JP2006153711A - 携帯端末を用いた案内情報報知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】進行方向又は目的施設等を音声案内する案内情報報知システムを既存の携帯端末等を利用し簡単且つ低価格で提供する。
【解決手段】進行方向又は目的施設等の案内必要場所に、情報を送信する複数の情報送信装置1を設け、情報送信装置1内の情報を、各情報送信装置1を個別に識別、又は各情報送信装置1の設置位置を識別できる識別子を含む情報とし、上記案内を利用する利用者が携帯し、上記情報送信装置1から情報を読取り、情報送信装置1から情報に基づき識別子を読取り、読取られた識別子に対応する案内情報データベース10内の案内情報を音声に変換し案内先への案内情報を利用者に報知する案内報知装置9を設けた。案内情報データベースシステム10を、特定のナンバーに対応して特定の内容が登録される携帯電話のアドレス帳機能27から構成し、音声変換部19を、アドレス帳機能27によって登録内容を読上げる音声変換機能28から構成する。
【選択図】図3
【解決手段】進行方向又は目的施設等の案内必要場所に、情報を送信する複数の情報送信装置1を設け、情報送信装置1内の情報を、各情報送信装置1を個別に識別、又は各情報送信装置1の設置位置を識別できる識別子を含む情報とし、上記案内を利用する利用者が携帯し、上記情報送信装置1から情報を読取り、情報送信装置1から情報に基づき識別子を読取り、読取られた識別子に対応する案内情報データベース10内の案内情報を音声に変換し案内先への案内情報を利用者に報知する案内報知装置9を設けた。案内情報データベースシステム10を、特定のナンバーに対応して特定の内容が登録される携帯電話のアドレス帳機能27から構成し、音声変換部19を、アドレス帳機能27によって登録内容を読上げる音声変換機能28から構成する。
【選択図】図3
Description
この発明は進行方向又は目的施設等の案内先の案内を音声によって行う携帯端末を用いた案内情報報知システムに関する。
従来視覚障害者用ブロック内に電子タグを埋設し、視覚障害者が歩行の際に利用する白杖に、該電子タグに記憶された情報と通信するリーダ/ライタ機器を設け、リーダ/ライタ機器で電子タグと通信し、視覚障害者等に案内を音声報知するシステムが公知となっている(例えば特許文献1参照)。
特開平4−32891号公報
本発明は進行方向又は目的施設等の案内先の案内を音声によって行う案内情報報知システムを既存の携帯端末等を利用して簡単且つ低価格で構築するための携帯端末を用いた案内情報報知システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するための携帯端末を用いた案内情報報知システムは、進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の場所に設けられ、読み取り側の動作に反応して情報を送信する複数の情報送信装置1と、上記案内を利用する利用者が携帯し、上記情報送信装置1から情報を読み取り、読み取った情報に基づいて前記案内先への案内情報を利用者に報知する案内報知装置9とを備えたシステムにおいて、上記情報送信装置1内の情報を、各情報送信装置1を個別に識別、又は各情報送信装置1の設置位置を識別することができる識別子を含む情報とし、案内報知装置9を、情報送信装置1からの情報に基づき識別子を読み取る受信部14と、案内先への案内情報を各識別子に関連付けして予め記憶させられた案内情報データベースシステム10と、受信部14によって読み取られた識別子に対応する案内情報データベース10内の案内情報を音声に変換する音声変換部19と、音声変換部によって変換された音声を出力する音声発生デバイスとを備えて構成したことを第1の特徴としている。
第2に案内情報データベースシステム10が、特定のナンバーに対応して特定の内容が登録される携帯電話のアドレス帳機能27からなり、音声変換部19が、アドレス帳機能27によって登録されている内容を読み上げる音声変換機能28からなることを特徴としている。
第3に情報送信装置1を、進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の進入路A,B,C,Dを備えたエリア4内、若しくは当該エリア4の近傍位置に設け、各識別子に対応する案内情報を、進入方向に応じて案内先を案内する情報とし、上記エリア4への進入時に、前記案内情報を利用者に報知した後、少なくとも当該情報送信装置1以外の他の情報送信装置1からの識別子情報に基づく案内情報の報知を自動的に規制する規制手段17を設けてなる報知を自動的に規制する規制手段17を設けてなることを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、情報送信装置のデータ記憶容量が少なくと済むため、簡単で安価な情報送信装置を使用して、進行方向又は目的施設等の案内先の案内を音声案内するシステムを構築することができる。このとき案内情報は案内報知装置側に記憶されているため、案内情報の修正や追加等を案内報知装置側で簡単に行うことができ、システムのメンテナンスも容易となる。
一方携帯電話には、特定のナンバーに対応して特定の内容が登録されるアドレス帳機能と、アドレス帳機能によって登録されている内容(文字データ)を読み上げる音声変換システムが搭載されている機種がある。
このため案内情報データベースシステムを、携帯電話のアドレス帳機能から構成し、音声変換部を、アドレス帳機能のメモリナンバーに対応して登録されている内容を読み上げる音声変換機能から構成することによって、少なくとも携帯電話を案内報知装置の一部として使用することができ、案内報知装置をローコストで開発することができ、システム全体を低価格で提供することが可能となる。
また規制手段を設けることによって、所定の進入路から進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の進入路を備えたエリア、例えば交差点や分岐点、目的施設の近傍等に進入し、他の進入路に進んだ場合、上記エリアから出る方向に進むことになる進入路に配置される情報送信装置からの情報は報知されない。そして利用者にとって意味を持たない情報を利用者に報知しないことによって、無意味な情報に基づく利用者の誤った判断を防止して利用者に必要な案内情報のみ報知提供することができる。
図1は本発明の案内情報報知システムを構成する情報送信装置1の概略イメージ図である。該情報送信装置1は非接触ICタグからなる。該非接触ICタグは、バッテリを内蔵しないパッシブタイプであり、情報記憶等を行うICチップ2と、アンテナ3とを備える。
情報送信装置1は、図2(a),(b),(c)に示されるように、互いに交わる複数の通路A,B,C,Dの交差点4や、折れ曲がった状態に配置される通路X,Yの屈曲点6や、通路αにおける施設7の対面部分8等の進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の進入路を備えたエリアの近傍に配置される。具体的には上記エリア4,6,8から所定距離離れて各通路A,B,C,D,X,Y,α内に配置される。
情報送信装置1のICチップ2には、電子情報として、各情報送信装置1を個別に識別、又は各情報送信装置の設置場所を個別に識別することができる識別子を含む情報が書き込まれている。本実施形態においては、各情報送信装置にユニークな数字の組み合わせ(識別ナンバー)が識別子として書き込まれている。識別子によって各情報送信装置1を個別に識別することができ、且つ各情報送信装置1の設置場所を識別することができる。
図3は本発明の誘導システムを構成する案内報知装置9の概略ブロック図である。案内報知装置9は、上記情報送信装置1から送信される情報を受信する受信システム11と、受信した情報に基づき案内情報を音声として報知する音声報知システム12とから構成されている。
受信システム11は、上記非接触ICタグに対応するRFIDアンテナ13と、該RFIDアンテナ13が受信するICタグからのキャリア(電波や電磁波等)より、キャリアに含まれる情報に基づきICチップ2内の識別ナンバーを取り出す受信部14と、該受信部14からの情報を音声報知システム12に無線で送信する送信部16と、受信部14の作動を規制する規制部17とからなる。
RFIDアンテナ13と受信部14とにより、上記非接触ICタグに対応するICタグリーダが構成される。なお非接触ICタグからRFIDアンテナを使用してICタグ内の情報を読み出すシステムについては公知であるため受信部14による識別ナンバーの読み出しの詳細な説明は割愛する。
送信部16は、受信部14によって受信して取り出した情報送信装置1側の識別ナンバーを音声報知システム12側に無線で送信するように構成されている。規制部17は、上記エリア4,6,8の近傍で、受信部14が一度情報送信装置1(非接触ICタグ)からの情報を受信した後、所定の規制時間経過中はRFIDアンテナ13から入力される情報送信装置1側からのデータを受信部14において処理させないように受信部14の作動を自動的に規制するように構成されている。
なお上記規制時間経過後は、受信部14はRFIDアンテナ13から入力される情報送信装置1側からのデータを処理し、送信部16を介して識別ナンバーを音声報知システム12側に送信する。
受信システム11は、以上に示される構造により、上記エリア4,6,8の近傍で特定の情報送信装置1からの情報を受信して識別ナンバーを取り出すと、送信部16を介して音声報知システム12側に送信する。ただし一度情報送信装置1からの情報(識別ナンバー)を受信した後は、上記規制時間内は、RFIDアンテナ13が情報送信装置1からの情報を受信しても、規制部17によって受信部14の作動が規制されるため、この情報に含まれる識別ナンバーは音声報知システム12側に送信されない。
上記音声報知システム12は、受信システム11の送信部16からの識別ナンバーを含む無線データを受信する受信部18と、上記エリア4,6,8への進入方向に応じて案内先を案内する案内情報が各識別ナンバーに関連付けされて書き込まれた案内情報データベースシステム10と、案内情報データベースシステム10内の案内情報を音声アナログデータに変換(デコード)するデコード部19と、該デコード部19により変換された音声アナログデータを増幅するアンプ21と、イヤホンとからなる。
受信部18は受信した無線データから識別ナンバーを取り出し、該識別ナンバーを案内情報データベースシステム10に送るように構成されている。
案内情報データベースシステム10は、図4に示されるように、各案内情報と各識別ナンバーとが関連付けされて書き込まれた識別子-案内情報データテーブル22と、特定の識別ナンバーによって、当該識別ナンバーに対応する案内情報を選択して引き出すデータ選択システム23と、データ選択システム23に対して任意の識別子を入力する選択条件入力部24と、データ選択システム23によって引き出された案内情報を出力するデータ出力部26とを備えている。
選択条件入力部24は受信部18から識別ナンバーを受け取り、データ出力部26はデコード部19に案内情報を受け渡す。これによりデコード部19は案内情報データベースシステム10が選択した特定の識別ナンバーに対応する案内情報を音声変換する。
音声報知システム12は、以上に示される構造により、受信システム11の送信部16から無線データを受信すると、受信システム11が受信した情報発信元の特定の情報送信装置1に対応した案内情報を音声アナログデータ(音声)に変換してイヤホン(音声発生デバイス)から鳴らす。
なおイヤホンの代わりにスピーカ等の音声発生デバイスを使用することもできる。また案内情報データベースシステム10は、識別ナンバーの入力によって当該識別ナンバーに対応する案内情報を出力することができればどのような形態であってもよい。
以上により案内報知装置9は、上記エリア4,6,8の近傍で受信システム11が情報送信装置1からの情報を受信すると、受信した情報内の識別ナンバーに対応する案内情報を音声報知システム12によりイヤホンから音声で鳴らし、本誘導システムの利用者への案内報知を行う。この際の案内報知は、情報発信元の特定の情報送信装置1に特有の案内情報であり、つまり上記情報送信装置1が設置されたエリア4,6,8の特定の位置に特有の案内情報である。
一方当該エリア4,6,8において一度情報送信装置1からの情報(識別ナンバー)に対応する案内情報を報知すると、その後上記規制時間内は、受信システム11のRFIDアンテナ13が情報送信装置1からの情報を受信しても、この情報内の識別ナンバーに対応する案内情報をカットして報知しない。
これにより上記エリア4,6,8への本誘導システムの利用者の進入時に、進入に使用した通路A又はB又はC又はD又はX又はYに設けられた情報送信装置1、あるいは通路αの通行方向に対応して設けられた情報送信装置1からの情報に基づく案内情報が、案内報知装置9によって利用者に音声報知された後、規制時間内は、全ての情報送信装置1からの情報に基づく案内情報の案内報知装置9による音声報知が自動的に規制される。
つまり本誘導システムの利用者が、例えば所定の通路から交差点に進入し、交差点への進入に際して当該通路の情報送信装置1からの情報に基づく案内情報を聞き、他の通路に進んだ場合、交差点から出る方向に進むことになる利用者が進んだ通路の情報送信装置1からの情報に基づく案内情報は、規制部17の規制によりイヤホンから流れることはない。
したがって上記規制部17によって、利用者にとって意味を持たない情報送信装置1からの情報に基づく案内情報が利用者に報知されることはなく、利用者に対する無意味な情報に基づく利用者の誤った判断を防止することができる。ただし上記規制時間は利用者が上記エリア4,6,8を通過するために必要な時間を考慮して予め設定、あるいは調節可能に設定しておく必要がある。
なお案内報知装置9が、情報送信装置1からの情報を読み取る受信システム11と音声報知システム12とに分離した分離式となっているため、受信システム11のみを情報送信装置1に対応させて変更することで、様々な情報送信装置1に対して音声報知システム12を共通利用することもできる。
特に受信システム11と音声報知システム12との間のデータ授受が無線によって行われるため、受信システム11と音声報知システム12との間のケーブルが不要となる。このため受信システム11と音声報知システム12の配置の自由度が高い。
例えば図5に示されるように、視覚障害者が使用する白杖38に受信システム11を設け、音声報知システム12を、利用者となる視覚障害者が携帯することができる携帯タイプとすることができる。
具体的には白杖38の先端側にRFIDアンテナ13を、白杖38の上端部分に受信部14,送信部11,規制部17がユニット化された受信ユニット35を設け、携帯タイプの音声報知システム12にイヤホン39を外部接続し、利用者がイヤホン39を装着するような構成とすることができる。
ただし受信システム11と音声報知システム12とを有線(ケーブル)によって接続するように構成することもできる。このケーブルによる接続によって通信の信頼性を簡単に確保することができるため、ケーブルの配置スペースに問題がない場合、受信システム11と音声報知システム12とを有線で接続する手段を採用することもできる。
一方上記実施形態においては規制部17によって受信システム11における受信部14の受信規制をするように構成したが、規制部17は、一度情報送信装置1からの情報に基づく音声報知した後、上記規制時間経過中に情報送信装置1からの情報に基づく案内情報の音声報知を停止させるように案内報知装置9の作動を規制すればどのような構成であってもよい。
例えば規制部17を受信システム11のRFIDアンテナ13や送信部16の作動を規制するように構成してもよい。あるいは規制部17を音声報知システム12側に設け、音声報知システム12側での音声の発生を規制するように構成してもよい。
また案内情報の報知を音声により行う以外に、ナビゲーションシステムのように画像によって報知するように構成することもできる。上記のような音声による報知は視覚障害者に対して特に有効であり、画像による報知は聴覚障害者に対して特に有効である。そして本案内情報報知システムは、情報送信装置1を通路に設けるため、情報送信装置1を屋外の通路に配することによって、屋外で簡単に使用することもできる。
上記のように構成される本情報送信装置1と案内報知装置9による案内情報報知システムにおいては、情報送信装置1には、送信に必要なデータ以外は、識別ナンバーを記憶させるだけで済む。このため情報送信装置1に使用するICチップ2の記憶容量が小さくて済み、情報送信装置を安価に且つ簡単に製造することができる。
これによりシステム全体を安価に簡単に構成することができる。また案内情報は案内報知装置9側に記憶されているため、案内情報の修正や追加等を案内報知装置9側で簡単に行うことができる。また識別ナンバーに対応する案内情報を案内報知装置9側において全く新規に容易に作成することもできる。
このため展示会場等において所定の識別ナンバーを持つ情報送信装置1を複数配置し、各情報送信装置1の識別ナンバーに対応する案内情報を案内報知装置9側において作成することによって、上記展示会場等において案内情報報知システムを簡単に構築することができる。
一方情報送信装置1に記憶させられる識別ナンバーを住所に基づくものとすることによって、情報送信装置1の識別ナンバーを容易にユニークに設定することができる。この場合識別子-案内情報データテーブル22に全ての情報送信装置1に対応する案内情報を持たせて、本システムを全国的に展開して使用することができる。
なお識別子-案内情報データテーブル22を所定のエリア,地域等別に設定し、利用者が本システムを使用するエリアや地域に応じて別々の識別子-案内情報データテーブル22を使用するように構成することによっても、本システムを全国的に展開して使用することができる。
上記のように識別ナンバーのエリアや地域に応じた識別子-案内情報データテーブル22を使用する場合は、上記エリアや地域毎に識別ナンバーをユニークに設定すればよい。このため識別ナンバーが増大することがなく、システムの管理が容易となる。
ただし上記いずれの場合も同じ案内情報をもつ位置に配置される情報送信装置1の識別ナンバーを統一することもできる。例えば「左折で市役所、右折で裁判所」という場所に配置される情報送信装置1の識別ナンバーを「001」に統一すれば、全国どこでも「左折で市役所、右折で裁判所」という場所には、「001」の識別ナンバーを持つ情報送信装置1を配置することができる。
一方携帯電話には、アドレス帳機能とアドレス帳内に記載されている文字データを読み上げる音声変換システムが搭載されている機種がある。例えばNTT ドコモ(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)のF671is(富士通株式会社製)やFOMAらくらくホン(富士通株式会社製)、AU(KDDI株式会社)のW22SA( 三洋電機株式会社製)やA1403K(京セラ株式会社製)等である。また上記携帯電話にはスピーカの他ヘッドフォンジャックが搭載され、該ヘッドフォンジャックにイヤホンやヘッドホンを接続することが可能となっている。
上記アドレス帳機能は、特定のメモリナンバーに対して特定の内容が保存されて登録されている。そして所定のメモリナンバーを入力すると、当該メモリナンバーに対して登録されている内容が呼び出されてディスプレイ表示される。一般的には電話番号や氏名等が登録されている。
上記音声変換システムは、メモリナンバーに基づき呼び出された内容をイヤホン・ヘッドフォン又はスピーカから音声として流すように構成されている。つまり図6に示されるように、上記携帯電話Pは、アドレス帳機能27に対して所定のメモリナンバーを入力すると当該メモリナンバーに対して登録されている内容がディスプレイ表示されるとともに、音声読み上げ機能28を介してイヤホン等から音声報知される。
このためメモリナンバーと前述の識別子とを対応又は一致させ、特定の識別子に対応する案内情報を、前記識別子に対応するメモリナンバーに対して登録することによって、特定のメモリナンバーを選択すると、当該メモリナンバーに対して登録された案内情報をスピーカやイヤホン等から音声報知させることができる。
また上記携帯電話は、携帯電話に使用される周波数の電波の送受信機能を当然持つため、該送受信機能を受信システム11からの識別子を受信するように構成し、受信した識別子をメモリナンバーの選択条件とするように構成することにより、特定の情報送信装置1からの情報を受信することによって、前記情報送信装置1に対応する案内情報の音声報知をスピーカやイヤホン等から行わせることができる。
つまり上記機種の携帯電話であれば、アドレス帳機能27を案内情報データベースシステム10に、音声変換システム28をデコード部19とすることができ、より少ない改造によって、容易に音声報知システム12とすることができる。ただし規制部17は必ず新規に設ける必要がある。なお規制部17を設けない場合は、当然規制部17を新規に構成する必要はない。
またアドレス帳機能27の編集機能を使用することによって、報知内容をユーザ側で変更したり、新規に報知内容を作成したりすることも容易にできる。これにより前述のように展示会場等において案内情報報知システムを構築する場合、各情報送信装置1の識別ナンバーに対応するメモリナンバーに、当該識別ナンバーに対応する案内情報を登録することによって、音声報知システム12が簡単に構成される。所定のメモリナンバーに案内情報を登録する方法として、キー入力や音声入力等が考えられる。
なお携帯電話の送受信機能を情報送信装置1からの情報を直接受信する構成とすることによって、案内報知装置9自体を1台の携帯電話によって構成することもできる。また案内報知装置9又は音声報知システム12を電話と兼用させることもできる。その他携帯電話に付属の機能を案内報知装置9又は音声報知システム12に応用することもできる。
携帯端末を携帯した歩行者や手動又は電動の車椅子等の乗り物に乗った利用者に対する交差点等での案内情報報知システムに適用することができる。
1 情報送信装置
4 交差点(エリア)
9 案内報知装置
10 案内情報データベースシステム
14 受信部
17 規制部(規制手段)
19 デコード部(音声変換部)
27 アドレス帳機能
28 音声変換機能
A 通路(進入路)
B 通路(進入路)
C 通路(進入路)
D 通路(進入路)
4 交差点(エリア)
9 案内報知装置
10 案内情報データベースシステム
14 受信部
17 規制部(規制手段)
19 デコード部(音声変換部)
27 アドレス帳機能
28 音声変換機能
A 通路(進入路)
B 通路(進入路)
C 通路(進入路)
D 通路(進入路)
Claims (3)
- 進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の場所に設けられ、読み取り側の動作に反応して情報を送信する複数の情報送信装置(1)と、上記案内を利用する利用者が携帯し、上記情報送信装置(1)から情報を読み取り、読み取った情報に基づいて前記案内先への案内情報を利用者に報知する案内報知装置(9)とを備えたシステムにおいて、上記情報送信装置(1)内の情報を、各情報送信装置(1)を個別に識別、又は各情報送信装置(1)の設置位置を識別することができる識別子を含む情報とし、案内報知装置(9)を、情報送信装置(1)からの情報に基づき識別子を読み取る受信部(14)と、案内先への案内情報を各識別子に関連付けして予め記憶させられた案内情報データベースシステム(10)と、受信部(14)によって読み取られた識別子に対応する案内情報データベース(10)内の案内情報を音声に変換する音声変換部(19)と、音声変換部によって変換された音声を出力する音声発生デバイスとを備えて構成した携帯端末を用いた案内情報報知システム。
- 案内情報データベースシステム(10)が、特定のナンバーに対応して特定の内容が登録される携帯電話のアドレス帳機能(27)からなり、音声変換部(19)が、アドレス帳機能(27)によって登録されている内容を読み上げる音声変換機能(28)からなる請求項1の携帯端末を用いた案内情報報知システム。
- 情報送信装置(1)を、進行方向又は目的施設等の案内先の案内を必要とする複数の進入路(A),(B),(C),(D)を備えたエリア(4)内、若しくは当該エリア(4)の近傍位置に設け、各識別子に対応する案内情報を、進入方向に応じて案内先を案内する情報とし、上記エリア(4)への進入時に、前記案内情報を利用者に報知した後、少なくとも当該情報送信装置(1)以外の他の情報送信装置(1)からの識別子情報に基づく案内情報の報知を自動的に規制する規制手段(17)を設けてなる報知を自動的に規制する規制手段(17)を設けてなる請求項1又は2の携帯端末を用いた案内情報報知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004346187A JP2006153711A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | 携帯端末を用いた案内情報報知システム |
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Publications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008072184A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信システム及びそのプログラム |
KR20160073503A (ko) * | 2014-12-16 | 2016-06-27 | 한국전자통신연구원 | 음성 안내 시스템 및 방법 |
KR102206129B1 (ko) * | 2020-06-24 | 2021-01-22 | 한국철도기술연구원 | 음성유도기 제어방법 및 시스템 |
-
2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008072184A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信システム及びそのプログラム |
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