JP2006159432A - 熱転写プリンタの印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、サーマルヘッド4近傍のヘッドガイド11にリボンセンサ12を配設し、記録用紙17が搬送されてない時は、サーマルヘッド4がヘッドアップすると共にリボンセンサ12が上昇し、第1のマーカー18bを検出して第1のリボンセンシングを行い、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間に記録用紙17が搬送されている時は、サーマルヘッド4がヘッドダウンして記録用紙17をプラテンローラ3に圧接すると共にリボンセンサ12が降下し、第2のマーカー18cを検出して2色目以降のインク層18aの印刷開始位置をサーマルヘッド4の発熱素子4aに位置合わせする第2のリボンセンシングを行う。
【選択図】 図1
Description
また、プリンタ本体31a内には、プラテンローラ32が配設され、このプラテンローラ32の上方にサーマルヘッド33が配設されている。
また、サーマルヘッド33とプラテンローラ32との間には、記録用紙34が矢印A方向に給紙されて搬送可能になっている。
前記サーマルヘッド33は、ヘッド取付台35に支持されており、このヘッド取付台35がヘッドレバー36に取り付けられている。そして、ヘッドレバー36は、支持軸37を支点として回動させることにより、サーマルヘッド33がプラテンローラ32に接離(ヘッドアップ/ダウン)可能になっている。
前記インクリボン38は、両端部が供給リール39aと巻取りリール39bとに巻回されてリボンカセット39に収納されている。
そして、最後のCの色のインク層38aと最初のYの色のインク層38aとの間の透明部分には、2本の第1のマーカー38bが形成され、Yの色のインク層8aとMの色のインク層8aとの間、及びMの色のインク層8aとCの色のインク層8aとの間の透明部分には、それぞれ1本の第2のマーカー38cが形成されている。
また、第2のマーカー38cによって、M、Cの色のインク層38aのリボンセンシングが行われるようになっている。
前記第1、第2のマーカー38b、38cから、それぞれの色のインク層38aまでの間には、寸法Bの透明なスペース部38dが形成されている。
そして、印刷時において記録用紙34に密着したインクリボン38は、サーマルヘッド33から所定の剥離角度で剥離されて、ガイドローラ39gを介して巻取りリール39bに巻取り可能になっている。
そして、カセット装着部31bにリボンカセット39を装着すると、逃げ溝39dに圧接ローラ41が位置するようになっている。
また、逃げ溝39dが位置する部分には、光学式のリボンセンサ42が配設され、このリボンセンサ42と対向する側の仕切壁39eには、リボンセンサ42から照射された光を反射可能な光沢を有する反射部(図示せず)が形成されている。そして、ヘッドダウンした状態のサーマルヘッド33の発熱素子からリボンセンサ42までの寸法が、インクリボン38のスペース部38dの寸法Bと同じ寸法になっている。
このことにより、リボンセンサ42が第1のマーカー38bを検出してリボン巻取りを停止すると、インクリボン38の最初のYの色のインク層38aの先頭部がサーマルヘッド33の発熱素子形成部分に位置合わせされて、Yの色のインク層38aのセンシングが行われる。
その後、サーマルヘッド33をヘッドダウンして、紙送りローラ40の回転で記録用紙34を矢印A方向に搬送ると共に、サーマルヘッド33の発熱素子を印刷情報に基づいて選択的に発熱させることにより、最初のYのインクが熱転写されて、記録用紙34にYの色の画像が印刷される。
そして、サーマルヘッド33をヘッドダウンして、Yの色の画像の上からMの色の画像を重ね印刷する。その後、同様の動作を繰り返して、Mの色の画像の上にCの色の画像を重ね印刷することで、記録用紙34に所望のカラー画像を印刷することができる。
そのために、インクリボン38の第1のマーカー38bから第2のマーカー38cまでの寸法、及びMの色の第2のマーカー38cからCの色の第2のマーカー38cまでの寸法が長くなって、1枚の記録用紙38に異なる色の複数のインク層38a、38aを重ね印刷するのに時間が掛かり、印刷スピードの向上を阻害していた。
本発明は前述したような課題を解決して、インクリボンの印刷に供しない部分の寸法を小さくして、記録用紙に対する印刷スピードを向上できる熱転写プリンタの印刷方法を提供することを目的とする。
前記サーマルヘッドとプラテンローラとの間に前記記録用紙が搬送されてない時は、前記サーマルヘッドをヘッドアップさせると共に上昇させた前記リボンセンサの照射光を前記反射板で反射させて、前記インクリボンに形成した第1のマーカーを検出して第1のリボンセンシングを行い、
前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記記録用紙が搬送されている時は、前記サーマルヘッドをヘッドダウンさせると共に降下させた前記リボンセンサの照射光を前記記録用紙で反射させて、前記インクリボンに形成した第2のマーカーを検出して第2のリボンセンシングを行うことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記リボンセンサは、前記サーマルヘッドのヘッドアップ/ダウンに連動して前記プラテンローラに対して接離可能なヘッドガイドの前記サーマルヘッド近傍に取り付けられていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記1色目の画像を印刷した前記記録用紙は、後端部側に余白部が形成され、前記第2のリボンセンシングでは、前記リボンセンサの照射光を前記余白部で反射させて前記第2のマーカーの検出を行うようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の手段として、前記プラテンローラとの間に前記記録用紙がない時は、前記ヘッドガイドが前記第1、または第2のポジションに位置して前記第1のリボンセンシングを行い、その後、前記サーマルヘッドをヘッドダウンすると共に前記ヘッドガイドを前記第3のポジションに位置させて前記記録用紙に1色目の画像印刷を行い、その後も、前記ヘッドガイドを前記第3のポジションに位置させて前記第2のリボンセンシングを行うようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第8の手段として、前記ヘッドガイドには、前記記録用紙の搬送方向における前記リボンセンサの下流側に剥離ロ−ラを配設し、印刷時に前記記録用紙に密着した前記インクリボンを前記剥離ローラで剥離するようにしたことを特徴とする。
そのために、1枚の記録用紙に異なる色のインク層を重ね印刷するカラー印刷を時間短縮して、印刷スピードの向上を図ることができる。
更に、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に記録用紙が搬送されてない時は、サーマルヘッドをヘッドアップさせると共に上昇させたリボンセンサの照射光を反射板で反射させて、インクリボンに形成した第1のマーカーを検出して第1のリボンセンシングを行い、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に記録用紙が搬送されている時は、サーマルヘッドをヘッドダウンさせると共に降下させたリボンセンサの照射光を記録用紙で反射させて、インクリボンに形成した第2のマーカーを検出して第2のリボンセンシングを行うので、サーマルヘッドがヘッドアップしてリボンセンサが上昇した時に行う第1のリボンセンシングは、リボンセンサからの照射光を距離の離れた光沢のある反射板で反射させて行うことができる。
そのために、リボンセンサから反射板までの距離が離れていても、リボンセンサの照射光を反射板で明るく反射させてリボンセンシングを行うことができ、高精度な第1のリボンセンシングを行うことができる。
また、リボンセンサが降下した時に行う第2のリボンセンシングは、リボンセンサの照射光を距離の近い白色の記録用紙で反射させることができる。
そのために、反射部材が反射板より反射率が劣る白色の記録用紙でも、リボンセンサからの距離が近いので、高精度な第2のリボンセンシングを行うことができる。
また、第1のリボンセンシング後、記録用紙をプラテンローラとサーマルヘッドとの間に給紙すると共にサーマルヘッドをヘッドダウンして、インクリボンの1色目の色のインク層を前記記録用紙に転写し1色目の画像を印刷後に連続して第2のリボンセンシングを行い、その後、サーマルヘッドをヘッドアップすると共に1色目の色の画像印刷を行った記録用紙をバックフィードして、1色目の色の画像の上に2色目の色の画像を重ね印刷するようにしたので、1色目の画像印刷後もサーマルヘッドをヘッドダウンした状態で、リボンセンサの照射光を距離の近い記録用紙で明るく反射させて第2のリボンセンシングを行うことができ、第2のリボンセンシングを更に高精度に行うことができる。
また、プラテンローラとの間に記録用紙がない時は、ヘッドガイドが第1、または第2のポジションに位置して第1のリボンセンシングを行い、その後、サーマルヘッドをヘッドダウンすると共にヘッドガイドを第3のポジションに位置させて記録用紙に1色目の画像印刷を行い、その後も、ヘッドガイドを第3のポジションに位置させて第2のリボンセンシングを行うようにしたので、第1のリボンセンシングは、リボンセンサから距離の離れた反射板からの反射光で行い、第2のリボンセンシングは、距離の近い記録用紙の余白部からの反射光で行うことができ、それぞれ高精度なリボンセンシングを行うことができる。
また、ヘッドガイドには、記録用紙の搬送方向におけるリボンセンサの下流側に剥離ロ−ラを配設し、印刷時に記録用紙に密着したインクリボンを剥離ローラで剥離するようにしたので、印刷後のインクリボンを確実に剥離して記録用紙に高品位な画像印刷をすることができる。
まず、本発明に係わる熱転写プリンタ1は、図1に示すように、本体ケース2の側板2aに回転自在に支持された円柱状のプラテンローラ3が下部側に配設されている。
前記プラテンローラ3と対向する上方には、プラテンローラ3の軸方向と平行な長尺状のラインヘッドからなるサーマルヘッド4が配設されている。
前記サーマルヘッド4は、プラテンローラ3と対向する側の長手方向に複数の発熱素子(図示せず)が整列形成されて、ヘッド取付台5を介してヘッド支持部材6に取り付けられている。
また、延出部6bの図示右側端部には、下向きに支持腕6dが取り付けられ、この支持腕6dが本体ケース2の側板に橋渡し支持した支持軸7に回動自在に支持されている。即ち、サーマルヘッド4は、ヘッド支持部材6が支持軸7を支点として回動することで、プラテンローラ3に接離(ヘッドアップ/ダウン)可能になっている。
また、回動アーム9bの他端側が支持軸7に支持されており、回動アーム9bが支持軸7を支点として回動することで圧接板9aが上下動するようになっている。
また、圧接部材9は、側板2aに支持した支持軸10aに回動可能に支持したカム部材10に圧接板9aが押圧されることで上下動可能になっている。
また、ヘッドガイド11の図示左下端部には、剥離ローラ11cが回転自在に支持されて、印刷時に後述する記録用紙17に密着したインクリボン18を剥離可能になっている。
光学式のリボンセンサ12が配設され、このリボンセンサ12によって、後述するインクリボン18のインク層を検出して印刷開始位置に位置合わせ可能なリボン頭出しが可能になっている。
前記ヘッドガイド11は、図示を省略した弾性部材によってプラテンローラ3からはなる方向の上方に常に弾性付勢されており、サーマルヘッド4がヘッドアップ状態の印刷待機状態においては、図1に示すように、ヘッドガイド11もプラテンローラ3から所定量上昇するようになっている。
そして、サーマルヘッド4がヘッドダウンして印刷時には、ヘッドガイド11がプラテンローラ近傍まで降下し、サーマルヘッド4の複数の発熱素子が開口部11bに位置してプラテンローラ3に圧接可能になっている。
また、プラテンローラ2の図示左側には、紙送りローラ13と、レバー14を介して第2コイルバネ15の付勢力で紙送りローラ13に圧接する圧接ローラ16とが配設されている。
また、カム部材10を若干時計回り方向に回動させてサーマルヘッド4を所定量ヘッドダウンすると、ヘッドガイド11のプラテンローラ3からの離間寸法が第1のポジションより小さい第2のポジションになるようになっている。
そして、第2のポジションに位置しているヘッドガイド11とプラテンローラ3との間には、カラー印刷可能な印画紙等の厚紙からなる記録用紙17が、給紙ローラ(図示せず)によって図示右側から矢印C方向に給紙されて、前端部17aが紙送りローラ13と圧接ローラ16に圧接挟持されるようになっている。
前記プラテンローラ3とサーマルヘッド4との間に給紙されて矢印C方向に搬送される記録用紙17は、紙送りローラ13と圧接ローラ14とに圧接挟持された前端部17aを、用紙センサ(図示せず)が検出して用紙センシングが行われると、紙送りローラ13の回転が一時的に停止するようになっている。
そして、画像印刷した記録用紙17には、前端部17aと後端部17bとの両側に図6、図8に示すように、画像印刷されない所定寸法の余白部17d、17dが形成されるようになっている。
前記インクリボン18は、幅寸法が記録用紙17の幅寸法より若干広く形成されている。そして、インクリボン18の一方の面である図示下面側(記録用紙17との対向面側)には、図3に示すように、記録用紙17の印刷範囲より若干長く形成された、例えばイエロ(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のインクが塗布された異なる色のインク層18aが形成されている。
また、第2のマーカー18cをリボンセンサ12が検出する第2のリボンセンシングにより、M、またはCの色のインク層18aのセンシングが行われて、M、またはCの色のインク層18aの印刷開始位置がサーマルヘッド4の発熱素子4aに位置合わせされるようになっている。
前記スペース部18dの寸法Eは、サーマルヘッド4の発熱素子4aからリボンセンサ12までの寸法より若干小さく形成されている。
そのために、リボンセンサ12による第1、第2のマーカー18b、18cのセンシングに若干ズレがあったとしても、サーマルヘッド4の発熱素子4aが対向する位置にそれぞれのインク層18aが確実に位置するようになっている。
そして、インクリボン18は、両端部が供給リール19と巻取りリール20とに巻回されて、リボンカセット21に収納されている。
そして、第1、第2リボン収納部21a、21bは、互いに対向して形成された連結壁21cによって連結されている。
また、リボンカセット21の連結壁21cには、上下動するヘッドガイド11が挿通可能なガイド挿通口21fが形成されている。
このようなリボンカセット21は、図1に示すような、サーマルヘッド4をヘッドアップさせてヘッドガイド11がプラテンローラ3から大きく離間させた第1のポジションにあるときに、本体ケース2内部に形成したカセット装着部22に着脱可能になっている。
前記ヘッドガイド11が第1のポジションにある時のリボンセンサ12は、図4に示すように、反射板23aから大きく離間している。
このようなヘッドガイド11が第1のポジションにある時は、プラテンローラ3とヘッドガイド11との間に記録用紙17が給紙されてない待機状態になっている。
この第1のリボンセンシングによって、最初のY色のインク層18aの印刷開始位置がサーマルヘッド4の発熱素子4aに位置合わせされる。
前記第1のリボンセンシング時のリボンセンサ12は、反射板23aからの距離が離れているが、反射板23aは、表面が光沢仕上げされているので、リボンセンサ12からの照射光12aを明るく反射することができる。
そのために、リボンセンサ12が最初のYの色のインク層18aに対応する第1マーカー18bを確実に検出して、高精度なリボンセンシングを行うことができる。
そして、第2のポジションに位置しているヘッドガイド11とプラテンローラ3との間に、記録用紙17が図示右側から矢印C方向に給紙され、記録用紙17の前端部17aが紙送りローラ13と圧接ローラ16とに圧接挟持されて、用紙センサ(図示せず)によって記録用紙17のセンシングが行われる。
このことにより、記録用紙17に反り等があったとしても、この反りを第3のポジションとなったヘッドガイドが矯正することができる。
この時のインクリボン18は、ヘッドガイド11が第1のポジションの時にリボンセンサ12により行われた第1のリボンセンシングによって、第1マーカー18bのセンシングが行われた状態で記録用紙18に圧接される。
この時、記録用紙17の前端部17a側と後端部17b側とには、Yの色の画像17cが印刷されない余白部17d、17dが形成される。
その後、図6に示すような印刷動作を繰り返して、Yの色の画像17cの上にMの色のインク層18aを転写することにより、Yの色の画像17cの上にMの色の画像が重ね印刷される。
前記印刷後の記録用紙17が排紙されてプラテンローラ3とサーマルヘッド4との間に記録用紙17がなくなった後、連続して次の記録用紙17に画像印刷する場合は、サーマルヘッド4をヘッドアップさせると共に、ヘッドガイド11を第2のポジションの高さまで上昇させる。
その後、前述したような印刷動作を繰り返して、次の記録用紙17に所望のカラー画像を連続印刷することができる。
即ち、複数枚の記録用紙17に連続印刷するときの第1のリボンセンシングは、最初の1枚に対してはヘッドガイド11がプラテンローラ3から距離が離れた第1のポジションに位置している時に行い、2枚目以降に対してはヘッドガイド11が第1のポジションより距離が近い第2のポジションに位置している時に行うようになっている。
そのために、2枚目以降の記録用紙17に印刷する時のサーマルヘッド4のヘッドアップ/ダウンの移動量を小さくでき、印刷スピードを速くすることができる。
そのために、異なる色のインク層18a、18aを重ね印刷する時間を短縮でき、印刷スピードの向上を計ることができる。
更に、インクリボン18のランニングコストを低減できる。そのために、記録用紙17の1枚当たりの画像印刷コストを安くすることができる。
2 本体ケース
3 プラテンローラ
4 サーマルヘッド
5 ヘッド取付台
6 ヘッド支持部材
6a ヘッド支持部
6b 延出部
6d 支持腕
7 支持軸
8 第1コイルバネ
9 圧接部材
9a 回動アーム
9b 圧接板
9c 係支部
10 カム部材
11 ヘッドガイド
11a 空洞部
11b 開口部
11c 剥離ローラ
12 リボンセンサ
13 紙送りローラ
16 圧接ローラ
17 記録用紙
17a 前端部
17b 後端部
18 インクリボン
18a インク層
18b 第1マーカー
18c 第2マーカー
18d 印刷画像
19 供給リール
20 巻取りリール
21 リボンカセット
23 用紙ガイド
23a 反射板
Claims (8)
- インクリボンに所定の間隔で形成した異なる色のインク層を記録用紙に重ね印刷して所望の色のカラー画像を印刷可能な熱転写プリンタの印刷方法であって、サーマルヘッド近傍にリボンセンサを配設し、前記インクリボンを挟んで前記リボンセンサと対向する側の用紙搬送経路には、光沢のある反射板が配設され、
前記サーマルヘッドとプラテンローラとの間に前記記録用紙が搬送されてない時は、前記サーマルヘッドをヘッドアップさせると共に上昇させた前記リボンセンサの照射光を前記反射板で反射させて、前記インクリボンに形成した第1のマーカーを検出して第1のリボンセンシングを行い、
前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記記録用紙が搬送されている時は、前記サーマルヘッドをヘッドダウンさせると共に降下させた前記リボンセンサの照射光を前記記録用紙で反射させて、前記インクリボンに形成した第2のマーカーを検出して第2のリボンセンシングを行うことを特徴とする熱転写プリンタの印刷方法。 - 前記リボンセンサは、前記サーマルヘッドのヘッドアップ/ダウンに連動して前記プラテンローラに対して接離可能なヘッドガイドの前記サーマルヘッド近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 前記第1のリボンセンシング後、前記記録用紙を前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとの間に給紙すると共に前記サーマルヘッドをヘッドダウンして、前記インクリボンの1色目の色の前記インク層を前記記録用紙に転写し1色目の画像を印刷後に連続して前記第2のリボンセンシングを行い、その後、前記サーマルヘッドをヘッドアップすると共に前記1色目の色の画像印刷を行った前記記録用紙をバックフィードして、前記1色目の色の画像の上に2色目の色の画像を重ね印刷するようにしたことを特徴とする請求項1、または2記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 前記1色目の画像を印刷した前記記録用紙は、後端部側に余白部が形成され、前記第2のリボンセンシングでは、前記リボンセンサの照射光を前記余白部で反射させて前記第2のマーカーの検出を行うようにしたことを特徴とする請求項1、乃至3のいずれかに記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 前記プラテンローラとの間に前記記録用紙が搬送されてないときの前記ヘッドガイドは、前記プラテンローラから大きく離間した第1のポジションとなっており、前記プラテンローラとの間に前記記録用紙を給紙時、またはバックフィード時の前記ヘッドガイドは、前記プラテンローラからの離間寸法が前記第1のポジションより小さい第2のポジションとなっており、前記記録用紙に画像印刷を行う時の前記ヘッドガイドは、前記記録用紙を前記プラテンローラに圧接した第3のポジションになることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 前記プラテンローラとの間に前記記録用紙がない時は、前記ヘッドガイドが前記第1、または第2のポジションに位置して前記第1のリボンセンシングを行い、その後、前記サーマルヘッドをヘッドダウンすると共に前記ヘッドガイドを前記第3のポジションに位置させて前記記録用紙に1色目の画像印刷を行い、その後も、前記ヘッドガイドを前記第3のポジションに位置させて前記第2のリボンセンシングを行うようにしたことを特徴とする請求項5記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 複数枚の前記記録用紙に連続印刷する場合には、最初の1枚目に印刷する時の前記第1のリボンセンシングを、前記ヘッドガイドが前記第1のポジションに位置している時に行い、2枚目以降に印刷する時の前記第1のリボンセンシングを、前記ヘッドガイドが前記第2のポジションに位置している時に行うようにしたことを特徴とする請求項5、または6記載の熱転写プリンタの印刷方法。
- 前記ヘッドガイドには、前記記録用紙の搬送方向における前記リボンセンサの下流側に剥離ロ−ラを配設し、印刷時に前記記録用紙に密着した前記インクリボンを前記剥離ローラで剥離するようにしたことを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の熱転写プリンタの印刷方法。
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