JP4720696B2 - 信号測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LSI(Large Scale Integraton)等のデバイスから出力されるアナログ信号を測定する信号測定装置に関する。
多数の機能を1つのチップ上に集積したシステムLSIといわれる超多機能LSIでは、アナログ回路及びデジタル回路が混在して設けられることが多い。このため、このようなデバイスの試験ではデジタル信号の測定のみならずアナログ信号の測定も行われる。かかるデバイスの試験には、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、半導体測定器等の計測装置が用いられるが、これらの計測装置の内部にはデバイスから出力されるアナログ信号を測定する信号測定装置が設けられている。以下、信号測定装置の従来例について説明する。
〔第1従来例〕
図7は、第1従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。図7に示す信号測定装置100は、被測定デバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)のピンに端子101a,101bを接触させて、端子101a,101bから入力される信号(DUTから出力されるアナログ信号)を測定する装置である。尚、図7では、2つの端子101a,101bを備える構成を例に挙げているが、端子の数は3つ以上であっても良い。
図7に示す通り、第1従来例による信号測定装置100は、端子101a,101bに加えて、スイッチ102a,102b、抵抗103,104、スイッチ105、アンプ106、アナログ/デジタル変換器(以下、ADCという)107、デジタル部108,109、デジタル/アナログ変換器(以下、DACという)110、バッファ回路111、及びスイッチ112a,112bを備える。
スイッチ102aは、一端が端子101aに接続されるとともに他端がアンプ106の一方の入力端に接続されており、端子101aとアンプ106の一方の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。同様に、スイッチ102bは、一端が端子101bに接続されるとともに他端がアンプ106の他方の入力端に接続されており、端子101bとアンプ106の他方の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。
抵抗103,104は、アンプ106の2つの入力端の間に直列接続されており、端子101a,101bを終端するためのものである。スイッチ105は、抵抗103と抵抗104との接続点に接続されており、その接続端を接地するか否かを切り替えるものである。アンプ106は、端子101a,101bの何れか一方、又は端子101a,101bの両方から入力されるアナログ信号を所定の増幅率をもって増幅して出力する。
ADC107は、アンプ106から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル部108はADC107で変換されたデジタル信号に対して所定の処理を施す。このデジタル部108で処理を施されたデジタル信号が、不図示のホストコンピュータに出力される。尚、ADC107がアナログ信号をデジタル信号に変換するときのノイズやスプリアス成分の影響を避けるため、アンプ106とADC107との間に低周波遮断用のフィルタを設けることが多いが、ここでは説明を簡単にするために省略している。
デジタル部109は、端子101a,101bから入力されるアナログ信号のオフセットを除去するためのデジタル信号を生成して出力し、DAC110はデジタル部109から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。バッファ回路111は、インピーダンス変換を行うためにDAC110の出力端に接続されている。このバッファ回路111の出力端には、スイッチ112a,112bの一端が接続されている。スイッチ112a,112bは、バッファ回路111から出力されるオフセット除去用の信号をアンプ106の各々の入力端に供給するか否かを切り替えるためのものであり、スイッチ112aの他端はアンプ106の一方の入力端に接続され、スイッチ112bの他端はアンプ106の他方の入力端に接続されている。
図8は、第1従来例による信号測定装置100の信号測定時における動作の一例を説明するための図である。尚、ここでは、端子101aのみをDUT150のピンに接触させて測定を行う場合の動作について説明する。測定を開始するに際し、DUT150のピンに接触させる端子101aに接続されたスイッチ102a、抵抗103と抵抗104との接続点に接続されたスイッチ105、及びアンプ106の他方の入力端に接続されたスイッチ112bを閉状態にする。尚、端子101bに接続されたスイッチ102b及びアンプ106の一方の入力端に接続されたスイッチ112aは開状態にしておく。
測定が開始されると、端子101aをDUT150の所定のピンに接触させるとともに、デジタル部109から所望のデジタル信号を出力させる。端子101aから入力されたアナログ信号は、スイッチ102aを介して抵抗103で終端され、アンプ106の一方の入力端に入力される。また、デジタル部109から出力されたデジタル信号はDAC110でアナログ信号で変換され、変換されたアナログ信号はバッファ回路111及びスイッチ112bを順次介して抵抗104に入力されてアンプ106の他方の入力端に入力される。そして、アンプ106の入力端の各々に入力された信号の差分が増幅されて出力され、ADC107でデジタル信号に変換された後、デジタル部108で所定の処理が行われて不図示のホストコンピュータに出力される。
ここで、端子101aから入力されるアナログ信号(ここでは、交流信号とする)に直流成分が重畳されていると、図9(a)に示す通り、入力されたアナログ信号は直流成分によるオフセットOFの分だけシフトした信号になる。図9は、第1従来例による信号測定装置100の作用を説明するための図である。そこで、バッファ回路111から出力される信号(直流信号)の大きさが、端子101aから入力されるアナログ信号に重畳している直流成分と等しくなるように、デジタル部109から出力されるデジタル信号を調整すると、図9(b)に示す通り、アンプ106から出力される信号はオフセットOFが除去された信号になる。
DUT150からのアナログ信号を測定する場合において、このアナログ信号に重畳されている直流成分を含めて測定・評価する場合もあるが、アンプ106のダイナミックレンジとの関係で直流成分を除去したアナログ信号の測定・評価したい場合がある。かかる場合に、デジタル部109から出力されるデジタル信号を調整すれば、直流成分によるオフセットが除去されたアナログ信号が得られる。これにより、アンプ106のダイナミックレンジを有効に使用することができる。
〔第2従来例〕
図10は、第2従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。図10に示す通り、第2従来例による信号測定装置200は、図7に示す信号測定装置100にスイッチ201a,201b及びDC測定回路202を付加した構成である。スイッチ201aは、一端が端子101aとスイッチ102aとの間に接続されるとともに他端がDC測定回路202に接続されており、端子101aとDC測定回路202との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。同様に、スイッチ201bは、一端が端子101bとスイッチ102bとの間に接続されるとともに他端がDC測定回路202に接続されており、端子101bとDC測定回路202との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。
DC測定回路202は、DUT150に印加する直流信号(直流電圧、直流電流)を生成する回路を備えるとともに、直流信号を印加してDUT150から出力される直流信号を測定する測定回路を備え、DUT150に直流信号を印加して得られる直流信号が予め定められた規格内であるか否かを判定する直流試験(以下、DC測定という)を行うための大規模な回路である。より具体的には、DUT150に印加する電圧、電流のレンジを切り替えるリレーや、電圧を電流に変換する抵抗、電流を電圧に変換する抵抗、DAC、ADC等を含んで構成される。
図11は、第2従来例による信号測定装置200の信号測定時における動作の一例を説明するための図である。DUT150から出力される交流のアナログ信号を測定する場合の動作は、図8を用いて説明した第1従来例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
DUT150のDC測定を開始する場合には、予めスイッチ201a,201bを閉状態にするとともに、スイッチ102a,102bを開状態にしておく。測定が開始されると、端子101a,101bを共にDUT150の所定のピンに接触させる。そして、DC測定回路202から直流信号を出力させる。尚、ここでは、DUT150に直流信号を印加するために端子101aを用い、DUT150から出力される直流信号を信号測定装置200に入力するために端子101bを用いるとする。
DC測定回路202から出力された直流信号は、スイッチ201a及び端子101aを順に介してDUT150に印加される。これに対し、DUT150から出力される直流信号は、端子101b及びスイッチ201bを順に介してDC測定回路202に入力される。そして、DC測定回路202で、DUT150から出力された直流信号の測定が行われる。
〔第3従来例〕
図12は、第3従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。図12に示す通り、第3従来例による信号測定装置300は、図7に示した交流信号を測定するための信号測定装置100が実装されたモジュール(基板)310と、図10に示した信号測定装置200が備えるDC測定回路202が実装されたモジュール320とからなる構成である。つまり、交流信号を測定する信号測定装置とDC測定を行う信号測定装置とを別のモジュールにして、モジュール310とモジュール320との間をケーブル等の接続線Cで接続した構成である。
図12に示す構成にすることで、DC測定を行う予定が無い場合にはモジュール310のみを実装し、モジュール320の実装を省略するといった使用方法が可能になる。尚、従来の信号測定装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開昭64−47973号公報
ところで、前述した第1従来例による信号測定装置100は、アンプ106、ADC107等のDUT150からのアナログ信号(交流信号)を測定する構成に加えて、DUT150からのアナログ信号に含まれる直流成分を除去するためにDAC110等の構成を備えている。また、前述した第2従来例による信号測定装置200では、第1従来例による信号測定装置100にDC測定回路202等を加えてDUT150に対するDC測定を可能にしていた。
しかしながら、前述した通り、DC測定回路202は大規模な回路であるため、DC測定回路202を第1従来例による信号測定装置100に単純に追加しようとすると、実装面積が不足するとともにコストが大幅に上昇するという問題が生ずる。そこで、第3従来例のように、第1従来例による信号測定装置100及びDC測定回路202をそれぞれ別モジュールにすれば実装上の問題は解決すると考えられる。しかしながら、第3従来例の構成では、DC測定時にDC測定回路202を備えるモジュールが占有されてしまい、他のピンのDC測定を同時に行うことができず、測定時間が増加してしまうという問題がある。更に、モジュール間を接続するために、ケーブルCやスイッチ311,321等が必要になり、実装面積の減少及びコストの上昇を招くという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、実装面積の不足及びコストの大幅な上昇を招くことなくDC測定が可能な信号測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、被測定デバイス(30)に電気的に接続される複数の端子(11a、11b)と、当該端子を終端する抵抗(13、14)と、当該抵抗の両端に入力端が接続されて前記端子を介して入力されるアナログ信号を増幅する増幅器(16)と、当該増幅器で増幅されたアナログ信号を測定する測定部(19、20)と、前記増幅器の入力端に印加する所定の電圧信号を発生する信号発生部(21〜23)とを備える信号測定装置(10、40)において、前記複数の端子と前記増幅器の入力端との間をそれぞれ接続するか又は開放するかを切り替える第1スイッチ(12a、12b)と、前記信号発生部で発生する前記電圧信号を前記増幅器の入力端の各々に供給するか否かを切り替える第2スイッチ(12c、12d)と、前記複数の端子と前記信号発生部との間を接続するか又は開放するかを切り替える第3スイッチ(12e、12f)とを有する第1スイッチ部(12)を備えており、前記第1,第2スイッチにより前記信号発生部と前記複数の端子のうちの第1端子とを接続して前記信号発生部で発生するDC測定用の電圧信号を前記被測定デバイスに印加し、前記第3スイッチにより前記複数の端子のうちの前記第1端子と電気的に接続されて前記第1端子とは異なる第2端子と前記信号発生部との間を接続して前記被測定デバイスからの信号が前記信号発生部にフィードバックされる状態で前記増幅器で増幅されたアナログ信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行うことを特徴としている。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第2スイッチ部(17)と、前記第1スイッチ部に設けられた前記第3スイッチと前記信号発生部との接続点と、前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第3スイッチ部(41)と、前記増幅器の出力端と前記信号発生部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第4スイッチ部と(18)を備えており、前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を開放し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を接続し、前記第4スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記信号発生部との間を接続することにより、前記被測定デバイスからの信号に代えて前記増幅器からの信号を前記信号発生部にフィードバックさせ、前記増幅器で増幅されたアナログ信号に代えて前記被測定デバイスからの信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行うことを特徴としている。
また、第3の発明は、第1の発明において、前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第2スイッチ部(17)と、前記第1スイッチ部に設けられた前記第3スイッチと前記信号発生部との接続点と、前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第3スイッチ部(41)とを備えており、前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を開放し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を接続することにより、前記増幅器で増幅されたアナログ信号に代えて前記被測定デバイスからの信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行うことを特徴としている。
また、第4の発明は、第2の発明において、前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を開放することにより、前記被測定デバイスからの信号に代えて前記増幅器で増幅されたアナログ信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行うことを特徴としている。
また、第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記信号発生部が、前記複数の端子から入力されるアナログ信号のオフセットを除去するためのデジタル信号、又は前記DC測定用の電圧信号を発生させるデジタル信号を出力するデジタル部(21)と、前記デジタル部から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換する変換器(22)と、前記変換器で変換されたアナログ信号が入力される第1入力端と、フィードバックされる前記被測定デバイスからの信号又は前記増幅器からの信号が入力される第2入力端とを有しており、前記所定の電圧信号を出力する差動増幅器(23)とを備えることを特徴としている。
また、第6の発明は、第5の発明において、前記第1スイッチ部が、前記差動増幅器の出力端と前記第2入力端との間を接続するか又は開放するかを切り替える第4スイッチ(12g、12h)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、DC測定を行うための専用の大規模DC測定回路が不要になり、実装面積の不足及びコストの大幅な上昇を招くことなくDC測定を行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による信号測定装置について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による信号測定装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す信号測定装置10は、DUTのピンに端子11a,11bを接触させて、端子11a,11bから入力される信号(DUTから出力されるアナログ信号)を測定する装置である。尚、図1では、2つの端子11a,11bを備える構成を例に挙げているが、端子の数は3つ以上であっても良い。
図1に示す通り、本実施形態の信号測定装置10は、端子11a,11bに加えて、スイッチ部12(第1スイッチ部)、抵抗13,14、スイッチ15、アンプ16(増幅器)、スイッチ17(第2スイッチ部)、スイッチ18(第4スイッチ部)、アナログ/デジタル変換器(以下、ADCという)19(測定部)、デジタル部20(測定部)、デジタル部21(信号発生部)、デジタル/アナログ変換器(以下、DACという)22(信号発生部)、及び差動増幅器23(信号発生部)を備える。
スイッチ部12は、複数のスイッチ12a〜12hを備えている。スイッチ12aは、一端が端子11aに接続されるとともに他端がアンプ16の一方の入力端に接続されており、端子11aとアンプ16の一方の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。同様に、スイッチ12bは、一端が端子11bに接続されるとともに他端がアンプ16の他方の入力端に接続されており、端子11bとアンプ16の他方の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。
スイッチ12c,12dは、差動増幅器23から出力される電圧信号をアンプ16の各々の入力端に供給するか否かを切り替えるためのものである。スイッチ12c,12dの各々の一端は、差動増幅器23の出力端に接続されている。これに対し、スイッチ12cの他端はアンプ16の一方の入力端に接続され、スイッチ12dの他端はアンプ16の他方の入力端に接続されている。
スイッチ12eの一端は端子11aに接続されており、スイッチ12fの一端は端子11bに接続されている。これらスイッチ12e,12fの他端は互いに接続されているとともに、スイッチ12g,12hの一端に接続されている。スイッチ12gの他端は差動増幅器23の出力端(スイッチ12c,12dの一端)に接続されており、スイッチ12hの他端は差動増幅器23の一方の入力端に接続されている。尚、スイッチ12g,12hを共に閉状態にすることで、図7に示したバッファ回路111が実現される。
抵抗13,14は、アンプ16の2つの入力端の間に直列接続されており、端子11a,11bを終端するためのものである。尚、抵抗13の抵抗値をR1、抵抗14の抵抗値をR2とし、これらは既知の値であるとする。スイッチ15は、抵抗13と抵抗14との接続点に接続されており、その接続端を接地するか否かを切り替えるものである。アンプ16は、端子11a,11bの何れか一方、又は端子11a,11bの両方から入力されるアナログ信号を所定の増幅率をもって増幅して出力する。尚、アンプ16の2つの入力端には抵抗13,14が直列接続されているため、抵抗13,14での電圧降下を所定の増幅率をもって増幅して出力する。ここでは、アンプ16の増幅率をGとする。
スイッチ17は、一端がアンプ16の出力端に接続されるとともに他端がADC19の入力端に接続されており、アンプ16の出力端とADC19の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。スイッチ18は、一端がアンプ16の出力端に接続されるとともに他端が差動増幅器23の一方の入力端(スイッチ12hの他端)に接続されており、アンプ16の出力端と差動増幅器23の一方の入力端との間を電気的に接続するか又は開放するかを切り替えるものである。
ADC19は、アンプ16から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル部20はADC19で変換されたデジタル信号に対して所定の処理を施す。このデジタル部20で処理を施されたデジタル信号が、不図示のホストコンピュータに出力される。これにより、端子11a,11bから入力されるアナログ信号の測定が行われる。尚、ADC19がアナログ信号をデジタル信号に変換するときのノイズやスプリアス成分の影響を避けるため、アンプ16とADC19との間に低周波遮断用のフィルタを設けることが多いが、ここでは説明を簡単にするために省略している。
デジタル部21は、端子11a,11bから入力されるアナログ信号のオフセットを除去するためのデジタル信号、又はDUTに与える直流信号若しくは交流信号を規定するデジタル信号を生成して出力し、DAC22はデジタル部21から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。尚、上記の通り、デジタル部21はDUTに与える交流信号を規定するデジタル信号を生成することが可能であるが、本実施形態では説明を簡単にするために、デジタル部21はDUTに与える直流信号を規定するデジタル信号を生成するものであるとして説明を進める。
差動増幅器23は、一方の入力端がスイッチ12hの他端及びスイッチ18の他端に接続されており、他方の入力端がDAC22の出力端に接続されている。この差動増幅器23は、入力端の各々に入力される信号の差を増幅した信号(電圧信号)を出力する。尚、前述した通り、差動増幅器23は、スイッチ12g,12hを共に閉状態にすることで、図7に示したバッファ回路111が実現される。
上記構成において、スイッチ部12のスイッチ12a,12d,12g,12h及びスイッチ15,17を閉状態にし、スイッチ部12のスイッチ12b,12c,12e,12f及びスイッチ18を開状態にすれば、図8に示した回路と等価な回路になる。このため、端子11aから入力されるアナログ信号(交流信号)に重畳しているオフセット成分を除去した測定が可能となる。次に、DUTに直流信号(電圧信号、電流信号)を印加するときの動作について説明する。
〈電圧印加時の動作〉
図2は、本発明の第1実施形態による信号測定装置の電圧印加時における動作の一例を説明するための図である。尚、ここでは、端子11a,11bを共にDUT30の同一ピンに接触させて、端子11aを電圧印加のために用い、端子11bをDUT30のピンに印加される電圧の検出に用いる場合の動作について説明する。
電圧印加を開始するに際し、スイッチ部12のスイッチ12a,12c,12f,12hを閉状態する。尚、スイッチ部12のスイッチ12b,12d,12e,12g及びスイッチ15,17,18は開状態にしておく。この状態で、デジタル部21からデジタル信号を出力することで電圧印加が開始される。デジタル部21から出力されたデジタル信号はDAC22に入力されてアナログ信号に変換されて出力され、DAC22から出力されたアナログ信号は差動増幅器23の他端に入力されて所定の増幅率で増幅される。これにより、差動増幅器23からは所定の電圧信号が出力される。差動増幅器23から出力された電圧信号は、スイッチ部12のスイッチ12c,12aを順に介して端子11aからDUT30の所定のピンに印加される(図2に示す差動増幅器23の出力端から端子11aまで延びる太線の経路を参照のこと)。
上述の通り、端子11a,11bは共にDUT30の同一ピンに接触しているため、端子11aからDUT30に印加された電圧信号は、端子11bを介して信号測定装置10に入力される。入力された信号は、スイッチ部12のスイッチ12f,12hを順に介して差動増幅器23の一方の入力端に入力される(図2に示す端子11bから差動増幅器23の一方の入力端まで延びる太線の経路を参照のこと)。これにより、差動増幅器23には端子11bから入力される信号がフィードバックされ、この結果として端子11aにはDAC22から出力されるアナログ信号で規定される一定の電圧値を有する電圧信号が印加されることになる。尚、DUT30に印加する電圧信号の可変範囲(レンジ)は差動増幅器23の増幅率で決定され、ここではVsとする。
〈電流印加時の動作〉
図3は、本発明の第1実施形態による信号測定装置の電流印加時における動作の一例を説明するための図である。尚、ここでは、端子11aのみをDUT30のピンに接触させて端子11aからDUT30に電流を印加する場合の動作について説明する。電流印加を開始するに際し、スイッチ部12のスイッチ12a,12d及びスイッチ18を閉状態にする。尚、スイッチ部12のスイッチ12b,12c,12e,12f,12g及びスイッチ15,17は開状態にしておく。
上記の状態で、デジタル部21からデジタル信号を出力することで電流印加が開始される。デジタル部21から出力されたデジタル信号はDAC22に入力されてアナログ信号に変換されて出力され、DAC22から出力されたアナログ信号は差動増幅器23の他端に入力されて所定の増幅率で増幅される。これにより、差動増幅器23からは所定の電圧信号が出力される。差動増幅器23から出力された電圧信号は、スイッチ部12のスイッチ12dを介して抵抗14,13を流れ、その後にスイッチ部12のスイッチ12aを介して端子11aからDUT30の所定のピンに印加される(図3に示す差動増幅器23の出力端から端子11aまで延びる太線の経路を参照のこと)。
ここで、差動増幅器23から出力される信号が抵抗14,13を流れると、その電流に応じた電圧降下が生ずる。アンプ16の入力端の間には抵抗14,13が直列接続されているため、この電圧降下がアンプ16に入力されて増幅率Gで増幅される。アンプ16から出力される信号は、スイッチ18を介して差動増幅器23の一方の入力端に入力される(図3に示すアンプ16の出力端から差動増幅器23の一方の入力端まで延びる太線の経路を参照のこと)。これにより、差動増幅器23には抵抗13,14で生ずる電圧降下に応じたアンプ16の出力がフィードバックされ、この結果として抵抗13,14の電圧降下が一定になるように(抵抗13,14に流れる電流が一定になるように)制御され、端子11aには一定の電流が供給されることになる。尚、DUT30に印加する電流信号の可変範囲(レンジ)はVs/(G×(R1+R2))となる。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の第2実施形態による信号測定装置の要部構成を示すブロック図である。尚、図4においては、図1に示した構成と同一構成には同一の符号を付してある。図4に示す第2実施形態による信号測定装置40が、図1に示す第1実施形態による信号測定装置10と異なる点は、スイッチ41(第3スイッチ部)を備える点である。このスイッチ41の一端は、スイッチ12のスイッチ12g,12hの一端及びスイッチ12e,12fの他端に接続され、他端がADC19の入力端に接続されている。
図4に示す信号測定装置40も、スイッチ部12のスイッチ12a,12d,12g,12h及びスイッチ15,17を閉状態にし、スイッチ部12のスイッチ12b,12c,12e,12f及びスイッチ18,41を開状態にすれば、図8に示した回路と等価な回路になる。このため、端子11aから入力されるアナログ信号(交流信号)に重畳しているオフセット成分を除去した測定が可能となる。また、図2,図3を用いて説明した通り、図1に示す信号測定装置10と同様に、DUT30に対して電圧印加及び電流印加が可能である。
尚、上述した第1実施形態では、DUT30に電圧印加する場合の動作、及び電流印加する場合の動作のみについて説明したが、本実施形態では直流の電流又は電圧を印加してDUT30から得られる信号を測定する場合(DC測定する場合)の動作について説明する。本実施形態の信号測定装置40のDC測定時の動作としては、(1)電圧印加−電流測定、(2)電流印加−電圧測定、(3)電圧印加−電圧測定、(4)電流印加−電流測定の4通りがあるが、以下では(1)電圧印加−電流測定及び(2)電流印加−電圧測定時の動作について詳細に説明する。
〈電圧印加−電流測定時の動作〉
図5は、本発明の第2実施形態による信号測定装置の電圧印加−電流測定時における動作の一例を説明するための図である。尚、ここでは、端子11a,11bを共にDUT30の同一ピンに接触させて、端子11aを電圧印加のために用い、端子11bをDUT30のピンに印加される電圧の検出に用いる場合の動作について説明する。
電圧印加を開始するに際し、スイッチ部12のスイッチ12a,12d,12f,12h及びスイッチ17を閉状態する。尚、スイッチ部12のスイッチ12b,12c,12e,12g及びスイッチ15,18,41は開状態にしておく。この状態で、デジタル部21からデジタル信号を出力することで電圧印加が開始される。デジタル部21から出力されたデジタル信号はDAC22に入力されてアナログ信号に変換されて出力され、DAC22から出力されたアナログ信号は差動増幅器23の他端に入力されて所定の増幅率で増幅される。これにより、差動増幅器23からは所定の電圧信号が出力される。
差動増幅器23から出力された電圧信号は、スイッチ部12のスイッチ12dを介して抵抗14,13を流れ、その後にスイッチ部12のスイッチ12aを介して端子11aからDUT30の所定のピンに印加される(図5に示す差動増幅器23の出力端から端子11aまで延びる太線の経路を参照のこと)。ここで、図3に示す例では、抵抗13,14を介することでDUT30に対する電流印加を行っていたが、図5に示す例では、アンプ16の出力が差動増幅器23にフィードバックされていないため、抵抗13,14を介していてもDUT30に対しては電圧印加が行われる。
また、端子11a,11bは共にDUT30の同一ピンに接触しているため、端子11aからDUT30に印加された電圧信号は、端子11bを介して信号測定装置40に入力される。入力された信号は、スイッチ部12のスイッチ12f,12hを順に介して差動増幅器23の一方の入力端に入力される(図5に示す端子11bから差動増幅器23の一方の入力端まで延びる太線の経路を参照のこと)。これにより、差動増幅器23には端子11bから入力される信号がフィードバックされ、この結果として端子11aにはDAC22から出力されるアナログ信号で規定される一定の電圧値を有する電圧信号が印加されることになる。
ここで、差動増幅器23から出力される信号が抵抗14,13を流れると、その電流に応じた電圧降下が生ずる。アンプ16の入力端の間には抵抗14,13が直列接続されているため、この電圧降下がアンプ16に入力されて増幅率Gで増幅される。アンプ16から出力された信号は、スイッチ17を介してADC19に入力される(図5に示すアンプ16の出力端からADC19の入力端まで延びる太線の経路を参照のこと)。そして、アンプ16から出力された信号はADC19でデジタル信号に変換され、デジタル部20で所定の処理が施されて不図示のホストコンピュータに出力される。
ここで、抵抗13,14の抵抗値は、それぞれ既知の抵抗値R1,R2であるため、DUT30に流れる電流を求めることができる。つまり、抵抗13,14での電圧降下(アンプ16の入力電圧)をVm1とすると、Vm1/(R1+R2)からDUT30に流れる電流を求めることができる。尚、抵抗13,14での電圧降下は、アンプ16の出力される信号の電圧値とアンプ16の増幅率Gとから求めることができる。尚、電圧印加−電流測定を行う場合に、DUT30に印加する電圧信号の可変範囲(レンジ)はVsであり、測定可能な電流の可変範囲(レンジ)はVm1/(R1+R2)である。
〈電流印加−電圧測定時の動作〉
図6は、本発明の第2実施形態による信号測定装置の電流印加−電圧測定時における動作の一例を説明するための図である。尚、ここでは、端子11a,11bを共にDUT30の同一ピンに接触させて、端子11aを電流印加のために用い、端子11bをDUT30のピンに印加される電圧を測定するために用いる場合の動作について説明する。
電流印加を開始するに際し、スイッチ部12のスイッチ12a,12d,12f及びスイッチ18,41を閉状態する。尚、スイッチ部12のスイッチ12b,12c,12e,12g,12h及びスイッチ15,17は開状態にしておく。この状態で、デジタル部21からデジタル信号を出力することで電流印加が開始される。尚、電流印加時の動作は、図3を用いて説明した動作と同じであるため、ここでは説明を省略する。電流印加により、DUT30の所定のピンには一定の電流が印加される。
また、端子11a,11bは共にDUT30の同一ピンに接触しているため、端子11aからDUT30に電流を印加して得られる信号は、端子11bを介して信号測定装置40に入力される。入力された信号は、スイッチ部12のスイッチ12f及びスイッチ41を順に介してADC19の入力端に入力される(図6に示す端子11bからADC19の入力端まで延びる太線の経路を参照のこと)。ADC19に入力された信号はデジタル信号に変換され、デジタル部20で所定の処理が施されて不図示のホストコンピュータに出力される。このようにして、電流が印加されたDUT30のピンに関する電圧測定が行われる。尚、電流印加−電圧測定を行う場合に、DUT30に印加する電流信号の可変範囲(レンジ)はVs/(G×(R1+R2))である。これに対し、ADC19に入力される電圧信号の値をVm2とすると、測定可能な電圧の可変範囲(レンジ)はVm2である。
尚、信号測定装置40に設けられる各スイッチが図5に示す状態になっている場合に、スイッチ17を開状態にするとともにスイッチ41を閉状態にすれば、前述した(3)電圧印加−電圧測定が可能になる。また、信号測定装置40に設けられる各スイッチが図6に示す状態になっている場合に、スイッチ17を閉状態にするとともにスイッチ41を開状態にすれば、前述した(4)電流印加−電流測定が可能になる。
以上説明した通り、本発明の第1,第2実施形態によれば、スイッチ部12を設けて、従来オフセットを除去するために用いていたDAC22及び差動増幅器23を、DUT30に対する直流の電圧印加又は電流印加用に用いている。また、アナログ信号(交流信号)を測定するために用いていたADC19等をDC測定に用いている。このため、従来はDC測定を行うために必要であった専用のDC測定回路(図10〜図12参照)が不要となり、実装面積の不足及びコストの大幅な上昇を招くことなくDC測定が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、デジタル部21はDUTに与える直流信号を規定するデジタル信号を生成するものであるとして説明を進めたが、DUTに与える交流信号を規定するデジタル信号を生成することも可能である。また、上述した第1,第2実施形態では、スイッチ部12がスイッチ12a〜12hを備え、各スイッチ12a〜12hが図1〜図6に示す通りに接続されている場合を例に挙げて説明したが、スイッチ部12に設けられるスイッチの数及びそれらの接続関係は、本発明の作用効果が得られる限度において任意であって良い。
本発明の第1実施形態による信号測定装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による信号測定装置の電圧印加時における動作の一例を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による信号測定装置の電流印加時における動作の一例を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による信号測定装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による信号測定装置の電圧印加−電流測定時における動作の一例を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による信号測定装置の電流印加−電圧測定時における動作の一例を説明するための図である。 第1従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。 第1従来例による信号測定装置100の信号測定時における動作の一例を説明するための図である。 第1従来例による信号測定装置100の作用を説明するための図である。 第2従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。 第3従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。 第3従来例による信号測定装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 信号測定装置
11a,11b 端子
12 スイッチ部
13,14 抵抗
16 アンプ
17,18 スイッチ
19 ADC
20 デジタル部
21 デジタル部
22 DAC
23 差動増幅器
30 DUT
40 信号測定装置
41 スイッチ

Claims (6)

  1. 被測定デバイスに電気的に接続される複数の端子と、当該端子を終端する抵抗と、当該抵抗の両端に入力端が接続されて前記端子を介して入力されるアナログ信号を増幅する増幅器と、当該増幅器で増幅されたアナログ信号を測定する測定部と、前記増幅器の入力端に印加する所定の電圧信号を発生する信号発生部とを備える信号測定装置において、
    前記複数の端子と前記増幅器の入力端との間をそれぞれ接続するか又は開放するかを切り替える第1スイッチと、前記信号発生部で発生する前記電圧信号を前記増幅器の入力端の各々に供給するか否かを切り替える第2スイッチと、前記複数の端子と前記信号発生部との間を接続するか又は開放するかを切り替える第3スイッチとを有する第1スイッチ部を備えており、
    前記第1,第2スイッチにより前記信号発生部と前記複数の端子のうちの第1端子とを接続して前記信号発生部で発生するDC測定用の電圧信号を前記被測定デバイスに印加し、前記第3スイッチにより前記複数の端子のうちの前記第1端子と電気的に接続されて前記第1端子とは異なる第2端子と前記信号発生部との間を接続して前記被測定デバイスからの信号が前記信号発生部にフィードバックされる状態で前記増幅器で増幅されたアナログ信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行う
    ことを特徴とする信号測定装置。
  2. 前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第2スイッチ部と、
    前記第1スイッチ部に設けられた前記第3スイッチと前記信号発生部との接続点と、前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第3スイッチ部
    前記増幅器の出力端と前記信号発生部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第4スイッチ部と
    を備えており、
    前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を開放し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を接続し、前記第4スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記信号発生部との間を接続することにより、前記被測定デバイスからの信号に代えて前記増幅器からの信号を前記信号発生部にフィードバックさせ、前記増幅器で増幅されたアナログ信号に代えて前記被測定デバイスからの信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の信号測定装置。
  3. 前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第2スイッチ部と、
    前記第1スイッチ部に設けられた前記第3スイッチと前記信号発生部との接続点と、前記測定部との間を接続するか又は開放するかを切り替えるスイッチを有する第3スイッチ部
    を備えており、
    前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を開放し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を接続することにより、前記増幅器で増幅されたアナログ信号に代えて前記被測定デバイスからの信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の信号測定装置。
  4. 前記第2スイッチ部により前記増幅器の出力端と前記測定部との間を接続し、前記第3スイッチ部により前記接続点と前記測定部との間を開放することにより、前記被測定デバイスからの信号に代えて前記増幅器で増幅されたアナログ信号を前記測定部で測定することによりDC測定を行うことを特徴とする請求項2記載の信号測定装置。
  5. 前記信号発生部は、前記複数の端子から入力されるアナログ信号のオフセットを除去するためのデジタル信号、又は前記DC測定用の電圧信号を発生させるデジタル信号を出力するデジタル部と、
    前記デジタル部から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換する変換器と、
    前記変換器で変換されたアナログ信号が入力される第1入力端と、フィードバックされる前記被測定デバイスからの信号又は前記増幅器からの信号が入力される第2入力端とを有しており、前記所定の電圧信号を出力する差動増幅器と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の信号測定装置。
  6. 前記第1スイッチ部は、前記差動増幅器の出力端と前記第2入力端との間を接続するか又は開放するかを切り替える第4スイッチを備えることを特徴とする請求項5記載の信号測定装置。
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