JP2006154122A - アクテイブマトリクス型表示装置用フォトマスク及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドレイン電極及びソース電極の一部に対応した形状の遮光部と(520−1,520−2)、ドレイン電極及びソース電極のほかの部分、信号配線、信号端子金属電極、引出し線に対応した形状の半透明部(510−1,510−2、510−3、)510−4)とを有するフォトマスク(590−、590−2)。これを用いて、信号配線、信号引出線、信号端子、ドレイン電極の1部、ソース電極の1部となる領域を厚みの薄いレジストパターンで、ドレイン電極及びソース電極が互いに対向する位置からゲート電極幅を超えた短い距離の領域に厚みの比較的厚いレジストパターンを形成することができる。
【選択図】図17
Description
2 画素
5 ゲート端子
7 信号端子
8 信号引出配線
9 TFT
20 ゲート電極
51,52、53 コンタクト層
61 ドレイン電極
62 ソース電極
63 信号端子金属電極
70 フォトレジスト 71,72 厚いレジスト膜 73,74,76 薄いレジスト膜 75,77 リフローレジストパターン
80 パッシベーション膜
100 透明導電膜
130 信号端子透明電極
110 画素電極
210 ゲート配線(走査線)
410 半導体島(アイランド)
500、600 ガラス基板
510−1、510−2、510−3、510−4,515、521、522、611,612,615 半透明部
520−1,520−2、621、622 遮光部
590−1 ハーフトーンマスクのTFT近傍に対応した領域
590−2 ハーフトーンマスクの信号端子近傍に対応した領域
610 信号配線(ドレイン配線)
Claims (28)
- 絶縁基板上に形成されたゲート電極及びゲート配線、ゲート絶縁膜、半導体膜及び金属膜の積層構造上に形成したレジストパターンをマスクとして前記金属膜をエッチングしてドレイン電極、ソース電極、信号配線、信号端子金属電極及び信号配線と信号端子金属電極との引出し線となる金属膜パターンを形成する工程と、前記レジストパターンをリフローして前記金属膜パターン上及び前記ゲート電極上方に位置し少なくとも前記ドレイン電極とソース電極との間の領域を埋めるようにリフローレジストを形成する工程と、前記リフローレジストをパターンとして前記半導体層をエッチングして半導体アイランドをドレイン電極、ソース電極、信号配線、信号端子金属電極、引出し線の下部に形成する工程とを含む表示装置の製造方法における前記レジストパターンの形成に使用されるフォトマスクであって、前記ドレイン電極及びソース電極の一部に対応した形状の遮光部と、前記ドレイン電極及びソース電極のほかの部分、前記信号配線、信号端子金属電極、引出し線に対応した形状の半透明部を有するフォトマスク。
- 前記金属パターンを形成する工程と前記リフロー工程との間に半導体層の一部をエッチングする工程を含む請求項1記載のフォトマスク。
- 前記フォトマスクは、前記半透明部と前記遮光部のほかに透明部を有する請求項1又は2記載のフォトマスク。
- 絶縁基板上に形成されたゲート電極及びゲート配線、ゲート絶縁膜、半導体膜、及び金属膜の積層構造上に形成したレジストパターンをマスクとして前記金属膜をエッチングしてドレイン電極、ソース電極、信号配線、信号端子金属電極、信号配線と信号端子金属電極との引出し線となる金属膜パターンを形成する工程と、前記レジストパターンをリフローして前記金属膜パターン上及び前記ゲート電極上方に位置し少なくとも前記ドレイン電極とソース電極との間の領域を埋めるようにリフローレジストを形成する工程と、前記リフローレジストをパターンとして前記半導体層をエッチングして半導体アイランドをドレイン電極、ソース電極、信号配線、信号端子金属電極、引出し線の下部に形成する工程とを含むパターン形成方法におけるレジストパターンの形成に使用されるフォトマスクであって、前記ドレイン電極及びソース電極の一部に対応した形状の遮光部と、前記ドレイン電極及びソース電極のほかの部分、前記信号配線、信号端子金属電極、引き出し線に対応した形状の半透明部を有するフォトマスク。
- 前記金属パターンを形成する工程と前記リフロー工程との間に半導体層の一部をエッチングする工程を含む請求項4記載のフォトマスク。
- 前記フォトマスクは、前記半透明部と前記遮光部のほかに透明部を有する請求項4又は5記載のフォトマスク。
- 請求項1乃至6の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明部の面積が、遮光部の面積に対して、10%以上であることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項1乃至7の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明部の露光光に対する透過率が、10%以上、50%以下であることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項1乃至8の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明部が、透明基板上に形成されたタンタルを主成分とする半透明膜によって形成され、遮光部が、透明基板上に成膜されたタンタル半透明膜上にさらにクロムを主成分とする膜が積層された多層膜によって形成されていることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項1乃至8の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明部が、透明基板上に形成されたモリブデンシリサイドを主成分とする膜によって形成され、遮光部が、基板上に成膜されたモリブデンシリサイド半透明膜上にさらにクロムを主成分とする膜が積層された多層膜によって形成されていることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項1乃至8の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明部が、透明基板上に形成されたクロムを主成分とする膜によって形成され、遮光部が、基板上に成膜されたクロム半透明膜上に中間膜を挟み、さらにクロムを主成分とする膜が積層された多層膜によって形成されていることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項11記載のフォトマスクにおいて、中間膜が、酸化ケイ素、窒化珪素、窒化酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化モリブデン、酸化タンタルシリサイド、酸化モリブデンシリサイド、フッ化クロム、フッ化酸化クロム、酸化錫、酸化インジウム、酸化インジウム錫、酸化亜鉛のうち1つからなる膜または複数の組み合わせた混合膜であることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項9乃至12の何れか1の請求項記載のフォトマスクにおいて、半透明膜上に積層されたクロムを主成分とする膜が、窒化クロムを主成分とする第一の膜と、酸化クロムまたは酸化窒化クロムを主成分とする第二の膜とからなることを特徴とするフォトマスク。
- 請求項1乃至8の何れか1の請求項記載のフォトマスクを製造する方法であって、透明基板上に形成した遮光膜に第1のレジストパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンをマスクとして遮光膜をエッチングして前記透明基板を露出させ遮光部パターンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンを除去した後前記遮光部及び露出した基板上に半透明膜を形成する工程と、前記半透明膜上に第2のレジストパターンを形成する工程と、前記第2のレジストパターンをマスクとして前記半透明膜をエッチングして前記透明基板を露出させ半透明部を形成する工程とを含むフォトマスクの製造方法。
- 請求項14記載のフォトマスクの製造方法において、遮光膜が、クロム、窒化クロム、または、フッ化クロムを主成分とした薄膜より構成されることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
- 請求項14記載のフォトマスクの製造方法において、遮光膜が、透明基板上に成膜される順番で、クロム、窒化クロム、または、フッ化クロムを主成分とする薄膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、または、フッ化酸化クロムを主成分とする薄膜との積層膜から構成されることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
- 請求項14記載のフォトマスクの製造方法において、半透明膜が、酸化クロム、または、酸化窒化クロムを主成分とする薄膜から構成されることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
- 請求項14記載のフォトマスクの製造方法において、半透過膜を形成する成膜工程において、第二のレジストパターンを形成する際の位置合わせ基準パターン上、及び、その周辺上にマスキングを行い、この位置合わせ基準パターンに半透過膜が形成されないようにすることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
- 請求項14記載のフォトマスクの製造方法において、半透過膜の形成を基板上全面に行い、第二のレジストパターンを形成する前に、第二のレジストパターンを形成する際の位置あわせ基準パターン上、及び、その周辺上の半透過膜を除去する工程を設けることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
- 請求項1乃至8の何れか1の請求項記載のフォトマスクを製造する方法であって、透明基板上に順次形成した半透明膜及び遮光膜の積層構造に厚い膜のレジスト層と薄い膜のジスト層からなるレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクに前記半透明膜および遮光膜をエッチングして前記透明基板を露出させる工程と、前記薄い膜のレジストを除去し前記遮光膜をエッチングして前記半透明膜を露出して半透明部を形成する工程と、前記厚い膜のレジストを除去して遮光部を形成する工程とを含むフォトマスクの製造方法。
- 請求項20記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記薄い膜のレジストの除去をプラズマアッシングにより行うフォトマスクの製造方法。
- 請求項20記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記薄い膜のレジストの除去をレジストの再現像により行うフォトマスクの製造方法。
- 請求項20記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記薄い膜のレジストの除去をレジストをベークした後レジストの再現像により行うフォトマスクの製造方法。
- 請求項20記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記レジストパターンを形成する工程は、前記遮光膜上に形成したレジスト層を前記レジスト層の面方向に電子線又は光ビームで走査し、前記レジスト層の面方向で照射量を変化させる工程を含むフォトマスクの製造方法。
- 請求項24記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記照射量の変化は、電子線又は光ビームの複数回の走査によって行うフォトマスクの製造方法。
- 請求項25記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記複数回の走査は、所定領域で一定の照射量の第1の走査と、所定領域で照射量を変化させた第2の走査を含むフォトマスクの製造方法。
- 請求項26記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記第1の走査と前記台の走査の走査領域が重複する領域を含むフォトマスクの製造方法。
- 請求項26記載のフォトマスクを製造する方法であって、前記第1の走査と前記台の走査の走査領域が重複していないように照射するフォトマスクの製造方法。
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