JP2006168550A - エアアウトレットの構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体の換気孔に嵌合固定され複数の開口部29を有したエアアウトレット1本体と、上端縁が前記エアアウトレット1本体に支持され、複数の開口部29を開閉する可撓性の複数の板状体31とを備え、複数の板状体31はそれぞれ対向する開口部29を閉じる際にそれぞれの板状体31と開口部29の周縁eとの当接が相互に異なる状態で段階的に変化するように形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
しかし、特許文献1に開示される換気装置の場合、板状弁の最下端ではないが、下端近傍であって板状弁の幅方向のほぼ全域が開口部の下縁当接部に当接することとなり、騒音レベルは低いものの打音がやはり生じ、十分な騒音低減対策とはなっていない。
ここで不図示のワンボックスカーはその車室最後部に不図示のテールゲートにより開閉される後方開口2を備える。後方開口2は左右対称に形成される左右の後部ピラー3(左側は図示せず)と両ピラー3の上端を結ぶ不図示のリアルーフレールと、両ピラー3の下端を結ぶリアエンドクロスメンバ4とで基部構造が形成される。
なお、左右のサイドメンバ5の後端には不図示の左右のステーを介して車幅方向に長いリアバンパー12が取付けられ、このリアバンパー12がテールエンドロアパネル11とその左右端に接合された左右のリアアウタ−パネル7の下端部を覆うように装着される。
更に、右後部ピラー3の後方側壁f4およびその外側に重なるリアアウタ−パネル7の下端部703であって、リアバンパー12の裏側空域15との対向部には外側換気孔16が形成され、そこに本発明の適用されたエアアウトレット1が装着される。
矩形枠部19内の隔壁21は複数に屈曲形成され、各傾斜壁27と、各傾斜壁27の下端と互いに隣り合う傾斜壁27の上端とを連続させる段部28とを順次上下に連続形成した形状を成し、それらの左右端は矩形枠部19の内壁に一体結合されている。
隔壁21上の4つの傾斜壁27には横幅bが互いに同一で、上下幅が相互に異なる開口部29がそれぞれ形成される。ここで4つの開口部29の内、最下段の開口部29の上下幅h1が最も小さく、次いで、最上段の開口部29の上下幅h2、その下の開口部29の上下幅h3、その下の開口部29の上下幅h4が順次大きくなるように設定され、形成されている。
図1(b)、図4(a)に示すように、各傾斜壁27の開口部29の周縁は平面状に形成され、各開口部29及び開口部29の周縁は可撓性の樹脂製の薄板からなる板状体31により確実に覆われるように形成される。各板状体31はそのうちの上縁部に一対のフック形の拘束部32を突出し形成しており、一対の拘束部32は開口部29の上縁部に一対のコ字型の留め金33によりそれぞれ離脱不可に係止されている。このため、上端の一対の拘束部32を結ぶ屈曲中心線Lを揺動中心として板状体31は下端側の揺動下縁を揺動可能に装着される。
ここで4つの板状体31の内、最下段の板状体31の上下幅H1が最も小さく、次いで、最上段の開口部29の上下幅H2、その下の開口部29の上下幅H3、その下の開口部29の上下幅H4が順次大きくなるように設定され、形成されている。
次に、第1実施形態としてのエアアウトレット1に代えて、図6に示すような第5実施形態としてのエアアウトレット1eを形成してもよい。この第5実施形態としてのエアアウトレット1eは第1実施形態としてのエアアウトレット1と比較し、それぞれの板状部及び開口部29eの形状が相互に異なるように形成されている点以外は同一構成を採ることより、ここでは重複説明を略す。
上述のところで、各エアアウトレット1で用いた複数の開口部29と板状体31はそれぞれが上下に配列されていたが、場合により左右に複数配列されるように構成されてもよく、この場合も図1のエアアウトレット1と同様の作用効果が得られる。
29〜29e 開口部
30 植毛
31〜31e 板状体
34〜34d 板状体の揺動下縁
34e 下部扇形周縁
e 開口部の周縁
er,er1,ek,em 下縁部
erd 下部扇形周縁
es 直状側縁
L 屈曲中心線
X 前後方向
Y 車幅方向
Z 下縁長手方向
Claims (9)
- 車体の換気孔に嵌合固定され複数の開口部を有したエアアウトレット本体と、
上端縁が前記エアアウトレット本体に支持され、前記複数の開口部を開閉する可撓性の複数の板状体とを備え、
前記複数の板状体はそれぞれ対向する前記開口部を閉じる際にそれぞれの板状体と前記開口部周縁との当接が相互に異なる状態で段階的に変化するように形成されていることを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項1記載のエアアウトレットの構造において、
前記複数の板状体は、それぞれの少なくとも揺動下縁の形状が他の板状体と相互に異なるように形成されていることを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項2記載のエアアウトレットの構造において、
前記複数の板状体は、それぞれの前記上端縁の屈曲中心線とその反対側の揺動下縁との間の距離が他の板状体と相互に異なるように形成されていることを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項1乃至3記載のエアアウトレットの構造において、
前記複数の板状体は、それぞれの揺動下縁がその下縁長手方向に沿って前記上端縁の屈曲中心線との間の距離を変化させるように形成されていることを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項3又は4記載のエアアウトレットの構造において、
前記板状体の揺動下縁がその下縁長手方向に沿って傾斜していることを特徴とするエアアウトレット構造。 - 請求項3又は4記載のエアアウトレットの構造において、
前記板状体の揺動下縁が湾曲していることを特徴とするエアアウトレット構造。 - 請求項1乃至6記載のエアアウトレットの構造において、
前記板状体の揺動下縁が、前記板状体の揺動方向に湾曲形成されたことを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項1乃至7記載のエアアウトレットの構造において、
前記板状体の揺動下縁が当接する前記エアアウトレット本体の開口部の下縁部が前記板状体の揺動方向に湾曲形成されたことを特徴とするエアアウトレットの構造。 - 請求項1乃至8記載のエアアウトレットの構造において、
前記板状体と同板状体が当接する前記エアアウトレット本体の開口部の周縁との少なくとも一方が植毛処理されたことを特徴とするエアアウトレットの構造。
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JP2012206571A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ブレーキ装置 |
JP2016141253A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | トヨタ自動車株式会社 | ベントダクト |
US9889722B2 (en) | 2013-12-17 | 2018-02-13 | Hyundai Motor Company | Air exhaust device for vehicle body panel |
CN110530000A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-03 | 广东美的制冷设备有限公司 | 出风组件以及空调器 |
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