JP2007215923A - 映像式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像式遊技機において、遊技盤面及び遊技球を表示する画像表示器とは別の遊技球発射結果表示器10を設けた。発射される遊技球の入球位置(入賞口又はアウト口)の決定結果を、その位置の特定も可能に、遊技球発射結果表示器10に設けられた入球表示素子61〜67に点灯表示するようにした。大当たり抽選結果に応じた停止図柄も遊技球発射結果表示器10に設けられた停止図柄表示素子68に点灯表示するようにした。点灯表示の制御は、発射される遊技球毎に内部で生成する球属性に基づき主制御装置が行う。
【選択図】図6
Description
すなわち、実遊技機と同様の発射操作部を備え、入賞口、アウト口、遊技釘等の遊技盤面構成部材が実遊技機の遊技盤面形態を模して配置された遊技盤面、及びこの遊技盤面上の遊技領域に上記発射操作部の操作により打ち込まれ流下、移動する遊技球等を、遊技機枠に搭載された画像表示器に表示し、仮想的にではあるが実遊技機における遊技と遜色のない遊技が行えるように構成されている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような利点のうち、後者の低コスト等にて機種変更が可能となる点については、遊技者にとってはその利点を直接享受し得るものではない。そこで従来、上記のような映像式遊技機において、遊技者にとって直接利点となり得る新規な技術の提案が要望されていた。
本発明は、上記のような要望に鑑みなされたもので、遊技者にとって直接利点となり得る、具体的には遊技者に更なる遊技上の便宜を図った映像式遊技機を提供することを目的とする。
最近の実遊技機においては、1分間に100個という多数の遊技球が発射されるが、実遊技機に遊技形態を倣う映像式遊技機も同様である。このため、遊技者によっては、あるいは遊技時間の経過や現在の遊技状態等によっては、遊技盤面上の遊技球の移動をいちいち追うことなく、入賞したか否か等の遊技球発射結果だけをみればよいという場合もある。請求項1に記載の発明によれば、このような遊技者の遊技上の便宜を図ることができる。
また、画像表示器で表示した内容が正しいかどうか、その結果を事前に決定する主制御手段が直接、遊技球発射結果表示器に表示するので、遊技結果の確認の信頼性が飛躍的に向上する。
また、画像表示器で表示した内容が正しいかどうか、その結果を事前に決定する主制御手段が直接、遊技球発射結果表示器に表示するので、遊技結果の確認の信頼性が飛躍的に向上する。
また、画像表示器で表示した内容が正しいかどうか、その結果を事前に決定する主制御手段が直接、遊技球発射結果表示器に表示するので、遊技結果の確認の信頼性が飛躍的に向上する。
すなわち、主制御手段による決定が遊技球発射結果表示器に表示され、同結果表示器の表示結果を正とすることで、複雑な画像表示器の表示結果を検査対象から省略することが可能となる。
以下、本発明を映像式パチンコ機に適用した場合について説明するので、始めに映像式パチンコ機の概略を述べる。
映像式パチンコ機は、機械式のパチンコ機(以下、実パチンコ機と記す。)と同様の発射操作部を備え、入賞口、アウト口、遊技釘等の盤面構成部材が実パチンコ機の遊技盤面形態を模して配置された遊技盤面と、この遊技盤面上の遊技領域に打ち込まれ移動する遊技球とを、遊技機枠に搭載された画像表示器に画像で表示し、遊技球が入賞口又はアウト口のいずれに入球するかを基本とするパチンコ遊技を仮想的に行う映像式遊技機である。
賞球は、遊技球が入賞口に入ったときに払い出され、アウト口に入ったときには払い出されない等の基本的な遊技のルールは実パチンコ機の場合と特に変わるところはない。
映像式パチンコ機では、遊技球は画像で表示するので鋼球等からなる実際の遊技球(以下、実球と記す。)は使用せず、入賞口やアウト口への遊技球の入球はその入賞口やアウト口における遊技球の消滅(遊技球画像の表示終了)により表現される。賞球も実球で払い出されることはなく、賞球数情報として遊技者に与えられる。
これらの図において、映像式パチンコ機の機枠(遊技機枠)1は、パチンコ遊技場内のいわゆる島と呼ばれる遊技機設置設備に取り付けるための固定枠2を備える。固定枠2には、可動枠3が、左側に位置するヒンジ4によって片開き可能に取り付けられる。可動枠3の内側には、画像表示器5が、画面を前側に向けて取り付けられる。この画像表示器5は、液晶表示器、ELディスプレイ等からなり、電気的に表示形態を変えられる画像を表示できる。
可動枠3の裏面側には主制御装置6、画像表示制御装置7及びカード制御装置8が取り付けられる。また、発射球数計測信号出力回路9も可動枠3の裏面側に取り付けられる。
主制御装置6は、CPU6aがRAM6bを作業域として用いて制御プログラム6c1を実行し、ROM6c中のデータ群6c2及び入賞率テーブル6c3を適宜読み出しながら上述した遊技状態等の制御を行う。
図4は、入賞率テーブル6c3の一例を示す図である。この図において、消滅位置とは、遊技球(発射球)の入球位置を指す。この例では、入球位置として複数の入賞口が示されており、消滅位置は各々の入賞口を指す。
図示するように入賞率テーブル6c3は、入賞口別の入球割合、つまり入賞率を遊技球の発射強度(値)に応じて表わしている。例えば、遊技球の発射強度が11〜20の範囲内では、図1に示す入賞口44,45が0.01%、入賞口46,47が0.00%、始動入賞口48が4.00%、大入賞口49が35.00%で入賞することを表わしている。アウト口53へは残余の率で入球する。
なお、入賞率テーブル6c3を、入賞口別の入球割合を違えて複数用意し、そのうちの1つをランダムに選択するようにしてもよい。
ここで球属性決定手段6eは、入賞率テーブル6c3に表わされた入賞口別の入球割合に従い、後述する発射操作部の操作により発射される遊技球(発射球)の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定するように構成されている。
ここで、「予め定められた第1条件が充足される」とは、後述する複数の図柄が大当たり図柄で停止することや、大当たり状態(開閉体50の開動作によって大入賞口50が他の入賞口44〜48よりも遊技球の入球が容易な形態となる特別遊技状態)が継続することを指す。
また、「予め定められた第2条件が充足される」とは、大入賞口49への予め定められた個数の遊技球の入球、又は開閉体50の開動作開始後の、予め定められた時間の経過することを指す。「予め定められた個数」としては、ここでは10個が、また「予め定められた時間」としては、ここでは30秒が設定されている。
信号送信手段6gは、開閉体開閉信号生成手段6fで生成された開閉体50の開信号S2及び閉信号S3、図柄の変動表示(大当たり/外れ演出画像表示)を開始させる図柄変動開始信号S4、並びに後述する大当たり抽選手段6hで選択された図柄変動パターン指定信号S5も画像表示制御装置7に送信する。
上記「図柄の変動パターン」とは、図柄表示部43に表示される3つの図柄(L、C、R)についての変動時間、停止順序及び停止図柄の種類等を適宜組み合せてなる図柄変動表示の形態を指す。3つの図柄L、C、Rは、各々複数種類の図柄、例えば0〜9までの数字図柄からなり、それらがサイクリックに1図柄ずつ表示されるようになされている。図柄の変動パターン(図柄変動パターン)は予め複数種類設定されている。
確率変動手段6hは、低確率時の大当たり抽選において大当たりと決定され、図柄変動後の停止図柄が、大当たり図柄のうち特定の図柄であるときに低確率状態から高確率状態に変化させる。確率変動手段6hは、このような高確率状態を、例えば次回以降、一定回数までの大当たり抽選において再度大当たりと決定されるまで継続させ、その後、低確率状態に戻す。
大当たり抽選の結果(大当たり抽選結果)は、図柄変動パターン指定信号S5の内容に反映される。つまり、大当たり抽選手段6iにより選択されて信号送信手段6gに与えられる図柄変動パターン指定信号S5は、大当たり抽選結果である大当たり/外れの別に応じた図柄で停止させる信号であり、信号送信手段6gに与えられ、図柄変動開始信号S4と共に画像表示制御装置7に送信される。
大当たり抽選は、上記のように消滅位置が始動入賞口48に決定(始動入賞決定)された遊技球である始動入賞球について、同決定の際に大当たり抽選値取得手段(図示せず)から取得された抽選値を大当たり値と照合して行われる。
つまり、低確率時には5/1580=1/316の大当たり確率となり、高確率時には26/1580≒1/61の大当たり確率となる。
このような大当たり確率の変更は、上述したように確率変動手段6hが行う。
始動入賞球保留・消化手段6jは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当たり状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動パターン指定信号S5を大当たり抽選手段6hにより選択させ、図柄変動開始信号S4と共に信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。
図1中の54は、各々保留球を表すランプ(保留球ランプ)であり、保留球の発生に従って、例えば左側のランプ54から順に1個ずつ点灯し、また保留球の消化に従って、例えば右側のランプ54から順に1個ずつ消灯し、その点灯ランプ数が現在の保留球記憶数を表すように構成されている。
画像表示制御装置7は、主制御装置6の制御に基づき、つまり主制御装置6からの発射信号S1、その他、各種の信号を受信し、これらの信号等により画像表示器5に盤面画像を表示させ、かつ表示させた盤面画像における表示制御を行う装置である。
「表示させた盤面画像における表示制御を行う」とは、具体的には、画像表示器5を制御して、盤面画像自体の制御表示、例えば後述する複数の図柄の変動表示や図1に示す大入賞口49の開閉体50の動画像表示等をさせ、あるいは遊技球を盤面画像上に移動表示させること等をいう。
画像表示制御装置7の制御によるこれらの表示は、主制御装置6の制御に基づいている。特に、画像表示制御装置7による盤面画像自体の制御表示は、主制御装置6による上記盤面画像における遊技状態の制御に基づいている。
データ群7c4には、遊技釘データ7c2と共に盤面画像を表示するためのガイドレール39、センタ飾り42、図柄表示部43、各種入賞口44〜49、開閉体50、風車51、サイドランプ52及びアウト口53等の盤面構成部材の表示用データや、盤面背景データ等が含まれる。
上記表示用データは、表示対象である各盤面構成部材の位置、形状(大きさを含む。)を表すデータであり、これらのデータから、遊技球を球ルート(位置座標データ群)に沿って移動表示させて入賞口44〜49やアウト口53で消滅させることが可能となる。
上記遊技球移動表示手段7hは、図3に示す主制御装置6の信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して各発射信号S1中の球属性に基づき各遊技球の球ルートを取得(生成又は選択)し、その球ルートで各遊技球を盤面画像上に移動表示させるように構成されている。
球ルートの終点である入賞口44〜49又はアウト口53での遊技球の消滅はその生存時間の満了時となることは勿論であり、上記位置座標データ群中の各位置座標データは経過時間対応で、ここでは単位時間=16ミリ秒毎に、表されている。
この開閉体開閉表示手段7iは、上記大当たり抽選結果が大当たりと決定された始動入賞球に係る図柄の変動表示の終了時、つまり図柄の停止時に信号送信手段6gから送信される開信号S2を受信し、盤面画像上の開閉体50の開動作表示を行わせる。
図柄表示制御手段7jは、上記図柄変動開始信号S4及び図柄変動パターン指定信号S5の受信によって、盤面画像上の図柄表示部43にその図柄変動開始信号S4に係る始動入賞球(保留球を含む。)についての図柄の変動表示を開始させる。そして、所定時間後に、その始動入賞球に係る図柄変動パターン指定信号S5で指定された図柄の変動パターンに応じた、つまり上記大当たり抽選結果に応じた停止図柄で停止させる手段である。
前面飾り枠11は丸形開口部12を備え、この丸形開口部12は、前面飾り枠11の裏側に設けられた無色透明のガラス又は合成樹脂からなる画像表示器保護用パネル13で塞がれる。
丸形開口部12を囲む前面飾り枠11の前面部には、カード挿入口14、貸出操作機構15、返却操作機構16、精算操作機構17、発射操作機構18、持ち球数表示器19等を備える。
貸出操作機構15は、遊技者により操作される貸出操作部27と、この貸出操作部27を介して操作される貸出スイッチ28とを備える。
返却操作機構16は、遊技者により前面飾り枠11の前側から操作される返却操作部29と、この返却操作部29を介して操作される返却スイッチ30とを備える。
上記持ち球数表示器19は、数値表示面が前面飾り枠11の前側から見えるように、前面飾り枠11又は可動枠3に取り付けられる。
この発射球数計測信号出力回路9は、ここでは主制御装置6から発射信号S1の分岐信号又は発射信号S1と同期する信号からなる発射数計測用原信号S6を受け、発射信号S1の送信時に、つまり発射信号S1の送信毎に、一定時間、遊技球発射数計測用信号S7を出力する。
この遊技球発射結果表示器10は、左上入賞口44、右上入賞口45、左下入賞口46、右下入賞口47、始動入賞口48、大入賞口49及びアウト口53への入球を個別に表示するLED等からなる入球表示素子と、上記停止図柄を表示する3桁7セグ数字表示素子等からなる停止図柄表示素子と、上記保留球の記憶数を表すLED等からなる4個の保留球記憶数表示素子とを備えてなる。停止図柄を2桁の数字で表示可能であれば、停止図柄表示素子に2桁の7セグ数字表示素子を用いてもよい。この停止図柄表示素子に、停止図柄のみならず停止に至るまでの図柄の変動を表示してもよく、本例では、停止図柄表示素子は停止図柄表示と図柄の変動表示の両方を行うように構成されている。
この図に示すように、遊技球発射結果表示器10は、左上入賞口入球表示素子61、右上入賞口入球表示素子62、左下入賞口入球表示素子63、右下入賞口入球表示素子64、始動入賞口入球表示素子65、大入賞口入球表示素子66及びアウト口入球表示素子67とを備える。ここで、「入賞口入球」は入賞を指すことはいうまでもない。
また遊技球発射結果表示器10は、、停止図柄表示素子68及び4個の保留球記憶数表示素子69a〜69dを備える。
すなわち主制御装置6は、遊技球の入球位置の決定結果をその遊技球の入球位置への入球タイミングに合わせて、かつその遊技球の入球位置を特定可能に、遊技球発射結果表示器10に表示するように構成されている。
具体的には、主制御装置6は各発射球について決定された上記球属性中の消滅位置を報知可能に、その発射球の球属性中の生存時間の経過時、つまり消滅時に、その消滅位置(入球位置)を表す入球表示素子61〜67中の該当するいずれか一つの入球表示素子を所定時間点灯するように構成されている。
入球表示素子を点灯する所定時間としては、例えば実パチンコ機における入球検知スイッチのスイッチON時間に相当する時間T1〔図7(a)参照〕が設定される。同じ位置に連続して入球した場合には、所定のOFF時間を設定して連続回数分、該当する入球表示素子を所定時間点灯する。
すなわち、上記図柄変動パターン中に設定された変動時間T2〔図7(b)参照〕の満了時に、上記停止図柄の種類(数字)を所定時間、例えば実パチンコ機における同様の場合の時間T3〔同図7(b)参照〕、遊技球発射結果表示器10の停止図柄表示素子68に表示するように構成されている。
本例では、停止前の図柄の変動表示についても停止図柄表示素子68で実行されるように構成されている。
本例では、保留球の発生に従って、保留球記憶数表示素子69a→69b→69c→69dの順に1個ずつ点灯し、また保留球の消化に従って69d→69c→69b→69aの順に1個ずつ消灯し、その点灯ランプ数が現在の保留球記憶数を表すように構成されている。
なお、主制御装置6から遊技球発射結果表示器10に送られて各表示素子61〜68,69a〜69dの点消灯を制御する信号を遊技球発射結果表示制御信号S8と記す。
主制御装置検査用信号S9中の、上記入賞決定したことを表す信号は上掲図7(a)とほぼ同様に設定し得るが、ここでは主制御装置6の機能検査を目的としているに過ぎないので、その出力タイミングを遊技球の入賞タイミングに合わせる必要は特にない。すなわち、上記入賞決定したことを表す信号は、その入賞決定後であれば、実際の遊技球入賞時よりも早くても遅くてもよい。ただし、同じ入賞口に連続して入賞決定した場合等、入賞決定したことを表す複数の信号の時間間隔が短くなった場合でも、全入賞回数が間違いなく計測できるように信号が出力されることを要する。
なお、上記主制御装置検査用信号S9中の、図柄変動中であることを表す信号の一例を示せば図7(c)の通りである。
まず、主制御装置6、画像表示制御装置7及びカード制御装置8が、機枠1に設けられた電源装置(図示せず)から直流電源が供給されて起動されると、主制御装置6の制御に基づき画像表示制御装置7が画像表示器5を制御して、この画像表示器5に盤面画像を表示させる。
この盤面画像は、上述したように各種の盤面構成部材39、42〜55、及び図示を省略した多数の遊技釘等を表す画像からなる。
その後、遊技者が貸出操作部27を操作して借り出す球数に相当する投資金額を入力すると、入力された投資金額に相当する投資金額情報が貸出信号として貸出スイッチ28からカード制御装置8に出力される。カード制御装置8は、貸出スイッチ28からの貸出信号に対応する投資金額情報を演算し、カード22から読み取って記憶しておいた金額情報(カード読取金額情報)が上記投資金額情報以上であるか否かを判定する。
なお、この際、単位投資金額に対する球数情報への変換レートを、カード制御装置8側若しくは主制御装置6側にて可変とするように構成してもよい。すなわち、例えば単位投資金額を100円とし、それに対して球数を25個(1個4円)としたり、50個(1個2円)としたり、選択できるようにしてもよい。
なお、カード読取金額情報を度数情報としてカード制御装置8に接続された度数表示器(図示せず)に表示するようにしてもよい。
制御し、カード22の金額情報を上記減算の結果の残額情報に書き替える。
残額情報が「0」の場合、カード制御装置8はカード搬送機構24を戻し制御する。遊技者が返却操作部29を操作すると、カード制御装置8は、返却スイッチ30から返却信号を受けてカード搬送機構24を戻し制御する。
これらの戻し制御によって、カード搬送機構24はカード22を搬送してその一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を機枠1から取り出し可能とする(機外に排出する)。
また主制御装置6は、画像表示器5に画像として描かれる遊技球が発射表示されてから遊技領域41をどのようなルートで流下、移動させるかについての基本的な情報となる球属性を上記発射ON信号毎、つまり発射球(発射操作部33の操作により発射される遊技球)毎に決定する。
すなわち球属性決定手段6eは、発射操作部33の操作量に応じて遊技球の発射強度を求め、この発射強度に基づき、発射される遊技球の盤面画像上の消滅位置と、盤面画像上に表示されてから消滅するまでの遊技球の生存時間とを球属性として決定する。
遊技球の生存時間を、遊技球の発射強度に基づくものではあるが、直接的には上記消滅位置に応じて求めたものであってもよい。また、遊技球の発射強度を球属性に含めてもよく、この場合、発射強度は、遊技球が遊技領域41に打ち込まれて最初に衝突する盤面構成部材位置、つまり着弾位置の決定等に利用される。
遊技球の消滅位置は、入賞口44〜49に入賞(入球)するか、入賞するときはどの入賞口に入賞するか、又は入賞せずにアウト口53に入球するかを表す入球位置に係る球属性である。遊技球は入賞口44〜49への入賞、又はアウト口53への入球時にその表示が終了し、盤面画像上から消滅する。
遊技球の生存時間は、発射操作部33が操作され、遊技球が発射されてから消滅するまで、つまり盤面画像上に表示が開始されてから終了するまでの経過時間に係る球属性である。
画像表示制御装置7は、信号送信手段6gからの発射信号S1を受信して同発射信号S1中の上記2つの球属性に基づき各遊技球の移動ルート、つまり球ルートを取得(生成又は選択)し、その球ルートで各遊技球を画像表示器5に表示された盤面画像上に移動表示させる。
非入賞は、画像表示器5に表示された盤面画像における遊技領域41を流下、移動する遊技球が入賞口44〜49の何れにも入賞しないでアウト口53に入球することを表わす情報である。
なお、入賞として始動入賞口48への入賞が決定された場合にだけ、大当たり/外れ情報(大当たり/外れの別)が決定される。
球属性を含む発射信号S1を、上記発射ON信号毎に順次画像表示制御装置7に送信し、画像表示制御装置7で画像表示器5を制御させれば、画像表示器5は遊技球動画像(球ルートに沿って移動する遊技球画像)を次々と表示する。
この遊技球動画像は、遊技球が1分間当たり100発の割合で盤面画像中の発射通路40から遊技領域41に打ち込まれ、この遊技領域41を流下、移動する動画像である。
そして、遊技領域41に打ち込まれた遊技球が一般入賞口44〜47に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅すると、主制御装置6は、一般入賞口44〜47に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。
これにより、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値と一般入賞口44〜47に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
信号S4,S5を受信した画像表示制御装置7は画像表示器5を制御する(盤面画像における表示制御を行う)。この制御によって、画像表示器5は、図柄表示部43に3つの図柄(L、C、R)の変動表示を開始させ、所定時間後に、図柄変動パターン指定信号S5に含まれる大当たり抽選結果(大当たり/外れの別)を反映させて、つまり、始動入賞球に係る大当たり抽選結果に応じた停止図柄で停止させる。
また確率変動手段6hは、高確率状態を、次回以降、一定回数までの大当たり抽選において再度大当たりと決定されるまで継続させ、その後、低確率状態に戻す。
高低何れの確率状態にあっても、大当たりとなる確率は、確率変動手段6hが現在設定している大当たり確率に従う。
大当たり状態の継続中に、遊技球が大入賞口49に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像から消滅すると、主制御装置6は、大入賞口49に対応する定数、この例では15個の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。つまり、持ち球数表示器19で表示された数値は、大入賞口49への入賞時点の数値と大入賞口49に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
上記カウントアップした経過時間が規定時間、ここでは30秒に達するか、又はカウントアップした大入賞口49への入賞個数が規定入賞個数、ここでは10個に達することにより、主制御装置6は開閉体50を閉動作表示させるための閉信号S3を画像表示制御装置7に送信し、画像表示制御装置7が画像表示器5を制御する。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の閉動作画像を表示する。この大入賞口49の閉動作画像は、大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方から図1に示す垂直状態に閉じる動画像である。
このカウントアップがあった場合、主制御装置6は、画像表示制御装置7による上記開閉体50の1回の開動作が終了した後に、同開閉体50を再び開動作するための開情報を内容とする信号を画像表示制御装置7に送信し、上記画像表示器5を再び制御する。
この制御によって、画像表示器5は大入賞口49の開閉体50が下辺を支点として斜め前方に開く形態の動画像を表示する。
なお、遊技領域41に打ち込まれた遊技球が始動入賞口48に入賞して画像表示器5に表示された盤面画像中から消滅した場合も、主制御装置6は、始動入賞口48に対応する定数の賞球数情報をその時点における球数情報に加算した加算球数情報を、持ち球数表示器19に出力し、持ち球数表示器19が加算球数情報に相当する球数を数値表示する。この場合も、持ち球数表示器19で表示された数値は、遊技球が発射される毎に減算した数値と始動入賞口48に対応する定数の賞球数との加算された数値となる。
始動入賞球保留・消化手段6jは、先行する始動入賞球又は保留球に係る図柄の変動表示又は大当たり状態の終了後に、後続する保留球を始動入賞球としてその始動入賞球に係る図柄変動パターン指定信号S5を大当たり抽選手段6hにて選択させ、図柄変動開始信号S4と共に信号送信手段6gから画像表示制御装置7に送信させる。
保留球の記憶数は、その記憶された保留球に係る始動入賞球についての図柄の変動表示を開始又は終了する毎に、つまり保留球が消化される毎に1個ずつ減算され、これに伴い保留球ランプ54も1個ずつ消灯される。
その後、カード制御装置8がカード搬送機構24を戻し制御する。すなわち、金額情報の書き替えられたカード22を搬送機構24により搬送し、その一部をカード挿入口14から突出させ、カード22を機枠1から取り出し可能とする。つまり、カード22が機外に排出され、精算処理を完了する。
球属性のうち、遊技球の消滅位置は、主制御装置6の球属性決定手段6eにより遊技球の発射強度に基づいて決定される。ここでは、遊技球の消滅位置が、0〜9999までの数値をエンドレスで繰り返しカウントする消滅位置決定用カウンタ(図示せず)を用い、このカウンタの上記発射ON信号生成時のカウント値と上記遊技球の発射強度に基づいて決定される。
具体的には、この欄の各入賞口44〜49の入賞率を、入賞口44側から順に大入賞口49側に向けて各々10000倍した数値1、2、2、1、450…を順次加算して行く。すると、入賞口47の位置で合計値6が得られ、始動入賞口48の位置で合計値456が得られる。
消滅位置決定用カウンタのカウント値は250であり、この値は入賞口47の位置の合計値6を超え、始動入賞口48の位置の合計値456以下の範囲内にあるから、ここでは始動入賞口48がその遊技球の消滅位置と決定する。
図9に示す例においては、特定の発射信号(球属性:消滅位置及び生存時間の組)に対しては特定の球ルートが、つまり1種類の球ルートが対応する例を示しているが、特定の発射信号(球属性)に対して複数種類の球ルートが対応するように設定してもよい。
位置座標データは、例えば遊技盤面を含む画像表示器5の画像表示面(二次元平面)をX,Y平面とし、図1中の左右方向にX軸、上下方向にY軸をとり、同画像表示面の図1中の左下隅部を基準位置、つまりX=0,Y=0として表わす。
遊技盤面に直交する、遊技盤面の前面側(遊技者側)の方向にZ軸をとり、位置座標データをX,Y,Zの三次元座標で表わしてもよい。
なお図9は、球属性の一部を例示している。球属性別の球ルートテーブル7c3も一部を例示している。
球属性決定手段6eは、求めた発射強度Fxに対応する遊技球消滅位置Pxを、上記入賞率テーブル6c3及び消滅位置決定用カウンタを用いて抽選により求め、続いて、この消滅位置Px(詳しくは発射強度Fx及び消滅位置Px)から、各消滅位置までの遊技球生存時間Txを求める。
発射信号S1は発射される遊技球毎に画像表示制御装置7に送信されるが、同制御装置7の遊技球移動表示手段7hは、その発射信号S1を受信する毎に、各発射信号S1中の球属性に応じた球ルートを遊技球消滅位置・生存時間別の球ルートテーブル7c3から読み出す(選択する)。
上述したように、特定の発射信号(球属性:消滅位置及び生存時間の組)に対して複数種類の球ルートが対応するように球ルートテーブル7c3を設定した場合には、遊技球移動表示手段7hはそのうちの1種類の球ルートを球ルートテーブル7c3から順次若しくはランダムに、又は正規分布乱数等を用いて選択する。
図10において、ステップ301では、発射操作機構18が遊技球を発射できる状態になっているか否かを判定する。
すなわち、発射操作部33のタッチセンサ(図示せず)がON、発射停止スイッチがOFF、更に発射操作部33の操作量が遊びの範囲を超えているか否かを判定する。遊技者が実際に遊技球を発射するために発射操作部33を操作しているか否かを判定するためである。ステップ301の判定結果がNo(否定)であれば発射処理を終了し、Yes(肯定)であれば次ステップ302に進む。
以上の処理は、発射球毎に行われる。
ステップ306は発射球毎に実行されるので、発射数計測用原信号S6の発射球数計測信号出力回路9への送信も発射球毎に行われ、発射球数計測信号出力回路9は、遊技球発射(発射信号S1の送信)毎に、遊技球発射数計測用信号S7をホールコンピュータ(図示せず)に出力する。
遊技球発射数計測用信号S7は、ホールコンピュータにおいて、その信号S7を送ったパチンコ機の発射球総数の計測、ひいては同パチンコ機の稼動状況の判断に供される。
発射信号S1は、発射球毎に画像表示制御装置7で受信され、その他の信号は、主制御装置6が制御する遊技状態に応じて送信する都度、受信される。
具体的には、図5に示すCPU7aが上記球ルートテーブル7c3から選択した球ルートRTに基づき、次のフレーム更新時に移動する遊技球の位置座標データをGPU7dが読み出し、ビデオRAM7eに書き込む。
盤面画像に複数個の遊技球が表示される場合には、上述した表示処理は同時並行して行われる。このような場合、ステップ503における判定は、上記複数個の遊技球の全ての位置についてステップ502における処理が終了したか否かの判定となり、終了していればステップ504を実行する。
ステップ505では、ステップ504で行った表示制御以外の、例えば盤面画像におけるサイドランプ52や、図示しないが前面飾り枠11の前面部に取り付けられた電飾等の点消灯制御(一般演出制御処理)を行う。
ステップ506では、ステップ502、504、505の処理(制御)結果を合成して画像表示器5に描画、つまり表示させる。
例えば、1分間に100個という多数の遊技球が発射される映像式遊技機の場合に、遊技者によっては、あるいは遊技時間の経過や現在の遊技状態等によっては、遊技盤面上の遊技球の移動をいちいち追うことなく、入賞したか否か等の遊技球発射結果だけをみればよいという場合もある。
本実施形態では、画像表示器5とは別の遊技球発射結果表示器10に、発射される遊技球の入球位置(入賞口又はアウト口)の決定結果を表示するようにした。また、複数の入賞口44〜49のうち、いずれの入賞口に入球(入賞)したかも分るように表示するようにしたので、遊技球が入賞したか否か、入賞した場合にはどの入賞口に入賞したかを遊技球発射結果表示器10を見るだけで分り、遊技上の便宜を図ることができる。
そして映像式遊技機では、遊技球の入球位置はその遊技球(画像)が入賞口44〜49等に入球(入賞口44〜49等で消滅)する以前に決定しているが、本実施形態においては、遊技球の入球位置の決定結果の表示時点を遊技球の入賞口44〜49等への入球タイミングに合わせた。したがって、画像表示器5に表示された遊技盤面上の遊技球の入賞口44〜49等への入球タイミングに一致し、遊技球の入球位置を画像表示器5及び遊技球発射結果表示器10の双方で見比べた場合でも違和感を生じさせない。
また、本実施形態においては、大当たり状態(特別遊技状態)が設定された場合に、大当たり抽選結果に応じた図柄の変動パターンに応じた停止図柄も併せて遊技球発射結果表示器10に表示するようにしたので、入賞口44〜49への入賞に加えて、大当たりになるか否かについても遊技球発射結果表示器10を見るだけで分り、一層、遊技上の便宜を図ることができる。
普通図柄は盤面画像中に同時に配置される普通図柄作動ゲート(図示せず)を遊技球が通過することで変動を開始するが、この普通図柄の変動中に上記普通図柄作動ゲートを再び遊技球が通過する場合には、その通過球を例えば4個まで普通図柄作動用の保留球として積算記憶可能である。
そして、この保留球の記憶数に応じてランプ(保留球ランプ)が点灯し、またこの保留球による普通図柄変動が行われる毎に同保留球記憶数が減算(保留球が消化)され、これによって上記ランプが消灯する。
このような普通図柄表示部を有するパチンコ機は、上記普通図柄作動ゲートに遊技球が通過すると普通図柄に係る抽選が行われ、この抽選に当たれば、つまり停止図柄が当たり図柄であれば、始動入賞口48に組み込まれた可動体(図示せず)が開いて始動入賞口48への入賞が容易になるように構成されている。普通図柄作動ゲートに遊技球が通過(普通図柄作動ゲートの位置で一時的に消滅)すること、及び遊技球発射から普通図柄作動ゲートに遊技球が通過するまでの時間は上記球属性決定手段6eにより球属性として決定される。
図6と対照して分るように、この構成例においては、普通図柄作動ゲート通過表示素子71、普通図柄表示部における停止図柄表示素子72及び普通図柄作動用の4個の保留球記憶数表示素子73a〜73dが付加されている。表示素子71,73a〜73dはLED等からなり、停止図柄表示素子72は1桁の7セグ数字表示素子等からなるもので、いずれも主制御装置6によって直接点消灯制御される。
具体的には、普通図柄作動ゲート通過表示素子71は、発射球について決定された上記球属性に基づき、その遊技球発射から普通図柄作動ゲート通過までの時間の経過時に所定時間点灯される。この所定時間としては、例えば実パチンコ機における普通図柄作動ゲート通過検知スイッチのスイッチON時間に相当する時間若しくは遊技者が十分視認可能な時間が設定される。
停止図柄表示素子72は、普通図柄の図柄変動パターン中に設定された変動時間の満了時に、普通図柄に係る抽選が当たりか否かを表す停止図柄の種類を遊技者が十分視認可能な時間表示する。保留球記憶数表示素子73a〜73dは、普通図柄作動用の保留球の記憶数について、上記保留球記憶数表示素子69a〜69dの場合と同様に点消灯する。
本発明は、以上のような映像式パチンコ機以外の映像式弾球遊技機等にも適用可能である。
図柄の変動パターンの種類を指定する図柄変動開始・変動パターン指定信号を生成する信号生成手段に代えられる。
例えば、このような制御信号として、両信号S4,S5が組み合わされた単一の制御信号を用いてもよく、あるいは図柄変動開始信号、図柄停止順序指定信号、停止図柄指定信号及び図柄変動停止信号というように3つ以上の信号を用いるようにしてもよい。
「図柄変動開始・変動パターン指定信号」とは、制御信号についての上述した各種形態の総称である。
主制御装置6は、このような遊技状態を、画像表示制御装置7による盤面画像における演出表示制御によって現出させ、同時に上記音声やランプによる演出制御も加えて遊技者を楽しませている。遊技状態の制御には、その状態の開始、継続、終了の各制御を含む。
Claims (5)
- 遊技球の入球により賞球が払い出される入賞口、遊技球の入球により賞球の払い出しのないアウト口及び遊技釘を含む遊技盤面構成部材が配置された遊技盤面と、発射操作部の操作により発射され前記遊技盤面上を移動する遊技球とを、遊技機枠に搭載された画像表示器に表示して遊技を行う映像式遊技機であって、
発射される遊技球を前記入賞口又はアウト口のいずれに入球させるかの入球位置の決定を行い、この決定に基づいて前記画像表示器に表示された遊技盤面画像における遊技状態を制御する主制御手段と、
この主制御手段の制御に基づき前記遊技盤面画像における表示制御を行う画像表示制御手段とを備え、
前記主制御手段は、前記入球位置の決定結果を前記遊技機枠に搭載された遊技球発射結果表示器に表示することを特徴とする映像式遊技機。 - 前記遊技盤面構成部材には前記入賞口を複数含み、
前記主制御手段は、発射される遊技球を前記複数の入賞口のうちのいずれか又はアウト口に入球させるかの入球位置の決定を行い、この決定に基づいて前記画像表示器に表示された遊技盤面画像における遊技状態を制御し、かつ、前記入球位置の決定結果をその遊技球の入球位置を特定可能に前記遊技球発射結果表示器に表示することを特徴とする請求項1に記載の映像式遊技機。 - 前記遊技盤面構成部材には、前記入賞口を複数含み、その複数の入賞口中に始動入賞口、及び開閉体の開動作によって他の入賞口よりも遊技球の入球が容易な形態となる可変入賞口を含み、かつ、前記始動入賞口への遊技球の入球による図柄の変動を開始してから所定時間後にその変動を停止し、停止図柄により前記開閉体を開動作させ得る、図柄の変動表示を行う図柄表示部を含み、
前記主制御手段は、発射される遊技球を前記複数の入賞口のうちのいずれか又はアウト口に入球させるかの入球位置の決定を行い、この決定に基づいて前記画像表示器に表示された遊技盤面画像における遊技状態を制御し、かつ、前記入球位置の決定結果をその遊技球の入球位置を特定可能に前記遊技球発射結果表示器に表示すると共に、入球位置が前記始動入賞口に決定された遊技球である始動入賞球について、前記可変入賞口の開閉体が開動作する特別遊技状態へ移行させる大当たりとするか否かを決定する大当たり抽選を行い、その抽選結果に応じた図柄変動開始・変動パターン指定信号を前記画像表示制御手段に送信すると共に、前記抽選結果に応じた停止図柄を前記遊技球発射結果表示器に表示し、
前記画像表示制御手段は、前記図柄変動開始・変動パターン指定信号の受信により、前記図柄表示部にその図柄変動開始・変動パターン指定信号で指定された図柄の変動パターンに応じて図柄の変動表示を開始させ、かつ前記図柄の変動パターンに応じた所定時間後に、前記図柄変動開始・変動パターン指定信号で指定された図柄の変動パターンに応じた停止図柄で停止させる図柄表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像式遊技機。 - 前記主制御手段は、前記入球位置が入賞口に決定したことを表す信号を含む主制御手段検査用信号を出力する検査用信号出力部を具備することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の映像式遊技機。
- 前記主制御手段は、前記入球位置が入賞口に決定したことを表す信号、並びに前記図柄変動開始・変動パターン指定信号に基づく前記停止図柄を表す信号及び図柄変動中であることを表す信号を含む主制御手段検査用信号を出力する検査用信号出力部を具備することを特徴とする請求項3に記載の映像式遊技機。
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