JP3887650B2 - 歩行者に施設情報を提供するシステム及び方法 - Google Patents

歩行者に施設情報を提供するシステム及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行者ITSの一環として歩行者に案内経路上の目標物となる施設の情報を提供するシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢社会への対応やバリアフリー社会の構築が緊急の課題として叫ばれており、ITS(Intelligent Transport Systems 高度道路交通システム)の自動車交通への導入が進展する中、歩行者に対するITSの活用、すなわち「歩行者ITS」への気運が高まってきている。
【0003】
ここで「歩行者ITS」とは、主として歩行者、車椅子使用者等に、安全・快適・利便を提供する道路システムであると定義できる。すなわち、高齢者・障害者の社会参加を支援するためには、その歩行に伴う身体的・精神的負担を軽減する必要があり、高齢者・障害者でも安全かつ快適に移動できる歩行環境を提供する必要がある。また、平成12年5月にいわゆる交通バリアフリー法が成立したことにより、今後、バリアフリー対応の歩行空間を提供することがますます求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
歩行者ITSの開発においては、主に健常者を対象とする自動車ITSと異なり、歩行者、特に高齢者や障害者といった移動に困難を感じる機会の多い歩行者等に対する情報提供を如何にして行うかが課題となる。
【0005】
例えば弱視者の場合には、自分の周囲にある施設についての情報が欲しい場合があるが、自動車ITSでは弱視者等に対する案内を想定しておらず、タイムリーにそれらの被案内者の挙動に応じた形態で提供する手段は無かった。
【0006】
すなわち、自動車ITSにおける経路案内では、経路案内の一部として特定の施設(ガソリンスタンドやコンビニエンスストア)等の情報を運転者に案内するというシステムはあるが、それらは曲がり角等の目安としての案内に過ぎない。また、弱視者等の場合には経路案内の目安としてそれらの施設を案内されても無意味であった。すなわち、弱視者等は交差点などを視覚で探索できないため、曲がり角の目安の施設だけ案内されてもどの道をどの方向に進んで良いか理解できない。
【0007】
このような課題を解決するために、横断歩道や特定の施設等に音声案内装置を設け、大きな音声で繰り返し歩行者の注意を喚起する方法がある。しかしこの方法では近隣住民や情報を必要としない歩行者にとっては煩わしい。また、効率的な案内方法でない。
【0008】
さらに、歩行者がボタンを押す等の操作を実行することにより音声案内を行う装置もあるが、歩行者が音声案内装置に近づいた時に端末操作を行う必要があり、経路案内という点では実質的に無意味である。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、高齢者や視覚障害者といった目的とする施設の所在や入口などを視覚で探索することが困難な歩行者等に対して、障害者用トイレなどのバリアフリー施設や目的地までの経路の目安となる施設等に関する適切な情報を提供することができる歩行者施設情報提供システム及びその方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の主要な観点によれば、歩行者の位置を検出する歩行者位置検出手段と、前記検出手段の歩行者位置検出結果に基づいて、歩行者の周囲所定距離内にある施設を検出する施設検出手段と、検出した施設に設置され所定の指示信号を受信することで当該施設の情報を出力する施設情報出力システムに対して、前記指示信号を送信する出力指示信号送信手段とを備えたことを特徴とする施設情報提供システムが提供される。
【0011】
このような構成によれば、視覚障害者等の歩行者の現在位置を検出し、歩行者が施設から所定距離に近付いた時に、手元の端末からではなく施設に設置された施設情報出力システムから施設情報を提供することができる。これにより、目的とする施設の所在(方向)や入口などを視覚で探索することが困難な歩行者等に対して、障害者用トイレなどのバリアフリー施設や目的地までの経路の目安となる施設等に関する適切な情報を提供することができる。
【0012】
また、歩行者の周囲所定距離内にある施設にだけ施設情報の提供を指示するようにしたので、施設周囲の住民や他の歩行者等へ影響が少ない。
【0013】
また、本発明の好ましい実施形態によれば、さらに、前記歩行者位置検出手段によって検出した歩行者の現在位置と目的地とに基づいて歩行者に案内する経路を生成する案内経路生成手段と、生成した案内経路を、経路上に設置され経路案内の目標物となる施設に関連付けて登録する案内経路登録手段とを備え、前記出力指示信号送信手段は、前記施設検出手段が検出した施設が前記案内経路登録手段で当該歩行者の案内経路に関連付けて登録された目標施設であるかに基づいて、当該検出された施設の施設情報出力システムに対して施設情報出力指示信号を送信するかを判別するものである。ここで、前記出力指示信号送信手段は、前記施設検出手段が、前記案内経路登録手段で登録された目標施設を複数検出した場合に、前記案内経路に従って当該複数の目標施設に対して順次施設情報出力指示信号を送信する送信制御手段を備えたことが好ましい。
【0014】
このような構成によれば、案内経路に関連付けられた目標施設に順次施設情報の出力指示信号を送信することで、案内経路に沿って歩行者に施設情報を提供することができる。
【0015】
本発明の他の実施形態によれば、前記出力指示信号送信手段は、検出した施設が前記目標施設である場合に所定の施設案内情報を歩行者に報知する施設案内情報報知手段を備えた。
【0016】
このような構成によれば、歩行者に施設案内情報を報知することで、例えば、人込みの中等の騒音が大きくて出力された施設情報が聞き取り難い場合や、施設情報出力システムのディスプレイが反射光等で見難い場合であっても、歩行者に目標施設があることを知らせることができる。
【0017】
本発明の他の実施形態によれば、前記出力指示信号送信手段は、検出された施設に複数の施設情報出力システムが設置されている場合に、施設情報出力指示信号を送信する1以上の施設情報出力システムを抽出する施設情報出力システム抽出手段を備えた。
【0018】
このような構成によれば、例えば、ビルやデパートなどの複数の出入口に夫々施設情報出力システムが設置されている場合であっても、1以上の施設情報出力システムを抽出して出力指示信号を送信するようにしたので、歩行者に目標施設の適切な情報を提供できる。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、前記施設情報出力システムには、異なる施設情報出力指示信号コードが割付けられており、割付けられたコードの指示信号を受信した時に前記施設情報を出力するものであり、前記出力指示信号送信手段は、前記施設の指示信号コードを登録する指示信号コード登録手段と、前記施設検出手段が検出した施設の前記指示信号コードを抽出する指示信号コード抽出手段とを備えた。ここで、前記指示信号コード登録手段は、少なくとも隣接する複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものであることが好ましい。また、前記指示信号コード登録手段は、前記出力指示信号送信手段が出力指示信号を送信可能な距離よりも短い距離で近接して設置される複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものであることがさらに好ましい。
【0020】
このような構成によれば、隣接する施設間で異なる指示信号コードを割り付けておくことで、施設検出手段が検出した複数の施設の中から施設情報を出力させる目標施設を特定することができる。
【0021】
本発明の他の実施形態によれば、さらに、前記施設情報出力システムに対して施設情報の出力形式を指示する出力形式指示信号を生成する出力形式指示信号生成手段を備え、前記出力指示信号送信手段は、生成された出力形式指示信号を施設情報出力システムに送信するものである。ここで、前記出力形式指示信号生成手段は、前記歩行者の属性に基づいて施設情報の出力形式指示信号を選択する出力形式指示信号選択手段を備えたことが好ましい。
【0022】
このような構成によれば、歩行者が視覚障害者か聴覚障害者か高齢者か等の歩行者属性に基づいて、施設情報の出力形式を音声か文字かバイブレータか等を選択して出力させることができる。
【0023】
本発明の他の実施形態によれば、前記出力指示信号送信手段は、施設情報の出力指示信号を所定時間継続して出力するものである。ここで、前記出力指示信号の出力時間を施設の属性に基づいて制御する出力時間制御手段を備えることが好ましい。さらに、前記出力時間制御手段は、前記歩行者位置検出手段が検出した歩行者の現在位置に基づいて前記出力指示信号の出力時間を制御するものであることが好ましい。
【0024】
このような構成によれば、施設の属性や現在位置に基づいて出力時間を制御することで、歩行者が目標施設に到達するまで十分な出力時間を確保できる。
【0025】
また、本発明の第2の主要な観点によれば、施設の所定距離内に到達した歩行者の通信端末から施設情報出力指示信号を受信する指示信号受信手段と、指示信号を受信した場合に所定の施設情報を出力する施設情報出力手段とを備え、前記施設情報出力指示信号は、複数の施設情報出力指示信号コードが割付けられており、前記施設情報出力手段は、割付けられたコードの指示信号を受信した時に前記施設情報を出力するものであることを特徴とする施設情報出力システムが提供される。
【0026】
このような構成によれば、上記した第1の主要な観点における施設情報提供システムと協働して実施することで、歩行者に経路案内の目標施設の情報を提供できる施設情報出力システムを得ることができる。
【0027】
本発明の第3の主要な観点によれば、歩行者の位置を検出する歩行者位置検出工程と、前記検出工程の歩行者位置検出結果に基づいて、歩行者の周囲所定距離内にある施設を検出する施設検出工程と、検出した施設に設置され所定の指示信号を受信することで当該施設の情報を出力する施設情報出力システムに対して、前記指示信号を送信する出力指示信号送信工程とを備えたことを特徴とする施設情報提供方法が提供される。
【0028】
このような構成によれば、上記した第1の主要な観点における施設情報提供システムによって好適に得られる施設情報提供方法を得ることができる。
【0029】
なお、この発明の他の特徴と顕著な効果は、次の発明の実施の形態の項の記載と添付した図面とを参照することで、より明確に理解される。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0031】
図1は本発明の一実施形態の全体構成を示す図である。この図で符号1で示す歩行者は視覚障害者であり、携行する携帯端末機2に設けられた施設情報提供システム3によって目的地までの経路が案内されている。
【0032】
この図は、歩行者1が図示しない目的地までの経路を案内されている途中で図中矢印Aで示す方向から交差点4のB地点に到達した状態を示している。この交差点4は、2つの道路5、6が交差した地点であり、各道路5、6を横断する歩行者用の横断歩道7a〜7dが設置されている。また、各横断歩道7a〜7dの近傍には、歩行者用信号機8a〜8hが設置されている(図1では8aのみ示す)。さらに、この交差点4のD地点には地下鉄の入口9が設置されている。この交差点を模式化したのが図2である。
【0033】
前記歩行者1は、図中矢印Rで示すように、前記施設情報提供システム3によってこの交差点4の現在位置Bから横断歩道7aを渡って歩行者用信号機8aのあるC地点に移動し、次いで横断歩道7bを渡って歩行者用信号機8b(図2)のあるD地点の地下鉄入口9から地下鉄を利用する経路を案内されるものとする。
【0034】
また、前記歩行者用信号機8a〜8hや地下鉄入口9及びビル10の入口11には、夫々施設情報出力システム12が付設されている(一部のみ図示する)。これらの施設情報出力システム12は、図3に示すように、前記携帯端末機2から発信された施設情報出力指示信号を受信する指示信号受信部13と、指示信号を受信した場合に所定の施設情報をスピーカ14に出力して音声で歩行者1に報知する施設情報出力部15とを備えているものである。報知される音声は、単なるブザーや音楽でも良いし、「こちらにお進みください」などのメッセージでも良い。
【0035】
前記指示信号受信部13は、施設の種別毎に割付けられた異なる施設情報出力指示信号コードを受信するものである。前記施設情報出力部15は、受信した指示信号コードが当該施設に割付けられたコードである場合に前記施設情報を出力するように設定されている。
【0036】
また、前記施設情報出力指示信号コードは、所定距離で隣接する複数の施設においては、同一種別の施設であっても夫々異なるコードが割り付けられている。これにより、同時に複数の施設が携帯端末機2から施設情報出力指示信号コードを受信した場合であっても、歩行者1に案内すべき施設の施設情報出力システム12のみに施設情報を出力させることができる。従って、この所定距離は、前記携帯端末機2が施設情報出力指示信号コードを送信できる通信範囲L(図2中破線の円で示す)に基づいて設定するのが好ましい。
【0037】
このような状態において、前記施設情報提供システム3は、GPS(Global Positioning System)アンテナ16を介してGPS衛星との間で所定周期で電波を送受信することによって歩行者1の現在位置を特定し、特定された現在位置に基づいて目的地までの案内経路上の目標物を検索する。また、歩行者1の現在位置から所定距離L内にある施設を検出し、この検出した施設のうち、前記案内経路の目標物として設定されている施設に付設された施設情報出力システム12に対して前記携帯端末機2から所定の施設案内指示信号を出力する。施設案内指示信号を受信した施設情報出力システム12は、歩行者1に対して所定の施設情報を音声で報知し、歩行者1に進行方向や目標施設等を知らせる。このように、手元の携帯端末機2からではなく、進行方向にある施設から経路案内用の施設情報を歩行者1に提供することができるので、確実な経路案内を行うことができる。
【0038】
次に、図3を参照して、前記携帯端末機2及びこの端末機2に設けられた施設情報提供システム3の概略構成を説明する。
【0039】
まず、携帯端末機2は、前記GPSアンテナ16と、このアンテナ16に接続された施設情報提供システム3と、データ格納部18と、歩行者が出発点や終着点等の情報を入力するための入力部20と、前記歩行者1に対する経路誘導や施設情報を音声、視覚及び振動で通知するディスプレイ21、スピーカ22及び振動子23を備えている。
【0040】
また、この携帯端末機2は、地図データ受信部24を有し、この図に25で示す電子地図ホストからデジタル地図データ26を例えば無線ネットワークを通して前記データ格納部18に格納するようになっている。
【0041】
前記データ格納部18は、歩行者属性を格納する歩行者属性格納部27と、前記各施設の属性や施設情報出力システム12への指示信号コードを登録する施設情報格納部28と、案内経路とこの経路上に設置され経路案内の目標物となる施設とを関連付けて登録する案内経路格納部29とを備えている。
【0042】
前記歩行者属性格納部27は、歩行者の障害の程度等に応じてより好ましい経路探索を行なえるように歩行者の属性を格納しておく場所である。このような歩行者属性としては、例えば、障害の有無、障害の程度(視力)、性別、歩幅(身長)、車椅子の種別(手動、自動)、車椅子の運動性能(傾斜がきついと無理等)、年齢等が登録される。
【0043】
前記施設情報格納部28は、施設の種別と、前記通信範囲Lよりも短い距離で近接して設置される複数の施設情報出力システムに割り付けられた異なる指示信号コードとを格納するものである。例えば、図1及び図2の例では、B地点における通信距離L内の6箇所の施設(8a、8b、8f、8g、8h、11)のうち、施設種別が同一の5つの歩行者用信号機に夫々異なるコードが割付けられている。同様に、C地点、E地点においても、通信距離L内に含まれる各施設に夫々異なるコードが割付けられている。
【0044】
前記施設情報提供システム3は、当該歩行者1について設定された目的地までの経路をデジタル地図データ26上で探索して案内経路格納部29に格納する案内経路探索部31と、GPSアンテナ16から受信した歩行者1の位置情報に基づいて前記デジタル地図データ26上で現在位置を検出する歩行者位置検出部32と、検出した歩行者1の現在位置に基づいて案内経路格納部29から歩行者1に案内する経路上の目標施設を抽出する目標施設抽出部33と、検出した歩行者1の現在位置に基づいてこの歩行者1の周囲所定距離内にある施設を検出する施設検出部34と、この施設検出部34によって検出された施設が前記目標施設抽出部33によって抽出された目標施設である場合に、この施設の施設情報出力システム12に対して出力指示信号を所定時間継続して送信する出力指示信号送信部35とを備えている。
【0045】
前記出力指示信号送信部35は、図4に示すように、前記施設検出部34が検出した施設の種別に基づいて前記施設情報格納部28から当該施設の指示信号コードを抽出して当該施設の施設情報出力システム12に送信する出力指示信号を生成する出力指示信号生成部40と、前記施設検出部34が検出した施設が当該歩行者1の案内経路に関連付けて前記案内経路格納部29に登録された目標施設であるかに基づいて、当該検出された施設の施設情報出力システム12に対して施設情報出力指示信号を送信するかを判別する送信要否判別部41と、指示信号の送信継続時間を制御すると共に、前記施設検出部34が前記案内経路格納部29に登録された目標施設を複数検出した場合の指示信号を送信する順序を制御する送信制御部42と、検出した施設が前記目標施設である場合に所定の施設案内情報を歩行者1に報知する施設案内情報報知部43と、検出された施設に複数の施設情報出力システム12が設置されている場合に、施設情報出力指示信号を送信する1以上の施設情報出力システム12を抽出する施設情報出力システム選択部44とを備えている。
【0046】
前記出力指示信号生成部40は、前記歩行者属性格納部27に格納された歩行者1の属性に基づいて施設情報の出力指示形式を選択するものである。例えば、本実施形態のように歩行者1が視覚障害者である場合は、施設情報の出力形式は音声が選択される。また、歩行者1が聴覚障害者である場合は、ディスプレイ21への表示や振動子23の振動が選択される。
【0047】
前記送信制御部42は、前記案内経路に従って当該複数の目標施設に対して順次施設情報出力指示信号を送信するように制御するものである。図1及び図2の例では、歩行者1の現在位置であるB地点では通信距離L内に含まれる施設(8a、8b、8f、8g、8h、11)のうち、送信制御部42によって案内経路上にある目標施設(歩行者用信号機8a)にだけ施設情報出力指示信号が送信される。また、歩行者1が横断歩道7aを渡ってC地点に到達した場合は、通信距離L内の施設(8a、8b、8c、8d、9)が検出され、その中から案内経路上にある目標施設(8c、9)が抽出される。そして、前記送信制御部42は、これらの目標施設のうち、まず歩行者1を横断歩道7bを渡らせるために歩行者用信号機8cにだけ施設情報出力指示信号を送信する。そして、所定時間経過後、施設情報出力指示信号の送信先を地下鉄入口9に切り替える。これにより、歩行者1を案内経路に沿って確実に案内できるものである。
【0048】
ここで、この送信制御部42は、前記出力指示信号の出力時間を、前記施設情報格納部28に格納された施設の属性若しくは前記歩行者位置検出部32が検出した歩行者1の現在位置に基づいて制御するものである。例えば、歩行者用信号機8であれば、横断する道路の幅によって横断歩道の長さは異なるし、同じ長さであっても案内される歩行者1が視覚障害者か高齢者か下半身が不自由か等によって横断に要する時間は異なる。そのため、歩行者用信号機8においては、歩行者1が横断に要する平均的な時間に基づいて出力指示信号の出力時間を設定しておくと共に、この設定時間の経過後であっても、歩行者1の現在位置を確認することで、案内対象である歩行者1が横断歩道を渡り切るまで施設情報を継続的に報知するのが好ましい。なお、出力時間を設定せずに、歩行者1の現在位置に基づいてこの歩行者1が目標施設を通過するまで指示信号の出力を継続するようにしても良い。
【0049】
また、前記施設案内情報報知部43は、目標施設が検出された場合に所定の音声やメッセージなどを合成し、携帯端末機2のディスプレイ21やスピーカ22、振動子23を通じて出力して目標施設が検出されたことを歩行者1に報知するものである。これにより、進行方向の施設から施設情報を歩行者1に提供すると共に、手元の端末機2を通じても目標施設が検出されたことを提供できるので、人込みの中や騒音が大きい場所でも目標施設の案内を行うことができる。
【0050】
上記した各構成要素は、実際には携帯端末機2の記憶媒体に確保された一定の領域及びこの領域にインストールされたプログラムであり、図示しないCPUによってRAM上に呼び出されて実行されることで、OS(オペレーションシステム)と協働してこの発明の機能を奏するようになっている。
【0051】
以下、このシステム1の詳細な機能を実際の動作と共に、図5を参照して説明する。なお、この図のS1〜S14は処理順序を示す符号であり、以下の説明のステップS1〜S14に対応する。
【0052】
まず、歩行者1が携帯端末機2を操作して経路案内をスタートさせると、前記GPSアンテナ16がGPS衛星と位置情報を送受信し、前記歩行者位置検出部32が受信した位置情報を地図データ格納部26の地図データとマッチングさせて歩行者1の電子地図上の現在位置を検出する(ステップS1)。なお、歩行者1は入力した目的地に基づいて、前記案内経路探索部31が案内経路を探索し前記案内経路格納部29に格納しているものとする。
【0053】
ついで、目標施設抽出部33が、前記案内経路格納部29から歩行者1の案内経路とこの経路上の目標物(施設)を抽出する(ステップS2)。
【0054】
ついで、前記施設検出部34が、歩行者1の周囲所定範囲内にある施設を探索する(ステップS3)。施設が探索されると、前記送信要否判別部41が、探索された施設が前記目標施設抽出部33によって抽出された目標物(施設)であるかを判別する(ステップS4)。ここで、目標施設が複数検出された場合には、前記送信制御部42が施設情報指示信号を送信する順序を決定する(ステップS5、S6)。
【0055】
また、目標施設に複数の施設情報出力システム12が設置されている場合には、前記施設情報出力システム選択部43が施設情報指示信号を送信する1以上の施設情報出力システム12を選択する(ステップS7、S8)。
【0056】
このように特定された目標施設について、前記出力指示信号生成部40が前記施設情報格納部28に格納されている施設属性(歩行者用信号機、地下鉄入口等)及び前記歩行者属性格納部27に格納されている歩行者1の属性に基づいて出力指示信号を生成する(ステップS9)。生成された出力指示信号は、前記送信制御部42によって所定の施設に送信される(ステップS10)。
【0057】
また、出力指示信号が送信されると、前記施設案内情報報知部43が携帯端末機2のスピーカ等から施設案内情報を報知する(ステップS11)。
【0058】
上記した出力指示信号及び施設案内情報は、前記送信制御部42によって、所定時間が経過するまで及び歩行者1が目標施設を通過するまで継続して送信される(ステップS12、S13)。
【0059】
前記ステップS5乃至ステップS13の処理が、施設検出部34が検出した全ての目標施設について行われるまで継続される(ステップS14)。また、このフローチャートの処理は、歩行者1が設定した目的地に到達するまで、若しくは歩行者1が施設情報提供システム3や携帯端末機2をOFFにするまで継続される。
【0060】
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0061】
例えば、上記実施形態においては、交差点付近に設置された施設の情報を提供するようにしたがこれに限定されない。例えば、歩道や横断歩道に所定間隔で埋設したマーカーやタグが歩行者1の携帯端末機2からの出力指示信号を受信することで、音声や光などの施設情報を順次出力させるようにしても良い。
【0062】
また、案内経路の目標施設の中で、障害者用トイレなどの特定の施設については、前記出力指示信号生成部40によってブザー等でなく施設名を音声で出力させるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高齢者や視覚障害者といった目的とする施設の所在や入口などを視覚で探索することが困難な歩行者等に対して、障害者用トイレなどのバリアフリー施設や目的地までの経路の目安となる施設等に関する適切な情報を提供することができる歩行者施設情報提供システム及びその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成を示す図。
【図2】同、模式的に表した平面図。
【図3】施設情報提供システムの概略構成を示すブロック図。
【図4】出力指示信号送信部の構成を示すブロック図。
【図5】歩行者に施設情報を提供する処理工程を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…歩行者
2…携帯端末機
3…施設情報提供システム
4…交差点
5、6…道路
7a〜7d…横断歩道
8a〜8h…歩行者用信号機
9…地下鉄入口
10…ビル
11…入口
12…施設情報出力システム
13…指示信号受信部
14…スピーカ
15…施設情報出力部
16…GPSアンテナ
18…データ格納部
20…入力部
21…ディスプレイ
22…スピーカ
23…振動子
24…地図データ受信部
26…地図データ格納部
27…歩行者属性格納部
28…施設情報格納部
29…案内経路格納部
31…案内経路探索部
32…歩行者位置検出部
33…目標施設抽出部
34…施設検出部
35…出力指示信号送信部
40…出力指示信号生成部
41…送信要否判別部
42…送信制御部
43…施設案内情報報知部
44…施設情報出力システム選択部

Claims (27)

  1. 歩行者の位置を検出する歩行者位置検出手段と、
    前記検出手段の歩行者位置検出結果に基づいて、歩行者の周囲所定距離内にある施設を検出する施設検出手段と、
    検出した施設に設置され所定の指示信号を受信することで当該施設の情報を出力する施設情報出力システムに対して、前記施設情報の出力指示信号を送信する出力指示信号送信手段と
    を備えたことを特徴とする施設情報提供システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    さらに、前記歩行者位置検出手段によって検出した歩行者の現在位置と目的地とに基づいて歩行者に案内する経路を生成する案内経路生成手段と、
    生成した案内経路を、経路上に設置され経路案内の目標物となる施設に関連付けて登録する案内経路登録手段とを備え、
    前記出力指示信号送信手段は、前記施設検出手段が検出した施設が前記案内経路登録手段で当該歩行者の案内経路に関連付けて登録された目標施設であるかに基づいて、当該検出された施設の施設情報出力システムに対して前記施設情報の出力指示信号を送信するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  3. 請求項2記載のシステムにおいて、
    前記出力指示信号送信手段は、前記施設検出手段が、前記案内経路登録手段で登録された目標施設を複数検出した場合に、前記案内経路に従って当該複数の目標施設に対して順次施設情報出力指示信号を送信する送信制御手段を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  4. 請求項2記載のシステムにおいて、
    前記出力指示信号送信手段は、検出した施設が前記目標施設である場合に所定の施設案内情報を歩行者に報知する施設案内情報報知手段を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  5. 請求項2記載のシステムにおいて、
    前記出力指示信号送信手段は、検出された施設に複数の施設情報出力システムが設置されている場合に、施設情報出力指示信号を送信する1以上の施設情報出力システムを抽出する施設情報出力システム抽出手段を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  6. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記施設情報出力システムには異なる施設情報出力指示信号コードが割付けられており、このシステムは割付けられたコードを含む指示信号を受信した時に前記施設情報を出力するものであり、
    前記出力指示信号送信手段は、前記指示信号コードを登録する指示信号コード登録手段と、前記施設検出手段が検出した施設の前記指示信号コードを抽出する指示信号コード抽出手段とを備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  7. 請求項6記載のシステムにおいて、
    前記指示信号コード登録手段は、少なくとも隣接する複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  8. 請求項7記載のシステムにおいて、
    前記指示信号コード登録手段は、前記出力指示信号送信手段が出力指示信号を送信可能な距離よりも短い距離で近接して設置される複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  9. 請求項1記載のシステムにおいて、
    さらに、前記施設情報出力システムに対して施設情報の出力形式を指示する出力形式指示信号を生成する出力形式指示信号生成手段を備え、
    前記出力指示信号送信手段は、生成された出力形式指示信号を施設情報出力システムに送信するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  10. 請求項9記載のシステムにおいて、
    前記出力形式指示信号生成手段は、前記歩行者の属性に基づいて施設情報の出力形式指示信号を選択する出力形式指示信号選択手段を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  11. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記出力指示信号送信手段は、施設情報の出力指示信号を所定時間継続して出力するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  12. 請求項11記載のシステムにおいて、
    さらに、前記出力指示信号の出力時間を施設の属性に基づいて制御する出力時間制御手段を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  13. 請求項12記載のシステムにおいて、
    前記出力時間制御手段は、前記歩行者位置検出手段が検出した歩行者の現在位置に基づいて前記出力指示信号の出力時間を制御するものである
    ことを特徴とする施設情報提供システム。
  14. 施設の所定距離内に到達した歩行者の通信端末から施設情報出力指示信号を受信する指示信号受信手段と、
    指示信号を受信した場合に所定の施設情報を出力する施設情報出力手段とを備え、
    前記施設情報出力指示信号は、複数の施設情報出力指示信号コードが割付けられており、前記施設情報出力手段は、割付けられたコードの指示信号を受信した時に前記施設情報を出力するものである
    ことを特徴とする施設情報出力システム。
  15. 歩行者の位置を検出する歩行者位置検出工程と、
    前記検出工程の歩行者位置検出結果に基づいて、歩行者の周囲所定距離内にある施設を検出する施設検出工程と、
    検出した施設に設置され所定の指示信号を受信することで当該施設の情報を出力する施設情報出力システムに対して、前記指示信号を送信する出力指示信号送信工程と
    を備えたことを特徴とする施設案内方法。
  16. 請求項15記載の方法において、
    さらに、前記歩行者位置検出工程によって検出した歩行者の現在位置と目的地とに基づいて歩行者に案内する経路を生成する案内経路生成工程と、
    生成した案内経路を、経路上に設置され経路案内の目標物となる施設に関連付けて登録する案内経路登録工程とを備え、
    前記出力指示信号送信工程は、前記施設検出工程で検出した施設が前記案内経路登録工程で当該歩行者の案内経路に関連付けて登録された目標施設であるかに基づいて、当該検出された施設の施設情報出力システムに対して施設情報出力指示信号を送信するかを判別するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  17. 請求項16記載の方法において、
    前記出力指示信号送信工程は、前記施設検出工程において、前記案内経路登録工程で登録された目標施設を複数検出した場合に、前記案内経路に従って当該複数の目標施設に対して順次施設情報出力指示信号を送信する送信制御工程を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  18. 請求項16記載の方法において、
    前記出力指示信号送信工程は、検出した施設が前記目標施設である場合に所定の施設案内情報を歩行者に報知する施設案内情報報知工程を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  19. 請求項16記載の方法において、
    前記出力指示信号送信工程は、検出された施設に複数の施設情報出力システムが設置されている場合に、施設情報出力指示信号を送信する1以上の施設情報出力システムを抽出する施設情報出力システム抽出工程を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  20. 請求項15記載の方法において、
    前記施設情報出力システムには、異なる施設情報出力指示信号コードが割付けられており、このシステムは割付けられたコードの指示信号を受信した時に前記施設情報を出力するものであり、
    前記出力指示信号送信工程は、前記指示信号コードを登録する指示信号コード登録工程と、前記施設検出工程で検出した施設の前記指示信号コードを抽出する指示信号コード抽出工程とを備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  21. 請求項20記載の方法において、
    前記指示信号コード登録工程は、少なくとも隣接する複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  22. 請求項21記載の方法において、
    前記指示信号コード登録工程は、前記出力指示信号を送信する出力指示信号送信手段が当該信号を送信可能な距離よりも短い距離で近接して設置される複数の施設情報出力システム間で異なる指示信号コードを登録するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  23. 請求項15記載の方法において、
    さらに、前記施設情報出力システムに対して施設情報の出力形式を指示する出力形式指示信号を生成する出力形式指示信号生成工程を備え、
    前記出力指示信号送信工程は、生成された出力形式指示信号を施設情報出力システムに送信するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  24. 請求項23記載の方法において、
    前記出力形式指示信号生成工程は、前記歩行者の属性に基づいて施設情報の出力形式指示信号を選択する出力形式指示信号選択工程を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  25. 請求項15記載の方法において、
    前記出力指示信号送信工程は、施設情報の出力指示信号を所定時間継続して出力するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  26. 請求項25記載の方法において、
    さらに、前記出力指示信号の出力時間を施設の属性に基づいて制御する出力時間制御工程を備えた
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
  27. 請求項26記載の方法において、
    前記出力時間制御工程は、前記歩行者位置検出工程が検出した歩行者の現在位置に基づいて前記出力指示信号の出力時間を制御するものである
    ことを特徴とする施設情報提供方法。
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