JP2006166979A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006166979A
JP2006166979A JP2004359964A JP2004359964A JP2006166979A JP 2006166979 A JP2006166979 A JP 2006166979A JP 2004359964 A JP2004359964 A JP 2004359964A JP 2004359964 A JP2004359964 A JP 2004359964A JP 2006166979 A JP2006166979 A JP 2006166979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
game
symbol
display
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004359964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4611728B2 (ja
Inventor
Susumu Ito
伊藤  晋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2004359964A priority Critical patent/JP4611728B2/ja
Publication of JP2006166979A publication Critical patent/JP2006166979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611728B2 publication Critical patent/JP4611728B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 図柄が変動表示中又は保留球がある場合に、遊技者に無駄な時間を過ごした思いをさせないようにする。
【解決手段】 スイッチ操作によって精算処理手段8aを作動させ、媒体を機外に排出する遊技機であって、精算操作処理手段6jを設けた。精算操作処理手段6jを、スイッチ操作時に図柄変動表示中であり、かつ変動表示中に係る始動入賞球の大当たり抽選結果が大当たりとなっているときと、スイッチ操作時に保留球があり、その保留球中に大当たり抽選結果が大当たりとなっている保留球があるときには、スイッチ操作を無効として大当たり動作を行わせる。無効としない場合には、即、精算処理手段8aを作動させる構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、精算スイッチの操作により、その操作時点での持ち球数がその数に応じた有価情報に変換されて記録媒体に記録され、その記録媒体が機外に排出されて、景品等の交換時における有価情報の呈示に利用可能とした遊技機に関するものである。
鋼球等からなる実際の遊技球(実球)を使用しないで遊技を行う、つまり、遊技球及び種々の部材が配置された遊技盤面を画像表示器に表示して仮想的に遊技を行う映像式の遊技機においては、実球を使用していないので遊技終了時の精算を実球によって行うことができない。
また、封入球式の遊技機においては、実球を使用して遊技を行うが、獲得した賞球等の持ち球は機外に蓄積されることはないので、映像式の遊技機と同様に、遊技終了時の精算を実球によって行うことができない。
そこでこれらの遊技機においては、所望時に操作できるスイッチ及び処理手段を設け、スイッチ操作によって、その操作時点での持ち球数をその数に応じたポイントや金額情報等の有価情報に変換してカード等の記録媒体(通常は遊技開始時に使用するものと同じ記録媒体)に記録し、その記録媒体を機外に排出可能としている。
記録媒体に記録された有価情報は、景品等の交換時において呈示、例えば情報読取手段によって読み出されて呈示され、景品等との交換価値情報としての機能を果たす。
上記記録媒体の機外への排出を、上記スイッチの操作後、即座に行うとスイッチ操作前に発射されて遊技盤面に存在する遊技球が入賞口、例えば始動入賞口に入賞する場合もある。しかしこの入賞に係る賞球は、入賞時点において記録媒体が既に機外へ排出されているので、その記録媒体には記録されず、遊技者に不満を残す不都合があった。
そこで、機内に封入されている全ての球が回収され、待機球が所定個数と判断されたときに上記スイッチの操作を有効とするような遊技機が提案された(特許文献1参照)。
特開平9−47558号公報
しかしながら上述従来の遊技機では、以下のような問題点があった。
すなわち、現在普及している遊技機、例えばパチンコ機には、一般的な入賞口やアウト口の他に、始動入賞口、可変入賞口、図柄表示装置及び保留球ランプ等が遊技盤面に配置されている。
これは、始動入賞口に遊技球が入賞(入球)すると、つまり始動入賞球が検出されると、大当たり抽選が行われると共に図柄表示装置に図柄が変動表示される。そして、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、図柄表示装置に変動表示されている図柄が大当たりに応じた図柄で停止し、可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態、いわゆる大当たり状態へ移行するというパチンコ機である。
このようなパチンコ機は、上記図柄の変動表示中又は大当たり状態継続中に新たな始動入賞球が検出された場合には、一定数、例えば4個までその新たな始動入賞球を保留球として積算記憶する機能を有する。この保留球は、これに先行する始動入賞球や保留球に係る図柄の変動表示終了後、あるいは上記大当たり状態終了後に、始動入賞球としての機能を果たす。すなわち、その始動入賞球に係る大当たり抽選の結果に応じた図柄の変動表示(保留球の消化)を行わせ、大当たり状態へ移行し得る期待感を遊技者に与える。
保留球の記憶数は、その保留球に係る図柄の変動表示の開始又は終了時にデクリメントされる。上記保留球ランプは、このような保留球の現在の記憶数を表示する。
上掲特許文献1に記載の発明では、以上のような遊技機については配慮されてなく、したがって遊技者は、図柄が変動表示中であったり、保留球がある場合には大当たり状態となる可能性が殆どないと思いつつも全ての保留球の消化が終了するまで待ち、その後に精算操作をする、つまり記録媒体の機外への排出操作をすることになる。待っている間に大当たり状態となればよいが、多くの場合、大当たり状態とはならず、遊技者には無駄な時間を過ごした思いをさせてしまい、従来、この点の改善が要望されていた。
本発明は、上記のような要望に鑑みなされたものであり、図柄が変動表示中であったり、保留球がある場合に、図柄の変動表示や全ての保留球の消化が終了するまで待っていても、遊技者に無駄な時間を過ごした思いをさせることのない遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む、遊技球の入球により賞球が払い出される複数の入賞口、遊技球の入球による賞球の払い出しのないアウト口、並びに前記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示部を含む遊技盤面と、発射操作部の操作により発射され前記遊技盤面上を移動する遊技球とを、遊技機枠に搭載された画像表示器に表示して遊技を行い、精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能な映像式の遊技機であって、前記画像表示器に表示された遊技盤面画像における遊技状態を制御する主制御手段と、この主制御手段の制御に基づき前記遊技盤面画像における表示制御を行う画像表示制御手段とを備え、前記主制御手段は、前記発射操作部の操作により発射される遊技球の前記遊技盤面画像上の消滅位置、及び前記遊技盤面画像上に表示されてから消滅するまでの生存時間を球属性として決定する球属性決定手段と、発射される遊技球毎に前記球属性を含む発射信号を送信すると共に、前記図柄の変動表示を開始させ、図柄の変動パターンの種類を指定する図柄変動開始・変動パターン指定信号を送信する信号送信手段と、前記消滅位置が前記始動入賞口に決定された遊技球である始動入賞球の各々について、前記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか、移行させることのない外れとするかの大当たり抽選を行い、この抽選結果に応じた図柄の変動パターンの指定を含む前記図柄変動開始・変動パターン指定信号を前記信号送信手段から送信させると共に前記遊技状態をその抽選結果に応じて制御させる大当たり抽選手段と、前記始動入賞球に係る前記図柄の変動表示中又は前記特別遊技状態継続中に新たな始動入賞球が生じた場合に、一定数までその新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、先行する始動入賞球又は保留球に係る前記図柄の変動表示又は前記特別遊技状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る前記図柄変動開始・変動パターン指定信号を前記信号送信手段から送信させると共に、前記保留球の記憶数をデクリメントする始動入賞球保留・消化手段と、前記精算スイッチの操作時点において、前記図柄が変動表示中であるか、前記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合には、前記精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には前記精算処理手段を作動させる精算操作処理手段とを備え、前記画像表示制御手段は、前記発射信号の受信により、その発射信号中の球属性に基づいて、遊技球が前記遊技盤面画像上に表示されてから前記入賞口又はアウト口で消滅するまでの道筋を表す球ルートを取得し、取得された球ルートに沿って各遊技球を前記遊技盤面画像上に移動表示させる遊技球移動表示手段と、前記図柄変動開始・変動パターン指定信号の受信により、前記図柄表示部にその図柄変動開始・変動パターン指定信号に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始させ、かつ所定時間後に、その始動入賞球に係る前記図柄変動開始・変動パターン指定信号で指定された図柄の変動パターンに応じた停止図柄で停止させる図柄表示制御手段とを備えることを特徴とする。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明は、入球した遊技球を始動入賞球として検出するセンサを有する始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む、遊技球の入球により賞球が払い出される複数の入賞口、遊技球の入球による賞球の払い出しのないアウト口、並びに前記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示装置を備える遊技盤面上に、発射操作部の操作により遊技球を打ち込み移動させ、前記入賞口又はアウト口へ入球させる遊技を行い、精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能な遊技機であって、前記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか、移行させることのない外れとするかの大当たり抽選を前記始動入賞球の検出毎に行い、その大当たり抽選の結果が大当たりであった場合に選択された形態の図柄の停止表示後に遊技状態を前記特別遊技状態へ移行させる大当たり抽選手段と、前記始動入賞球に係る前記図柄の変動表示中又は前記特別遊技状態継続中に新たな始動入賞球が検出された場合に、一定数までその検出された新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、先行する始動入賞球又は保留球に係る前記図柄の変動表示又は前記特別遊技状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る前記大当たり抽選の結果に応じて選択された形態の図柄の変動表示を行わせると共に、前記保留球の記憶数をデクリメントする始動入賞球保留・消化手段と、
前記精算スイッチの操作時点において、前記図柄が変動表示中であるか、前記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合には、前記精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には前記精算処理手段を作動させる精算操作処理手段とを具備することを特徴とする。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明では、精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能の映像式の遊技機であって、大当たり抽選手段及び始動入賞球保留・消化手段を備えた構成において、精算操作処理手段を設けた。
そしてこの精算操作処理手段を、精算スイッチ操作時点において図柄が変動表示中である場合に、その変動表示中に係る始動入賞球の大当たり抽選の結果が大当たりとなっているときには精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には精算処理手段を作動させて精算処理をするように構成した。また、精算スイッチ操作時点において保留球が記憶されている場合に、その記憶されている保留球中に、大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球があるときも同様、つまり、精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には精算処理手段を作動させて精算するように構成した。
これによれば、遊技者が遊技終了を望んで精算スイッチを操作した時に図柄が変動表示中であったり、保留球がある場合に、図柄の変動表示や全ての保留球の消化が終了するまで待っていても、遊技者に無駄な時間を過ごした思いをさせることがなくなる。精算スイッチの操作が無効とされ、精算処理が待たされる場合には必ず特別遊技状態(大当たり状態)となり、したがって多くの賞球の獲得が期待でき、遊技者は満足でき、また特別遊技状態とならない場合には、精算スイッチの操作が無効とされずに精算処理が進行するからである。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明によれば、実球を使用して遊技を行う遊技機(実遊技機)において、請求項1における映像式の遊技機の場合と同様の効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は第1の発明が適用されたパチンコ機の一実施形態の要部を示す構成図、図2は図1中から主制御装置、画像表示制御装置及びカード制御装置部分を取り出して示すブロック図である。第1の発明は映像式の遊技機に係るものであり、図1,図2は映像式のパチンコ機を例示している。
図において、遊技機枠1は、パチンコ遊技場内のいわゆる島と呼ばれるパチンコ機設置設備に取り付けるための固定枠2を備える。固定枠2には、可動枠3が、左側に位置するヒンジ4によって片開き可能に取り付けられる。可動枠3の内側には、画像表示器5が、画面を前側に向けて取り付けられる。画像表示器5は、液晶表示器、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ等からなり、電気的に表示形態を変えられる画像を表示できる。可動枠3の裏面側には主制御装置6、画像表示制御装置7及びカード制御装置8が取り付けられる。
このうち主制御装置6は、画像表示制御装置7の制御を経て画像表示器5に遊技盤面画像(以下、盤面画像と略記する。)を表示させ、かつこの表示させた盤面画像における遊技状態の制御及び賞球制御等、パチンコ機全般の制御を司る装置である。
ここで、上記盤面画像は、実パチンコ機(実球を使用して遊技を行うパチンコ機)の遊技盤面形態を模した画像である。すなわち、図1に例示するように、ガイドレール39、発射通路40、遊技領域41、センタ飾り42、図柄表示部43、一般入賞口44〜47、始動入賞口48、大入賞口(可変入賞口)49、大入賞口49の前面の開閉体50、風車51、サイドランプ52、アウト口53、及び図示を省略した多数の遊技釘等の盤面構成部材等を表す画像からなる。
上記主制御装置6は、図3に示すように、例えばCPU6a、RAM6b、ROM6c及び入出力インタフェース6dを備えて構成されている。また、ROM6cには、制御プログラム6c1、データ群6c2及び入賞率テーブル6c3が格納されている。
主制御装置6は、CPU6aがRAM6bを作業域として用いて制御プログラム6c1を実行し、ROM6c中のデータ群6c2及び入賞率テーブル6c3を適宜読み出しながら上述した遊技状態等の制御を行う。
上記入賞率テーブル6c3には、図1に示す各入賞口44〜49へ遊技球が入球する割合(以下、入賞口別の入球割合という。)が、その遊技球の発射強度に対応させて表わされている。遊技球の発射強度は、後述する発射操作部の操作量に対応づけられている。
以下、図4に図1を併用して入賞率テーブル6c3について説明する。
図4は、入賞率テーブル6c3の一例を示す図である。この図において、消滅位置とは遊技球の入球位置を指す。この例では、入球位置として入賞口のみが示されているので消滅位置は入賞口を指す。
図示するように入賞率テーブル6c3は、入賞口別の入球割合、つまり入賞率を遊技球の発射強度(値)に応じて表わしている。例えば、遊技球の発射強度が11〜20の範囲内では、図1に示す入賞口44,45が0.01%、入賞口46,47が0.00%、始動入賞口48が4.00%、大入賞口49が35.00%で入賞することを表わしている。アウト口53へは残余の率で入球する。
この例では、上記発射強度に応じた入賞口別の入球割合が、上記11〜20の範囲の次は21〜30、その次は31〜40というように、発射強度の範囲10刻みで1111〜1120まで、各1組の入賞口別の入球割合が設定されている。大入賞口49の入賞率は、開閉体50が開動作していないときは0.00%であり、ここでの大入賞口49の入賞率はそのままアウト口53への入球率に加算される。
なお開閉体50の開動作には、連続開放や、適宜の時間間隔をおいて開閉動作を繰り返す間欠開放等があり、その何れを適用してもよいが、本実施形態では連続開放が適用されてる。
図3に示すように、主制御装置6は、球属性決定手段6e、開閉体開閉信号生成手段6f、信号送信手段6g、大当たり抽選手段6h、始動入賞球保留・消化手段6i及び精算操作処理手段6jを備える。
ここで球属性決定手段6eは、入賞率テーブル6c3に表わされた入賞口別の入球割合に従い、後述する発射操作部の操作により発射される遊技球(発射球)の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定するように構成されている。
開閉体開閉信号生成手段6fは、予め定められた条件が充足されることにより、開閉体50を開動作させる開信号を生成し、開閉体50の開動作後は大入賞口49への予め定められた個数の遊技球の入賞(入球)、又は開閉体50の開動作後の予め定められた時間の経過により、閉動作させる閉信号を生成する手段である。
ここで、「予め定められた条件が充足される」とは、後述する複数の図柄が大当たり図柄で停止することや、大当たり状態(大入賞口49の開閉体50の開動作によって他の入賞口44〜48よりも遊技球の入球が容易な形態となる特別遊技状態)が継続することを指す。予め定められた個数としては、ここでは10個が、また予め定められた時間としては、ここでは30秒が設定されている。
信号送信手段6gは、球属性決定手段6eにより決定された球属性を含む遊技球発射信号(以下、発射信号と略記する。)S1を、発射球毎に画像表示制御装置7に送信すると共に、開閉体開閉信号生成手段6fで生成された開閉体50の開信号S2、閉信号S3を画像表示制御装置7に送信する手段である。
信号送信手段6gは、図柄の変動表示(大当たり/外れ演出画像表示)を開始させる図柄変動開始信号S4及び図柄の変動パターンの種類を指定する図柄変動パターン指定信号S5も画像表示制御装置7に送信する。
上記「図柄の変動パターン」とは、図柄表示部43に表示される3つの図柄(L、C、R)についての変動時間、停止順序及び停止図柄の種類等からなる図柄変動表示の形態を指す。3つの図柄L、C、Rは、各々複数種類の図柄、例えば0〜9までの数字図柄からなり、それらがサイクリックに1図柄ずつ表示されるようになされている。
このような図柄変動パターンの種類を指定する図柄変動パターン指定信号S5を図柄変動開始信号S4と共に画像表示制御装置7に送信すれば、図柄表示部43において、これら両信号の受信時から、図柄変動パターン指定信号S5で指定された図柄変動パターンの種類に応じて図柄の変動表示が開始する。この図柄の変動表示は、上記図柄変動パターン中に設定された変動時間の満了時に、上記停止図柄の種類をもって停止する。
大当たり抽選手段6hは、大当たり抽選を行う手段である。この大当たり抽選は、球属性決定手段6eにより消滅位置が始動入賞口48に決定された遊技球である始動入賞球について、予め定められた大当たり確率で大当たり/外れの別を決定するための抽選である。
この大当たり抽選の結果(大当たり抽選結果)は、図柄変動パターン指定信号S5の内容に反映される。つまり、信号送信手段6gに与えられる図柄変動パターン指定信号S5は、大当たり抽選結果の大当たり/外れの別に応じた図柄で停止させる信号であり、信号送信手段6gに与えられ、図柄変動開始信号S4と共に画像表示制御装置7に送信される。
更に大当たり抽選結果は、主制御装置6が設定する遊技状態に反映される。具体的には、主制御装置6はパチンコ機各部を大当たり抽選結果に応じた遊技状態に制御する。例えば、大当たり抽選結果が大当たりであれば、主制御装置6は図柄変動パターン指定信号S5による図柄変動表示の終了時に遊技状態を大当たり状態とする。
大当たり抽選は、上記のように消滅位置が始動入賞口48に決定(始動入賞決定)された遊技球である始動入賞球について、同決定の際に大当たり抽選値取得手段(図示せず)から取得された抽選値を大当たり値と照合して行われる。
本実施形態では、上記抽選値として、0〜1579までの数値をエンドレスで繰り返しカウントする大当たり抽選用カウンタ(図示せず)の上記始動入賞決定の際に読み込まれたカウント値が用いられ、このカウント値を、抽選用テーブル(図示せず)に予め設定された大当たり値と照合することで大当たり/外れの別を決定している。
ここでは、大当たり値が157、479、787、1061、1163の5種類設定されている。つまり、5/1580=1/316の大当たり確率となっている。
なお、一定条件下において、この大当たり確率が変化するように構成してもよい。
始動入賞球保留・消化手段6iは、上記始動入賞球に係る図柄の変動表示中又は大当たり状態継続中に新たな始動入賞球が生じた場合に、予め定められた数(一定数)、ここでは4個までその新たな始動入賞球を保留球として積算記憶する手段である。
始動入賞球保留・消化手段6iは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当たり状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5を信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。
保留球の記憶数は、その記憶された保留球に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始又は終了する、つまり保留球の消化が行われる毎に1個ずつ減算(デクリメント)される。記憶された保留球数が減算され、4個未満になったときは、その時点から4個を上限として再び積算記憶可能である。
図1中の54は、各々保留球を表すランプ(保留球ランプ)であり、保留球の発生に従って、例えば左側のランプ54から順に1個ずつ点灯し、また保留球の消化に従って、例えば右側のランプ54から順に1個ずつ消灯し、その点灯ランプ数が現在の保留球数を表すように構成されている。
精算操作処理手段6jは、後述する精算スイッチ32の操作を、一定条件が充足されると無効とし、無効としない場合には精算処理手段8aを即座に作動させる処理手段である。精算処理手段8aは、例えばカード制御装置8に設けられる。
ここで「一定条件が充足される」とは、精算スイッチ32の操作時点において、上記図柄が変動表示中であるか、上記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の大当たり抽選結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、大当たり抽選結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合を指す。このような場合、精算操作処理手段6jは、精算スイッチ32の操作を無効とし、無効としない場合には精算処理手段8aを即座に作動させる。
なお、変動表示中に係る始動入賞球や、記憶されている保留球(始動入賞球)中に大当たり抽選結果が大当たりとなっている始動入賞球があるかの判定は、例えば各始動入賞球についての上記抽選値を保存しておき、精算スイッチ32の操作時点において、上記判定対象の始動入賞球の各抽選値を大当たり値と照合する等によって可能である。
上記精算処理手段8aは、精算スイッチ32の操作によって、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して後述記録媒体に記録させ、この記録媒体を機外に排出する手段である。
したがって、精算操作処理手段6jが精算スイッチ32の操作を無効としない場合には、精算スイッチ32を操作することにより、精算処理手段8aが即座に作動し、上記精算スイッチ操作時点の持ち球数がその数に応じた有価情報に変換され記録された記録媒体が機外に排出される。
精算操作処理手段6jは、精算スイッチ32の操作を無効とせず、精算処理手段8aを作動させる場合には上記図柄が変動表示中であればその変動を停止させ、また上記保留球が記憶されている場合にはその記憶値をクリアさせると共に点灯している保留球ランプ54を消灯させる。
次に、画像表示制御装置7について説明する。
画像表示制御装置7は、主制御装置6の制御に基づき、つまり主制御装置6からの発射信号S1、その他、各種の信号を受信し、これらの信号等により画像表示器5に盤面画像を表示させ、かつ表示させた盤面画像における表示制御を行う装置である。
ここで、「表示させた盤面画像における表示制御を行う」とは、具体的には、画像表示器5を制御して、盤面画像自体の制御表示、例えば後述する複数の図柄の変動表示や図1に示す大入賞口49の開閉体50の動画像表示等をさせ、あるいは遊技球を盤面画像上に移動表示させること等をいう。
画像表示制御装置7の制御によるこれらの表示は、主制御装置6の制御に基づいている。特に、画像表示制御装置7による盤面画像自体の制御表示は、主制御装置6による上記盤面画像における遊技状態の制御に基づいている。
この画像表示制御装置7は、図5に示すように、例えばCPU7a、RAM7b、ROM7c、画像処理専用の演算処理ユニット(GPU:グラフィックス・プロセッシング・ユニット)7d、ビデオRAM7e、入力インタフェース7f及び出力インタフェース7gを備えて構成されている。
上記ROM7cには、制御プログラム7c1と、遊技釘の位置・形状(大きさを含む。)を表す遊技釘データ7c2と、球属性別、ここでは発射強度に基づく遊技球消滅位置・生存時間別の球ルートテーブル7c3と、その他のデータ群7c4とが格納されている。
データ群7c4には、遊技釘データ7c2と共に盤面画像を表示するためのガイドレール39、センタ飾り42、図柄表示部43、各種入賞口44〜49、開閉体50、風車51、サイドランプ52及びアウト口53等の盤面構成部材の表示用データや、盤面背景データ等が含まれる。
上記表示用データは、表示対象である各盤面構成部材の位置、形状(大きさを含む。)を表すデータであり、これらのデータから、遊技球を球ルート(位置座標データ群)に沿って移動表示させて入賞口44〜49やアウト口53で消滅させることが可能となる。
画像表示制御装置7は、CPU7aがRAM7bを作業域として用いて制御プログラム7c1を実行し、ROM7c中の遊技釘データ7c2及びデータ群7c4を適宜読み出し、またGPU7dを制御してビデオRAM7eに描画データを書き込ませる。これにより画像表示制御装置7は、上述したように画像表示器5に盤面画像を表示させ、かつ表示させた盤面画像における表示制御を行う。
本実施形態では、画像表示制御装置7は遊技球移動表示手段7h、開閉体開閉表示手段7i及び図柄表示制御手段7jを備える。
上記遊技球移動表示手段7hは、図3に示す主制御装置6の信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して各発射信号S1中の球属性に基づき各遊技球の球ルートを取得し、その球ルートで各遊技球を盤面画像上に移動表示させるように構成されている。
球ルートは、各遊技球が盤面画像上に表示(発射)されてから入賞口44〜49又はアウト口53(図1参照)で消滅、つまり入球するまでの道筋を表す位置座標データ群からなる。
球ルートの終点である入賞口44〜49又はアウト口53での遊技球の消滅はその生存時間の満了時となることは勿論であり、上記位置座標データ群中の各位置座標データは経過時間対応で、ここでは単位時間=16ミリ秒毎に、表されている。
なお、球ルートは遊技球中心位置のルートを指す。また映像式のパチンコ機においては、遊技球、入賞口44〜49及びアウト口53は画像で表示されているので、入賞口44〜49やアウト口53の位置、つまり球ルート終点で遊技球の表示が終了し、その遊技球が盤面画像上から消滅することは、遊技球が入賞口44〜49やアウト口53に入球することを指す。
開閉体開閉表示手段7iは、信号送信手段6gからの上記開信号S2又は閉信号S3の受信によって盤面画像上の開閉体50の開又は閉動作表示を行わせる手段である。
この開閉体開閉表示手段7iは、上記大当たり抽選結果が大当たりと決定された始動入賞球に係る図柄の変動表示の終了時、つまり図柄の停止時に信号送信手段6gから送信される開信号S2を受信し、盤面画像上の開閉体50の開動作表示を行わせる。
図柄表示制御手段7jは、上記図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5の受信によって、盤面画像上の図柄表示部43にその図柄変動開始信号S4に係る始動入賞球(保留球を含む。)についての図柄の変動表示を開始させる。そして、所定時間後に、その始動入賞球に係る図柄変動パターン指定信号S5で指定された図柄の変動パターンに応じた、つまり上記大当たり抽選結果に応じた停止図柄で停止させる手段である。
説明を図1に戻すと、可動枠3には、その前面に前面飾り枠11がヒンジ4によって片開き可能に取り付けられる。
前面飾り枠11は丸形開口部12を備え、この丸形開口部12は、前面飾り枠11の裏側に設けられた無色透明のガラス又は合成樹脂からなる画像表示器保護用パネル13で塞がれる。
丸形開口部12を囲む前面飾り枠11の前面部には、カード挿入口14、貸出操作機構15、返却操作機構16、精算操作機構17、発射操作機構18、持ち球数表示器19等を備える。
カード挿入口14は、ポイントや金額情報等の有価情報が書き込まれたカード状の記録媒体、ここでは金額情報が書き込まれたプリペイドカード等(以下、カードという。)22を挿入するスリット状の口である。カード挿入口14の裏側には、カード検出器23、カード搬送機構24、情報読取器25及び情報書替器26が、前面飾り枠11の裏部等に取り付けられた状態で位置する。
貸出操作機構15は、遊技者により操作される貸出操作部27と、この貸出操作部27を介して操作される貸出スイッチ28とを備える。
返却操作機構16は、遊技者により前面飾り枠11の前側から操作される返却操作部29と、この返却操作部29を介して操作される返却スイッチ30とを備える。
精算操作機構17は、遊技者により前面飾り枠11の前側から操作される精算操作部31と、この精算操作部31を介して操作される精算スイッチ32とを備える。精算スイッチ32自体を前面飾り枠11の前側に配置し、遊技者が精算スイッチ32を直接操作可能にしてもよく、この場合は精算操作部31を省略できる。
発射操作機構18は、遊技者により前面飾り枠11の前側から回動操作される発射操作部(発射レバー)33と、この発射操作部33の操作により動作する可変抵抗器34と、遊技者により前面飾り枠11の前側から操作される発射停止操作部35と、この発射停止操作部35によりON/OFF動作する発射停止スイッチ36とを備える。また発射操作機構18は、遊技者が発射操作部33に触れているか否かを検出するタッチセンサ(図示せず)を備える。
上記持ち球数表示器19は、数値表示面が前面飾り枠11の前側から見えるように、前面飾り枠11又は可動枠3に取り付けられる。
以下、上述実施形態の基本的な動作について、主に図1、図3及び図5を参照しつつ説明する。
まず、主制御装置6、画像表示制御装置7及びカード制御装置8が、遊技機枠1に設けられた電源装置(図示せず)から直流電源が供給され起動されると、主制御装置6の制御に基づき画像表示制御装置7が画像表示器5を制御して、この画像表示器5に盤面画像を表示させる。
この盤面画像は、上述したように各種の盤面構成部材39、42〜55、及び図示を省略した多数の遊技釘等を表す画像からなる。
いま、遊技者がカード22をカード挿入口14に挿入すると、カード検出器23がカード検出信号をカード制御装置8に出力し、カード搬送機構24を引込制御する。これにより、カード22が機内に搬送され、情報読取器25がカード22の金額情報を読み取ってカード制御装置8に出力する。
その後、遊技者が貸出操作部27を操作して借り出す球数に相当する投資金額を入力すると、入力された投資金額に相当する投資金額情報が貸出信号として貸出スイッチ28からカード制御装置8に出力される。カード制御装置8は、貸出スイッチ28からの貸出信号に対応する投資金額情報を演算し、カード22から読み取って記憶しておいた金額情報(カード読取金額情報)が上記投資金額情報以上であるか否かを判定する。
次にカード制御装置8は、上記カード読取金額情報が投資金額情報以上である場合には投資金額情報をそのまま、投資金額情報未満である場合には上記カード読取金額情報を投資金額情報として、主制御装置6に出力する。主制御装置6は、カード制御装置8から出力された投資金額情報に応じた球数情報を持ち球数表示器19に出力し、この持ち球数表示器19に持ち球数として数値表示させる(持ち球数として設定する)。
具体的には、貸出スイッチ28の1回の貸出信号が500円に相当するとした場合、カード22には500円の整数倍の金額情報が書き込まれている。そして、カード挿入口14に挿入されたカード22に、例えば1000円の金額情報が書き込まれている場合であって、遊技者が、貸出操作部27を1回操作した場合には500円に、2回操作した場合には1000円に、相当する球数を持ち球数表示器19に表示する。カード22に500円の金額情報が書き込まれていて、遊技者が貸出操作部27を2回操作した場合には、2回の操作に拘わらず500円に相当する球数を持ち球数表示器19に表示する。
持ち球数表示器19による球数表示と並行して、カード制御装置8は、上記カード読取金額情報から貸出としての球数情報に対応する投資金額情報を減算して情報書替器26を制御し、カード22の金額情報を上記減算の結果の残額情報に書き替える。
残額情報が「0」の場合、カード制御装置8はカード搬送機構24を戻し制御する。また、遊技者が返却操作部29を操作すると、カード制御装置8は、返却スイッチ30から返却信号を受けてカード搬送機構24を戻し制御する。
これらの戻し制御によって、カード搬送機構24はカード22を搬送してその一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を遊技機枠1から取り出し可能とする。
持ち球数表示器19が球数を表示した状態において、遊技者が発射操作部33を操作すると、図示しないタッチセンサがONすると共に、可変抵抗器34が発射操作部33の操作量に応じた可変抵抗値を主制御装置6に出力する。なお、発射停止操作部35は操作されてなく、発射停止スイッチ36はOFFしているものとする。
主制御装置6は、発射操作部33の操作量がいわゆる遊びの範囲を超えているか否か、具体的には可変抵抗器34の可変抵抗値が一定値以上か否かによる発射可否の判定を行う。主制御装置6は、判定結果が発射可である場合には、1分間当たり例えば100個の割合で発射ON信号を生成すると共に、この発射ON信号毎に、その信号生成時の上記可変抵抗値、換言すれば発射操作部33の操作量を取得する。
また主制御装置6は、画像表示器5に画像として描かれる遊技球が発射表示されてから遊技領域41をどのようなルートで流下、移動させるかについての基本的な情報となる球属性を上記発射ON信号毎、つまり発射球(発射操作部33の操作により発射される遊技球)毎に決定する。
上記球属性は、主制御装置6に備わる球属性決定手段6eにより決定される。
すなわち球属性決定手段6eは、発射操作部33の操作量に応じて遊技球の発射強度を求め、この発射強度に基づき、発射される遊技球の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定する。
図6に、遊技球の発射強度とこの発射強度に基づいて求められる生存時間との関係の一例を示す。ここでは、発射強度に基づいて求められる生存時間が一定の幅をもつ例が示されている。
遊技球の生存時間を、遊技球の発射強度に基づくものではあるが、直接的には上記消滅位置に応じて求めたものであってもよい。また、遊技球の発射強度を球属性に含めてもよく、この場合、発射強度は、遊技球が遊技領域41に打ち込まれて最初に衝突する盤面構成部材位置、つまり着弾位置の決定等に利用される。
上記発射強度は、遊技球の発射の強さを表す情報であり、上述したように遊技球の消滅位置及び生存時間を求める基本的な情報として用いられる。
遊技球の消滅位置は、入賞口44〜49に入賞(入球)するか、入賞するときはどの入賞口に入賞するか、又は入賞せずにアウト口53に入球するかを表す入球位置に係る球属性である。遊技球は入賞口44〜49への入賞、又はアウト口53への入球時にその表示が終了し、盤面画像上から消滅する。
遊技球の生存時間は、発射操作部33が操作され、遊技球が発射されてから消滅するまで、つまり盤面画像上に表示が開始されてから終了するまでの経過時間に係る球属性である。
球属性決定手段6eにより決定された各球属性を含む発射信号S1は信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信される。
画像表示制御装置7は、信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して同発射信号S1中の上記2つの球属性に基づき各遊技球の移動ルート、つまり球ルートを選択(取得)し、その球ルートで各遊技球を画像表示器5に表示された盤面画像上に移動表示させる。
球ルートは、遊技球が発射(表示)されガイドレール39に沿って遊技領域41の上部に打ち込まれた後、流下、移動しながら風車51や図示しない遊技釘等に当たって、入賞口44〜49の何れかに入賞し、又は非入賞となってアウト口53に入球するまでの道筋を表わす位置座標データ群からなる情報である。球ルートは、上記発射信号S1に応じて多数種類設定されている。
入賞は、画像表示器5に表示された盤面画像における遊技領域41を流下、移動する遊技球が入賞口44〜48(図示例では開閉体50が閉じているので大入賞口49は含まない。)の何れかに入球することを表わす情報である。
非入賞は、画像表示器5に表示された盤面画像における遊技領域41を流下、移動する遊技球が入賞口44〜49の何れにも入賞しないでアウト口53に入球することを表わす情報である。
なお、入賞として始動入賞口48への入賞が決定された場合にだけ、大当たり/外れ情報(大当たり/外れの別)が決定される。
大当たり/外れ情報は、主制御装置6において、入賞として始動入賞口48への入賞が決定されたタイミングで大当たり抽選用カウンタ(図示せず)のカウント値を取得し、このカウント値を抽選値として大当たり値と照合(大当たり抽選)して決定される。上記抽選値及び大当たり/外れ情報(抽選結果)はRAM6bに記憶される。
遊技球が画像表示器5に表示された盤面画像上に移動表示されると、主制御装置6は、上記発射ON信号毎に球数情報を減算し、この減算した球数情報を持ち球数表示器19に出力する。
球属性を含む発射信号S1を、上記発射ON信号毎に順次画像表示制御装置7に送信し、画像表示制御装置7で画像表示器5を制御させれば、画像表示器5は遊技球動画像(球ルートに沿って移動する遊技球画像)を次々と表示する。
この遊技球動画像は、遊技球が1分間当たり100発の割合で盤面画像中の発射通路40から遊技領域41に打ち込まれ、この遊技領域41を流下、移動する動画像である。
持ち球数表示器19は、主制御装置6からの減算した球数情報に相当する球数を数値表示する。つまり、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値となる。
そして、遊技領域41に打ち込まれた遊技球が一般入賞口44〜47に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅すると、主制御装置6は、一般入賞口44〜47に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。
これにより、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値と一般入賞口44〜47に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
遊技領域41に打ち込まれた遊技球が始動入賞口48に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅すると、主制御装置6は、図柄変動開始信号S4及び大当たり抽選結果に応じた図柄変動パターン指定信号S5を画像表示制御装置7に送信し、画像表示制御装置7が画像表示器5を制御する(盤面画像における表示制御を行う)。
この制御によって、画像表示器5は、図柄表示部43に3つの図柄(L、C、R)の変動表示を開始させ、図柄変動パターン指定信号S5で指定された大当たり抽選結果(大当たり/外れの別)を反映させて、つまり、所定時間後に、その始動入賞球に係る大当たり抽選結果に応じた停止図柄で停止させる。
この図柄停止によって、図柄表示部43に表示される図柄(停止図柄「L、C、R」)は、大当たり大当たり抽選の結果が大当たりである場合には例えば「2、2、2」、「3、3、3」、…「7、7、7」、…「9、9、9」のように全て同一の数値が一列に並んだ表示形態(大当たり図柄)となる。また、上記大当たり大当たり抽選の結果が外れである場合には、例えば「1、3、3」、「5、9、1」、「7、6、7」のように全てが同一とはなっていない数値が一列に並んだ表示形態となる。
図柄表示部43における停止図柄が大当たり図柄である場合には、主制御装置6が、開閉体50を開動作表示させるための開信号S2を画像表示制御装置7に送信し、これを受けた画像表示制御装置7が画像表示器5を制御する。この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の開動作画像を表示する。
この大入賞口49の開動作画像は、大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として垂直に閉じた状態から斜め前方に開く動画像である。このようにして開閉体50が開動作すると、大入賞口49は他の入賞口(一般入賞口)44〜47よりも遊技球の入球が容易な形態となり、大入賞口49には、他の入賞口44〜47に比べてより多い遊技球の入賞が可能となる。
大当たり状態(特別遊技状態)の継続中に、遊技球が大入賞口49に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像から消滅すると、主制御装置6は、大入賞口49に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。つまり、持ち球数表示器19で表示された数値は、大入賞口49への入賞時点の数値と大入賞口49に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
遊技領域41から大入賞口49に入賞した遊技球は、大入賞口49の内部に設定された普通領域又はVゾーンと称される特定領域(共に図示せず)に入賞するようになっている。また、主制御装置6は、開閉体50の開動作開始からの経過時間をカウントアップすると共に、大入賞口49に入賞した遊技球の数をカウントアップする。
上記カウントアップした経過時間が設定開動作時間、ここでは30秒に達するか、又はカウントアップした大入賞口49への入賞個数が予め定められた例えば10個のような入賞個数に達するかの何れか一方の条件を充足すると、主制御装置6は開閉体50を閉動作表示させための閉信号S3を画像表示制御装置7に送信し、画像表示制御装置7が画像表示器5を制御する。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の閉動作画像を表示する。この大入賞口49の閉動作画像は、大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方から図1に示す垂直状態に閉じる動画像である。
この開閉体50が開動作してから閉動作するまでの間、つまり開動作中において、大入賞口49の特定領域に遊技球が入賞した場合、主制御装置6は、特定領域への入賞があったことをカウントアップ(+1)する。開閉体50の1回の開動作(大当たり状態)中に特定領域への入賞数が複数個あっても、最初の+1カウントアップ以降はカウントアップされない(+1のままである)。
このカウントアップがあった場合、主制御装置6は、画像表示制御装置7による上記開閉体50の1回の開動作が終了した後に、同開閉体50を再び開動作するための開情報を内容とする信号を画像表示制御装置7に送信し、上記画像表示器5を再び制御する。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方に開く形態の動画像を表示する。
この開閉体50が再び開動作する大当たりの継続は、カウントアップした特定領域への入賞が例えば16回のような設定継続回数に達するまで行われる可能性がある。開閉体50の1回の開動作中において特定領域への入賞が1回もなければ、その回で大当たり状態の継続が終了することから、開閉体50の開動作が継続する回数は可能性にとどまる。
図柄表示部43における停止図柄が大当たり図柄でない(外れ図柄である)場合には、主制御装置6は開閉体50を開動作表示させるための開信号S2を画像表示制御装置7に送信することはなく、遊技状態を大当たり状態にすることはない。
なお、遊技領域41に打ち込まれた遊技球が始動入賞口48に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅した場合も、主制御装置6は、始動入賞口48に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。この場合も、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値と始動入賞口48に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
始動入賞球保留・消化手段6iは、上記のような開閉体50の開動作中又は図柄の変動表示中に新たな始動入賞球が生じた場合には、4個までその新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、その数に応じた数の保留球ランプ54を点灯させる。
始動入賞球保留・消化手段6iは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当たり状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5を信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。
上記の信号S4,S5を受信した画像表示制御装置7、具体的には図柄表示制御手段7jは、図柄表示部43に3つの図柄(L、C、R)の変動表示を開始させ、所定時間後に、その始動入賞球に係る大当たり抽選結果に応じた停止図柄で停止させる。停止図柄に応じた動作は主制御装置6が行う。
保留球の記憶数は、その記憶された保留球に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始又は終了する毎に、つまり保留球が消化される毎に1個ずつ減算され、これに伴い保留球ランプ54も1個ずつ消灯される。
遊技を終了する場合、遊技者は精算操作部31を介して精算スイッチ32を操作する。これにより精算処理手段8aは、精算スイッチ操作時点における持ち球数を、その数に応じたポイントや金額情報等の有価情報、ここでは金額情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出させる。
本実施形態において、上記記録媒体は、遊技開始時から用いる、金額情報が書き込まれたカード22であるので、精算処理手段8aは、カード22に残されている金額情報に、上記持ち球数に応じた金額情報を加算して書替え記録させ、そのカード22を機外に排出させる。
具体的には、精算スイッチ32を操作した時点で精算信号が精算スイッチ32からカード制御装置8に出力し、カード制御装置8がその精算信号を主制御装置6に出力する。これにより主制御装置6は、持ち球数表示器19に表示されている球数に相当する球数情報をカード制御装置8に出力すると共に、持ち球数表示器19の数値を「0」となるように持ち球数表示器19を制御し、持ち球数をクリアする。
カード制御装置8は、遊技機枠1の内部に取り込まれているカード22の金額情報に主制御装置6から入力された球数情報に対応する金額情報を加算した後、情報書替器26を制御する。この制御によって、情報書替器26が遊技機枠1の内部に取り込まれているカード22の金額情報を上記加算した金額情報に書き替える。
その後、カード制御装置8がカード搬送機構24を戻し制御する。すなわち、金額情報の書き替えられたカード22を搬送機構24により搬送し、その一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を遊技機枠1から取り出し可能とする。つまり、カード22が機外に排出され、精算処理を完了する。
以上の動作は、精算スイッチ32の操作時点において、上記図柄が変動表示中であったり、上記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の大当たり抽選結果が大当たりとなっていたり、その記憶されている保留球中に、大当たり抽選結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球があるという状況にない場合の動作である。つまり、精算操作処理手段6jが精算スイッチ32の操作を無効とする状況にない場合の動作である。
精算スイッチ32の操作を無効とする状況にある場合は、精算操作処理手段6jは精算スイッチ32の操作を無効、つまりなかったものと処理する。
これにより、主制御装置6及び画像表示制御装置7は、大当たり動作を含む上記図柄の変動表示や保留球の消化動作を通常通り(一連の動作を逐次)行う。
以下、図7に図1、図3及び図5を併用して、上記遊技球の発射強度、球属性(遊技球の消滅位置、生存時間)、発射信号S1、及び球属性別の球ルートテーブル7c3の関係について説明する。
球属性のうち、遊技球の消滅位置は、主制御装置6の球属性決定手段6eにより遊技球の発射強度に基づいて決定される。ここでは、遊技球の消滅位置が、0〜9999までの数値をエンドレスで繰り返しカウントする消滅位置決定用カウンタ(図示せず)を用い、このカウンタの上記発射ON信号生成時のカウント値と上記遊技球の発射強度に基づいて決定される。
いま、球属性決定手段6eにおいて発射強度値505が取得され、消滅位置決定用カウンタの上記発射ON信号の生成時のカウント値が250であるとする。このような場合、球属性決定手段6eは、図4に示す入賞率テーブル6c3の発射強度501〜510の欄の入賞率を検索し、ここから遊技球の消滅位置を決定する。
具体的には、この欄の各入賞口44〜49の入賞率を、入賞口44側から順に大入賞口49側に向けて各々10000倍した数値1、2、2、1、450…を順次加算して行く。すると、入賞口47の位置で合計値6が得られ、始動入賞口48の位置で合計値456が得られる。
消滅位置決定用カウンタのカウント値は250であり、この値は入賞口47の位置の合計値6を超え、始動入賞口48の位置の合計値456以下の範囲内にあるから、ここでは始動入賞口48がその遊技球の消滅位置と決定する。
これにより、遊技球の発射強度に基づき、また入賞率テーブル6c3に設定された入賞率に従って遊技球の消滅位置が決定されるが、遊技球の発射強度に基づき、かつ入賞率に従った方法であれば、上述方法以外の方法により遊技球の消滅位置を決定してもよい。
球属性のうち、遊技球の生存時間は、図6にも示したように一定の幅をもつが、その幅内の特定の生存時間が上記遊技球の消滅位置に応じて決定される。図7に示すように、同一消滅位置の中にも更に異なる値の生存時間を複数種類設定してもよいが、この場合は、消滅位置決定用カウンタを用いた抽選によりランダムに決定された複数種類の中の1種類の消滅位置に応じた特定の生存時間が決定される。
このように決定された球属性は、発射信号S1に含められて主制御装置6の信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信される。図7に示す例において、頭文字「S1」が付された4桁の数字は各々球属性を含む発射信号S1を表す。
球属性別の球ルートテーブル7c3は、画像表示制御装置7のROM7cに格納されている。この球ルートテーブル7c3は、主制御装置6の信号送信手段6gから送信されてくる発射信号S1、換言すれば球属性と、画像表示制御装置7(遊技球移動表示手段7h)が盤面画像上に表示する遊技球の移動経路、つまり球ルートとの対照表である。
球ルートは、図7に示す例においては頭文字「RT」が付された4桁の数字で表されているが、具体的には遊技球が盤面画像上に表示されてから消滅するまでの単位時間毎、例えば16ミリ秒毎の位置座標データの集合(位置座標データ群)である。
位置座標データは、例えば遊技盤面を含む画像表示器5の画像表示面(二次元平面)をX,Y平面とし、図1中の左右方向にX軸、上下方向にY軸をとり、同画像表示面の図1中の左下隅部を基準位置、つまりX=0,Y=0として表わす。
遊技盤面に直交する、遊技盤面の前面側(遊技者側)の方向にZ軸をとり、位置座標データをX,Y,Zの三次元座標で表わしてもよい。
なお図7は、球属性の一部を例示している。球属性別の球ルートテーブル7c3も一部を例示している。
遊技者が、図1に示す発射操作部33をある操作量、例えば回転角度35°〜45°までの間の回転角度θxに操作した場合、主制御装置6は回転角度θxに応じた値を発射操作量として取得し、同装置6内の球属性決定手段6eはその発射操作量に応じて遊技球の発射強度Fxを求める。
球属性決定手段6eは、求めた発射強度Fxに対応する遊技球消滅位置Pxを、上記入賞率テーブル6c3及び消滅位置決定用カウンタを用いて抽選により求め、続いて、この消滅位置Px(詳しくは発射強度Fx及び消滅位置Px)から、各消滅位置までの遊技球生存時間Txを求める。
主制御装置6の信号送信手段6gは、球属性決定手段6eで決定された遊技球消滅位置Px及び生存時間Txからなる球属性を含む発射信号S1を画像表示制御装置7に送信する。
発射信号S1は発射される遊技球毎に画像表示制御装置7に送信されるが、画像表示制御装置7(遊技球移動表示手段7h)はこの発射信号S1を受信する毎に、各発射信号S1中の球属性に応じた球ルートを遊技球消滅位置・生存時間別の球ルートテーブル7c3から読み出す。
次に、本実施形態において、図1に示す発射操作部33が操作されてから遊技球が盤面画像上に表示され、その後、盤面画像上から消滅(表示が終了)するまでの一連の処理動作を図8及び図9のフローチャートに、図1、図3、図5及び図7を参照して説明する。
まず、図8に図1及び図3を併用して主制御装置6における遊技球の発射処理を説明する。
図8において、ステップ301では、発射操作機構18が遊技球を発射できる状態になっているか否かを判定する。
すなわち、発射操作部33のタッチセンサ(図示せず)がON、発射停止スイッチがOFF、更に発射操作部33の操作量が遊びの範囲を超えているか否かを判定する。遊技者が実際に遊技球を発射するために発射操作部33を操作しているか否かを判定するためである。ステップ301の判定結果がNo(否定)であれば発射処理を終了し、Yes(肯定)であれば次ステップ302に進む。
ステップ302では前回の発射から一定時間経過しているか否かを判定する。これは1分間に例えば100発を超えて発射されないようにするためで、一定時間とはここでは0.6秒である。ステップ302で一定時間経過していないと判定された場合には発射処理を終了する。つまり、主制御装置6は、遊技球の発射に関しては何の処理もしない。一定時間経過していると判定された場合には処理をステップ303に移す。
ステップ303では、持ち球数があるか(持ち球数表示器19が表示する球数が1以上か)否かを判定し、判定結果がNoであれば空打ち音を図示しない音声制御装置で発生させるための空打ち音発生信号を同音声制御装置に送信する(ステップ304)。
ステップ303における判定結果がYesであれば球属性決定手段6eにより球属性を決定する(ステップ305)。ここでは、発射操作部33の操作量に応じて遊技球の発射強度が求められ、この発射強度及び遊技球の消滅位置に基づいて生存時間が求められ、これら消滅位置及び生存時間が球属性とされる。
球属性が決定されるとステップ306に移行し、決定された球属性を含んだ発射信号S1を信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信し、発射処理を終了する。
以上の処理は、発射球毎に行われる。
図9は、図5に示す画像表示制御装置7による表示処理を説明するためのフローチャートである。以下、この図9に図1、図3、図5及び図7を併用して画像表示制御装置7による表示処理を説明する。
まず、ステップ501において、画像表示制御装置7は、主制御装置6からの各種の信号を受信する。この信号には、図8中のステップ306で送信される発射信号S1の他、適時送信される図柄変動開始信号S4、図柄変動パターン指定信号S5、開閉体50の開信号S2、同閉信号S3等の演出表示制御用の信号がある。
発射信号S1は、発射球毎に画像表示制御装置7で受信され、その他の信号は、主制御装置6が制御する遊技状態に応じて送信する都度、受信される。
ステップ502では、遊技球移動表示手段7hは受信した発射信号S1中の球属性に基づいた球ルートを取得し、ここでは球ルートテーブル7c3(図7参照)から球ルートRTを選択し、その球ルートRTに応じた位置座標で遊技球を画像表示器5に表示させる。
具体的には、図5に示すCPU7aが上記球ルートテーブル7c3から選択した球ルートRTに基づき、次のフレーム更新時に移動する遊技球の位置座標データをGPU7dが読み出し、ビデオRAM7eに書き込む。
ステップ503では、ステップ502における処理が終了したか否か、つまり今回のフレーム分の移動を行ったか否かを判定する。未終了の場合はステップ503の処理を繰り返し、終了していればステップ504を実行する。
盤面画像に複数個の遊技球が表示される場合には、上述した表示処理は同時並行して行われる。このような場合、ステップ503における判定は、上記複数個の遊技球の全ての位置についてステップ502における処理が終了したか否かの判定となり、終了していればステップ504を実行する。
ステップ504では、盤面画像上の図柄表示部43における図柄変動・停止、大入賞口49の開閉体50の開閉動作等、大当たり状態(特別遊技状態)あるいは大当たり状態を招来させ得る遊技状態への演出表示制御を行う。
ステップ505では、ステップ504で行った表示制御以外の、例えば盤面画像におけるサイドランプ52や、図示しないが前面飾り枠11の前面部に取り付けられた電飾等の点消灯制御(一般演出制御処理)を行う。
ステップ506では、ステップ502、504、505の処理(制御)結果を合成して画像表示器5に描画、つまり表示させる。
ステップ501〜506は、一定周期で繰り返されるので、画像表示器5には、大入賞口49の開閉体50の開閉動作、図柄変動、サイドランプ52の点滅等の様々な演出表示がされる盤面画像上に遊技球(画像)が重ねて移動表示される。
以上説明したように本実施形態では、精算スイッチ32の操作によって精算処理手段8aを作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換してカード22に記録させ、そのカード22を機外に排出可能の映像式の遊技機であって、大当たり抽選手段6h及び始動入賞球保留・消化手段6iを備えた構成において、精算操作処理手段6jを設けた。
そしてこの精算操作処理手段6jを、精算スイッチ操作時点において図柄が変動表示中である場合に、その変動表示中に係る始動入賞球の大当たり抽選の結果が大当たりとなっているときには精算スイッチ32の操作を無効とし、無効としない場合には即座に精算処理手段8aを作動させるように構成した。また、精算スイッチ操作時点において保留球が記憶されている場合に、その記憶されている保留球中に、大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球があるときも同様、つまり、精算スイッチ32の操作を無効とし、無効としない場合には精算処理手段8aを即座に作動させて精算可能とした。
これによれば、精算スイッチ32の操作が無効とされ、精算処理が待たされる場合には必ず大当たり状態となり、したがって多くの賞球の獲得が期待でき、遊技者は満足できる。大当たり状態とならない場合には、精算スイッチ32の操作が無効とされず精算処理に移行する。したがって、遊技者が遊技終了を望んで精算スイッチ32を操作した時に図柄が変動表示中であったり、保留球がある場合に、図柄の変動表示や全ての保留球の消化が終了するまで待っていても、遊技者に無駄な時間を過ごした思いをさせることがなくなる。
なお上述実施形態では、図柄の変動表示を開始させ、指定した変動時間の満了時に、指定した順序及び図柄の種類で図柄停止させる制御信号として、図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5(図1〜図3、図5参照)を用いたが、これのみに限定されることはない。
例えば、上記制御信号として、単一の図柄変動開始・変動パターン指定信号を用いてもよく、あるいは図柄変動開始信号、図柄停止順序指定信号、停止図柄指定信号及び図柄変動停止信号というように3つ以上の信号を用いるようにしてもよい。
また、画像表示器5に表示される盤面画像は、図1に示す態様に限定されない。例えば、盤面画像にゲートを加え、このゲートを遊技球が通過することにより抽選が行われ、この抽選に当たれば始動入賞口に組み込まれた可動体が開くというような盤面画像を表示するようにしてもよい。このような場合には、遊技球がゲートに通過するか否かを球属性に加えれば、遊技球がよりリアルに移動する球ルートを決定できる。
以上に述べた態様はおおよそ第1種パチンコ機を模したものであるが、本発明はこれ以外のパチンコ機、その他の弾球遊技機にも適用可能である。
また図1においては、主制御装置6は、その制御対象として画像表示制御装置7のみを備えた場合について示したが、実際には、画像表示制御装置7の他、音声制御装置や、例えば前面飾り枠11に取り付けられた電飾(図示せず)等を制御するランプ制御装置も備える。つまり主制御装置6は、盤面画像の表示や、表示された盤面画像における遊技状態の制御のみならず、音声やランプによる演出制御も可能である。
図1に示す主制御装置6が制御する遊技状態には、例えば大入賞口49の開閉体50が開動作によって他の入賞口44〜48よりも遊技球の入球が容易な形態となる特別遊技状態(大当たり状態)、この特別遊技状態以外の通常遊技状態、例えば遊技球が発射され、一般入賞口44〜47やアウト口53に入球する基本的な遊技状態がある。また、通常遊技状態ではあっても、図柄表示部43による図柄の変動表示(大当たり/外れ演出画像表示)をしている遊技状態のように上記特別遊技状態を招来させ得る遊技状態等もある。
主制御装置6は、このような遊技状態を、画像表示制御装置7による盤面画像における演出表示制御によって現出させ、同時に上記音声やランプによる演出制御も加えて遊技者を楽しませている。遊技状態の制御には、その状態の開始、継続、終了の各制御を含む。
以上述べた第1の発明は、映像式の遊技機において上述した課題の解決を図ったものであるが、実遊技機において同課題の解決を図った第2の発明の実施形態について以下に説明する。
第2の発明の実施形態に係る遊技機では、実球からなる遊技球を使用して遊技を行うものである。すなわち、入球した遊技球を始動入賞球として検出するセンサを有する始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む、遊技球の入球により賞球が払い出される複数の入賞口、遊技球の入球による賞球の払い出しのないアウト口、並びに上記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により上記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示装置等の盤面構成部材は、全てが実際の、つまり画像のような仮想のものではなく、実体のある構造部材からなる。そして、これらは実際の(実体のある)遊技盤面上に備えられているもので、この遊技盤面上に発射操作部の操作により遊技球を打ち込み移動させ、入賞口又はアウト口へ入球させる遊技が行われる。
そしてこの実施形態に係る遊技機は、精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能な遊技機であって、大当たり抽選手段と始動入賞球保留・消化手段と精算操作処理手段とを備える。
ここで、大当たり抽選手段は、上記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか、移行させることのない外れとするかの大当たり抽選を上記始動入賞球の検出毎に行い、その大当たり抽選の結果が大当たりであった場合に選択された形態の図柄の停止表示後に遊技状態を上記特別遊技状態へ移行させる手段である。
また始動入賞球保留・消化手段は、上記始動入賞球に係る上記図柄の変動表示中又は上記特別遊技状態継続中に新たな始動入賞球が検出された場合に、一定数までその検出された新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、先行する始動入賞球又は保留球に係る上記図柄の変動表示又は上記特別遊技状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る上記大当たり抽選の結果に応じて選択された形態の図柄の変動表示を行わせると共に、上記保留球の記憶数をデクリメントする手段である。
更に精算操作処理手段は、上記精算スイッチの操作時点において、上記図柄が変動表示中であるか、上記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の上記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、上記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合には、上記精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には上記精算処理手段を作動させる手段である。
本実施形態において、上述構成以外の部分は、一般的な遊技機(実遊技機)、特に第1種パチンコ機における構成と変わるところはない。
このような第2の発明の実施形態によれば、実遊技機、ここでは実パチンコ機において、第1の発明による映像式のパチンコ機の場合と同様の効果が得られる。すなわち、図柄が変動表示中であったり、保留球がある場合に、図柄の変動表示や全ての保留球の消化が終了するまで待っていても、遊技者に無駄な時間を過ごした思いをさせることがなくなる。
第1の発明が適用されたパチンコ機の一実施形態の要部構成図である。 図1中の主制御装置、画像表示制御装置及びカード制御装置部分を取り出して示すブロック図である。 図2中の主制御装置の構成例を示すブロック図である。 図3中の入賞率テーブルの一例を示す図である。 図2中の画像表示制御装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示すパチンコ機の球属性決定手段で球属性として決定される遊技球の発射強度と生存時間との関係を示す図である。 同上パチンコ機において球ルートを決定するための遊技球の発射強度、球属性、発射信号及び球属性別の球ルートテーブルの関係の一例を説明するための図である。 図3に示す主制御装置における遊技球の発射処理の詳細を例示するフローチャートである。 図5に示す画像表示制御装置による表示処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:遊技機枠、5:画像表示器、6:主制御装置(主制御手段)、6e:球属性決定手段、6g:信号送信手段、6h:大当たり抽選手段、6i:始動入賞球保留・消化手段、6j:精算操作処理手段、7:画像表示制御装置(画像表示制御手段)、7c3:球ルートテーブル、7h:遊技球移動表示手段、7j:図柄表示制御手段、8:カード制御装置、8a:精算処理手段、32:精算スイッチ、33:発射操作部、43:図柄表示部、44〜47:入賞口、48:始動入賞口、49:大入賞口(可変入賞口)、50:大入賞口の開閉体、53:アウト口。

Claims (2)

  1. 始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む、遊技球の入球により賞球が払い出される複数の入賞口、遊技球の入球による賞球の払い出しのないアウト口、並びに前記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示部を含む遊技盤面と、
    発射操作部の操作により発射され前記遊技盤面上を移動する遊技球とを、
    遊技機枠に搭載された画像表示器に表示して遊技を行い、
    精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能な映像式の遊技機であって、
    前記画像表示器に表示された遊技盤面画像における遊技状態を制御する主制御手段と、
    この主制御手段の制御に基づき前記遊技盤面画像における表示制御を行う画像表示制御手段とを備え、
    前記主制御手段は、
    前記発射操作部の操作により発射される遊技球の前記遊技盤面画像上の消滅位置、及び前記遊技盤面画像上に表示されてから消滅するまでの生存時間を球属性として決定する球属性決定手段と、
    発射される遊技球毎に前記球属性を含む発射信号を送信すると共に、前記図柄の変動表示を開始させ、図柄の変動パターンの種類を指定する図柄変動開始・変動パターン指定信号を送信する信号送信手段と、
    前記消滅位置が前記始動入賞口に決定された遊技球である始動入賞球の各々について、前記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか、移行させることのない外れとするかの大当たり抽選を行い、この抽選結果に応じた図柄の変動パターンの指定を含む前記図柄変動開始・変動パターン指定信号を前記信号送信手段から送信させると共に前記遊技状態をその抽選結果に応じて制御させる大当たり抽選手段と、
    前記始動入賞球に係る前記図柄の変動表示中又は前記特別遊技状態継続中に新たな始動入賞球が生じた場合に、一定数までその新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、先行する始動入賞球又は保留球に係る前記図柄の変動表示又は前記特別遊技状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る前記図柄変動開始・変動パターン指定信号を前記信号送信手段から送信させると共に、前記保留球の記憶数をデクリメントする始動入賞球保留・消化手段と、
    前記精算スイッチの操作時点において、前記図柄が変動表示中であるか、前記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合には、前記精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には前記精算処理手段を作動させる精算操作処理手段とを備え、
    前記画像表示制御手段は、
    前記発射信号の受信により、その発射信号中の球属性に基づいて、遊技球が前記遊技盤面画像上に表示されてから前記入賞口又はアウト口で消滅するまでの道筋を表す球ルートを取得し、取得された球ルートに沿って各遊技球を前記遊技盤面画像上に移動表示させる遊技球移動表示手段と、
    前記図柄変動開始・変動パターン指定信号の受信により、前記図柄表示部にその図柄変動開始・変動パターン指定信号に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始させ、かつ所定時間後に、その始動入賞球に係る前記図柄変動開始・変動パターン指定信号で指定された図柄の変動パターンに応じた停止図柄で停止させる図柄表示制御手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 入球した遊技球を始動入賞球として検出するセンサを有する始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む、遊技球の入球により賞球が払い出される複数の入賞口、遊技球の入球による賞球の払い出しのないアウト口、並びに前記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示装置を備える遊技盤面上に、発射操作部の操作により遊技球を打ち込み移動させ、前記入賞口又はアウト口へ入球させる遊技を行い、
    精算スイッチの操作によって精算処理手段を作動させ、その精算スイッチ操作時点における持ち球数をその数に応じた有価情報に変換して記録媒体に記録させ、その記録媒体を機外に排出可能な遊技機であって、
    前記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか、移行させることのない外れとするかの大当たり抽選を前記始動入賞球の検出毎に行い、その大当たり抽選の結果が大当たりであった場合に選択された形態の図柄の停止表示後に遊技状態を前記特別遊技状態へ移行させる大当たり抽選手段と、
    前記始動入賞球に係る前記図柄の変動表示中又は前記特別遊技状態継続中に新たな始動入賞球が検出された場合に、一定数までその検出された新たな始動入賞球を保留球として積算記憶し、先行する始動入賞球又は保留球に係る前記図柄の変動表示又は前記特別遊技状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る前記大当たり抽選の結果に応じて選択された形態の図柄の変動表示を行わせると共に、前記保留球の記憶数をデクリメントする始動入賞球保留・消化手段と、
    前記精算スイッチの操作時点において、前記図柄が変動表示中であるか、前記保留球が記憶されている場合であって、その変動表示中に係る始動入賞球の前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている場合、又はその記憶されている保留球中に、前記大当たり抽選の結果が大当たりとなっている始動入賞球に係る保留球がある場合には、前記精算スイッチの操作を無効とし、無効としない場合には前記精算処理手段を作動させる精算操作処理手段とを具備することを特徴とする遊技機。
JP2004359964A 2004-12-13 2004-12-13 遊技機 Expired - Fee Related JP4611728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004359964A JP4611728B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004359964A JP4611728B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006166979A true JP2006166979A (ja) 2006-06-29
JP4611728B2 JP4611728B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=36668325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004359964A Expired - Fee Related JP4611728B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4611728B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08112435A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Toyomaru Sangyo Kk 封入球式パチンコ機
JPH0947558A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH119766A (ja) * 1997-06-25 1999-01-19 Sankyo Kk 画像式遊技機
JPH1176505A (ja) * 1997-09-02 1999-03-23 Sankyo Kk 画像表示式遊技機および遊技提供用プログラムを記録した記録媒体
JP2003225465A (ja) * 2002-02-04 2003-08-12 Aruze Corp 遊技機、遊技用ソフトウェア、及びサーバ
JP2003236226A (ja) * 2002-02-14 2003-08-26 Aruze Corp 遊技機、及び同遊技機を用いた遊技方法
JP2003290511A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Sankyo Kk 遊技機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08112435A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Toyomaru Sangyo Kk 封入球式パチンコ機
JPH0947558A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH119766A (ja) * 1997-06-25 1999-01-19 Sankyo Kk 画像式遊技機
JPH1176505A (ja) * 1997-09-02 1999-03-23 Sankyo Kk 画像表示式遊技機および遊技提供用プログラムを記録した記録媒体
JP2003225465A (ja) * 2002-02-04 2003-08-12 Aruze Corp 遊技機、遊技用ソフトウェア、及びサーバ
JP2003236226A (ja) * 2002-02-14 2003-08-26 Aruze Corp 遊技機、及び同遊技機を用いた遊技方法
JP2003290511A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Sankyo Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4611728B2 (ja) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007089998A (ja) 映像式遊技機及びこれに用いる媒体記録情報照合装置
JP2007111105A (ja) 遊技機
JP2006204512A (ja) 映像式パチンコ機
JP2005312511A (ja) 映像式遊技機
JP4611728B2 (ja) 遊技機
JP4319856B2 (ja) 遊技機
JP2007061268A (ja) 映像式遊技機
JP2007215923A (ja) 映像式遊技機
JP4535809B2 (ja) 映像式遊技機
JP4954533B2 (ja) 映像式パチンコ機
JP4562454B2 (ja) 映像式遊技機
JP4532183B2 (ja) 映像式遊技機
JP4716448B2 (ja) 遊技機
JP4477420B2 (ja) 映像式遊技機
JP2006181169A (ja) 映像式パチンコ機
JP2006175137A (ja) カード式遊技機
JP2006181113A (ja) カード式遊技機及び携帯型精算器
JP2007082942A (ja) 映像式遊技機
JP2006068221A (ja) 遊技機の制御装置、遊技機、プログラム及び情報記憶媒体
JP2004187712A (ja) 遊技機
JP4716449B2 (ja) 遊技機
JP2004024657A (ja) 遊技機
JP2004135981A (ja) 遊技機
JP2008279303A (ja) パチンコ遊技機
JP2004188082A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4611728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees