JP4853943B2 - 遊技場システム - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばパチンコ機において遊技者を特定する遊技者データを抽出し、ホールコンピュータにおいて該遊技者データを管理する一方、遊技者が出球計数を行う際に遊技者データの照合等を行うことによって不正行為の防止を図る遊技場システムに関するものである。
従来より、外部から遊技球を持ち込んだり、計数装置を誤作動させる等して景品数等が記載された景品交換媒体を不正に得ようとする不正行為が問題となっている。そこで、こういった不正行為を防止するために、たとえば特許文献1に記載されているような遊技場システムが考案されている。
特開平10−146441号公報
特許文献1に記載の遊技場システムについて、以下説明する。
特許文献1の遊技場システムでは、遊技場に来場した遊技者に、各個人を認証可能な会員IDが記録された磁気カードを配付し、遊技者が遊技機にて遊技を行う際、各遊技機にて該磁気カードによる認証を行わせる。また、各遊技機を、遊技場に設置されているホールコンピュータと情報通信可能に接続し、ホールコンピュータにおいて、各遊技機における遊技情報(賞品球数、大当たり回数等)を上記認証により得られた会員IDと関連付けて管理する。さらに、遊技場内に設置される計数装置を、ホールコンピュータと情報通信可能に接続する。
そして、遊技者が計数装置にて賞品球をカウントし、景品交換媒体を得ようとする際、計数装置にて磁気カードによる認証を行い、ホールコンピュータにて管理されている遊技情報と計数装置にて実際にカウントされた賞品球数との間に不具合(たとえば、所定誤差を超える球数差)があるかないかを判断することによって、不正行為を検出可能としている。
しかしながら、特許文献1のような遊技場システムでは、遊技者カードを所持していない遊技者は遊技できないため、該遊技場で遊技するためには必ず会員にならなければならない、会員であるにも拘わらず遊技者カードを忘れた場合等には遊技できない、といった事態が考えられ、非常に煩わしい。
また、磁気カードの性質上、偽造されるおそれがあることから、多数の賞品球を獲得した際の磁気カードが複製され、外部から持ち込まれた遊技球であるにも拘わらず遊技情報一致として景品交換媒体を提供してしまうといった事態も考えられる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みなされたものであって、磁気カード等を用いずとも確実に不正行為を検出可能で、ひいては不正行為の防止を目的とした遊技場システムを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載された発明は、遊技場に設置される管理コンピュータと、所定の条件が成立すると大当たり状態を生起させるとともに自身の遊技情報を管理可能な遊技機と、遊技場にて使用する遊技媒体を計数するとともに前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された計数装置と、各前記遊技機毎に設けられ、前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された第一遊技者認証装置と、前記計数装置に設けられ、前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された第二遊技者認証装置とからなり、前記管理コンピュータにおいて、各遊技機にて管理されている遊技情報を遊技者認証情報に関連付けて記憶管理し、前記計数装置にて計数した遊技媒体数に対応する景品交換媒体を出力する際に、前記遊技者認証情報を基に読み出した前記遊技情報と、実際に計数した遊技媒体数とに基づいて不正行為の有無を判定する不正行為判定処理を行う遊技場システムであって、前記第一遊技者認証装置が、遊技者から指紋データを取得するための第一取得手段と、該第一取得手段により取得された指紋データを基に遊技者認証情報を作成する第一認証制御手段と、該第一認証制御手段により作成された遊技者認証情報を所定のタイミングで前記遊技情報と共に前記管理コンピュータへと送信する第一送信手段とを備える一方、前記第二遊技者認証装置が、遊技者から指紋データを取得するための第二取得手段と、該第二取得手段により取得された指紋データを基に遊技者認証情報を作成する第二認証制御手段と、該第二認証制御手段により作成された遊技者認証情報を所定のタイミングで管理コンピュータへと送信する第二送信手段とを備えており、前記不正行為判定処理の結果、不正行為無しと判定した場合に前記計数装置にて景品交換媒体を出力可能とする一方、前記第一遊技者認証装置は、前記大当たり状態の生起に伴い、前記第一取得手段により指紋データを取得することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、遊技機が、発射ハンドルを回動操作することによって遊技領域内へと遊技球を打ち込むパチンコ機である場合、第一遊技者認証装置の第一取得手段を、前記発射ハンドルに設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の発明において、第一遊技者認証装置は、複数の第一取得手段を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、管理コンピュータ又は計数装置は、不正行為判定処理の結果、不正行為有りと判定された場合に報知可能な報知手段を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、不正行為判定処理において、遊技情報から推定される値と実際の計数値とを比較し、両者の差が所定値を超えた場合に不正行為有りと判定することを特徴とする。
本発明によれば、計数装置にて景品交換媒体を出力させる場合に、計数装置にて計数された遊技媒体の計数値と、第二遊技者認証装置から送信された遊技者認証情報を基に読み出された遊技情報とに基づいて不正行為の有無の判定する不正行為判定処理を行う。したがって、たとえば外部から遊技媒体を持ち込んだり、他人の遊技媒体を盗んだり、計数装置を誤動作させて計数値を実際のカウント数よりも多い数値としたりして不正に利益を得ようとする行為を効果的に防止することができる。
また、第一遊技者認証装置及び第二遊技者認証装置が、遊技者から遊技者固有の認証データを取得するための取得手段や、該取得手段により取得された認証データを基に遊技者認証情報を作成する認証制御手段を備えているため、遊技者カード等を必要としないため、煩わしい登録作業を行う必要がない上、会員であるにも拘わらず遊技者カードを忘れたために遊技できないといった事態も起こらず、使い勝手が良い。さらに、遊技者カード等の磁気カードを用いるシステムとは異なり、偽造・複製されるといった心配がないため、不正行為をより確実に防止することができる(すなわち、信頼性が高い)。さらにまた、遊技者カード等の登録とは異なり、取得した認証データを基にした遊技者認証情報を扱うシステムであるため、個人情報(名前や性別、住所等といった情報)の漏洩・流出といった心配もない。加えて、遊技媒体の交換を当日限りとすることで、遊技者認証情報の記憶も一時的(当日限り)で良くなる。したがって、遊技者カード等を利用するシステムと比較して、遊技者認証情報(遊技者カードでは遊技者ID)の記憶管理に係る構成や記憶管理作業の簡素化を図ることができ、使い勝手が非常に良い。
さらに、遊技者の指紋データが認証データとして取得される。したがって、各遊技者を確実に識別可能であるとともに、たとえば虹彩や静脈等といった認証データを扱うものと比較して簡易な構成でシステムを構築可能で、低コストにもなる。
また、請求項2の発明によれば、発射ハンドル内に取得手段を設けているため、パチンコ機で遊技を行う遊技者の指紋データを確実に取得することができる。またさらに、遊技者が発射ハンドルを把持している可能性の高い「大当たり状態」生起のタイミング等で指紋データの取得を行うようにすれば、極めて確実に認証データを取得することができる上、「大当たり回数」や「払い出した賞品球数」といった遊技情報と遊技者認証情報とを確実に関連付けることができ(遊技情報と遊技者認証情報との関連付けをミスするおそれが極めて低い)、極めて信頼性の高い不正行為判定処理を実施することができる。
さらに、請求項3の発明によれば、第一遊技者認証装置に第一取得手段を複数備えているため、たとえば複数の指紋データ(遊技者認証情報)と遊技情報とが関連付けられて管理コンピュータにて記憶管理されることになる。したがって、計数装置にて指紋を取得する際の指の押し当て具合等の違いから、不正行為判定処理において遊技者認証情報不一致と判定された際に、別の指の指紋データにより再度不正行為判定処理を実施するといった処理が実行可能となる。したがって、一の指紋データしか取得しないものと比較して、不正行為判定処理において本人であるにも拘わらずエラーと判定され、景品交換媒体を得ることができないといった事態の発生を防止することができる。
さらにまた、請求項4の発明によれば、管理コンピュータ又は計数装置に、不正行為判定処理の結果、不正行為有りと判定された場合に報知可能な報知手段を備えるため、店員等に不正行為が行われた事態を迅速に知らせることができる。
加えて、請求項5の発明によれば、不正行為判定処理において、遊技情報から推定される値と実際の計数値とを比較し、両者の差が所定値を超えた場合に不正行為有りと判定するため、不正行為の検出に係る信頼性が極めて高い。
以下、本発明に係る遊技場システムの一実施形態について、図面に基づき、次の目次の順序にしたがって詳細に説明する。尚、本実施例では、遊技機を、その一例であるパチンコ機として説明する。
(1)本実施例に係る遊技場システムの構造
(2)本実施例に係る遊技場システムの制御機構
(3)本実施例に係る遊技場システムの動作内容
(4)本実施例に係る遊技場システムの効果
(5)本発明の変更例の説明
(1)本実施例に係る遊技場システムの構造
図1は、遊技場50の外観を示した説明図である。
図1に示されているように、遊技場50内には複数の島設備51が設けられており、各島設備51には、複数のパチンコ機1、1・・が隣接して設置されている。また、各島設備51の側端には、パチンコ機1、1・・にて獲得した賞品球(遊技球、遊技媒体)の数をカウントするための計数装置22が設置されている。該計数装置22は、その上面に開口部が設けられており、該開口部から賞品球を投入することで、投入された賞品球数を計数するとともに、賞品球数等が記載された景品交換媒体を出力する。また、計数装置22には、第二遊技者認証装置である第二指紋認証部23が備えられている。該第二指紋認証部23は、遊技者の指紋データ(認証データ)を読み取り、読み取った指紋データを後述の如き遊技者認証情報に変換するものである。尚、変換された遊技者認証情報は、ホールコンピュータ(管理コンピュータ)58(図5に示す)に送信され、後述の如くして行われる不正行為判定処理(賞品球数に異常がないか等の確認)に利用される。そして、不正行為判定処理にて異常なしと判定された場合に、計数装置22から景品交換媒体が出力されるものとする。
次に、各パチンコ機1について図2を基に説明する。図2は、パチンコ機1の前面を示した説明図である。
パチンコ機1は、その前面中央より稍上方に遊技盤5を設置してなるものであって、該遊技盤5には略円形の遊技領域2が設けられている。該遊技領域2の略中央には、特別図柄表示部3を有する図柄表示装置4が設置されている。また、図柄表示装置4の下方には、一対の翼片を備えたチューリップ式電動役物6が設置されており、該チューリップ式電動役物6の左右には、遊技球が通過可能な左ゲート8、右ゲート9が設置されている。さらに、チューリップ式電動役物6の下方には、扉部材を開閉可能に備える大入賞装置7が設置されている。加えて、遊技領域2には、上記部材の他に、サイドランプや電飾ランプ、風車や各種入賞口、図示しない多数の障害釘等が備えられている。一方、遊技盤5の下方には、遊技球を発射装置46(図4に示す)へと供給するための供給皿17、供給皿17から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿18、遊技領域2内へと遊技球を打ち込むための発射ハンドル19等が設置されている。また、供給皿17と貯留皿18との間には、種々の効果音等を発生するスピーカ15が備えられている。
ここで、図柄表示装置4について説明する。
図柄表示装置4に設けられた特別図柄表示部3は、1枚の液晶パネルによって形成されたものである。特別図柄表示部3は、左表示部10、右表示部11、及び中表示部12からなり、各表示部10、11、12に、一桁の数字や一文字のアルファベット(たとえば、「0」〜「9」、「A」〜「E」)等からなる特別図柄を表示することができるようになっている。該左表示部10、右表示部11、中表示部12に表示される特別図柄を、それぞれ左図柄、右図柄、中図柄という。そして、左表示部10、右表示部11、中表示部12は、チューリップ式電動役物6への遊技球の入賞を契機として、所定時間、特別図柄を変動表示する。
また、図柄表示装置4には、「特別図柄」の変動表示中におけるチューリップ式電動役物6への入賞を記憶するメモリーランプ16、16・・、及び遊技球の左ゲート8、右ゲート9の通過を契機として変動表示となる普通図柄を表示するための普通図柄表示部13等が設けられている。
次に、発射ハンドル19について、図3を基に説明する。図3は、発射ハンドル19の外観を示した説明斜視図である。
発射ハンドル19は、略円柱状に形成された支持部材28の前方側に3つの把持爪27a〜27cを有する発射調整部材26を回動可能に備えてなるものである。発射調整部材26は、略円盤状の平板部材に把持爪27a〜27cを周設したものであって、図示しない弾性部材により回動軸を中心として右回転方向(時計回り方向)に所定角度(約100度)だけ回動自在となっている。また、発射調整部材26の把持爪27a〜27cの基端部には、それぞれ指紋を読み取り可能な読取センサ(第一取得手段)29が内蔵されている。尚、各読取センサ29は、後述する第一遊技者認証装置である第一指紋認証部30を構成する要素の一つである。また、35は、発射調整部材26の前面を覆うように設けられた固定キャップである。
かかる発射ハンドル19は、固定キャップ35に掌を当てるとともに、把持爪27a〜27cにそれぞれ親指、人差し指、薬指を左側(前面から見て)にあてがった状態で把持する。そして、発射調整部材26及び固定キャップ35を右回転方向に任意の角度だけ回動させることによって、発射装置46が動作し、遊技球が遊技領域2内へと打ち込まれる。また、遊技者は、発射ハンドル19の回動角度の大小を調整することによって、遊技球の打ち込み速度を調節することができる。一方、このようにして遊技者が発射ハンドル19を把持すると、読取センサ29、29・・が、遊技者の親指、人差し指、及び薬指の指紋を読み取る。
一方、パチンコ機1の後面について、図4を基に説明する。図4は、パチンコ機1の後面を示した説明図である。
パチンコ機1の後面中央より稍下側には、たとえば遊技に係る制御(「当たり抽選」等)といったパチンコ機1の作動内容を制御する主制御基板41を収納したメイン制御装置42が設置されている。また、メイン制御装置42の右側(図4において)には、スピーカ15から発生させる効果音等の発生動作を制御するための音声制御基板47が収納されている。さらに、メイン制御装置42の上方には、図柄表示装置4における表示動作を制御するための図柄制御基板43や、音声制御基板47、図柄制御基板43等の各種制御基板を統合して制御するサブ統合基板44が収納設置されている。加えて、パチンコ機1の後面右側(図4において)には、賞品球等を払い出すための遊技球払出装置45が設置されている。尚、46は、発射ハンドル19の回動動作に伴って、遊技球を遊技領域2内へと打ち込む発射装置である。
(2)本実施例に係る遊技場システムの制御機構
本実施例に係る遊技場システム75の制御機構について、図5〜図7を基に説明する。図5は、遊技場システム75の制御機構を示したブロック図である。図6は、各パチンコ機1の制御機構を示したブロック図であり、図7は、各計数装置22の制御機構を示したブロック図である。
ホールコンピュータ58は、遊技場の管理室等に備えられる管理コンピュータであって、不正行為判定処理をはじめ各種処理を行なうCPU(制御手段)59、各種情報を記憶する記憶手段60、キーボード等の入力手段62、モニター等の表示手段63、プリンタ等の出力手段64、インターフェイス65等を備えている。また、ホールコンピュータ58は、送受信手段61を介して遊技場50内の島設備51・・に設置されるパチンコ機1、1・・、計数装置22、22・・等と接続されている。そして、各パチンコ機1から随時送信されてくる遊技情報や、第一指紋認証部30や第二指紋認証部24から送信される遊技者認証情報等を受信し、それらの記憶管理処理を行なう。また、それら情報に基づいて後述の如き不正行為判定処理を行ない、不正行為判定処理における判定結果に基づき、計数装置22に確認信号等の各種信号を送信する。
次に、パチンコ機1の制御機構について説明する。パチンコ機1に備えられている主制御基板41は、所謂「当たり判定」や「大当たり抽選」等を行なうメインCPU36、ROMやRAM等といった記憶手段37、インターフェイス38、タイマ39、無線モジュールといった送受信手段(第一遊技者認証装置の第一送信手段としての機能も有する)40等を備えている。そして、インターフェイス38を介してチューリップ式電動役物6や大入賞装置7と接続されており、チューリップ式電動役物6や大入賞装置7における遊技球の入賞を検知したり、それらに動作可能に設けられている部材(たとえば、一対の翼片や扉部材)を動作させる。また、左ゲート8や右ゲート9に設けられた遊技球検出スイッチ48とも接続されており、各ゲートにおける遊技球の通過を検知することができる。さらに、遊技球払出装置45とも接続されており、その動作も制御可能となっている。さらにまた、主制御基板41は、サブ統合基板44を介して、図柄制御基板43、音声制御基板47と接続されている。
加えて、主制御基板41は、発射ハンドル19に内蔵された第一指紋認証部30、30・・と接続されている。各第一指紋認証部30は、CPU(第一認証制御手段)31、ROMやRAM等といった記憶手段32、指紋を読み取るための読取センサ29、インターフェイス33等を備えており、読取センサ29にて指紋データを読み取ると、CPU31にて数値化(たとえば10桁程度)して遊技者認証情報とし、主制御基板41へと送信する。尚、遊技者認証情報は、主制御基板41の送受信手段40からホールコンピュータ58へと送信され、ホールコンピュータ58にて、パチンコ機1毎の遊技情報(たとえば、大当たり回数や賞品球数)等と関連づけられ、記憶管理される。
主制御基板41のメインCPU36には、普通図柄に係る「当たり抽選」を行うaカウンタ、普通図柄の「はずれ図柄」を決定するbカウンタ、「大当たり」であるか否かを決定する(所謂、「大当たり抽選」)ためのcカウンタ(大当たり判定カウンタ)等のループカウンタが内蔵されている。さらに、従来のパチンコ機で行われているようなcカウンタを取得数値を利用した所謂「大当たり抽選」の結果「はずれ」となった場合に特別図柄表示部3に最終的に表示する「はずれ図柄」(確定表示図柄)を決定するd、e、fカウンタ、特別図柄表示部3において「特別図柄」を変動表示する際の基本的な変動態様である「基本変動態様」(主に、特別図柄を変動させる時間等)を決定するgカウンタ(基本変動態様決定カウンタ)、上記「大当たり抽選」の結果「大当たり」となった場合に特別図柄表示部3に最終的に表示する「大当たり図柄」(確定表示図柄)を決定するpカウンタ等といったループカウンタも内蔵されている。
また、メインCPU36では、大当たり回数(「大当たり状態」の生起回数)や、遊技球払出装置45から送信される電気信号に基づきカウントされる賞品球数等を遊技情報として記憶手段37に記憶させるとともに、該遊技情報を所定のタイミングでホールコンピュータ58へと送信する。
さらに、主制御基板41の記憶手段37には、d、e、fカウンタの数値に対応した「確定表示特別図柄」、pカウンタの数値に対応した「確定表示特別図柄」、hカウンタの数値に対応した「基本変動態様(第1〜第5基本変動パターン)」等、所謂「大当たり抽選」に係る演出態様が記憶されている。
さらにまた、サブ統合基板44は、サブ統合CPU53、記憶手段54、インターフェイス55等を備えており、記憶手段54には、図柄表示装置4やスピーカ15における具体的な演出態様が記憶されている。そして、主制御基板41の制御のもと、図柄制御基板43や音声制御基板47へと各種指令を送信し、記憶手段に記憶されている演出態様に基づいて、図柄表示装置4における表示動作やスピーカ15における音声出力動作等を制御する。
一方、計数装置22は、投入された遊技球数をカウントするとともに、計数した遊技球数が記載された景品交換媒体を出力するものであり、CPU(計数手段、動作制御手段)66、ROMやRAM等といった記憶手段67、インターフェイス68、景品交換媒体を出力するための出力装置69、投入された遊技球を検出するための遊技球検出器(計数手段)70、ON/OFF装置71、遊技球の計数結果や不正行為判定処理に基づく判定結果を表示する表示装置72、ホールコンピュータ58との間で各種信号等を送受信するための送受信手段(計数装置の受信手段、第二遊技者認証装置の第二送信手段としての機能を有する)73等を備えている。
また、計数装置22は、第二指紋認証部23を備えている。第二指紋認証部23は、CPU(第二認証制御手段)20、ROMやRAM等といった記憶手段24、指紋を読み取るための読取センサ(第二取得手段)21、インターフェイス25等を備えており、第一指紋認証部30と同様、読取センサ21にて指紋データを読み取ると、CPU20にて数値化(たとえば10桁程度)して遊技者認証情報とする。尚、遊技者認証情報は、上記計数装置22にてカウントされた賞品球数(以下、実測数と称す)等のデータとともに送受信手段73からホールコンピュータ58へと送信される。そして、ホールコンピュータ58にて、受信した遊技者認証情報に該当する遊技情報を読み出すとともに、遊技者認証情報とともに受信した実測数と遊技情報とを比較するといった不正行為判定処理が行なわれる。
(3)本実施例に係る遊技場システムの動作内容
まず、パチンコ機1における動作内容について説明する。遊技者によって発射ハンドル19が回動操作されると、発射装置46が動作し、遊技球が遊技領域2内へと打ち込まれる。打ち込まれた遊技球が左ゲート8又は右ゲート9を通過すると、主制御基板41は、各ゲート8、9に内蔵されている遊技球検出スイッチ48によってその通過を検出(電気信号として)する。このようにして主制御基板41は通過信号を検出すると、メインCPU36においてaカウンタがループカウントしている数値の中から1つの数値を取得(乱数の取得)し、その取得数値が何であるかを判定するといった所謂「当たり判定」を行うとともに、普通図柄表示部13において「普通図柄」を変動させるようサブ統合基板44へと指令を送信する。
上記「当たり判定」の結果「当たり」と判定した場合には、「普通図柄」の変動開始から所定の時間(たとえば、約29秒)後に、普通図柄表示部13に所定の「当たり図柄」(たとえば「7」)を表示するとともに、チューリップ式電動役物6を所定時間(たとえば、約0.5秒間)開成させる。一方、「当たり判定」の結果「はずれ」と判定した場合には、bカウンタが取得した数値に対応する「はずれ図柄」を、「普通図柄」の変動開始から所定時間後に普通図柄表示部13に表示する。なお、「普通図柄」の変動中やチューリップ式電動役物6の開成中に遊技球が左ゲート8又は右ゲート9を通過した時には、次回以降に「普通図柄」を変動させる変動記憶として所定個数(たとえば、4個)まで記憶される。
また、上記「当たり判定」により開成したチューリップ式電動役物6に遊技球が入賞すると、主制御基板41は該入賞を検出(電気信号として)し、c〜gカウンタ及びpカウンタが、夫々ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得(乱数の取得)し、たとえばcカウンタの取得数値を判定するといった所謂「大当たり抽選」を行う。
そして、該「大当たり抽選」の結果、「はずれ」と判定した場合には、「はずれ」判定時における演出態様にしたがって、図柄表示装置4やスピーカ15等を動作させるとともに、最終的にd、e、fカウンタの取得数値と対応する「はずれ図柄」を左表示部10、右表示部11、中表示部12にそれぞれ表示するようサブ統合基板44へと指令を送信する。
一方、「大当たり抽選」の結果、「大当たり」と判定した場合には、「大当たり」判定時における演出態様にしたがって、図柄表示装置4やスピーカ15等を動作させるとともに、最終的にpカウンタの取得数値と対応する「大当たり図柄」を各表示部10〜12に表示させるようサブ統合基板44へと指令を送信する。
そして、主制御基板41は、特別図柄表示部3において「大当たり」を意味する表示態様で「特別図柄」が確定表示されると、遊技者にとって有利な「特別遊技状態」である「大当たり状態」を生起させ、大入賞装置7を、所定時間(たとえば、25秒)経過するまで或いは所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞を検出するまで開成させる。また、大入賞装置7内の特定領域(図示せず)に遊技球が入賞することを条件として、大入賞装置7における上記開成を所定回数だけ断続的に繰り返す。したがって、「大当たり状態」が生起した場合には、遊技者は、非常に高い確率で短期間の間に多くの賞品球を獲得することができる。
また、主制御基板41は、「大当たり状態」の生起に伴って「大当たり状態」が生起した旨や該パチンコ機1における「大当たり回数」、該「大当たり状態」において払い出された賞品球数等を遊技情報として記憶する。
さらに、「大当たり状態」が生起するタイミング(たとえば、特別図柄表示部3において「大当たり」を意味する表示態様で「特別図柄」が確定表示されたタイミング等)で、第一指紋認証部30により図8に示すような遊技者認証処理が行われる。
ここで、図8に示されている遊技者認証処理について説明する。「大当たり状態」が生起すると、主制御基板41から各第一指紋認証部30へと生起信号が送信され、各第一指紋認証部30のCPU31にて「大当たり状態」の生起が認識される(S1)。CPU31は、「大当たり状態」の生起を認識すると、読取センサ29によって遊技者の指紋データ(親指、人差し指、薬指)を取得する(S2)とともに、読み取った指紋データをたとえば10桁程度の数値からなる遊技者認証情報に変換する(S3)。該遊技者認証情報は、一旦主制御基板41へと送信された後、上記遊技情報とともにホールコンピュータ58へと送信される(S4)。ホールコンピュータ58では、各パチンコ機1での遊技情報を遊技者認証情報に関連付けて記録管理する。
一方、遊技者は、遊技場50での遊技を終了する際、獲得した賞品球の数を計数装置22にてカウントし、出力される景品交換媒体を手に入れ、該景品交換媒体と景品とを交換することになる。そして、該計数装置22における景品交換媒体の出力に際し、図9で示すような不正行為判定処理を行う。図9(a)は、不正行為判定処理のうち計数装置22側での処理を示したフローチャート図であって、図9(b)は、不正行為判定処理のうちホールコンピュータ58側での処理を示したフローチャート図である。尚、計数装置22における景品交換媒体の出力は、遊技者と遊技場50の店員との双方立ち会いのもとで行われるものとする。
計数装置22に遊技球が投入されると、計数装置22のCPU66は、遊技球検出器70にて遊技球を検出しながら遊技球の数(すなわち、賞品球数)をカウントする(S11)。また、カウント中に遊技者の指紋の取得を促す表示を表示手段63にて行い、読取センサ21に指(親指、人差し指、薬指のうちの少なくとも一つ)を押し当ててもらうことによって第二指紋認証部23に遊技者の指紋データを取得させる(S12)。第二指紋認証部23は、指紋データを取得すると、第一指紋認証部30と同様の方法にて、取得した指紋データをたとえば10桁程度の数値からなる遊技者認証情報(第一指紋認証部30にて得られた遊技者認証情報と同一となる)に変換(S13)する。そして、計数装置22が賞品球数をカウントし終えると、その実測数と遊技者認証情報とをホールコンピュータ58へと送信する(S14)。
ここで、ホールコンピュータ58は、計数装置22から実測数及び遊技者認証情報を受信する(S21)と、該遊技者認証情報に基づいて記憶手段60に記憶管理されている遊技情報を読み出し、該遊技情報と実測数とを比較判定する(S22)。該比較判定の結果、正常である(たとえば、遊技情報として記憶されていた賞品球数と実測数との差が所定値(100程度)以内であったり、「大当たり状態」の生起回数から想定される賞品球数と実測数との差が所定値(100程度)以内である場合等)と判定した場合、正常である旨を表す正常信号を計数装置22へと送信する(S23)とともに、正常信号を送信した旨等の交換情報を遊技情報に関連付けて(すなわち、遊技情報に、賞品球の交換は既に行われた旨を示すフラグといった交換情報を付加して)記憶する。そして、計数装置22は、ホールコンピュータ58から信号を受信すると、該信号が正常信号であるか否かを判定し(S15)、正常信号であるならカウントした賞品球数等が記載された景品交換媒体を出力手段64から出力する(S16)。
一方、ホールコンピュータ58における上記比較判定の結果、異常である(たとえば、遊技情報として記憶されていた賞品球数と実測数との差が所定値を超えていたり、該当する遊技者認証情報が記憶手段60に記憶管理されていない等)と判定した場合には、異常である旨を表す異常信号を計数装置22へと送信する(S24)とともに、表示手段63にて異常事態が発生した旨等を報知する(S25)。また、計数装置22は、異常信号を受信すると(S15の結果NOと判定)、不正行為の可能性がある等といった異常事態発生の報知を表示装置72にて行い(S17)、景品交換媒体の出力は行わない。尚、S17にて、異常事態発生の報知を行うのではなく、エラーの発生及びもう一度指(同じ指、又は別の指)を押し当てるよう遊技者に促す旨を表示装置72等に報知し、S12へと戻るような処理としてもよい。
以上のようにして、不正行為判定処理は行われる。
(4)本実施例に係る遊技場システムの効果
本実施例に係る遊技場システムによれば、計数装置22にて景品交換媒体を出力させる際に上述の如き不正行為判定処理を行う。したがって、たとえば外部から遊技球を持ち込んだり、他人の遊技球を盗んだり、計数装置22を誤動作させて実測数を実際の賞品球数よりも多い数値としたりして不正に利益を得ようとする行為を効果的に防止することができる。
また、第一指紋認証部30や第二指紋認証部23によって遊技者認証情報を得る構成としているため、遊技者カードといった所謂会員カード等を必要としないため、煩わしい登録作業等を行う必要がない上、会員であるにも拘わらず遊技者カードを忘れたために遊技できないといった事態も起こらず、使い勝手が良い。さらに、遊技者カード等の磁気カードを用いるシステムとは異なり、偽造・複製されるといった心配がないため、不正行為をより確実に防止することができる(すなわち、信頼性が高い)。さらにまた、遊技者カード等の登録とは異なり、取得した指紋データを数値化して遊技者認証情報として扱うシステムであるため、個人情報の漏洩・流出といった心配もない。加えて、賞品球の交換を当日限りとすることで、遊技者認証情報の記憶も一時的(当日限り)で良くなる。したがって、遊技者カード等を利用するシステムと比較して、遊技者認証情報(遊技者カードでは遊技者ID)の記憶管理に係る構成や記憶管理作業の簡素化を図ることができ、使い勝手が非常に良い。
さらに、第一指紋認証部30を発射ハンドル19の把持爪27a〜27cの基端部内に設けているため、パチンコ機1で遊技を行う遊技者の指紋データを確実に取得することができる。またさらに、遊技者が発射ハンドル19を把持している可能性の高い「大当たり状態」生起のタイミングで指紋データの取得を行うため、極めて確実に指紋データを取得することができる上、「大当たり回数」や「払い出した賞品球数」といった遊技情報と遊技者認証情報とを確実に関連付けることができ(遊技情報と遊技者認証情報との関連付けをミスするおそれが極めて低い)、極めて信頼性の高い不正行為判定処理を実施することができる。加えて、発射ハンドル19に第一指紋認証部30を複数設け、複数の指紋データ(遊技者認証情報)と遊技情報とを関連付けてホールコンピュータ58にて記憶管理しているため、読取センサへの指の押し当て具合等によって遊技者認証情報不一致と判定された際に、別の指の指紋データにより再度不正行為判定処理を実施するといった処理が実行可能となる。したがって、一の指紋データしか取得しないものと比較して、不正行為判定処理において本人であるにも拘わらずエラーと判定され、景品交換媒体を得ることができないといった事態の発生を防止することができる。
(5)本発明の変更例の説明
本発明の遊技場システムは、上述した実施例の態様に何ら限定されるものではなく、遊技者認証情報を得るための構成、不正行為の判定に係る具体的な処理態様、パチンコ機、計数装置等の構成を、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
たとえば、上記実施例では、遊技者の指紋データを取得して数値化し遊技者認証情報を得る構成としているが、遊技者の掌紋や声紋、虹彩、静脈等に係るデータを取得し、遊技者認証情報として利用するようにしても何ら問題はなく、掌紋データを取得するにあたっては、発射ハンドルの固定キャップ内に読取センサを内蔵するような構成とすればよい。
また、指紋データを取得するものであっても、読取センサ等の第一指紋認証部の設置位置や設置数は当然変更可能であって、たとえば発射ハンドルに内蔵するのではなく、専用の指紋読取部をパチンコ機の前面に別途設け、該指紋読取部による認証を行わなければ遊技を開始できないような構成としてもよい。
さらに、発射ハンドルにて指紋データを取得するものであっても、発射ハンドルの形状によって読取センサの設置数や設置位置を適宜変更するとは当然可能であるし、上記実施例では読取センサとCPUとを一対一対応としているが、CPUを一つにまとめるような構成としても何ら問題はない。さらにまた、読取センサにて指紋データを取得するタイミングも「大当たり状態」生起のタイミングでなく、「大当たり状態」生起中や終了のタイミング等としてもよい。加えて、「大当たり状態」生起中に同一の読取センサから複数回指紋データを取得し、それらを比較するような構成とすることによって、読取センサへの指の押し当て具合の差等によるノイズデータを除去することができ、より正確な遊技者認証情報を得ることができる。
またさらに、上記実施例に記載の不正行為判定処理では、ホールコンピュータに遊技情報として記憶されている(または、遊技情報から推定される)賞品球数と実測数とを比較して正常/異常の判定を行うようにしているが、不正行為判定の精度は落ちるものの大当たり状態生起の有無のみを確認して正常/異常を判定するような処理としてもよい。また、上記実施例の如く球数差を求める構成において、異常と判定する球数差も上記内容に何ら限定されることはなく、適宜変更設定可能である。さらに、不正行為判定処理を計数装置で行う(すなわち、ホールコンピュータへは遊技者認証情報が送信され、ホールコンピュータからは遊技者認証情報に基づいて遊技情報が返信され、計数装置にて遊技情報と実測数とを比較するような不正行為判定処理を行う)ように構成しても何ら問題はない。
加えて、上記実施例では遊技機を所謂第一種パチンコ機としているがそれに限定されることはなく、第二種・第三種パチンコ機や、スロットマシーン等遊技場に設置される遊技機であればどのような遊技機であっても遊技場システムの構成要素として適用可能である。
遊技場の外観を示した説明図である。 パチンコ機の前面を示した説明図である。 発射ハンドルの外観を示した説明斜視図である。 パチンコ機の後面を示した説明図である。 遊技場システムの制御機構を示したブロック図である。 パチンコ機の制御機構を示したブロック図である。 計数装置の制御機構を示したブロック図である。 遊技者認証処理を示したフローチャート図である。 (a)は、不正行為判定処理のうち計数装置側での処理を示したフローチャート図であって、(b)は、不正行為判定処理のうちホールコンピュータ側での処理を示したフローチャート図である。
符号の説明
1・・パチンコ機、19・・発射ハンドル、20・・CPU(第二指紋認証部)、21・・読取センサ(第二指紋認証部)、22・・計数装置、23・・第二指紋認証部、24・・記憶手段(第二指紋認証部)、25・・インターフェイス、26・・発射調整部材、27a、27b、27c・・把持爪、28・・支持部材、29・・読取センサ(第一指紋認証部)、30・・第一指紋認証部、31・・CPU(第一指紋認証部)、32・・記憶手段(第一指紋認証部)、33・・インターフェイス(第一指紋認証部)、35・・固定キャップ、36・・メインCPU(主制御基板)、37・・記憶手段(主制御基板)、38・・インターフェイス(主制御基板)、40・・送受信手段(主制御基板)、41・・主制御基板、50・・遊技場、58・・ホールコンピュータ、59・・CPU(ホールコンピュータ)、60・・記憶手段(ホールコンピュータ)、61・・送受信手段(ホールコンピュータ)、62・・入力手段(ホールコンピュータ)、63・・表示手段(ホールコンピュータ)、64・・出力手段(ホールコンピュータ)、65・・インターフェイス(ホールコンピュータ)、66・・CPU(計数装置)、67・・記憶手段(計数装置)、68・・インターフェイス(計数装置)、69・・出力装置(計数装置)、70・・遊技球検出器(計数装置)、71・・ON/OFF装置(計数装置)、72・・表示装置(計数装置)、73・・送受信手段(計数装置)、75・・遊技場システム。

Claims (5)

  1. 遊技場に設置される管理コンピュータと、所定の条件が成立すると大当たり状態を生起させるとともに自身の遊技情報を管理可能な遊技機と、遊技場にて使用する遊技媒体を計数するとともに前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された計数装置と、各前記遊技機毎に設けられ、前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された第一遊技者認証装置と、前記計数装置に設けられ、前記管理コンピュータと情報通信可能に接続された第二遊技者認証装置とからなり、前記管理コンピュータにおいて、各遊技機にて管理されている遊技情報を遊技者認証情報に関連付けて記憶管理し、前記計数装置にて計数した遊技媒体数に対応する景品交換媒体を出力する際に、前記遊技者認証情報を基に読み出した前記遊技情報と、実際に計数した遊技媒体数とに基づいて不正行為の有無を判定する不正行為判定処理を行う遊技場システムであって、
    前記第一遊技者認証装置が、遊技者から指紋データを取得するための第一取得手段と、該第一取得手段により取得された指紋データを基に遊技者認証情報を作成する第一認証制御手段と、該第一認証制御手段により作成された遊技者認証情報を所定のタイミングで前記遊技情報と共に前記管理コンピュータへと送信する第一送信手段とを備える一方、
    前記第二遊技者認証装置が、遊技者から指紋データを取得するための第二取得手段と、該第二取得手段により取得された指紋データを基に遊技者認証情報を作成する第二認証制御手段と、該第二認証制御手段により作成された遊技者認証情報を所定のタイミングで管理コンピュータへと送信する第二送信手段とを備えており、
    前記不正行為判定処理の結果、不正行為無しと判定した場合に前記計数装置にて景品交換媒体を出力可能とする一方、
    前記第一遊技者認証装置は、前記大当たり状態の生起に伴い、前記第一取得手段により指紋データを取得することを特徴とする遊技場システム。
  2. 遊技機が、発射ハンドルを回動操作することによって遊技領域内へと遊技球を打ち込むパチンコ機である場合、
    第一遊技者認証装置の第一取得手段を、前記発射ハンドルに設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技場システム。
  3. 第一遊技者認証装置は、複数の第一取得手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場システム。
  4. 管理コンピュータ又は計数装置は、不正行為判定処理の結果、不正行為有りと判定された場合に報知可能な報知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技場システム。
  5. 不正行為判定処理において、遊技情報から推定される値と実際の計数値とを比較し、両者の差が所定値を超えた場合に不正行為有りと判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技場システム。
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