JP2006148288A - 伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回線の設定が終了し、かつ、信号を意図的に切断している状態でAlarm検出ポイント毎にAlarmを検出してしまう不具合を容易に解消することのできる伝送装置を提供する。
【解決手段】 送信局から受信局に至る回線の設定が終了しているが、信号の送信が行われていない状態では、送信局から所定のフォーマットのテスト信号を送信するようにする。テスト信号を送信することによって、各Alarm検出ポイントでは、信号断が検出されず、Alarmが発生することが無い。また、送信局から受信局に通常の信号が送信される場合には、送信局側で自動的にテスト信号から通常信号に回線を切り替えるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光伝送路を備える伝送装置に関する。
ネットワークを構成する伝送装置において回線をService−In(End−to−Endで信号疎通)状態にするためには回線登録、及び、クロスコネクト接続などの設定を信号ルート全体で実施する必要がある。このため予めEnd−to−Endの設定を完了させておき、終端の回線を接続すれば使用できる状態にしておく場合がある。しかし、終端の回線を切断した状態で放置すれば、光信号が送られてこないので、伝送装置は、これを障害と見なして主信号断Alarmが発生してしまう。AlarmはSDH/SONET伝送装置ではAIS(Alarm Indication Signal) Alarmとして信号の流れるルートに沿って伝播し、ルート上にいくつかあるAlarmの監視ポイントにおいて一斉にAlarm検出される事になる。それが複数のPathを収容する回線である場合は、Path−AIS Alarmとしてネットワーク内に伝播し、至る所でAlarmが発生する事になる。これらのPath−AIS Alarmをマスクするための設定を各Alarm検出ポイントで個別に設定したのでは、回線設定と同等の手間が掛かる上、マスク解除の際に設定を戻し忘れて本来のAlarm検出機能が働かなくなる危険性がある。
すなわち、伝送装置を光伝送路で接続するネットワークを立ち上げるとき、光信号はまだ伝送路を伝搬していないが、伝送装置の機能をオンしておくと、伝送装置が信号断の状態であると判断して、Alarmを発生してしまうという問題がある。
図10は、従来技術の問題点を説明する図である。
図10では、B局を経由したA局からC局までの信号ルートを構築後、ルート終端部の回線を切断している状態を示す。信号の入力部でLOS(Loss of Signal)Alarmを検出し、それによって以降に流されるAIS−P(STS path alarm indication signal)をルート上の各Alarm検出ポイントでAIS−P Alarmとして検出している様子を示している。
従来技術としては、特許文献1と特許文献2がある。
特許文献1では、遠隔制御により、端局装置間の信号疎通状態を検出するために、信号疎通状態を検出するための試験系を構成している。特許文献2では、回線サービス状態として非運用状態、運用状態及び仮の非運用状態のいずれかを選択可能とし、仮の非運用状態が選択されたときに回線状態がアラーム状態であればアラームを端させないようにしている。
特開2004−40441号公報 特開平10−336322号公報
このようなAlarm検出は、Service−Inしている状態での障害発生通知としては必要であるが、スタンバイ回線として設定を完了した上で意図的に切断している場合には邪魔なAlarmとなる。Alarmの検出をマスクする機能を持つ装置もあるが、Alarm検出ポイント毎にマスク設定を漏れなく実施する必要があり、作業手間がかかる。
本発明の課題は、回線の設定が終了し、かつ、信号を意図的に切断している状態でAlarm検出ポイント毎にAlarmを検出してしまう不具合を容易に解消することのできる伝送装置を提供することである。
本発明の伝送装置は、送信側端局と、受信側端局と、中継局と、これらを接続する伝送路とからなる伝送装置において、端局は、該受信側端局に送るべき、通常の信号とテスト信号のいずれかを選択出力する選択出力手段と、該伝送装置のモードを、通常モードとスタンバイモードのいずれかに設定制御する設定制御手段と、該送信側端局の外部入力回線からの信号の有無を検出する信号検出手段と、該伝送装置がスタンバイモードにあり、かつ、該送信側端局の該外部入力回線からの信号が無い場合に、該選択出力手段にテスト信号を選択出力させる選択出力制御手段とを備え、該伝送装置の回線の設定が終了したが、送信すべき信号が伝送されていない場合に、該テスト信号を代わりに伝送することによって、該送信側端局、該受信側端局、及び、該中継局におけるアラームの発生を防止することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、スタンバイ回線についてのAlarm検出を防止することができる。
本発明は、スタンバイ回線として信号が挿入されていない端局の入力回線に対して伝送装置側でテスト信号を挿入する事でEnd−to−EndでのService設定を完了した状態でもLOS及びPath−AIS Alarmの発生を防ぎながら、Service−Inの準備をしておく事を可能とする。
図1は、本発明の実施形態の概略を説明する図である。
図1では、A局の終端回線にテスト信号を挿入した状態を示す。これによりA局の入力側LOS Alarmを復旧させると共に、AIS−P信号の代わりにテストパターン信号が以降のルートに流れ、各Alarm検出ポイントではAlarmを検出しなくなる。
なお、テスト信号は、通常の信号と同じフレーム構成をしており、テスト信号であることを示すヘッダと適当なパターン信号が埋め込まれたペイロードとからなる。
また、本発明の実施形態においては、スタンバイ回線をService−Inさせる時に回線を接続し、正常な入力信号が得られた場合には自動的にテスト信号の挿入を停止し、外部から挿入された入力信号を伝送する通常運用状態に自動的に移行する。
図2は、本発明の実施形態に従った、回線接続によるテスト信号の自動停止を行う場合を示す図である。
図2は、A局の終端回線が接続され、正常な入力信号が挿入された状態を示す。A局はテスト信号の挿入を停止し、接続された入力信号がテスト信号に代って伝送ルートに沿って流れる。
図2におけるように、テスト信号の挿入を停止した場合でも、再び回線が切断された場合はテスト信号を挿入する。但し、入力信号が安定化するまでの待ち時間を設け、待ち時間を超えて安定した信号入力が確認できた場合は、それ以降に回線切断されてもテスト信号の自動挿入は行わない。これにより、正規にService−Inした後の障害検出を妨げる事のないようにする。
図3は、本発明の実施形態に従った、回線状態の変化に伴うテスト信号挿入動作を説明するシーケンス図である。
(1)まず、回線設定後、保守者の指示(操作)により当該回線をスタンバイモードに移行させる。この時、入力信号が無ければテスト信号を挿入する。
(2)回線が接続され、外部から端局の入力回線へ信号が入力されたのでテスト信号の挿入を停止する。同時に入力信号の安定化を評価するためのタイマ(安定化待ちタイマ)を起動する。
(3) 安定化待ち時間(例えば、5分間)を経過せずに回線が切断されたため、スタンバイモードを継続しながらテスト信号を再び挿入する。安定化待ちタイマはリセットして停止状態にする。
(4)回線が接続され、外部から端局の入力回線へ信号が入力されたのでテスト信号の挿入を停止する。同時に入力信号の安定化を評価するためのタイマを起動する。((2)の動作と同じ)
(5)安定化待ちタイマのタイムアウト(例えば、5分経過)により、入力信号の安定供給が確認できたため、スタンバイモードからNormalモードに移行する。
(6)Normalモードで回線断が発生した場合は、入力信号が途絶えてもテスト信号を挿入せず、Alarmを検出する。ここで、Normalモードは通常のService−Inしている状態である。
なお、(1)において、スタンバイモードに移行させた時に既に回線接続状態ならば、テスト信号を挿入する事無く安定化待ちタイマをスタートする事になる。すなわち、(4)の位置における動作となる。
スタンバイ回線に対して挿入されたテスト信号を受信するFar−Endの終端装置において、終端回線の出力側で特定のテスト信号パターンを受信した場合にTerminal Loopback制御を自動実行し、受信した信号を逆方向に折り返す。これにより片方の終端回線に対する設定だけで送受両方向(2way)の回線をスタンバイ状態にでき、Alarmを解除する事ができる。
この時、Terminal Loopback制御を実施する条件として、終端回線への入力信号が無い場合のみ実施するものとし、信号の入力がある場合は外部の入力信号を伝送ルートに流す。
図4は、本発明の実施形態に従った、Loopback制御を行う場合を説明する図である。
図4は、A局で挿入されたテスト信号をC局の終端出力段で同回線の入力側に信号を折り返している状態(Loopback状態)を示す。C局は出力信号をモニターしており、そこでテスト信号を検出し、且つ、外部回線からの入力信号が無いという条件でLoopback制御を実施する。
図1〜図3の仕組みだけで片方向(1way)ずつの独立したスタンバイ回線の準備が可能であるが、ここで説明した仕組みを加える事で、一方の終端装置でスタンバイ回線設定を実施するだけで上り下り両方向の回線を一度にスタンバイ状態にする事が可能となり、保守者の設定負担をより軽減する事ができる。
受信側終端装置(今の場合、C局)がテスト信号挿入機能を具備する場合、Loopback制御の代わりに自装置でテスト信号を生成し逆方向に挿入する。この場合、出力信号をモニターする機能を追加する必要があるが、Loopback機能は必要無くなる。これにより、Loopback制御した場合と同様の効果を得られる。
出力信号からテスト信号を検出し、且つ外部入力信号が無い場合に限りテスト信号を逆方向に挿入する。
自装置に対する保守者の指示が無くてもテスト信号をリモート装置から受信すれば自動的にテスト信号を挿入するようにしており、従属的な動作を特別な設定なしに自動的に実施する。
前述したように、送られてきている信号がテスト信号か否かは、信号のフレームに含まれるヘッダの情報を見れば判るようにしておく。
図5は、本発明の実施形態に従った、受信側でテスト信号を生成し、送信側へ送る構成を説明する図である。
図5は、テスト信号を挿入しているA局に従属してC局の終端出力段でも同回線の入力側にテスト信号を挿入している状態を示す。C局は出力信号をモニターしており、そこでテスト信号を検出し、且つ入力信号が無いという条件でテスト信号を挿入する。
以下に、端局のテスト信号挿入部分の構成を示す。
図6は、本発明の実施形態に従った、第1のテスト信号挿入部分の構成図である。
テスト信号制御部10は、テスト信号の挿入制御を実施するための制御部である。テスト信号生成部11は、外部入力信号と同じフォーマット(フレーム構成)のテスト信号を生成する。Line Selector12は、外部入力信号とテスト信号生成部11で生成されたテスト信号のうち一方を選択出力するスイッチである。Selector制御部13は、LOS検出部14と装置監視制御部15からの入力条件によりLine Selector12に切替え指示を出す。LOS検出部14は、外部入力信号の有無を監視し、Selector制御部13と装置監視制御部15に入力信号の状態(LOS有無)を通知する。
装置監視制御部15は、装置全体の監視、及び、保守者の指示に応じた処理・応答をする部分であり、テスト信号制御部10に関しては保守者からのスタンバイ要求の有無、LOS検出部14から通知される入力信号の状態、及びTimer16の結果をもとに動作モード(Normal/Standby)を確定し、Selector制御部13に通知する。Timer16は、入力信号の安定化待ちタイマであり、装置監視制御部15からの指示により時間計測を実施し、規定の安定時間が経過した時にタイムアウトを装置監視制御部15に通知する。
表1は、Selector制御部13の選択論理を示す表である。
Figure 2006148288
表1に示されるように、Selector制御部13は、装置監視制御部15からの情報が、システムがスタンバイモードに入っていることを示しており、かつ、LOS検出部14が信号断(LOS)を検出している場合にのみ、テスト信号をLine Selectorに選択させる。その他の場合は、外部入力をLine Selectorに選択させる。
図7は、本発明の実施形態に従った、端局のLoopback部分の構成を示す図である。
テスト信号制御部10は、テスト信号のLoopback制御を実施する制御部である。Line Selector12は、外部入力信号と出力側Loopback信号のうち一方を選択するスイッチである。Selector制御部13は、LOS検出部14とテスト信号検出部18からの入力条件によりLine Selector12に切替え指示を出す。LOS検出部14は、外部入力信号状態を監視し、Selector制御部13に入力信号の状態(LOS有無)を通知する。
テスト信号検出部18は、出力側の信号からテスト信号の有無を検出し、Selector制御部13に結果を通知する。
表2は、Selector制御部13の選択論理を示す表である。
Figure 2006148288
表から明らかなように、テスト信号検出部18がテスト信号を検出しており、かつ、LOS検出部14が信号断(LOS)を検出している場合にのみ、Loopbackするようになっている。その他の場合には、Line Selector12は、外部入力を選択するように制御される。
図8は、本発明の実施形態に従った、図5の構成に対応する端局の第2のテスト信号挿入部分の構成を示す図である。
テスト信号制御部10は、テスト信号の挿入制御を実施するための制御部である。テスト信号生成部11は、外部入力信号と同じフォーマットのテスト信号を生成する。Line Selector12は、外部入力信号とテスト信号生成部11で生成されたテスト信号のうち一方を選択するスイッチである。Selector制御部13は、LOS検出部14とテスト信号検出部18からの入力条件によりLine Selector12に切替え指示を出す。LOS検出部14は、外部入力信号状態を監視し、Selector制御部13に入力信号の状態(LOS有無)を通知する。テスト信号検出部18は、出力側の信号からテスト信号の有無を検出し、Selector制御部13に結果を通知する。
表3は、Selector制御部の選択論理を示す表である。
Figure 2006148288
表3に示されるように、テスト信号検出部18がテスト信号を検出しており、かつ、LOS検出部14が信号断(LOS)を検出している場合にのみテスト信号をLine Selectorに選択させ、その他の場合には、外部入力を選択させる。
図9は、本発明の実施形態に従った、送信側と受信側の両方に対応できる第3のテスト信号挿入部分の構成を示す図である。
テスト信号制御部10は、テスト信号の挿入制御を実施するための制御部である。テスト信号生成部11は、外部入力信号と同じフォーマットのテスト信号を生成する。生成するテスト信号にはローカル装置のスタンバイ要求に基づいて発信する信号1と、リモート装置から受信したテスト信号を折り返すために発信する信号2の2種類を設ける。Line Selector12は、外部入力信号とテスト信号生成部11で生成されたテスト信号のうちの1つを選択するスイッチである。
Selector制御部13は、LOS検出部14、装置監視制御部15、及び、テスト信号検出部18からの入力条件によりLine Selector12に切替え指示を出す。LOS検出部14は、外部入力信号の有無を監視し、Selector制御部13及び装置監視制御部15に入力信号の状態(LOS有無)を通知する。装置監視制御部15は、装置全体の監視、及び保守者の指示に応じた処理・応答をする部分であり、テスト信号制御に関しては保守者からのスタンバイ要求の有無とLOS検出部14から通知される入力信号の状態、及びTimer16の結果をもとに動作モード(Normal/Standby)を確定し、Selector制御部13に通知する。
Timer16は、入力信号の安定化待ちタイマであり、装置監視制御部15からの指示により時間計測を実施し、規定の安定時間が経過した時にタイムアウトを装置監視制御部15に通知する。テスト信号検出部18は、出力側の信号からテスト信号の有無、及び種類を検出し、Selector制御部13に結果を通知する。
単純にリモート装置からテスト信号を受信した事を条件にテスト信号を折返し返信してしまうと、ローカル装置とリモート装置で同条件によるテスト信号の無限ループが発生し、スタンバイ要求の解除が効かなくなってしまう。
これを防止するため、スタンバイ要求による自発的なケースと、リモート装置からの受動的なケースとでテスト信号を区別して発信・検出する(受動発信の場合は信号の保守用オーバーヘッドに特定のラベルを付与して区別する等してテスト信号の区別を実現する)。
表4は、Selector制御部13の選択論理を示す表である。
Figure 2006148288
テスト信号検出部18の検出結果が、テスト信号なし、テスト信号1あり、あるいは、テスト信号2あり、のそれぞれの場合について、装置監視制御部15のモードがスタンバイモードで、かつ、LOS検出部14が信号断(LOS)を検出している場合に、Line Selector12にテスト信号1、すなわち、自装置が送信側であることを示すテスト信号を選択させる。テスト信号検出部18の検出したテスト信号がテスト信号1で、装置監視制御部15のモードがNormalで、かつ、LOS検出部14が信号断(LOS)を検出している場合には、Line Selector12に、自装置が受信側であることを示すテスト信号2を選択させる。なお、表4において、テスト信号の検出、及び発信に関し、1は「自発」、2は「受動」を意味する区別を示す。なお、テスト信号の種類は、そのヘッダに含まれるテスト信号の種類情報を見ることによって分かるようになっているとする。テスト信号検出部18は、信号のヘッダを見ることによって、その信号がテスト信号1かテスト信号2から、あるいは、通常の信号かを検出する。
以上の仕組みにより、運用設定を完了した状態で回線を切断しておいても、信号ルート全体の不要Alarm検出を抑制する事ができ、運用開始の際に回線を接続するだけで直ぐにService−Inできる保守形態を提供できる。また、一方の終端装置にのみスタンバイ設定を実施すればよいため、保守者の設定負担も少ない。運用開始時は回線接続するだけで自動的にスタンバイモードが解除されるため、解除漏れの危険性がなく確実に正しい運用状態に移行できる。
また、本発明によればスタンバイ設定にしている回線に対してテスト信号を常に流しているため、予め回線の品質を把握でき、運用開始時にあえて回線品質テストを実施する必要がいため測定器などの設備も不要、運用開始時の設置作業も軽減できる。
(付記1)
送信側端局と、受信側端局と、中継局と、これらを接続する伝送路とからなる伝送装置において、
端局は、
該受信側端局に送るべき、通常の信号とテスト信号のいずれかを選択出力する選択出力手段と、
該伝送装置のモードを、通常モードとスタンバイモードのいずれかに設定制御する設定制御手段と、
該送信側端局の外部入力回線からの信号の有無を検出する信号検出手段と、
該伝送装置がスタンバイモードにあり、かつ、該送信側端局の該外部入力回線からの信号が無い場合に、該選択出力手段にテスト信号を選択出力させる選択出力制御手段とを備え、
該伝送装置の回線の設定が終了したが、送信すべき信号が伝送されていない場合に、該テスト信号を代わりに伝送することによって、該送信側端局、該受信側端局、及び、該中継局におけるアラームの発生を防止することを特徴とする伝送装置。
(付記2)
前記受信側端局は、
該受信側端局への該外部入力回線からの信号がなく、かつ、前記伝送装置のモードがスタンバイモードであると判断された場合に、該受信側端局から該送信側端局へ確立される上り回線にテスト信号を送信する、
ことを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3)
前記受信側端局は、前記送信側端局から送信されてくるテスト信号を折り返すことを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記4)
前記受信側端局は、該受信側端局が独自に生成したテスト信号を前記送信側端局に送信することを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記5)
前記テスト信号には、第1のテスト信号と第2のテスト信号があり、
前記端局は、更に、
該テスト信号の種類を検出するテスト信号種類検出手段を備え、
前記外部入力回線からの信号がなく、前記伝送装置が通常モードであり、かつ、該送信側端局から該第1のテスト信号が送信されてきていると判断された場合に、該第1のテスト信号が送信されてくる回線の反対回線に該第2のテスト信号を送信することを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記6)
前記テスト信号のフォーマットは、前記通常の信号と同じであることを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記7)
前記端局は、更に、
前記伝送路に通常の信号が伝送され始めてから所定時間を計数するタイマを備え、
該タイマが所定時間計数した後においても通常の信号が伝送されつづける場合に、自動的に前記伝送装置のモードをスタンバイモードから通常モードに変えることを特徴とする付記1に記載の伝送装置
(付記8)
送信側端局と、受信側端局と、中継局と、これらを接続する伝送路とからなる伝送装置における信号送信制御方法おいて、
該受信側端局に送るべき、通常の信号とテスト信号のいずれかを選択出力する選択出力手段を設け、
該伝送装置のモードを、通常モードとスタンバイモードのいずれかに設定制御し、
該送信側端局の外部入力回線からの信号の有無を検出し、
該伝送装置がスタンバイモードにあり、かつ、該送信側端局の該外部入力回線からの信号が無い場合に、該選択出力手段にテスト信号を選択出力させ、
該伝送装置の回線の設定が終了したが、送信すべき信号が伝送されていない場合に、該テスト信号を代わりに伝送することによって、該送信側端局、該受信側端局、及び、該中継局におけるアラームの発生を防止することを特徴とする信号送信制御方法。
本発明の実施形態の概略を説明する図である。 本発明の実施形態に従った、回線接続によるテスト信号の自動停止を行う場合を示す図である。 本発明の実施形態に従った、回線状態の変化に伴うテスト信号挿入動作を説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態に従った、Loopback制御を行う場合を説明する図である。 本発明の実施形態に従った、受信側でテスト信号を生成し、送信側へ送る構成を説明する図である。 本発明の実施形態に従った、第1のテスト信号挿入部分の構成図である。 本発明の実施形態に従った、端局のLoopback部分の構成を示す図である。 本発明の実施形態に従った、図5の構成に対応する端局の第2のテスト信号挿入部分の構成を示す図である。 本発明の実施形態に従った、送信側と受信側の両方に対応できる第3のテスト信号挿入部分の構成を示す図である。 従来技術の問題点を説明する図である。
符号の説明
10 テスト信号制御部
11 テスト信号生成部
12 Line Selector
13 Selector制御部
14 LOS検出部
15 装置監視制御部
16 Timer
18 テスト信号検出部

Claims (5)

  1. 送信側端局と、受信側端局と、中継局と、これらを接続する伝送路とからなる伝送装置において、
    端局は、
    該受信側端局に送るべき、通常の信号とテスト信号のいずれかを選択出力する選択出力手段と、
    該伝送装置のモードを、通常モードとスタンバイモードのいずれかに設定制御する設定制御手段と、
    該送信側端局の外部入力回線からの信号の有無を検出する信号検出手段と、
    該伝送装置がスタンバイモードにあり、かつ、該送信側端局の該外部入力回線からの信号が無い場合に、該選択出力手段にテスト信号を選択出力させる選択出力制御手段とを備え、
    該伝送装置の回線の設定が終了したが、送信すべき信号が伝送されていない場合に、該テスト信号を代わりに伝送することによって、該送信側端局、該受信側端局、及び、該中継局におけるアラームの発生を防止することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記受信側端局は、
    該受信側端局への該外部入力回線からの信号がなく、かつ、前記伝送装置のモードがスタンバイモードであると判断された場合に、該受信側端局から該送信側端局へ確立される上り回線にテスト信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記受信側端局は、前記送信側端局から送信されてくるテスト信号を折り返すことを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  4. 前記受信側端局は、該受信側端局が独自に生成したテスト信号を前記送信側端局に送信することを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  5. 前記テスト信号には、第1のテスト信号と第2のテスト信号があり、
    前記端局は、更に、
    該テスト信号の種類を検出するテスト信号種類検出手段を備え、
    前記外部入力回線からの信号がなく、前記伝送装置が通常モードであり、かつ、該送信側端局から該第1のテスト信号が送信されてきていると判断された場合に、該第1のテスト信号が送信されてくる回線の反対回線に該第2のテスト信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
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