アームの軸受けから外れるようになっているが、ここでは、回動アームと摺動アームは左右方向に干渉しなくなるので、簡単に取り外しが可能になることとなる。
一方、前面パネルを、ユーザーが意図をもって洗浄の為に取り外す場合などは、ユーザーが前面パネルを水平状態に持ち上げ、さらに前面パネルを右あるいは左へ寄せることで前面枠の軸が摺動アームの軸受けから外れるようになっているが、ここでは、回動アームと摺動アームは左右方向に干渉しなくなるので、簡単に取り外しが可能になることとなる。
また、本発明の空気調和機は、前記前面パネルを水平状態からやや閉じた状態から前面パネルを完全に閉じた状態までに、前記回動アームの先端が、前記摺動アームの側面と接触する部分に、摺動アームの側面に凸形状で円弧状のリブを備えたものである。
これによって、前面パネルを水平状態からやや閉じた状態までは、回動アームと摺動アームに隙間があるため、挿入しやすく、前面パネルをやや閉じた状態から、前面パネルを完全に閉じた状態では、摺動アームの凸形状のリブが回動アームを押さえつけるため、前面パネルが完全に閉じた状態で、前面パネルの軸が摺動アームの軸受けに押さえつけられるため、前面パネルがより落下しにくくなることとなる。
本発明の空気調和機は、開閉式のパネル型吸入グリルにおいて、ユーザーが簡単に脱着できる簡易性と、装着時には容易に落下しない安全性を提供することが出来る。また、追加部品無く実現することができ、金型のコスト向上を抑制することが可能となる。
第1の発明は、ケーシング本体の前面を構成する前面枠と、前記ケーシング内に熱交換器を具備し、前記前面枠の前面に配置された前面パネルが、駆動機構により駆動される摺動アームと、前記前面パネルに配置された軸で連結されており、前記摺動アームには、係止リブが、前記前面パネルには、回動アームが備えられ、前記前面パネルは前記軸を中心とし回転し、ある角度で開いた状態で、前記回動アームが前記係止リブに保持される構造を持つ空気調和機で、前記摺動アームを、前記軸と前記回動アームとで挟みこむ配置構成を持つことで、摺動アームを駆動し前面パネルを開く際、前面パネルの軸が摺動アームの軸受けから外れる方向に摺動アームが撓みを生じても、前面パネルの回動アームがその撓みを妨げることができ、前面パネルが容易に落下することを防止することとなり、ユーザーに安全性を提供することが出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気調和機において、前記軸と前記回動アームによって挟み込まれた前記摺動アームの一部が、前記軸と前記回動アームの間で、Z字形状で屈曲した形状を備えたことにより、前面パネルの落下を防止すると同時に、軸、回動アーム、それらに挟まれた摺動アームの3点で構成された部分をコンパクトにすることができ、省スペースにすることが可能になる。さらに、Z字形状であることは、上下抜きなどの単純な金型構成で成形可能であり、追加部品等なく、コストupを抑えることが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の空気調和機において、前記前面パネルの軸を受ける摺動アームに具備された軸受けの一部が開放されていて、開放部の下端が斜め下方に傾斜した面を持つ形状を備えたことにより、前面パネルを取り外して洗浄した後に、再度取り付けるときに、摺動アームの軸受けに設けられた斜め下方に傾斜した面に、前面パネルの軸が沿うようにして、摺動アームの軸受けの取付穴に導かれるので、ユーザーが前面パネルを摺動アームに簡単に装着できる簡易性を提供することが出来る。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の空気調和機において、前記前面パネルを水平した状態で、前記回動アームの側面を左右方向に投影し、前記摺動アームと干渉する部分を排除した構成を備えたことにより、前面パネルを閉じた状態では、回動アームと摺動アームは左右方向に干渉し、ユーザーが意図しないなんらかの衝撃で前面パネルが外れることを防止する一方で、前面パネルを、ユーザーが意図をもって洗浄の為に取り外す場合などは、ユーザーが前面パネルを水平状態に持ち上げ、さらに前面パネルを右あるいは左へ寄せることで前面枠の軸が摺動アームの軸受けから外れるようになっていて、回動アームと摺動アームは左右方向に干渉しなくなるので、ユーザーが簡単に取り外しが可能な操作性を提供することが可能になる。
第5の発明は、特に、第1または第2の発明の空気調和機において、前記前面パネルを水平状態からやや閉じた状態から前面パネルを完全に閉じた状態までに、前記回動アームの先端が、前記摺動アームの側面と接触する部分に、摺動アームの側面に凸形状で円弧状のリブを備えたことにより、前面パネルを水平状態からやや閉じた状態までは、回動アームと摺動アームに隙間があるため、挿入しやすく、前面パネルをやや閉じた状態から、前面パネルを完全に閉じた状態では、摺動アームの凸形状のリブが回動アームを押さえつけるため、前面パネルが完全に閉じた状態で、前面パネルの軸が摺動アームの軸受けに押さえつけられるため、装着時には容易に落下しない安全性をユーザーに提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第一の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図1(a)は同空気調和機の要部側面図、図1(b)は同空気調和機の要部断面図である。図2は本発明の第一の実施の形態における空気調和機を示す要部分解斜視図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図1は本発明の第一の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図1(a)は同空気調和機の要部側面図、図1(b)は同空気調和機の要部断面図である。図2は本発明の第一の実施の形態における空気調和機を示す要部分解斜視図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図1および図2において、摺動アーム12は、軸受け14と係止リブ15を備えており、一方、前面パネル7は、軸8と回動アーム13を備えている。軸8と回動アーム13は、摺動アーム12を挟み込んだ位置関係に配置されている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
前面パネル7が閉じた状態では、回動アーム13は摺動アーム12の左側を押えているので、摺動アーム12に備えられた軸受け14から軸8が離脱することを抑えている。
これにより、摺動アーム12を駆動装置11により駆動して、前面パネル7を前方に競りでしたときに発生する摺動アーム12の撓みを抑えることが出来る。
以上のように、本実施の形態においては、前面パネルが落下することを防止することとなり、ユーザーに安全性を提供することが出来る。
(実施の形態2)
図3は本発明の第二の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図3(a)は同空気調和機の要部側面図、図3(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図3は本発明の第二の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図3(a)は同空気調和機の要部側面図、図3(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図3において、軸8と回動アーム13との間において、摺動アーム12がZ字を描くように屈曲形状を持たせるものである。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
摺動アーム12は、軸8と回動アーム13によって挟まれた構成は変わらないので、前面パネルの落下を防止するこができると同時に、軸、回動アーム、それらに挟まれた摺動アームの3点で構成された部分をコンパクトにすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、空気調和機の構成部品を省スペースにすることが可能になり、また、Z字形状であることは、上下抜きなどの単純な金型構成で成形可能であり、追加部品等なく、コストupすること無く実現することが可能となる。
(実施の形態3)
図4は本発明の第三の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図4(a)は同空気調和機の要部側面図、図4(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図4は本発明の第三の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図4(a)は同空気調和機の要部側面図、図4(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図4において、前面パネルの着脱のために軸受け14には、軸8の径よりやや多きい幅の切り欠き17を有している。軸受け14は切り欠き17の下部から斜め下方に傾斜したガイド18を有している。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
前面パネル7を取り外して洗浄した後に、再度取り付けるときに、前面パネル7の軸8を、摺動アーム12に備えられた軸受け14に挿入する必要があるが、前面パネル7の軸8は、摺動アーム12の軸受け14に設けられた斜め下方に傾斜したガイド18に沿うようことにより、容易に摺動アーム12の軸受け14の取付穴に導かれることとなる。
以上のように、本実施の形態においては、ユーザーが前面パネルを摺動アームに簡単に装着できる簡易性を提供することが出来る。
(実施の形態4)
図5は本発明の第四の実施の形態における空気調和機の側面図を示すものである。
図5は本発明の第四の実施の形態における空気調和機の側面図を示すものである。
図5において、前面パネル7を摺動アーム12から取り外すために、前面パネルを水平にした状態を示している。
この図から解る様に、摺動アーム12は、斜線部19を除去された構成を採っている。この斜線部19は、回動アーム13の側面を、摺動アームへ左右方向に投影した部分を含んでいる。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
前面パネル7を閉じた状態では、回動アーム13と摺動アーム12は左右方向に干渉し、ユーザーが意図しないなんらかの衝撃で前面パネルが外れることは無い。
一方、前面パネル7を、ユーザーが意図をもって洗浄の為に取り外す場合などは、ユーザーが前面パネル7を水平状態に持ち上げ、軸を軸受けから外すために、前面パネルをさらに左方向か右方向へずらして、軸の軸受けへの引っ掛かりを離脱する必要があるが、ここでは、回動アームの側面は、摺動アームの側面と干渉しないため、簡単に離脱することができる。
以上のように本実施の形態においては、ユーザーが前面パネルを、摺動アームから簡単に取り外しが可能な操作性を提供することが可能になる。
(実施の形態5)
図6は本発明の第五の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図6(a)は同空気調和機の要部側面図、図6(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図6は本発明の第五の実施の形態における空気調和機を示すものであり、図6(a)は同空気調和機の要部側面図、図6(b)は同空気調和機の要部断面図である。なお、従来の構成と同一の構成には同一の符号を付与して説明を省略する。
図6において、前面パネル7は、水平状態からやや閉じた状態で示されている。この状態で回動アーム13に接触し、さらに前面パネル7を完全に閉じた状態までに、その接触部が大きくなる軸8を中心とした円弧状の凸形状リブ20を、摺動アーム12の側面に備えた形態を採る。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
前面パネル7を水平状態からやや閉じた状態(図6(a)参照)までは、回動アーム13と摺動アーム12に隙間があるため、回動アームが摺動アームの端面21にぶつかることが防がれる。前面パネル7を完全に閉じた状態では、摺動アーム12に設けられた円弧状の凸形状リブ20が回動アームを押さえつけるため、前面パネル7の軸8が摺動アーム12の軸受け14に押さえつけられることとなる。
以上のように本実施の形態においては、前面パネルが摺動アームに装着されている時には摺動アームが動作しても、前面パネルが容易に落下しない安全性をユーザーに提供することが出来る。
以上のように、本発明にかかる空気調和機の構造は、引き出し式で開閉を伴ない、取りはずしが必要な机や戸棚等の家具などの用途にも適用できる。
1 ケーシング
2 前面枠
3 台枠
4 熱交換器
5 ベースパネル
6 リンク
7 前面パネル
8 軸
9 リブ
10 リブ
11 駆動装置
12 摺動アーム
13 回動アーム
14 軸受け
15 係止リブ
16 Z字形状
17 切り欠き
18 ガイド
19 斜線部
20 凸形状リブ
21 端面
2 前面枠
3 台枠
4 熱交換器
5 ベースパネル
6 リンク
7 前面パネル
8 軸
9 リブ
10 リブ
11 駆動装置
12 摺動アーム
13 回動アーム
14 軸受け
15 係止リブ
16 Z字形状
17 切り欠き
18 ガイド
19 斜線部
20 凸形状リブ
21 端面
Claims (5)
- ケーシング本体の前面を構成する前面枠と、前記ケーシング内に熱交換器を具備し、前記前面枠の前面に配置された前面パネルが、駆動機構により駆動される摺動アームと、前記前面パネルに配置された軸で連結されており、前記摺動アームには係止リブが、前記前面パネルには回動アームが備えられ、前記前面パネルは前記軸を中心とし回転し、ある角度で開いた状態で、前記回動アームが前記係止リブに保持される構造を持つ空気調和機で、前記摺動アームを、前記軸と前記回動アームとで挟みこむ配置構成を持つことを特徴とした空気調和機。
- 前記軸と前記回動アームによって挟み込まれた前記摺動アームの一部が、前記軸と前記回動アームの間で、Z字形状で屈曲した形状を持つ事を特徴とした、請求項1に記載の空気調和機。
- 前記前面パネルの軸を受ける摺動アームに具備された軸受けの一部が開放されていて、開放部の下端が斜め下方に傾斜した面をもつ事を特徴とした、請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
- 前記前面パネルを水平した状態で、前記回動アームの側面を左右方向に投影し、前記摺動アームと干渉する部分を排除した構成を持つ事を特徴とした、請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
- 前記前面パネルを水平状態からやや閉じた状態から前面パネルを完全に閉じた状態までに、前記回動アームの先端が、前記摺動アームの側面と接触する部分に、摺動アームの側面に凸形状で円弧状のリブを備えた事を特徴とした、請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004359433A JP2006170466A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004359433A JP2006170466A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006170466A true JP2006170466A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36671417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004359433A Pending JP2006170466A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006170466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068792A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Panasonic Corp | 空気調和機の室内ユニット |
JP2012068004A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004359433A patent/JP2006170466A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068792A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Panasonic Corp | 空気調和機の室内ユニット |
JP2012068004A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
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