JP2001124577A - 道路情報表示装置および経路探索装置 - Google Patents

道路情報表示装置および経路探索装置

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JP2001124577A
JP2001124577A JP30762499A JP30762499A JP2001124577A JP 2001124577 A JP2001124577 A JP 2001124577A JP 30762499 A JP30762499 A JP 30762499A JP 30762499 A JP30762499 A JP 30762499A JP 2001124577 A JP2001124577 A JP 2001124577A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渋滞が伸長傾向か、縮小傾向かを示す。 【解決手段】 画面の地図上において、渋滞箇所に矢印
を表示する。その矢印の後半部分を徐々に太くすること
で、渋滞が伸長傾向であることを示す。一方、矢印の後
半部分を徐々に細くすることで、渋滞が縮小傾向である
ことを示す。また、渋滞傾向を考慮して経路探索を行う
ことも好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の渋滞に関す
る情報を地図画面上に表示する道路情報表示装置および
状態を考慮する経路探索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、目的地までの経路を探索し、
この探索結果を表示して、経路案内を行うナビゲーショ
ン装置が知られている。さらに、このナビゲーション装
置では、各種の通信手段により外部から道路の渋滞情報
を取り込み、これを表示したり、経路探索の際に利用す
ることも行われている。
【0003】ここで、このような渋滞の表示は、地図表
示上の渋滞箇所の道路に沿って、渋滞度合いを示す色の
矢印や線を表示するのが一般的である。例えば、渋滞し
ている場所には赤、混雑している場所には橙等の色が採
用される。また、渋滞の長さを矢印の長さで表現するこ
とも行われている。さらに、道路側に設置される表示の
中に渋滞表示を行うものも知られており、この場合も道
路の表示色で渋滞度合いを示している。
【0004】このように、渋滞の程度を表示すること
で、ドライバはそのときの渋滞状態を知ることができ、
その後の運転についての予測をたてることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、渋滞には、こ
れから先渋滞がひどくなる(伸長する)場合と、改善さ
れる(縮小する)場合がある。通常、このような渋滞傾
向の判断は、渋滞状況の表示の経時的変化状態からドラ
イバが判断していた。しかし、渋滞情報の更新頻度はそ
れほど大きくなく、渋滞傾向の判断が難しい場合が多か
った。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、渋滞傾向を見やすく表示できる道路情報表示装置
および渋滞傾向を考慮する経路探索装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路の渋滞に
関する情報を地図画面上に表示する道路情報表示装置に
おいて、渋滞が伸長傾向にあるかまたは縮小傾向にある
かの渋滞傾向を図形情報で模式化して地図画面上に表示
することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、地図情報を取得する地図
情報取得手段と、渋滞が伸長傾向にあるか縮小傾向にあ
るかの渋滞傾向に関する情報を取得する渋滞傾向取得手
段と、渋滞傾向に関する情報に基づいて、渋滞傾向を表
す図形情報を作成する図形情報作成手段と、作成した図
形情報を地図情報と合わせて表示する表示手段と、を備
えることを特徴とする。
【0009】このように、本発明によれば、地図表示上
の図形情報で、渋滞が伸長傾向にあるか縮小傾向にある
かを示す。そこで、ユーザは容易に渋滞傾向を知ること
ができる。また、図形情報の表示位置で渋滞箇所を示す
こともできる。さらに、図形の長さによって現在の渋滞
状態を示し、その他の形態で渋滞傾向を表すことも好適
である。
【0010】また、前記表示手段は、複数の渋滞に対応
して、それぞれの渋滞傾向を示す図形情報を表示するこ
とが好適である。これによって、複数渋滞箇所のそれぞ
れについての渋滞傾向をユーザに示すことができる。
【0011】また、前記渋滞傾向取得手段は、車外との
通信手段を有し、この通信手段により渋滞傾向について
の情報を入手することが好適である。外部の交通情報提
供センターなどは、渋滞の状況について正確な情報を有
している。通信により、このような情報を取得すること
によって、渋滞箇所の渋滞傾向について正確な情報を得
ることができる。
【0012】また、前記図形情報作成手段は、渋滞傾向
に応じて、予め定められている複数の形状の中から形状
を選択して図形情報を作成することが好適である。予め
用意しておくことで、図形情報の作成が容易になる。
【0013】また、前記図形情報作成手段は、渋滞の傾
向に応じて動的に変化する図形情報を作成することが好
適である。アニメーションのように、図形を変化させる
ことで、傾向の表示をわかりやすくできる。
【0014】また、前記図形情報の動的な変化は、周期
的に繰り返されることが好適である。周期的に変化する
ものとすることで、予め用意したパターンで表示するこ
とができ、表示が容易になる。
【0015】また、前記図形情報作成手段は、渋滞傾向
に応じて図形情報に含める色を選択することが好適であ
る。色による表現で、ユーザにわかりやすい表示を行う
ことができる。
【0016】さらに、自車位置を検出する自車位置検出
手段を含み、前記図形情報作成手段は、表示する渋滞傾
向に関する図形情報の範囲を自車位置からの距離に基づ
いて選択することが好適である。渋滞傾向の情報の重要
性は自車からの距離によって変化するため、距離を考慮
することで、適切な表示が行える。
【0017】また、前記図形情報作成手段は、自車位置
から第1所定距離以上第2所定距離以内の範囲の渋滞傾
向についての図形情報を表示する図形情報として選択す
ることが好適である。すぐに到達するような自車から近
い範囲については、将来の渋滞の予測である渋滞傾向は
不要な場合が多い。また、ある程度以上遠い場所では、
不正確になりすぎる。このため、所定の範囲内の情報だ
けを得ることが好適であり、渋滞傾向の表示をこの範囲
のみの表示とすることで、データ処理量を削減でき、適
切な表示を行うことができる。
【0018】また、前記図形情報作成手段は、車速に応
じて選択する図形情報の範囲を変更することが好適であ
る。渋滞傾向は将来の渋滞の予測であり、情報が必要な
範囲はどのくらいの時間で到達するかによる。車速を考
慮することで、より適切な範囲の設定が行える。
【0019】また、前記図形情報作成手段は、自車進行
方向に応じて選択する図形情報の範囲を変更することが
好適である。渋滞情報は、これから通る道路について必
要であり、進行方向を考慮することでより適切な範囲設
定を行うことができる。
【0020】本発明に係る経路探索装置は、地図情報を
取得する地図情報取得手段と、渋滞が伸長傾向にあるか
縮小傾向にあるかの渋滞傾向に関する情報を取得する渋
滞傾向取得手段と、前記地図情報に基づき走行経路につ
いて経路探索を行う経路探索手段と、を含み、渋滞傾向
に応じて経路探索時のリンクコストを変更することを特
徴とする。渋滞傾向を考慮することで、より適切な最適
経路探索を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明の実施形態に係る道路情報
表示装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図で
ある。交通情報提供センター10は、所定地域の渋滞情
報、道路工事情報、通行規制情報などの道路情報を収集
し、集中的に管理している。そして、得られた道路情報
を送信設備12から送信する。この送信設備12として
は、道路脇に設けられた光または電波ビーコン、FM多
重放送等がある。
【0023】送信設備12から送信された情報は、車載
ナビゲーション装置における受信機20において受信さ
れる。受信機20は、受信信号をナビゲーションコンピ
ュータ22に供給する。
【0024】ナビゲーションコンピュータ22には、地
図データベース24、自車位置検出装置26,入力装置
28および表示装置30が接続されている。地図データ
ベース24は、地図データを記憶しており、CD−RO
MやDVD−ROMで構成される。自車位置検出装置2
6は、GPS装置などから構成され自車位置を検出す
る。入力装置は、ディスプレイ(表示装置30)の前面
に設けられたタッチパネルなどを含み、これを用いてユ
ーザが各種データ、指令などを入力する。表示装置30
は、LCD等からなり、経路、渋滞状況等を地図に重畳
表示したりする。
【0025】ユーザが、目的地を設定した場合、ナビゲ
ーションコンピュータ22は、現在地から目的地までの
最適経路を探索する。地図データベース24には、道路
を分岐点(ノード)毎に分割したリンク毎に距離や、旅
行時間等のデータが記憶されている。従って、例えば旅
行時間をそれぞれのリンクコストとして、現在地から目
的地までのコストが最も小さい経路を探索することで、
最適経路を決定することができる。ここで、このリンク
コストは、受信機20から供給される渋滞情報等によっ
て、変更される。すなわち、地図データベース24に記
憶されているリンクコストは、渋滞のない状態のもので
あり、渋滞しているときには、その状態によってリンク
コストが渋滞を加味した旅行時間となるようにリンクコ
ストを上昇させる。また、目的地までの間に通過したい
経由地を入力した場合には、ここを通過する経路を探索
する。
【0026】また、ナビゲーションコンピュータ22
は、自車位置検出装置26で検出した自車位置(現在位
置)に応じて、現在位置の周辺の地図データを地図デー
タベース24から読み出し、表示装置30に表示する。
この際、地図上の現在位置には、現在位置マークを表示
する。さらに、経路を設定した場合には、地図上にその
経路の色を変更する等の手段で表示する。また、入力装
置28からの指示により、現在位置から目的地までの全
ルート表示や、目的地までの経路を主要な通過点(経由
地を含む)毎に分割し、それぞれの地点間の時間などを
表示するルート表示などを表示装置30において行うよ
う制御する。
【0027】ここで、本実施形態の交通情報提供センタ
ー10は、渋滞状況についての情報だけではなく、渋滞
がこれからひどくなる(伸長する)か、解消していく
(縮小する)かという渋滞傾向についての情報を送信す
る。交通情報提供センター10では、地域全体の交通量
の情報を持っており、将来の交通量についてかなり正確
に予測できる。そこで、渋滞傾向についてかなり正確に
予測できる。そして、この予測情報を例えば各リンク毎
の情報として送信する。
【0028】車載ナビゲーション装置においては、この
渋滞傾向についての情報を受信して、この渋滞傾向につ
いて模式的に表す図形を作成し、表示装置において、こ
の図形を表示する。なお、渋滞情報についての車載ナビ
ゲーション装置において、ナビゲーションコンピュータ
22が、受信する渋滞の状況の経時変化等から渋滞傾向
を予測してもよい。
【0029】図2に、渋滞を表示する図形の例を示す。
図2(a)では、矢印の太さを後端に向けて変更してい
る。そして、後端が太くなることで、渋滞が伸長傾向に
あることを示し、後端が細くなることで、渋滞が縮小傾
向にあることを示している。このような図形の表示によ
って、ユーザは一目で渋滞傾向を認識することができ
る。また、矢印の長さは、現在の渋滞の程度をそのまま
表している。
【0030】図2(b)の例では、後半の太さの相違
で、渋滞傾向を示している。図2(c)の例では、矢印
の後半の上面がステップ状に上がって太くなるか、ステ
ップ状に下がって細くなるかで渋滞傾向を示し、図2
(d)では、矢印の後半の下面がステップ状に下がって
太くなるか、ステップ状に上がって細くなるかで渋滞傾
向を示している。
【0031】さらに、図3(a)〜(c)には、他の例
が示されている。図3(a)は、図2(a)の例と同様
に矢印の太さを後端に向けて変更しているが、図2の矢
印が上半分の矢印であったのに代え、両側に矢じりが両
側に膨らむ矢印としている。図3(b)では、矢印を立
体的に表し、その高さを変更している。さらに、図3
(c)の例では、矢印の後半を複数の円で表し、その円
の径を順次変更している。
【0032】そして、このような渋滞傾向を示す矢印
は、図4に示すように、地図表示に重畳して行われる。
これによって、矢印の場所で渋滞場所、矢印の長さで現
在の渋滞の程度、矢印の形状で渋滞傾向を示すことがで
きる。
【0033】図5(a)〜(c)には、矢印を動的に変
化させて渋滞傾向を表す例を示している。図5(a)で
は、矢印の長さは順次変化することを繰り返す。すなわ
ち、渋滞が伸長する場合には矢印が順次長くなり、縮小
する場合には矢印が順次短くなる。この例では、4段階
の表示であり、矢印が4番目の表示の後は、1番目の表
示に戻り、これを周期的に繰り返す。
【0034】図5(b)では、伸長する場合に、胴部が
とぎれた矢印と、通常の矢印を交互に表示し、縮小する
場合には胴部がとぎれた矢印を点滅して間欠的に表示す
る。図5(c)では、伸長する場合には、最初矢印の頭
部だけが存在し、そこに上方からブロックが落ちてき
て、徐々に矢印が形成される。一方、縮小の場合には、
矢印からブロックが落下し矢印が徐々に消えていき、最
後に消滅する。なお、このような表示も周期的に繰り返
す。
【0035】このような表示の動的な変化により、ユー
ザは渋滞傾向を容易に知ることができる。また、表示場
所により渋滞箇所を示し、矢印の長さで現在の渋滞の程
度を示すという機能は従来のまま維持できる。
【0036】図6には、渋滞傾向の表示を限定する例を
示している。すなわち、図において地図上に破線で示し
た円の内側の領域においては、渋滞傾向についての表示
を行うが、外側の領域については渋滞傾向の表示は行わ
ず通常の表示とする。このように、表示を限定すること
で、ナビゲーションコンピュータ22におけるデータ処
理量を減少することができる。なお、破線の円は、表示
しても表示しなくてもよい。
【0037】ここで、この渋滞傾向の表示を行う領域
は、自車位置に基づいて決定することが好適である。す
なわち、自車位置周辺がユーザが渋滞についての細かい
情報を得たい領域であり、自車位置周辺に限定して渋滞
傾向の表示を行う。さらに、この自車位置周辺として渋
滞傾向を表示する領域は、自車の進行方向に応じて変更
することが好適である。すなわち、自車の進行方向の領
域について渋滞傾向の表示を行う。さらに、経路が設定
している場合には、これから走行する経路に沿った領域
のみ渋滞傾向の表示を行うことが好適である。
【0038】さらに、自車位置から任意の距離の範囲内
のみ渋滞傾向を表示することが好適である。すなわち、
自車位置に近い部分については、すぐに到達するため、
将来の渋滞の程度を示す渋滞傾向の情報は必要ない場合
が多い。また、遠い領域では、そこに到達するまでに時
間がかかりすぎ現時点での渋滞傾向の情報は不要な場合
が多い。そこで、任意の距離nkm以上、mkm以内の
範囲内についてのみ渋滞傾向についての表示を行う。こ
れによって、ユーザが必要とする領域について渋滞傾向
の表示が行える。
【0039】また、このような表示範囲を決定する距離
については、自車の平均車速に連動して変化させること
が好適である。すなわち、渋滞傾向の情報は、そこに到
達するすこし前の段階で必要となるものであり、渋滞傾
向の情報が必要な範囲は、走行速度により変化するはず
である。そこで、平均車速が遅いときには、n、mの値
をともに小さくし、平均車速が早い場合には、n、mの
値をともに大きくする。
【0040】さらに、表示範囲を決定する距離の値を道
路種別(高速道、一般道の別)に応じて変化させること
が好適である。すなわち、道路種別により走行速度が変
化するはずであり、高速道路の時には一般道の場合より
n、mの値をともに大きくする。
【0041】また、渋滞傾向の情報を経路案内に反映さ
せることも好適である。経路探索は、リンク旅行時間情
報に基づいて、最適経路を探索することで行っている。
そして、渋滞情報をリンクコストにより変更することも
行われている。しかし、従来の渋滞情報は、その時点に
おける渋滞情報であり、将来の渋滞状態を予測する渋滞
傾向を考慮していない。
【0042】そこで、次のようにして、渋滞傾向を考慮
してリンクコストを調整して経路探索を行う。まず、渋
滞が伸びると予想されるリンクについての係数をp、渋
滞が縮むと予想されるリンクについての係数をqとし、
p>1、q<1とする。そして、この係数p、qを各リ
ンク毎にそのリンクの旅行時間に乗算してリンクコスト
を求め、これを利用して経路探索を行うことで、渋滞傾
向を考慮した経路探索を行うことができる。
【0043】例えば、図7に示すように、A点からB点
へ行くのに、4つのリンクを通り、それぞれに旅行時間
がt1,t2,t3,t4であり、2番目のリンクが渋
滞が伸びる傾向、4番目のリンクが渋滞が縮む傾向にあ
ったとする。この場合には、AB間の旅行時間TABをT
AB=t1+pt2+t3+qt4で求める。これによっ
て、AB間の旅行時間を渋滞傾向を考慮したものにでき
る。なお、経路探索の際には、t1,pt2,t3,q
t4をそれぞれのリンクのリンクコストとして最適経路
探索を行う。
【0044】さらに、係数p,qを現在地からの距離l
に比例して変化させることも、好適である。例えば、l
≦L1のときp=p0,q=q0、L1<l≦L2のとき
p=α10,q=q0/α1(α1>1)、L2<l≦L
3のときp=α20,q=q0/α2(α2>α1),・・
・・とする。
【0045】これによって、現在地からの距離に応じ
て、係数p、qの値は順次1から離れる。これは距離が
遠いほど将来の渋滞度が問題になるからであり、渋滞傾
向をより大きく影響させることが好適だからである。
【0046】なお、上述のように、L1,L2,L3,
・・・をそれぞれ定義してもよいが、単に距離lに比例
した比例式を利用してもよい。
【0047】図8に、ルート情報画面における渋滞傾向
の表示について説明する。ルート表示画面では、現在地
から走行経路に沿った、A地点,B地点,C地点,・・
・のそれぞれの間の走行についての情報を表示する。す
なわち、この画面では、図の左側に示すように、地点名
と各地点間の距離が表示される。そして、右側には、各
地点間の渋滞状態が所定の距離毎に領域分割(例えば、
1または複数のリンクが1つの領域に対応される)され
たバーで表示される。そして、渋滞している領域につい
ては、赤で表示し、その渋滞領域の最も自車に近い渋滞
予測の表示を行う。例えば、渋滞傾向が伸長であれば、
渋滞領域の手前の領域に黄色(渋滞の赤とは異なる色)
と透明の繰り返し(黄色の点滅)の領域を設ける。これ
によって、この領域が渋滞領域になることが予測され、
渋滞が伸長するであろうことが理解される。一方、渋滞
傾向が縮小であれば、渋滞領域の最も自車側の領域につ
いて、赤と透明の繰り返し(赤の点滅)とする。これに
よって、この領域が従来領域からはずれることが予測さ
れ、渋滞が縮小するであろうことが理解される。
【0048】なお、渋滞が伸長する場合に、「透明」→
「橙色」→「赤色」の繰り返しとし、縮小の場合に、
「赤色」→「橙色」→「透明」の繰り返しとする等他の
パターンにすることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
地図表示上の図形情報で、渋滞が伸長傾向にあるか縮小
傾向にあるかを示す。そこで、ユーザは容易に渋滞傾向
を知ることができる。また、図形情報の表示位置で渋滞
箇所を示し、図形の長さによって現在の渋滞状態を示し
つつ、図形の太さなど他の形態で渋滞傾向を表すことも
できる。また、渋滞傾向を考慮して経路探索を行うこと
でより適切な経路探索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 表示図形の例を示す図である。
【図3】 表示図形の例を示す図である。
【図4】 地図上の表示を示す図である。
【図5】 動的な表示図形の例を示す図である。
【図6】 範囲を限定した表示を示す図である。
【図7】 リンクコストを示す図である。
【図8】 ルート表示を示す図である。
【符号の説明】
10 交通情報提供センター、12 送信設備、20
受信機、22 ナビゲーションコンピュータ、24 地
図データベース、26 自車位置検出装置、28 入力
装置、30 表示装置。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の渋滞に関する情報を地図画面上に
    表示する道路情報表示装置において、 渋滞が伸長傾向にあるかまたは縮小傾向にあるかの渋滞
    傾向を図形情報で模式化して地図画面上に表示すること
    を特徴とする道路情報表示装置。
  2. 【請求項2】 地図情報を取得する地図情報取得手段
    と、 渋滞が伸長傾向にあるか縮小傾向にあるかの渋滞傾向に
    関する情報を取得する渋滞傾向取得手段と、 渋滞傾向に関する情報に基づいて、渋滞傾向を表す図形
    情報を作成する図形情報作成手段と、 作成した図形情報を地図情報と合わせて表示する表示手
    段と、 を備えることを特徴とする道路情報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記表示手段は、複数の渋滞に対応して、それぞれの渋
    滞傾向を示す図形情報を表示することを特徴とする道路
    情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の装置において、 前記渋滞傾向取得手段は、車外との通信手段を有し、こ
    の通信手段により渋滞傾向についての情報を入手するこ
    とを特徴とする道路情報表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の装置において、 前記図形情報作成手段は、渋滞傾向に応じて、予め定め
    られている複数の形状の中から形状を選択して図形情報
    を作成することを特徴とする道路情報表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の装置において、 前記図形情報作成手段は、渋滞の傾向に応じて動的に変
    化する図形情報を作成することを特徴とする道路情報表
    示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 前記図形情報の動的な変化は、周期的に繰り返されるこ
    とを特徴とする道路情報表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項2、6または7に記載の装置にお
    いて、 前記図形情報作成手段は、渋滞傾向に応じて図形情報に
    含める色を選択することを特徴とする道路情報表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか1つに記載の装
    置において、 さらに、 自車位置を検出する自車位置検出手段を含み、 前記図形情報作成手段は、表示する渋滞傾向に関する図
    形情報の範囲を自車位置からの距離に基づいて選択する
    ことを特徴とする道路情報表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 前記図形情報作成手段は、自車位置から第1所定距離以
    上第2所定距離以内の範囲の渋滞傾向についての図形情
    報を表示する図形情報として選択することを特徴とする
    道路情報表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の装置にお
    いて、 前記図形情報作成手段は、車速に応じて選択する図形情
    報の範囲を変更することを特徴とする道路情報表示装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項9、10または11に記載の装
    置において、 前記図形情報作成手段は、自車進行方向に応じて選択す
    る図形情報の範囲を変更することを特徴とする道路情報
    表示装置。
  13. 【請求項13】 地図情報を取得する地図情報取得手段
    と、 渋滞が伸長傾向にあるか縮小傾向にあるかの渋滞傾向に
    関する情報を取得する渋滞傾向取得手段と、 前記地図情報に基づき走行経路について経路探索を行う
    経路探索手段と、 を含み、 渋滞傾向に応じて経路探索時のリンクコストを変更する
    ことを特徴とする経路探索装置。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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