JP2006153705A - 集積回路における回路ブロック試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短時間でテストを行うことができる集積回路における回路ブロック試験方法を提供する。
【解決手段】 予め集積回路11内に、各アナログ回路12〜14の試験対象点の電圧を対応する周波数の交流信号に変換する電圧−周波数変換回路15〜17と、各電圧−周波数変換回路15〜17の出力を混合して端子19へ出力する混合回路18とを作成しておく。テスト時には、アナログ回路12〜14へ試験信号を加え、集積回路11の端子19から出力される交流信号をADC24においてディジタルデータに変換し、DSP26において、上記ディジタルデータに対し高速フーリエ変換演算を行って交流信号に含まれる周波数成分を検出する。そして、制御部28において、周波数成分を基準値と比較することによってアナログ回路12〜14の良否を判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集積回路中に作成された複数の回路ブロックの試験方法に関する。
LSI(大規模集積回路)のテスト工程においては、LSI内に作成された回路ブロックにテスト信号を加え、回路ブロックから正しい出力信号が得られるかどうかをテスタによってチェックする。図4は、従来のLSIのテスト方法を示す図である。図において、符号2〜4はLSI・1内に作成されたアナログ回路である。5はLSI・1内に、テストのための作成されたセレクタ5であり、このセレクタ5にアナログ回路2〜4の各出力が接続されている。また、セレクタ5の出力がピン6に接続されている。そして、ICテスタ7のテスト信号発生部8からアナログ回路2〜4へそれぞれテスト信号を加え、その時の各アナログ回路2〜4の出力信号をセレクタ5によって順次切り換えてピン6へ出力させる。そして、ピン6に得られる信号をICテスタ7の電圧測定部9において測定し、測定結果をスレショルドレベルと比較することによってアナログ回路2〜4の良否を判定する。
なお、従来の集積回路の試験装置として特許文献1に記載されるものが知られている。
特開2000-266822号公報
ところで、一般にICテスタにおける電圧測定は時間がかかる問題がある。このため、図4に示すように、多数あるアナログ回路の出力電圧をセレクタによって1つずつ取り出して電圧測定を行うと、測定に多くの時間がかかってしまう欠点がある。また、セレクタを使用せず、アナログ回路の各出力をそれぞれピン(端子)へ出力しておくことも可能であるが、この場合、その分のピン数が必要となり、また、テスタ側に多くのピンの電圧を同時に測定する機能が無ければ、やはりシリアルに1ピンずつ測定することになり、時間がかかってしまう。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、短時間でテストを行うことができる集積回路における回路ブロック試験方法を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、集積回路内に作成された複数の回路ブロックを試験する回路ブロック試験方法において、予め集積回路内に、各回路ブロックの試験対象点の電圧を対応する周波数の交流信号に変換する電圧−周波数変換回路と、各電圧−周波数変換回路の出力を混合して端子へ出力する混合回路とを設ける第1のステップと、前記回路ブロックへ試験信号を加える第2のステップと、前記集積回路の端子から出力される交流信号に含まれる周波数成分を検出する第3のステップと、前記周波数成分を基準値と比較することによって前記回路ブロックの良否を判定する第4のステップとを有することを特徴とする集積回路における回路ブロックの試験方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の集積回路における回路ブロックの試験方法において、前記第3のステップは、前記集積回路の端子から出力される交流信号をディジタルデータに変換し、前記ディジタルデータに対し高速フーリエ変換演算を行って前記交流信号に含まれる周波数成分を検出する処理であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、集積回路内に作成された複数の回路ブロックを試験する回路ブロック試験装置において、予め前記集積回路内に作成された回路であって、前記各回路ブロックの試験対象点の電圧を対応する周波数の交流信号に変換する電圧−周波数変換回路と、予め前記集積回路内に作成された回路であって、前記各電圧−周波数変換回路の出力を混合して端子へ出力する混合回路と、前記各回路ブロックへ試験信号を加える試験信号発生部と、前記集積回路の端子から出力される交流信号に含まれる周波数成分を検出する周波数成分検出手段と、前記周波数成分検出手段によって検出された周波数成分を基準値と比較することによって前記回路ブロックの良否を判定する良否判定手段とを具備することを特徴とする集積回路の回路ブロック試験装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の集積回路の回路ブロック試験装置において、前記周波数成分検出手段は、前記集積回路の端子から出力される交流信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路と、前記ディジタルデータを一時記憶するメモリと、前記メモリ内のディジタルデータを読み出し、高速フーリエ変換演算を行って前記交流信号に含まれる周波数成分を検出する検出手段とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、複数の被試験回路ブロックの試験対象点の電圧を、端子の信号の周波数成分の検出によって一時にチェックすることができる。これにより、従来のように1ブロックづつ順次チェックする場合に比較し、短時間でテストを行うことができる効果が得られる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による回路ブロック試験方法を適用したLSI・11およびテスタ(試験装置)12の構成を示すブロック図である。LSI・11において、12〜14は被試験回路であるアナログ回路である。15〜17はそれぞれアナログ回路12〜14のテストのために設けられたVF変換回路であり、アナログ回路12〜14の各出力電圧を、対応する周波数の交流信号に変換して出力する。18はミキサーであり、VF変換回路15〜17の各出力を混合し、ピン19へ出力する。
テスタ12において、21は入力回路であり、LSI・11のピン19に得られる信号を受信してアンプ22へ出力する。アンプ22は入力回路21を介して受信した信号を増幅してLPF(ローパスフィルタ)23へ出力する。LPF23はアンプ22の出力の高周波成分を除去し、ADC(アナログ/ディジタルコンバータ)24へ出力する。ADC24はLPF23の出力をディジタルデータに変換し、メモリ25に書き込む。DSP(Digital Signal Processor)26はメモリ25から上述したディジタルデータを読み出し、FFT(高速フーリエ変換)演算処理によってピン19の信号の周波数成分を検出し、検出結果を制御部28へ出力する。
テスト信号発生部27は、制御部28からの指示を受けてテスト信号を生成し、アナログ回路12〜14へ出力する。制御部28は、上述した各部を制御すると共に、DSP26から出力される周波数成分の検出結果に基づいてアナログ回路12〜14の良否判定を行う。キーボード30は、操作者がテスト用のデータやテストスタート指示を入力するためのものである。表示部31は制御部28から出力されるテスト結果を表示する。
次に、上述した実施形態の動作を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、テスタ12からLSI・11への電源をオンとし、LSI・11を動作状態とする(ステップS1)。次に、テスト信号発生回路27から測定対象のアナログ回路12〜14へテスト信号を出力して各アナログ回路12〜14を所望の測定状態とする(ステップS2)。次に、VF変換回路15〜17が各々アナログ回路12〜14から出力される電圧を、対応する周波数の交流信号に変換し、ミキサー18へ出力する(ステップS3)。ミキサー18は、各VF変換回路15〜17の出力をミキシングし、ピン19へ出力する(ステップS4)。次に、ピン19から出力された信号がテスタ12に入力され、ディジタルデータに変換され、DSP26においてFFT演算が行われる。そして、FFT演算の結果得られたピン19の信号の周波数成分が制御部28へ出力される(ステップS5)。次に、制御部28が、DSP26から出力された各周波数成分を予め設定されているスレショルドレベルと比較することによって、アナログ回路12〜14の良否を判定し、その結果を表示部31に表示する(ステップS6)。
図3はDSP26によるFFT演算の結果と、制御部28による良否判定を示す図である。図3(a)において、曲線L1はFFT演算によって得られた周波数成分の一例であり、直線SLはスレショルドレベルを示している。アナログ回路12〜14のテストにおける良品の出力電圧は予め分かっており、従って、アナログ回路12〜14が良品の場合のVF変換回路15〜17の出力周波数も予め分かっている。したがって、図3(a)の曲線L1において、スレショルドレベルを超える周波数成分がどの周波数の位置に表れるかを調べれば、アナログ回路12〜14の各々が良品であるか否かを一時に判定することができる。図3(a)はアナログ回路12〜14に対応する3つの周波数においてFFT演算の結果がスレショルドレベルを超えており、したがって、全てが良品であることを示している。一方、(b)は1つの周波数においてFFT演算の結果がスレショルドレベルを超えておらず、1回路が不良品であることを示している。
この発明は、LSIのテスト装置等に用いられる。
この発明の一実施形態による回路ブロック試験方法を適用したLSI・11およびテスタ12の構成を示すブロック図である。 同実施形態による方法を説明するためのフローチャートである。 テスタ12の判定処理を説明するための図である。 従来の回路ブロック試験方法を適用したLSIおよびテスタを示すブロック図である。
符号の説明
12〜14…アナログ回路、15〜17…VF変換回路、18…ミキサー、19…ピン、24…ADC、25…メモリ、26…DSP、28…制御部。

Claims (4)

  1. 集積回路内に作成された複数の回路ブロックを試験する回路ブロック試験方法において、
    予め集積回路内に、各回路ブロックの試験対象点の電圧を対応する周波数の交流信号に変換する電圧−周波数変換回路と、各電圧−周波数変換回路の出力を混合して端子へ出力する混合回路とを設ける第1のステップと、
    前記回路ブロックへ試験信号を加える第2のステップと、
    前記集積回路の端子から出力される交流信号に含まれる周波数成分を検出する第3のステップと、
    前記周波数成分を基準値と比較することによって前記回路ブロックの良否を判定する第4のステップと、
    を有することを特徴とする集積回路における回路ブロックの試験方法。
  2. 前記第3のステップは、前記集積回路の端子から出力される交流信号をディジタルデータに変換し、前記ディジタルデータに対し高速フーリエ変換演算を行って前記交流信号に含まれる周波数成分を検出する処理であることを特徴とする請求項1に記載の集積回路における回路ブロックの試験方法。
  3. 集積回路内に作成された複数の回路ブロックを試験する回路ブロック試験装置において、
    予め前記集積回路内に作成された回路であって、前記各回路ブロックの試験対象点の電圧を対応する周波数の交流信号に変換する電圧−周波数変換回路と、
    予め前記集積回路内に作成された回路であって、前記各電圧−周波数変換回路の出力を混合して端子へ出力する混合回路と、
    前記各回路ブロックへ試験信号を加える試験信号発生部と、
    前記集積回路の端子から出力される交流信号に含まれる周波数成分を検出する周波数成分検出手段と、
    前記周波数成分検出手段によって検出された周波数成分を基準値と比較することによって前記回路ブロックの良否を判定する良否判定手段と、
    を具備することを特徴とする集積回路の回路ブロック試験装置。
  4. 前記周波数成分検出手段は、
    前記集積回路の端子から出力される交流信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路と、
    前記ディジタルデータを一時記憶するメモリと、
    前記メモリ内のディジタルデータを読み出し、高速フーリエ変換演算を行って前記交流信号に含まれる周波数成分を検出する検出手段と、
    を具備することを特徴とする請求項3に記載の集積回路の回路ブロック試験装置。
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