JP3985909B2 - 遊技設備装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な複数の遊技機が設置される島設備の上記各遊技機の上方部にそれぞれ配設された識別札受部材と、標語が印字され上記識別札受部材に挿脱可能な複数の識別札と、を備える遊技設備装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパチンコ遊技機の場合には、始動入賞に基づいて遊技領域に設けられた可変表示装置を変動表示させ、この可変表示装置の停止結果態様が予め定められた特別遊技態様である場合に、変動入賞装置を開放してパチンコ球が入賞し易い遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるものが知られている。
【0003】
また、従来より遊技店が定める特殊な遊技規則として、特定の大当り図柄あるいは大当り発生により決定する図柄(所謂ラッキーナンバー決定図柄)に基づき、大当りにより獲得した遊技球をそのまま継続使用する遊技を許可するか、あるいは獲得球の景品交換を義務づけるかを決定する、所謂ラッキーナンバー遊技営業が知られている。
【0004】
この様なラッキーナンバー遊技営業を行なう場合に、遊技店においてはラッキーナンバー遊技を行っている遊技機の上方部に、係員の判断によって例えば“ラッキーナンバー遊技中”といった内容の表示プレートを掲げるなどして、ラッキーナンバー遊技中の遊技機を明確に判別できるようにしている。
【0005】
また、最近では遊技店によって、ラッキーナンバー決定図柄を複数種類設定して、ラッキーナンバー決定図柄に応じて複数種類の異なる遊技内容を提供する場合がある。
【0006】
即ち、例えば、大当り図柄が「3」,「5」の場合はラッキーナンバー遊技を開始し、大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで持玉遊技(即ち、大当りにより獲得した遊技球をそのまま継続使用できる遊技)を許可する遊技内容や、大当り図柄が「7」の場合は無制限遊技を開始して、終日無制限(即ち、どの図柄の大当りが発生しても持玉交換の必要なし)にする遊技内容、あるいは上記以外の大当り図柄の場合には、1回交換遊技(即ち、この大当り終了後、大当りによる獲得球を一旦全て景品に交換しなければならない遊技)にする遊技内容など、大当り図柄に応じて遊技内容を複数種類に変更する場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、遊技店で上記のようなラッキーナンバー遊技を提供するに際しては、次のような問題点があった。
(イ)例えば、上記のように大当り図柄「3」,「5」でラッキーナンバー遊技が発生して、その後、図柄「4」,「9」による大当りが発生した場合には、本来その時点で持玉を景品交換しなければならないにも関らず、交換せずにそのまま持玉を使用して遊技を継続する遊技者がいる。
(ロ)上記のような1回交換遊技であるにも関らず、持玉の景品交換を行なわずに、そのまま持玉による遊技を継続する遊技者がいる。
【0012】
この発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、遊技店が定める特定の遊技規則に基づいて特殊な特別遊技状態を発生した場合において、特別遊技状態を判別して所定の特別遊技状態の場合には素早く遊技の禁止を正確に行なうことのできる遊技設備装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係る遊技設備装置は、遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な複数の遊技機が設置された島設備の上記各遊技機の上方部にそれぞれ配設された識別札受部材と、標語が表示され上記識別札受部材に挿脱可能な複数の識別札と、上記遊技機の発射制御装置と接続された制御装置と、を備える遊技設備装置であって、上記複数の識別札のうち一つは特別遊技状態で獲得した遊技媒体を景品と交換しなければならない特殊遊技状態に対応した標語が表示された識別札であり上記複数の識別札には各識別札の種別に応じた識別情報が記憶された半導体チップがそれぞれ設けられ、上記制御装置と通信可能に接続され、上記識別札が係合された際に上記半導体チップに記憶された上記識別情報を読み取る読取手段が上記識別札受部材に設けられ、上記遊技機から出力される上記特別遊技状態の終了を表す終了状態情報を受信する受信手段が上記制御装置に設けられ、上記読取手段により上記半導体チップから上記特殊遊技状態に応じた識別情報が読み取られた場合には上記特別遊技状態の終了後に遊技の禁止指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が実行不能な状態に移行させ、上記特殊遊技状態に対応する識別札が上記識別札受部材から抜き取られた際に上記読取手段から札抜取り検出信号が出力され、この札抜取り検出信号に基づき再遊技開始指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が可能な状態に復帰させるようにした。
【0014】
また、本発明に係る遊技設備装置は、上記制御装置は、上記読取手段が上記半導体チップから上記特殊遊技状態に応じた識別情報を読み取った場合には、上記複数の遊技機のうちどの遊技機で特殊遊技状態が発生したかを監視するための情報を外部へ出力するようにした。
【0015】
また、上記構成において、上記遊技機から出力される上記特別遊技状態の終了を表わす終了状態情報を受信する受信手段を備える制御装置を有し、上記読取手段は上記遊技機の発射制御装置に接続され、上記読取手段により上記半導体チップから第2特殊遊技状態に応じた識別情報が読み取られた場合には上記特別遊技状態の終了後に遊技の禁止指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力され当該遊技機を遊技が実行不能な状態に移行させるようにしても良い。
【0016】
このような構成により、遊技の禁止指令信号に基づいて遊技機を遊技が実行不能な状態に移行させることができるので、遊技店が定める特定の遊技規則に沿った持玉による遊技の許可、不許可を遊技者に徹底させることができ、遊技店が定めた特定の遊技規則に則った確実な営業を行なうことができるようになるため、遊技店の経営を安定化させることができる。
【0017】
また、上記構成に加え、上記第2特殊遊技状態に対応する識別札が上記識別札受部材から抜き取られた際に上記読取手段から札抜取り検出信号が出力され、この札抜取り検出信号に基づき再遊技開始指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が可能な状態に復帰させるようにしても良い。これにより、識別札が識別札受部材から抜き取られると、遊技が実行不能な状態にされた遊技機が再び遊技可能な状態に復帰される。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る遊技設備装置の実施例を図面を参照して説明する。
【0019】
ここに、図1は本実施例に係る遊技設備装置を備えた島設備に遊技機が配設された状態を示す斜視図である。
【0020】
図中、符号1は、遊技店内に複数配置される島設備であり、その島設備1の長手方向の両面側には夫々複数台(図上は3台)の遊技機としての例えばパチンコ遊技機2,2・・・が配設されている。各パチンコ遊技機2の上部の島設備側には、第1実施例としての遊技設備装置3,3・・・が設けられている。
【0021】
パチンコ遊技機2の構成の詳細な説明は省略するが、このパチンコ遊技機2は始動入賞に基づいて遊技領域に設けられた可変表示装置を変動表示させ、この可変表示装置の停止結果態様が予め定められた特別遊技態様である場合に、変動入賞装置を開放して遊技媒体(パチンコ球)が入賞し易い遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるものであり、また、遊技店が定める特殊な遊技規則に従い、特定の大当り図柄あるいは大当り発生により決定する図柄(所謂ラッキーナンバー決定図柄)に基づいて、大当りにより獲得した遊技球をそのまま継続使用する遊技を許可するか、あるいは獲得球の景品交換を義務づけるかを決定する、所謂ラッキーナンバー遊技営業を行い得る機種である。
【0022】
なお、符号4,5はパチンコ遊技機2の遊技状態等を示す報知装置である。
【0023】
ここで、図2を参照して遊技設備装置3の特別遊技状態識別表示手段の構成例を説明する。
【0024】
図2は、本発明に係る遊技設備装置の要部たる特別遊技状態識別表示手段としての特賞識別札受部材および特賞識別札の構成を示す斜視図である。
【0025】
図中、符号301は、各パチンコ遊技機2の上部の島設備側の前面に配設され特賞識別札303a〜303cを保持可能な特賞識別札受部材である。この特賞識別札受部材301は、例えばプラスチック樹脂等で成形され、下端側に係止部302aを有する上部が開口した係合溝302bが設けられている。また、係合溝302bの一側部(図上は左側部)側に、後述する特賞識別札303a〜303cに設けられたIC(半導体集積回路:以下IDチップと称する)に記憶されている識別情報(ID情報と称する)を読取る読取手段307が設けられている。この読取手段307としては、例えばIDチップと電気的に接続して電気信号を検出する接触式センサや、電磁気的あるいは光学的に非接触で信号を検出する非接触式センサを採用することができる。なお、読取手段307にはセンサの出力に基づいてID情報の認識処理や認識したID情報等の送受信を制御する制御手段としての特賞識別札制御装置308が接続されている(図3参照)。
【0026】
上記特賞識別札受部材301の読取手段307は、図3のブロック図に示すように、特賞識別札制御装置308を介して、パチンコ遊技機2の発射制御装置200,排出制御装置201,遊技機制御装置202および管理装置500に接続され、読取手段307によって読み取られるID情報に基づいて、打球発射装置や球排出装置等の各種装置が制御されるようになっている。なお、パチンコ遊技機2と管理装置500も相互に接続され、各種遊技情報等を送受信するようになっている。
【0027】
図2中、符号303(303a〜303c)は、特賞識別札受部材301の係合溝302bに挿脱可能な係合部304を有するプラスチック樹脂等で成形された特賞識別札である。
【0028】
この特賞識別札303には、特賞識別札受部材301に係合した際に、島設備前面から垂直方向に突出する所定長さの表示部305が係合部304と一体に形成されており、特賞識別札の種別に応じた標語が表裏両面に印字されている。また、係合部304の下端部の所定位置(即ち、特賞識別札303が前記特賞識別札受部材301に係合された際に前記読取り手段307と対向する位置)には特賞識別札の種別に応じたID情報が書き込まれたIDチップ(例えば、ワンチップマイコン等で構成される)306が埋め込まれている。なお、このIDチップ306は、前記読取り手段307の様式に合わせて電気的に接続可能な接点もしくは電磁気的あるいは光学的に接続可能なインターフェイスを備えている。
【0029】
ここで、特賞識別札303について種別毎の構成を簡単に説明する。
【0030】
まず、例えばパチンコ遊技機2において、例えば可変表示装置における大当り図柄が「7」の場合は“無制限遊技”を開始して、終日無制限(即ち、どの図柄の大当りが発生しても持玉交換の必要なし)にする遊技内容に対応する特賞識別札303aについては、表示部305に「無制限」との標語を表示し、IDチップ306には、無制限遊技の実行を許可するID情報を記憶させておく。従って、この“無制限遊技”に対応する特賞識別札303aが特賞識別札受部材301に係合されたパチンコ遊技機2においては、IDチップ306に記憶された無制限遊技の実行を許可するID情報に基づいて、遊技者が自分の意思で遊技を終了しない限り、特に特賞識別札制御装置308からは遊技の禁止信号が発せられることはなく、継続して遊技を行なうことのできる無制限遊技が実行されることとなる。
【0031】
また、パチンコ遊技機2において、例えば可変表示装置の大当り図柄が「3」,「5」の場合は所謂“ラッキーナンバー遊技”を開始し、例えば可変表示装置の大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで持玉による遊技を許可する遊技内容(第1特殊遊技状態に相当)に対応する特賞識別札303bについては、表示部305に「ラッキーナンバー」との標語を表示し、IDチップ306には、ラッキーナンバー遊技の実行を許可するID情報を記憶させておく。従って、この“ラッキーナンバー遊技”に対応する特賞識別札303bが特賞識別札受部材301に係合されたパチンコ遊技機2においては、IDチップ306に記憶された無制限遊技の実行を許可するID情報に基づいて、大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで獲得球による遊技の継続が許可されると共に、大当り図柄「4」,「9」が発生してその特別遊技状態が終了した時点で、全ての獲得球を景品交換させるべく、特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置200等に遊技の禁止指令信号が出力され、当該パチンコ遊技機2による遊技の実行が不能な状態に移行される。これにより、遊技者はラッキーナンバー遊技状態を楽しむことができる一方、ラッキーナンバー遊技状態終了後には遊技の継続が自動的に不能となり、半強制的に全獲得球の景品交換が促されることになる。従って、従来のように遊技店の店員が各パチンコ遊技機の遊技状態や遊技者の遊技状況を常時監視しなくとも、遊技店の定める遊技規則に沿ったラッキーナンバー遊技営業を行なうことができるようになり、遊技店の経営の安定化を図ることができるとともに、店員の労力負担の低減、ひいては監視人員の削減による人件費の軽減を図ることができる。
【0032】
また、パチンコ遊技機2において、上記以外の可変表示装置の大当り図柄の場合には、大当り終了後、大当りによる獲得球を一旦全て景品に交換しなければならない所謂“1回交換遊技”(第2特殊遊技状態に相当)に対応する特賞識別札303cについては、表示部305に「交換ナンバー」との標語を表示し、IDチップ306には、1回交換遊技を行なわせるID情報を記憶させておく。従って、この“1回交換遊技”に対応する特賞識別札303cが特賞識別札受部材301に係合されたパチンコ遊技機2においては、IDチップ306に記憶された1回交換遊技を行なわせるID情報に基づいて、特別遊技状態終了後に、特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置200等に遊技の禁止指令信号が出力され、当該パチンコ遊技機2による遊技の実行が不能な状態に移行される。これにより、遊技者は、特別遊技状態終了後に当該パチンコ遊技機2における遊技の継続が自動的に不能となるため、半強制的に全獲得球の景品交換が促されることになり、遊技店の定める遊技規則に沿った健全な営業を行なうことができるようになる。
【0033】
なお、上述のラッキーナンバー遊技および1回交換遊技の終了によって遊技の実行が不能になったパチンコ遊技機2を、再度遊技が可能な状態に復帰させるために、例えば、特賞識別札303bあるいは特賞識別札303cを特賞識別札受部材301から抜き取る際に読取手段307から札抜取り検出信号が出力されるようにして、この札抜取り検出信号に基づいて特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置200等に再遊技開始指令信号が出力されるように構成したり、あるいは、タイマー手段(計時手段)を設け、遊技が不能になった状態から所定時間経過後にパチンコ遊技機2が遊技可能な状態にリセットされるように構成することが考えられる。
【0034】
ここで、図4に示すフローチャートを参照して、上述のような特賞識別札303a,303b,303cを用いた大当り遊技処理の処理手順の概要について説明する。
【0035】
この処理では、まずステップS100でパチンコ遊技機2が無制限遊技中か否かを判定し、イエス(Yes)の場合(即ち、無制限遊技中の場合)にはステップS101に移行して無制限遊技終了条件が成立したか否かを判定する。その判定結果が否すなわちノオ(No)の場合(即ち、無制限遊技終了条件が未だ成立していない場合)には、そのままリターンして処理を継続し、Yesの場合(即ち、無制限遊技終了条件が成立した場合)にはステップS102に移行して特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからリターンし処理の先頭に戻る。これにより、遊技店側はパチンコ遊技機2における無制限遊技の終了を確認することができる。
【0036】
一方、前記ステップS100でNoと判定された場合(即ち、無制限遊技中ではないと判定された場合)にはステップS103に移行して、ラッキーナンバー遊技中か否かが判定される。その判定結果が、Yesの場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中の場合)にはステップS104に進んで、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立したか否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合にはステップS105に移行して、特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからステップS106に進み、特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置200にOFF信号を出力してリターンされる。このステップS104〜S106の処理により、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば大当り図柄「3」,「5」でラッキーナンバー遊技が開始し、その後大当り図柄が「4」,「9」で発生してその特別遊技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球の景品交換を促すことができる。
【0037】
また、前記ステップS103でNoと判定された場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中ではないと判定された場合)には、ステップS107に進んで1回交換遊技中か否かが判定され、Yesの場合(即ち、1回交換遊技中である場合)にはステップS108に移行して1回交換遊技の終了条件が成立したか否かが判定される。そして、判定結果がNoの場合(即ち、終了条件が未だ成立していない場合)にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、終了条件が成立した場合)にはステップS109に移行して、特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからステップS110に進み、特賞識別札制御装置308からパチンコ遊技機2の発射制御装置200へOFF信号を出力してリターンされる。このステップS108〜S110の処理により、1回交換遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば大当り図柄が「3」,「4」,「5」,「7」,「9」以外の図柄で発生してその特別遊技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球を一旦全て景品に交換することを促すことができる。
【0038】
一方、前記ステップS107でNoと判定された場合(即ち、1回交換遊技中ではないと判定された場合)には、ステップS111に移行して、読取手段307によって特賞識別札303のIDチップ306に記憶されたID情報の読取りを行なったか否かが判定され、Noの場合(即ち、未だIDチップの読取りを行なっていない場合)にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、IDチップの読取りを行なった場合)には、ステップS112に移行する。
【0039】
ステップS112では、IDチップ306から読み取ったID情報が“無制限遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、読み取ったID情報が“無制限遊技”であると判定された場合)にはステップS113に移行して特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからステップS114に進む。この状態は、図2における特賞識別札303a(“無制限遊技”に対応)が特賞識別札受部材301に係合された状態に相当し、パチンコ遊技機2では遊技者が自分の意思で遊技を終了させるまで獲得球による遊技の継続を許可する無制限遊技が実行される。なお、前記ステップS113で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2で無制限遊技が行われているかを常時モニタすることができる。
【0040】
ステップS114では、IDチップ306から読み取ったID情報が“ラッキーナンバー遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、読み取ったID情報が“ラッキーナンバー遊技”であると判定された場合)にはステップS115に移行して特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからステップS116に進む。この状態は、図2における特賞識別札303b(“ラッキーナンバー遊技”に対応)が特賞識別札受部材301に係合された状態に相当し、パチンコ遊技機2では、例えば、大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで(即ち、前記ステップS104で終了条件が成立したと判定されるまで)持玉遊技を許可する遊技内容が実行される。なお、前記ステップS115で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2でラッキーナンバー遊技が行われているかを常時監視することができる。
【0041】
ステップS116では、IDチップ306から読み取ったID情報が“1回交換遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、読み取ったID情報が“1回交換遊技”であると判定された場合)にはステップS117に移行して特賞識別札制御装置308から管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからリターンして処理の先頭に戻る。この状態は、図2における特賞識別札303c(“1回交換遊技”に対応)が特賞識別札受部材301に係合された状態に相当し、パチンコ遊技機2では、前記ステップS108で終了条件が成立した場合に獲得球の景品交換を要求する遊技内容が実行される。なお、前記ステップS117で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2で1回交換遊技が行われているかを常時監視することができる。
【0042】
次に、図5〜図8を参照して本発明に係る遊技設備装置の第2実施例について説明する。
【0043】
図5は、第2実施例に係る遠隔操作式の遊技設備装置の外観を示す斜視図、図6は、その遊技設備装置に適用される遠隔操作装置を示す平面図である。
【0044】
図5中、符号10は遠隔操作式の遊技設備装置全体を示す。当該遊技設備装置10は、前記第1実施例の遊技設備装置3と同様に、図1に示すパチンコ遊技機2の上方側に設置されている。
【0045】
遊技設備装置10は、左右両端側に縦三連の装飾ランプ12,12・・・を設けた所定厚さの筐体11から構成されており、筐体11前面の略中央には所定広さの矩形状の凹面部11aが形成されている。なお、上記装飾ランプ12はパチンコ遊技機2の遊技状態などに合わせて所定のパターンで点滅するものである。
【0046】
凹面部11aには、この凹面部11aの形状に合わせて成形された板状の報知用回動部材13が、図上、左端側を支点に回動可能に軸支されている。
【0047】
この報知用回動部材13は、閉じた状態において筐体11の凹面部11a内に筐体前面と略面一に収納され、開ききった状態において筐体前面に対して略垂直状態で停止するように構成されている。なお、報知用回動部材13は、筐体11内に設けられる例えばモータMなどの電気的駆動源によって開閉作動されるようになっている。
【0048】
また、報知用回動部材13の表裏両面13a,13bには、それぞれ上下二段の表示器14a,14bが設けられている。この表示器14a,14bは例えばランプ表示器や液晶表示装置などで構成され、上段側の表示器(無制限遊技表示器)14aには例えば「無制限遊技中」の標語が、下段側の表示器(ラッキー遊技表示器)14bには例えば「ラッキー遊技中」の標語がそれぞれ表示可能になされている。
【0049】
筐体11の凹面部11aの上方には図6に示す遠隔操作装置から発射された信号を受信する赤外線センサ等からなるリモコン信号受信部15が設けられている。また、図上、筐体11の凹面部11aの右側には、遊技条件表示器16と稼動データ表示器17が設けられている。この遊技条件表示器16と稼動データ表示器17はそれぞれ例えば液晶表示装置などで構成される。
【0050】
ここで、遊技条件表示器16とは、遊技店が定めるラッキーナンバールール(遊技規則)の概要を表示するものであり、例えば、文字表示により“ラッキーナンバー=「3」or「5」”、“無制限ナンバー=「7」”、“アンラッキーナンバー=「4」or「9」”(なお、アンラッキーナンバーは、ラッキーナンバー遊技の交換図柄を意味する)というような表示を行ない、遊技者にラッキーナンバー遊技の概要を知らせるものである。
【0051】
また、稼動データ表示器17とは、パチンコ遊技機2の稼動データ、例えば、大当り発生回数、ラッキーナンバーの発生回数、無制限ナンバーの発生回数、アンラッキーナンバーの発生回数等を表示して、遊技者等に当該パチンコ遊技機に関する情報を提供するものである。
【0052】
稼動データ表示器17の下方には呼出ボタン18が設けられており、遊技者が必要に応じて係員を呼ぶことができるようになっている。
【0053】
筐体11内には、上述の各表示器14a,14b,16,17の表示駆動や報知回動部材13の開閉動作、装飾ランプ12の点滅動作などを制御するマイクロコンピュータ等で構成される制御装置Cが内蔵されている。
【0054】
この制御装置Cは、図7のブロック図に示すように、パチンコ遊技機2側から大当り信号,有効始動信号,始動入賞信号,確率変動信号,大当り図柄信号が入力されるようになっており、また、遊技設備装置10のラッキーナンバー遊技表示器14a、無制限遊技表示器14b、遊技条件表示器16、稼動データ表示器17、報知回動部材の駆動モータM、装飾ランプ12、呼出ボタン18、リモコン受信部15の各装置に接続されて各種制御を司っている。また、所定の条件が成立した場合には、この制御装置Cからパチンコ遊技機2に対して打球の発射停止信号が出力されるようになっている。なお、稼動データ等の所定のデータは管理装置500に送信されるようになっている。
【0055】
一方、図6に示す遠隔操作装置20は、例えば一般的な赤外線式のリモコンコントローラとしての構成を備えるものであり、その詳細な説明は省略し、各操作ボタン(20a〜20g)の役割を説明するに留める。
【0056】
操作ボタン20aは、遊技設備装置10に無制限遊技の表示を指令するものであり、当該操作ボタン20aの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置Cの制御により駆動モータMを起動させて報知回動部材13を開くと共に、無制限遊技表示器14aを点灯表示する。これにより、遊技店の店員は遊技設備装置10と操作装置とをケーブル等でわざわざ接続しなくても、無制限遊技の実行許可あるいは報知を指令することができ、また、遊技者も無制限遊技表示器14aの点灯により遊技状態を把握することができる。
【0057】
操作ボタン20bは、遊技設備装置10に無制限遊技の表示の終了を指令するものであり、当該操作ボタン20bの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置Cの制御により無制限遊技表示器14aを消灯すると共に、駆動モータMを起動させて報知回動部材13を閉じる。これにより、無制限遊技の終了を報知することができる。
【0058】
操作ボタン20cは、遊技設備装置10にラッキー遊技の表示を指令するものであり、当該操作ボタン20cの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置Cの制御により駆動モータMを起動させて報知回動部材13を開くと共に、ラッキー遊技表示器14bを点灯表示する。これにより、ラッキー遊技の実行許可あるいは報知をすることができ、また、遊技者もラッキー遊技表示器14bの点灯により遊技状態を把握することができる。
【0059】
操作ボタン20dは、遊技設備装置10にラッキー遊技の表示の終了を指令するものであり、当該操作ボタン20dの操作に基づいて遠隔操作装置20から発せられる信号に基づいて、遊技設備装置10は、制御装置Cの制御によりラッキー遊技表示器14bを消灯すると共に、駆動モータMを起動させて報知回動部材13を閉じる。また、制御装置Cはパチンコ遊技機2からの大当り図柄信号等に基づいて、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立した時点で、パチンコ遊技機2の発射制御装置200(図3参照)に対して発射停止信号を出力するため、当該パチンコ遊技機2による遊技の継続が不能な状態となる。これにより、遊技者に対して、ラッキーナンバー遊技の終了を報知することができるとともに、獲得球の景品への交換を促すことができる。
【0060】
操作ボタン20eは、遊技設備装置10の稼動データ等の各種データのクリアを指令するものであり、操作ボタン20fは、遊技設備装置10の呼出ボタン18が作動されている場合にその作動状態の解除を指令するものであり、また、操作ボタン20gは、遊技設備装置10に対してパチンコ遊技機2の一時的な休憩を指令するものである。
【0061】
ここで、図8に示すフローチャートを参照して、本実施例に係る遊技設備装置10を用いた大当り遊技処理の処理手順の概要について説明する。
【0062】
この処理では、まずステップS200でパチンコ遊技機2が無制限遊技中か否かを判定し、Yesの場合(即ち、無制限遊技中の場合)にはステップS201に移行して無制限遊技終了条件が成立したか否かを判定する。その判定結果がNoの場合(即ち、無制限遊技終了条件が未だ成立していない場合)には、そのままリターンして処理を継続し、Yesの場合(即ち、無制限遊技終了条件が成立した場合)にはステップS202に移行して制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからリターンし処理の先頭に戻る。これにより、遊技店側はパチンコ遊技機2における無制限遊技の終了を確認することができる。
【0063】
一方、前記ステップS200でNoと判定された場合(即ち、無制限遊技中ではないと判定された場合)にはステップS203に移行して、ラッキーナンバー遊技中か否かが判定される。その判定結果が、Yesの場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中の場合)にはステップS204に進んで、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立したか否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合にはステップS205に移行して、制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからステップS206に進み、制御装置Cからパチンコ遊技機2の発射制御装置200にOFF信号を出力してリターンされる。このステップS204〜S206の処理により、ラッキーナンバー遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば大当り図柄「3」,「5」でラッキーナンバー遊技が開始し、その後大当り図柄が「4」,「9」で発生してその特別遊技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球の景品交換を促すことができる。この状態は、遠隔操作装置20の操作ボタン20bの操作に基づいて、遊技設備装置10の無制限遊技表示器14bが消灯され報知回動部材13が閉じられた状態に相当する。
【0064】
また、前記ステップS203でNoと判定された場合(即ち、ラッキーナンバー遊技中ではないと判定された場合)には、ステップS207に進んで1回交換遊技中か否かが判定され、Yesの場合(即ち、1回交換遊技中である場合)にはステップS208に移行して1回交換遊技の終了条件が成立したか否かが判定される。そして、判定結果がNoの場合(即ち、終了条件が未だ成立していない場合)にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、終了条件が成立した場合)にはステップS209に移行して、制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として終了信号を出力してからステップS210に進み、制御装置Cからパチンコ遊技機2の発射制御装置200へOFF信号を出力してリターンされる。このステップS208〜S210の処理により、1回交換遊技の終了条件が成立した場合、即ち、例えば大当り図柄が「3」,「4」,「5」,「7」,「9」以外の図柄で発生してその特別遊技状態が終了した場合に、パチンコ遊技機2における遊技の継続が不能とされ、遊技店の定めた遊技規則に沿って遊技者に獲得球を一旦全て景品に交換することを促すことができる。
【0065】
一方、前記ステップS207でNoと判定された場合(即ち、1回交換遊技中ではないと判定された場合)には、ステップS211に移行して、現在の遊技内容が“無制限遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、“無制限遊技”であると判定された場合)にはステップS212に移行して制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからステップS213に進む。この状態は、遠隔操作装置20の操作ボタン20aの操作に基づいて、遊技設備装置10の報知回動部材13が開かれ、無制限遊技表示器14aが点灯された状態に相当し、パチンコ遊技機2では遊技者が自分の意思で遊技を終了させるまで獲得球による遊技の継続を許可する無制限遊技が実行される。なお、前記ステップS212で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2で無制限遊技が行われているかを常時監視することができる。
【0066】
ステップS213では、現在の遊技内容が“ラッキーナンバー遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、“ラッキーナンバー遊技”であると判定された場合)にはステップS214に移行して制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからステップS215に進む。この状態は、遠隔操作装置20の操作ボタン20cの操作に基づいて、遊技設備装置10の報知回動部材13が開かれ、ラッキー表示器14bが点灯された状態に相当し、パチンコ遊技機2では、例えば、大当り図柄が「4」,「9」で発生するまで(即ち、前記ステップS204で終了条件が成立したと判定されるまで)持玉遊技を許可する遊技内容が実行される。なお、前記ステップS214で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2でラッキーナンバー遊技が行われているかを常時監視することができる。
【0067】
ステップS215では、現在の遊技内容が“1回交換遊技”か否かが判定され、Noの場合にはそのままリターンして処理が継続され、Yesの場合(即ち、“1回交換遊技”であると判定された場合)にはステップS216に移行して制御装置Cから管理装置500に対して外部情報として開始信号を出力してからリターンして処理の先頭に戻る。これにより、パチンコ遊技機2では、前記ステップS208で終了条件が成立した場合に獲得球の景品交換を要求する遊技内容が実行される。なお、前記ステップS216で開始信号が管理装置500に出力されているので遊技店側はどのパチンコ遊技機2で1回交換遊技が行われているかを常時監視することができる。
【0068】
以上述べたように本実施例によれば、店員が特別遊技状態の終了を一々遊技機まで行って確認して知らせる必要がなくなるので、店員の労力を軽減することができる。
【0069】
また、遊技設備装置の作動により、遊技店が定めた特定の遊技規則に則った確実な営業を行なうことができるので、遊技店の経営を安定化させることができる。
【0070】
なお、上述の第2実施例では、遊技設備装置10は、遠隔操作装置20による遠隔操作で作動する場合について説明したが、これに限られず、例えば、パチンコ遊技機2から出力される遊技情報に基づいて制御装置Cがラッキーナンバー遊技等の状態を判断して自動的に報知回動部材13や各種表示器14a,14b等を作動させるように構成してもよい。
【0071】
また、上述の第1実施例では特賞識別札にIDチップ306を内蔵する場合について述べたが、これに限らず磁気的手段(例えば、磁石を埋め込む数や位置の違いにより識別する)や光学的手段(例えば、穿孔の数や位置の違いにより識別する)によって特賞識別札の種別を判別するように構成してもよい。
【0072】
また、上述の第2実施例の遊技設備装置10の構成もこれに限定されるものではなく、例えば報知回動部材13の駆動源としてモータに代えて電磁ソレノイド等を用いてもよいし、また、報知回動部材13に代えて札状体が遊技設備装置10側から進退するように構成することも考えられる。
【0073】
【発明の効果】
本発明に係る遊技設備装置によれば、識別札受部材に識別札が係合されて識別札受部材に設けられた読取手段により識別札に設けられた半導体チップから特殊遊技状態に応じた識別情報が読み取られた場合には上記特別遊技状態の終了後に遊技の禁止指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が実行不能な状態に移行させ、遊技店が定める特定の遊技規則に沿った持玉による遊技の許可、不許可を遊技者に徹底させることができ、遊技店が定めた特定の遊技規則に則った確実な営業を行うことができるので、遊技店の経営を安定化させることができる。また、識別札を識別札受部材から抜き取るだけで、遊技が実行不能な状態にされていた遊技機を再び遊技可能な状態に復帰させることができる。
【0074】
また、上記読取手段が上記半導体チップから上記特殊遊技状態に応じた識別情報を読み取った場合には、制御装置から管理装置に外部情報が出力されることから、管理装置において上記複数の遊技機のうちどの遊技機で特殊遊技状態が発生したかを監視させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技設備装置を配設した島設備にパチンコ遊技機が配置された状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置と各種装置との接続状態を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る遊技設備装置における処理手順の例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置に適用される遠隔操作装置を示す平面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る遊技設備装置における処理手順の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 島設備
2 パチンコ遊技機
3 遊技設備装置
200 発射制御装置
301 特賞識別札受部材
303 特賞識別札
306 IC(IDチップ)
307 読取手段(センサ)
308 特賞識別札制御装置
10 遊技設備装置
11 筐体
12 装飾ランプ
13 報知回動部材
14a 無制限遊技表示器
14b ラッキー遊技表示器
15 リモコン受信部
16 遊技条件表示器
17 稼動データ表示器
20 遠隔操作装置
C 制御装置
M 報知回動部材駆動モータ

Claims (2)

  1. 遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な複数の遊技機が設置された島設備の上記各遊技機の上方部にそれぞれ配設された識別札受部材と、
    標語が表示され上記識別札受部材に挿脱可能な複数の識別札と、
    上記遊技機の発射制御装置と接続された制御装置と、
    を備える遊技設備装置であって、
    上記複数の識別札のうち1つは特別遊技状態で獲得した遊技媒体を景品と交換しなければならない特殊遊技状態に対応した標語が表示された識別札であり上記複数の識別札には各識別札の種別に応じた識別情報が記憶された半導体チップがそれぞれ設けられ、
    上記制御装置と通信可能に接続され、上記識別札が係合された際に上記半導体チップに記憶された上記識別情報を読み取る読取手段が上記識別札受部材に設けられ、
    上記遊技機から出力される上記特別遊技状態の終了を表す終了状態情報を受信する受信手段が上記制御装置に設けられ、
    上記読取手段により上記半導体チップから上記特殊遊技状態に応じた識別情報が読み取られた場合には上記特別遊技状態の終了後に遊技の禁止指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が実行不能な状態に移行させ、
    上記特殊遊技状態に対応する識別札が上記識別札受部材から抜き取られた際に上記読取手段から札抜取り検出信号が出力され、この札抜取り検出信号に基づき再遊技開始指令信号が上記制御装置から上記発射制御装置に出力されて当該遊技機を遊技が可能な状態に復帰させることを特徴とする遊技設備装置。
  2. 上記制御装置は、上記読取手段が上記半導体チップから上記特殊遊技状態に応じた識別情報を読み取った場合には、上記複数の遊技機のうちどの遊技機で特殊遊技状態が発生したかを監視するための情報を外部へ出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技設備装置。
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