JP2006162323A - ナビゲーション装置の交通情報表示方法 - Google Patents

ナビゲーション装置の交通情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 異なる時間帯の交通情報を同一画面に表示する。
【解決手段】
ナビゲーション装置は、時間帯ごとの交通情報(例えば渋滞度)である時系列交通情報(予測交通情報)を入手し、地図上に任意の点について、その地点への予想到達時刻の属する時間帯の交通情報を表示する。経路探索した結果も表示してもよい。経路上の途中のリンクについては、そのリンクへの予想到達時刻における交通情報を表示する。
【選択図】図13

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関し、特に車載用ナビゲーション装置の交通情報の表示技術に関する。
地図上に、複数の地点に関する渋滞情報を表示する車載用ナビゲーション装置がある。この技術では、複数の地点について、同一の時間帯(例えば、現在時刻)の渋滞情報を表示する(特許文献1、2参照)。
特開2004−108849号公報 特開2004−108846号公報
しかし、ユーザが知りたいのは、その地点の到達時刻における渋滞情報である。特許文献1では、複数の地点について、同一の時間帯(例えば、現在時刻)の渋滞情報を表示するため、ユーザは、各々の地点の到達時刻における渋滞情報が分からない。
また、ユーザは、所定の時刻までに到着可能な領域を知りたい場合があるが、特許文献1の技術では、このユーザの要求に答えられない。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、異なる時間帯の交通情報を表示することにある。また、所定の時刻までに到着可能な領域の概略を表示することにある。
上記課題を解決すべく本発明のナビゲーション装置の交通情報表示方法は、異なる時間帯の交通情報を表示する。
例えば、本発明のナビゲーション装置の交通情報表示方法は、前記ナビゲーション装置が、時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手するステップと、前記時系列交通情報を用いて地図上の地点あるいは分割された領域ごとに異なる時間帯の交通情報を表示する表示ステップとを行う。
また、前記ナビゲーション装置は、地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを記憶する記憶装置を有してもよい。前記リンクデータと前記予測交通情報を用い、各リンクへの予想到達時刻が属する時間帯の予測旅行時間を各リンクのコストとして、出発地から目的地までの総コストが最少となる経路を探索する経路探索ステップと、前記経路探索ステップで探索した経路を表示するとともに、経路上の目的地までの途中のリンクの交通情報として当該リンクへの予想到達時刻が属する時間帯の交通情報を表示するステップを行うようにしてもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、第1の時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手するステップと、第2の時間帯の幅を設定する時間帯幅設定ステップと、前記第2の時間帯ごとに、当該第2の時間帯に対応する第1の時間帯の時系列交通情報を用いて、その時間帯内に到達可能な領域を求める領域特定ステップと、求めた領域を表示するステップとを行うようにしてもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、前記リンクデータと前記時系列交通情報を用いて、地図上の区分けされた領域であるメッシュごとに、予想到達時刻を算出する到達時刻算出ステップと、メッシュごとに算出した予想到達時刻を表示するステップとを行うようにしてもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、目的地を設定する画面の表示中に、表示画面上のカーソルの停止要求を受け付けると、カーソルを停止させ、カーソルが停止した地図上の地点を仮の目的地に設定し、前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を算出し、算出した前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を表示し、目的地として確定要求を受け付けると、仮の目的地を、経路誘導の目的地として設定するようにしてもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、施設の選択を受け付けるステップと、受け付けた施設までの経路を探索し旅行時間を求めるステップと、旅行時間が少ない順に施設をソートし表示するようにしてもよい。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるナビゲーションシステムの概略構成図である。図示するように、本実施形態のナビゲーションシステムは、車載用ナビゲーション装置100と、交通情報配信センタ200とを有する。車載用ナビゲーション装置100と交通情報配信センタ200とはネットワーク400を介して接続される。
交通情報配信センタ200は、車載用ナビゲーション装置100に交通情報を配信するサーバ装置である。交通情報配信センタ200は、自身の記憶装置に、時間帯ごとの交通情報(時系列交通情報)を保持する。
時系列交通情報としては、過去の交通情報を統計処理して生成される統計交通情報や、過去の交通情報と現在の交通情報から生成されるリアルタイム予測交通情報などがある。ここでは、交通情報配信サーバ200が、時系列交通情報として、リアルタイム予測交通情報を保持する場合について説明する。
リアルタイム予測交通情報には、リンク別予測交通情報210、道路種別予測交通情報220などがある。
図2は、リンク別予測交通情報210の構成図である。リンク別予測交通情報210は、地図上の道路を構成するリンクごとの予測交通情報である。具体的には、リンク別予測交通情報210は、地図上の領域を区分けしたメッシュ領域の識別コード(メッシュID)211及びリンクの識別コード(リンクID)212ごとに、時間帯213ごとのリンク旅行時間214及び渋滞度215を含んでいる。また、リンク別予測交通情報210は、作成された時刻(日時)216を含んでいる。
図3は、道路種別予測交通情報220の構成図である。道路種別予測交通情報220は、道路種別ごとの予測交通情報である。具体的には、道路種別予測交通情報220は、一般道、都市間高速、国道などの道路種別221ごとに、時間帯213ごとのリンク旅行速度224及び渋滞度225を含んでいる。また、道路種別予測交通情報220は、作成された時刻(日時)226を含んでいる。なお、リンク旅行速度224の代わりに、リンク旅行時間を含んでいてもよい。
このようなリアルタイム予測交通情報は、過去に収集された交通情報に基づいて生成されたものである。図4に、リアルタイム予測交通情報の生成例を示す。
図4において、符号41は、過去に収集された交通情報から求められた、あるリンクの旅行時間Tdの経時変化を示す。符号42は、現在の交通情報から求められた、そのリンクの旅行時間Td’の経時変化を示す。現在時刻をtとする。
まず、現在の交通情報から求められたリンク旅行時間Td’42と過去のリンク旅行時間Td41との差分43を、所定時刻間隔ごとに求める。そして、求めた差分の平均44を求める。時刻(t+n)における予測旅行時間Td’(t+n)は、
Td(t+n)+(差分の平均) により求めることができる。
また、道路種別ごとのリンク旅行速度224は、上記のようにして求められたリンク別の予測旅行時間214とリンク長から、リンク別の旅行速度を求め、求めた旅行速度を道路種別ごとに分類した後、道路種別ごとの平均旅行速度を求めることで生成される。
なお、予測交通情報の生成の方法は、上記に限られない。例えば、過去の日の時系列データと当日の時系列データを比較して類似している日のデータを利用して予測するようにしてもよい。
図5は、車載用ナビゲーション装置100の概略構成図である。図示するように、車載用ナビゲーション装置100は、演算処理部1と、ディスプレイ2と、データ記憶装置3と、音声入出力装置4と、入力装置5と、車輪速センサ6と、地磁気センサ7と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、車内LAN装置11と、FM多重放送受信装置12と、ビーコン受信装置13と、ネットワーク通信装置14とを有する。
演算処理部1は、様々な処理を行う中心的ユニットである。例えば各種センサ6〜8やGPS受信装置9から出力される情報を基にして現在地を検出する。また、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図データをデータ記憶装置3から読み出す。また、読み出した地図データをグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ2へ表示する。また、データ記憶装置3に記憶されている地図データおよび交通情報配信センタ200から受信した時系列交通情報を用いて、ユーザから指示された目的地と現在地(出発地)とを結ぶ最適な経路(推奨経路)を探索する。また、音声入出力装置4やディスプレイ2を用いてユーザを誘導する。
ディスプレイ2は、演算処理部1で生成されたグラフィックス情報を表示するユニットである。ディスプレイ2は、CRTや液晶ディスプレイなどで構成される。演算処理部1とディスプレイ2との間の信号S1は、RGB信号やNTSC(National Television System Committee)信号で接続するのが一般的である。
データ記憶装置3は、CD-ROMやDVD-ROMやHDDやICカードといった記憶媒体で構成されている。この記憶媒体には、地図データ310が記憶されている。
図6は、地図データ310の構成を示す図である。地図データ310は、メッシュID311ごとに、そのメッシュ領域に含まれる道路を構成する各リンクのリンクデータ312を含む。
リンクデータ312は、リンクID3121ごとに、リンクを構成する2つのノード(開始ノード、終了ノード)の座標情報3122、リンクを含む道路の種別情報3123、リンクの長さを示すリンク長情報3124、2つのノードにそれぞれ接続するリンクのリンクID(接続リンクID)3126などを含む。なお、ここでは、リンクを構成する2つのノードについて開始ノードと終了ノードとを区別することで、同じ道路の上り方向と下り方向とを、それぞれ別のリンクとして管理するようにしている。また、地図データ310には、対応するメッシュ領域に含まれている道路以外の地図構成物の情報(名称、種別、座標情報など)も含まれている。
図5に戻って説明する。音声入出力装置4は、演算処理部1で生成したユーザへのメッセージを音声信号に変換し出力する。また、ユーザが発した声を認識し演算処理部1にその内容を転送する処理を行う。
入力装置5は、ユーザからの指示を受け付けるユニットである。入力装置5は、スクロールキー、縮尺変更キーなどのハードスイッチ、ジョイスティック、ディスプレイ上に貼られたタッチパネルなどで構成される。
センサ6〜8およびGPS受信装置9は、車載用ナビゲーション装置100で現在地(自車位置)を検出するために使用されるものである。車輪速センサ6は、車輪の円周と計測される車輪の回転数の積から距離を測定し、さらに対となる車輪の回転数の差から移動体が曲がった角度を計測する。地磁気センサ7は、地球が保持している磁場を検知し、移動体が向いている方角を検出する。ジャイロ8は、光ファイバジャイロや振動ジャイロ等で構成され、移動体が回転した角度を検出するものである。GPS受信装置9は、GPS衛星からの信号を受信し移動体とGPS衛星間の距離と距離の変化率を3個以上の衛星に対して測定することで移動体の現在位置、進行速度および進行方位を測定する。
車内LAN装置11は、車載用ナビゲーション装置100が搭載された車両の様々な情報、例えばドアの開閉情報、ライトの点灯状態情報、エンジンの状況や故障診断結果などを受ける。
FM多重放送受信装置12は、FM多重放送信号としてFM多重放送局から送られてくる概略現況交通データ、交通規制情報、および、天気情報を受信する。
ビーコン受信装置13は、ビーコンから送られてくるリンク旅行時間を含む現況交通データを受信する。
ネットワーク通信装置14は、車載用ナビゲーション装置100と、交通情報配信センタ200との間の情報の授受を仲介する。また、定期的あるいはユーザからの要求に応じて、交通情報配信センタ200にアクセスし、時系列交通情報(リアルタイム交通情報)を受信し、データ記憶装置3に記憶させる。
図7は、演算処理部1の機能構成を示す図である。
図示するように、演算処理部1は、ユーザ操作解析部41と、経路探索部42と、経路記憶部43と、経路誘導部44と、現在位置算出部46と、表示処理部45とを有する。
現在位置算出部46は、車輪速センサ6で計測される距離パルスデータS5およびジャイロ8で計測される角加速度データS7を各々積分した結果得られる距離データおよび角度データを用い、そのデータを時間軸で積分していくことにより、初期位置(X,Y)から自車走行後の位置である現在地(X′,Y′)を定期的に演算する。また、演算結果を用いて、マップマッチ処理することにより、形状の相関が最も高い道路(リンク)上に、現在地を合わせ込む。
ユーザ操作解析部41は、入力装置5に入力されたユーザからの要求を受け、その要求内容を解析して、その要求内容に対応する処理が実行されるように演算処理部1の各部を制御する。例えば、ユーザが推奨経路の探索を要求したときは、目的地を設定するため、地図をディスプレイ2に表示する処理を表示処理部45に要求する。また、現在地(出発地)から目的地までの経路を演算する処理を経路探索部42に要求する。
経路探索部42は、ダイクストラ法等を用いて、指定された2地点(現在地、目的地)間を結ぶ経路のコスト(例えば、旅行時間)が最少となる経路を探索する。経路記憶部43は、経路探索部42で探索された経路の情報を記憶する。
経路誘導部44は、経路探索部42で探索された経路を用いて経路誘導を行う。例えば、経路の情報と、現在地の情報とを比較し、交差点等を通過する前に直進すべきか、右左折すべきかを音声出入力装置4を用いて音声でユーザに知らせる。また、経路誘導部44は、ディスプレイ2に表示された地図上に進行すべき方向を表示して、ユーザに推奨経路を通知する。
表示処理部45は、ディスプレイ2への表示が要求される領域にある地図データをデータ記憶装置3から受け取り、指定された縮尺、描画方式で、道路、その他の地図構成物や、現在地、目的地、誘導経路のための矢印といったマークを描画するように地図描画コマンドを生成する。そして、生成したコマンドを、ディスプレイ2に送信する。
図8は、演算処理部1のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、演算処理部1は、各デバイス間をバス32で接続した構成としてある。演算処理部1は、数値演算及び各デバイスを制御するといった様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、データ記憶装置3から読み出した地図データ、演算データなどを格納するRAM(Random Access Memory)22と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)23と、メモリ間およびメモリと各デバイスとの間のデータ転送を実行するDMA(Direct Memory Access)24と、グラフィックス描画を実行し且つ表示制御を行う描画コントローラ25と、グラフィックスイメージデータを蓄えるVRAM(Video Random Access Memory)26と、イメージデータをRGB信号に変換するカラーパレット27と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器28と、シリアル信号をバスに同期したパラレル信号に変換するSCI(Serial Communication Interface)29と、パラレル信号をバスに同期させてバス上にのせるPIO(Parallel Input/Output)30と、パルス信号を積分するカウンタ31と、を有する。
[動作の説明]次に、車載用ナビゲーション装置100の動作について説明する。図9は、本実施形態の車載用ナビゲーション装置100の動作の概略を示すフロー図である。
このフローは、ユーザ操作解析部41が、音声入出力装置4あるいは入力装置5を介してユーザより交通情報の表示要求を受け付けることにより開始される。
まず、ユーザ操作解析部41は、交通情報の表示モードの設定要求を受け付けたか否か判定(S102)し、受け付けた場合、交通情報の表示モードの設定処理を行う(S104)。
具体的には、ユーザ操作解析部41は、表示処理部45を介して、ディスプレイ2に、表示モード設定画面を表示する。
図10は、表示モード設定画面500の表示例である。表示モード設定画面500には、表示モードの選択肢510が表示され、入力装置5を介して選択可能になっている。表示モードには、「主要道路の交通情報表示」、「信頼度の表示」、「到達時刻の表示」などがある。「到達時刻の表示」モードには、さらに「現在位置からの到達距離に応じて円表示」や「メッシュ単位で表示」などがある。これらの表示モードにおける表示の態様については後述する。
なお、表示モードの設定要求を受け付けなかった場合(S102でNo)、ユーザ操作解析部41は、表示モードを変更することなく、以前に設定された表示モードのまま、あるいは、初期設定(例えば、「主要道路の交通情報を表示」)のままで、S106に処理を移行する。
つぎに、ユーザ操作解析部41は、ユーザから入力装置5を介して、経路探索要求を受け付けたか否か判定する(S106)。経路探索要求を受け付けていない場合は、交通情報の表示処理(S108)に移行する。
経路探索要求を受け付けた場合(S106でYes)、ユーザ操作解析部41は、経路探索処理を開始する。
ここで、経路探索処理について説明する。図11は、経路探索処理のフロー図である。なお、このフローの一部は、後述する任意のリンク(地点)への予想到達時刻を求める際にも行われる。
まず、ユーザ操作解析部41は、出発地を設定する。ユーザ操作解析部41は、通常、現在位置算出部46で求めた現在地を出発地に設定する。ユーザ操作解析部41はまた、ユーザの指示に基づき目的地を設定する。例えばユーザ操作解析部41は、データ記憶装置3から地図データに登録されている地図構成物を読み込む。ユーザ操作解析部41は、表示処理部45を介してディスプレイ2に、これらの地図構成物を表示する。ユーザ操作解析部41は、入力装置5を介してユーザより、表示中の地図構成物の情報の中から目的地を選択させる。ユーザ操作解析部41はまた、出発時刻を設定する。現在時刻を出発時刻に設定する場合は、図示していない内蔵タイマなどを用いて推奨経路の探索要求を受け付けた時に取得した現在時刻を出発時刻に設定する(S1102)。
次に、経路探索部42は、現在位置の座標から、出発地および目的地を含む経路探索領域に含まれる各メッシュ領域のメッシュIDを特定する。経路探索部42はまた、データ記憶装置3より、特定したメッシュIDを持つ地図データ310各々に登録されている各リンクデータ312を入手する(S1104)。
つぎに、経路探索部42は、S1104でデータ記憶装置3から読み込んだリンクデータ312を用いて、後述するS1118でヒープテーブルから抽出されたリンク(抽出リンクと呼ぶ)の終了ノードを開始ノードとするリンクを、推奨経路を構成するリンクの候補(候補リンクと呼ぶ)として選出する。
ただし、S1118での処理が行われていない場合、つまり、ヒープテーブルにリンクが登録されていない初期段階では、抽出リンクの終了ノードを開始ノードとするリンクを候補リンクとして選出する代わりに、出発地が存在あるいは出発地に近接する少なくとも1つのリンクを、候補リンクとして選出する(S1106)。
ここで、ヒープテーブルとは、候補リンクのリンクデータを、出発地から当該候補リンクの終了ノードまでの総コストと共に登録するためのテーブルであり、メモリ等の記憶装置に記憶される。図12はヒープテーブルの一例を示す図である。図示するように、ヒープテーブルには、候補リンク毎にレコード4300が登録される。レコード4300は、候補リンクのリンクIDを登録するフィールド4301と、候補リンクのコスト(旅行時間)を登録するフィールド4302と、終了ノードが候補リンクの開始ノードと接続する接続元リンクのリンクIDを登録するためのフィールド4303と、出発地から候補リンクまでの総コスト(総旅行時間)を登録するためのフィールド4304と、後述するS1118で抽出リンクとして設定済みか否かを示す抽出フラグを登録するためのフィールド4306と、を有する。
次に、経路探索部42は、抽出リンクの終了ノードへの到着予想時刻を算出する。これは、ヒープテーブルから、抽出リンクに現在設定されている候補リンクのレコード4300を特定し、出発時刻にこのレコード4300のフィールド4305に登録されている総旅行時間を加算することで算出できる(S1108)。それから、経路探索部42は、リンク別予測交通情報210の中から、候補リンクごとに、当該候補リンクを含むレコードを特定する。そして、特定したレコードから、到着予想時刻が属する時間帯(注目時間帯)213のリンク旅行時間214を特定する(S1110)。
次に、経路探索部42は、候補リンク各々について、出発地から当該候補リンクまでの総旅行時間(総コスト)を算出する。具体的には、ヒープテーブルに登録されている抽出リンクの総旅行時間に、候補リンクの注目時間帯の旅行時間を加算し、その加算結果を当該候補リンクの総旅行時間とする。それから、経路探索部42は、ヒープテーブルに、各候補リンクのレコード4300を追加する。そして、追加した各レコード4300のフィールド4301〜4304に、対応する候補リンクのリンクID、当該候補リンクの旅行時間(コスト)、抽出リンク(接続元リンク)のリンクID、出発地から当該候補リンクまでの総旅行時間(総コスト)を登録する。また、フィールド4306には未だ抽出リンクに設定されていないことを示す「未」を登録する(S1114)。
次に、経路探索部42は、直前に行ったS1114にてヒープテーブルに新たに追加された候補リンクの中に、目的地が存在あるいは目的地に近接するリンク(目的地リンクと呼ぶ)があるか否かを調べる(S1116)。
S1116において目的地リンクがないと判断したならば、経路探索部42は、ヒープテーブルに登録されている各候補リンクのレコード4300を総旅行時間の小さい順にソートし、フィールド4306の抽出フラグが「未」の候補リンク(未抽出リンクと呼ぶ)の中で、最も上位に位置する未抽出リンクを抽出するなどして、ヒープテーブルから総旅行時間が最小の未抽出リンクを抽出する。そして、現在の抽出リンクをこの未抽出リンクに変更し、この未抽出リンクのレコード4300のフィールド4306に登録されている抽出フラグを「未」から「済」に変更する(S1118)。それから、S1106に戻る。
一方、S1116において目的地リンクがあると判断したならば、経路探索部42は、推奨経路決定処理を行う。具体的には、ヒープテーブルから、目的地リンクの接続元リンク(目的地リンクのレコード4300のフィールド4303にリンクIDが登録されている候補リンク)を検索し、検索したリンクを推奨経路を構成するリンク(構成リンクと呼ぶ)に決定する。次に、構成リンクの接続元リンクがあるか否かを調べ、接続元リンクがあるならば、この接続元リンクを構成リンクに決定して、その接続元リンクがあるか否かをさらに調べる。この処理を、構成リンクの接続元リンクがなくなるまで、つまり、構成リンクが、出発地が存在あるいは出発地に近接するリンク(出発地リンクと呼ぶ)となるまで繰り返すことで、推奨経路を構成する各構成リンクを決定する。それから、経路探索部42は、推奨経路の情報として、推奨経路を構成する各構成リンクのリンクデータ312およびS1110で入手した予測旅行時間を、出発時刻の情報と共に、経路記憶部43に記憶する(S1120)。
以上の処理により、推奨経路を構成する各構成リンクのコストは、次のようになる。すなわち、推奨経路を構成する1番目のリンクの旅行時間として、出発時刻を含む時間帯に対応する予測交通情報より求まる旅行時間が用いられる。また、推奨経路を構成するn番目(n≧2)のリンクの旅行時間として、当該n番目のリンクと接続するn-1番目のリンクの終了ノードへの予想到着時刻を含む時間帯に対応する予測交通情報より求まる旅行時間が用いられる。
図9に戻って説明する。
つぎに、表示処理部45は、ディスプレイ2に交通情報を表示する。まず、経路探索を行わなかった場合の交通情報の表示処理について説明する。
表示処理部45は、S104で設定された表示モードに従って、ディスプレイ2に交通情報を表示する。
まず、表示モードとして「主要道路の交通情報を表示」が設定されている場合について説明する。
表示処理部45は、現在位置算出部46から現在位置を取得する。そして、現在位置周辺のメッシュであって、現在設定されている表示縮尺において、ディスプレイ2に表示されることになるメッシュを特定する。
つぎに、表示処理部45は、地図データ310を参照して、特定したメッシュに含まれ、かつ主要道路(例えば、一般道、国道)に属するリンクを抽出する。さらに、抽出したリンクのうち、所定の条件を満たすリンクを選択する。ここで、所定の条件は、主要道路が交差する部分のリンクであること、特定の施設(コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなど)に隣接するリンクであることなどである。
そして、現在位置から選択されたリンクまでの予想到達時刻を算出する。予想到達時刻の算出は、上記した経路探索の方法と同様にして行うことができる。すなわち、現在時刻を出発時刻に設定し、現在位置を出発地に設定し、目的地をそのリンクに設定することで、そのリンクまでの推奨経路を求める。現在時刻に、そのリンクまでの総旅行時間を加算することで、そのリンクまでの予想到達時刻が算出できる。
リンクまでの到達時刻が求まると、表示処理部45は、ディスプレイ2に交通情報を表示する。図13は、かかる場合の表示例である。
表示処理部45は、表示画面610に、現在位置612周辺の地図611を表示する。さらに、上記で選択された主要道路上のリンクについて、リンク別予測交通情報210を参照して、そのリンクへの予想到達時刻が属する時間帯213の渋滞度215を特定する。そして、渋滞度215を、渋滞情報613a〜dとして表示する。なお、表示処理部45は、渋滞情報613a〜dを、渋滞度に応じて表示態様を変えたアイコン(例えば、渋滞度が高いほど濃い色にしたアイコン)で表示してもよいし、文字により表示してもよい。
また、表示処理部45は、渋滞度が表示されているリンクへの予想到達時刻614を表示してもよい。こうすれば、ユーザは、その地点への到達時刻の目安を知ることができる。
また、表示処理部45は、現在時刻615を表示してもよい。現在時刻610を、表示画面上の現在位置付近に表示すれば、ユーザは、現在時刻を明確に認識することができる。
また、表示処理部45は、表示画面610に、リンク別予測交通情報210から、その作成時刻216を取得し、符号616で示すように表示してもよい。こうすれば、ユーザは、予測交通情報の新しさを知ることができ、信頼できるものかどうか自ら判断することができる。
また、表示処理部45は、表示モードに「信頼度表示」と設定されている場合、予測交通情報の信頼度617を表示する。
なお、表示処理部45は、信頼度617を、予測交通情報の作成時刻216、226と現在の時刻との差分から求める。例えば、表示処理部45は、差分が20分以下の場合、信頼度を「高」とし、差分が20分〜1時間の場合、信頼度を「中」とし、差分が1時間を越える場合、信頼度を「低」と設定する。
以上、表示モードとして「主要道路の交通情報表示」が設定されている場合について説明した。
なお、表示処理部45は、主要道路に限らず、表示する交通情報の道路種別の選択をユーザから入力装置5を介して受け付け、受け付けた道路種別のリンクの交通情報を表示するようにしてもよい。
また、表示処理部45は、表示画面上の地図を分割し、分割領域ごとに、一つの代表リンク(または地点)を決定し、代表リンクについて、上記のように、予想到達時刻とその時刻における交通情報(渋滞度)を表示するようにしてもよい。
代表リンクとしては、分割領域の中止に存在するリンクで、かつ指定された道路種別に属すリンクが選択されるようにしてもよい。
また、領域の分割は、地図の表示縮尺に応じて定めてもよい。表示縮尺636が大きいほど、ディスプレイ2には、狭い範囲の地図が表示される。そこで、表示処理部45は、ユーザから入力装置5を介して、表示縮尺636を大きくするように要求を受け付けると、より狭い範囲が一つの分割領域となるように、現在設定されている分割領域の大きさを小さくする。一方、表示縮尺636を小さくするように要求を受け付けると、現在設定されている分割領域の大きさを大きく設定する。
つぎに、表示モードとして「到達時刻の表示」が設定されており、かつ「現在位置からの到達距離に応じて円表示」に設定されている場合について説明する。
この表示モードは、図15に示すように、現在位置を中心として、所定の時刻までに到達可能な領域を同心円により表示するモードである。
図14は、かかる場合の表示処理部45の処理のフロー図である。
表示処理部45は、道路種別の設定を行う。具体的には、ユーザから入力装置4を介して、道路種別の選択を受け付け、受け付けた道路種別で設定する(S202)。
つぎに、表示処理部45は、時刻の間隔を設定する。具体的には、ユーザから入力装置5を介して、時刻の間隔を受け付け、受け付けた時刻の間隔を設定する。なお、予め定められた時刻の間隔(例えば10分)で設定するようにしてもよい(S204)。
つぎに、表示処理部45は、出発地点および出発時刻を設定する。通常、現在位置を出発地点に、現在時刻を出発時刻に設定する(S206)。
つぎに、表示処理部45は、道路種別予測交通情報220を参照して、設定した道路種別における注目時間帯の旅行速度を抽出する(S208)。ここで、注目時間帯とは、出発時刻に、S204で設定された時刻間隔を順次足していくことで求まる複数の時刻が属するそれぞれの時間帯のことである。
すなわち、出発時刻t、設定された時刻間隔をmとすると、n番目の注目時間帯は、時刻(t+n・m)の属する時間帯となる。ここで、道路種別予測交通情報220から特定した注目時間帯の旅行速度をそれぞれ、V(t+n・m)とする。
つぎに、表示処理部45は、現在時刻から順番に、時刻(t+(n−1)・m)から時刻(t+n・m)までに旅行可能な距離を、V(t+n・m)・mにより求める(S210)。そして、表示処理部45は、表示画面の地図上に、現在位置を中心として、それぞれの時刻までに到達可能な領域を示す円を描画する(S212)。円の描画は、時刻の経過にしたがって、現在位置から順に、V(t+n・m)・mだけ半径を増加させることにより行う。
図15は、かかる場合の表示例である。表示画面630には、地図611上に、S202で設定された道路種別635が表示される。また、現在位置631を中心として、予想到達時刻(t+n・m)に対応する同心円632a〜dが表示される。それぞれの半径の差は、V(t+n・m)・mである。また、予想到達時刻633が表示される。なお、到達時刻は、時計のマークなどのアイコン634で表示してもよい。
このように表示されることで、ユーザは、特定の時間内で到達する地点の範囲の目安が分かる
なお、時間の間隔は、表示縮尺636に応じて変化させてもよい。時間の間隔を変化させると、表示される同心円の半径の間隔が変化する。
表示縮尺636が大きいほど、ディスプレイ2には、狭い範囲の地図が表示される。そこで、表示処理部45は、ユーザから入力装置5を介して、表示縮尺636を大きくするように要求を受け付けると、S204に戻り、時刻の間隔を、現在設定されている値よりも小さくする。一方、表示縮尺636を小さくするように要求を受け付けると、時刻の間隔を現在設定されている値よりも大きく設定する。そしてS206移行の処理を行う。
図16は、かかる場合の表示画面の様子を示す。図16は、図15に比べて、地図の縮尺636が大きい。すなわち、より狭い範囲の地図が拡大されて表示されている。かかる場合、表示処理部45は、時刻の間隔を大きく設定する。すなわち、図15の例では、10分間隔の予想到達時刻における到達可能領域を表示していたが、図16の例では、5分間隔の予想到達時刻における到達可能領域を表示するようにしている。
このように、地図の縮尺に応じて、表示する予想到達時刻の間隔が変化されれば、ユーザにとって予想到達時刻が見易くなる。
また、表示処理部45は、S202で設定された道路種別に応じて、時刻の間隔を変化させてもよい。例えば、S202において、一般道より高速で走行することが予定されている高速道路が道路種別として設定された場合、表示処理部45は、時刻の間隔をより大きくして表示するようにする。例えば、一般道の場合、時刻の間隔を10分に設定したのに対して、高速道路の場合、時刻の間隔を5分に設定する。
また、表示処理部45は、S202で設定された道路種別のリンク旅行速度に応じて、時刻の間隔を変化させてもよい。例えば、道路種別予測交通情報220を参照して、S202において設定された道路種別の現在時刻におけるリンク旅行速度224を取得する。そして、リンク旅行速度224が大きいほど、表示処理部45は、時刻間隔をより大きく設定する。例えば、リンク旅行速度が40km/hのとき、時刻の間隔を10分に設定したのに対して、リンク旅行速度が70km/hのとき、時刻の間隔を5分に設定する。
つぎに、表示モードとして「予想到達時刻の表示」が設定され、かつ「メッシュ単位で表示」が設定されている場合について説明する。図17は、かかる場合の処理のフロー図である。
まず、表示処理部45は、上記のS202と同様に、道路種別を設定する(S212)。つぎに、S206と同様に、出発地と出発日時を設定する(S214)。
つぎに、表示処理部45は、現在位置周辺のメッシュであって、設定されている表示縮尺において画面に表示されることになるメッシュを特定する。そして、特定されたメッシュごとに、現在位置からそのメッシュの代表点(例えばメッシュの中心点)までの距離を求める(S216)。
つぎに、表示処理部45は、道路種別予測交通情報210を参照して、S212で設定された道路種別の、現在時刻の属する時間帯の旅行速度を特定する(S218)。
つぎに、表示処理部45は、メッシュの代表点までの距離を、S218で特定した旅行速度で除して、各メッシュの中心までの旅行時間を求める。さらに、出発時刻にその旅行時間を足して、代表点までの予想到達時刻を求める(S220)。
そして、求めたメッシュの代表点までの予想到達時刻を、交通情報とともに表示する(S222)。図18は、かかる場合の表示例である。
図示するように、表示画面650には、地図611上に、現在位置631周辺のメッシュの代表点までの予想到達時刻653が表示されている。
さらに、表示処理部45は、道路種別予測交通情報220を参照して、メッシュの代表点までの予想到達時刻が属す時間帯の渋滞度225を特定し、メッシュごとの渋滞度652として表示する。表示処理部45は、渋滞度を、文字で表示してもよいし、メッシュ領域の色を変える(例えば、渋滞度が高いほど濃くする)などして表示してもよい。
以上、図11のS110において経路探索を行わなかった場合について説明した。S110において経路探索を行った場合は、表示処理部45は、表示モードに従って、上記のように現在位置周辺の地図上に、交通情報を表示し、さらに推奨経路を表示する。
また、表示処理部45は、推奨経路に関係する交通情報のみを表示するようにしてもよい。
例えば、表示処理部45は、図19に示すように、経路探索結果とともに経路に関係する交通情報を表示する。
表示処理部45は、地図611上に、推奨経路662を表示する。また、表示処理部45は、経路662上の特定のリンク(例えば、主要道路に属するリンク)を選択し、選択したリンクへの予想到達時刻を求める。そして、リンク別予測交通情報210を参照して、そのリンクへの予想到達時刻が属する時間帯の渋滞度を特定し、表示する。
すなわち、図19において、経路662上のリンクについて、渋滞度613a,613bが表示されているが、これは、そのリンクへの予想到達時刻における渋滞度である。
なお、渋滞度を表示したリンクについては、そのリンクへの予想到達時刻665を表示するようにしてもよい。また、目的地への予想到着時刻667を表示してもよい。
また、経路誘導中においても、経路上の目的地までの途中のリンクについて交通情報を表示するようにしてもよい。
例えば、表示処理部45は、経路誘導中、定期的(例えば10分ごと)に、推奨経路上の特定のリンク(例えば、主要道路に属するリンク)までの予想到達時刻を求める。そして、リンク別予測交通情報210を参照して、その予想到達時刻が属す時間帯の渋滞度を特定する。そして、その渋滞度を表示する。
こうすれば、刻々と更新され、交通情報配信センタ200から車載用ナビゲーションセンタ100に送信される予測交通情報を用いて、推奨経路の特定のリンクの渋滞度が表示されることになる。
また、経路上における所定時刻ごとの予想到達地点における交通情報を表示するようにしてもよい。
まず、表示処理部45は、所定間隔(例えば10分間隔)の時刻ごとの予想到達リンクを求める。時刻nにおける予想到達リンクは、経路を構成するリンクの予想到達時刻を出発地から順に調べていき、予想到達時刻が時刻nに始めて達するリンクを特定するようにすればよい。
そして、表示処理部45は、そのリンクの予想到達時刻における渋滞度をリンク別予測交通情報210から取得する。そして、図19に示すように、そのリンクへの到達時刻とともに渋滞度665を表示する。図19では、10:40、10:50・・・と、10分間隔の時刻における予想到達リンクと、その渋滞度が表示されるようになっている。
なお、時刻の間隔は、予め定めておいてもよいし、ユーザからの指定に従って設定するようにしてもよい。
また、時刻の間隔は、表示縮尺636に応じて変化させてもよい。
表示縮尺636が大きいほど、ディスプレイ2には、狭い範囲の地図が表示される。そこで、表示処理部45は、ユーザから入力装置5を介して、表示縮尺636を大きくするように要求を受け付けると、時刻の間隔を、現在設定されている値よりも小さくする。一方、表示縮尺636を小さくするように要求を受け付けると、現在設定されている値よりも間隔を大きく設定する。
このように、地図の縮尺に応じて、渋滞度が表示される時刻の間隔が変化されれば、ユーザにとって予想到達時刻が見易くなる。
また、表示処理部45は、推奨経路を構成する道路種別に応じて、時刻の間隔を変化させてもよい。例えば、推奨経路を構成するリンクが、一般道より高速で走行することが予定されている高速道路である場合、表示処理部45は、時刻間隔をより大きくして表示するようにする。例えば、一般道の場合、時刻間隔を10分に設定したのに対して、高速道路の場合、時刻間隔を5分に設定する。
また、表示処理部45は、道路種別のリンク旅行速度に応じて、時刻の間隔を変化させてもよい。例えば、道路種別予測交通情報220を参照して、推奨経路を構成するリンクの道路種別の現在時刻におけるリンク旅行速度224を取得する。そして、リンク旅行速度224が大きいほど、表示処理部45は、時刻間隔をより大きく設定して渋滞度を表示するようにする。例えば、リンク旅行速度が40km/hのとき、時刻間隔を10分に設定したのに対して、リンク旅行速度が70km/hのとき、時刻間隔を5分に設定する。
また、上述したように、表示処理部45は、予測交通情報の作成時刻616を表示してもよい。また、作成時刻と現在時刻との差分に応じて、信頼度を定め、表示してもよい。例えば、差分が20分以下の場合、信頼度を「高」とし、差分が20分〜1時間の場合、信頼度を「中」とし、差分が1時間を越える場合、信頼度を「低」と設定する。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
上記実施形態によれば、特定の地点(領域)ごとに、異なる時間帯の交通情報を同一の画面に表示することができる。すなわち、画面上の全ての地点において、同一時間帯(例えば現在日時)の交通情報を表示するのではない。特定の地点(領域)ごとに、そこを通行すると予想される時間帯における交通情報を表示する。したがって、ユーザは、より意味のある交通情報を知ることができる。
上記実施形態は、さまざまな変形が可能である。
例えば、道路種別予測交通情報220は、メッシュごとに、リンク旅行速度の平均を保持してもよい。そして、「到達時刻の表示」モードにおいて、メッシュの代表点(例えば中心点)までの到達時刻を求める際、かかるリンク旅行速度の平均を用いるようにしてもよい。
また、目的地が設定される前に、仮の目的地を設定して、仮の目的地周辺の交通情報を表示するようにしてもよい。図20にかかる場合の処理のフロー図を示す。このフローは、目的地設定のために、画面上に地図を表示し、ユーザにカーソルによって地図上の地点を目的地として選択させるときに行われる。
表示処理部45は、カーソルが停止した場合(S302でYes)、カーソルが停止した地図上の位置を仮の目的地に設定する。そして、上記の経路探索処理と同様にして、現在位置から仮の目的地への予想到達時刻を算出する。
つぎに、表示処理部45は、図21に示すように、地図711上の仮の目的地712までの予想到達時刻714を表示する。
さらに、表示処理部45は、仮の目的地周辺の交通情報を表示する。例えば、仮の目的地周辺の主要道路に属すリンクのうち、さらに特定のリンク(例えば、他の主要道路と交差する部分のリンク)について、リンク別予測交通情報210を参照して、渋滞度を取得し、表示する(図中、符号713a〜c)。または、表示されている地図を分割し、分割領域の中心にあるリンクについて、リンク別予測交通情報210を参照して、渋滞度を取得し、表示してもよい。
つぎに、表示処理部45は、ユーザから入力装置5を介して、現在カーソルが位置する地点を、目的地として確定する要求を受け付けたか判定する(S306)。確定要求を受け付けず、再びカーソルが移動された場合、S302に戻る。
一方、目的地の確定要求を受け付けた場合(S306でYes)、表示処理部45は、カーソルが位置する地点を目的地として正式に設定する。そして、現在位置から目的地までの推奨経路を表示する(S308)。
このようにすれば、ユーザは、目的地を確定する前に、カーソルが停止した地点への予想到達時刻およびその予想到達時刻における交通情報を知ることができる。
なお、カーソルが停止した地図上の地点にリンクがない場合、当該地点付近のリンクを仮の目的地に設定してもよい。
また、ユーザが指定した施設(コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、レストラン等)を予想到着時刻順にソートして、表示するようにしてもよい。
具体的には、ユーザ操作解析部41は、目的地として、ユーザから入力装置5を介して、施設の選択を受け付ける。経路探索部42は、選択された施設までの経路探索を行う。なお、選択された施設に属すものが複数ある場合は、その複数の施設を目的地に設定し経路探索を行う。そして、表示処理部45は、それぞれの施設までの予想到着時刻を求め、予想到着時刻が早い順に、ソートし表示する。
具体的には、まず、表示処理部45は、ユーザの入力した施設情報を読み込むとともに、現在位置を取得する。つぎに、現在位置周辺における施設情報を地図データから候補として抽出する。経路探索部42を介して、経路探索を行い、各施設への予想到着時刻および距離を算出する。そして、予想到着時刻順にソートし表示する。
図22は、かかる場合の表示例である。表示画面は、左半分が地図表示730、右半分がソート結果のテキスト740となっている。表示地図731上に経路探索の目的地として設定された施設732がアイコン(例えば、店のロゴマーク)で表示されている。また、各施設までの予想到着時刻733が現在時刻734とともに表示されている。また、予想到着時刻が早いもの順に、ソートした結果742が表示されている。
表示処理部45は、定期的(例えば3秒ごと)に、現在の車両の進行方向を基準(または真北を基準)として各施設への方向(方角)を計算し、符号743に示すように表示してもよい。方向は、例えば、16方向で表示してもよい。
このように、探索した施設が目的地から近い順に表示されれば、ユーザは、容易に行き易い施設を知ることができる。
なお、表示処理部45は、経路探索の結果、推奨経路が求められている場合、各施設を、推奨経路からの距離が小さい順にソートし、表示するようにしてもよい。具体的には、以下のように処理を行う。
まず、表示処理部45は、経路探索部42を介して、各施設への経路を求め、予想到着時刻および距離を算出する。次に、各施設までの経路を構成するリンクから、目的地までの推奨経路を構成するリンクでないリンク(すなわち、推奨経路から外るれ逸脱リンク)を抽出し、逸脱リンクの総旅行時間、総距離を求める。そして、総旅行時間または総距離の小さい順に施設をソートして表示する。
このように、経路から近い順(逸脱距離が短い順)に、探索された施設が表示されれば、ユーザは、容易に、行き易い施設を知ることができる。
なお、所要時間に応じて表示形態を異ならせもよい。例えば、色、アイコンの形状、大きさ等を変化させる。
また、過去のユーザの設定履歴を登録しておき、よく指定された施設(例えば、コンビニA)の表示を他の施設と異ならせて表示させてもよい。このような、よく指定された施設は上記のようにソートした順番に関らず一番上に表示するようにしてもよい。
また、上述したように、車載用ナビゲーション装置100は、時系列交通情報として統計交通情報を用いてもよい。統計交通情報は、交通情報配信センタ200から入手してもよいし、またはデータ記憶装置3に予め保持するようにしてもよい。
また、交通情報配信センタ200は、道路種別予測交通情報220を送信しないでもよい。かかる場合、車載ナビゲーション装置100は、リンク別予測交通情報210に基づいて、道路種別予測交通情報220を作成するようにしてもよい。
また、本発明を車載用ナビゲーション装置に適用した例について説明したが、本発明は車載用以外のナビゲーション装置にも適用することができる。
図1は、本発明が適用された実施形態であるナビゲーションシステムの概略構成図である。 図2は、リンク別予測交通情報の構成を示す図である。 図3は、道路種別予測交通情報の構成を示す図である。 図4は、リアルタイム予測交通情報を生成する方法を説明するための図である。 図5は、車載用ナビゲーション装置100の概略構成図である。 図6は、データ記憶装置3に記憶されている地図データの構成を示す図である。 図7は、演算処理部1の機能構成を示す図である。 図8は、演算処理部1のハードウェア構成を示す図である。 図9は、車載用ナビゲーション装置100の処理の概略を示すフロー図である。 図10は、表示モード設定画面の一例である。 図11は、経路探索処理のフロー図である。 図12は、経路探索に用いられるヒープテーブルの構成を示す図である。 図13は、交通情報の表示画面の一例である。 図14は、交通情報の表示のための処理のフロー図である。 図15は、交通情報の表示画面の一例である。 図16は、交通情報の表示画面の一例である。 図17は、交通情報の表示のための処理のフロー図である。 図18は、交通情報の表示画面の一例である。 図19は、交通情報の表示画面の一例である。 図20は、交通情報の表示のための処理のフロー図である。 図21は、交通情報の表示画面の一例である。 図22は、交通情報の表示画面の一例である。
符号の説明
100…車載用ナビゲーション装置、200…交通情報配信センタ、400…ネットワーク、1…演算処理部、2…ディスプレイ、3…データ記憶装置、4…音声出入力装置、5…入力装置、6…車輪速センサ、7…地磁気センサ、8…ジャイロ、9…GPS受信機、11…車内LAN装置、12…FM多重放送受信装置、13…ビーコン受信装置、14…ネットワーク通信装置、21…CPU、22…RAM、23…ROM、24…DMA、25…描画コントローラ、26…VRAM、27…カラーパレット、28…A/D変換器、29…SCI、30…PIO、31…カウンタ、41…ユーザ操作解析部、42…経路探索部、42…経路記憶部、44…経路誘導部、45…表示処理部、46…現在位置算出部

Claims (22)

  1. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手するステップと、
    前記時系列交通情報を用いて地図上の地点あるいは分割された領域ごとに異なる時間帯の交通情報を表示する表示ステップと
    を行うことを特徴とする交通情報表示方法。
  2. 請求項1において、
    前記ナビゲーション装置は、
    交通情報を表示する複数の前記地図上の地点あるいは分割された領域を設定する表示地点設定ステップと、
    前記表示地点設定ステップで設定した複数の地点あるいは分割された領域への予想到達時刻を求めるステップとを行い、
    前記表示ステップは、前記時系列交通情報を用いて、前記複数の地点あるいは分割された領域の交通情報として各地点あるいは各領域への予想到達時刻が属する時間帯の交通情報を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  3. 請求項1において、
    前記ナビゲーション装置は、
    予想到着時刻が同一の時間帯に属する地点を含む領域を一つの分割領域として、地図上の領域を分割する分割ステップを行い、
    前記表示ステップは、前記時系列交通情報を用いて前記分割ステップで分割された領域ごとに異なる時間帯の交通情報を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  4. 請求項1において、
    前記ナビゲーション装置は、
    出発地から目的地までの経路を探索し、
    前記表示ステップは、探索した経路を構成するリンクの交通情報として当該リンクへの予想到達時刻の属する時間帯の交通情報を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記ナビゲーション装置は、
    出発地から目的地までの経路を探索し、
    前記表示ステップは、探索した経路で誘導中、目的地までの途中のリンクへの予想到達時刻を求め、当該リンクの交通情報として予想到達時刻の属する時間帯の交通情報および前記予想到達時刻の少なくとも一つを表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記ナビゲーション装置は、
    道路種別を設定し、
    前記表示ステップは、設定された道路種別の道路を構成するリンクの交通情報として当該リンクへの予想到達時刻の属する時間帯の交通情報を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記表示ステップは、
    地図上の現在位置付近に現在時刻を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  8. 請求項3において、
    前記ナビゲーション装置は、
    時間帯の幅を設定する時間帯幅設定ステップを行い、
    前記分割ステップは、その地点への予想到達時刻が、前記時間帯幅設定ステップで設定した幅の時間帯であって、同一の時間帯に属する地点を含む領域を一つの分割領域として分割し、
    前記時間帯幅設定ステップは、表示される地図の縮尺が小さいほど、設定する時間帯の幅を大きくする
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  9. 請求項3において、
    前記ナビゲーション装置は、
    道路種別を設定するステップと、
    設定された道路種別に応じて時間帯の幅を設定する時間幅設定ステップとを行い、
    前記分割ステップは、その地点への予想到達時刻が、前記時間帯幅設定ステップで設定した幅の時間帯であって、同一の時間帯に属する地点を含む領域を一つの分割領域として分割する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  10. 請求項9において
    前記時系列交通情報には道路種別ごとの旅行速度が含まれており、
    前記時間帯幅設定ステップは、設定された道路種別の旅行速度が大きいほど、設定する時間帯の幅を小さくする
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  11. 請求項1において、
    前記時系列交通情報には、作成時刻が含まれており、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記時系列交通情報の作成時刻と現在の時刻との差分から信頼度を求め、
    求めた信頼度を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  12. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを記憶する記憶装置を有し、
    前記リンクの時間帯ごとの予測旅行時間を含む予測交通情報を入手するステップと、
    前記リンクデータと前記予測交通情報を用い、各リンクへの予想到達時刻が属する時間帯の予測旅行時間を各リンクのコストとして、出発地から目的地までの総コストが最少となる経路を探索する経路探索ステップと、
    前記経路探索ステップで探索した経路を表示するとともに、経路上の目的地までの途中のリンクの交通情報として当該リンクへの予想到達時刻が属する時間帯の交通情報を表示する表示ステップと
    を行うことを特徴とする交通情報表示方法。
  13. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを記憶する記憶装置を有し、
    第1の時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手するステップと、
    第2の時間帯の幅を設定する時間帯幅設定ステップと、
    前記第2の時間帯ごとに、当該第2の時間帯に対応する第1の時間帯の時系列交通情報を用いて、その時間帯内に到達可能な領域を求める領域特定ステップと、
    求めた領域を表示するステップと
    を行うことを特徴とする交通情報表示方法。
  14. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記時系列交通情報には、道路種別に第1の時間帯ごとの旅行速度が含まれており、
    前記ナビゲーション装置は、
    道路種別を設定し、
    前記領域特定ステップは、
    現在地を中心にして、設定された道路種別の第2の時間帯に対応する第1の時間帯の旅行速度に、当該第2の時間帯の幅を乗じて求まる距離内の領域を、前記第2の時間帯内に到達可能な領域として求める
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  15. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを記憶する記憶装置を有し、
    時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手するステップと、
    前記リンクデータと前記時系列交通情報を用いて、地図上の区分けされた領域であるメッシュごとに、予想到達時刻を算出する到達時刻算出ステップと、
    メッシュごとに算出した予想到達時刻を表示するステップと
    を行うことを特徴とする交通情報表示方法。
  16. 請求項15において、
    前記時系列交通情報は、メッシュごとに旅行速度を含み、
    前記到達時刻算出ステップは、
    メッシュごとに、その代表点を定め、
    現在位置からその代表点まで距離を、現在時刻の属する時間帯の当該メッシュの旅行速度により除すことにより代表点までの旅行時間を求め、現在時刻に求めた旅行時間を足すことにより、予想到達時刻を求める
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  17. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    目的地を設定する画面の表示中に、
    表示画面上のカーソルの停止要求を受け付けると、
    カーソルを停止させ、
    カーソルが停止した地図上の地点を仮の目的地に設定し、
    前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を算出し、
    算出した前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  18. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手する手段を有し、
    目的地を設定する画面の表示中に、
    表示画面上のカーソルの停止要求を受け付けると、
    カーソルを停止させ、
    カーソルが停止した地図上の地点を仮の目的地に設定し、
    前記仮の目的地までの予想到着時刻を算出し、
    前記時系列交通情報を用いて前記仮の目的地までの予想到着時刻の属する時間帯の交通情報を表示する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  19. 請求項17または18において、
    前記カーソルが停止した地図上の地点にリンクがない場合、当該地点付近のリンクを仮の目的地に設定する
    ことを特徴とする交通情報表示方法。
  20. 前記ナビゲーション装置であって、
    時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手する手段と、
    前記時系列交通情報を用いて地図上の地点あるいは分割された領域ごとに異なる時間帯の交通情報を表示する表示手段と
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  21. ナビゲーション装置であって、
    地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを記憶する記憶装置と、
    第1の時間帯ごとの交通情報である時系列交通情報を入手する手段と、
    第2の時間帯の幅を設定する時間帯幅設定手段と、
    前記時系列交通情報を用いて、前記第2の時間帯ごとに、その時間帯内に到達可能な領域を求める領域特定手段と、
    求めた領域を表示する手段と
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  22. ナビゲーション装置の交通情報表示方法であって、
    目的地を設定する画面の表示中に、表示画面上のカーソルの停止要求を受け付けると、カーソルの移動を停止させる手段と、
    カーソルが停止した地図上の地点を仮の目的地に設定する手段と、
    前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を算出する手段と、
    算出した前記仮の目的地までの旅行時間または予想到着時刻を表示する手段と、
    目的地として確定要求を受け付けると、仮の目的地を、経路誘導の目的地として設定する手段と
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
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