JP2006149760A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乾燥運転時に水槽内に供給される空気が水槽と回転槽との間の空間に流入することをほぼ確実に防止することができる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】 水槽3の後端部の前面にダクトカバー61を取付ける。ダクトカバー61は温風入口40の周辺部から回転軸8の周囲部の連通口63まで延びており、上記構成により水槽3の後端部とダクトカバー61との間には温風入口40から連通口63に向かって延びる通風路64が形成される。回転槽4の後端部に取付けられた補強部材12のベース部13には回転軸8の周囲部に位置する複数の導入路66が形成されている。ベース部13の後端部外周にはシール部材68が取付けられている。乾燥工程時、シール部材68は起立してダクトカバー61のうち連通口63の周辺部に接触し、脱水工程時にはシール部材68はダクトカバー61から離間する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乾燥効率の向上を図った洗濯乾燥機に関する。
例えばドラム式洗濯乾燥機では、水槽の外面部に温風発生装置が固定され、前記温風発生装置が発生する温風を、水槽を通じて回転槽内に供給するように構成されている。この場合、温風の供給口は、水槽の両端部のうち開口部を有する一端部に設けられている。これは、前記回転槽の回転軸を支持する軸受部や前記回転槽を駆動するモータ等が設けられた水槽の他端部と異なり、水槽の開口端部の方が回転槽に温風を供給するための構造が簡単になるからである。
ところで、回転槽と水槽との間には、脱水時に高速回転される回転槽と水槽との干渉を防止するために所定の空間が設けられている。このため、回転槽内に収容された洗濯物量が多い場合や、洗濯物の乾燥が進んで洗濯物の嵩が膨らんだ場合等、回転槽内の空気抵抗が大きいときには、温風供給口から水槽内に供給された温風の多くが回転槽と水槽の間の空間に向かってしまい、乾燥効率が低下するという問題があった。
そこで、回転槽の開口端部に、水槽と回転槽との間を塞ぐ壁部材を設けて、乾燥工程時に水槽と回転槽との間の空間に温風が向かわないようにする構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−8683号公報
前記壁部材は回転槽が低速で回転する乾燥工程時には起立して水槽と接触し、高速で回転する脱水工程時には弾性変形して水槽から離間するように構成されている。ところが、回転槽の開口端部は、回転軸が設けられている端部に比べて高速回転時に5〜10mm程度揺れ動くことがある。このため、前記壁部材を大きくして水槽と回転槽との空間を略完全に塞ぐように構成すると、高速回転時においても前記壁部材が水槽と接触してしまう。従って、壁部材を小さくせざるを得ず、乾燥運転時に水槽と回転槽との間の空間を十分に塞ぐことができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乾燥運転時に水槽内に供給される空気が水槽と回転槽との間の空間に流入することをほぼ確実に防止することができる洗濯乾燥機を提供することである。
本発明は、水槽と、前記水槽内に回転可能に配置された回転槽と、前記回転槽の軸方向端面に設けられた回転軸と、乾燥運転時には前記回転槽を低速で回転させ、脱水運転時には前記回転槽を高速で回転させる駆動手段と、前記水槽に設けられた温風入口を通して前記水槽内に温風を供給する温風供給手段とを備えた洗濯乾燥機において、
内部に前記温風入口から前記回転軸の近傍まで延びる通風路を有すると共に前記回転軸の周囲部に開口を有するダクトカバーを水槽に設けると共に、前記回転槽のうち前記回転軸の周囲部に前記通風路を通過した温風を前記回転槽内に導くための導入路を設け、前記導入路のうち前記ダクトカバーと対向する端部の外周に前記ダクトカバーのうち前記開口の周縁部に向かって延びるシール部材を設けたことを特徴とする。前記シール部材は、前記回転槽が低速で回転するときは前記ダクトカバーに実質的に接触し、前記回転槽が高速で回転駆動するときは前記ダクトカバーと離間する方向に弾性変形するように構成されている。
本発明によれば、乾燥運転時に温風入口から水槽内に流入した温風は通風路を通って開口に至り、導入路を通過して回転槽内に流入する。このとき、通風路と導入路との接続部分は、シール部材によって塞がれているため、通風路を通過した温風は略確実に導入路に流入する。また、通風路の開口及び導入路を回転軸の周囲部に設け、前記導入路の外周にシール部材を設けた。高速回転時に回転槽が揺れ動く距離は回転軸に近いほど小さいため、シール部材の大きさをダクトカバーと略完全に接触するような大きさに設定しても、高速回転時にシール部材とダクトカバーとを略確実に離間させることができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図面を参照しながら説明する。
図1ないし図10は本発明をドラム式(横軸回転形)の洗濯乾燥機に適用した第1の実施例を示している。図1に示すように、本実施例に係る洗濯乾燥機1は、略矩形箱状の外箱2、前記外箱2内に配設された円筒状の水槽3、前記水槽3内に配設された円筒状の回転槽4を有して構成されている。前記水槽3及び回転槽4は洗濯槽として機能するものであり、いずれも中心軸が後下がりに傾斜するように配置されている。
前記水槽3は、サスペンション(図示せず)を介して外箱2の底面に支持されている。水槽3の後端面にはアウタロータ形のブラシレスDCモータ6(駆動手段に相当)が設置されている。水槽3の後端面の中央には軸受7が取付けられており、前記軸受7に前記モータ6の回転軸8が支持されている。前記回転軸8は、前記水槽3の後端面を貫通して水槽3内まで延びている。また、水槽3の後端面のうち軸受7の周囲部にモータ6のステータ6aが固定されている。
回転槽4の後端面の中央には後方に突出する凸部9が設けられており、前記凸部9の周囲には前方に突出する環状凹部10が設けられている。前記環状凹部10には多数の孔部11が設けられている。また、前記回転槽4の後端面には補強部材12が固定されている。図1ないし図4に示すように、前記補強部材12は、前記環状凹部10の内周に嵌合するベース部13及びベース部13の外周から放射状に延びる3本のリブ14から構成されている。前記リブ14の先端部は回転槽3の後端部周縁に当接し、ねじ止めされている。ベース部13の中央には前記凸部9の外周に嵌合する円筒状の軸取付部15が設けられており、前記軸取付部15及び前記凸部9に回転軸8の先端部が固定されている。前記モータ6のロータ6bは前記回転軸8に固定されており、上記構成により、モータ6のロータ6bと一体的に回転槽4が回転する。
図1に示すように、回転槽4の周壁部には通水孔及び通気孔として機能する多数の孔16が設けられており、前記周壁部の内部には複数のバッフル17が設けられている。また、水槽3の後下部には排水口18が設けられており、前記排水口18には洗濯排水管19を介して排水ホース20が連結されている。洗濯排水管19と排水ホース20との連結部分には洗濯用排水弁21が設置されている。
前記外箱2の前面(図1における左面)には、洗濯物を出し入れするための開口22及び前記開口22を開閉する蓋23が設けられている。また、前記水槽3及び回転槽4の前端面には前記開口22に対応する開口24,25がそれぞれ設けられている。外箱2の開口22及び水槽3の開口24はベローズ26によって連結されている。
前記外箱2内の上部の後部には給水弁(図示せず)を備えた給水装置27が配置されている。また、外箱2内の上部の前部には洗剤投入器28が配置されている。洗剤投入器28と給水装置27とは給水ホース29を介して接続されている。
前記外箱2内のうち前記水槽3の下部には通気ダクト30が配置されている。前記通気ダクト30内の後端部には送風ファン31が配置され、前記通気ダクト30内の前部及び途中部には蒸発器32及び凝縮器33が配置されている。また、外箱2内の下部には、前記蒸発器32及び凝縮器33と共にヒートポンプ34を構成する圧縮機35及びキャピラリーチューブ36(いずれも図2にのみ示す)が配設されている。図2に示すように、蒸発器32、凝縮器33、圧縮機35、キャピラリーチューブ34は冷媒流通パイプ37によって接続されており、前記圧縮機35が駆動されることにより冷媒が循環するようになっている。
図1に示すように、前記通気ダクト30の後端面には、送風ファン31を駆動するファンモータ38が取付けられている。また、通気ダクト30内の前端部にはリントフィルター39が装着されている。前記リントフィルター39は、外箱2の前面下部の開口2aを通して着脱できるように構成されている。
一方、前記水槽3の後面部の上部には温風入口40が設けられていると共に前面部の上部には温風出口41が設けられている。前記通気ダクト30の後端部の上部と前記温風入口40とは給気ダクト42により接続されており、前記通気ダクト30の前端部の上部と前記温風出口41とは排気ダクト43により接続されている。前記ファンモータ38が駆動されると、送風ファン31の送風作用により水槽3及び回転槽4内の空気が温風出口41から排気ダクト43内に吸い込まれて通気ダクト30内に流入する。そして、通気ダクト30内の蒸発器32、凝縮器33を通過した後、給気ダクト42を通って温風入口40から水槽3内に吐出される。従って、通気ダクト30、ヒートポンプ34、送風ファン31、ファンモータ38等から温風供給手段が構成される。
また、通気ダクト30の底部のうち蒸発器32よりも前方部分は一段下がっており、その一段下がった部分にドレン口44が設けられている。更に、通気ダクト30のうち蒸発器32と凝縮器33との間の部分は蒸発器32から凝縮器33に向かって下方に傾斜している。前記ドレン口44には除湿排水管45を介して排水ホース20が接続されている。除湿排水管45と排水ホース20との接続部分には除湿用排水弁46が設置されている。
図9は、排水ホース20と洗濯排水管19及び除湿排水管45の連結部分の構成を示すものである。図9に示すように、洗濯用排水弁21及び除湿用排水弁46はいずれも電動操作弁(ベローズ弁)から構成されており、下端部に弁口を有する筒状の弁体51、前記弁体51内に配置され前記弁口を開閉するベローズ52、前記ベローズ52内に固定された中空状の弁棒53、前記弁棒53の外周に配置された復帰ばね54、前記弁棒53内に配置された引っ張りコイルばね55を備えている。前記引っ張りコイルばね55の上端部は、駆動手段としてのギヤドモータ(図示せず)にそれぞれ連結されており、前記ギヤドモータが駆動されることにより対応する排水弁のベローズ52が復帰ばね54に抗して上下動する。この結果、洗濯用排水弁21、除湿用排水弁46が開閉されるようになっている。
次に、図1ないし図7を参照しながら回転槽4の後端部の孔部11と温風入口40との間に設けられた温風取り込み構造について説明する。図1及び図7に示すように、水槽3の後端部の前面にはダクトカバー61が取付けられている。前記ダクトカバー61は温風入口40の周辺部から下方に延びる直線部61aと軸受7の周囲部に位置する環状部61bとから構成されている。前記ダクトカバー61の外周縁部には全体に亘ってフランジ62が設けられており、前記フランジ62が水槽3の後端部の前面にネジ止めされている。このとき、回転軸8は前記環状部61bの内周縁部から離間しており、前記回転軸8と環状部61bとの間に連通口63(開口に相当)が形成される。上記構成により、水槽3の後端部とダクトカバー61との間には温風入口40から連通口63に向かって延びる通風路64が形成される。
一方、図1ないし図4に示すように、補強部材12のベース部13のうち軸取付部15と前記ベース部13の周壁部との間には放射状に延びる複数本、例えば16本のフィン65が設けられている。上記構成により隣接するフィン65とフィン65との間には略扇形状の空間が形成される。16個の扇形状の空間のうち半分は前後両端部が開口しており導入路66とされている。残り半分の空間は、前端部は開口しているが後端部は閉鎖されている。前後両端部が開口する空間(導入路66)と後端部が閉鎖されている空間とは交互に配置されている。
また、前記ベース部13の後端部外周には段部67が設けられており、前記段部67には環状のシール部材68が取付けられている。前記シール部材68は弾性部材から構成されており、図1及び図5並びに図6に示すように、筒状部69、筒状部69の端部から延びるリップ部70、前記リップ部70の先端に一体的に設けられた複数のウェイト部71とから構成されている。シール部材68は、リップ部70及びウェイト部71を後側に向けて筒状部69をベース部13の段部67に固定することにより前記補強部材12に取付けられている。
回転槽4が回転駆動されると、ウェイト部71に遠心力が加わる。遠心力の大きさは、ウェイト部71の質量、回転槽4の回転中心からウェイト部71までの距離、回転槽4の回転速度の二乗に比例する。従って、回転槽4の回転速度が大きくなると、それに伴いウェイト部71に加わる遠心力が大きくなる。
本実施例では、回転槽4が低速で回転する洗濯工程及び乾燥工程時は、リップ部70は自身の剛性により起立し、ダクトカバー61のうち連通口63の周縁付近にほぼ接触する。また、回転槽4が高速で回転する脱水工程時は、ウェイト部71に作用する遠心力によってリップ部70は径方向に弾性変形し、ダクトカバー61から離間するように構成されている。リップ部70がダクトカバー61から離間した状態を図10に示す。
次に、上記構成の作用について説明する。上記洗濯乾燥機1では、標準的な運転コースが開始されると、洗濯工程、脱水工程、乾燥工程が順に実行される。洗濯工程では、給水装置27が駆動されて水槽3内に給水する動作が行われる。そして、水槽3内に所定量の水が給水されるとモータ6が駆動されて回転槽4が正逆方向に低速で回転される。このとき、シール部材68のウェイト部71に作用する遠心力が小さいためリップ部70は弾性変形せず、ダクトカバー61と接触状態にある。
脱水工程では、水槽3内の水を排出した後、回転槽4を高速で一方向に回転させる動作が行われる。このため、回転槽4内の洗濯物は回転槽4の周壁部内面に付着した状態で回転され、遠心脱水される。このとき、ウェイト部71に作用する遠心力が大きいためリップ部70は弾性変形し、ダクトカバー61から離間する(図10参照)。このため、シール部材68が磨耗すること及びシール部材68とダクトカバー61とが接触することによる異音の発生を防止できる。
乾燥工程では、回転槽4を正逆方向に低速で回転させつつ、回転槽4内に温風を供給して洗濯物を乾燥する動作が行われる。即ち、ファンモータ38の駆動が開始され、送風ファン31の送風作用により水槽3内の空気が温風出口41から排気ダクト43を経て通気ダクト30内に流入する。
一方、ヒートポンプ34を構成する圧縮機35の駆動が開始される。この結果、高温高圧の冷媒が凝縮器33に流れ、通気ダクト30内の空気と熱交換する。これにより、冷媒の温度は低下して液化され、キャピラリーチューブ36を通過した後、蒸発器32に流入する。キャピラリーチューブ36を通過する際に冷媒は減圧され、低温低圧の気液混合状態となる。また、凝縮器33と熱交換して加熱された空気は給気ダクト42を通って温風入口40に向かい、水槽3内に流入する。
このとき、回転槽4の回転速度が小さく、ウェイト部71に作用する遠心力が小さいためリップ部70は弾性変形することなく起立状態にある。従って、シール部材68のリップ部70とダクトカバー61とは接触状態にある。このため、温風入口40から水槽3内の通風路64に流入した空気(温風)の多くは、回転槽4と水槽3との間の空間に向かうことなく連通口63を通って導入路66に向かい、孔部11から回転槽4内に流入する。回転槽4内に流入した温風は洗濯物の水分を奪った後、温風出口41から排気ダクト43を経て通気ダクト21に戻される。
また、蒸発器32に流入した低温の冷媒は通気ダクト30内の空気と熱交換する。これにより、排気ダクト43を通して通気ダクト30内に流入した湿った空気は冷却され、空気中の水分が蒸発器32の表面に結露する。蒸発器32の表面に結露した水分はドレン口44から除湿排水管45内に排出され、排水ホース20を介して外部に排出される。また、蒸発器32を通過した冷媒は温度上昇して圧縮機35に戻る。このように通気ダクト30と回転槽4との間を空気が循環することにより、回転槽4内の洗濯物は乾燥される。
このような本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。即ち、水槽3に設けられた通風路64と回転槽4に設けられた導入路66との間にシール部材68を設け、乾燥工程時に回転槽4が低速で回転駆動されるときは、前記シール部材68のリップ部70により前記通風路64と導入路66との間のギャップを塞ぐように構成した。このため、温風入口40から水槽3内に流入した温風の多くを回転槽4内に導くことができ、乾燥効率の向上を図ることができる。
また、前記リップ部70は脱水工程時に回転槽4が高速回転するときは、遠心力によって倒れ、ダクトカバー61から離間する。従って、リップ部70の磨耗やリップ部70とダクトカバー61が接触することによる異音の発生を極力抑えることができる。しかも、本実施例では、回転軸8の導入路66を設けた、前記導入路66を有するベース部13の外周にシール部材68を設けた。回転槽4が高速回転して揺れ動いたときの距離は回転軸8の近傍ほど小さい。従って、脱水工程時にリップ部70がダクトカバー61と接触することを極力防止できる。
更に、回転槽4の高速回転時に前記リップ部70は回転軸8が延びる方向に倒れてダクトカバー61から離間するように構成した。このように軸方向に倒れる構成を採用することにより、シール部材68の真円度が低い場合や、シール部材68と回転槽4の回転中心とが一致しない場合でも、回転槽4の高速回転時にシール部材68とダクトカバー61とを確実に離間させることができる。
図11及び図12は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、ヒートポンプ式の温風供給手段に代えてヒータ式の温風供給手段を採用している。
即ち、水槽3の上部には温風供給手段としての乾燥装置81が設置されている。前記乾燥装置81は、通気ダクト82、前記通気ダクト82内の前部に配置された送風ファン83、前記通気ダクト82内の中央部に配置されたヒータ84を備えている。送風ファン83の回転軸83aは通気ダクト82を貫通して前記通気ダクト82の上部に突出しており、通気ダクト82の上面に配置されたファンモータ86によって回転されるように構成されている。
水槽3の上部後端には温風入口89が形成されており、前記通気ダクト82の後端部は前記温風入口89に接続されている。一方、水槽の前端部の下部には温風出口90が形成されており、前記通気ダクト82の前端部は排気ダクト91を介して温風出口90に接続されている。
図12は排気ダクト91を前方から見た図である。排気ダクト91は、水槽3の開口24に沿うように湾曲しており、その上部には複数の孔92aを有する注水管92が設けられている。前記注水管92は、給水装置27から延びる注水ホース93が接続されており、給水装置27から水が供給されると、シャワー状の水を排気ダクト91内に噴射するように構成されている。
尚、本実施例においても、回転槽2の後端部の孔部11と温風入口89との間には、第1の実施例と同様の温風取り込み構造が設けられている。従って、ここではその説明は省略する。
一方、図11に示すように、外箱2内の下部には排水ポンプ94が配設されている。水槽3の排水口18は排水管95を介して排水ポンプ94に接続されている。また、排水ポンプ94には排水ホース20が接続されている。
本実施例においては、次のように乾燥動作が実行される。即ち、モータ6により回転槽4が低速回転されると共にヒータ84及びファンモータ86の駆動が開始される。また、給水装置27から注水管92を介して排気ダクト91内に注水される。この結果、送風ファン83の送風作用により水槽3内の空気が温風出口90から排気ダクト91を経て通気ダクト82内に流入し、ヒータ84によって加熱された後、温風入口89から水槽3内に流入する。
このとき、回転槽4の回転速度が小さく、ウェイト部71に作用する遠心力が小さいためリップ部70は弾性変形することなく起立状態にある。従って、シール部材68のリップ部70とダクトカバー61とは接触状態にある。このため、温風入口89から水槽3内の通風路64に流入した空気(温風)の多くは、回転槽4と水槽3との間の空間に向かうことなく連通口63を通って導入路66に向かい、孔部11から回転槽4内に流入する。
回転槽4内に流入した温風は洗濯物の水分を奪った後、温風出口90から排気ダクト91内に流入する。そして、注水管92から噴射される水により冷却及び凝縮されることにより除湿された後、送風ファン83及びヒータ84を通過して回転槽4内に戻される。このような空気の循環により回転槽4内の洗濯物は乾燥される。
従って、本実施例においても第1の実施例と同様の効果が得られる。
図13は本発明の第3の実施例を示すものであり、第2の実施例と異なるところを説明する。尚、第2の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第3の実施例は、温風取り込み構造のうち回転槽4の後端部に設けられた環状凹部の構成が第2の実施例と異なっている。具体的には、本実施例に係る環状凹部101は前記環状凹部10よりも径大に構成されており、その周壁部に複数の開口102が形成されている。本実施例では、前記環状凹部101の直径寸法は、回転槽4の直径寸法の約5分の3に設定されている。前記開口102は孔部11(図1参照)に代えて設けられたものであり、上記構成により、乾燥工程時に温風入口89から水槽3内の通風路64に流入し、連通口63及び導入路66を通過した空気は開口102から回転槽4内に流入する。
このとき、回転槽4が回転し、且つ、開口102が環状凹部101の周壁部に設けられているため、開口102から回転槽4内に流入する空気は回転槽4の周壁部に向かって拡散される。つまり、本実施例では、環状凹部101及び開口102が拡散手段として機能する。脱水工程では回転槽4の周壁部内面に洗濯物が付着した状態で遠心脱水されるため、洗濯物の多くは回転槽4の周壁部付近に位置している。従って、本実施例のように回転槽4内に流入する空気が回転槽4の周壁部に向かうように構成することにより、洗濯物を一層効率良く乾燥することができる。
また、環状凹部101の周壁部に開口102を設けると、遠心力によって空気が、回転槽4内に流入し易くなり、回転槽4と通気ダクト82との間を循環する空気の流量が増加する。この点からも、乾燥効率の向上を図ることができる。
図14は本発明の第4の実施例を示すものであり、第3の実施例と異なるところを説明する。尚、第3の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第4の実施例では、環状凹部101の後面に拡散板103を取付けている。拡散板103は、凸部9の周囲部に放射状に配置されており、回転槽4の回転、即ち環状凹部101の回転に伴い送風ファンとして機能する。従って、乾燥工程時に開口102から回転槽4内に流入する空気の流量を一層増加させることができる。
図15は本発明の第5の実施例を示すものであり、第3の実施例と異なるところを説明する。尚、第3の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第5の実施例では、バッフル17に通気孔104を設けると共に前記環状凹部101と前記バッフル17とを温風迂回路105により接続している。このような構成により、乾燥工程時に温風入口89から通風路64,連通口63を経て導入路66に流入した空気の一部は開口102から回転槽4内に流入し、残りの空気は温風迂回路105を経て通気孔104から回転槽4内に流入する。このため、回転槽4の周壁部内面にへばり付いている洗濯物に対して内外両方向から空気を吹き当てることができる。
図16は本発明の第6の実施例を示すものであり、第5の実施例と異なるところを説明する。尚、第5の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第6の実施例では、回転槽4の周壁部に設けられた孔16の配置が第5の実施例と異なっている。即ち、軸方向に隣接する2個の孔16の設置間隔(ピッチ)が軸方向前方に向かって徐々に狭くなるように構成されている。つまり、回転槽4の周壁部における単位面積当たりの孔16の数、言い換えると孔の開口面積が軸方向後方から前方に向かって徐々に増大するように構成されている。
このような構成によれば次の効果が得られる。環状凹部101の開口102やバッフル17の通気孔104を通して回転槽4内に供給された温風は、回転槽4の開口25に至るまでの間に孔16を通して回転槽4と水槽3との間の空間に流出した後、温風出口90から排気ダクト91に排出される。従って、回転槽4内への温風の流入口(開口102や通気孔104)の近傍に多くの孔16が存在すると、回転槽4内に流入した温風は洗濯物の乾燥に殆ど寄与することなく回転槽4と水槽3との間の空間に流出してしまうことになる。一方、温風出口90付近では、回転槽4内に流入した温風を効率良く排気ダクト91に排出するために、できるだけ多くの温風を回転槽4と水槽3との間の空間に流出させておく必要がある。
つまり、本実施例では、孔16のピッチが軸方向前方に向かって徐々に狭くなるように構成したため、回転槽4内に供給された温風のうち洗濯物の乾燥に寄与する温風の量を増やすことができ、しかも、回転槽4内に供給された温風を効率良く温風出口90から排気ダクト91に排出することができる。従って、乾燥効率の向上を図ることができる。
図17は本発明を縦軸回転形の洗濯乾燥機に適用した第7の実施例を示すものである。即ち、洗濯乾燥機111は、外箱112とこの外箱112の上部に配設された中空状のトップカバー113を備えている。前記トップカバー113の中央部には洗濯物出入口114が形成されている。前記洗濯物出入口114は二つ折り可能な外蓋115により開閉されるようになっている。前記外蓋115は、その周囲部に複数の切欠(図示せず)を有しており、洗濯物出入口114を閉鎖しているとき前記外蓋115の周囲に隙間が形成されるようになっている。前記隙間により洗濯機本体111の通気性が確保されている。
前記外箱112内には円筒状の水槽116が弾性支持機構117を介して設けられている。前記水槽116の上面開口部には内蓋118を有する水槽カバー119が設けられている。また、前記水槽116の底部には排水口120が設けられている。前記排水口120には、排水弁121を介して排水ホース122が連結されている。
前記水槽116の右側部には通気ダクト123が設けられている。前記通気ダクト123は、水槽116の下部に設けられた温風入口124を介して前記水槽116内と連通している。
前記水槽116内には洗濯槽、脱水槽、乾燥槽として機能する円筒状の回転槽128が縦軸回転可能に設けられている。前記回転槽128の周壁部には、通水孔及び通気孔として機能する多数の孔128aが設けられている。前記回転槽128の上端部には円環状のバランサ129が設けられている。また、前記回転槽128内の底部には撹拌体130が回転可能に設けられている。前記水槽116の下部には前記回転槽128及び前記撹拌体130を回転駆動する駆動機構131が設けられている。前記駆動機構131は、アウタロータ形モータ132と前記モータ132の回転を回転槽118及び撹拌体130に選択的に伝達する回転軸133及びクラッチ(図示せず)等から構成されている。前記回転軸133は水槽116の底部に設けられた軸受134に支持されている。
前記回転槽128の底部の下面には補強部材135が固定されている。回転槽128の底部及び補強部材135のうち回転軸133の周囲部にはそれぞれ開口136,137が形成されている。一方、前記水槽116の底部の上面にはダクトカバー138が取付けられている。前記ダクトカバー138は上記ダクトカバー61(図1等参照)と略同様の構成を有しており、温風入口124の周辺部から軸受134に向かって延びる直線部138aと前記軸受134の周囲部に位置する環状部138bとから構成されており、フランジ138cをねじ止めすることにより水槽116の底部に固定されている。環状部138bの内周縁部と回転軸133とは離間しており、前記回転軸133と環状部138bとの間には連通口139(開口に相当)が形成されている。以上より、水槽116の底部とダクトカバー138との間には通風路141が形成される。前記連通口139と前記開口136,137は上下方向に対向している。そして、補強部材135の下面のうち前記開口137の周縁部にはシール部材140が取付けられている。前記シール部材140は、回転槽128が高速回転することによりダクトカバー138から軸方向に離間し、回転槽128が低速回転或いは停止することによりダクトカバー138と接触する。
つまり、本実施例においては、回転槽128の底部と水槽116の底部との間には温風取り込み構造が設けられている。
前記トップカバー113内の後部には温風供給装置142(温風供給手段に相当)や給水装置(図示せず)等が設けられている。トップカバー113のうち前記温風供給装置142の後部にはルーバー状の外気取込口143が設けられている。前記温風供給装置142は、送風ファン144及びヒータ(図示せず)を収容するケーシング145と、前記ケーシング145の前面部に固定され前記送風ファン144を回転駆動するファンモータ146とを備えて構成されている。また、前記ケーシング145の前面には排気ダクト147が形成されており、前記排気ダクト147の下端部には蛇腹状の送風ダクト148が接続されている。前記送風ダクト148の下端部は前記通気ダクト123の上端部に接続されている。
本実施例においては、乾燥工程時にファンモータ146及びヒータが駆動されると、送風ファン14の送風作用により外気取込口143から外気が取り込まれる。そして、ヒータによって加熱されて温風化された後、排気ダクト147、送風ダクト148を経て温風入口124から通風路141内に温風が流入する。通風路141内に流入した温風は連通口139及び開口136,137を経て回転槽128内に流入する。
乾燥工程時は回転槽128の回転速度が小さいため、シール部材140は起立状態にありダクトカバー138と接触している。従って、通風路141から回転槽128内に向かう温風は、水槽116と回転槽128との間のギャップに向かうことなく確実に回転槽128内に流入する。そして、回転槽128内に流入した温風は洗濯物と接触して洗濯物の水分を奪った後、回転槽128上部の開口は水槽カバー119の隙間を通って外箱112内に排出され、洗濯物出入口114と外蓋115との間の隙間などから機外に排出される。従って、本実施例においても第1の実施例とほぼ同じ作用、効果が得られる。
図18は本発明の第8の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。図18は、水槽3及び回転槽4の後端部のうち回転軸8の周辺部分を拡大して示すものである。図18に示すように、本実施例では、ダクトカバー61の環状部61bの内周縁部に補強部材12のベース部13に向かって突出する環状凸部151を設けている。
一方、ベース部13の段部67には環状の弾性部材からなるシール部材152が取付けられている。シール部材152は、シール部材68と同様に筒状部153、筒状部153の端部から延びるリップ部154、前記リップ部154の先端に一体的に設けられた複数のウェイト部155とから構成されている。前記シール部材152は、回転槽4の回転速度が大きくなり、ウェイト部155に加わる遠心力が大きくなると、矢印A方向に弾性変形して、ダクトカバー61の環状凸部151と径方向に離間する。一方、回転槽4の回転速度が小さく、ウェイト部155に加わる遠心力が小さいときは、シール部材152は自身の剛性により起立してダクトカバー61の環状凸部151及びその周囲部と接触する。つまり、本実施例では、乾燥工程時におけるシール部材152とダクトカバー61との接触面積が大きいため、通風路64と導入路66との間のギャップを確実に塞ぐことができる。
上記した以外の構成は第1の実施例と同じであるため、本実施例においても第1の実施例と同様の作用、効果が得られる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
乾燥工程の初期は、洗濯物の多くは回転槽の周壁部内面にへばりついているが、乾燥工程が進むにつれて洗濯物は膨らみ、回転槽内の全体に広がる。このため、回転槽内の空気抵抗が大きくなり、回転槽内を空気が流通しにくくなる。そこで、洗濯物の乾燥が進んだ乾燥工程の途中の所定時間、回転槽を1ないし複数回、高速回転するように構成しても良い。このような構成によれば、回転槽内に空気通路を作ることができるため、洗濯物の乾燥が進んだ状態においても、洗濯物と空気(温風)とを効率良く接触させることができる。
乾燥工程時、シール部材はダクトカバーに対して完全に接触していなくても良い。シール部材の一部あるいは全部がダクトカバーから離間していても離間する距離が短く、通風路から導入路に向かう空気が回転槽と水槽との間に流入することを防止できれば良く、このような状態をシール部材はダクトカバーに対して「実質的に接触」している状態とする。
回転槽の後端版の環状凹部には、孔部及び開口の両方を設けても良い。環状凹部の直径寸法は適宜、変更しても良い。前記環状凹部の直径寸法に応じて開口の位置は変化する。
本発明の第1の実施例に係るドラム式洗濯乾燥機の全体構成を示す縦断側面図 補強部材の前面図 補強部材の後面図 図2におけるX−X線に沿う補強部材の縦断側面図 シール部材の平面図 シール部材の縦断面図 ダクトカバーの斜視図 ヒートポンプの概略的な構成図 洗濯排水管と除湿排水管との合流部付近を示す縦断面図 シール部材が弾性変形した状態を示す図1相当図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 排気ダクトの縦断正面図 本発明の第3の実施例を示す図11相当図 本発明の第4の実施例を示す図13相当図 本発明の第5の実施例を示す図13相当図 本発明の第6の実施例を示す図15相当図 本発明の第7の実施例に係る縦軸回転形の洗濯乾燥機の全体構成を示す縦断正面図 本発明の第8の実施例を示すものであり、温風取り込み構造を拡大して示す縦断側面図
符号の説明
図面中、1,111は洗濯乾燥機、3,116は水槽、4,128は回転槽、6,132はモータ(駆動手段)、8は回転軸、17はバッフル、34はヒートポンプ、40,89,124は温風入口、61,138はダクトカバー、63,139は連通口(開口)、64は通風路、66は導入路、68,140,152はシール部材、81は乾燥装置(温風供給手段)、101は環状凹部(拡散手段)、102は開口(拡散手段)、104は通気孔、105は温風迂回路、142は温風供給装置(温風供給手段)を示す

Claims (7)

  1. 水槽と、
    前記水槽内に回転可能に配置された回転槽と、
    前記回転槽の軸方向端面に設けられた回転軸と、
    乾燥運転時には前記回転槽を低速で回転させ、脱水運転時には前記回転槽を高速で回転させる駆動手段と、
    前記水槽に設けられた温風入口を通して前記水槽内に温風を供給する温風供給手段と、
    前記水槽に設けられ内部に前記温風入口から前記回転軸の近傍まで延びる通風路を有すると共に前記回転軸の周囲部に開口を有するダクトカバーと、
    前記回転槽のうち前記回転軸の周囲部に設けられ前記通風路を通過した温風を前記回転槽内に導くための導入路と、
    前記導入路のうち前記ダクトカバーと対向する端部の外周に設けられ、前記ダクトカバーのうち前記開口の周縁部に向かって延びるシール部材とを備え、
    前記シール部材は、前記回転槽が低速で回転するときは前記ダクトカバーに実質的に接触し、前記回転槽が高速で回転駆動するときは前記ダクトカバーと離間する方向に弾性変形するように構成されていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 乾燥手段は、ヒートポンプを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. シール部材は、弾性変形することによりダクトカバーから軸方向に離間するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  4. 導入路から回転槽内に導かれた温風を径方向に拡散させる拡散手段を備えることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  5. 拡散手段は、回転槽の回転に伴い送風作用を呈するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の洗濯乾燥機。
  6. 回転槽内に設けられた通気孔を有する中空状のバッフルと、
    導入路から回転槽内に導かれた温風の一部を前記バッフル内に導く温風迂回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  7. 回転槽の周壁部に設けられ通気用及び通水用の多数の孔部を備え、
    前記周壁部の単位面積当たりの孔部の開口面積は、軸方向両端部のうち導入路を有する一方の端部から他方の端部に向かって徐々に増大するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。

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