JP2006175137A - カード式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カード22に記録された有価情報を読み取り変換した球数情報に基づいて遊技を行うカード式遊技機であって、大当たり抽選手段6h、始動入賞球保留・消化手段6j、大当り状態起動・完了手段6kを備えた構成において、遊技停止手段6lを設けた。遊技停止手段6lは、大当り状態起動・完了手段6kによる大当り状態完了の時点において、遊技球の発射を不能とし、かつ図柄表示部43の図柄変動等を停止、映像式の遊技機においては遊技球を含む盤面画像を静止させる。以後の遊技や精算等を不能として遊技店関係者の介在を必須とさせる。大当り状態完了後の処置が店員に任されて柔軟な運用を可能とし、不正チェックも可能とする。
【選択図】 図2
Description
また、封入球式の遊技機においては、実球を使用して遊技を行うが、獲得した賞球等の持ち球は機外に蓄積されることはないので、映像式の遊技機と同様に、遊技終了時の精算を実球によって行うことができない。
遊技は持ち球数の範囲内で行えるが、遊技中、この持ち球数は増減するので、遊技の終了時には精算が必要となる。すなわち遊技は、精算スイッチの操作により、その操作時点における球数情報を有価情報に変換してカードに記録し、そのカードを機外に排出することによって終了する。
カードに記録された有価情報は、景品等の交換時に呈示、例えば情報読取手段によって読み出されることによって呈示され、景品等との交換価値情報としての機能を果たす。
例えば、獲得球(獲得した遊技球)がある状態で他の遊技機への移動を禁止する台移動制限形態、大当りによる獲得球を用いてそのまま遊技を続けることを禁止する1回交換形態、あるいは獲得球が一定数に達したときにそのまま遊技を続けることを禁止する定量制等が採られている。
このような場合、実球を使用して遊技を行う遊技機(実遊技機)では、上記台移動、1回交換あるいは定量制等の禁止事項に対して、実球による確認が可能であった。
しかしカード式遊技機では、実球を使用しないので、あるいは実球からなる獲得球を機外に蓄積しないので、遊技店の従業者等(店員)による獲得球の監視が困難であり、上記禁止事項が守られているか否かの監視が困難である。
(1)遊技機側での設定が必要、しかもこの設定を店舗に設置された全ての遊技機についてする必要があるため、遊技機システムが複雑となる。特に、新規遊技機の導入時や設定変更の必要時に多大な手間を要する。
(2)管理装置、すなわち管理用ホールコンピュータが必須であり、大規模で複雑なシステムとなってしまう。このため、導入及び運用に多大なコストがかかり、また、データの蓄積が多くなり、その管理を確実に行わないと正規カードを不正カードと誤認識してしまう可能性があり、遊技客との間でトラブル発生が頻発する虞がある。
(3)獲得球のカードヘの書込みが自動で、つまり店員が介在することなく行われるため、不正が発見されにくい。
(4)臨機応変なサービスへの対応、例えば「ただいまから大当り先着3名様まで、終日無定量となります」というようなサービス対応が困難になる。
特許請求の範囲の請求項3に記載の発明は、上記請求項1又は2に記載の発明において、遊技停止手段は、特別遊技状態完了時点において遊技停止状態とすることを特徴とする。
この場合、請求項1において「始動入賞球が生じる」とは、カード式の映像式遊技機の場合は消滅位置が始動入賞口と決定されることをいい、カード式実遊技機の場合は始動入賞口への遊技球の入球がセンサ等により検出されることをいう。
これによれば、個々のパチンコ機において、大当り状態完了時に必ず遊技店側の者、例えば店員を介在させ得るので、従来のパチンコ機及びその管理装置において生じていた上掲(1)〜(4)の問題点を解消できる。
具体的には、台移動制限形態、1回交換形態あるいは定量制等、種々の営業形態に対応可能である上に、パチンコ機を店舗に多数台設置された場合において、複雑な管理装置等のシステムや設定作業等が不要であり、導入及び運用に当たって低コスト化が図れる。
また、カードによる精算もパチンコ機毎に店員が介在することになるので、多量のカード記録情報を蓄積する管理システムの不具合により正規カードを不正カードと誤認識してしまうことも防止されてカードに関するトラブルが生じることも少なく、カードの記録データの改竄等による不正も発見しやすくなる。更に、上記営業形態の変更もカードによる精算に店員が介在するので容易に可能となり、臨機応変なサービスが可能となる。
特許請求の範囲の請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、特別遊技状態完了時点において遊技停止状態とするようにした。つまり、何ら条件を付けることなく特別遊技状態完了時点でそのまま遊技停止状態とするようにしたので、特別遊技状態完了から即時に遊技停止状態となり、店員によるチェックを細かく行うことができるようになって、より高い安全性、サービス性(臨機応変なサービス)を提供できるようになる。なお、請求項1の効果も有することは勿論である。
大当り確率が高ければ大当り状態になりやすく、また図柄変動時間が短ければ保留球の消化処理が速まり、保留球記憶数が上限値を超える頻度を低下させる。つまりこのような遊技状況では、より大当り状態となりやすく、遊技者にとって有利な状態といえる。
本発明では、このような有利な状態となっているときに遊技停止状態とせず、その後に遊技停止状態とするので、大当りとなる期待度の高い遊技を続行したい遊技者に対して満足感を与えることができる。請求項1の効果も有することは勿論である。
図1は第1の発明が適用されたパチンコ機の一実施形態の要部を示す構成図である。第1の発明は映像式の遊技機に係るものであり、図1は映像式のパチンコ機を例示している。
図において、遊技機枠1は、パチンコ遊技場内のいわゆる島と呼ばれるパチンコ機設置設備に取り付けるための固定枠2を備える。固定枠2には、可動枠3が、左側に位置するヒンジ4によって片開き可能に取り付けられる。可動枠3の内側には、画像表示器5が、画面を前側に向けて取り付けられる。画像表示器5は、液晶表示器、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ等からなり、電気的に表示形態を変えられる画像を表示できる。可動枠3の裏面側には主制御装置6、画像表示制御装置7、カード制御装置8及び持ち球管理装置9が取り付けられる。
ここで、上記盤面画像は、実パチンコ機(実球を使用して遊技を行うパチンコ機)の遊技盤面形態を模した画像である。すなわち、図1に例示するように、ガイドレール39、発射通路40、遊技領域41、センタ飾り42、図柄表示部43、一般入賞口44〜47、始動入賞口48、大入賞口(可変入賞口)49、大入賞口49の前面の開閉体50、風車51、サイドランプ52、アウト口53、及び図示を省略した多数の遊技釘等の盤面構成部材(部品)等を表す画像からなる。
主制御装置6は、CPU6aがRAM6bを作業域として用いて制御プログラム6c1を実行し、ROM6c中のデータ群6c2及び入賞率テーブル6c3を適宜読み出しながら上述した遊技状態等の制御を行う。
以下、図3に図1を併用して入賞率テーブル6c3について説明する。
図3は、入賞率テーブル6c3の一例を示す図である。この図において、消滅位置とは遊技球の入球位置を指す。この例では、入球位置として入賞口のみが示されているので消滅位置は入賞口を指す。
図示するように入賞率テーブル6c3は、入賞口別の入球割合、つまり入賞率を遊技球の発射強度(値)に応じて表わしている。例えば、遊技球の発射強度が11〜20の範囲内では、図1に示す入賞口44,45が0.01%、入賞口46,47が0.00%、始動入賞口48が4.00%、大入賞口49が35.00%で入球(入賞)することを表わしている。アウト口53へは残余の率で入球する。
なお開閉体50の開動作には、連続開放や、適宜の時間間隔をおいて開閉動作を繰り返す間欠開放等があり、その何れを適用してもよいが、本実施形態では連続開放が適用されてる。
ここで球属性決定手段6eは、入賞率テーブル6c3に表わされた入賞口別の入球割合に従い、後述する発射操作部の操作により発射される遊技球(発射球)の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定するように構成されている。
ここで、「予め定められた条件1が充足される」とは、後述する複数の図柄が大当り図柄で停止することや、大当り状態(開閉体50の開動作によって大入賞口50が他の入賞口44〜48よりも遊技球の入球が容易な形態となる特別遊技状態)が継続することを指す。「予め定められた個数」としては、ここでは10個が、また「予め定められた時間」としては、ここでは30秒が設定されている。
信号送信手段6gは、開閉体開閉信号生成手段6fで生成された開閉体50の開信号S2及び閉信号S3、図柄の変動表示(大当り/外れ演出画像表示)を開始させる図柄変動開始信号S4並びに図柄の変動パターンの種類を指定する図柄変動パターン指定信号S5も画像表示制御装置7に送信する。
上記「図柄の変動パターン」とは、図柄表示部43に表示される3つの図柄(L、C、R)についての変動時間、停止順序及び停止図柄の種類等からなる図柄変動表示の形態を指す。3つの図柄L、C、Rは、各々複数種類の図柄、例えば0〜9までの数字図柄からなり、それらがサイクリックに1図柄ずつ表示されるようになされている。
この大当り抽選の結果(大当り抽選結果)は、図柄変動パターン指定信号S5の内容に反映される。つまり、信号送信手段6gに与えられる図柄変動パターン指定信号S5は、大当り抽選結果の大当り/外れの別に応じた図柄で停止させる信号であり、信号送信手段6gに与えられ、図柄変動開始信号S4と共に画像表示制御装置7に送信される。
更に大当り抽選結果は、主制御装置6が設定する遊技状態に反映される。具体的には、主制御装置6はパチンコ機各部を大当り抽選結果に応じた遊技状態に制御する。例えば、大当り抽選結果が大当りであれば、主制御装置6は図柄変動パターン指定信号S5による図柄変動表示の終了時に遊技状態を大当り状態とする。
大当り抽選は、上記のように消滅位置が始動入賞口48に決定(始動入賞決定)された遊技球である始動入賞球について、同決定の際に大当り抽選値取得手段(図示せず)から取得された抽選値を大当り値と照合して行われる。
つまり、低確率時には5/1580=1/316の大当り確率となり、高確率時には26/1580≒1/61の大当り確率となる。
このような大当り確率の変更は、次に述べる確率変動手段6iが行う。
確率変動手段6iは、低確率時の大当り抽選において大当りと決定され、図柄変動後の停止図柄が、大当り図柄のうち特定の図柄(特定図柄)であるときに低確率状態から高確率状態に変化させる。確率変動手段6iは、このような高確率状態を、例えば次回以降、一定回数までの大当り抽選において再度大当りと決定されるまで、あるいは非特定図柄で大当りと決定されるまで継続させ、その後、低確率状態に戻す。
なお、大当り図柄のうち特定図柄以外の図柄を非特定図柄という。
始動入賞球保留・消化手段6jは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当り状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5を信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。
図1中の54は、各々保留球を表すランプ(保留球ランプ)であり、保留球の発生に従って、例えば左側のランプ54から順に1個ずつ点灯し、また保留球の消化に従って、例えば右側のランプ54から順に1個ずつ消灯し、その点灯ランプ数が現在の保留球記憶数を表すように構成されている。
すなわち、上記大当り抽選の結果が大当りであった場合に、上記図柄表示部43における、予め選択された種類の停止図柄、つまり大当り図柄の表示後に遊技状態を大当り状態へ移行させる。そして、上記大入賞口49の開閉体50の開動作を一旦終了した後に再度開始する大当り状態の継続動作を、現在の大当り状態の期間中において一定の継続条件を充足する限り予め定められた最大回数まで可能とする。この最大回数に達した満了回、又は最大回数未満の大当り状態の期間中において上記継続条件を充足しなかった途中回をもって大当り状態を完了させるという手段である。
本実施形態において、一定の継続条件は、開閉体50の開動作中に大入賞口49に入賞した遊技球のうち少なくとも1個がその大入賞口49の内部に設定された特定領域に入賞することにより充足される。最大回数は、本実施形態では16回に設定されている。
なお、上記「現在の大当り状態の期間」には、初回(大当り状態の第1回目の期間)も含まれることは勿論であり、したがって上記「途中回」にはこの初回も含まれる。つまり、大当り状態起動・完了手段6kは、大当り状態を第2回目に継続させず、第1回目で完了させることもある。
遊技球の発射が不能とは遊技球の発射が停止することを指すが、本実施形態は、遊技球と種々の部材が配置された遊技盤面とを画像として画像表示器5に表示し、仮想的に遊技を行う映像式の遊技機である。したがって、遊技球の発射は盤面画像上に遊技球の表示が開始されることで表現され、遊技球の発射停止は新たな遊技球の表示が開始されないことを意味する。
したがって本例において、遊技停止手段6lは、大当り状態完了時点で画像表示制御装置7に画像静止信号S6を送り、図柄表示部43に表示されている盤面画像及びこの盤面画像上を移動している遊技球(発射球)を、その時点における状態で静止(停止)させる。遊技停止手段6lは、同時に発射問合せ信号S8の持ち球管理装置9への送信を停止させると共に持ち球管理装置9に発射停止信号S7を送り、発射可否状態信号S10をOFF状態とする。つまり、新たな遊技球の発射を停止させる。
なお、遊技停止手段6lは、大当り状態完了後、既に発射され盤面上にある遊技球が全て消滅(入賞若しくはアウト口53へ入球)した時点で静止させるように構成してもよい。
この遊技停止解除スイッチ6l′は、遊技者によって操作できないようにパチンコ機裏面側に設けられている。遊技店側以外の者によって上記遊技停止状態の解除が行れることを禁止するためであり、具体的には、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作できるように例えば前面飾り枠11の裏面部に設けられている。
変動時間短縮手段6mは、例えば図柄変動後の停止図柄が、大当りとされる特定図柄のうち特に定められた図柄(変動時間短縮図柄)、一例として「5、5、5」又は「9、9、9」で停止した場合に、次回以降、100回までの図柄変動について、その変動時間を5秒から2.5秒に短縮させる。
この遊技停止処理ON/OFF手段6nの操作部は、遊技者によって操作できないようにパチンコ機裏面側に設けられている。遊技店側以外の者による営業形態決定の関与を禁止するためであり、具体的には、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作できるように例えば前面飾り枠11の裏面部に設けられている。
持ち球管理装置9は、遊技停止手段6l(主制御装置6)から発射停止信号S7を受けた場合に、持ち球があってもOFF状態として発射を不許可とする。なお、予め定めた遊技の正常な進行を妨げるエラー状態が検知されたときにも発射可否状態信号S10をOFF状態にし、持ち球があっても遊技球の発射を不許可とするようにしてもよい。
なお図4は、各入賞口44〜49への遊技球入賞時に払い出される、つまり持ち球数に加算処理される賞球数の例と、その賞球の払出しを指示するために主制御装置6から持ち球管理装置9に送られる賞球払出し信号S9の内容の一例を示す。
有価情報としては、上記持ち球数そのままとしてもよく、あるいは持ち球数に応じて定められた金額やポイント、その他の有価情報であってもよい。
この精算処理に、上記遊技停止状態を解除する処理を含ませてもよい。これによれば、遊技停止状態となった後、精算処理を続けて行うことが分かっている場合に、上記遊技停止解除スイッチ6l′のON操作を省略し後述する精算スイッチを操作することで、遊技停止状態解除処理と精算処理が続けて行われる。
画像表示制御装置7は、主制御装置6の制御に基づき、つまり主制御装置6からの発射信号S1、その他、各種の信号を受信し、これらの信号等により画像表示器5に盤面画像を表示させ、かつ表示させた盤面画像における表示制御を行う装置である。
ここで、「表示させた盤面画像における表示制御を行う」とは、具体的には、画像表示器5を制御して、盤面画像自体の制御表示、例えば後述する複数の図柄の変動表示や図1に示す大入賞口49の開閉体50の動画像表示等をさせ、あるいは遊技球を盤面画像上に移動表示させること等をいう。
画像表示制御装置7の制御によるこれらの表示は、主制御装置6の制御に基づいている。特に、画像表示制御装置7による盤面画像自体の制御表示は、主制御装置6による上記盤面画像における遊技状態の制御に基づいている。
データ群7c4には、遊技釘データ7c2と共に盤面画像を表示するためのガイドレール39、センタ飾り42、図柄表示部43、各種入賞口44〜49、開閉体50、風車51、サイドランプ52及びアウト口53等の盤面構成部材の表示用データや、盤面背景データ等が含まれる。
上記表示用データは、表示対象である各盤面構成部材の位置、形状(大きさを含む。)を表すデータであり、これらのデータから、遊技球を球ルート(位置座標データ群)に沿って移動表示させて入賞口44〜49やアウト口53で消滅させることが可能となる。
上記遊技球移動表示手段7hは、図2に示す主制御装置6の信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して各発射信号S1中の球属性に基づき各遊技球の球ルートを取得し、その球ルートで各遊技球を盤面画像上に移動表示させるように構成されている。
球ルートは、各遊技球が盤面画像上に表示(発射)されてから入賞口44〜49又はアウト口53(図1参照)で消滅、つまり入球するまでの道筋を表す位置座標データ群からなる。
球ルートの終点である入賞口44〜49又はアウト口53での遊技球の消滅はその生存時間の満了時となることは勿論であり、上記位置座標データ群中の各位置座標データは経過時間対応で、ここでは単位時間=16ミリ秒毎に、表されている。
この開閉体開閉表示手段7iは、上記大当り抽選結果が大当りと決定された始動入賞球に係る図柄の変動表示の終了時、つまり図柄の停止時に信号送信手段6gから送信される開信号S2を受信し、盤面画像上の開閉体50の開動作表示を行わせる。
前面飾り枠11は丸形開口部12を備え、この丸形開口部12は、前面飾り枠11の裏側に設けられた無色透明のガラス又は合成樹脂からなる画像表示器保護用パネル13で塞がれる。
丸形開口部12を囲む前面飾り枠11の前面部には、カード挿入口14、貸出操作機構15、返却操作機構16、発射操作機構18、持ち球数表示器19、残高表示器20等を備える。また、前面飾り枠11の裏面部には、精算操作機構17を備える。
貸出操作機構15は、遊技者により操作される貸出操作部27と、この貸出操作部27を介して操作される貸出スイッチ28とを備える。
返却操作機構16は、遊技者により前面飾り枠11の前側から操作される返却操作部29と、この返却操作部29を介して操作される返却スイッチ30とを備える。
精算スイッチ32(精算操作部31)は、遊技者によって操作できないようにパチンコ機裏面側に設けられている。遊技店側以外の者によって精算処理が行れることを禁止するためであり、具体的には、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作できるように例えば前面飾り枠11の裏面部に設けられている。
上記持ち球数表示器19は、数値表示面が前面飾り枠11の前側から見えるように、前面飾り枠11又は可動枠3に取り付けられる。
まず、主制御装置6、画像表示制御装置7、カード制御装置8及び持ち球管理装置9等が、遊技機枠1に設けられた電源装置(図示せず)から直流電源が供給されて起動されると、主制御装置6の制御に基づき画像表示制御装置7が画像表示器5を制御して、この画像表示器5に盤面画像を表示させる。
この盤面画像は、上述したように各種の盤面構成部材39、42〜54、及び図示を省略した多数の遊技釘等を表す画像からなる。
その後、遊技者が貸出操作部27を操作して借り出す球数に相当する投資金額を入力すると、入力された投資金額に相当する投資金額情報が貸出信号として貸出スイッチ28からカード制御装置8に出力される。カード制御装置8は、貸出スイッチ28からの貸出信号に対応する投資金額情報を演算し、カード22から読み取って記憶しておいた金額情報(カード読取金額情報)が上記投資金額情報以上であるか否かを判定する。
持ち球管理装置9は、カード制御装置8から出力された投資金額情報に応じた球数情報を持ち球数表示器19に出力し、この持ち球数表示器19に持ち球数としての数値を表示させ、同時に持ち球数メモリ9aに記憶する。
残額情報が「0」の場合、カード制御装置8はカード搬送機構24を戻し制御する。また、遊技者が返却操作部29を操作すると、カード制御装置8は、返却スイッチ30から返却信号を受けてカード搬送機構24を戻し制御する。
これらの戻し制御によって、カード搬送機構24はカード22を搬送してその一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を遊技機枠1から取り出し可能とする(機外に排出する)。
主制御装置6は、発射可否の判定結果が発射可であり、かつ発射可否状態信号S10がON状態である(持ち球数あり)と返答されると、発射ON信号を生成すると共に、この発射ON信号毎に、その信号生成時の上記可変抵抗値、換言すれば発射操作部33の操作量を取得する。
また主制御装置6は、画像表示器5に画像として描かれる遊技球が発射表示されてから遊技領域41をどのようなルートで流下、移動させるかについての基本的な情報となる球属性を上記発射ON信号毎、つまり発射球(発射操作部33の操作により発射される遊技球)毎に決定する。
すなわち球属性決定手段6eは、発射操作部33の操作量に応じて遊技球の発射強度を求め、この発射強度に基づき、発射される遊技球の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定する。
遊技球の生存時間を、遊技球の発射強度に基づくものではあるが、直接的には上記消滅位置に応じて求めたものであってもよい。また、遊技球の発射強度を球属性に含めてもよい。
遊技球の消滅位置は、入賞口44〜49に入賞(入球)するか、入賞するときはどの入賞口に入賞するか、又は入賞せずにアウト口53に入球するかを表す入球位置に係る球属性である。遊技球は入賞口44〜49への入賞、又はアウト口53への入球時にその表示が終了し、盤面画像上から消滅する。
遊技球の生存時間は、発射操作部33が操作され、遊技球が発射されてから消滅するまで、つまり盤面画像上に表示が開始されてから終了するまでの経過時間に係る球属性である。
画像表示制御装置7は、信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して同発射信号S1中の上記2つの球属性に基づき各遊技球の移動ルート、つまり球ルートを選択(取得)し、その球ルートで各遊技球を画像表示器5に表示された盤面画像上に移動表示させる。
球ルートは、盤面画像上に遊技球が打ち込まれ、移動され、入賞口44〜49又はアウト口53に入球するまでの道筋を表す情報である。具体的には、遊技球が発射(表示)されガイドレール39に沿って遊技領域41の上部に打ち込まれた後、流下、移動しながら風車51や図示しない遊技釘等に当たって、入賞口44〜49の何れかに入賞し、又は非入賞となってアウト口53に入球するまでの道筋を表わす位置座標データ群からなる情報である。球ルートは、上記発射信号S1に応じて多数種類設定されている。
非入賞は、画像表示器5に表示された盤面画像における遊技領域41を流下、移動する遊技球が入賞口44〜49の何れにも入賞しないでアウト口53に入球することを表わす情報である。
なお、入賞として始動入賞口48への入賞が決定された場合にだけ、大当り/外れ情報(大当り/外れの別)が決定される。
大当り/外れ情報は、主制御装置6において、入賞として始動入賞口48への入賞が決定されたタイミングで大当り抽選用カウンタ(図示せず)のカウント値を取得し、このカウント値を抽選値として大当り値と照合(大当り抽選)して決定される。上記抽選値及び大当り/外れ情報(抽選結果)はRAM6bに記憶される。
持ち球数表示器19は、主制御装置6からの減算した球数情報に相当する球数を数値表示する。つまり、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値となる。持ち球数メモリ9aには、この減算された数値が更新記憶される。
この遊技球動画像は、遊技球が1分間当たり100発の割合で盤面画像中の発射通路40から遊技領域41に打ち込まれ、この遊技領域41を流下、移動する動画像である。
持ち球数表示器19で表示される数値(持ち球数)は、遊技球が発射される毎に減算した数値と一般入賞口44〜47に対応する賞球数との加算値となる。この数値は、持ち球数メモリ9aに更新記憶される。このような持ち球数の加減算は、例えば持ち球管理装置9における賞球払出し信号S9の受信の有無と受信内容(入賞口の種類)、及び発射問合せ信号S8の有無あるいは発射可否状態信号S10による返答の有無(発射可否状態信号S10のON/OFF状態参照の有無。以下同じ。)に基づいて行われる。
この制御によって、画像表示器5は、図柄表示部43に3つの図柄(L、C、R)の変動表示を開始させ、図柄変動パターン指定信号S5で指定された大当り抽選結果(大当り/外れの別)を反映させて、つまり、所定時間後に、その始動入賞球に係る大当り抽選結果に応じた停止図柄で停止させる。
また確率変動手段6iは、高確率状態を、例えば次回以降、一定回数までの大当り抽選において再度大当りと決定されるまで、あるいは非特定図柄で大当りと決定されるまで継続させ、その後、低確率状態に戻す。
高低何れの確率状態にあっても、大当りとなる確率は、確率変動手段6iが現在設定している大当り確率に従う。
この大入賞口49の開動作画像は、大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として垂直に閉じた状態から斜め前方に開く動画像である。このようにして開閉体50が開動作すると、大入賞口49は他の入賞口(一般入賞口)44〜47よりも遊技球の入球が容易な形態となり、大入賞口49には、他の入賞口44〜47に比べてより多い遊技球の入賞が可能となる。
持ち球数表示器19で表示される数値(持ち球数)は、遊技球が発射される毎に減算した数値と大入賞口49に対応する定数の賞球数との加算値となる。この数値は、持ち球数メモリ9aに更新記憶される。このような持ち球数の加減算は、例えば持ち球管理装置9における賞球払出し信号S9の受信の有無と受信内容(入賞口の種類)、及び発射問合せ信号S8の有無あるいは発射可否状態信号S10による返答の有無に基づいて行われる。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の閉動作画像を表示する。この大入賞口49の閉動作画像は、大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方から図1に示す垂直状態に閉じる動画像である。
このカウントアップがあった場合、主制御装置6は、画像表示制御装置7による上記開閉体50の1回の開動作が終了した後に、同開閉体50を再び開動作するための開情報を内容とする信号を画像表示制御装置7に送信し、上記画像表示器5を再び制御する。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方に開く形態の動画像を表示する。
このような大当り状態の開始及び完了(上記満了回での終了又は途中回での終了をいう)の制御は、大当り状態起動・完了手段6kが行っている。
遊技球の発射を不能にするとは、上述したように遊技球の発射を停止することを指す。具体的には、主制御装置6から持ち球管理装置9への発射問合せ信号S8の送信を停止すること、及び持ち球管理装置9から主制御装置6への発射可否状態信号S10の返答を停止する(発射可否状態信号S10をOFF状態にする)ことを指す。
図7に示すように、大当り状態完了時点t1、つまり発射停止信号S7の送、受信時点から遊技停止状態となる。具体的には、大当り状態完了時点において、上記信号S8,S10が抑止されて新たな遊技球の発射が停止される(発射状態を発射停止状態とする)。この時、図柄表示部43に図柄が変動表示中であり、あるいは盤面画像上を遊技球(発射球)が移動中であれば、上記遊技球の発射停止に加え、これら図柄の変動や遊技球の移動が停止される。その他、盤面画像上に変動、移動する部分画像があれば、その部分画像も停止される。
図7において、発射状態とは上記発射ON信号の生成に係る上記信号S8,S10の状態を指し、これらの信号S8,S10が抑止され新たな遊技球の発射が停止される状態を発射停止状態という。また盤面画像状態とは、画像表示器5による表示画像の状態、つまり、図柄の変動や遊技球の移動、その他、盤面画像上の部分画像の変動、移動についての状態をいい、これら図柄の変動や遊技球の移動が停止され、その他、盤面画像上に変動、移動する部分画像が停止されることを盤面画像停止状態という。後掲タイムチャートにおいても同様である。
なお遊技停止手段6lは、図示例では大当り状態完了時点で遊技停止状態、つまり発射状態を発射停止状態とすると共に盤面画像状態を盤面画像停止状態とする。
なお、遊技領域41に打ち込まれた遊技球が始動入賞口48に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅した場合も、主制御装置6は、始動入賞口48に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。
持ち球数表示器19で表示される数値(持ち球数)は、遊技球が発射される毎に減算した数値と始動入賞口48に対応する定数の賞球数との加算値となる。この数値は、持ち球数メモリ9aに更新記憶される。このような持ち球数の加減算は、例えば持ち球管理装置9における賞球払出し信号S9の受信の有無と受信内容(入賞口の種類)、及び発射問合せ信号S8の有無あるいは発射可否状態信号S10による返答の有無に基づいて行われる。
そして始動入賞球保留・消化手段6jは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当り状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5を信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。上記信号S4,S5を受信した画像表示制御装置7、具体的には図柄表示制御手段7jは、図柄表示部43に3つの図柄(L、C、R)の変動表示を開始させ、所定時間後に、その始動入賞球に係る大当り抽選結果に応じた停止図柄で停止させる。停止図柄に応じた制御は主制御装置6が行う。
上記保留球の記憶数は、その記憶された保留球に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始又は終了する毎に、つまり保留球が消化される毎に1個ずつ減算され、これに伴い保留球ランプ54も1個ずつ消灯される。
なお本実施形態では、上述した大当り状態が完了すると、保留球ランプ54の点、消灯動作も停止するように構成されている。
精算処理を要請された店員が精算操作部31(精算スイッチ32)を操作すると、精算処理手段9bは、精算スイッチ操作時点における持ち球数を、その数に応じたポイントや金額情報等の有価情報、ここでは金額情報に変換し、これをカード22に残されている金額情報に加算して書替え記録し、そのカード22を機外に排出させる。
なお精算スイッチ32は、前面飾り枠11の裏面部に設けられており、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作可能である。
カード制御装置8は、遊技機枠1の内部に取り込まれているカード22の金額情報に持ち球管理装置9から入力された球数情報に対応する金額情報を加算した後、情報書替器26を制御する。この制御によって、情報書替器26が遊技機枠1の内部に取り込まれているカード22の金額情報を上記加算した金額情報に書き替える。
その後、カード制御装置8がカード搬送機構24を戻し制御する。すなわち、金額情報の書き替えられたカード22を搬送機構24により搬送し、その一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を遊技機枠1から取り出し可能とする。つまり、カード22が機外に排出され、精算処理を完了する。
球属性のうち、遊技球の消滅位置は、主制御装置6の球属性決定手段6eにより遊技球の発射強度に基づいて決定される。ここでは、遊技球の消滅位置が、0〜9999までの数値をエンドレスで繰り返しカウントする消滅位置決定用カウンタ(図示せず)を用い、このカウンタの上記発射ON信号生成時のカウント値と上記遊技球の発射強度に基づいて決定される。
具体的には、この欄の各入賞口44〜49の入賞率を、入賞口44側から順に大入賞口49側に向けて各々10000倍した数値1、2、2、1、450…を順次加算して行く。すると、入賞口47の位置で合計値6が得られ、始動入賞口48の位置で合計値456が得られる。
消滅位置決定用カウンタのカウント値は250であり、この値は入賞口47の位置の合計値6を超え、始動入賞口48の位置の合計値456以下の範囲内にあるから、ここでは始動入賞口48がその遊技球の消滅位置と決定する。
このように決定された球属性は、発射信号S1に含められて主制御装置6の信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信される。図8に示す例において、頭文字「S1」が付された4桁の数字は各々球属性を含む発射信号S1を表す。
位置座標データは、例えば遊技盤面を含む画像表示器5の画像表示面(二次元平面)をX,Y平面とし、図1中の左右方向にX軸、上下方向にY軸をとり、同画像表示面の図1中の左下隅部を基準位置、つまりX=0,Y=0として表わす。
遊技盤面に直交する、遊技盤面の前面側(遊技者側)の方向にZ軸をとり、位置座標データをX,Y,Zの三次元座標で表わしてもよい。
なお図8は、球属性の一部を例示している。球属性別の球ルートテーブル7c3も一部を例示している。
球属性決定手段6eは、求めた発射強度Fxに対応する遊技球消滅位置Pxを、上記入賞率テーブル6c3及び消滅位置決定用カウンタを用いて抽選により求め、続いて、この消滅位置Px(詳しくは発射強度Fx及び消滅位置Px)から、各消滅位置までの遊技球生存時間Txを求める。
発射信号S1は発射される遊技球毎に画像表示制御装置7に送信されるが、画像表示制御装置7(遊技球移動表示手段7h)はこの発射信号S1を受信する毎に、各発射信号S1中の球属性に応じた球ルートを遊技球消滅位置・生存時間別の球ルートテーブル7c3から読み出す。
図9において、ステップ301では、発射操作機構18が遊技球を発射できる状態になっているか否かを判定する。
すなわち、発射操作部33のタッチセンサ(図示せず)がON、発射停止スイッチがOFF、更に発射操作部33の操作量が遊びの範囲を超えているか否かを判定する。遊技者が実際に遊技球を発射するために発射操作部33を操作しているか否かを判定するためである。ステップ301の判定結果がNo(否定)であれば発射処理を終了し、Yes(肯定)であれば次ステップ302に進む。
ステップ303では、持ち球数があるか(持ち球数表示器19が表示する球数が1以上か)否かを判定し、判定結果がNoであれば空打ち音を図示しない音声制御装置で発生させるための空打ち音発生信号を同音声制御装置に送信する(ステップ304)。
ステップ305では、遊技停止手段6lが発射停止信号S7を生成(送信)したか否か、つまり遊技停止状態となっているか否かを判定し、判定結果がNoであれば発射処理を終了する。
ステップ305における判定結果がNoであれば球属性決定手段6eにより球属性を決定する(ステップ306)。ここでは、発射操作部33の操作量に応じて遊技球の発射強度が求められ、この発射強度及び遊技球の消滅位置に基づいて生存時間が求められ、これら消滅位置及び生存時間が球属性とされる。
以上の処理は、発射球毎に行われる。
発射信号S1は、発射球毎に画像表示制御装置7で受信され、その他の信号は、主制御装置6が制御する遊技状態に応じて送信する都度、受信される。
具体的には、図5に示すCPU7aが上記球ルートテーブル7c3から選択した球ルートRTに基づき、次のフレーム更新時に移動する遊技球の位置座標データをGPU7dが読み出し、ビデオRAM7eに書き込む。
盤面画像に複数個の遊技球が表示される場合には、上述した表示処理は同時並行して行われる。このような場合、ステップ503における判定は、上記複数個の遊技球の全ての位置についてステップ502における処理が終了したか否かの判定となり、終了していればステップ504を実行する。
ステップ505では、ステップ504で行った表示制御以外の、例えば盤面画像におけるサイドランプ52や、図示しないが前面飾り枠11の前面部に取り付けられた電飾等の点消灯制御(一般演出制御処理)を行う。
ステップ506では、ステップ502、504、505の処理(制御)結果を合成して画像表示器5に描画、つまり表示させる。
画像表示制御装置7が画像静止信号S6を受信したときには、この画像表示制御装置7は盤面画像を遊技停止状態とする。具体的には、図柄表示部43に図柄が変動表示中であり、あるいは盤面画像上を遊技球が移動中であれば、これら図柄の変動や遊技球の移動を停止(静止)させる。保留球ランプ54の点、消灯動作も停止させる。風車51が回転中であったり、サイドランプ52が点滅中であった場合には、これらの動作も同時に停止させる。要するに、画像表示器5の表示画像全体を静止させる。
普通図柄は盤面画像中に同時に配置されるゲート(図示せず)を遊技球が通過することで変動するが、この普通図柄の変動中に上記ゲートを再び遊技球が通過する場合にはその通過球を例えば4個まで普通図柄作動用の保留球として積算記憶可能である。そして、この保留球の数に応じてランプ(保留球ランプ)が点灯し、またこの保留球による普通図柄変動が行われる毎に同保留球記憶数が減算(保留球が消化)され、これによって上記ランプが消灯するが、この普通図柄作動用の保留球ランプの点、消灯動作も停止される。
なお、このような普通図柄表示部を有するパチンコ機は、上記ゲートに遊技球が通過すると抽選が行われ、この抽選に当たれば始動入賞口48に組み込まれた可動体(図示せず)が開いて始動入賞口48への入賞が容易になるように構成されている。上記普通図柄の変動は、このようなパチンコ機において、変動後の停止図柄で抽選結果を報知するまでの演出のために行われている。
このように、遊技停止は遊技球の発射ON信号を生成させるための信号系及び画像表示器5による表示画像の双方について行われる。
これによれば、大当り状態の完了時以降の遊技はできなくなるので、個々のカード式遊技機において、大当り状態完了後に必ず店員を介在させ得ることになる。つまり、大当り状態の完了後の処置が店員に任されて柔軟な運用が可能となり、あるいは店員によるチェック等の管理が可能となるので、従来のカード式遊技機及びその管理装置において生じていた上掲(1)〜(4)の問題点を解消できる。
すなわち、台移動制限形態、1回交換形態あるいは定量制等、種々の営業形態に対応可能である上に、パチンコ機を店舗に多数台設置された場合において、複雑な管理装置等のシステムや設定作業等が不要であり、導入及び運用に当たって低コスト化が図れる。
また、カード22による精算もパチンコ機毎に店員が介在することになるので、多量のカード記録情報を蓄積する管理システムの不具合により正規カードを不正カードと誤認識してしまうことも防止されてカード22に関するトラブルが生じることも少なく、カード22の記録データの改竄等による不正も発見しやすくなる。更に、上記営業形態の変更もカード22による精算に店員が介在するので容易に可能となり、臨機応変なサービスが可能となる。
本例では、遊技停止手段6lは上記保留球の全てについて始動入賞球保留・消化手段6jによる保留球消化処理を終了した後に遊技停止状態とする。
遊技者は、保留球がある場合に、この保留球に係る始動入賞球の大当り抽選結果がどうであったか知りたいことがある。このような場合に、大当り状態完了時点で遊技停止状態、つまり発射停止状態とし、かつ盤面画像停止状態とすると、遊技者に不満を残す。本例は、このような場合に、保留球の全てについて保留球消化処理を終了させ、その後に遊技停止状態とすることで、遊技者の満足を得ようとしたものである。
この図において、大役とは大当り状態を表す。保変動とは保留球による図柄変動状態を表し、保変動なる語の末尾に付された数字は保留球番号を表す。保留球番号は大きいほど早い時期に記憶された保留球であることを表す。その他、この図において図7と同様の語、符号の意味するところは図7と同様である。以下の例に使用するタイムチャートについても同様である。
図示するように本例では、大当り状態完了時点t11で発射停止状態とされ、全ての保留球の消化が終了した時点t12で盤面画像停止状態とされる。時点t12においては、発射停止状態ともなっているので、この時点t12において遊技停止状態となる。
本例では、遊技停止手段6lは保留球の全てについて始動入賞球保留・消化手段6jによる保留球消化処理を行うが、この保留球消化処理中において、保留球に係る始動入賞球の大当り抽選結果が大当りと決定されたものがあった場合には、次のように動作する。
すなわち遊技停止手段6lは、発射問合せ信号S8の送信停止を解除すると共に、持ち球管理装置9に発射停止解除信号(図示せず)を送り、発射可否状態信号S10をON状態に復帰させる。つまり、発射停止状態を解除し、遊技状態を大当り状態とする。
図示するように本例では、大当り状態完了時点t21で発射停止状態とされ、保留球番号2の保留球によって大当りとなり、時点t22で発射停止解除信号によって発射停止状態が解除され、大当り状態とされる。この大当り状態は、時点t23で完了し発射停止状態とされるが、この時点で保留球があるので、この保留球についての消化処理が開始されている。なお図示しないが、以後の保留球によって大当りとならなければ、以後の保留球の消化が終了した時点で盤面画像停止状態とされる。つまり、その時点で遊技停止状態となる。
本例では、遊技停止手段6lは完了した大当り状態が非特定図柄の停止によるものである場合にのみ遊技停止状態とする。
大当り図柄には、特定図柄(確率変動図柄)と非特定図柄(非確率変動図柄)がある。これら大当り図柄のうち、特定図柄で大当り状態となった場合には、確率変動手段6iが大当り確率を高確率状態に変化させる。この高確率状態は、例えば非特定図柄で大当りとなるまで継続する。
つまり、特定図柄で大当り状態となった場合には、次回以降の大当り抽選(始動入賞口への入賞)において大当りとなる遊技者の期待度は高められる。本例は、大当り状態が非特定図柄の停止によるものである場合にのみ遊技停止状態とし、特定図柄の停止によるものである場合には遊技停止状態とせず、遊技者の満足を得ようとしたものである。
本例では、遊技停止手段6lは完了した大当り状態が非特定図柄の停止によるものである場合であって上記確率変動手段6iによる大当り確率の高確率から低確率への変動後に、又は変動時間短縮手段6mによる変動時間短縮処理を終了した後に、遊技停止状態とする。
大当り確率が高確率である場合は大当り状態になりやすく、また図柄の変動時間が短い場合は保留球の消化処理が速まり、保留球記憶数が上限値を超えて保留球記憶されなくなる頻度を低下させる。つまりこのような遊技状況は、大当り状態となり得る機会が増えるので遊技者にとって有利な状態といえる。本例は、このように遊技者にとって有利な状態となっているときには遊技停止状態とせず、この有利な状態が終了した後に遊技停止状態として遊技者の満足を得ようとしたものである。
本例における動作をタイムチャートで示せば図13の通りである。
この図において、確変とは高確率状態にあることを、時短とは変動時間が短縮状態にあることを表す。t31〜t35は遊技状態の変化時点を表す。
図示するように本例では、確変、時短の何れも終了した時点35以後に遊技停止状態となっている。
本例では、遊技停止処理ON/OFF手段6nの拡張形として遊技停止処理選択手段を設け、遊技停止手段6lによって遊技停止状態とする遊技停止処理を行うか否かの選択のみならず、その他の複数種類の営業形態に合わせた設定ができるようにした。
図14は、本例において使用される遊技停止処理選択手段の一例を示す図である。この遊技停止処理選択手段6oの設定部100は遊技停止処理ON/OFF手段6nの操作部と同様に、遊技者によって操作できないパチンコ機裏面側に設けられている。遊技店側以外の者による営業形態決定の関与を禁止するためである。具体的には、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作できるように例えば前面飾り枠11の裏面部に設けられている。
この設定部100は、例えば並設された2個のスライドスイッチ101,102からなり、各スイッチ101,102を“1”側に位置させるか、“0”側に位置させるかによって4種類の設定が可能である。
図15に、設定部100におけるスイッチ状態と設定内容との関係の一例を示す。この図においてスイッチ状態は、図14に示すスライドスイッチ101,102の操作位置を左側から右側の順で表しており、図14はスイッチ状態“0”“1”(設定番号3)を例示している。
スイッチ状態“0”“0”は上述実施形態において説明した設定であり、同“0”“1”は上述した他の例3を適用する場合の設定である。スイッチ状態“1”“1”は上記遊技停止処理ON/OFF手段6nをOFF操作状態にした場合と同様の、つまり遊技停止状態としない設定である。
設定の種類を5種類以上に増やしたいときは、3個以上のスライドスイッチを用いればよい。スライドスイッチに代えてディップスイッチを用いてもよい。
本例によれば、様々な営業形態に適応できる。台移動、1回交換あるいは定量制等の禁止事項をなくした無制限営業にも対応可能である。
本例では、遊技停止手段6lは完了した大当り状態が任意に設定された図柄(指定図柄)の停止によるものである場合には遊技停止状態としない。これによれば、停止図柄(完了した大当り状態に係る停止図柄)が指定図柄である場合には連続遊技が可能な、いわゆるラッキーナンバ制の営業形態を採ることができる。
図16は、本例において使用される遊技停止状態解除可能な図柄の設定を行う指定図柄設定手段の一例を示す図である。この指定図柄設定手段6pの設定部201は遊技者によって操作できないパチンコ機裏面側に設けられている。遊技店側以外の者による図柄設定を禁止するためである。具体的には、可動枠3の施錠を解いた店員のみが操作できるように例えば前面飾り枠11の裏面部に設けられている。
この設定部200は、例えば10連のスライドスイッチ201〜210からなり、各スイッチ201〜210を“1”側に位置させるか、“0”側に位置させるかによって、ここでは10種類の図柄が設定できるように構成されている。
図示例では、上記停止図柄が「1、1、1」、「3、3、3」、「5、5、5」、「7、7、7」、「9、9、9」である場合に連続遊技が可能(遊技停止状態としない)となる。
これらスイッチ、操作部及び設定部が遊技者によって操作できないように(店員のみが操作できるように)すればどのような構成であってもよく、例えば、店員のみが携帯する鍵やコードレス式の操作器を用いて上記スイッチ、操作部及び設定部を操作可能な構成としてもよい。
主制御装置6は、このような遊技状態を、画像表示制御装置7による盤面画像における演出表示制御によって現出させ、同時に上記音声やランプによる演出制御も加えて遊技者を楽しませている。遊技状態の制御には、その状態の開始、継続、終了の各制御を含む。
実遊技機では、遊技球が実球であることは勿論であるが、始動入賞口や可変入賞口(開閉体を含む)等の入賞口、アウト口、図柄表示部及び遊技釘等の盤面構成部材は、全てが実際の、つまり画像のような仮想のものではなく実体のある構造部材からなり、これらは同じく実際の(実体のある)遊技盤面上に配置されている。
そして実遊技機では、始動入賞口に入球し、その際、センサによって検出された遊技球が始動入賞球である。つまり実遊技機においては、遊技球が実際に始動入賞口に入球してセンサで検出されることにより始動入賞球が生じる。映像式の遊技機では、発射される遊技球の盤面画像上の消滅位置が始動入賞口と決定された時に始動入賞球が生じることになり、この点で両者は相違する。
しかし、いずれも始動入賞球が生じる(始動入賞球が検出される、又は消滅位置が始動入賞口と決定される)ことによって図柄の変動を開始し、停止図柄の種類により特別遊技状態(大当り状態)となり得る等の動作については同様である。発射操作部の操作によって遊技球が遊技盤面上に打ち込まれ、移動し、入賞口又はアウト口に入球するという基本的な遊技形態も同様であることはいうまでもない。
大当り抽選手段、特別遊技状態起動・完了手段、確率変動手段、大当り抽選手段、始動入賞球保留・消化手段、特別遊技状態起動・完了手段等、また、遊技停止手段、遊技停止解除スイッチ、変動時間短縮手段及び遊技停止処理ON/OFF手段等の構成、作用も上述実施形態における映像式の遊技機と特に変わるところはなく、これらの構成によって得られる効果も同様である。
なお、本発明が適用される実遊技機において、遊技停止手段が行う遊技停止処理(遊技停止状態とする処理)は、主として図柄表示部(図柄表示装置)の図柄変動の停止及び発射操作部の機能(遊技球発射装置の作動)を停止する処理を指す。
Claims (8)
- 始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含む複数の入賞口、アウト口、前記始動入賞口への入球遊技球である始動入賞球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄の種類により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示部、並びに遊技釘を配置した遊技盤面上に、発射操作部の操作によって遊技球を打ち込み、移動させ、前記入賞口又はアウト口へ入球させる遊技を、
カード状の記録媒体に記録された有価情報を読み取り、変換した球数情報に基づいて行うカード式遊技機であって、
遊技球の入賞確率が比較的低い通常遊技中よりも高くなる特別遊技状態へ移行させる大当りとするか否かの大当り抽選を前記始動入賞球が生じる毎に行う大当り抽選手段と、
予め設定された第1の所定条件が充足した場合に遊技状態を前記特別遊技状態へ移行させ、当該特別遊技状態において第2の所定条件が充足した場合に特別遊技状態を完了させる特別遊技状態起動・完了手段と、
この特別遊技状態起動・完了手段による特別遊技状態の完了を契機として、少なくとも前記発射操作部の操作による遊技球の発射が不能であって、かつ前記図柄表示部の図柄を停止させた遊技停止状態とする遊技停止手段とを具備することを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1に記載のカード式遊技機において、
前記特別遊技状態へ移行させることとなる第1の所定条件は、予め設定された種類の停止図柄の表示が得られたときであると共に、
前記特別遊技状態は前記可変入賞口の開閉体が所定条件に基づき開閉するものであることを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1又は2に記載のカード式遊技機において、
遊技停止手段は、特別遊技状態完了時点において遊技停止状態とすることを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1又は2に記載のカード式遊技機において、
始動入賞球に係る図柄の変動中又は特別遊技状態の継続中に新たな始動入賞球が生じた場合に、一定数までその検出された新たな始動入賞球を保留球として積算記憶する始動入賞球保留処理を行うと共に、先行する始動入賞球又は保留球に係る前記図柄の変動又は前記特別遊技状態の終了後に、保留球の積算記憶がある場合に、前記始動入賞球の入賞と同等に前記大当り抽選の結果に応じて選択された形態の図柄の変動表示を行わせると共に、前記保留球の記憶数をデクリメントする保留球消化処理を行う始動入賞球保留・消化手段を備え、
遊技停止手段は、前記保留球の全てについて前記保留球消化処理を終了した後に遊技停止状態とすることを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1又は2に記載のカード式遊技機において、
大当りとする停止図柄を特定図柄と非特定図柄の2種類設定し、大当りとなった停止図柄が前記特定図柄であれば少なくとも次回に行う大当り抽選で大当りとする確率を高確率とし、非特定図柄であれば前記確率を低確率とする確率変動手段を備え、
遊技停止手段は、完了した特別遊技状態が非特定図柄の停止によるものである場合に遊技停止状態とすることを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1又は2に記載のカード式遊技機において、
大当りとする停止図柄を特定図柄と非特定図柄の2種類設定し、大当りとなった停止図柄が前記特定図柄であれば少なくとも次回に行う大当り抽選で大当りとする確率を高確率とし、非特定図柄であれば前記確率を低確率とする確率変動手段、
及び/又は予め定められた条件を充足することにより、少なくとも次回の図柄の変動時においてその変動時間を短縮する変動時間短縮手段を備え、
遊技停止手段は、完了した特別遊技状態が特定図柄の停止によるものである場合であって前記確率変動手段による前記確率の高確率から低確率への変動後に、又は前記変動時間短縮手段により変動時間が短縮された期間の終了後に、遊技停止状態とすることを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のカード式遊技機において、
遊技停止手段により遊技停止状態とする遊技停止処理を行うか否かを選択可能な遊技停止処理ON/OFF手段を具備することを特徴とするカード式遊技機。 - 請求項7に記載のカード式遊技機において、
遊技停止処理ON/OFF手段の操作部を遊技機裏面側に設けたことを特徴とするカード式遊技機。
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