JP2010029521A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010029521A
JP2010029521A JP2008196232A JP2008196232A JP2010029521A JP 2010029521 A JP2010029521 A JP 2010029521A JP 2008196232 A JP2008196232 A JP 2008196232A JP 2008196232 A JP2008196232 A JP 2008196232A JP 2010029521 A JP2010029521 A JP 2010029521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
water
check valve
water tank
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008196232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5238391B2 (ja
Inventor
Naoko Goto
直子 後藤
Takashi Nishimura
孝 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008196232A priority Critical patent/JP5238391B2/ja
Publication of JP2010029521A publication Critical patent/JP2010029521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5238391B2 publication Critical patent/JP5238391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】給水装置と水槽との連通部分に逆止弁を有するもののその逆止弁による異常音の発生をなくす。
【解決手段】給水装置の水槽との連通部分(ホース継手51)に、逆止弁52を弁筐53に取付けて設けるものにおいて、その逆止弁52が、取付部58からフラップ状に弁体59を連設したものであって、その弁体59が当接する弁筐53の弁座(通水口の周縁部55a)の角度θより、逆止弁52の取付け前の取付部58に対する弁体59の角度θを小さくしたことにより、逆止弁52は、取付け時、弁筐53の弁座により、弁体59の角度をθから広げられて取付けられ、その状態からの弾性復元力で弁体59を弁筐53の弁座に圧接させ続ける。これにより、脱水時の振動や乾燥時の風力が加わっても、弁体59が弁座に当たることを細かく繰り返すことがなくなり、異常音の発生をなくし得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、給水装置と水槽との連通部分に逆止弁を有する洗濯乾燥機に関する。
従来より、洗濯乾燥機においては、外箱の内部に、回転槽を収容する水槽を具えると共に、その水槽の内部に給水する給水装置、並びに前記回転槽内部の洗濯物を加熱する加熱装置を具え、それらによって、洗濯物の洗濯から脱水、そして乾燥を行うようになっている。
しかして、そのものの場合、乾燥時には、前記回転槽内部の洗濯物が加熱装置により加熱されることによって蒸気が発生し、この蒸気が水槽の内部から給水装置に進入してその外部に流出し、結露することで、外箱内部の他の部品の錆、腐食、漏電等を惹起する可能性を有する。
これに対して、上記給水装置と水槽との連通部分に逆止弁を設け、それによって、給水装置から水槽への流体(水)の通過を許容して、反対に、水槽から給水装置への流体(蒸気)の通過を阻止するようにしたものが供されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−309298号公報
上述の、給水装置と水槽との連通部分に逆止弁を設けたものでは、乾燥時に水槽の内部で発生する蒸気が給水装置に進入することはなく、従って、給水装置外部への蒸気の流出もなくて、それが結露することによる、外箱内部の他の部品の錆、腐食、漏電等を惹起するおそれをなくし得る。
しかしながら、脱水時には、回転槽が高速回転されることで発生する振動が逆止弁に加わり、乾燥時には、加熱装置が温風で洗濯物を加熱するものである場合にその風力が逆止弁に加わる。これらによって、逆止弁は当接相手の弁座に当たることを細かく繰り返し、異常音を発生していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、給水装置と水槽との連通部分に逆止弁を有するもののその逆止弁による異常音の発生をなくし得る洗濯乾燥機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機においては、外箱の内部に、回転槽を収容する水槽を具えると共に、その水槽の内部に給水する給水装置、並びに前記回転槽内部の洗濯物を加熱する加熱装置を具え、前記給水装置と前記水槽との連通部分に、給水装置から水槽への流体の通過を許容して、水槽から給水装置への流体の通過を阻止する逆止弁を、弁筐に取付けて設けたものにおいて、その逆止弁が、取付部からフラップ状に弁体を連設したものであって、その弁体が当接する前記弁筐の弁座の角度より、逆止弁の取付け前の前記取付部に対する弁体の角度を小さくしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、逆止弁は、取付け時、弁筐の弁座により、取付部に対する弁体の角度を広げて取付けられ、その状態からの弾性復元力で弁体を弁筐の弁座に圧接させ続ける。これにより、脱水時の振動や乾燥時の風力が加わっても、逆止弁が弁座に当たることを細かく繰り返すことがなくなり、異常音の発生をなくすことが可能となる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図3には、洗濯乾燥機、中でもドラム式(横軸形)洗濯乾燥機の全体構成を示しており、外箱1の内部に水槽2を配設し、水槽2の内部に回転槽(ドラム)3を配設している。これら水槽2及び回転槽3は、ともに軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、それを、下方の複数組(1組のみ図示)のサスペンション4により、前上がりの傾斜状に弾性支持している。
回転槽3は、周側壁の全域に孔5(一部のみ図示)を有する多孔状を成しており、その内周部には洗濯物撹拌用のバッフル6を複数(1つのみ図示)設けている。又、これらの水槽2及び回転槽3は、ともに前面が開口しており、それに対して、外箱1の前面部の上部には扉7によって開閉される洗濯物出入口8を形成し、この洗濯物出入口8と水槽2の前面の開口部とをベローズ9により連ねている。なお、回転槽3の開口部の周縁部には回転バランサ10を設けている。
水槽2の背面にはモータ11を取付けており、このモータ11は、例えばアウターロータ形のブラシレスモータであり、回転槽3を直に回転駆動するようになっている。従って、モータ11は回転槽3を回転駆動する駆動装置として機能するようになっている。
このほか、水槽2の最下部である底部の最後部には、詳しくは図示しないが電動の排水弁12を接続し、更に、この排水弁12に排水ホース13を接続して、これらにより水槽2内の水を機外に排出するようにしている。
水槽2の下方には通風ダクト14を配置している。この通風ダクト14は、前端部の上部に吸風口15を有しており、この吸風口15に、前記水槽2の前面部の開口部周りの上部に形成した温風出口(図示省略)を還風ダクト16を介して接続している。なお、還風ダクト16は前記水槽2の前面の開口部を迂回するように配管しており、通風ダクト14の吸風口15との接続部分である下端部に、蛇腹状の可撓部16aを有している。又、通風ダクト14の吸風口15直下の部分には、もっぱら糸くずを捕獲するフィルタ17を出し入れ可能に有している。
通風ダクト14の後端部には送風機18のケーシング18aを連結しており、このケーシング18aの出口部を給風ダクト19を介して、前記水槽2の後端板部に形成した温風入口(図示省略)に接続している。なお、給風ダクト19は前記モータ11を迂回するように配管しており、ケーシング18aの出口部との接続部分である下端部に、蛇腹状の可撓部19aを有している。
これらの結果、還風ダクト16、通風ダクト14、送風機18のケーシング18a、及び給風ダクト19により、前記水槽2の温風出口と温風入口とを接続して通風路20が設けられている。なお、水槽2内には、水槽2の温風入口から回転槽3内へと通じる内部通風路2aを設けている。
送風機18は、上記ケーシング18aの内部に送風羽根18bを有しており、この送風羽根18bをケーシング18a外のモータ18cにより回転駆動することによる送風作用で、前記回転槽3内の空気を、水槽2内から上記通風路20を通して水槽2外に出した後、水槽2内に、そして内部通風路2aを通じて回転槽3内へと戻す循環を行わしめるようになっており、もって、通風路20と送風機18及び内部通風路2aにより、回転槽3内の空気を循環させる空気循環装置21を構成している。
しかして、通風路20中、通風ダクト14の内部には、前部に蒸発器22を配設しており、後部に凝縮器23を配設している。これらの蒸発器22及び凝縮器23は、詳しくは図示しないが、それぞれ蛇行状を成す冷媒流通パイプに、薄板状の伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、前記通風ダクト14を後述のように流れる風が伝熱フィン及び冷媒流通パイプに接触しつつ通るようになっている。
又、蒸発器22及び凝縮器23は、図4に示す圧縮機24及び絞り器(特には電子式の絞り弁もしくはキャピラリチューブ)25と共にヒートポンプ26を構成するもので、このヒートポンプ26においては、接続パイプ27によって、圧縮機24、凝縮器23、絞り器25、蒸発器22、及び圧縮機24の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機24が作動することによって図示しない冷媒を矢印で示すように循環させるようになっている。
なお、圧縮機24と絞り器25は、図3には図示しないが、前記通風ダクト14の外部に配設している。
一方、外箱1内の最上部には、制御装置28と給水装置29とを配設している。このうち、制御装置28は洗濯乾燥機の作動全般を制御するためのもので、例えばマイクロコンピュータを主体に構成している。これに対して、給水装置29は、給水弁30と給水ケース31とから成るもので、図5には、そのうちの給水ケース31を分解状態で示している。
給水ケース31は、ケース本体32を主体とし、これに下カバー33及び上カバー34から成る注水カバー35を被着結合して構成される。ケース本体32には、後部(図5で左側)に給水弁接続口36,37を形成しており、従って、前記給水弁30は、その給水弁接続口36,37に図3に示す接続ホース38(1本のみ図示)を介して接続される二つの出口を有し、それが選択開閉されるようになっている。加えて、下カバー33の後部には、風呂水ポンプ39を取付けている。
注水カバー35は、上記給水弁30又は風呂水ポンプ39を通じて供給される水を導く複数の水路(この場合、第1及び第2の水路40,41)を、前記下カバー33及び上カバー34により形成するものであり、その両水路40,41を経てそれぞれの先端部や中間部に形成した孔42,43,44から出される水が落ちる先のケース本体32内には、洗剤ケース45が前記外箱1の前方より出し入れ可能に収納されて位置する。
洗剤ケース45は、上記注水カバー35の孔42〜44に対応する複数の貯留部(この場合、第1ないし第3の貯留部46〜48)を有しており、そのうちの第1の貯留部46には粉末洗剤を貯留し、第2の貯留部47には液体洗剤又は漂白剤を貯留し、第3の貯留部48には柔軟仕上剤を貯留するようになっており、ケース本体32の底部にはそれらの貯留部46〜48が通じる共通の排出口49を形成している。
これらの結果、洗濯時には、水が給水弁30又は風呂水ポンプ39から、注水カバー35の第1及び第2の水路40,41を選択的に通って洗剤ケース45の第1ないし第3の貯留部46〜48に選択的に供給され、それらの貯留部46〜48に貯留された粉末洗剤や液体洗剤、漂白剤、柔軟仕上剤と共にケース本体32の排出口49から排出されるようになっている。
しかして、ケース本体32の排出口49には、リング状のパッキン50を介してL字状のホース継手(エルボ)51を連結しており、このホース継手51の内部に、図2に示すように、逆止弁52を取付けた弁筐53を収納している。弁筐53は、図6に示すように、ホース継手51の弁筐53を収納する部分(弁筐収納部)51aと相似形の円筒形にて、外径が弁筐収納部51aの内径とほゞ同一のものであり、内部には十字状の仕切り54を有する扇形の通水口55を形成している。
そのほか、弁筐53には、上部に逆止弁取付け用のT字形凹部56を形成しており、更に、弁筐収納部51aに対する収納先部分とは反対側の周縁部に、フランジ57を形成している。なお、フランジ57は、図2に示すように、外径が、弁筐収納部51aの内径より大きく、弁筐収納部51aの外形とはほゞ同等となっている。
又、仕切り54と通水口55の周縁部55aは、図2及び図1に示すように、凹部56側より反凹部56側(下側)が前記水槽2寄りとなる鈍角に傾斜しており、その角度、特に上記凹部56に対する角度はθで、例えば95.8度である。
これに対して、逆止弁52は、図6に示すように、T字形の取付部58からフラップ状に扇形の弁体59を連設したもので、それらを軟質材であるゴム、特には、この場合、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)で一体に形成しており、図1に示すように、その取付部58に対する弁体59の常態の角度はθで、上記仕切り54と通水口55の周縁部55aの角度θより小さく、例えば93度である。
又、弁体59の、弁筐53(特にはそれの通水口55)に面する側とは反対側の表面には、図1に示すように、上部に、取付部58側へ延びて該取付部58より上方に突出するリブ60を形成しており、図6に示すように、下部すなわち反取付部58側の部分に、逆止弁52の材質を表す文字(>EPDM<)61を、図1及び図2に示す凸状にて形成している。なお、この逆止弁52の材質を文字61で表すのは、逆止弁52材料のリサイクル使用のためである。
ここで、逆止弁52の取付部58を弁筐53の凹部56に嵌め込めば、逆止弁52は、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aに当接させた状態で、弁筐53に取付けられる(図2参照)。このとき、逆止弁52の取付け前の取付部58に対する弁体59の角度θは、弁体59が当接した弁筐53の弁座である通水口55の周縁部55aの角度θより小さい。このため、取付け状態では、逆止弁52は、弁筐53の通水口55の周縁部55aにより、取付部58に対する弁体59の角度θを広げられて取付けられ、その状態からの弾性復元力で弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aに圧接させ続けるようになる。
又、この場合、逆止弁52は、材質を表す文字61を、凸状にて、弁体59の反取付部58側部分に有しており、それにより、弁体59の反取付部58側部分の重量が増すことで、弁体59が弁筐53の通水口55の周縁部55a側に付勢され、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aに一層強く圧接させ続けるようになる。
そして、そのように逆止弁52を弁筐53に取付けた後、図2に示すように、弁筐53を前記ホース継手51の弁筐収納部51aに収納して固着する。このとき、逆止弁52は、弁体59に取付部58側へ延びて該取付部58より突出するリブ60を有しており、このリブ60の取付部58より突出した部分がホース継手51の弁筐収納部51aの上部の内周部に圧せられることによって、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55a側に付勢される。これにより、逆止弁52は、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aになお一層強く圧接させ続けるようになる。
この後、ホース継手51に図3に示す蛇腹状の可撓ホース62を接続し、この可撓ホース62の図示しない先端部を水槽2の給水受口(これも図示せず)に接続している。従って、ホース継手51は給水装置29と水槽2との連通部分であり、そこに逆止弁52を弁筐53に取付けた状態で設けており、逆止弁52のリブ60は、取付部58より突出した部分が給水装置29と水槽2との連通部分の内周部に圧せられている。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作用及び効果を述べる。
上記構成の洗濯乾燥機では、標準的な運転コースが開始されると、最初に洗濯運転が開始される。この洗濯運転には、洗い運転とすすぎ運転とがあり、そのうちの洗い運転では、最初に、給水装置29により水槽2内に洗剤や漂白剤の投入を伴って給水する動作が行われる。
このとき、給水装置29では、給水弁30又は風呂水ポンプ39を通った水が、注水カバー35の第1及び第2の水路40,41を使用者の設定に応じて通り、更に、洗剤ケース45の第1ないし第3の貯留部46〜48を使用者の設定に応じ通って、ケース本体32の排出口49からホース継手51を、逆止弁52の弁体59をその弾性力に抗し押し開いて通り、可撓ホース62を経て水槽2内に供給される。従って、このときには、逆止弁52の弁体59は、弁筐53の通水口55の周縁部55aから離間し、給水装置から水槽への流体(水)の通過を許容する。
洗い運転では、このように給水して後、モータ11が作動されることにより、回転槽3が低速で正逆両方向に交互に回転される。
又、すすぎ運転では、給水装置29により水槽2内に柔軟仕上剤の投入を伴って、もしくはそれを伴わずに給水する動作が上述同様に行われ、続いて、洗い運転同様に、モータ11が作動されることにより、回転槽3が低速で正逆両方向に交互に回転される。
洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、排水弁12を開放させて水槽2内の水を排出した後、回転槽3を高速で一方向に回転させる動作が行われる。これにより、回転槽3内の洗濯物が遠心脱水される。
脱水運転が終了すると、次に、乾燥運転が開始される。この乾燥運転では、回転槽3を低速で正逆両方向に回転させつつ、送風機18を駆動する。すると、送風機18の送風作用で、図3に矢印で示すように、回転槽3内の空気が水槽2内から通風路20の還風ダクト16を経て通風ダクト14内に流入される。
又、このときには、ヒートポンプ26の圧縮機24を駆動する。これにより、ヒートポンプ26に封入した冷媒が圧縮機24により圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器23に流れて、通風ダクト14内の空気と熱交換する。その結果、通風ダクト14内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り器25を通って減圧された後、蒸発器22に流入し、気化する。それにより、蒸発器22は通風ダクト14内の空気を冷却する。蒸発器22を通過した冷媒は圧縮機24に戻る。
これらにより、前記水槽2内から通風ダクト14内に流入した空気は、蒸発器22で冷却されて除湿され、その後に凝縮器23で加熱されて温風化される。そして、その温風が給風ダクト19を経て水槽2内に供給され、更に、内部通風路2aを経て回転槽3内に供給される。
回転槽3内に供給された温風は洗濯物を加熱して水分を奪う。従って、空気循環装置21とヒートポンプ26は、回転槽3内の洗濯物を加熱する加熱装置として機能するものであり、洗濯物から水分を奪った温風は、その後、水槽2内から還風ダクト16を経て通風ダクト14内に流入する。かくして、蒸発器22と凝縮器23を有する通風ダクト14と回転槽3との間を空気が循環し、回転槽3内の洗濯物が乾燥される。
この乾燥運転時に、回転槽3内の洗濯物が加熱されることによって発生する蒸気は、それの水槽2内から給水装置29への進入方向が、逆止弁52の弁体59が弁筐53の通水口55の周縁部55aに圧接した方向と順方向であることにより、給水装置29への進入を逆止弁52によって阻止される。
そして、この乾燥運転時の風力や前記脱水運転時の振動に対しては、逆止弁52が弁筐53の通水口55の周縁部55aにより、取付部58に対する弁体59の角度を取付け前の角度θから広げて取付けられ、その状態からの弾性復元力で弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aに圧接させ続けているので、上記乾燥運転時の風力や脱水運転時の振動が加わっても、逆止弁52が弁筐53の通水口55の周縁部55a(弁座)に当たることを細かく繰り返すことがなくなり、かくして異常音の発生をなくすことができる。
加えて、上記構成のものにおいては、逆止弁52の弁体59に形成したリブ60によって、逆止弁52の取付部58に対する弁体59の角度θをより確実に保つことができる。そして又、そのリブ60の取付部58より突出した部分はホース継手51の弁筐収納部51aの上部の内周部に圧せられて、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55a側に付勢し、その弁筐53の通水口55の周縁部55aに一層強く圧接させ続けるようになるから、異常音の発生を一段と確実になくすことができる。
更に、弁体59の反取付部58側部分に形成した、逆止弁52の材質を表す文字61により、弁体59の反取付部58側部分の重量が増して、弁体59が弁筐53の通水口55の周縁部55a側に付勢され、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aになお一層強く圧接させ続けるようになるから、異常音の発生を一層確実になくすことができる。
以上に対して、図7及び図8は本発明の第2実施例(第2の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものの場合、逆止弁52の弁体59に、前述のリブ60に代えて、取付部58より突出しないリブ71を形成し、他方、ホース継手51の弁筐収納部51aの上部の内周部に凸部72を形成し、逆止弁52がその凸部72にリブ71の部分を圧せられて弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55a側に付勢されるようにしている。
このようにしても、逆止弁52の取付部58に対する弁体59の角度θをより確実に保つことができるし、凸部72によるリブ71を介した弁体59の付勢で、弁体59を弁筐53の通水口55の周縁部55aに一層強く圧接させ続けるようになるから、異常音の発生を一段と確実になくすことができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に回転槽3内の洗濯物を加熱する加熱装置としては、空気循環装置21とヒートポンプ26とによるものに限られず、例えば通常の電熱ヒータと送風装置とで生成した温風を水槽2内に供給するものであっても良いし、洗濯乾燥機全体としても、ドラム式に限られず、水槽や回転槽を縦軸状に有する縦形の洗濯乾燥機であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す主要部分の分解状態での縦断面図 主要部分の組立て状態での縦断面図 洗濯乾燥機全体の縦断側面図 ヒートポンプのサイクル構成図 給水ケースの分解状態での斜視図 主要部分の分解状態での斜視図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、1は外箱、2は水槽、3は回転槽、21は空気循環装置(加熱装置)、26はヒートポンプ(加熱装置)、29は給水装置、51はホース継手(連通部分)、52は逆止弁、53は弁筐、55aは通水口の周縁部(弁座)、58は取付部、59は弁体、60はリブ、61は文字、72は凸部、θは弁体の角度、θは弁座の角度を示す。

Claims (4)

  1. 外箱の内部に、回転槽を収容する水槽を具えると共に、その水槽の内部に給水する給水装置、並びに前記回転槽内部の洗濯物を加熱する加熱装置を具え、
    前記給水装置と前記水槽との連通部分に、給水装置から水槽への流体の通過を許容して、水槽から給水装置への流体の通過を阻止する逆止弁を、弁筐に取付けて設けたものにおいて、
    その逆止弁が、取付部からフラップ状に弁体を連設したものであって、その弁体が当接する前記弁筐の弁座の角度より、逆止弁の取付け前の前記取付部に対する弁体の角度を小さくしたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 逆止弁が、弁体に、取付部側へ延びて該取付部より突出するリブを有し、このリブの取付部より突出した部分が給水装置と水槽との連通部分の内周部に圧せられて、弁体を弁筐の弁座側に付勢することを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 給水装置と水槽との連通部分が内周部に凸部を有し、逆止弁がその凸部に圧せられて、弁体を弁筐の弁座側に付勢されることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  4. 逆止弁が、材質を表す文字を、凸状にて、弁体の反取付部側部分に有することを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
JP2008196232A 2008-07-30 2008-07-30 洗濯乾燥機 Active JP5238391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008196232A JP5238391B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008196232A JP5238391B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010029521A true JP2010029521A (ja) 2010-02-12
JP5238391B2 JP5238391B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41734721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008196232A Active JP5238391B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5238391B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2612963A1 (en) * 2012-01-05 2013-07-10 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9359714B2 (en) 2012-01-05 2016-06-07 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9372031B2 (en) 2012-01-05 2016-06-21 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9435069B2 (en) 2012-01-05 2016-09-06 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
WO2018054207A1 (zh) * 2016-09-22 2018-03-29 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种洗衣机的防泡沫倒流结构以及洗衣机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591964A (ja) * 1991-10-03 1993-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH11309298A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯乾燥機
JP2004313318A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2008161519A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気洗濯機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591964A (ja) * 1991-10-03 1993-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH11309298A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯乾燥機
JP2004313318A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2008161519A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気洗濯機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2612963A1 (en) * 2012-01-05 2013-07-10 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
WO2013102604A1 (en) * 2012-01-05 2013-07-11 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
CN104066881A (zh) * 2012-01-05 2014-09-24 伊莱克斯家用产品股份有限公司 用于干燥衣物的设备
AU2012364355B2 (en) * 2012-01-05 2016-03-24 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9359714B2 (en) 2012-01-05 2016-06-07 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9372031B2 (en) 2012-01-05 2016-06-21 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9435069B2 (en) 2012-01-05 2016-09-06 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
US9534329B2 (en) 2012-01-05 2017-01-03 Electrolux Home Products Corporation N.V. Appliance for drying laundry
WO2018054207A1 (zh) * 2016-09-22 2018-03-29 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种洗衣机的防泡沫倒流结构以及洗衣机

Also Published As

Publication number Publication date
JP5238391B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100986910B1 (ko) 의류 건조기
JP4715695B2 (ja) 乾燥ユニットおよび乾燥装置
JP3920299B2 (ja) 衣類乾燥装置
WO2007058009A1 (ja) 洗濯乾燥機
JP4444016B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP5238391B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2007151799A (ja) 洗濯乾燥機
JP4268183B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4888025B2 (ja) 乾燥装置
JP4552748B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4541023B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2006204656A (ja) 洗濯乾燥機
JP2019136287A (ja) 衣類乾燥機
JP2006149760A (ja) 洗濯乾燥機
JP4108100B2 (ja) 乾燥機
JP2017144341A (ja) 乾燥装置
JP2005296151A (ja) 洗濯乾燥機
JP2012024137A (ja) 衣類乾燥機
JP6175654B2 (ja) 乾燥装置
JP5873979B2 (ja) 乾燥装置
JP4396483B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2019150294A (ja) 衣類乾燥機
JP5602802B2 (ja) 乾燥装置
JP4356390B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4973028B2 (ja) 洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5238391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350