JP2006164070A5 - - Google Patents

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データバッファ回路、インターフェース回路及びその制御方法
本発明は、同期式回路と、非同期式回路との間のデータのバッファリングを行うバッファ回路及びその制御方法に関するものである。また、同期式記憶回路と、非同期式回路との間のデータ転送制御を行うインターフェース回路及びその制御方法。
コンピュータシステムでは、同期式回路と非同期式回路との間のデータのバッファリングを行う回路が用いられる。
例えば、画像処理システムでは、CCDセンサなどから大量の画像データを取り込み、その画像データを処理する画像処理回路と、この処理済データを取り込むシステムホストとで構成されるものがある。この画像処理システムでは、画像処理回路は、クロック信号に同期して処理済データを転送する。一方、システムホストには、低消費電力化、ノイズ削減あるいは制御信号数の削減のために、クロック信号を出力しないものがある。すなわち、このシステムホストを含むシステムでは、処理済データの転送はクロックとは非同期な制御信号により転送されることとなる。このようなシステムでは、同期式回路である画像処理回路と、非同期式回路であるシステムホストとの間のデータの転送を円滑に行うためにバッファ回路が用いられる。
クロック信号に同期して動作する同期式回路と、そのクロック信号とは非同期に動作する非同期式回路との間でデータ転送を行う場合、例えば、特許文献1に記載されている非同期式インターフェース(バッファ回路)が考案されている。
この非同期式インターフェースは、第1のクロックに同期した回路と第2のクロックに同期した回路の間のデータ転送制御を行う回路である。この非同期式インターフェースは、並列に配置された複数系統のバッファと、これらのバッファに格納されたデータを系統毎にセレクトするセレクタと、第1のクロック及び第2のクロックを入力とし、同期信号を生成する同期信号生成部を有している。この非同期式インターフェースでは、第1のクロックに同期した回路と、第2のクロックに同期した回路との間のデータ転送は、同期信号により制御される複数系統のバッファを通じてなされる。
特開2000−305895号公報(図1)
しかしながら、特許文献1のインターフェースでは、第1のクロック及び第2のクロックを入力する必要がある。このため、前述した画像処理回路とシステムホストとの関係のように、クロック信号に同期してデータを転送する同期式回路と、クロック信号を出力せずに制御信号のみでデータを転送する非同期式回路との間のデータ転送を行う場合には、特許文献1のインターフェースを利用することができない。
また、システムホストがクロック信号を出力したとしても、特許文献1のインターフェースでは、データの転送制御は、ライトリクエストと、リクエストアクノリッジとを用いたハンドシェーク制御が用いられている。具体的には、特許文献1のCPU(2)がメモリ(4)に連続してライトアクセスを行うとき、ライトリクエスト(100)と共にデータ入力(103)を出力し、リクエストアクノリッジ(102)が活性化するまで、次のライトアクセスを行わない。前述した画像処理システムのように大量のデータを連続して転送するシステムでは、ライトアクセス先の処理が転送の要求に対して追いつかない場合が生じ、CPU(2)はリクエストアクノリッジが活性化するまで、ウエイト状態になる。このようなハンドシェーク制御におけるウエイト状態のオーバーヘッドが、データ転送にかかる処理時間に影響を及ぼす虞がある。
また、システムホストがクロック信号を出力しない場合では、リード制御信号及びライト制御信号を入力として、クロック信号を生成インターフェースが考えられる。例えば、リード制御信号及びライト制御信号の活性期間のOR演算により、各々の制御信号の活性期間を活性期間としたクロック信号を生成することが出来る。
なお、非同期式回路は、リード制御信号の活性期間においてデータの取り込みを行い、ライト制御信号の活性期間においてデータの出力を行う。従って、データに対するセットアップタイム及びホールドタイムは、活性状態から非活性状態に変化する時点を基準に決まることとなる。
一方、同期式回路は、クロック信号の活性期間の終端エッジ(以下、活性エッジとも言う)に応じて、リードアクセスではデータの出力を開始し、ライトアクセスではデータの取り込みを行う。従って、データに対するセットアップタイム及びホールドタイムは、活性エッジを基準に決まることとなる。
上述のように生成されたクロック信号では、リード制御信号及びライト制御信号が活性状態から非活性状態に変化する時点と、クロック信号の活性エッジとが一致したものとなる。このため、データに対するセットアップタイム及びホールドタイムを満足するクロック信号とすることが出来る。
しかしながら、リードアクセスについては、以下の問題点がある。
リードアクセスでは、リード制御信号が活性状態から非活性状態に変化する時点で、非同期回路は、同期式回路から出力されたデータを取り込む。一方、同期式回路は、この時点、すなわち、クロック信号の終端エッジで、データの更新を開始するから、この時点で同期式回路から更新されたデータは出力されていない。このため、非同期回路は、更新されたデータを取り込むことが出来ないこととなり、問題である。
なお、ライトアクセスでは、ライト制御信号が活性状態から非活性状態に変化するタイミングにおいて、非同期回路側から出力されるデータは確定している。このため、同期式回路は、クロック信号の終端エッジで、確定したデータを取り込むことが出来るため、問題はない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、特に画像処理システムのように連続して大量のデータを扱うシステムにおける同期式回路と、非同期式回路との間のデータのバッファリングを行うバッファ回路及びその制御方法の提供を目的とする。また、このバッファ回路及び制御方法に用いられる、同期式記憶回路と、非同期式回路との間のデータ転送制御を行うインターフェース回路及びその制御方法の提供を目的とする。
前記目的を達成するための第一の発明にかかる解決手段は、クロック信号の活性エッジに同期して、データアクセスを行う同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、上記非同期式回路が出力する上記リード制御信号または上記ライト制御信号に応じて、上記同期式回路を制御するインターフェース回路であって、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部と、上記非同期式回路の指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び上記現サイクルアドレスのうちいずれか一つを選択して上記同期式回路の
アドレスとする第一アドレス選択部とを備え、上記第一アドレス選択部は、同期式回路に対するアクセスについて、上記ライトアクセスの場合には、上記現サイクルアドレスを選択出力し、上記リードアクセスの場合には、上記次サイクルアドレスを選択出力するインターフェース回路である。
また、第一の発明にかかる他の解決手段は、同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路の制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じてクロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路に同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期してデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記インターフェース回路は、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部と、上記非同期式記憶回路の指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び上記現サイクルアドレスアドレスのうちいずれか一つを選択し、上記同期式記憶回路のアドレスとする第一アドレス選択部とを含み、上記第一アドレス選択部は、同期式記憶回路に対するアクセスについて、上記ライトアクセスの場合には、上記現サイクルアドレスを選択出力し、上記リードアクセスの場合には、上記次サイクルアドレスを選択出力するデータバッファ回路である。
本発明のインターフェース回路では、連続するリードアクセスを行う場合に、次サイクルアドレスを出力するアドレス生成部と、アクセスの種別に応じて、同期式回路に出力するアドレスを選択切替えする第一アドレス選択部を含んでいる。従って、連続するリードアクセスを行う場合には、現在のアドレスに代わって、次サイクルアドレスを同期式回路に出力し、これに対応する次サイクルのデータのリードアクセスを行っている。このため、連続するリードアクセスにおいて、リード制御信号が活性状態から非活性状態に変化するタイミングで出力されているデータは、前のアクセスサイクルで次サイクルアドレスを用いて更新されたデータである。つまり、同期式回路から出力されているデータは、現在のサイクルにおいて非同期式回路から出力されたアドレスに対応するデータとなる。
このため、本発明のインターフェース回路では、連続するリードアクセスを行う場合において、非同期式回路は、現在のアクセスサイクルにおけるアドレスに対応した正しいデータを取り込むことができる。
また、第二の発明にかかる解決手段は、同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路の制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じてクロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路に同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期してデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記同期式記憶回路は、ライトアクセスに用いるライトアドレス入力及びリードアクセスに用いるリードアドレス入力を別個に備える同期式デュアルポート記憶回路であり、上記インターフェース回路は、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部とを含み、上記同期式デュアルポート記憶回路において、上記ライトアドレス入力には、上記現サイクルアドレスが入力され、上記リードアドレス入力には、上記次サイクルアドレスが入力されたデータバッファ回路である。
本発明のデータバッファ回路では、ライトアクセスに用いる現サイクルアドレス及びリードアクセスに用いる次サイクルアドレスは、同期式デュアルポート記憶回路の別個のアドレス入力、すなわち、ライトアドレス入力及びリードアドレス入力にそれぞれ入力されている。このため、第一の発明では、必要とされた、ライトアクセス及びリードアクセスにおけるアドレスを切替えるためのセレクタを必要としない。このため、第一の発明に比して、簡易な回路構成であるデータバッファ回路とすることができる。
また、第三の発明にかかる解決手段は、同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路の制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じてクロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路に同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期してデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記同期式記憶回路は、その活性エッジでライトアクセスが行われるライトクロック信号と、その活性エッジでリードアクセスが行われるリードクロック信号とをそれぞれ個別に入力する同期式デュアルポート記憶回路であり、上記インターフェース回路は、上記同期式デュアルポート記憶回路において、上記ライトクロック信号の活性エッジの時点は、前記非同期回路の前記ライト制御信号が、活性状態から非活性状態に遷移する時点と一致してなり、上記リードクロック信号の活性エッジの時点は、前記非同期回路の前記リード制御信号が、非活性状態から活性状態に遷移する時点と一致してなる形態に上記ライトクロック信号及び上記リードクロック信号を生成するデータバッファ回路である。
本発明のデータバッファ回路では、上述の回路構成を有している。すなわち、リードアクセスでは、リード制御信号が非活性状態から活性状態に遷移する時点で、データは更新され始める。このため、リード制御信号が活性状態から非活性状態に遷移する時点では、非同期式回路は、更新されたデータを取り込むことができることになる。
また、ライトアクセスでは、ライト制御信号が活性状態から非活性状態に遷移する時点では、確定したデータが出力されているため、同期式記憶回路に書き込むことができる。
このため、それぞれのポートに入力されるアドレスは同一のものを用いることができ、アドレスを生成するための回路を省略できるため、より簡易なデータバッファ回路とすることができる。
本発明によれば、特に画像処理システムのように連続して大量のデータを扱うシステムにおける同期式回路と、非同期式回路との間のデータのバッファリングを行うバッファ回路及びその制御方法の提供することが可能となる。また、このバッファ回路及び制御方法に用いられる、同期式記憶回路と、非同期式回路との間のデータ転送制御を行うインターフェース回路及びその制御方法の提供が可能となる。
本発明の実施形態にかかるデータバッファ回路及びインターフェース回路について図1〜図11を参照して説明する。
クロック信号に同期して動作する同期式回路と、クロック信号には非同期に動作する非同期式回路と、同期式回路及び非同期式回路の間に介在するデータバッファ回路とを含む装置の一例として、画像を取り込み、画像処理し、画像の表示や保存を行う画像入出力システム1を図1に示す。この画像入出力システム1は、画像を取り込み、画像データを出力するCCDセンサ3と、画像データを画像処理し、画像処理された処理済データを出力する画像処理システム1Aと、処理済データの表示や保存などを行うメインシステム2とを含んでいる。
このうち画像処理システム1Aは、CCDセンサ3から出力された画像データを入力とし、画像補正などの画像処理を行う画像処理回路11と、画像処理に用いる各種パラメータや取り込んだ画像データの格納を行う同期式メモリ12と、処理済データPDを格納するデータバッファ回路10を含んでいる。また、画像処理回路11、同期式メモリ12及びデータバッファ回路10は、互いにクロック信号CKに同期した制御信号で制御されるクロック同期バスBCを介して接続されている。
また、メインシステム2は、マイコンのCPUであるシステムホスト13と、処理済データSDの格納などに用いる非同期式メモリ14とを含んでいる。また、システムホスト13と、非同期式メモリ14とは、クロック信号CKとは非同期に制御されるクロック非同期バスBAを介して接続されている。
また、メインシステム2と画像処理システム1Aとの間には、クロック非同期バスBA、データバッファ回路10、クロック同期バスBCがこの順に接続されている。データバッファ回路10は、クロック非同期バスBA及びクロック同期バスBCの間のデータ転送制御を行っている。このため、画像処理システム1Aでは、クロック同期バスBCに出力された処理済データPDなどを、データバッファ回路10を介して、クロック非同期バスBAに出力することができる。逆に、クロック非同期バスBAに出力されたデータを、データバッファ回路10を介して、クロック同期バスBCに出力することもできる。
次いで、データバッファ回路10について、図2〜9を参照して説明する。このデータバッファ回路10は、図2に示すように、クロック信号CKに同期して動作する1ポートRAM130(同期式記憶回路)と、インターフェース回路15(破線部)とから構成されている。
さらに、インターフェース回路15は、メインシステム2(非同期式回路)の制御信号を入力とし、クロック信号CKに同期した制御信号を出力する制御信号生成部110(クロック信号生成部)と、セレクト信号ISELに応じて、制御信号生成部110で生成した制御信号及び画像処理システム1Aからの制御信号を選択出力する入力セレクタ120とを含んでいる。さらに、このデータバッファ回路10は、1ポートRAM130への連続するアクセスにおいて、メインシステム2からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスIA(14:0)と、現サイクルアドレスIA(14:0)の次のアドレスである次サイクルアドレスIA1(14:0)を生成するアドレス生成部100と、1ポートRAM130から出力されるデータ信号DO(15:0)及び現サイクルアドレスIA(14:0)のうちいずれか一つを選択出力する出力セレクタ150と、出力セレクタ150の出力を制御する出力制御部140とを含んでいる。
なお、アドレス生成部100及び制御信号生成部110は、メインシステム2に、クロック非同期バスBAを介して接続されている。また、入力セレクタ120及び出力制御部140は、画像処理システム1Aに、クロック同期バスBCを介して接続されている。
アドレス生成部100では、クロック非同期バスBAの各信号、すなわち、16ビット長のデータ信号EDI(15:0)のうち下位の15ビットであるデータ信号EDI(14:0)、チップセレクト信号CSX、リード制御信号RDX、ライト制御信号WRX、及び、アドレス信号のうちの1ビットであるコマンド信号ADRSXに応じて、現在のアクセスで用いられる現サイクルアドレスIA(14:0)及び次サイクルアドレスIA1(14:0)が生成される。
さらに、アドレス生成部100について、図3を参照して詳細に説明する。このアドレス生成部100は、2入力セレクタ101、ORゲート102、ANDゲート103、15ビット長のアドレスレジスタADRSR及び入力に対し1を加算し出力する公知の15ビット長のインクリメンタ105を含んでいる。
アドレスレジスタADRSRは、15ビット長の現サイクルアドレスIA(14:0)を保持して出力している。また、インクリメンタ105は、アドレスレジスタADRSRの出力である現サイクルアドレスIA(14:0)を入力とし、これに一つ加算した15ビット長の次サイクルアドレスIA1(14:0)を出力する。さらに、2入力セレクタ101は、コマンド信号ADRSXに応じて、次サイクルアドレスIA1(14:0)及びメインシステム2から出力された16ビット長のうち下位15ビットであるデータ信号DI(14:0)のうちいずれか一つを選択し、出力する。具体的には、コマンド信号ADRSXがハイレベルのとき、次サイクルアドレスIA1(14:0)が出力され、コマンド信号ADRSXがローレベルのとき、データ信号DI(14:0)が出力される。この2入力セレクタ101の出力は、アドレスレジスタADRSRのD入力に接続されている。
アドレスレジスタADRSRのEN入力は、チップセレクト信号CSXに接続されている。従って、チップセレクト信号CSXがローレベルの場合では、アドレスレジスタADRSRが更新される。
アドレスレジスタADRSRのクロック入力CKは、ライト制御信号WRX、リード制御信号RDX及びコマンド信号ADRSXを入力とし、ORゲート102及びANDゲート103の組み合わせ論理で生成されている。
コマンド信号ADRSXがハイレベルの場合、ライト制御信号WRXまたはリード制御信号RDXがローレベル変化すると、クロック入力DCKはローレベルになる。つまり、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXの立ち上りエッジのいずれかのタイミングで、クロック入力DCKの立ち上りエッジが発生する。また、アドレスレジスタADRSRのD入力は、次サイクルアドレスIA1(14:0)が入力されている。このため、現サイクルアドレスIA(14:0)は、リード制御信号RDX及びライト制御信号WRXのうちいずれかの立ち上りエッジで、1つ加算されて更新される。
一方、コマンド信号ADRSXがローレベルの場合、ライト制御信号WRXがローレベルに変化することにより、アドレス初期化コマンドCMA(初期化指令)が発行され、アドレスレジスタADRSRの内容が、データ信号DI(14:0)の内容に書き換えられる。
すなわち、アドレス初期化コマンドCMAが発行されると、アドレスレジスタADRSRのクロック入力DCKはローレベルになり、ライト制御信号WRXの立ち上りエッジのタイミングで、クロック入力DCKが立ち上る。また、アドレスレジスタADRSRのD入力には、データ信号DI(14:0)が入力されている。このため、現サイクルアドレスIA(14:0)は、ライト制御信号WRXの立ち上りエッジで、データ信号DI(14:0)の内容に更新される。
データバッファ回路10では、1ポートRAM130に対する連続アクセスについて、最初のサイクルにおいて、データ信号DI(14:0)の内容で初期アドレスを設定し、次のサイクル以降では、現在の値に1つ加算した値で連続して更新することで、連続アクセスに必要なアドレス信号が生成される。
図2に戻って、制御信号生成部110では、チップセレクト信号CSX、リード制御信号RDX及びライト制御信号WRXに応じて、クロック信号SCK、ライトイネーブル信号SWE及びインヒビット信号SIHが生成される。なお、データ信号SDI(15:0)は、クロック非同期バスBAの16ビット長のデータ信号EDI(15:0)がスルー出力される。また、1ポートRAM130に対するアクセスの種別に応じて、現サイクルアドレスIA(14:0)及び次サイクルアドレスIA1(14:0)のうちいずれかが、制御15ビット長のアドレス信号SAD(14:0)に選択出力される。
さらに、制御信号生成部110について図4及び図5を参照して詳細に説明する。この制御信号生成部110は、アドレスデコーダ111と、Dフリップフロップ112と、第1セレクタ113と、第2セレクタ114と、アドレスデコーダ115と、ANDゲート116とを含み、ライトイネーブル信号SWE、アドレス信号SAD(14:0)、データ信号SDI(15:0)、インヒビット信号SIH及びクロック信号SCKを生成する。
ここで、以下の説明のため、メインシステム2及びデータバッファ回路10のアドレス配置について図5を参照して説明する。データバッファ回路10は、メインシステム2の16ビットのアドレスを用いてアクセスされる。メインシステム2のアドレスのうち、最上位ビットは、コマンド信号ADRSXに割り当てられ、その他の15ビットは、データバッファ回路10に含まれるRAM領域及びレジスタ領域のアドレスにマッピングされている。つまり、データバッファ回路10は、15ビットのアドレス空間を有することになる。
具体的には、メインシステム2の16ビットのアドレス空間(0000H〜FFFFH)のうち、0000H〜7FFFH番地は、コマンド信号ADRSXをローレベルにするためのコマンド領域に、8000H〜BFFFH番地は、RAM領域に、C000H〜FFFFHは、レジスタ領域に割り当てられている。
また、レジスタ領域のうち、C000H番地には、制御レジスタCR0が割り当てられている。
図4に戻って、制御レジスタCR0は、アドレスデコーダ111と、Dフリップフロップ112とで構成される。
アドレスデコーダ111では、現サイクルアドレスIA(14:0)がアドレス入力端子AINに、チップセレクト信号CSXがイネーブル端子ENに入力され、現サイクルアドレスIA(14:0)のデコードが行われる。具体的には、チップセレクト信号CSXがローレベルかつ現サイクルアドレスIA(14:0)が4000Hに一致する場合に、出力端子OUTからローレベルが出力される。また、Dフリップフロップ112では、データ信号DI(0)(データ信号DI(15:0)のビット0)がデータ入力端子Dに、アドレスデコーダ111の出力がイネーブル端子ENに、ライト制御信号WRXがクロック端子CKに入力されている。Dフリップフロップ112では、イネーブル端子ENへの入力がローレベルの場合、クロック端子CKに入力される信号の立ち上りエッジにおいて、データ入力端子Dに入力されている信号レベルが保持され、出力端子Qに出力される。従って、このデータバッファ回路10の制御レジスタCR0に対してライトアクセスしたデータの最下位ビットが保持され、ライトイネーブル信号SWEとして出力される。
第1セレクタ113では、SELに入力されたライトイネーブル信号SWEに応じて、入力端子IN1に入力された現サイクルアドレスIA(14:0)及び入力端子IN2に入力された次サイクルアドレスIA1(14:0)のうちいずれかがOUTに選択出力される。具体的には、ライトイネーブル信号SWEがローレベル(ライトアクセス)の場合は現サイクルアドレスIA(14:0)が選択出力され、ライトイネーブル信号SWEがハイレベル(リードアクセス)の場合は次サイクルアドレスIA1(14:0)が選択出力される。
第2セレクタ114では、SELに入力されたコマンド信号ADRSXに応じて、IN1に入力された第1セレクタ113の出力及びIN2に入力されたデータ信号EDI(15:0)の下位15ビットのうちいずれかがOUTに選択出力される。具体的には、コマンド信号ADRSXがローレベルの場合はデータ信号EDI(15:0)が選択出力され、コマンド信号ADRSXがハイレベルの場合は第1セレクタ113の出力が選択出力される。
従って、コマンド信号ADRSXがローレベルの場合は、データ信号EDI(15:0)の下位15ビットが、アドレス信号SAD(14:0)に出力される。一方、コマンド信号ADRSXがハイレベルの場合は、ライトアクセスでは現サイクルアドレスIA(14:0)が、リードアクセスでは次サイクルアドレスIA1(14:0)が、アドレス信号SAD(14:0)に出力される。
アドレスデコーダ115では、チップセレクト信号CSXがEN端子に、アドレス信号SAD(14:0)がAIN端子に入力され、アドレス信号SAD(14:0)のデコードが行われる。チップセレクト信号CSXがローレベルかつアドレス信号SAD(14:0)がRAM領域のアドレス値を取る場合に、出力端子OUTからローレベルがインヒビット信号SIHに出力される。
ANDゲート116では、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXが入力され、その論理積がクロック信号SCKに出力される。すなわち、クロック信号SCKにおけるローレベルの期間は、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXのローレベルの期間を併せたものとなる。また、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXにおいて活性期間はローレベルの期間であるため、活性期間における終端エッジは、立ち上りエッジとなる。また、クロック信号SCKの立ち上りエッジで1ポートRAM130は動作するから、クロック信号SCKの立ち上りエッジが、活性エッジとなる。つまり、立ち上りエッジを活性エッジとするクロック信号SCKは、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXの各々の活性期間の終端エッジを併せ持つ活性エッジを有している。
図2に戻って、入力セレクタ120では、セレクト信号ISELに応じて、アドレス信号SAD(14:0)、データ信号SDI(15:0)、クロック信号SCK、ライトイネーブル信号SWE及びインヒビット信号SIHからなる群、及び、クロック同期バスBCのアドレス信号IAD(14:0)、データ信号IDI(15:0)、クロック信号ICK、ライトイネーブル信号IWE及びインヒビット信号IIHからなる群のうちいずれかが選択され、出力される。具体的には、セレクト信号ISELがローレベルの場合は、上述の群のうち前者の群が選択出力され、セレクト信号ISELがハイレベルの場合は、後者の群が選択出力される。
また、1ポートRAM130は、アドレス、データ、制御信号からなる一組のポートを有する公知のRAMである。この1ポートRAM130では、アドレス信号AD(14:0)、クロック信号CK、ライトイネーブル信号WE及びインヒビット信号IHが入力される。ライトアクセス(ライトイネーブル信号WEがローレベル)の場合には、データ信号DI(15:0)が入力され、リードアクセス(ライトイネーブル信号WEがハイレベル)の場合にはデータ信号DOが出力される。この1ポートRAM130では、クロック信号CKの立ち上りエッジに応じて、リードアクセスではデータ信号DO(15:0)の出力が開始され、ライトアクセスでは、データ信号DI(15:0)が取り込まれる。
また、出力セレクタ150では、コマンド信号ADRSXに応じて、1ポートRAM130から出力されるデータ信号DO(1:0)及び現サイクルアドレスIA(14:0)のうち一つが選択出力される。具体的には、コマンド信号ADRSXがハイレベルの場合は、データ信号DO(1:0)が出力され、ローレベルの場合は、現サイクルアドレスIA(14:0)が出力される。
また、出力制御部140では、クロック非同期バスBA及びクロック同期バスBCに対する3ステート出力制御が行われる。この出力制御部140は、図示しないが、公知の3ステート出力バッファ及び組み合わせ回路で構成されている。クロック非同期バスBAに対しては、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXに応じて、データ信号EDOが3ステート制御される。また、クロック同期バスBCに対しては、クロック信号ICK、ライトイネーブル信号IWE及びインヒビット信号IIHに応じて、データ信号IDOが3ステート制御される。
従って、メインシステム2は、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXをローレベルにすることで、出力セレクタ150の出力を読み出すことができる。
なお、画像処理システム1Aでは、データバッファ回路10に対して、画像処理システム1A及びメインシステム2のうちいずれか一方のシステムのみがアクセスするように排他制御されている。この排他制御では、いずれのシステムがデータバッファ回路10に対してアクセスしているのかを示す識別信号(図示されない)が生成される。この識別信号は、画像処理システム1Aがデータバッファ回路10にアクセスしている場合はハイレベルになり、メインシステム2がデータバッファ回路10にアクセスしている場合はローレベルになる。入力セレクタ120では、この識別信号をセレクト信号ISELに用いている。このため、入力セレクタ120では、データバッファ回路10に対してアクセスしているシステムの制御信号の群が選択出力されることになる。
次いで、以下にデータバッファ回路10に対するアドレス初期化コマンドCMA(初期化指令)及びアドレスモニタコマンドCMM(モニタ指令)について説明する。
なお、以下では、単にリードアクセスまたはライトアクセスとある場合は、メインシステム2からデータバッファ回路10に対するアクセスを指す。
実施例1にかかるデータバッファ回路10では、メインシステム2から1ポートRAM130に直接アドレスを指定して、アクセスを行うことは出来ない。1ポートRAM130に対するアクセスのためのアドレスを指定は、アドレスレジスタADRSRを介して間接的に行われる。従って、1ポートRAM130に対するアクセスに先立ち、アドレスレジスタADRSRの設定を行う必要がある。アドレスレジスタADRSRの設定は、アドレス初期化コマンドCMA(初期化指令)を発行して行う。前述したように、アドレス初期化コマンドCMAは、コマンド信号ADRSXをローレベルにしたうえで、設定値をライトアクセスすることにより発行される。本実施例1では、16ビット長のメインシステム2のアドレス信号のうち最上位ビットがコマンド信号ADRSXに割り当てられている(図5参照)。従って、メインシステム2のアドレス0000H〜7FFFHのうちいずれかのアドレスに、設定値のデータでライトアクセスを実行すると、アドレス初期化コマンドCMAが発行されて、アドレスレジスタADRSRが設定値に設定される。
また、コマンド信号ADRSXをローレベルにしたうえで、リードアクセスを実行すると、アドレスモニタコマンドCMM(モニタ指令)が発行される。このアドレスモニタコマンドCMMが発行されると、現サイクルアドレスIA(14:0)が、出力セレクタ150及び出力制御部140を介して、データ信号EDO(15:0)に出力される。メインシステム2では、このアドレスモニタコマンドCMMを発行して、現サイクルアドレスIA(14:0)の値をモニタすることができる。また、このとき、ORゲート102(アドレス更新抑制部)では、コマンド信号ADRSXの反転論理とリード制御信号RDXとで論理ORを取っているため、リード制御信号RDXがローレベルになっても、アドレスレジスタADRSRのクロックは変化しない。すなわち、ORゲート102では、アドレスモニタコマンドCMMの発行によるアドレスレジスタADRSRの更新が抑制されている。従って、アドレスレジスタADRSRは、アドレスモニタコマンドCMMを発行の影響を受けることはない。
なお、本実施例1では、メインシステム2のアドレス信号のうち最上位ビットをコマンド信号ADRSXに割り当てた場合を例示したが、例えば、メインシステム2のアドレス信号が、1ポートRAM130のアドレス空間に含まれる所定の値または所定の範囲を示すとき発生する信号を生成し、これをコマンド信号ADRSXとしてもよい。ただし、この場合では、コマンド信号ADRSXを生成するデコード回路が必要であり、1ポートRAM130において、所定の値または所定の範囲のアドレスに対応した部分は使用できないため、実施例1の構成とした方が好ましい。
次いで、データバッファ回路10の動作波形について図6を参照して説明する。なお、画像処理システム1Aからの1ポートRAM130に対するアクセスについては、同期式制御信号を用いた公知のアクセス方法と同様であるため、その説明を省略する。
図6に示された波形は、クロック信号CKの立ち上り近傍を境界として区間T0〜T9に分割されて示されている。このうち、区間T0〜T4は、リードアクセスの場合の動作波形であり、区間T5〜T9は、ライトアクセスの場合の動作波形である。
まず、リードアクセスの場合の動作波形について説明する。
区間T0において、データバッファ回路10では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(1:0)に制御レジスタCR0のアドレス値000Hが入力される。このため、アドレス初期化コマンドCMAが発行されて、現サイクルアドレスIA(14:0)にはアドレス値000Hがセットされる。
区間T1において、データバッファ回路10では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にREADコマンド(01H)が入力される。このため、データバッファ回路10はリードアクセスの状態となり、ライトイネーブル信号SWE(WE)がハイレベルにセットされる。
区間T2において、データバッファ回路10では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されてアドレス初期化コマンドCMAが発行されると共に、データ信号DI(1:0)に初期アドレスであるアドレスRA0が入力される。このため、1ポートRAM130では、アドレス信号AD(14:0)に、アドレスRA0が入力される。さらに、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA0に対応するデータRA0Dのリードアクセスが開始される。
また、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA0がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA0の次のアドレスのRA1が出力される。
区間T3において、データバッファ回路10では、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXにいずれもローレベルが入力される。このため、データバッファ回路10では、区間T2でリードアクセスが開始されたデータRA0Dが出力される。
また、コマンド信号ADRSX及びライトイネーブル信号SWEがいずれもハイレベルであるため、1ポートRAM130では、アドレス信号ADに、次サイクルアドレスIA1(14:0)の値、すなわち、アドレスRA1が入力される。
さらに、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA1に対応するデータRA1Dのリードアクセスが開始される。さらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA1がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはアドレスRA1の次サイクルアドレスであるアドレスRA2が出力される。
区間T4において、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXにいずれもローレベルが入力される。このため、データバッファ回路10では、区間Tでリードアクセスが開始されたデータRA1Dが出力される。
また、コマンド信号ADRSX及びライトイネーブル信号SWEがいずれもハイレベルであるため、1ポートRAM130では、アドレス信号ADに、次サイクルアドレスIA1(14:0)の値、すなわち、アドレスRA2が入力される。
また、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA2に対応するデータRA2Dのリードアクセスが開始される。さらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA2がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA2の次のアドレスのRA3が出力される。
本実施例1にかかるデータバッファ回路10では、このように連続するリードアクセスを行う場合には、メインシステム2が出力するアドレスに代わって、次サイクルアドレスIA1(14:0)を1ポートRAM130に出力し、データのリードアクセスを行っている。例えば区間T4において、リード制御信号RDXがハイレベル(非活性状態)からローレベル(活性状態)に変化するタイミングで出力しているデータは、区間T3で、IA1(14:0)から出力されたアドレスRA1を用いて、リードアクセスしたデータRA1Dである。
次いで、ライトアクセスの場合の動作波形について説明する。
区間T5において、データバッファ回路10では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されてアドレス初期化コマンドCMAが発行されると共に、データ信号DI(1:0)に制御レジスタCR0のアドレス値000Hが入力される。このため、現サイクルアドレスIA(14:0)にはアドレス値000Hがセットされる。
なお、区間T4において、リードアクセスが開始されたRA2Dは、1ポートRAM130からは出力されているが、メインシステム2に出力はされない。
区間T6において、データバッファ回路10では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にWRITEコマンド(00H)が入力される。このため、データバッファ回路10はライトアクセスの状態となり、ライトイネーブル信号SWE(WE)がローレベルにセットされる。
区間T7において、データバッファ回路10では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されてアドレス初期化コマンドCMAが発行されると共に、データ信号DI(1:0)にアドレスRA5が入力される。このため、1ポートRAM130では、アドレス信号AD(14:0)に、アドレスRA5が入力される。
また、現サイクルアドレスIA(14:0)に初期アドレスであるアドレスRA5がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA5の次サイクルアドレスであるRA6が出力される。
区間T8において、データバッファ回路10では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にRA5Dが入力される。
また、コマンド信号ADRSXにハイレベルが入力され、ライトイネーブル信号SWEにローレベルが入力されているため、1ポートRAM130では、アドレス信号ADに、現サイクルアドレスIA(14:0)の値、すなわち、アドレスRA5が入力される。
さらに、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA5に対するデータRA5Dのライトアクセスが行われる。またさらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA5がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA5の次のアドレスのRA6が出力される。
区間T9において、データバッファ回路10では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にRA6Dが入力される。
また、コマンド信号ADRSXにハイレベルが入力され、ライトイネーブル信号SWEにローレベルが入力されているため、1ポートRAM130では、アドレス信号ADに、現サイクルアドレスIA(14:0)の値、すなわち、アドレスRA6が入力される。
さらに、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA6に対するデータRA6Dのライトアクセスが行われる。
本実施例1にかかるデータバッファ回路10では、連続するリードアクセスを行う場合において、メインシステム2は、現在のアクセスサイクルにおけるアドレスに対応した正しいデータを1ポートRAM130のから取り込むことができる。
次いで、第2の実施形態にかかるデータバッファ回路20について、図7〜図9を参照して説明する。このデータバッファ回路20は、クロック信号CKに同期して動作する2ポートRAM230と、メインシステム2の制御信号を入力とし、クロック信号CKに同期した制御信号を出力する制御信号生成部210と、セレクト信号ISELに応じて、制御信号生成部210で生成した制御信号及び画像処理システム1Aからの制御信号を選択出力する入力セレクタ220とを含んでいる。さらに、このデータバッファ回路20は、2ポートRAM230への連続するアクセスにおいて、次のアクセスで用いられる次サイクルアドレスIA1(14:0)を生成するアドレス生成部100と、2ポートRAM230から出力されるデータ信号DO(15:0)及び現サイクルアドレスIA(14:0)のうちいずれか一つを選択出力する出力セレクタ150と、出力セレクタ150の出力を制御する出力制御部140とを含んでいる。
このうちアドレス生成部100、出力制御部140及び出力セレクタ150は、実施例1と同様の回路であるため、説明を省略する。
制御信号生成部210では、チップセレクト信号CSX、リード制御信号RDX及びライト制御信号WRXに応じて、クロック信号SACK,SBCK、ライトイネーブル信号SAWE及びインヒビット信号SAIH,SBIHが生成され、出力される。なお、データ信号SADA(15:0)は、クロック非同期バスBAの16ビット長のデータ信号EDI(15:0)がそのまま出力される。さらに、アドレス信号SAAD(14:0)はIA(14:0)がそのまま出力され、アドレス信号SBAD(14:0)は、コマンド信号ADRSXがローレベルの場合には、データ信号EDI(1:0)が、コマンド信号ADRSXがハイレベルの場合には、次サイクルアドレスIA1(14:0)が、選択出力される。また、ライトイネーブル信号SAWEは、ローレベルが出力されている。
入力セレクタ220では、セレクト信号ISELに応じて、アドレス信号SAAD(14:0)、アドレス信号SBAD(14:0)、データ信号SADA(15:0)、ライトイネーブル信号SAWE、インヒビット信号SAIH、クロック信号SACK、インヒビット信号SBIH及びクロック信号SBCKからなる群、及び、クロック同期バスBCのアドレス信号IAD(14:0)、アドレス信号IAD(14:0)、データ信号IDI(15:0)、ライトイネーブル信号IWE、インヒビット信号IIH、クロック信号ICK、インヒビット信号IIH及びクロック信号ICKからなる群のうちいずれかが選択出力される。具体的には、セレクト信号ISELがローレベルの場合は、上述の群のうち前者の群が選択出力され、セレクト信号ISELがハイレベルの場合は、後者の群が選択出力される。
また、セレクト信号ISELについては、実施例1と同様に排他制御における識別信号を利用しているため、説明を省略する。
2ポートRAM230は、アドレス、データ、制御信号からなる2組のポートを有する公知のRAMである。各々のポートに対するアクセスは、独立して行うことができる。例えば、それぞれのポートにおいて、別々の周波数のクロックを用いることができるし、別々のアドレスにアクセスすることができる。
本実施例2の2ポートRAM230では、第1のポートはリードライトアクセスが可能とされ、第2のポートはリードアクセスのみ可能とされたものである。さらに、第1のポートに対して、アドレス信号AAD(14:0)、データ信号DI(15:0)、ライトイネーブル信号AWE、インヒビット信号AIH及びクロック信号ACKが入力され、第2のポートに対して、アドレス信号BAD(14:0)、インヒビット信号BIH及びクロック信号BCKが入力されている。また、第2のポートについては、データ信号BDO(15:0)が出力されている。
なお、本実施例2のデータバッファ回路20では、リードライトアクセス可能なポートと、リードアクセスのみ可能なポートを有する2ポートRAM230を用いたが、必ずしも、このような2ポートRAMを用いる必要はない。すなわち、データバッファ回路20に用いられる2ポートRAMは、少なくともリードアクセスが可能な一方のポートと、少なくともライトアクセスが可能な他方のポートとを有していればよい。
本実施例2のデータバッファ回路20では、メインシステム2は、アドレス生成部100、制御信号生成部210にクロック非同期バスBAを介して接続されている。一方、画像処理システム1Aは、入力セレクタ220及び出力制御部140にクロック同期バスBCを介して接続されている。また、アドレス生成部100で生成された現サイクルアドレスIA(14:0)及び次サイクルアドレスIA1(14:0)は、制御信号生成部210に出力されている。この制御信号生成部210で生成された各制御信号は、アドレス信号SAAD(14:0),SBAD(14:0)及びデータ信号SADA(15:0)と共に、入力セレクタ220の一方の入力群に入力されている。さらに、入力セレクタ220で選択された(第1のポートの)アドレス信号AAD(14:0)、(第2のポートの)アドレス信号BAD(14:0)、データ信号DI(15:0)及び各制御信号は2ポートRAM230に入力される。またさらに、2ポートRAM230で出力されたデータ信号DO(15:0)は、出力制御部140に入力されている。
次いで、制御信号生成部210について、図8を参照して詳細に説明する。制御信号生成部210は、アドレスデコーダ201と、15ビット長のアドレスセレクタ202と、ANDゲート203とを含んでいる。
なお、この制御信号生成部210は、アドレスデコーダ201と、実施例1における制御信号生成部110と同様な回路構成を有するが、リードアクセス及びライトアクセスでアドレスを切替えるセレクタやライトイネーブル信号SWEを生成保持する部分を含まない点で異なっている。リードアクセス及びライトアクセスが各々のポートで個別に行われるため、アドレスの切り替えが不要となり、アドレスの切り替えに用いられるライトイネーブル信号SWEも不要となるからである。
アドレスデコーダ201では、チップセレクト信号CSXがイネーブル端子ENに、アドレス信号SAAD(14:0)がアドレス入力端子AINにそれぞれ入力されてデコードされる。具体的には、チップセレクト信号CSXがローレベルかつアドレス信号SAAD(14:0)がRAM領域内のアドレスの場合、出力端子OUTがローレベルとなる。すなわち、このデータバッファ回路20がチップセレクト信号CSXにより選択され、アドレス信号SAAD(14:0)がRAM領域内のアドレスの場合、インヒビット信号SAIHにローレベルが出力される。
アドレスセレクタ202では、セレクト端子SELに入力されたコマンド信号ADRSXに応じて、入力端子IN1に入力されたデータ信号EDI(1:0)の下位15ビット及び入力端子IN2に入力された次サイクルアドレスIA1(14:0)のうちいずれかが選択出力される。具体的には、コマンド信号ADRSXが、ローレベルの場合にはデータ信号EDI(1:0)の下位15ビットが出力され、ハイレベルの場合には次サイクルアドレスIA1(14:0)が出力される。
ANDゲート203では、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXが入力され、その論理積がクロック信号SBCKに出力される。すなわち、クロック信号SBCKにおけるローレベルの期間は、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXのローレベルの期間を併せたものとなる。また、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXにおいて活性期間はローレベルの期間であるため、活性期間における終端エッジは、立ち上りエッジとなる。また、クロック信号SBCKの立ち上りエッジで2ポートRAM230は動作するから、クロック信号SBCKの立ち上りエッジが、活性エッジとなる。つまり、立ち上りエッジを活性エッジとするクロック信号SBCKは、ライト制御信号WRX及びリード制御信号RDXの各々の活性期間の終端エッジを併せ持つ活性エッジを有している。
なお、データバッファ回路20に対するアドレス初期化コマンドCMA(初期化指令)及びアドレスモニタコマンドCMM(モニタ指令)については、実施例1にかかるデータバッファ回路10と同様に、コマンド信号ADRSXをローレベルとしたうえで、ライトアクセスを実行するとアドレス初期化コマンドCMAが発行され、リードアクセスを実行するとアドレスモニタコマンドCMMが発行される。詳細は、実施例1と同様であるため省略する。
次いで、データバッファ回路20の動作波形について図9を参照して説明する。なお、画像処理システム1Aからの2ポートRAM230に対するアクセスについては、同期式制御信号を用いた公知のアクセス方法と同様であるため、その説明を省略する。
図9に示された波形は、クロック信号CKの立ち上り近傍を境界として区間T0〜T5に分割されている。このうち、区間T0〜T2は、リードアクセスの場合の動作波形であり、区間T3〜T5は、ライトアクセスの場合の動作波形である。
まず、リードアクセスの場合の動作波形について説明する。
区間T0において、データバッファ回路20では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されてアドレス初期化コマンドCMAが発行されると共に、データ信号DI(1:0)にアドレスRA0が入力される。このため、2ポートRAM230では、アドレス信号AD(14:0)に、アドレスRA0が入力される。さらに、クロック信号CKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA0に対応するデータRA0Dのリードアクセスが開始される。
また、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA0が
セットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはアドレスRA0の次サイクルアドレスであるアドレスRA1が出力される。
区間T1において、データバッファ回路20では、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXにいずれもローレベルが入力される。このため、データバッファ回路20では、区間T0でリードアクセスが開始されたデータRA0Dが出力される。
また、コマンド信号ADRSXがハイレベルであるため、2ポートRAM230では、アドレス信号BAD(14:0)に、次サイクルアドレスIA1(14:0)の値、すなわち、アドレスRA1が入力される。
さらに、クロック信号BCKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA1に対応するデータRA1Dのリードアクセスが開始される。さらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA1がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA1の次のアドレスのRA2が出力される。
区間T2において、チップセレクト信号CSX及びリード制御信号RDXにいずれもローレベルが入力される。このため、データバッファ回路20では、区間T1でリードアクセスが開始されたデータRA1Dが出力される。
また、コマンド信号ADRSXがハイレベルであるため、2ポートRAM230では、アドレス信号BADに、次サイクルアドレスIA1(14:0)の値、すなわち、アドレスRA2が入力される。
また、クロック信号BCKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA2に対応するデータRA2Dのリードアクセスが開始される。さらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRA2がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはRA2の次のアドレスのRA3が出力される。
次いで、ライトアクセスの場合の動作波形について説明する。
区間T3において、データバッファ回路20では、コマンド信号ADRSX、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されてアドレス初期化コマンドCMAが発行されると共に、データ信号DI(1:0)にアドレスRA5が入力される
これにより、現サイクルアドレスIA(14:0)に初期アドレスであるアドレスRA5がセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはアドレスRA5の次サイクルアドレスであるRA6が出力される。
なお、区間T2において、リードアクセスが開始されたRA2Dは、2ポートRAM230から出力制御部140には出力されているが、出力制御部140からメインシステム2には出力されない。
区間T4において、データバッファ回路20では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にデータRA5Dが入力される。
また、2ポートRAM230のアドレス信号AAD(14:0)には、現サイクルアドレスIA(14:0)の値、すなわち、アドレスRA5が入力される。
さらに、クロック信号ACKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA5に対するデータRA5Dのライトアクセスが行われる。さらに、現サイクルアドレスIA(14:0)にRAM領域アドレスのアドレスRAがセットされ、これに応じて次サイクルアドレスIA1(14:0)にはアドレスRAの次サイクルアドレスであるアドレスRAが出力される。
区間T5において、データバッファ回路20では、チップセレクト信号CSX及びライト制御信号WRXにいずれもローレベルが入力されると共に、データ信号DI(15:0)にデータRA6Dが入力される。
また、2ポートRAM230のアドレス信号AAD(14:0)には、現サイクルアドレスIA(14:0)の値、すなわち、アドレスRA6が入力される。
さらに、クロック信号ACKの立ち上りエッジにおいて、アドレスRA6に対するデータRA6Dのライトアクセスが行われる。
本実施例2のデータバッファ回路20では、リードアクセス及びライトアクセスにおいて、実施例1のデータバッファ回路10で必要とされたライトイネーブル信号WEの設定が不要である。このため、例えば、リードアクセスとライトアクセスとを交互に行う場合では、実施例1のデータバッファ回路10に比べ、トータルのアクセス数を少なくすることができる。また、制御信号生成部210では、実施例1における現サイクルアドレスIA(14:0)と次サイクルアドレスIA1(14:0)とを選択する第1セレクタ113に相当する回路が省かれている。このため、データバッファ回路20は、より簡易な回路で構成することができる。
次いで、第3の実施形態にかかるデータバッファ回路30について、図10〜図11を参照して説明する。このデータバッファ回路30は、クロック信号CKに同期して動作する2ポートRAM230と、メインシステム2の制御信号を入力とし、クロック信号CKに同期した制御信号を出力する制御信号生成部300と、セレクト信号ISELに応じて、制御信号生成部300で生成した制御信号及び画像処理システム1Aからの制御信号を選択出力する入力セレクタ220とを含んでいる。さらに、このデータバッファ回路30は、2ポートRAM230の出力を制御する出力制御部140とを含んでいる。
このうち出力制御部140、入力セレクタ220及び2ポートRAM230は、実施例2と同様の回路であるため、説明を省略する。
本実施例3のデータバッファ回路30では、メインシステム2は、アドレス生成部100、制御信号生成部300にクロック非同期バスBAを介して接続されている。一方、画像処理システム1Aは、入力セレクタ220及び出力制御部140にクロック同期バスBCを介して接続されている。制御信号生成部300で生成された各制御信号は、アドレス信号SAAD(14:0),SBAD(14:0)及びデータ信号SADA(15:0)と共に、入力セレクタ220の一方の入力群に入力されている。さらに、入力セレクタ220で選択された第1のポートのアドレス信号AAD(14:0)及びデータ信号DI(15:0)、第2のポートのアドレス信号BAD(14:0)並びに各制御信号は2ポートRAM230に入力される。またさらに、2ポートRAM230で出力されたデータ信号DO(15:0)は、出力制御部140に出力されている。
制御信号生成部300では、アドレス信号SAAD(14:0)、データ信号SADA(15:0),SBAD(14:0)、クロック信号SACK,SBCK、ライトイネーブル信号SAWE及びインヒビット信号SAIH,SBIHが出力される。
さらに、制御信号生成部300について、図11を参照して説明する。制御信号生成部300は、実施例2と同様のアドレスデコーダ301と、インバータ302とを含んでいる。このうちアドレスデコーダ301では、チップセレクト信号CSXがイネーブル端子ENに、アドレス信号SAAD(14:0)がアドレス入力端子AINにそれぞれ入力されてデコードされ、その出力がインヒビット信号SAIHに出力されている。また、インバータ302では、リード制御信号RDXの反転信号がクロック信号SBCKに出力されている。さらに、アドレス信号SAAD(14:0),SBAD(14:0)、データ信号SADA(15:0)及びインヒビット信号SBIHは、それぞれ、メインシステム2からのアドレス信号EAD(14:0)、データ信号EDI(15:0)及びチップセレクト信号CSXのスルー出力とされている。また、ライトイネーブル信号SAWEは、ローレベルが出力されている。
本実施例3のデータバッファ回路30では、実施例1のデータバッファ回路10や実施例2のデータバッファ回路20のような特別な方法によらず、メインシステム2から2ポートRAM230にアクセスすることができる。すなわち、データバッファ回路30では、メインシステム2からチップセレクト信号CSX、リード制御信号RDXまたはライト制御信号WRXに応じて、データバッファ回路30からライトイネーブル信号SAWE、クロック信号SACK,SBCK、インヒビット信号SAIH,SBIHが出力される。
リードアクセスでは、リード制御信号RDXの立ち下がりが、クロック信号SBCKの立ち上がり(活性エッジ)となるようにされている。従って、リード制御信号RDXの立ち下がりの時点で、2ポートRAM230のデータ信号DO(15:0)の出力が開始される。メインシステム2では、リード制御信号RDXの立ち上りでデータ信号DO(15:0)のデータを取り込むため、問題なくリードアクセスが実行される。
なお、ライトアクセスは、実施例1のデータバッファ回路10及び実施例2のデータバッファ回路20と同様のタイミングで、クロック信号SACKが生成される。このため、ライト制御信号WRXの立ち上りにおいては、メインシステム2から出力されるデータEDI(15:0)は確定している。このため、2ポートRAM230は、クロック信号SACKの立ち上りエッジ(終端エッジ)で、確定したデータを取り込むことが出来るため、問題はない。
本実施例3のデータバッファ回路30は、実施例1のデータバッファ回路10及び実施例2のデータバッファ回路20に比して、アドレス生成部100が省かれ、また、制御信号生成部300も簡単な回路構成とすることができる。
また、実施例1のデータバッファ回路10及び実施例2のデータバッファ回路20では、アドレス初期化コマンドCMAを発行して、RAMに対するアドレスを指定していたが、データバッファ回路30では、直接2ポートRAM230のアドレスを指定することができる。このため、特に、リードアクセスとライトアクセスとを交互に実行する場合や、連続しないアドレスでアクセスを行う場合では、より少ないアクセスサイクル数でデータの転送を行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、実施例1〜実施例3においては、MOS型トランジスタを用いて構成するクロック生成回路及び遅延回路などについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バイポーラトランジスタなどを用いて構成した各種回路にも同様に適用することができる。
また、実施例1〜実施例3においては、ライト制御信号やリード制御信号などの制御信号にローレベルを活性状態とする負論理の信号を用いた回路について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの制御信号にハイレベルを活性状態とする正論理の信号を用いた回路にも同様に適用することができる。
また、実施例1及び実施例2において、次アドレスは、現アドレスに対して1を加える演算により導出されているが、次アドレスを導出する手段は限定されるものではない。例えば、次アドレスを導出する手段として、現アドレスに対して2を加える、または、1を減ずるなど他の演算を用いてもよいし、あるいは、現アドレスに対する演算を用いないで、アドレスのアクセス順を定義したルックアップテーブルなどを用いてもよい。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1) クロック信号の活性エッジに同期して、データアクセスを行う同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、上記非同期式回路が出力する上記リード制御信号または上記ライト制御信号に応じて、上記同期式回路を制御するインターフェース回路であって、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部と、上記非同期式回路の指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び上記現サイクルアドレスのうちいずれか一つを選択して上記同期式回路のアドレスとする第一アドレス選択部とを備え、上記第一アドレス選択部は、上記同期式回路に対するアクセスについて、上記ライトアクセスの場合には、上記現サイクルアドレスを選択出力し、上記リードアクセスの場合には、上記次サイクルアドレスを選択出力するインターフェース回路。
(付記2) 付記1に記載のインターフェース回路であって、前記アドレス生成部は、前
記現サイクルアドレスを入力とし、前記次サイクルアドレスの演算を行う次サイクルアドレス演算部と、前記非同期式回路からの初期化指令に応じて、上記次サイクルアドレスに代えて初期アドレスを選択出力する第二アドレス選択部と、前記同期式回路に対する前記ライトアクセスまたは前記リードアクセスに応じて、上記第二アドレス選択部の出力内容に更新し、その保持出力を上記現サイクルアドレスとするアドレス保持部とを含むインターフェース回路。
(付記3) 付記2に記載のインターフェース回路であって、前記第二アドレス選択部において、前記非同期式回路からの前記初期化指令は、上記非同期式回路から出力されるアドレス信号の少なくとも一部を含むインターフェース回路。
(付記4) 付記2に記載のインターフェース回路であって、前記第二アドレス選択部において、前記非同期式回路からの前記初期化指令は、上記非同期式回路から出力されるアドレス信号の少なくとも一部の信号及び前記ライト制御信号により構成されるインターフェース回路。
(付記5) 付記2に記載のインターフェース回路であって、前記第二アドレス選択部において、前記非同期式回路からの前記初期化指令が発令された場合に、上記非同期式回路からのデータ信号を前記初期アドレスとして取り込むインターフェース回路。
(付記6) 付記2に記載のインターフェース回路であって、前記アドレス生成部は、モニタ指令に応じて、前記アドレス保持部の更新を抑制するアドレス更新抑制部と、上記モニタ指令に応じて、前記現サイクルアドレスの出力制御を行う現アドレス出力制御部とを含むインターフェース回路。
(付記7) 付記6に記載のインターフェース回路であって、前記第二アドレス選択部において、前記非同期式回路からの前記初期化指令は、上記非同期式回路から出力されるアドレス信号の少なくとも一部を含むインターフェース回路。
(付記8) 付記6に記載のインターフェース回路であって、前記第二アドレス選択部において、前記非同期式回路からの前記初期化指令は、上記非同期式回路から出力されるアドレス信号の少なくとも一部及び前記リード制御信号により構成されるインターフェース回路。
(付記9) 付記1に記載のインターフェース回路であって、上記非同期式回路からのライト指令に応じて、前記同期式回路に対するライトイネーブル信号を生成するライトイネーブル信号生成部を含むインターフェース回路。
(付記10) 同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路のリード制御信号及びライト制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じて
クロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路との間で同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期して上記非同期式回路との間でデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記インターフェース回路は、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部と、上記非同期式記憶回路の指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び上記現サイクルアドレスアドレスのうちいずれか一つを選択し、上記同期式記憶回路のアドレスとする第一アドレス選択部とを含み、上記第一アドレス選択部は、同期式記憶回路に対するアクセスについて、上記ライトアクセスの場合には、上記現サイクルアドレスを選択出力し、上記リードアクセスの場合には、上記次サイクルアドレスを選択出力するデータバッファ回路。
(付記11) 同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路のリード制御信号及びライト制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じてクロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路との間で同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期して上記非同期式回路との間でデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記同期式記憶回路は、ライトアクセスに用いるライトアドレス入力及びリードアクセスに用いるリードアドレス入力を別個に備える同期式デュアルポート記憶回路であり、上記インターフェース回路は、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するアドレス生成部とを含み、上記同期式デュアルポート記憶回路において、上記ライトアドレス入力には、上記現サイクルアドレスが入力され、上記リードアドレス入力には、上記次サイクルアドレスが入力されたデータバッファ回路。
(付記12) 同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、互いのデータ転送のバッファリングをおこなうデータバッファ回路であって、上記非同期式回路のリード制御信号及びライト制御信号を入力とし、上記リード制御信号及びライト制御信号に応じてクロック信号を出力するインターフェース回路と上記同期式回路との間で同期してデータアクセスを行うと共に、上記インターフェース回路の出力するクロック信号に同期して上記非同期式回路との間でデータアクセスを行う同期式記憶回路と、を備え、上記同期式記憶回路は、その活性エッジでライトアクセスが行われるライトクロック信号と、その活性エッジでリードアクセスが行われるリードクロック信号とをそれぞれ個別に入力する同期式デュアルポート記憶回路であり、上記インターフェース回路は、上記同期式デュアルポート記憶回路において、上記ライトクロック信号の活性エッジの時点は、前記非同期回路の前記ライト制御信号が、活性状態から非活性状態に遷移する時点と一致してなり、上記リードクロック信号の活性エッジの時点は、前記非同期回路の前記リード制御信号が、非活性状態から活性状態に遷移する時点と一致してなる形態に上記ライトクロック信号及び上記リードクロック信号を生成するデータバッファ回路。
(付記13) クロック信号の活性エッジに同期して、データアクセスを行う同期式回路と、リード制御信号またはライト制御信号の活性期間で、リードアクセスまたはライトアクセスを行う非同期式回路との間に介在し、上記非同期式回路が出力する上記リード制御信号または上記ライト制御信号に応じて、上記同期式回路を制御するインターフェース回路の制御方法であって、上記リード制御信号及び上記ライト制御信号における各々の活性
期間の終端エッジを、上記活性エッジとした上記クロック信号を生成するステップと、上記同期式回路への連続するアクセスサイクルにおいて、上記非同期式回路からのアクセスに対応するアドレスである現サイクルアドレスと、上記現サイクルアドレスの次のアクセスサイクルのアドレスである次サイクルアドレスとを生成するステップと、上記非同期式回路の指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び上記現サイクルアドレスのうちいずれか一つを選択して上記同期式回路のアドレスとするステップとを備え、上記同期式回路のアドレスを選択するステップは、同期式回路に対するアクセスについて、上記ライトアクセスの場合には、上記現サイクルアドレスを選択出力し、上記リードアクセスの場合には、上記次サイクルアドレスを選択出力するインターフェース回路の制御方法。
(付記14) 付記13に記載のインターフェース回路の制御方法であって、前記現サイクルアドレス及び次サイクルアドレスを生成するステップは、前記現サイクルアドレスを入力とし、前記次サイクルアドレスの演算を行うステップと、前記非同期式回路からの指令に応じて、上記次サイクルアドレス及び初期アドレスのうちいずれか一つを選択して更新アドレスとするステップと、前記ライトアクセスまたは前記リードアクセスに応じて、上記更新アドレスに更新し、その保持出力を上記現サイクルアドレスとするステップとを含むインターフェース回路の制御方法。
(付記15) 付記14に記載のインターフェース回路の制御方法であって、前記更新アドレスを選択するステップにおいて、前記非同期式回路からの指令の手段は、上記非同期式回路から出力されるアドレス信号の少なくとも一部を用いた信号であるインターフェース回路の制御方法。
(付記16) 付記14に記載のインターフェース回路の制御方法であって、前記更新アドレスを選択するステップにおいて、前記非同期式回路からの指令が発令された場合に、上記非同期式回路からのデータ信号を前記初期アドレスとしたインターフェース回路。インターフェース回路の制御方法。
(付記17) 付記14に記載のインターフェース回路の制御方法であって、前記更新アドレスを選択するステップにおいて、前記非同期式回路からの指令が発令された場合に、前記リードアクセスのときは、前記現サイクルアドレスの内容を上記非同期式回路のデータ信号に出力し、前記アドレス保持部は、上記現サイクルアドレスを引き続き保持する、インターフェース回路の制御方法。
(付記18) 付記14に記載のインターフェース回路の制御方法であって、上記非同期式回路からの指令に応じて、前記同期式回路のライトイネーブル信号を生成するステップを含むインターフェース回路の制御方法。
第1〜第3の実施形態にかかるシステム全体図である。 第1の実施形態にかかる回路図である。 イクルアドレス生成部の回路図である。 制御信号生成部の回路図である。 アドレス配置の説明図である。 第1の実施形態にかかる動作波形図である。 第2の実施形態にかかる回路図である。 制御信号生成部の回路図である。 第2の実施形態にかかる動作波形図である。 第3の実施形態にかかる回路図である。 制御信号生成部の回路図である。
符号の説明
1 画像入出力システム
10、20、30 データバッファ回路
11 画像処理回路(同期式回路)
13 システムホスト(非同期式回路)
15 インターフェース回路
100 アドレス生成部
101 2入力セレクタ(第二アドレス選択部)
102 ORゲート(アドレス更新抑制部)
105 インクリメンタ(次サイクルアドレス演算部)
110 制御信号生成部
113 第1セレクタ(第一アドレス選択部)
114 第2セレクタ
120 入力セレクタ
130 1ポートRAM(非同期式記憶回路)
140 出力制御部
150 出力セレクタ
201 アドレスデコーダ
202 アドレスセレクタ
210 制御信号生成部
230 2ポートRAM
300 制御信号生成部
310 出力制御部
CK クロック信号
ADRSX コマンド信号
IA 現サイクルアドレス
IA1 次サイクルアドレス
RDX リード制御信号
WRX ライト制御信号
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