JP2006168468A - 自動二輪車用パワーユニットおよび自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、強度的に有利なボス部を有し、フートレストをしっかりと支持できる自動二輪車用パワーユニットを得ることにある。
【解決手段】パワーユニット20は、遠心式クラッチ34を収容するケース23と、ケースの下方に配置され、ケースの側方に突出する左右のフートレスト85a,85bを支持する支持部材86とを備えている。ケースは下面83を有するとともに、この下面のうち遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部92a〜92dが形成されている。支持部材は、ボス部の下端面95,97に固定されている。
【選択図】 図4
【解決手段】パワーユニット20は、遠心式クラッチ34を収容するケース23と、ケースの下方に配置され、ケースの側方に突出する左右のフートレスト85a,85bを支持する支持部材86とを備えている。ケースは下面83を有するとともに、この下面のうち遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部92a〜92dが形成されている。支持部材は、ボス部の下端面95,97に固定されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えばクランクケースの下面に左右のフートレストを支持する支持部材を固定した自動二輪車用パワーユニットに関する。さらに、本発明は上記パワーユニットを搭載した自動二輪車に関する。
従来、左右のフートレストを支持部材を介してエンジンのクランクケースに固定するようにした自動二輪車が知られている。支持部材は、左右のフートレストの間を結ぶ連結棒と、この連結棒の軸方向に沿う中間部に溶接された取り付け板とを備えている。
連結棒は、クランクケースの下方を通して車幅方向に延びている。取り付け板は、クランクケースの下面の中央部と向かい合っている。クランクケースは、その下面の中央部に複数の柱状のボス部を有している。ボス部は、クランクケースの下面から下向きに突出するようにクランクケースに一体に形成されている。取り付け板は、ボス部の下端面にボルトを介して固定されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−175465号公報
上記特許文献1によると、ボス部は、クランクケースの後半部に位置している。クランクケースの後半部は、一般に歯車変速機の歯車を収容し得る大きさを有すればよいことから、クランク軸を収容したりオイルパンを有するクランクケースの前半部に比べてコンパクトに形成されている。このため、クランクケースの後半部の下面は、クランクケースの前半部の下面よりも高い位置にある。
すると、エンジンの搭載位置は、例えば自動二輪車のバンク角との兼ね合いにより定まるので、エンジンの高さ位置を基準とした場合に、路面に対するクランクケースの後半部の位置が高くなる。したがって、フートレストを適正なライディングポジションが得られる高さ位置に設置するためには、クランクケースの下面から突出するボス部の突出長を長くせざるを得なくなる。
一方、フートレストは運転者の体重を支えるので、支持部材およびクランクケースのボス部にしても、フートレストからの荷重を十分に受け止める強度や剛性を持った構造とする必要がある。
しかしながら、従来のようにクランクケースの下面からのボス部の突出長が長くなると、ボス部に荷重に耐えられるだけの各種の補強対策を講じなくてはならない。この結果、クランクケースの形状が複雑となり、重量の増大やコスト高を招く要因となるといった不具合が生じてくる。
本発明の目的は、強度的に有利なボス部を有し、フートレストをしっかりと支持できる自動二輪車用パワーユニットを得ることにある。
本発明の他の目的は、強度的に有利なボス部を有し、フートレストをしっかりと支持できるパワーユニットを搭載した自動二輪車を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る自動二輪車用パワーユニットは、
遠心式クラッチを収容するケースと、
上記ケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を備えている。
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴としている。
遠心式クラッチを収容するケースと、
上記ケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を備えている。
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴としている。
上記他の目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る自動二輪車は、
フレームと、
上記フレームから吊り下げられるとともに、遠心式クラッチを収めるケースを有するパワーユニットと、
上記パワーユニットのケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を備えている。
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴としている。
フレームと、
上記フレームから吊り下げられるとともに、遠心式クラッチを収めるケースを有するパワーユニットと、
上記パワーユニットのケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を備えている。
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴としている。
本発明によれば、ケースのうち遠心式クラッチに対応する部分は、この遠心式クラッチを収めるため形状が大きくなっており、その分、ケースの下面の位置が低い。このため、ケースの下面からのボス部の突出長を短くでき、各ボス部が強度的に有利な形状となる。したがって、ボス部は、格別な補強対策を講じなくともフートレストから加わる荷重に十分に対抗することができ、ケースの構造を簡略化しつつフートレストを強固に支えることができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す自動二輪車1は、バックボーン形のフレーム2を有している。フレーム2は、ステアリングヘッドパイプ3、一本のメインフレーム部材4、左右のシートレール5a,5bおよび左右のシートピラーチューブ6a,6bを備えている。
ステアリングヘッドパイプ3は、フレーム2の前端に位置するとともに、フロントフォーク7を介して前輪8を支持している。メインフレーム部材4は、フレーム2の骨格をなすものであり、例えば断面円形の鋼管が用いられている。メインフレーム部材4は、ステアリングヘッドパイプ3から後方に向けて延びるとともに、ステアリングヘッドパイプ3の後方に進むに従い下向きに傾斜している。
シートレール5a,5bは、メインフレーム部材4の中間部から後方に向けて延びるとともに、車幅方向に間隔を存して並んでいる。シートピラーチューブ6a,6bは、メインフレーム部材4の後端部とシートレール5a,5bの中間部との間に掛け渡されて、シートレール5a,5bを下方から支えている。
シートレール5a,5bの上に燃料タンク9およびシート10が支持されている。燃料タンク9は、シートレール5a,5bの前半部に位置している。シート10は、燃料タンク9の上からシートレール5a,5bの後端部に向けて延びている。燃料タンク9およびフレーム2は、車体カバー11で覆われている。
図2ないし図4に示すように、メインフレーム部材4の中間部に一対の第1のエンジンブラケット12a,12bが固定されている。第1のエンジンブラケット12a,12bは、メインフレーム部材4の中間部から下向きに突出するとともに、車幅方向に間隔を存して向かい合っている。
メインフレーム部材4の後端部に一対のリヤアームブラケット13a,13bと一対の第2のエンジンブラケット14a,14bとが固定されている。リヤアームブラケット13a,13bは、メインフレーム部材4の後端部から下向きに突出するとともに、車幅方向に間隔を存して向かい合っている。リヤアームブラケット13a,13bは、リヤアーム15を支持している。リヤアーム15は、リヤアームブラケット13a,13bから後方に延びており、このリヤアーム15の後端部に後輪16が支持されている。リヤアーム15の後端部は、油圧緩衝器17を介してフレーム2に懸架されている。
第2のエンジンブラケット14a,14bは、リヤアームブラケット13a,13bの前端部の間に位置している。図6に示すように、第2のエンジンブラケット14a,14bは、メインフレーム部材4の後端部から下向きに突出するとともに、車幅方向に間隔を存して向かい合っている。
フレーム2は、後輪16を駆動するパワーユニット20を支持している。パワーユニット20は、例えば4サイクル単気筒エンジン21と、ベルト式連続無段変速装置(以下CVTと称する)22とを備えている。
図5に示すように、エンジン21は、クランクケース23と、このクランクケース23に連結されたシリンダ24とを備えている。クランクケース23はクランク軸25を収容している。クランク軸25は、クランクケース23に軸受26a,26bを介して支持されているとともに、車幅方向に沿って水平に配置されている。さらに、クランクケース23は、第1のケースブロック27aと第2のケースブロック27bとを有している。第1および第2のケースブロック27a,27bは、自動二輪車1の車幅方向に沿って互いに突き合わされている。
シリンダ24は、クランクケース23の前端から前方に向けて略水平に突出しており、その軸線O1がパワーユニット20の前後方向に沿って延びている。シリンダ24は、ピストン28を収容している。ピストン28は、コネクティングロッド29を介してクランク軸25に連結されている。
図3および図4に示すように、エンジン21のクランクケース23は、第1および第2のエンジンマウント部31,32を有している。第1のエンジンマウント部31は、クランクケース23の上面の前端部から上向きに突出するとともに、第1のエンジンブラケット12a,12bによって支持されている。第2のエンジンマウント部32は、クランクケース23の上面の後端部から上向きに突出するとともに、第2のエンジンブラケット14a,14bによって支持されている。このため、クランクケース23は、メインフレーム部材4から吊り下げられている。
図5および図6に示すように、クランクケース23は、遠心式クラッチ34および歯車変速機35を収容している。遠心式クラッチ34および歯車変速機35は、クランク軸25の後方に位置している。遠心式クラッチ34は、クランクケース23の第2のケースブロック27bの後端部に収容されている。第2のケースブロック27bは、遠心式クラッチ34を出し入れする開口部36を有している。開口部36は、第2のケースブロック27bの後端部の右側面に開口するとともに、クラッチカバー37で塞がれている。
遠心式クラッチ34は、出力軸38の上に支持されている。出力軸38は、クラッチカバー37および第2のケースブロック27bに夫々軸受39を介して支持され、上記クランク軸25と平行をなしている。出力軸38の右端部は、クラッチカバー37を貫通してクランクケース23の右側に突出している。
遠心式クラッチ34は、円筒状のクラッチハウジング41とクラッチボス42とを備えている。クラッチハウジング41は、出力軸38と一体に回転するように、この出力軸38の上に支持されている。
クラッチハウジング41は、複数のリング状のクラッチ板43を支持している。クラッチ板43は、クラッチハウジング41と一体に回転するとともに、出力軸38の軸方向に間隔を存して同軸状に並んでいる。
クラッチボス42は、クラッチ板43の内側に位置するとともに、その中心部を出力軸38が貫通している。クラッチボス42と出力軸38との間に円筒状の中継軸44が介在されている。中継軸44は、出力軸38の上に回転自在に支持されている。さらに、中継軸44は、クラッチボス42と一体に回転するように、このクラッチボス42と噛み合っている。
クラッチボス42は、複数のリング状のフリクションプレート45を支持している。フリクションプレート45は、クラッチボス42と一体に回転するとともに、クラッチ板43の間に介在されている。
クラッチハウジング41に複数のカム面46が形成されている。各カム面46と、このカム面46と向かい合う一つのクラッチ板43との間にローラウエイト47が介在されている。ローラウエイト47は、クラッチハウジング41の回転により生じる遠心力に応じてクラッチハウジング41の径方向に移動する。
具体的には、ローラウエイト47に加わる遠心力が予め決められた値に達した時点で、ローラウエイト47がクラッチハウジング41の径方向外側に向けて移動を開始するとともに、カム面46に追従してクラッチ板43に押し付けられる。この結果、クラッチ板43とフリクションプレート45とが互いに圧着し、遠心式クラッチ34がトルクの伝達を可能とするクラッチインの状態となる。
ローラウエイト47に加わる遠心力が低下すると、ローラウエイト47がクラッチハウジング41の径方向内側に向けて移動する。これにより、クラッチ板43とフリクションプレート45との圧着が解除され、遠心式クラッチ34がトルクの伝達を断つクラッチオフの状態に移行する。
上記歯車変速機35は、遠心式クラッチ34の出力端に位置している。歯車変速機35は、第1の変速軸49と第2の変速軸50とを有している。第1の変速軸49は、クランクケース23の後部に複数の軸受51を介して支持されているとともに、クランク軸25と出力軸38との間に位置している。第1の変速軸49の右端部に入力歯車52が固定されている。入力歯車52は、中継軸44と噛み合っている。この噛み合いにより、遠心式クラッチ34のクラッチボス42と第1の変速軸49とが一体に回転するようになっている。
第2の変速軸50は、クランクケース23の第1のケースブロック27aの後部および出力軸38の左端部に夫々軸受53を介して支持されており、出力軸38と同軸状に並んでいる。第1の変速軸49と第2の変速軸50との間に変速歯車列54が介在されている。そのため、第1の変速軸49のトルクは、変速歯車列54を介して第2の変速軸50に伝わるようになっている。
第2の変速軸50の左端部は、クランクケース23の左側に突出している。この第2の変速軸50の左端部にドライブスプロケット55が固定されている。ドライブスプロケット55と後輪16のドリブンスプロケット56との間にチェーン57が巻き掛けられている。
図5および図6に示すように、遠心式クラッチ34および歯車変速機35は、クランクケース23の後部において出力軸38の軸方向に並んでいる。この際、遠心式クラッチ34のクラッチハウジング41は、入力歯車52および変速歯車列54の各歯車よりも直径が大きく形成されている。
言い換えると、クラッチハウジング41を出力軸38の軸方向から見た時に、入力歯車52および変速歯車列54の各歯車は、略クラッチハウジング41の直径の範囲内に収まっている。このため、クラッチハウジング41の外周部が出力軸38の下方に最も大きく張り出している。
図5に示すように、上記CVT22は、クランクケース23の第2のケースブロック27bの右側面に取り付けられている。CVT22は、CVTケース60、プライマリシーブ61、セカンダリシーブ62およびベルト63を備えている。
CVTケース60は、パワーユニット20の前後方向に延びる中空の箱形をなしている。クランク軸25の右端に位置するジャーナル部25aおよび上記出力軸38の右端部は、CVTケース60の内部に突出している。CVTケース60は、プライマリシーブ61、セカンダリシーブ62およびベルト63を収容している。
プライマリシーブ61は、CVTケース60の前端部に位置するとともに、クランク軸25の右端のジャーナル部25aに支持されている。プライマリシーブ61は、固定シーブ体64と可動シーブ体65とを備えている。固定シーブ体64は、ジャーナル部25aの軸端に固定されて、クランク軸25と一体に回転するようになっている。可動シーブ体65は、固定シーブ体64に近づいたり遠ざかる方向にスライド可能にジャーナル部25aに支持されているとともに、ジャーナル部25aの周方向に回転可能となっている。
固定シーブ体64と可動シーブ体65との間に第1のベルト溝66が形成されている。第1のベルト溝66の幅は、可動シーブ体65のスライドにより調整可能となっている。
ジャーナル部25aの上にカムプレート67が固定されている。カムプレート67は、クランク軸25と一体に回転するとともに、可動シーブ体65と向かい合っている。カムプレート67と可動シーブ体65とは、一体に回転しつつ互いに近づいたり遠ざかる方向に移動可能となっている。
カムプレート67と可動シーブ体65との間に複数のローラウエイト68(一つのみを図示)が介在されている。ローラウエイト68は、クランク軸25の回転に伴って発生する遠心力によりカムプレート67の径方向に移動する。この移動により、可動シーブ体65がジャーナル部25aの軸方向にスライドし、第1のベルト溝66の幅が変化するようになっている。
セカンダリシーブ62は、CVTケース60の後端部に位置するとともに、出力軸38の右端部に支持されている。セカンダリシーブ62は、固定シーブ体70と可動シーブ体71とを備えている。固定シーブ体70は、その回転中心部に円筒状のカラー72を有している。カラー72は、出力軸38と一体に回転するように、出力軸38の右端部と噛み合っている。可動シーブ体71は、カラー72の上に軸方向にスライド可能に装着されているとともに、複数の係合ピン73を介してカラー72に引っ掛かっている。このため、可動シーブ体71は、固定シーブ体70と一体に回転しつつ、この固定シーブ体70に近づいたり遠ざかる方向に移動可能となっている。
固定シーブ体70と可動シーブ体71との間に第2のベルト溝74が形成されている。第2のベルト溝74の幅は、可動シーブ体71のスライドにより調整可能となっている。さらに、可動シーブ体71は、圧縮コイルスプリング75を介して第2のベルト溝74の幅を減じる方向に付勢されている。
上記ベルト63は、プライマリシーブ61のトルクをセカンダリシーブ62に伝えるためのものである。ベルト63は、プライマリシーブ61の第1のベルト溝66とセカンダリシーブ62の第2のベルト溝74との間に無端状に巻き掛けられている。
エンジン21がアイドリング運転をしている時のようにクランク軸25の回転数が低い状態では、ローラウエイト68がプライマリシーブ61の回転中心部に片寄っている。このため、可動シーブ体65は固定シーブ体64から最も離れた位置にあり、プライマリシーブ61に対するベルト63の巻き掛け径が最小となっている。
一方、セカンダリシーブ62では、可動シーブ体71が圧縮コイルスプリング75によって固定シーブ体70に最も近づく位置まで押圧されている。これにより、第2のベルト溝74に巻き掛けられたベルト63は、セカンダリシーブ62の外周部に押し出されており、セカンダリシーブ62に対するベルト63の巻き掛け径が最も大きくなっている。よって、CVT22の変速比が最大となる。
クランク軸25の回転数が上昇するに従い、ローラウエイト68に加わる遠心力が増大する。このため、ローラウエイト68が可動シーブ体65の径方向外側に向けて移動を開始する。この移動により、可動シーブ体65が固定シーブ体64に向けてスライドし、第1のベルト溝66の幅が狭まる。この結果、ベルト63がプライマリシーブ61の径方向外側に押し出され、プライマリシーブ61に対するベルト63の巻き掛け径が大きくなる。
逆にセカンダリシーブ62にあっては、ベルト63がセカンダリシーブ62の回転中心部に向けて引っ張られる。これにより、可動シーブ体71が圧縮コイルスプリング75の付勢力に抗して固定シーブ体70から遠ざかる方向にスライドし、第2のベルト溝74の幅が広がる。このため、セカンダリシーブ62に対するベルト63の巻き掛け径が小さくなる。よって、CVT22の変速比が小さくなり、プライマリシーブ61に対するベルト63の巻き掛け径が最大となった時点でCVT22の変速比が最小となる。
プライマリシーブ61からセカンダリシーブ62に伝えられたトルクは、セカンダリシーブ62の固定シーブ体70から出力軸38を介して遠心式クラッチ34のクラッチハウジング41に伝わる。遠心式クラッチ34は、クラッチハウジング41からローラウエイト47に加わる遠心力が規定値に達した時点でクラッチインの状態となる。この結果、エンジン21のトルクがクラッチハウジング41から中継軸44を介して歯車変速機35に伝わるとともに、チェーン57を介して後輪16に伝わる。
図3に示すように、セカンダリシーブ62の直径R2は、プライマリシーブ61の直径R1よりも大きく設定されている。図6に示すように、セカンダリシーブ62は、遠心式クラッチ34のクラッチハウジング41と同軸状に並んでいる。このクラッチハウジング41の直径R3は、セカンダリシーブ62の直径R2と略同等に設定されている。そのため、クラッチハウジング41およびセカンダリシーブ62は、クランク軸25から第2の変速軸50に至る動力伝達経路の中で最も径が大きい構成要素となっている。
図3および図9に示すように、クランクケース23は、オイルパン80を有している。オイルパン80は、クランクケース23の前半部に位置するとともに、クランク軸25の下方に張り出している。
クランクケース23の後半部は、キック軸81を収容している。キック軸81は、第1のケースブロック27aに回転自在に支持されて、車幅方向に延びている。キック軸81は、クランクケース23の左側に突出しており、このキック軸81の突出端にキッククランク82が取り付けられている。
キック軸81は、複数の始動歯車(図示せず)を介してクランク軸25と噛み合っている。さらに、キック軸81は、第2の変速軸50の下方に位置しており、上記クランクケース23に対し上記クラッチハウジング41の下端部と略同一の高さに位置している。
クランクケース23の後半部は、遠心式クラッチ34およびキック軸81の下方に位置する下面83を有している。下面83は、第1のケースブロック27aと第2のケースブロック27bとに跨っている。
図8に示すように、クランクケース23の左側および右側に夫々ゴム製のフートレスト85a,85bが配置されている。フートレスト85a,85bは、運転者が足を載せるためのものであり、運転者が最適なライディングポジションを得られるようにシート10との位置関係が決められている。
左右のフートレスト85a,85bは、金属製の支持部材86を介してクランクケース23に支持されている。支持部材86は、フートレスト85a,85bの間を結ぶ連結棒87と、この連結棒87に固定された取り付け板88とを備えている。
連結棒87は、クランクケース23の後半部の下方を通して車幅方向に延びている。連結棒87の一端は、クランクケース23の左側に突出してフートレスト85aを支持している。連結棒87の他端は、CVT22の右側に突出してフートレスト85bを支持している。取り付け板88は、金属板をプレス成形したものであり、連結棒87の長手方向に沿う中間部が嵌まり込む凹部89を有している。凹部89は、連結棒87の中間部に下方から突き合わされるとともに、連結棒87の外周面に溶接されている。
取り付け板88は、連結棒87の前方に張り出すフランジ状の第1の取り付け部90と、連結棒87の後方に張り出すフランジ状の第2の取り付け部91とを有している。第1および第2の取り付け部90,91は、連結棒87の軸方向に沿って延びるとともに、クランクケース23の後半部の下面83と向かい合っている。さらに、第1および第2の取り付け部90は、夫々一対の通孔90a,90b,91a,91bを有している。通孔90a,90bおよび通孔91a,91bは、夫々連結軸87の軸方向に互いに離間している。
図8に示すように、連結棒87の右端部および第2の取り付け部91の右端部は、CVT22の後端部の下方を横切っている。このため、CVT22のCVTケース60は、セカンダリシーブ62の真下に対応する位置おいて、連結棒87および第2の取り付け部91によって下方から覆われている。
図9および図10に示すように、クランクケース23の後半部の下面83は、取り付け板88を支持する第1ないし第4のボス部92a,92b,92c,92dを有している。第1ないし第4のボス部92a,92b,92c,92dは、クランクケース23の下面83から下向きに突出するように、このクランクケース23に一体に形成されている。本実施の形態では、第1および第3のボス部92a,92cは第1のケースブロック27aから突出するとともに、第2および第4のボス部92b,92dは第2のケースブロック27bから突出している。
第1および第2のボス部92a,92bは、第1の取り付け部90の通孔90a,90bに対応するものであり、クランクケース23の幅方向に互いに離れている。各ボス部92a,92bは、ねじ孔94が開口する下端面95を有している。第3および第4のボス部92c,92dは、第2の取り付け部91の通孔91a,91bに対応するものであり、クランクケース23の幅方向に互いに離れている。各ボス部92c,92dは、ねじ孔96が開口する下端面97を有している。
さらに、第1のボス部92aと第3のボス部92cおよび第2のボス部92bと第4のボス部92dは、クランクケース23の前後方向に並んでいる。それとともに、第1のボス部92aと第3のボス部92cとの間、および第2のボス部92bと第4のボス部92dとの間は、夫々補強リブ98a,98bによって連結されている。補強リブ98a,98bは、クランクケース23の下面83から下向きに突出するように、クランクケース23に一体に形成されている。
取り付け板88の第1の取り付け部90は、クランクケース23の下方から第1および第2のボス部92a,92bの下端面95に突き合わせられている。第1の取り付け部90の通孔90a,90bは、第1および第2のボス部92a,92bのねじ孔94と合致している。各通孔90a,90bにクランクケース23の下方からボルト99が挿通されている。ボルト99はねじ孔94にねじ込まれている。このねじ込みにより、第1の取り付け部90が第1および第2のボス部92a,92bに固定されている。
取り付け板88の第2の取り付け部91は、クランクケース23の下方から第3および第4のボス部92c,92dの下端面97に突き合わされている。第2の取り付け部91の通孔91a,91bは、第3および第4のボス部92c,92dのねじ孔96と合致している。各通孔91a,91bにクランクケース23の下方からボルト100が挿通されている。ボルト100はねじ孔96にねじ込まれている。このねじ込みにより、第2の取り付け部91が第3および第4のボス部92c,92dに固定されている。
したがって、フートレスト85a,85bを支える支持部材86は、四本のボルト99,100を介してクランクケース23に固定されており、これらボルト99,100は、四角形の対角位置の関係を保っている。
さらに、連結棒87の左端部にスタンドブラケット101が溶接されている。スタンドブラケット101は、クランクケース23の左側に位置するとともに、サイドスタンド102を支持している。
このような構成によると、フートレスト85a,85bを支える支持部材86の取り付け板88は、クランクケース23の後半部の下面83から下向きに突出する第1および第4のボス部92a〜92dにボルト99,100を介して固定されている。
この際、クランクケース23の後半部は、遠心式クラッチ34の大径なクラッチハウジング41やこのクラッチハウジング41の下端部付近に位置するキック軸81を収容している。このため、クランクケース23の後半部が下方に張り出しており、その分、クランクケース23の下面83の位置が低くなっている。
したがって、クランクケース23の下面83に第1および第4のボス部92a〜92dを形成するに当って、各ボス部92a〜92dの突出長を短くすることができ、各ボス部92a〜92dが強度的に有利な形状となる。言い換えると、第1〜第4のボス部92a〜92dに格別な補強対策を講じなくとも、フートレスト85a,85bから各ボス部92a〜92dに加わる荷重に十分に対抗することができる。よって、クランクケース23の構造を簡略化しつつフートレスト85a,85bを強固に支えることができる。
加えて、上記構成によると、第1および第3のボス部92a,92cは、クランクケース23の第1のケースブロック27aに形成され、第2および第4のボス部92b,92dは、クランクケース23の第2のケースブロック27bに形成されている。このため、クランクケース23に支持部材86を固定した状態では、支持部材86が第1のケースブロック27aと第2のケースブロック27bとの間に跨る。この結果、支持部材86を利用して第1のケースブロック27aと第2のケースブロック27bとを結合することができ、第1および第2のケースブロック27a,27bの相互間の結合強度が向上する。
さらに、左右のフートレスト85a,85bの間を結ぶ連結棒87の右端部および第2の取り付け部91の右端部は、CVTケース60の後端部を下方から覆っている。このため、連結棒87および第2の取り付け部91がCVT22を保護するアンダーガードとして機能する。よって、特に不整路面を自動二輪車1で走行した時のCVT22の損傷を未然に防止することができる。
それとともに、上記実施の形態によると、CVT22のセカンダリシーブ62に伝えられたトルクは、遠心式クラッチ34から歯車変速機35およびチェーン57を介して後輪16に伝わる。言い換えると、エンジン21が停止している時は、遠心式クラッチ34はクラッチオフの状態にあるので、CVT22から後輪16に至るトルクの伝達経路が遠心式クラッチ34の所で遮断される。
そのため、例えばエンジン21が停止している自動二輪車1を押す時に、後輪16に追従してCVT22が連れ回ることはない。よって、自動二輪車1を少ない力で押すことができ、取り回しが容易となる。
本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施できる。
例えば上記実施の形態では、クランクケースを車幅方向に沿って左右に分けられる第1のケースブロックと第2のケースブロックとで構成している。しかしながら、本発明はこれに限らず、クランクケースを上下に分割するようにしてもよい。
さらに、本発明のパワーユニットは、エンジンを駆動源とするものに限らず、例えば駆動源としてモータ又はモータとエンジンとを組み合わせたハイブリッドモジュールを用いてもよい。
2…フレーム、20…パワーユニット、21…エンジン、22…ベルト式連続無段変速装置(CVT)、23…ケース(クランクケース)、25…クランク軸、34…遠心式クラッチ、61…プライマリシーブ、62…セカンダリシーブ、63…ベルト、83…下面、85a,85b…フートレスト、86…支持部材、92a〜92d…第1ないし第4のボス部、95,97…下端面。
Claims (9)
- 遠心式クラッチを収容するケースと、
上記ケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を具備し、
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。 - 請求項1の記載において、上記支持部材は、左右のフートレストの間を結ぶ連結棒と、この連結棒の軸方向に沿う中間部に設けられ、上記ボス部の下端面に固定される取り付け板とを有することを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。
- 請求項1の記載において、上記ケースは、上記遠心式クラッチを収容する第1のケースブロックと、上記第1のケースブロックに連結される第2のケースブロックとを有し、上記ボス部は第1および第2のケースブロックに夫々設けられるとともに、上記支持部材は、上記ボス部に固定した時に上記第1のケースブロックと上記第2のケースブロックとの間に跨っていることを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。
- クランク軸およびこのクランク軸の後方に位置する遠心式クラッチを収めるケースを有するエンジンと、
上記クランク軸によって駆動されるプライマリシーブと、上記遠心式クラッチと同軸状に並べられたセカンダリシーブと、上記プライマリシーブのトルクを上記セカンダリシーブに伝えるベルトとを有し、上記エンジンのケースに付設されたベルト式連続無段変速装置と、
上記ケースの下方に配置され、上記エンジンおよび上記ベルト式連続無段変速装置の側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を具備し、
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。 - 請求項4の記載において、上記セカンダリシーブは、上記プライマリシーブよりも直径が大きく、上記遠心式クラッチは、上記セカンダリシーブと同等の直径を有することを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。
- 請求項4の記載において、上記支持部材は、左右のフートレストの間を結ぶ連結棒と、この連結棒の軸方向に沿う中間部に設けられ、上記ボス部の下端面に固定される取り付け板とを有し、上記連結棒は、上記ベルト式連続無段変速装置の上記セカンダリシーブの下方を横切ることを特徴とする自動二輪車用パワーユニット。
- フレームと、
上記フレームから吊り下げられるとともに、遠心式クラッチを収めるケースを有するパワーユニットと、
上記パワーユニットのケースの下方に配置され、上記ケースの側方に突出する左右のフートレストを支持する支持部材と、を具備し、
上記ケースは下面を有するとともに、この下面のうち上記遠心式クラッチの下方に位置する部分に下向きに突出する複数のボス部を形成し、これらボス部の下端面に上記支持部材を固定したことを特徴とする自動二輪車。 - 請求項7の記載において、上記パワーユニットは、上記ケースに連結されたシリンダを有するエンジンと、このエンジンに付設されたベルト式連続無段変速装置とを備え、上記ベルト式連続無段変速装置は、上記エンジンによって駆動されるプライマリシーブと、上記遠心式クラッチと同軸状に並べられたセカンダリシーブと、上記プライマリシーブのトルクを上記セカンダリシーブに伝えるベルトとを有し、上記セカンダリシーブは、上記プライマリシーブよりも直径が大きく、上記遠心式クラッチは、上記セカンダリシーブと同等の直径を有することを特徴とする自動二輪車。
- 請求項8の記載において、上記支持部材は、左右のフートレストの間を結ぶ連結棒と、この連結棒の軸方向に沿う中間部に設けられ、上記ボス部の下端面に固定される取り付け板とを有し、上記連結棒は、上記ベルト式連続無段変速装置の上記セカンダリシーブの下方を横切ることを特徴とする自動二輪車。
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