JP2000266822A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2000266822A
JP2000266822A JP11075584A JP7558499A JP2000266822A JP 2000266822 A JP2000266822 A JP 2000266822A JP 11075584 A JP11075584 A JP 11075584A JP 7558499 A JP7558499 A JP 7558499A JP 2000266822 A JP2000266822 A JP 2000266822A
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waveform
pin
dut
performance board
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Norimasa Sato
典正 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生成しDUTに出力するアナログ電圧や波形
等の諸特性が規格を満足しているか否かを自己診断でき
るアナログ測定部を有する半導体試験装置。 【解決手段】 テストプロセッサで装置全体の制御を
行い、アナログ測定部を有する半導体試験装置であっ
て、DUTとは接続させず、DUTに出力するアナロ
グ電圧及びアナログ波形の出力ピンである被測定ピン
と、DUTからの応答信号を入力するデジタイザの入力
ピンである波形測定ピンとの間を配線して接続している
専用パフォーマンスボードと、専用パフォーマンスボ
ードの波形測定ピンから入力したアナログ電圧や波形等
の1以上のアナログ信号をデジタイズしFFT演算処理
して諸特性を求め、処理結果でアナログ信号の合否判定
を行い表示させる制御を行なうテストプロセッサと、か
ら成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログLSI
やミクスドLSIを試験するためのアナログ測定部を有
する半導体試験装置において、本装置内で生成し出力す
るアナログ電圧やアナログ波形の諸特性、例えばノイズ
レベルを自動的に測定する半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体LSIの発展はめざましく、以前
はLSIの機能毎にロジックLSIやメモリLSIやア
ナログLSIやリニアLSI等と分類されていて、現在
でも存在するが、更に「ミクスドLSI」として統合さ
れたLSIも出現している。例えば、1チップのテレビ
用LSIやオーディオ用LSIやDSPや通信用LSI
のMODEMやCODECなどが典型的なデバイスであ
る。これらのミクスドLSIは、ロジック部門に加えて
A/DコンバータやD/Aコンバータなどが内蔵されて
いるアナログ・デジタル混在LSIである。
【0003】上記のミクスドLSIを試験するためにミ
クスド半導体試験装置がある。アナログLSIのみを試
験するためのアナログ半導体試験装置もある。更に、最
近ではデジタル半導体試験装置にアナログ回路の試験も
行う部門を装備した装置も出現している。本明細書で
は、これらを総称して「半導体試験装置」ということに
するが、この発明はこれら半導体試験装置から被試験デ
バイス(DUT;DeviceUnder Test 、以後「DUT」
という)に出力するアナログ信号の諸特性、例えばノイ
ズレベルをチェックし合否判定するものである。先ず、
従来のミクスド半導体試験装置について説明する。
【0004】図3に、従来のミクスド半導体試験装置の
概略ブロック図を、図6に概略外観図を示す。大きく分
類すると、ワーク・ステーション(EWS)50とメイ
ンフレーム(MF)30とテストヘッド(TH)20と
から構成されている。ワーク・ステーション50は、オ
ペレータが操作するところであって、テストプロセッサ
51や表示部52やキーボードなどの入出力手段を有し
ている。テストプロセッサ51は装置全体の制御を行
い、テスタバス53を介して各ユニットに制御データを
与える。このテストプロセッサ51はメインフレーム3
0に設けてもよく、このときはワーク・ステーション5
0でこれに命令を与える。
【0005】メインフレーム30は、ミクスド半導体試
験装置の主構成を成すところであって、主にアナログ測
定部31とデジタル測定部41とがある。メインフレー
ム30内の各ユニットは、テスタバス53でテストプロ
セッサ51と結ばれ、データの授受を行っている。それ
ぞれについて簡単に説明する。
【0006】アナログ測定部31には、任意のアナログ
波形信号を発生する任意波形発生器(AWG;Arbitrar
y Waveform Generator)32や、アナログ信号をデジタ
ル信号に変換するデジタイザ(DGT;Digitizer )3
3や、任意のハイレベル基準電圧(VRH)を発生する
ハイレベル基準電圧発生器34や、任意のローレベル基
準電圧(VRL)を発生するローレベル基準電圧発生器
35等が含まれている。後述するが、アナログ測定部3
1は本装置で生成したアナログ信号をDUT(被試験デ
バイス)22に与え、DUTからの応答信号を処理し合
否判定したりしてDUT22のアナログ部門の測定を行
う。
【0007】デジタル測定部41には、試験する論理パ
ターンを生成するパターン発生器(PG)44や、パタ
ーンのタイミングを生成するタイミング発生器(TG)
43や、論理パターンをDUT22に与える試験信号に
変換する波形整形器(FMT)42や、DUTの応答信
号を比較するコンパレータ(COMP)45等が含まれ
ており、DUT22のロジック部門の測定を行う。
【0008】テストヘッド20には、パフォーマンスボ
ード(PB)21が装着されて、DUT22と信号のや
り取りを行い、DUT22を試験する。パフォーマンス
ボード21とメインフレーム30のアナログ測定部31
やデジタル測定部41との間にはそれぞれケーブルで接
続されている。
【0009】図4に、ミクスドLSIであるDUT22
を測定する概念図を示す。DUT22のロジック部門2
3には、デジタル測定部41の波形整形器42からのテ
スト信号が与えられ、その応答信号はコンパレータ45
で電圧比較され、パターン比較器で期待値と比較されて
良否が判定される。
【0010】A/Dコンバータ部門24にはアナログ測
定部31のAWG32から任意のアナログ波形が与えら
れ、DUT22でデジタル化されたデジタル値をバッフ
ァメモリであるDCAP(Data Caputre)36に記憶さ
せ、後に良否が判定される。
【0011】D/Aコンバータ部門25には、アナログ
測定部31のハイレベル基準電圧発生器34からH端子
にハイレベルの基準電圧(VRH)が、ローレベル基準
電圧発生器35からL端子にローレベルの基準電圧(V
RL)が与えられ、DUT22は入力デジタル信号に対
応するアナログ信号を発生する。DUT22から出力さ
れるアナログ信号はデジタイザ(DGT)33でデジタ
ル化されて良否が判定される。デジタイザ33の出力デ
ータはFFT(高速フーリエ変換)演算手段でデータ処
理して良否判定することもある。
【0012】この基準電圧を発生する基準電圧発生器3
4や35は、一般にD/Aコンバータとバッファアンプ
とで構成されている。図5(A)に基準電圧発生器34
や35の一例の構成図を示す。D/Aコンバータで発生
したアナログ電圧は差動アンプAで増幅されて出力され
る。抵抗R1とR2が等しいときの増幅度は1である。
コンデンサCは周波数補正用のコンデンサである。
【0013】基準電圧発生器34の出力電圧は、一定で
あることが望ましい。この一定電圧をFFT演算して、
周波数特性に換算すると、図5(B)に示すように、D
C成分を除き、ランダムノイズレベルaのみの周波数特
性となる。しかしながら、状況によっては、図5(C)
に示すように、ある周波数、例えばf1で発振してしま
う場合がある。これは、D/Aコンバータやケーブルを
含む周辺回路とで発振回路が構成されていた場合であ
る。また、図5(D)に示すように、例えばf2近傍で
ノイズの山が発生していることもある。ノイズの山は、
アナログ回路の周波数特性が悪い場合に発生する。例え
ば、図5(A)において、周波数補正用のコンデンサC
が破損していたり、接続不良の場合などで発生する。
【0014】基準電圧の周波数特性が、図5(C)や図
5(D)のように悪いと正しい試験ができなくなる。同
様に、任意波形発生器32で発生させるアナログ波形の
周波数特性やレベル特性も正常でなければならない。そ
こで、アナログ測定部31を有する半導体試験装置で
は、製品出荷前や異常現象の発生時には必ずアナログ信
号の諸特性の検査がある。特にノイズレベルチェックは
必要である。
【0015】半導体試験装置は、一般的にロジック部門
のシステム診断プログラムを有しており、ロジック回路
の自己診断は容易に行うことができるが、従来の本装置
ではアナログ関係の自己診断はプログラムで行うことは
できない。そこで、外部計測器28、例えばオッシロス
コープやスペクトラムアナライザやFFTや電圧計など
を用いて測定している。
【0016】図6にアナログ関係の諸特性、例えばノイ
ズレベルの測定例の外観図を示す。外部計測器28を用
い、パフォーマンスボード21のチェックポイントに外
部計測器28の測定プローブを接触させて波形を観測
し、アナログ電圧あるいはアナログ波形の周波数特性を
検査している。この測定の際に、パフォーマンスボード
21のDUT22によって周波数特性が影響を受ける場
合が多く、DUT22及びDUTソケットを取り除いた
専用のパフォーマンスボードに取り替え、本装置のみの
周波数特性やレベル特性を検査する必要があり、一般的
には専用のパフォーマンスボードを用いてチェックして
いる。
【0017】半導体試験装置による半導体ICや半導体
LSIなどの検査は、DUT22の製品検査のみなら
ず、DUTの製造過程におけるウェハ段階でも行われ
る。ウェハ段階における検査では、DUTソケットを搭
載したパフォーマンスボード21を替えて、ウェハに接
触するプローブピンを搭載したプローブカードに置き換
えられる。この場合のアナログ電圧等のチェック方法
は、上述したパフォーマンスボードの場合と同様にプロ
ーブピンの無い専用のプローブカードを用いて外部計測
器でもってチェックしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】DUT22である半導
体LSI等は、ほとんどの電子機器に基本的な電子部品
として数多く使用されている。このDUT22が不良品
のまま販売されて多くの電子機器に使用され、使用した
デバイスの一つにでも不良品があると、その修理に莫大
な費用と時間を要し、多くの問題を生ずる。そこで、半
導体LSI等の製造メーカは、半導体試験装置を用いて
全てのDUT22を製造のウェハ段階と製品の出荷段階
で良否の検査をして出荷されている。
【0019】半導体試験装置のメーカにおいても、製品
について厳密な検査を行って顧客に出荷し、設置してい
る。この検査の一つにアナログ測定部31を有する半導
体試験装置のアナログ信号諸特性の検査がある。この明
細書では、ノイズレベルのチェックについて主に説明す
る。ノイズレベルの厳密なチェックは、前述したよう
に、先ずパフォーマンスボード(PB)をDUT測定用
PBからノイズチェック用PBに交換する。次に外部計
測器28を用いて各被測定点のチェックポイントにプロ
ーブを当ててノイズレベルを測定する。
【0020】上述した従来のノイズレベルのチェック方
法では、チェック時に外部計測器28を必要とし、被測
定点のチェックポイントが多い場合には、全ポイントを
チェックするために手間がかかり、長時間を必要とす
る。更に、ノイズレベルの合否判定を測定者が実施しな
ければならない等々の欠点があった。これらの欠点があ
っても、製品出荷前の検査時や異常時の検査のみでは、
さほど問題とはならなかった。
【0021】しかしながら、前述したように、顧客の半
導体LSI等のメーカでは、一つの不良デバイスの出荷
も許されないので、本装置が生成するアナログ信号の諸
特性、特にノイズレベルのチェックを半導体試験装置の
出荷時や設置時のチェックのみではなく、定期的にチェ
ックができる半導体試験装置が望まれていた。この発明
の目的は、アナログ測定部を有する半導体試験装置にお
いて、アナログ電圧やアナログ波形の諸特性、例えばノ
イズレベルが規格を満足しているか否かのチェックを、
短時間で自己診断でき、定期的なノイズレベルのチェッ
クができる半導体試験装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、DUTは搭載させずにアナログ電圧出
力やアナログ波形出力の被測定ピンと、デジタイザに入
力させる波形測定ピンとの間を配線して接続した、例え
ばプリント配線した専用パフォーマンスボードを準備
し、実装する。被測定ピンと波形測定ピンの数は必要
数、つまり複数でもよく、対応するピン間を配線してい
る。製造工程のウェハ段階での検査では、専用パフォー
マンスボードを替えて、被測定ピンと波形測定ピンとの
間を配線した専用プローブカードを用いる。この場合も
プローブピンは排除し、DUTとは接触させない。
【0023】更に、アナログ測定部を有する半導体試験
装置内部のアナログ信号測定手段、例えばデジタイザや
FFT演算手段や表示部などを有効に利用して、半導体
試験装置内部にFFT測定手段を構成する。一般的にこ
れらの半導体試験装置はFFT演算手段を有している
が、無い場合には追加して設ける。
【0024】更に、アナログ信号測定プログラムを準備
してテストプロセッサで装置全体を制御させる。つま
り、周波数特性やノイズレベルの測定手順は既存のテス
トプロセッサで制御させる。被測定ピンが多い場合には
既存のマルチプレクサで順次選択、切換して自動的に測
定する。被測定アナログ電圧やアナログ波形は、直接デ
ジタイザでデジタル化され、FFT演算手段でアナログ
信号レベルの時間的変化を周波数的変化に変換させる。
このFFT処理後に周波数特性を表示したり、ノイズレ
ベルを演算したりして、予め設定した規格、例えばノイ
ズレベルの規格と比較し、合否判定を自動的に行う。
【0025】次に、この発明の構成について述べる。第
1発明は基本的な発明である。つまり、テストプロセ
ッサで装置全体の制御を行い、アナログ測定部を有する
半導体試験装置であって、DUTとは接続させず、該
DUTに出力するアナログ電圧及びアナログ波形の出力
ピンである被測定ピンと、該DUTからの応答信号を入
力するデジタイザの入力ピンである波形測定ピンとの間
を配線して接続している専用パフォーマンスボードと、
上記専用パフォーマンスボードの波形測定ピンから入
力したアナログ電圧及びアナログ波形の1以上のアナロ
グ信号をデジタイズし、FFT演算処理し周波数特性や
レベル特性を求め、FFT演算処理結果でアナログ信号
の合否判定を行い、表示させる制御を行なう上記テスト
プロセッサと、を具備している半導体試験装置である。
【0026】第2発明は製造時のウェハ段階で検査して
いる際のノイズレベルのチェックである。つまり、第1
発明において、専用パフォーマンスボードを替えて、ウ
ェハ段階で検査する際のアナログ信号チェック用の専用
プローブカードであることを明記した半導体試験装置で
ある。
【0027】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1に本発明の一実施例の
外観構成図を、図2に本発明に用いる専用パフォーマン
スボードの一例の上面図を示す。まず、図1について説
明する。
【0028】図1は本発明の一実施例の外観構成図であ
り、図6の従来の外観構成図とは、パフォーマンスボー
ドが本発明の専用パフォーマンスボード10と置き換わ
っている。専用パフォーマンスボード10は、DUT2
2は搭載させずに、本装置が出力するアナログ電圧出力
や、アナログ波形出力の被測定ピンと、本装置のデジタ
イザに入力する波形測定ピンとの間を配線して接続し
た、検査専用のパフォーマンスボードである。
【0029】更に、図示していないが、装置の制御部に
はアナログ信号測定プログラムが内蔵されており、アナ
ログ信号測定時には、その測定プログラムでテストプロ
セッサ51を駆動させる。つまり、テストプロセッサ5
1は、アナログ信号測定プログラムの測定手順で装置全
体を制御する。
【0030】アナログ測定部31を有するメインフレー
ム30は、DUT22のアナログ部門測定時と同様な接
続と測定を行い、FFT演算処理して時間軸で測定した
データを、図5(B)や(C)に示すような周波数軸の
データに変換する。FFT演算処理後のデータでもっ
て、例えばノイズレベルが装置の規格値と比較されて合
否判定され表示される。
【0031】図2は専用パフォーマンスボード10の一
例の上面図である。複数の被測定ピンXi(i=1〜
n)がある場合であり、複数の被測定ピンXiは複数の
波形測定ピンYi(i=1〜n)にそれぞれ配線され接
続されている。配線はプリント配線でよい。被測定ピン
Xiは基準電圧発生器34及び35や任意波形発生器3
2等の出力信号ピンであり、波形測定ピンYiはデジタ
イザ33の入力ピンである。一般に、半導体試験装置の
アナログ波形出力ピン数は、10ポイントを越える場合
が多い。専用プローブカードの場合も同様である。
【0032】この発明が実施する半導体試験装置が生成
するアナログ電圧等のレベルチェックは、言い換える
と、アナログ測定部を有する半導体試験装置が、DUT
22に替えて、半導体試験装置に内蔵する基準電圧発生
器34及び35や任意波形発生器32等の出力アナログ
信号の諸特性、例えばノイズレベル等をDUT検査と同
じ機能で検査させていることになる。
【0033】このアナログ電圧等のチェックの測定手順
と動作説明を重ねて簡単に説明する。チェック実施者
は、テストヘッド20に専用パフォーマンスボード10
を実装する。テストプロセッサ51は、予め用意され
たアナログ測定プログラムを実行する。このプログラム
によって被測定ピンXiのアナログ出力波形を波形測定
ピンYiから取り込み、デジタイズし、FFT演算処理
し、例えばノイズレベルを計算する。測定が必要な被
測定ピンXiが複数存在する場合には、それらをマルチ
プレクサで自動的に切り換えて計測する。測定された
ノイズレベル値と予め規格されたノイズレベル値とを比
較して、自動的に合否判定を行い、出力する。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、従来は図6
に示すように、本装置の出力アナログ信号のノイズレベ
ルチェック等は外部計測器28を用いて人手で測定して
いた。従って、手間がかかり、チェックに長時間を要す
るので必要時しか行えず、しかも合否判定を測定実施者
が行っていたのでバラツキもあった。
【0035】この発明は、アナログ測定部を有する半導
体試験装置において、自己チェック用の専用パフォーマ
ンスボード10を考案し、アナログ信号測定プログラム
でテストプロセッサ51を駆動し、本装置のアナログ信
号発生部門の出力アナログ信号波形の検査を、あたかも
DUT22の試験と同様に行えるようになった。
【0036】従って短時間で、いつでもどこでも、例え
ば客先で定期的にアナログ関係の自己診断ができるよう
になった。つまりロジック関係でのシステム診断プログ
ラムで自己診断を行うのと同等の、アナログ関係の自己
診断ができるようになった。この発明の技術的効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観構成図である。
【図2】本発明に用いる専用パフォーマンスボード10
の一例の上面図である。
【図3】本発明を利用するアナログ測定部を有する半導
体試験装置の概略ブロック図である。
【図4】DUT22であるミクスドLSIを試験する概
念図である。
【図5】アナログ測定部を有する半導体試験装置に内蔵
する基準電圧発生器34、35の一例の構成図と、ノイ
ズレベルの説明図である。図5(A)は基準電圧発生器
34の一例の構成図であり、図5(B)は望ましい出力
電圧の周波数特性の説明図であり、図5(C)はf1で
発振している説明図であり、図5(D)はf2近傍でノ
イズの山が発生している説明図である。
【図6】アナログ測定部を有する半導体試験装置の概略
外観図であり、従来のアナログ電圧波形やアナログ信号
の諸特性、例えばノイズレベルをチェックする説明図で
ある。
【符号の説明】
10 専用パフォーマンスボード 20 テストヘッド(TH) 21 パフォーマンスボード(PB) 22 DUT(被試験デバイス) 28 外部計測器 30 メインフレーム(MF) 31 アナログ測定部 32 任意波形発生器(AWG;Arbitrary Waveform
Generator) 33 デジタイザ(DGT) 34 ハイレベル基準電圧発生器 35 ローレベル基準電圧発生器 36 データメモリ(DCAP;Data Capture) 41 デジタル測定部 42 波形整形器(FMT) 43 タイミング発生器(TG) 44 パターン発生器(PG) 45 コンパレータ(COMP) 50 ワーク・ステーション(EWS) 51 テストプロセッサ(TP) 52 表示部 53 テスタバス Xi(i=1〜n) 被測定ピン Yi(i=1〜n) 波形測定ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストプロセッサで装置全体の制御を行
    い、DUTのアナログ部門を試験するアナログ測定部を
    有する半導体試験装置において、 該DUTに出力するアナログ電圧及びアナログ波形の出
    力ピンである被測定ピンと、該DUTからの応答信号を
    入力するデジタイザの入力ピンである波形測定ピンとの
    間を配線して接続しているアナログ信号チェック用の専
    用パフォーマンスボードと、 上記専用パフォーマンスボードの波形測定ピンから入力
    したアナログ電圧及びアナログ波形の1以上のアナログ
    信号をデジタイズし、FFT演算処理して周波数特性や
    レベル特性を求め、FFT演算処理結果でアナログ信号
    の合否判定を行なう制御をする上記テストプロセッサ
    と、 を具備することを特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の専用パフォーマンスボー
    ドに替えて、ウェハ段階で検査する際のアナログ信号チ
    ェック用の専用プローブカードであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体試験装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002267687A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Advantest Corp プローブカード及び試験装置
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