JPH08112435A - 封入球式パチンコ機 - Google Patents

封入球式パチンコ機

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JPH08112435A
JPH08112435A JP25248394A JP25248394A JPH08112435A JP H08112435 A JPH08112435 A JP H08112435A JP 25248394 A JP25248394 A JP 25248394A JP 25248394 A JP25248394 A JP 25248394A JP H08112435 A JPH08112435 A JP H08112435A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技の趣向が深く、持ち球数増加中には遊技者
に優越感を提供することができ、さらに、パチンコホー
ル全体のムードの盛り上がりに寄与できる封入球式パチ
ンコ機を提供すること。 【構成】パチンコ機1の前面枠2の上方、及び両側部に
は、半透明な合成樹脂によってコ字状に形成された損益
表示装置16が突設されている。損益表示装置16は、
内部が空洞状に形成され、仕切り板によって複数のユニ
ットa,b,c・・・に仕切られており、それぞれのユ
ニットには、赤色・青色・黄色に発光する3種類の発光
ダイオードが一つずつ装着されている。そして、ゲーム
開始時点からの遊技者の損益状況を表示するとともに、
遊技者の利益が一定量を超える毎にその表示を変化させ
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入賞に基づく賞品球を
遊技者に払い出すことなく積算記憶し、その積算記憶し
た数値の範囲内で球を発射して遊技を行うことが可能な
封入球式パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機としては、発射した球
の入賞口への入賞に対応した賞品球が遊技者に払い出さ
れる通常のパチンコ機の他に、遊技者が使用可能な球の
数(持ち球数)が磁気記録されている磁気カードを挿入
すると、その持ち球数を表示し、かつその持ち球数の範
囲内での遊技を可能にし、遊技中には、遊技者が発射し
た球の数と、賞品球数とから、変化する持ち球数を経時
算出して、その数値を表示部に表示し、遊技終了時に
は、遊技によって変化した持ち球数を、新たな持ち球数
として磁気カードに磁気記録して、その磁気カードを排
出する封入球式パチンコ機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の封入球式パチンコ機は、遊技者の持ち球数を表示部
に表示するものの、遊技者に実際に賞品球を払い出すわ
けではなく、したがって、遊技者が遊技前からの持ち球
数の増減状況を非常に把握しにくいため、従来の賞品球
払い出し方式のパチンコ機に比べて、遊技の趣向が浅薄
であった。また、遊技者の持ち球の増減状況を素早くか
つ明確に周囲の者に知らせる手段を有していないので、
遊技者の持ち球数が増加している状況であっても、遊技
者に優越感を提供することができなかった。さらに、新
しく導入するときの如くパチンコホール側によって普段
より遊技者に有利な出球設定がなされていることに起因
して出球状況が良好な場合であっても、その出球状況を
周囲の者に報知することができないので、パチンコホー
ル全体のムードの盛り上げに何ら寄与することができな
いし、良好な出球状況をアピールして多くの遊技者を獲
得しようとするパチンコホールの要望を満たすこともで
きない、等の問題点も有していた。なお、賞品球が実際
に遊技者に払い出される機種においては、パチンコホー
ル側の出球管理用として、電源を投入した時点からの遊
技球のパチンコ機台への出入り(損益状況)を算出し、
賞品球の払出が超過している場合(遊技者が利益状態に
ある場合)のみに、その状況を表示することが提案され
ている。しかしながら、この表示だけでは、遊技者は自
分が遊技を開始した時点からの損益状況を容易に把握す
ることができないし、その上、周囲の他の遊技者等は、
その遊技者がどの程度の損益状況にあるのか、全く把握
することができなかった。
【0004】本発明は、かかる上記の課題を解消し、遊
技の趣向が深く、持ち球数増加中には遊技者に優越感を
提供することができ、さらに、出球状況良好時にはその
状況を遊技者、及び周囲の者に報知することによって、
パチンコホール全体のムードの盛り上げに寄与すること
ができ、その上、良好な出球状況をアピールして多くの
遊技者を獲得しようとするパチンコホールの要望をも満
たすことが可能な封入球式パチンコ機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成は、
入賞に基づく賞品球を遊技者に払い出すことなく積算記
憶し、その積算記憶した値の範囲内で球を発射して遊技
を行う封入球式パチンコ機において、ゲーム開始時点か
らの遊技者の損益状況を表示し遊技者の利益が一定量を
超える毎にその表示が変化する表示部を、遊技領域外で
パチンコホール内の前記遊技者以外の者からも容易に目
視できる箇所に設けたことにある。
【0006】また、入賞に基づく賞品球を遊技者に払い
出すことなく積算記憶し、その積算記憶した値の範囲内
で球を発射して遊技を行う封入球式パチンコ機におい
て、ゲーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊
技者の利益が一定量を超える毎にその表示が変化する表
示部を、遊技領域外でパチンコホール内の前記遊技者以
外の者からも容易に目視できる箇所に設けるとともに、
遊技者が前記表示部の表示を損益=0の表示に適宜リセ
ットすることが可能な原点表示復帰手段を設けたことに
ある。
【0007】さらに、入賞に基づく賞品球を遊技者に払
い出すことなく積算記憶し、その積算記憶した値の範囲
内で球を発射して遊技を行う封入球式パチンコ機におい
て、ゲーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊
技者の利益が一定量を超える毎にその表示が変化する表
示部を、遊技領域外でパチンコホール内の前記遊技者以
外の者からも容易に目視できる箇所に設けるとともに、
遊技終了の際に前記表示部の表示を損益=0の表示に自
動的にリセットする原点表示復帰手段を設けたことにあ
る。
【0008】
【作用】機台に設けられた表示部は、ゲーム開始時点か
らの遊技者の損益状況を表示するとともに、遊技者の利
益が一定量を超える毎にその表示を変化させる。このた
め、遊技者、及び周囲の者は、その遊技者の遊技による
持ち球数の増減状況を、一目で的確に把握することがで
きる。また、遊技者は、機台に設けられた原点表示復帰
手段を操作することによって、任意のタイミングで、表
示装置に表示されたゲーム開始時点からの損益状況をリ
セットし、その時点からの損益状況を新たに表示させる
ことができる。一方、原点表示復帰手段を、遊技終了の
際に前記表示部の表示が損益=0の表示に自動的にリセ
ットされるように構成した場合は、遊技者が交代する際
に損益表示をリセットし忘れて遊技開始時点からの損益
状況が把握できなくなる、という事態が生じない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。図1は、封入球式パチンコ機(以下、単
にパチンコ機という)の正面を示す説明図であり、封入
球式パチンコ機1の前面には、額縁状に形成された前面
枠2が片端を軸支された状態で開閉自在に設けられてい
る。そして、その内側の開口部には金枠3が固着され、
その金枠3には、ガラス扉4と前面板5が一端を軸支さ
れた状態で開閉自在に設けられている。また、ガラス扉
4の後方には、前面枠2の裏面に着脱自在に取り付けら
れる遊技盤6が設けられており、その上方の片端には、
遊技者の有する球の数を1〜4桁の数字で電光表示する
持ち球数表示装置8が設けられている。さらに、前面板
5には、発射される球の待機状態を観察できる打球チェ
ック窓7が傾斜状に設けられているとともに、その前面
枠5の下部には、下部装飾板9が張り付けられ、その下
部装飾板9の片端には、打球を発射する力を調節する操
作ハンドル10が設けられている。さらに、前面板5の
軸支側の上部には、カード装置11が設けられており、
そのカード装置11には、遊技者の有する持ち球数が磁
気記録された磁気カードを挿入するための挿入口12が
設けられている。そして、カード装置11の下方には、
精算スイッチ13が設けられている。
【0010】一方、ガラス扉4の後方の遊技盤6には、
誘導レール14が略円状に突設され、その誘導レール1
4に囲まれた部分が、打球を落下する遊技領域15を形
成している。遊技領域15には、各種の入賞口や多くの
釘等が突設されており、下部にアウト球を回収するアウ
ト球口が設けられている。
【0011】前面枠2の上方、及び両側部には、半透明
な合成樹脂材料によってコ字状に形成された損益状況表
示装置(以下、単に損益表示装置という)16が突設さ
れている。図2に示す如く、損益表示装置16は、内部
が空洞状に形成され、仕切り板17によって複数のユニ
ットa,b,c・・・に仕切られている。そして、それ
ぞれのユニットには、赤色・青色・緑色に発光する3種
類の発光ダイオード18が一つずつ装着されている。
【0012】また、図3のブロック図に示す如く、損益
表示装置16、及び持ち球数表示装置8は、パチンコ機
1の内部に装着された制御装置19、セーフ球カウンタ
20、アウト球カウンタ21と接続されている。
【0013】以下、遊技者が遊技をする場合の損益状況
表示装置16、及び持ち球数表示装置8の機能につい
て、図4〜6のフローチャートに基づいて説明する。遊
技をする場合には、遊技者は、まず、磁気カードをカー
ド装置11のカード挿入口12に挿入する。磁気カード
が挿入されると、制御装置19は、その磁気カードに磁
気記録されている持ち球数を読み込み、その数値の範囲
内での遊技者の遊技を可能にする。また、遊技者がカー
ド装置11に磁気カードを挿入すると、制御装置19に
接続されたセーフ球カウンタ20、アウト球カウンタ2
1が認識している数値はそれぞれ、“0”にリセットさ
れる(ステップS1)。そして、遊技者が、操作ハンド
ル10を回動操作し、球を発射することによって、遊技
を開始すると、球は次々と遊技領域15内に現われ、入
賞口あるいはアウト口に誘導され、パチンコ機台1内部
に回収される。遊技中においては、発射された球の数
が、アウト球カウンタ21によって積算計数され、一
方、球が入賞口に入った場合には、その入賞に対応する
賞品球の数(たとえば15)が、セーフ球カウンタ20
によって積算計数される(ステップS2)。制御装置1
9は、2つのカウンタによって計数されたセーフ球数と
アウト球数の差(差球数)を算出し(ステップS3)、
さらに、その数値が“−2000”以上であるかを判断
する(ステップS4)。そして、“−2000”以上で
はない(“−2001”以下)と判断すれば、損益表示
装置16の全ユニットa,b,c・・・を赤色ダイオー
ドの点灯に切り替え(ステップS5)、再度ステップS
2によって、2つのカウンタ20,21にアウト球とセ
ーフ球の積算計数を続行させる。また、“−2000”
以上であると判断した場合には、さらに“0”以上であ
るかを判断し(ステップS6)、“0”以上ではない
(“−1”以下)と判断すれば、損益表示装置16の全
ユニットa,b,c・・・を緑色ダイオードの点灯に切
り替え(ステップS7)、再度ステップS2によって、
2つのカウンタ20,21に積算計数を続行させる。差
球数の数値を“0”以上と判断した場合には、損益表示
装置16の全ユニットa,b,c・・・を青色ダイオー
ドの点灯に切り替える(ステップS8)とともに、後述
する利益状況表示フローチャートにしたがって、遊技者
の利益状況を損益表示装置16に表示する(ステップS
9)。
【0014】図5は利益状況表示フローチャートを示し
ており、利益状態を表示する際には、制御装置19は、
まず、差球数が“500”以上であるかを判断する(ス
テップS10)。ここで、“500”以上ではない
(“499”以下)と判断した場合には、青色ダイオー
ドが点灯した状態になっている損益表示装置16の全て
のユニットa,b,c・・・の内、aユニットを青色ダ
イオードの点滅に切り替える(ステップS11)。ま
た、差球数が“500”以上であると判断した場合に
は、次のステップで“1000”以上であるか判断する
(ステップS12)。以下、制御装置19は、同様なス
テップを繰り返し、差球数の数値を認識する。そして、
制御装置19は、その数値の大きさに応じて、青色ダイ
オードの点滅に切り替えるユニットを、a+b,a+b
+c,a+b+c,a+b+c+d,・・・というよう
に増加し(ステップS13〜29)、差球数が“500
0”以上であると判断した場合には、a〜kまでの全ユ
ニットa,b,c・・・i,j,kを点滅させる(ステ
ップS30)。ステップS11からステップS29にお
いては、a〜kまでの各ユニットの点灯表示が点滅表示
に変えられた後は、再度ステップS2が実行され、カウ
ンタ20,21の積算計数が続行される。そして、遊技
が行われる間中、S2からS30までのステップが繰り
返し実行される。このように、損益表示装置16の発光
表示は、差球数の変化に伴って、色彩が変化したり、点
灯から点滅へと変化したりするので、遊技者(あるいは
周囲の者)は、遊技開始からの損益状況、すなわち差球
数を一目で判断することができるので、遊技の趣向はき
わめて高いものとなる。なお、差球数の変化に伴う損益
表示装置16の表示の変化の一例を図7に示す。
【0015】一方、制御装置19は、遊技者によって磁
気カードがカード装置11に挿入されると、その磁気カ
ードに磁気記録されている持ち球数を読み込んで、その
数値を持ち球数表示装置8に表示する。遊技者がこの持
ち球数表示装置8に表示された数値の範囲内で遊技可能
であることは、上記した通りである。遊技中における持
ち球数表示装置8の表示は、図6に示すフローチャート
にしたがって実行され、制御装置19は、セーフ球カウ
ンタ20、アウト球カウンタ21が計数したセーフ球、
アウト球から求めた差球数を、遊技前の持ち球数と加算
し(ステップS31)、その数値を新たな持ち球数とし
て持ち球数表示装置8に表示する(ステップS32)。
以降、遊技者の遊技中、制御装置19は、カウンタ2
0,21によるセーフ球、アウト球の積算計数から、持
ち球数表示装置8による持ち球数の表示までのステップ
を繰り返す。そして、遊技者が遊技を終了する場合に
は、カード装置11に隣接されている精算スイッチ13
を押す。精算スイッチ13が押されると、制御装置19
は、その時点で認識している持ち球数をカード装置11
に挿入されている磁気カードに書き込む(磁気記録す
る)とともに、持ち球数表示装置8の表示を“0”にリ
セットする。
【0016】なお、前面枠5の打球チェック窓7の上部
には、原点表示復帰手段であるリセットスイッチ22が
設けられており、任意のタイミングでプッシュ操作する
ことによって、制御装置19が認識している差球数を
“0”にリセットすることができるようになっている。
このため、遊技者は、損失状態が続いている場合等には
気分をリフレッシュし、再挑戦の意欲を沸き立たせて遊
技を続行することができるし、また、時計等を見ながら
リセット操作することにより、単位時間あたりの持ち球
の増減等の重要なデータも、簡単に収集することができ
る。また、本実施例では、遊技者がカード装置11に磁
気カードを挿入すると差球数が“0”に自動的にリセッ
トされるように構成されているが、遊技者が遊技終了時
に精算スイッチ13を押すと差球数が自動的に“0”に
リセットされるように構成することもできる。
【0017】さらに、本実施例では、損益表示装置は、
機台の上端に設けられ、コの字状の形状を有している
が、損益表示装置の設置場所や形状は、これに限定され
ず、たとえば、図8の如く、長方形状のものを下部装飾
板上に設けてもよいし、図9の“A”の如く、棒状のも
のを機台の横に立設したり、図9の“B”の如く、大型
長方形状のものをパチンコ機設置島に設けてもよい。図
9の“A”、あるいは“B”のように設けた場合は、遊
技者のみならず、周囲の遊技者、及びパチンコホール係
等に対する視認性がきわめて良好となるので、特に好ま
しい。
【0018】また、損益表示装置に装着される発光部材
の材料も何ら限定されるものではなく、発光ダイオード
以外に、通常の電球やランプ等を利用できる。さらに、
実施例のように着色された発光部材を発光させる方式で
はなく、損益表示装置の各ユニットを異なる色の合成樹
脂材料等で構成し、損益状況(差球数)に応じて特定の
ユニットを発光させるように構成することもできる。一
方、損益表示装置の表示方法、すなわち、発光色彩や点
灯・点滅動作あるいは方式等も必要に応じて適宜変更す
ることができ、たとえば、図9の“B”の如く、各ユニ
ットを、従来の賞品球を払い出す機種の場合に用いられ
る持ち球ストック用の“ドル箱”と称される容器の形状
にし、差球数が増加するにしたがって、点灯あるいは点
滅する“ドル箱”形状のユニットの数を増やすように構
成してもよい。また、図9の“A”の如く、棒状の損益
表示装置を機台の横に立設する場合でも、この“ドル
箱”形状の表示方式を採用することができる。図9の
“A”、あるいは“B”のように設ける損益表示装置を
上記“ドル箱”形状の表示方式にすると、遊技者、及び
周囲の遊技者、パチンコホール係等が、その遊技者の損
益状況を一目で判断できるので、特に好ましい。さら
に、損益状況に応じて発光明度を変更するように構成す
ることもできるし、損失状態の際の表示よりも、利益状
態の際の表示に重点を置いた表示にすることもできる。
【0019】また、損益表示装置、及び持ち球数表示装
置は、常に変化する差球数、あるいは持ち球数を表示す
るものではなく、カウンタが積算計数した結果から制御
装置が算出する差球数、あるいは新たな持ち球数を、一
定時間おきに表示する形式のものにしてもよい。さら
に、損益表示装置を、持ち球数表示装置と兼用にして、
損益状況(差球数)と持ち球数の2つの表示を切り替え
可能に設けてもよく、この場合は、損益状況の表示を数
字表示にすることも可能である。また、損益表示装置
は、1つのみならず複数個設けてもよく、その内の一つ
の損益表示装置がパチンコホール開店の時点(パチンコ
機台の電源を投入した時点)からの損益を表示し続ける
ようにしてもよい。
【0020】なお、パチンコ機台に設置された打球チェ
ック窓、持ち球数表示装置、カード装置、精算スイッ
チ、リセットスイッチ等の位置は、何ら実施例に限定さ
れるものではない。
【0021】
【発明の効果】本発明の封入球式パチンコ機によれば、
ゲーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊技者
の利益が一定量を超える毎にその表示を変化させる表示
部によって、遊技者、及び周囲の者が、その遊技者の持
ち球数の増減状況を一目で的確に把握することができる
ので、遊技の趣向は深いものとなり、遊技者は遊技の面
白さを満喫することができるし、特に、持ち球数が増加
している場合には、優越感を味わうことができる。さら
に、実際の賞品球の払い出しがないにも拘らず、表示部
の表示によって出球状況は一目瞭然であるので、出球状
況が良好な場合には、パチンコホール全体のムードは、
非常に盛り上がったものとなるし、良好な出球状況をア
ピールして多くの遊技者を獲得しようとするパチンコホ
ールの要望も満たされる。また、遊技者は、リセット手
段によって、表示部に表示されたゲーム開始時点からの
損益状況を任意のタイミングでリセットすることができ
るので、損失状態が続いている場合等、気分をリフレッ
シュし、再挑戦の意欲を沸き立たせて遊技を続行するこ
とができるし、たとえば単位時間あたりの持ち球の増減
状況等、遊技者にとってきわめて貴重なデータも簡単に
収集することができる。一方、原点表示復帰手段を、遊
技終了の際に前記表示部の表示を損益=0の表示に自動
的にリセットするように設けることによって、遊技者が
交代する場合に、損益表示をリセットし忘れて遊技開始
時点からの損益状況が把握できなくなる、という事態の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の正面を示す説明図であ
る。
【図2】本発明のパチンコ機に設置される損益表示装置
の一部を示す説明図である。
【図3】損益表示装置が機能する様子を示すブロック図
である。
【図4】損益表示装置が損益状況を表示する様子を示す
フローチャートである。
【図5】損益表示装置が利益状況を表示する様子を示す
フローチャートである。
【図6】持ち球表示装置が持ち球数を表示する様子を示
すフローチャートである。
【図7】差球数の変化に伴う損益表示装置の表示の変化
を示す説明図である。
【図8】損益表示装置の変更例を示す説明図である。
【図9】損益表示装置の変更例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・前面枠、3・・金枠、4・・
ガラス扉、5・・前面板、6・・遊技盤、7・・打球チ
ェック窓、8・・持ち球数表示装置、9・・下部装飾
板、10・・操作ハンドル、11・・カード装置、12
・・カード挿入口、13・・精算スイッチ、14・・誘
導レール、15・・遊技領域、16・・損益表示装置、
17・・仕切り板、18・・発光ダイオード、19・・
制御装置、20・・セーフ球カウンタ、21・・アウト
球カウンタ、22・・リセットスイッチ、a〜k・・ユ
ニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞に基づく賞品球を遊技者に払い出す
    ことなく積算記憶し、その積算記憶した値の範囲内で球
    を発射して遊技を行う封入球式パチンコ機において、ゲ
    ーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊技者の
    利益が一定量を超える毎にその表示が変化する表示部
    を、遊技領域外でパチンコホール内の前記遊技者以外の
    者からも容易に目視できる箇所に設けたことを特徴とす
    る封入球式パチンコ機。
  2. 【請求項2】 入賞に基づく賞品球を遊技者に払い出す
    ことなく積算記憶し、その積算記憶した値の範囲内で球
    を発射して遊技を行う封入球式パチンコ機において、ゲ
    ーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊技者の
    利益が一定量を超える毎にその表示が変化する表示部
    を、遊技領域外でパチンコホール内の前記遊技者以外の
    者からも容易に目視できる箇所に設けるとともに、遊技
    者が前記表示部の表示を損益=0の表示に適宜リセット
    することが可能な原点表示復帰手段を設けたことを特徴
    とする封入球式パチンコ機。
  3. 【請求項3】 入賞に基づく賞品球を技者に払い出す
    ことなく積算記憶し、その積算記憶した値の範囲内で球
    を発射して遊技を行う封入球式パチンコ機において、ゲ
    ーム開始時点からの遊技者の損益状況を表示し遊技者の
    利益が一定量を超える毎にその表示が変化する表示部
    を、遊技領域外でパチンコホール内の前記遊技者以外の
    者からも容易に目視できる箇所に設けるとともに、遊技
    終了の際に前記表示部の表示を損益=0の表示に自動的
    にリセットする原点表示復帰手段を設けたことを特徴と
    する封入球式パチンコ機。
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