JPH10146436A - 遊技設備装置 - Google Patents

遊技設備装置

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JPH10146436A
JPH10146436A JP30892596A JP30892596A JPH10146436A JP H10146436 A JPH10146436 A JP H10146436A JP 30892596 A JP30892596 A JP 30892596A JP 30892596 A JP30892596 A JP 30892596A JP H10146436 A JPH10146436 A JP H10146436A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特殊な特別遊技状態が発生した場合に於いて、
所定の特別遊技状態の場合は遊技の禁止を正確に行う遊
技設備装置の提供。 【解決手段】遊技者に有利な特別遊技状態が発生可能な
遊技機2が設置された島に配設し、特定の種類の特別遊
技状態を識別して可視表示する特別遊技状態識別表示手
段を備える。識別表示手段には遊技機からの特別遊技状
態の終了情報を受信する受信手段と、特殊な特別遊技状
態で終了したことを検出する特殊遊技状態終了検出手段
と、この検出結果に基づいて遊技機に遊技実行の禁止を
支持する遊技禁止指令信号を出力する特賞識別札制御装
置308とを備える。遊技機は遊技禁止指令信号に基づ
いて遊技を実行不能な状態に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技設備装置に係
り、より詳しくは特殊な特別遊技状態を発生して、当該
特別遊技状態が終了した場合において、予め定められた
条件の成立時には当該遊技機による遊技の実行を禁止す
るようにした遊技設備装置に関するもので、例えば、パ
チンコ遊技機、アレンジボール機、雀球機、スロットマ
シン等を具備した遊技設備に利用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパチンコ遊技機の場合に
は、始動入賞に基づいて遊技領域に設けられた可変表示
装置を変動表示させ、この可変表示装置の停止結果態様
が予め定められた特別遊技態様である場合に、変動入賞
装置を開放してパチンコ球が入賞し易い遊技者に有利な
特別遊技状態を発生させるものが知られている。
【0003】また、従来より遊技店が定める特殊な遊技
規則として、特定の大当り図柄あるいは大当り発生によ
り決定する図柄(所謂ラッキーナンバー決定図柄)に基
づき、大当りにより獲得した遊技球をそのまま継続使用
する遊技を許可するか、あるいは獲得球の景品交換を義
務づけるかを決定する、所謂ラッキーナンバー遊技営業
が知られている。
【0004】この様なラッキーナンバー遊技営業を行な
う場合に、遊技店においてはラッキーナンバー遊技を行
っている遊技機の上方部に、係員の判断によって例えば
“ラッキーナンバー遊技中”といった内容の表示プレー
トを掲げるなどして、ラッキーナンバー遊技中の遊技機
を明確に判別できるようにしている。
【0005】また、最近では遊技店によって、ラッキー
ナンバー決定図柄を複数種類設定して、ラッキーナンバ
ー決定図柄に応じて複数種類の異なる遊技内容を提供す
る場合がある。
【0006】即ち、例えば、大当り図柄が「3」,
「5」の場合はラッキーナンバー遊技を開始し、大当り
図柄が「4」,「9」で発生するまで持玉遊技(即ち、
大当りにより獲得した遊技球をそのまま継続使用できる
遊技)を許可する遊技内容や、大当り図柄が「7」の場
合は無制限遊技を開始して、終日無制限(即ち、どの図
柄の大当りが発生しても持玉交換の必要なし)にする遊
技内容、あるいは上記以外の大当り図柄の場合には、1
回交換遊技(即ち、この大当り終了後、大当りによる獲
得球を一旦全て景品に交換しなければならない遊技)に
する遊技内容など、大当り図柄に応じて遊技内容を複数
種類に変更する場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、遊技店で上
記のようなラッキーナンバー遊技を提供するに際して
は、次のような問題点があった。 (イ)例えば、上記のように大当り図柄「3」,「5」
でラッキーナンバー遊技が発生して、その後、図柄
「4」,「9」による大当りが発生した場合には、本来
その時点で持玉を景品交換しなければならないにも関ら
ず、交換せずにそのまま持玉を使用して遊技を継続する
遊技者がいる。 (ロ)上記のような1回交換遊技であるにも関らず、持
玉の景品交換を行なわずに、そのまま持玉による遊技を
継続する遊技者がいる。
【0008】上記(イ),(ロ)の状態を防止するため
に、従来は遊技店の店員が大当り(特別遊技状態)が発
生した遊技機まで行って、どの図柄でラッキーナンバー
遊技を行なっているかを実際に目で確かめ、遊技者に対
して、遊技の続行の許可あるいは遊技続行の不許可(禁
止)を口頭で伝える必要があった。即ち、ラッキーナン
バー遊技において、例えば遊技機が「4」,「9」の図
柄で特別遊技状態が発生した場合などには、発生時点で
図柄を確認しておかないと、特別遊技状態の終了後では
もはや図柄を確認することが不可能となって正確に遊技
の許可、不許可の指示をできなくなってしまう。そし
て、例えば店員が図柄を見逃した場合などには、どの図
柄で特別遊技状態が発生したかは遊技者の証言に頼らざ
るを得ず、たとえ虚偽の言動があってもそれを正す術が
なかった。
【0009】さらにまた、大当りが終了した際にも店員
は再度遊技機まで行って遊技継続の可否を確認する必要
があった。
【0010】そのため、各遊技機に目が届くように店内
に多数の店員を配置する必要があり人件費が嵩むという
問題があった。また、店員にとっても、常時遊技機の遊
技状態を監視し、大当りが発生した場合には遊技機の所
まで一々足を運ばなければならず、労力負担が過大にな
るという問題もあった。
【0011】特に、一度に複数の遊技機で大当りが発生
した場合には、店員の確認作業が繁忙となり、“ラッキ
ーナンバー遊技”,“1回交換遊技”,“無制限遊技”
など複数の遊技内容が入り混じって発生する状況下で、
一つ一つの遊技状態を正確に確認するのはかなり困難で
あった。
【0012】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、遊技店が定める特定の遊技規則に基
づいて特殊な特別遊技状態を発生した場合において、当
該特別遊技状態の終了条件を遊技店の店員が一々遊技機
まで行って確認しなくとも、特別遊技状態を判別して所
定の特別遊技状態の場合には素早く遊技の禁止を正確に
行なうことのできる遊技設備装置を提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る遊技設備装置は、遊技者に有利な特別遊
技状態を発生可能な遊技機が設置された遊技設備に配設
され、遊技店が定める特定の種類の特別遊技状態を識別
して可視表示する特別遊技状態識別表示手段を備える遊
技設備装置であって、上記特別遊技状態識別表示手段
は、上記遊技機から出力される特別遊技状態の終了を表
わす終了状態情報を受信する受信手段と、上記特別遊技
状態が、遊技店が定める特定の遊技規則に基づいた特殊
な特別遊技状態で終了したことを検出する特殊遊技状態
終了検出手段と、上記特殊遊技状態終了検出手段の検出
結果に基づいて、上記遊技機に遊技実行の禁止を指示す
る遊技禁止指令信号を出力する遊技禁止指令出力手段と
を具備してなり、上記遊技機は、上記遊技禁止指令出力
手段からの遊技禁止指令信号に基づいて遊技を実行不能
な状態に移行されるように構成されている。従って、特
別遊技状態識別表示手段は、上記受信手段で受信した終
了状態情報に基づいて特別遊技状態の終了を確実に知ら
せることができるので、従来のように店員が一々遊技機
まで行って特別遊技状態の終了を確認するという労力が
軽減され、ひいては監視人員を削減して人件費を抑える
ことが可能となる。また、上記遊技禁止指令出力手段か
らの遊技禁止指令信号に基づいて遊技機を遊技が実行不
能な状態に移行させることができるので、遊技店が定め
る特定の遊技規則に沿った持玉による遊技の許可、不許
可を遊技者に徹底させることができる。これにより、遊
技店が定めた特定の遊技規則に則った確実な営業を行な
うことができるので、遊技店の経営を安定化させること
ができる。
【0014】また、本発明に係る遊技設備装置は、遊技
者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機が設置され
た遊技設備に配設され、遊技店が定める特定の種類の特
別遊技状態を識別して可視表示する特別遊技状態識別表
示手段を備える遊技設備装置であって、上記特別遊技状
態識別表示手段は、上記遊技機から出力される遊技機の
各種遊技状態を示す遊技情報を受信する遊技情報受信手
段と、上記遊技機から出力される特別遊技状態の終了を
表わす終了状態情報を受信する終了状態情報受信手段
と、上記特別遊技状態が、遊技店が定める特定の遊技規
則に基づいた特殊な状態で発生したことを検出する特殊
遊技状態検出手段と、上記特殊遊技状態検出手段の検出
結果に基づいて、特殊遊技状態の報知を行なう特殊遊技
状態報知手段と、上記特殊な状態で発生した特別遊技状
態の終了を検出する特殊遊技状態終了検出手段と、上記
特殊遊技状態終了検出手段の検出結果に基づいて、上記
遊技機に遊技実行の禁止を指示する遊技禁止指令信号を
出力する遊技禁止指令出力手段とを具備してなり、上記
遊技機は、上記遊技禁止指令出力手段からの遊技禁止指
令信号に基づいて遊技を実行不能な状態に移行されるよ
うに構成することもできる。この場合には、上述の作用
・効果に加えて、特殊遊技状態報知手段により特殊な特
別遊技状態の発生を確実に報知することができる。
【0015】また、上記構成において、遊技店が定める
特定の遊技規則に基づく特殊な特別遊技状態は、通常の
特別遊技状態で獲得した遊技媒体を、所定の条件が成立
するまで継続使用して遊技を継続可能な第1特殊遊技状
態と、通常の特別遊技状態で獲得した遊技媒体を、当該
特別遊技状態の終了後に景品交換することを要求する第
2特殊遊技状態とを含むように構成する場合には、遊技
店で行われる第1特殊遊技状態としての所謂ラッキーナ
ンバー遊技状態や、第2特殊遊技状態としての所謂1回
交換遊技状態などに対応させることができる。
【0016】また、上記遊技機が、上記特別遊技状態を
複数の態様で発生可能になされ、上記遊技機から出力さ
れる遊技情報は、該特別遊技状態の発生態様の識別情報
を含み、上記遊技機から出力される上記識別情報に基づ
き、上記特殊な特別遊技状態を発生させるか否かを判定
する判定手段を備えるように構成することもできる。
【0017】さらにまた、上記特殊遊技状態検出手段
が、遊技店の店員によって操作可能な所定の遠隔操作装
置から出力される所定の信号に応答して動作を開始し、
該遠隔操作装置からの命令に基づいて、上記特殊な特別
遊技状態の発生および終了を検出するように構成する場
合には、遊技設備装置と操作装置とをケーブル等で接続
することなく、遊技設備装置に指令を与えることがで
き、店員の労力負担の一層の軽減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る遊技設備装置の実施
例を図面を参照して説明する。
【0019】ここに、図1は本実施例に係る遊技設備装
置を備えた島設備に遊技機が配設された状態を示す斜視
図である。
【0020】図中、符号1は、遊技店内に複数配置され
る島設備であり、その島設備1の長手方向の両面側には
夫々複数台(図上は3台)の遊技機としての例えばパチ
ンコ遊技機2,2・・・が配設されている。各パチンコ
遊技機2の上部の島設備側には、第1実施例としての遊
技設備装置3,3・・・が設けられている。
【0021】パチンコ遊技機2の構成の詳細な説明は省
略するが、このパチンコ遊技機2は始動入賞に基づいて
遊技領域に設けられた可変表示装置を変動表示させ、こ
の可変表示装置の停止結果態様が予め定められた特別遊
技態様である場合に、変動入賞装置を開放して遊技媒体
(パチンコ球)が入賞し易い遊技者に有利な特別遊技状
態を発生させるものであり、また、遊技店が定める特殊
な遊技規則に従い、特定の大当り図柄あるいは大当り発
生により決定する図柄(所謂ラッキーナンバー決定図
柄)に基づいて、大当りにより獲得した遊技球をそのま
ま継続使用する遊技を許可するか、あるいは獲得球の景
品交換を義務づけるかを決定する、所謂ラッキーナンバ
ー遊技営業を行い得る機種である。
【0022】なお、符号4,5はパチンコ遊技機2の遊
技状態等を示す報知装置である。
【0023】ここで、図2を参照して遊技設備装置3の
特別遊技状態識別表示手段の構成例を説明する。
【0024】図2は、本発明に係る遊技設備装置の要部
たる特別遊技状態識別表示手段としての特賞識別札受部
材および特賞識別札の構成を示す斜視図である。
【0025】図中、符号301は、各パチンコ遊技機2
の上部の島設備側の前面に配設され特賞識別札303a
〜303cを保持可能な特賞識別札受部材である。この
特賞識別札受部材301は、例えばプラスチック樹脂等
で成形され、下端側に係止部302aを有する上部が開
口した係合溝302bが設けられている。また、係合溝
302bの一側部(図上は左側部)側に、後述する特賞
識別札303a〜303cに設けられたIC(半導体集
積回路:以下IDチップと称する)に記憶されている識
別情報(ID情報と称する)を読取る読取手段307が
設けられている。この読取手段307としては、例えば
IDチップと電気的に接続して電気信号を検出する接触
式センサや、電磁気的あるいは光学的に非接触で信号を
検出する非接触式センサを採用することができる。な
お、読取手段307にはセンサの出力に基づいてID情
報の認識処理や認識したID情報等の送受信を制御する
制御手段としての特賞識別札制御装置308が接続され
ている(図3参照)。
【0026】上記特賞識別札受部材301の読取手段3
07は、図3のブロック図に示すように、特賞識別札制
御装置308を介して、パチンコ遊技機2の発射制御装
置200,排出制御装置201,遊技機制御装置202
および管理装置500に接続され、読取手段307によ
って読み取られるID情報に基づいて、打球発射装置や
球排出装置等の各種装置が制御されるようになってい
る。なお、パチンコ遊技機2と管理装置500も相互に
接続され、各種遊技情報等を送受信するようになってい
る。
【0027】図2中、符号303(303a〜303
c)は、特賞識別札受部材301の係合溝302bに挿
脱可能な係合部304を有するプラスチック樹脂等で成
形された特賞識別札である。
【0028】この特賞識別札303には、特賞識別札受
部材301に係合した際に、島設備前面から垂直方向に
突出する所定長さの表示部305が係合部304と一体
に形成されており、特賞識別札の種別に応じた標語が表
裏両面に印字されている。また、係合部304の下端部
の所定位置(即ち、特賞識別札受部材301が前記特賞
識別札受部材301に係合された際に前記読取り手段3
07と対向する位置)には特賞識別札の種別に応じたI
D情報が書き込まれたIDチップ(例えば、ワンチップ
マイコン等で構成される)306が埋め込まれている。
なお、このIDチップ306は、前記読取り手段307
の様式に合わせて電気的に接続可能な接点もしくは電磁
気的あるいは光学的に接続可能なインターフェイスを備
えている。
【0029】ここで、特賞識別札303について種別毎
の構成を簡単に説明する。
【0030】まず、例えばパチンコ遊技機2において、
例えば可変表示装置における大当り図柄が「7」の場合
は“無制限遊技”を開始して、終日無制限(即ち、どの
図柄の大当りが発生しても持玉交換の必要なし)にする
遊技内容に対応する特賞識別札303aについては、表
示部305に「無制限」との標語を表示し、IDチップ
306には、無制限遊技の実行を許可するID情報を記
憶させておく。従って、この“無制限遊技”に対応する
特賞識別札303aが特賞識別札受部材301に係合さ
れたパチンコ遊技機2においては、IDチップ306に
記憶された無制限遊技の実行を許可するID情報に基づ
いて、遊技者が自分の意思で遊技を終了しない限り、特
に特賞識別札制御装置308からは遊技の禁止信号が発
せられることはなく、継続して遊技を行なうことのでき
る無制限遊技が実行されることとなる。
【0031】また、パチンコ遊技機2において、例えば
可変表示装置の大当り図柄が「3」,「5」の場合は所
謂“ラッキーナンバー遊技”を開始し、例えば可変表示
装置の大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで持玉
による遊技を許可する遊技内容(第1特殊遊技状態に相
当)に対応する特賞識別札303bについては、表示部
305に「ラッキーナンバー」との標語を表示し、ID
チップ306には、ラッキーナンバー遊技の実行を許可
するID情報を記憶させておく。従って、この“ラッキ
ーナンバー遊技”に対応する特賞識別札303bが特賞
識別札受部材301に係合されたパチンコ遊技機2にお
いては、IDチップ306に記憶された無制限遊技の実
行を許可するID情報に基づいて、大当り図柄が
「4」,「9」で発生するまで獲得球による遊技の継続
が許可されると共に、大当り図柄「4」,「9」が発生
してその特別遊技状態が終了した時点で、全ての獲得球
を景品交換させるべく、特賞識別札制御装置308から
パチンコ遊技機2の発射制御装置200等に遊技の禁止
指令信号が出力され、当該パチンコ遊技機2による遊技
の実行が不能な状態に移行される。これにより、遊技者
はラッキーナンバー遊技状態を楽しむことができる一
方、ラッキーナンバー遊技状態終了後には遊技の継続が
自動的に不能となり、半強制的に全獲得球の景品交換が
促されることになる。従って、従来のように遊技店の店
員が各パチンコ遊技機の遊技状態や遊技者の遊技状況を
常時監視しなくとも、遊技店の定める遊技規則に沿った
ラッキーナンバー遊技営業を行なうことができるように
なり、遊技店の経営の安定化を図ることができるととも
に、店員の労力負担の低減、ひいては監視人員の削減に
よる人件費の軽減を図ることができる。
【0032】また、パチンコ遊技機2において、上記以
外の可変表示装置の大当り図柄の場合には、大当り終了
後、大当りによる獲得球を一旦全て景品に交換しなけれ
ばならない所謂“1回交換遊技”(第2特殊遊技状態に
相当)に対応する特賞識別札303cについては、表示
部305に「交換ナンバー」との標語を表示し、IDチ
ップ306には、1回交換遊技を行なわせるID情報を
記憶させておく。従って、この“1回交換遊技”に対応
する特賞識別札303cが特賞識別札受部材301に係
合されたパチンコ遊技機2においては、IDチップ30
6に記憶された1回交換遊技を行なわせるID情報に基
づいて、特別遊技状態終了後に、特賞識別札制御装置3
08からパチンコ遊技機2の発射制御装置200等に遊
技の禁止指令信号が出力され、当該パチンコ遊技機2に
よる遊技の実行が不能な状態に移行される。これによ
り、遊技者は、特別遊技状態終了後に当該パチンコ遊技
機2における遊技の継続が自動的に不能となるため、半
強制的に全獲得球の景品交換が促されることになり、遊
技店の定める遊技規則に沿った健全な営業を行なうこと
ができるようになる。
【0033】なお、上述のラッキーナンバー遊技および
1回交換遊技の終了によって遊技の実行が不能になった
パチンコ遊技機2を、再度遊技が可能な状態に復帰させ
るために、例えば、特賞識別札303bあるいは特賞識
別札303cを特賞識別札受部材301から抜き取る際
に読取手段307から札抜取り検出信号が出力されるよ
うにして、この札抜取り検出信号に基づいて特賞識別札
制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置2
00等に再遊技開始指令信号が出力されるように構成し
たり、あるいは、タイマー手段(計時手段)を設け、遊
技が不能になった状態から所定時間経過後にパチンコ遊
技機2が遊技可能な状態にリセットされるように構成す
ることが考えられる。
【0034】ここで、図4に示すフローチャートを参照
して、上述のような特賞識別札303a,303b,3
03cを用いた大当り遊技処理の処理手順の概要につい
て説明する。
【0035】この処理では、まずステップS100でパ
チンコ遊技機2が無制限遊技中か否かを判定し、イエス
(Yes)の場合(即ち、無制限遊技中の場合)にはス
テップS101に移行して無制限遊技終了条件が成立し
たか否かを判定する。その判定結果が否すなわちノオ
(No)の場合(即ち、無制限遊技終了条件が未だ成立
していない場合)には、そのままリターンして処理を継
続し、Yesの場合(即ち、無制限遊技終了条件が成立
した場合)にはステップS102に移行して特賞識別札
制御装置308から管理装置500に対して外部情報と
して終了信号を出力してからリターンし処理の先頭に戻
る。これにより、遊技店側はパチンコ遊技機2における
無制限遊技の終了を確認することができる。
【0036】一方、前記ステップS100でNoと判定
された場合(即ち、無制限遊技中ではないと判定された
場合)にはステップS103に移行して、ラッキーナン
バー遊技中か否かが判定される。その判定結果が、Ye
sの場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中の場合)には
ステップS104に進んで、ラッキーナンバー遊技の終
了条件が成立したか否かが判定され、Noの場合にはそ
のままリターンして処理が継続され、Yesの場合には
ステップS105に移行して、特賞識別札制御装置30
8から管理装置500に対して外部情報として終了信号
を出力してからステップS106に進み、特賞識別札制
御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置20
0にOFF信号を出力してリターンされる。このステッ
プS104〜S106の処理により、ラッキーナンバー
遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば大当り図
柄「3」,「5」でラッキーナンバー遊技が開始し、そ
の後大当り図柄が「4」,「9」で発生してその特別遊
技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における遊
技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿っ
て遊技者に獲得球の景品交換を促すことができる。
【0037】また、前記ステップS103でNoと判定
された場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中ではないと
判定された場合)には、ステップS107に進んで1回
交換遊技中か否かが判定され、Yesの場合(即ち、1
回交換遊技中である場合)にはステップS108に移行
して1回交換遊技の終了条件が成立したか否かが判定さ
れる。そして、判定結果がNoの場合(即ち、終了条件
が未だ成立していない場合)にはそのままリターンして
処理が継続され、Yesの場合(即ち、終了条件が成立
した場合)にはステップS109に移行して、特賞識別
札制御装置308から管理装置500に対して外部情報
として終了信号を出力してからステップS110に進
み、特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の
発射制御装置200へOFF信号を出力してリターンさ
れる。このステップS108〜S110の処理により、
1回交換遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば
大当り図柄が「3」,「4」,「5」,「7」,「9」
以外の図柄で発生してその特別遊技状態が終了した場合
に、パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とさ
れ、遊技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球を
一旦全て景品に交換することを促すことができる。
【0038】一方、前記ステップS107でNoと判定
された場合(即ち、1回交換遊技中ではないと判定され
た場合)には、ステップS111に移行して、読取手段
307によって特賞識別札303のIDチップ306に
記憶されたID情報の読取りを行なったか否かが判定さ
れ、Noの場合(即ち、未だIDチップの読取りを行な
っていない場合)にはそのままリターンして処理が継続
され、Yesの場合(即ち、IDチップの読取りを行な
った場合)には、ステップS112に移行する。
【0039】ステップS112では、IDチップ306
から読み取ったID情報が“無制限遊技”か否かが判定
され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続
され、Yesの場合(即ち、読み取ったID情報が“無
制限遊技”であると判定された場合)にはステップS1
13に移行して特賞識別札制御装置308から管理装置
500に対して外部情報として開始信号を出力してから
ステップS114に進む。この状態は、図2における特
賞識別札303a(“無制限遊技”に対応)が特賞識別
札受部材301に係合された状態に相当し、パチンコ遊
技機2では遊技者が自分の意思で遊技を終了させるまで
獲得球による遊技の継続を許可する無制限遊技が実行さ
れる。なお、前記ステップS113で開始信号が管理装
置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ
遊技機2で無制限遊技が行われているかを常時モニタす
ることができる。
【0040】ステップS114では、IDチップ306
から読み取ったID情報が“ラッキーナンバー遊技”か
否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして
処理が継続され、Yesの場合(即ち、読み取ったID
情報が“ラッキーナンバー遊技”であると判定された場
合)にはステップS115に移行して特賞識別札制御装
置308から管理装置500に対して外部情報として開
始信号を出力してからステップS116に進む。この状
態は、図2における特賞識別札303b(“ラッキーナ
ンバー遊技”に対応)が特賞識別札受部材301に係合
された状態に相当し、パチンコ遊技機2では、例えば、
大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで(即ち、前
記ステップS104で終了条件が成立したと判定される
まで)持玉遊技を許可する遊技内容が実行される。な
お、前記ステップS115で開始信号が管理装置500
に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2
でラッキーナンバー遊技が行われているかを常時監視す
ることができる。
【0041】ステップS116では、IDチップ306
から読み取ったID情報が“1回交換遊技”か否かが判
定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継
続され、Yesの場合(即ち、読み取ったID情報が
“1回交換遊技”であると判定された場合)にはステッ
プS117に移行して特賞識別札制御装置308から管
理装置500に対して外部情報として開始信号を出力し
てからリターンして処理の先頭に戻る。この状態は、図
2における特賞識別札303c(“1回交換遊技”に対
応)が特賞識別札受部材301に係合された状態に相当
し、パチンコ遊技機2では、前記ステップS108で終
了条件が成立した場合に獲得球の景品交換を要求する遊
技内容が実行される。なお、前記ステップS117で開
始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側
はどのパチンコ遊技機2で1回交換遊技が行われている
かを常時監視することができる。
【0042】次に、図5〜図8を参照して本発明に係る
遊技設備装置の第2実施例について説明する。
【0043】図5は、第2実施例に係る遠隔操作式の遊
技設備装置の外観を示す斜視図、図6は、その遊技設備
装置に適用される遠隔操作装置を示す平面図である。
【0044】図5中、符号10は遠隔操作式の遊技設備
装置全体を示す。当該遊技設備装置10は、前記第1実
施例の遊技設備装置3と同様に、図1に示すパチンコ遊
技機2の上方側に設置されている。
【0045】遊技設備装置10は、左右両端側に縦三連
の装飾ランプ12,12・・・を設けた所定厚さの筐体
11から構成されており、筐体11前面の略中央には所
定広さの矩形状の凹面部11aが形成されている。な
お、上記装飾ランプ12はパチンコ遊技機2の遊技状態
などに合わせて所定のパターンで点滅するものである。
【0046】凹面部11aには、この凹面部11aの形
状に合わせて成形された板状の報知用回動部材13が、
図上、左端側を支点に回動可能に軸支されている。
【0047】この報知用回動部材13は、閉じた状態に
おいて筐体11の凹面部11a内に筐体前面と略面一に
収納され、開ききった状態において筐体前面に対して略
垂直状態で停止するように構成されている。なお、報知
用回動部材13は、筐体11内に設けられる例えばモー
タMなどの電気的駆動源によって開閉作動されるように
なっている。
【0048】また、報知用回動部材13の表裏両面13
a,13bには、それぞれ上下二段の表示器14a,1
4bが設けられている。この表示器14a,14bは例
えばランプ表示器や液晶表示装置などで構成され、上段
側の表示器(無制限遊技表示器)14aには例えば「無
制限遊技中」の標語が、下段側の表示器(ラッキー遊技
表示器)14bには例えば「ラッキー遊技中」の標語が
それぞれ表示可能になされている。
【0049】筐体11の凹面部11aの上方には図6に
示す遠隔操作装置から発射された信号を受信する赤外線
センサ等からなるリモコン信号受信部15が設けられて
いる。また、図上、筐体11の凹面部11aの右側に
は、遊技条件表示器16と稼動データ表示器17が設け
られている。この遊技条件表示器16と稼動データ表示
器17はそれぞれ例えば液晶表示装置などで構成され
る。
【0050】ここで、遊技条件表示器16とは、遊技店
が定めるラッキーナンバールール(遊技規則)の概要を
表示するものであり、例えば、文字表示により“ラッキ
ーナンバー=「3」or「5」”、“無制限ナンバー=
「7」”、“アンラッキーナンバー=「4」or
「9」”(なお、アンラッキーナンバーは、ラッキーナ
ンバー遊技の交換図柄を意味する)というような表示を
行ない、遊技者にラッキーナンバー遊技の概要を知らせ
るものである。
【0051】また、稼動データ表示器17とは、パチン
コ遊技機2の稼動データ、例えば、大当り発生回数、ラ
ッキーナンバーの発生回数、無制限ナンバーの発生回
数、アンラッキーナンバーの発生回数等を表示して、遊
技者等に当該パチンコ遊技機に関する情報を提供するも
のである。
【0052】稼動データ表示器17の下方には呼出ボタ
ン18が設けられており、遊技者が必要に応じて係員を
呼ぶことができるようになっている。
【0053】筐体11内には、上述の各表示器14a,
14b,16,17の表示駆動や報知回動部材13の開
閉動作、装飾ランプ12の点滅動作などを制御するマイ
クロコンピュータ等で構成される制御装置Cが内蔵され
ている。
【0054】この制御装置Cは、図7のブロック図に示
すように、パチンコ遊技機2側から大当り信号,有効始
動信号,始動入賞信号,確率変動信号,大当り図柄信号
が入力されるようようになっており、また、遊技設備装
置10のラッキーナンバー遊技表示器14a、無制限遊
技表示器14b、遊技条件表示器16、稼動データ表示
器17、報知回動部材の駆動モータM、装飾ランプ1
2、呼出ボタン18、リモコン受信部15の各装置に接
続されて各種制御を司っている。また、所定の条件が成
立した場合には、この制御装置Cからパチンコ遊技機2
に対して打球の発射停止信号が出力されるようになって
いる。なお、稼動データ等の所定のデータは管理装置5
00に送信されるようになっている。
【0055】一方、図6に示す遠隔操作装置20は、例
えば一般的な赤外線式のリモコンコントローラとしての
構成を備えるものであり、その詳細な説明は省略し、各
操作ボタン(20a〜20g)の役割を説明するに留め
る。
【0056】操作ボタン20aは、遊技設備装置10に
無制限遊技の表示を指令するものであり、当該操作ボタ
ン20aの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せら
れる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置C
の制御により駆動モータMを起動させて報知回動部材1
3を開くと共に、無制限遊技表示器14aを点灯表示す
る。これにより、遊技店の店員は遊技設備装置10と操
作装置とをケーブル等でわざわざ接続しなくても、無制
限遊技の実行許可あるいは報知を指令することができ、
また、遊技者も無制限遊技表示器14aの点灯により遊
技状態を把握することができる。
【0057】操作ボタン20bは、遊技設備装置10に
無制限遊技の表示の終了を指令するものであり、当該操
作ボタン20bの操作に基づいて遠隔操作装置20から
発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御
装置Cの制御により無制限遊技表示器14aを消灯する
と共に、駆動モータMを起動させて報知回動部材13を
閉じる。これにより、無制限遊技の終了を報知すること
ができる。
【0058】操作ボタン20cは、遊技設備装置10に
ラッキー遊技の表示を指令するものであり、当該操作ボ
タン20cの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せ
られる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置
Cの制御により駆動モータMを起動させて報知回動部材
13を開くと共に、ラッキー遊技表示器14bを点灯表
示する。これにより、ラッキー遊技の実行許可あるいは
報知をすることができ、また、遊技者もラッキー遊技表
示器14bの点灯により遊技状態を把握することができ
る。
【0059】操作ボタン20dは、遊技設備装置10に
ラッキー遊技の表示の終了を指令するものであり、当該
操作ボタン20dの操作に基づいて遠隔操作装置20か
ら発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制
御装置Cの制御によりラッキー遊技表示器14bを消灯
すると共に、駆動モータMを起動させて報知回動部材1
3を閉じる。また、制御装置Cはパチンコ遊技機2から
の大当り図柄信号等に基づいて、ラッキーナンバー遊技
の終了条件が成立した時点で、パチンコ遊技機2の発射
制御装置200(図3参照)に対して発射停止信号を出
力するため、当該パチンコ遊技機2による遊技の継続が
不能な状態となる。これにより、遊技者に対して、ラッ
キーナンバー遊技の終了を報知することができるととも
に、獲得球の景品への交換を促すことができる。
【0060】操作ボタン20eは、遊技設備装置10の
稼動データ等の各種データのクリアを指令するものであ
り、操作ボタン20fは、遊技設備装置10の呼出ボタ
ン18が作動されている場合にその作動状態の解除を指
令するものであり、また、操作ボタン20gは、遊技設
備装置10に対してパチンコ遊技機2の一時的な休憩を
指令するものである。
【0061】ここで、図8に示すフローチャートを参照
して、本実施例に係る遊技設備装置10を用いた大当り
遊技処理の処理手順の概要について説明する。
【0062】この処理では、まずステップS200でパ
チンコ遊技機2が無制限遊技中か否かを判定し、Yes
の場合(即ち、無制限遊技中の場合)にはステップS1
01に移行して無制限遊技終了条件が成立したか否かを
判定する。その判定結果がNoの場合(即ち、無制限遊
技終了条件が未だ成立していない場合)には、そのまま
リターンして処理を継続し、Yesの場合(即ち、無制
限遊技終了条件が成立した場合)にはステップS202
に移行して制御装置Cから管理装置500に対して外部
情報として終了信号を出力してからリターンし処理の先
頭に戻る。これにより、遊技店側はパチンコ遊技機2に
おける無制限遊技の終了を確認することができる。
【0063】一方、前記ステップS200でNoと判定
された場合(即ち、無制限遊技中ではないと判定された
場合)にはステップS203に移行して、ラッキーナン
バー遊技中か否かが判定される。その判定結果が、Ye
sの場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中の場合)には
ステップS204に進んで、ラッキーナンバー遊技の終
了条件が成立したか否かが判定され、Noの場合にはそ
のままリターンして処理が継続され、Yesの場合には
ステップS105に移行して、制御装置Cから管理装置
500に対して外部情報として終了信号を出力してから
ステップS206に進み、制御装置Cからパチンコ遊技
機2の発射制御装置200にOFF信号を出力してリタ
ーンされる。このステップS204〜S206の処理に
より、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立した場
合、即ち、例えば大当り図柄「3」,「5」でラッキー
ナンバー遊技が開始し、その後大当り図柄が「4」,
「9」で発生してその特別遊技状態が終了した場合に、
パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とされ、遊
技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球の景品交
換を促すことができる。この状態は、遠隔操作装置20
の操作ボタン20bの操作に基づいて、遊技設備装置1
0の無制限遊技表示器14aが消灯され報知回動部材1
3が閉じられた状態に相当する。
【0064】また、前記ステップS203でNoと判定
された場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中ではないと
判定された場合)には、ステップS207に進んで1回
交換遊技中か否かが判定され、Yesの場合(即ち、1
回交換遊技中である場合)にはステップS208に移行
して1回交換遊技の終了条件が成立したか否かが判定さ
れる。そして、判定結果がNoの場合(即ち、終了条件
が未だ成立していない場合)にはそのままリターンして
処理が継続され、Yesの場合(即ち、終了条件が成立
した場合)にはステップS209に移行して、制御装置
Cから管理装置500に対して外部情報として終了信号
を出力してからステップS210に進み、制御装置Cか
らパチンコ遊技機2の発射制御装置200へOFF信号
を出力してリターンされる。このステップS208〜S
210の処理により、1回交換遊技の終了条件が成立し
た場合、即ち、例えば大当り図柄が「3」,「4」,
「5」,「7」,「9」以外の図柄で発生してその特別
遊技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における
遊技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿
って遊技者に獲得球を一旦全て景品に交換することを促
すことができる。この状態は、遠隔操作装置20の操作
ボタン20dの操作に基づいて、遊技設備装置10のラ
ッキー遊技表示器14bが消灯され報知回動部材13が
閉じられた状態に相当する。
【0065】一方、前記ステップS207でNoと判定
された場合(即ち、1回交換遊技中ではないと判定され
た場合)には、ステップS211に移行して、現在の遊
技内容が“無制限遊技”か否かが判定され、Noの場合
にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場
合(即ち、“無制限遊技”であると判定された場合)に
はステップS212に移行して制御装置Cから管理装置
500に対して外部情報として開始信号を出力してから
ステップS213に進む。この状態は、遠隔操作装置2
0の操作ボタン20aの操作に基づいて、遊技設備装置
10の報知回動部材13が開かれ、無制限遊技表示器1
4aが点灯された状態に相当し、パチンコ遊技機2では
遊技者が自分の意思で遊技を終了させるまで獲得球によ
る遊技の継続を許可する無制限遊技が実行される。な
お、前記ステップS212で開始信号が管理装置500
に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2
で無制限遊技が行われているかを常時監視することがで
きる。
【0066】ステップS213では、現在の遊技内容が
“ラッキーナンバー遊技”か否かが判定され、Noの場
合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの
場合(即ち、“ラッキーナンバー遊技”であると判定さ
れた場合)にはステップS214に移行して制御装置C
から管理装置500に対して外部情報として開始信号を
出力してからステップS215に進む。この状態は、遠
隔操作装置20の操作ボタン20cの操作に基づいて、
遊技設備装置10の報知回動部材13が開かれ、ラッキ
ー表示器14bが点灯された状態に相当し、パチンコ遊
技機2では、例えば、大当り図柄が「4」,「9」で発
生するまで(即ち、前記ステップS204で終了条件が
成立したと判定されるまで)持玉遊技を許可する遊技内
容が実行される。なお、前記ステップS214で開始信
号が管理装置500に出力されているので遊技店側はど
のパチンコ遊技機2でラッキーナンバー遊技が行われて
いるかを常時監視することができる。
【0067】ステップS215では、現在の遊技内容が
“1回交換遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそ
のままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即
ち、“1回交換遊技”であると判定された場合)にはス
テップS216に移行して制御装置Cから管理装置50
0に対して外部情報として開始信号を出力してからリタ
ーンして処理の先頭に戻る。これにより、パチンコ遊技
機2では、前記ステップS208で終了条件が成立した
場合に獲得球の景品交換を要求する遊技内容が実行され
る。なお、前記ステップS216で開始信号が管理装置
500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊
技機2で1回交換遊技が行われているかを常時監視する
ことができる。
【0068】以上述べたように本実施例によれば、店員
が特別遊技状態の終了を一々遊技機まで行って確認して
知らせる必要がなくなるので、店員の労力を軽減するこ
とができる。
【0069】また、遊技設備装置の作動により、遊技店
が定めた特定の遊技規則に則った確実な営業を行なうこ
とができるので、遊技店の経営を安定化させることがで
きる。
【0070】なお、上述の第2実施例では、遊技設備装
置10は、遠隔操作装置20による遠隔操作で作動する
場合について説明したが、これに限られず、例えば、パ
チンコ遊技機2から出力される遊技情報に基づいて制御
装置Cがラッキーナンバー遊技等の状態を判断して自動
的に報知回動部材13や各種表示器14a,14b等を
作動させるように構成してもよい。
【0071】また、上述の第1実施例では特賞識別札に
IDチップ306を内蔵する場合について述べたが、こ
れに限らず磁気的手段(例えば、磁石を埋め込む数や位
置の違いにより識別する)や光学的手段(例えば、穿孔
の数や位置の違いにより識別する)によって特賞識別札
の種別を判別するように構成してもよい。
【0072】また、上述の第2実施例の遊技設備装置1
0の構成もこれに限定されるものではなく、例えば報知
回動部材13の駆動源としてモータに代えて電磁ソレノ
イド等を用いてもよいし、また、報知回動部材13に代
えて札状体が遊技設備装置10側から進退するように構
成することも考えられる。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る遊技設備装置によれば、特
別遊技状態識別表示手段は、受信手段で受信した終了状
態情報に基づいて特別遊技状態の終了を確実に知らせる
ことができるので、従来のように店員が一々遊技機まで
行って特別遊技状態の終了を確認するという労力が軽減
され、ひいては監視人員を削減して人件費を抑えること
が可能となるという効果がある。
【0074】また、遊技禁止指令出力手段からの遊技禁
止指令信号に基づいて遊技機を遊技が実行不能な状態に
移行させることができるので、遊技店が定める特定の遊
技規則に沿った持玉による遊技の許可、不許可を遊技者
に徹底させることができ、遊技店が定めた特定の遊技規
則に則った確実な営業を行なうことができるので、遊技
店の経営を安定化させることができる。
【0075】また、特殊遊技状態報知手段により特殊な
特別遊技状態の発生を確実に報知することができる。
【0076】また、遊技店が定める特定の遊技規則に基
づく特殊な特別遊技状態は、通常の特別遊技状態で獲得
した遊技媒体を、所定の条件が成立するまで継続使用し
て遊技を継続可能な第1特殊遊技状態と、通常の特別遊
技状態で獲得した遊技媒体を、当該特別遊技状態の終了
後に景品交換することを要求する第2特殊遊技状態とを
含むように構成する場合には、遊技店で行われる第1特
殊遊技状態としての所謂ラッキーナンバー遊技状態や、
第2特殊遊技状態としての所謂1回交換遊技状態などに
対応させることができる。
【0077】さらにまた、特殊遊技状態検出手段が、遊
技店の店員によって操作可能な所定の遠隔操作装置から
出力される所定の信号に応答して動作を開始し、該遠隔
操作装置からの命令に基づいて、上記特殊な特別遊技状
態の発生および終了を検出するように構成する場合に
は、遊技設備装置と操作装置とをケーブル等で接続する
ことなく、遊技設備装置に指令を与えることができ、店
員の労力負担の一層の軽減を図ることができるという効
果がある。
【0078】また、各遊技設備装置に操作ボタンを設け
ると、遊技者による不正な操作のおそれがあるが、遠隔
操作装置(リモコン装置)によれば、店員のみが操作を
行なうことができるので、そのような不正を未然に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技設備装置を配設した島設備に
パチンコ遊技機が配置された状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置の要部
を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置と各種
装置との接続状態を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置におけ
る処理手順の例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置の外観
を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置に適用
される遠隔操作装置を示す平面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置におけ
る処理手順の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 島設備 2 パチンコ遊技機 3 遊技設備装置 200 発射制御装置 301 特賞識別札受部材 303 特賞識別札 306 IC(IDチップ) 307 読取手段(センサ) 308 特賞識別札制御装置 10 遊技設備装置 11 筐体 12 装飾ランプ 13 報知回動部材 14a 無制限遊技表示器 14b ラッキー遊技表示器 15 リモコン受信部 16 遊技条件表示器 17 稼動データ表示器 20 遠隔操作装置 C 制御装置 M 報知回動部材駆動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な
    遊技機が設置された遊技設備に配設され、遊技店が定め
    る特定の種類の特別遊技状態を識別して可視表示する特
    別遊技状態識別表示手段を備える遊技設備装置であっ
    て、 上記特別遊技状態識別表示手段は、 上記遊技機から出力される特別遊技状態の終了を表わす
    終了状態情報を受信する受信手段と、 上記特別遊技状態が、遊技店が定める特定の遊技規則に
    基づいた特殊な特別遊技状態で終了したことを検出する
    特殊遊技状態終了検出手段と、 上記特殊遊技状態終了検出手段の検出結果に基づいて、
    上記遊技機に遊技実行の禁止を指示する遊技禁止指令信
    号を出力する遊技禁止指令出力手段と、 を具備してなり、 上記遊技機は、上記遊技禁止指令出力手段からの遊技禁
    止指令信号に基づいて遊技を実行不能な状態に移行され
    ることを特徴とする遊技設備装置。
  2. 【請求項2】遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な
    遊技機が設置された遊技設備に配設され、遊技店が定め
    る特定の種類の特別遊技状態を識別して可視表示する特
    別遊技状態識別表示手段を備える遊技設備装置であっ
    て、 上記特別遊技状態識別表示手段は、 上記遊技機から出力される遊技機の各種遊技状態を示す
    遊技情報を受信する遊技情報受信手段と、 上記遊技機から出力される特別遊技状態の終了を表わす
    終了状態情報を受信する終了状態情報受信手段と、 上記特別遊技状態が、遊技店が定める特定の遊技規則に
    基づいた特殊な状態で発生したことを検出する特殊遊技
    状態検出手段と、 上記特殊遊技状態検出手段の検出結果に基づいて、特殊
    遊技状態の報知を行なう特殊遊技状態報知手段と、 上記特殊な状態で発生した特別遊技状態の終了を検出す
    る特殊遊技状態終了検出手段と、 上記特殊遊技状態終了検出手段の検出結果に基づいて、
    上記遊技機に遊技実行の禁止を指示する遊技禁止指令信
    号を出力する遊技禁止指令出力手段と、 を具備してなり、 上記遊技機は、上記遊技禁止指令出力手段からの遊技禁
    止指令信号に基づいて遊技を実行不能な状態に移行され
    ることを特徴とする遊技設備装置。
  3. 【請求項3】遊技店が定める特定の遊技規則に基づく特
    殊な特別遊技状態は、 通常の特別遊技状態で獲得した遊技媒体を、所定の条件
    が成立するまで継続使用して遊技を継続可能な第1特殊
    遊技状態と、 通常の特別遊技状態で獲得した遊技媒体を、当該特別遊
    技状態の終了後に景品交換することを要求する第2特殊
    遊技状態と、 を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    遊技設備装置。
  4. 【請求項4】上記遊技機は、上記特別遊技状態を複数の
    態様で発生可能になされ、 上記遊技機から出力される遊技情報は、該特別遊技状態
    の発生態様の識別情報を含み、 上記遊技機から出力される上記識別情報に基づき、上記
    特殊な特別遊技状態を発生させるか否かを判定する判定
    手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の遊
    技設備装置。
  5. 【請求項5】上記特殊遊技状態検出手段は、 遊技店の店員によって操作可能な所定の遠隔操作装置か
    ら出力される所定の信号に応答して動作を開始し、該遠
    隔操作装置からの命令に基づいて、上記特殊な特別遊技
    状態の発生および終了を検出することを特徴とする請求
    項2から請求項4の何れかに記載の遊技設備装置。
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