JP4316391B2 - 回線試験機能を有するフレーム伝送装置 - Google Patents

回線試験機能を有するフレーム伝送装置 Download PDF

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Description

本発明は回線試験機能を有するフレーム伝送装置に関し、特に、送信用及び受信用の双方向の伝送路を介して接続された対向する伝送装置との間で、イーサネット(登録商標)フレーム(以下、単に「フレーム」という。)を送受するフレーム伝送装置であって、対向する伝送装置との間(フレーム伝達区間)で送信用伝送路を受信用伝送路に折り返して接続し、該折返し経路に試験フレームを流して該フレーム伝達区間の回線をチェックする回線機能を有するフレーム伝送装置に関する。
図1に本発明が適用されるネットワークシステムの構成例を示す。該構成例において、第1のネットワーク1−11と第2のネットワーク1−12との間を、ルータ又はブリッジ等のネットワーク端末1−21及び1−22を介して接続し、ネットワーク端末1−21と1−22との間を伝送装置1−31及び1−32を介して接続し、伝送装置1−31及び1−32は、ネットワーク端末1−21,1−22間で送受されるフレームを透過伝送する。
第1及び第2のネットワーク1−11及び1−12は、それぞれ企業体等の敷地内に敷設されたイーサネット(登録商標)網等のLAN(Local Area Network)などである。LAN内は約1キロメートルであるが、LAN間は数十キロメートルに及ぶことがあり、その間を伝送装置1−31及び1−32によりレイヤ2のレベルでフレームを終端して中継する構成となっている。
図1のネットワークシステムにおいて、伝送装置1−31と伝送装置1−32との間のフレーム伝達区間の伝送路の回線正常性及び回線品質を確認するために、伝送装置1−31及び1−32に対してその間の双方向の伝送路間でフレームを折り返して返送するループ(折返し)試験の機能が要求される。
ループ試験は、伝送装置1−31から伝送装置1−32の方向の伝送路1−51を、伝送装置1−32から伝送装置1−31の方向の伝送路1−52へ折返すように接続してループ(折返し接続経路)を形成し、伝送装置1−31から試験フレームを伝送路1−51へ送信し、伝送装置1−32を経由する折返し接続経路で返送された該試験フレームを伝送路1−52から受信し、該返送された試験フレームの正常性をチェックすることにより、伝送装置1−31と伝送装置1−32との間の伝送路1−51及び1−52の回線正常性及び回線品質を確認する。
このループ試験を実行する際、伝送装置1−31は伝送路1−51経由のフレームの受付を拒否すべくその入力端の伝送路1−41の接続を切断し、また、伝送路1−52を経由して返送された試験フレームがネットワーク端末1−21及び第1のネットワーク1−11へ流出するのを防ぐために、その出力端の伝送路1−42の接続を切断し、それらの伝送路とのフレーム送受信を停止する。
従来のフレーム伝達区間のループ試験は、図7に示すように、大規模なオペレーション(サーバ)システム7−1を用い、オペレーション(サーバ)システム7−1から、ループ試験対象のフレーム伝達区間の伝送装置1−31及び伝送装置1−32を、以下の手順[1]〜[6]のようにペアで制御して行っていた。
[1]伝送装置1−31に対して試験対象以外の伝送路1−41,1−42の接続を切断してフレーム送受信停止させる制御命令を送信し、
[2]伝送装置1−32に対して折返し接続経路を形成するためのループ制御命令を送信し、
[3]伝送装置1−31に対して回線試験対象のフレーム伝達区間の伝送路1−51に試験フレームを挿入する制御命令を送信し、
[4]該フレーム伝達区間で折り返され、伝送路1−52で返送される試験フレームをチェックする制御命令を送信し、
[5]伝送装置1−32に対して折返し接続経路を解除する制御命令を送信し、
[6]伝送装置1−31に対して試験対象以外の伝送路1−41,1−42の切断を元に戻して接続し、フレーム送受信動作を開始する制御命令を送信する。
本発明に関連する先行技術文献として、下記の特許文献1に、ハイレベル伝送制御手順を用いる通信制御装置においてフレーム送信命令に折り返しを指示するビットを儲け、該ビットの指示によりフレームを折り返す自局内折り返し方式が記載されている。また、特許文献2には、試験信号検出器がオール“1”であることを検出すると、その検出出力期間のみ折り返し信号を挿入する信号ループバック試験方法が記載されている。
また、特許文献3の段落0037には、MACフレームの送信先物理アドレスDA、送信元物理アドレスSAや、LLCフレームの送信先論理アドレスDSAP、送信元論理アドレスSSAP及びフレーム種別データCNTを利用して他のフレームを指定し、通信制御部4で折り返すことも可能である通信制御方式及び情報処理装置が記載されている。
特開昭54−39533号公報 特開昭56−91549号公報 特開平6−121005号公報
ループ試験等の回線試験の際、操作手順のミス等により、送信元アドレス(SA:Source Address)又は宛て先アドレス(DA:Destination Address)等が通常のフレームと異なる試験フレームがネットワーク端末1−21,1−22やそれに繋がるネットワーク1−11,1−12に流出すると、ネットワーク端末1−21,1−22におけるMAC(Media Access Control)アドレスとIP(Internet Protocol)アドレスとの対応を格納したMAC学習テーブル等に異常が発生し、誤ったMAC学習テーブルが作成されてしまい、一定期間、本来のフレーム透過伝送が不可能となり、また、イーサネット(登録商標)網等のネットワーク1−11,1−12全体にアドレス解決のためのブロードキャストフレームが送出されることにより、ネットワークに余分なトラフィック負荷を掛ける等の異常事態を発生させてしまうという問題を抱えていた。
従来の回線試験においては、大規模なオペレーション(サーバ)システムを用い、試験対象のフレーム伝達区間の2つの伝送装置をペアで制御することにより、回線試験時の試験フレームがフレーム伝達区間外のネットワークに流出するのを防止し、また、試験対象の伝送装置間で独自のインチャネル通信を行うなど、人為的操作ミス等による試験フレームの流出を防止するために、システム的及びハードウェア的に高価で且つ特別な(汎用性の無い)手段を付加して回線試験を行わざるを得なかった。この試験フレーム流出の防止手段の無い伝送装置は、人為的操作ミス等による試験フレームの流出を防ぐため、回線試験の機能自体を削除することが要求される場合があった。
本発明は、フレーム伝達区間の回線正常性を確認するための回線試験を行うに際し、オペレーション(サーバ)システム等を用いることなく、試験対象のフレーム伝達区間の対向伝送装置に対して簡易な手段で遠隔から制御を行うことを可能にし、同時に自装置側でも他の伝送路とのフレーム送受信を停止して試験フレームが外部へ流出するのをシステム的に防止し、試験操作手順ミスや誤動作等により、試験フレームが試験対象フレーム伝達区間外のネットワークに流出してネットワークに異常事態を及ぼすことを防ぐことができるフレーム伝送装置を提供することを目的とする。
本発明による回線試験機能を有するフレーム伝送装置は、(1)送信用及び受信用の双方向の伝送路を介して接続された対向する伝送装置との間でフレームを送受するフレーム伝送装置において、前記対向する伝送装置に対して、前記双方向の伝送路を折り返して接続することを要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを送信するループ制御要求送信手段と、前記ループ制御要求フレームを受信したとき、該ループ制御要求フレームを送信した伝送装置との間の双方向の伝送路を折り返して接続するループ形成手段と、前記折返し接続の後に、ループ制御応答のコードを割当てたループ制御応答フレームを該対向する伝送装置に返送するループ制御応答返送手段と、前記折り返し接続の伝送路で接続されている伝送装置以外の他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断する切断手段と、前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断した後に、前記折り返し接続された伝送路に対して試験フレームを送信し、折り返し接続された伝送路を経由して返送された該試験フレームをチェックする回線試験手段とを備えたものである。
また、(2)前記ループ制御要求フレームのデータ領域に、前記伝送路の折返し接続の継続時間を表す情報を格納して送信する手段と、該折返し接続の継続時間を表す情報を格納したループ制御要求フレームを受信したとき、該折返し接続の継続時間の経過後に前記伝送路の折返し接続を解除する手段とを備えたものである。
また、(3)前記対向する他の伝送装置に対して、前記双方向の伝送路の折り返し接続の解除要求するコードを割当てたループ解除要求フレームを送信するループ解除要求送信手段と、該ループ解除要求フレームを受信したとき、前記伝送路の折返し接続を解除する折返し接続解除手段と、該折返し接続を解除した後に、折返し解除応答のコードを割当てたループ解除応答フレームを対向する伝送装置に返送する折返し解除応答返送手段とを備えたものである。
また、(4)前記試験フレームとして、回線の正常性を確認する試験専用のフレームであることを表すコードを割り当てた試験専用レームを送信する手段を備えたものである。
また、(5)前記のループ制御要求フレーム若しくはループ制御応答フレーム、前記のループ解除要求フレーム若しくはループ解除応答フレーム、又は前記の試験専用フレームとして、前記フレームのタイプ/長さを表す領域に特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたものである。
また、(6)前記のループ制御要求フレーム若しくはループ制御応答フレーム、前記のループ解除要求フレーム若しくはループ解除応答フレーム、又は前記の試験専用フレームとして、前記フレームの宛て先アドレス又は送信元アドレスを表す領域に特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたものである。
また、(7)前記のループ制御要求フレーム若しくはループ制御応答フレーム、前記のループ解除要求フレーム若しくはループ解除応答フレーム、又は前記の試験専用フレームとして、前記フレームのフロー制御用のコントロールフレームに特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたものである。
また、(8)前記試験専用フレームを受信したとき、前記伝送路の折返し接続が既に形成されている場合は該記試験フレームを透過し、伝送路の折返し接続が形成されていない場合は該試験フレームを透過することなく破棄する手段を備えたものである。
本発明によれば、対向する伝送装置に対して双方向の伝送路を折り返して接続することを要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを送信し、双方向の伝送路を折り返して折返し接続経路を形成させ、該折り返し接続された伝送路以外の他の伝送路の接続を切断した後、折り返し接続された伝送路に対して試験フレームを送信し、折り返し返送された試験フレームをチェックする手段を伝送装置に備えることにより、オペレーション(サーバ)システム等を用いることなく、簡易な手段で対向伝送装置を遠隔制御し、対向伝送装置と一体になって伝送路の回線試験のシーケンスを組むことが可能となり、試験フレームが試験対象のフレーム伝達区間外のネットワークに流出して異常事態を与えることを防止することができる。
図1を参照して本発明によるフレーム伝達区間の回線試験の手順について説明する。一例として、伝送装置1−31から対向する伝送装置1−32に対してそのフレーム伝達区間の回線試験を実行する場合の手順について説明する。伝送装置1−31は、該フレーム伝達区間の折返し接続を要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを伝送装置1−32に送信するとともに、他装置からの伝送路1−51経由のフレームの受付を拒否するためにその入力端の伝送路1−41を切断して受信動作を停止し、また、伝送路1−52を経由して返送される試験フレームがネットワーク端末1−21及び第1のネットワーク1−11へ送出されるのを防ぐために、該伝送路1−52経由のフレームの出力端の伝送路1−42を切断して該伝送路方向の送信動作を停止する。
ループ制御要求フレームを受信した伝送装置1−32は、折返し試験区間の最遠端(最もネットワーク端末1−22側に近いポイント)において、伝送路1−51からの主信号を伝送路1−52へ返送するように折返し接続経路を形成し、それとともに伝送装置1−31に対してループ制御応答フレームを送信する。
伝送装置1−31は、ループ制御応答フレームの受信後、試験フレームを伝送路1−51へ挿入し、伝送装置1−32を経由する折返し接続経路で返送された該試験フレームを伝送路1−52から受信し、該返送された試験フレームの正常性をチェックすることにより、伝送装置1−31と伝送装置1−32との間の伝送路1−51及び1−52の回線正常性及び回線品質を確認する。
伝送装置1−31は、試験フレームを送出してから一定時間が経過した後、又は返送された試験フレームの正常性確認を完了した後、伝送装置1−32に対してループ解除要求フレームを送出する。該ループ解除要求フレームを受信した伝送装置1−32は、前述の折返し接続経路を解除するとともに、伝送装置1−31に対してループ解除応答フレームを送信する。伝送装置1−31はループ解除応答フレームを受信した後、試験対象外の伝送路1−41,1−42に対するフレーム送受停止状態の解除を行い、通常の主信号疎通状態に復旧させる。
図2に本発明のフレーム伝送装置の機能・階層構成を示す。同図に示すように、本発明のフレーム伝送装置は、伝送路1−41,1−42及び伝送路1−51,1−52の両方向伝送路に対してフレーム終端を行う機能を有し、物理層終端部2−11,2−12と、MAC終端部2−21,2−22と、主信号処理部2−3と、監視・制御部2−4とを備える。
伝送路1−51,1−52に接続された対向伝送装置に対してループ制御を行う場合、監視・制御部2−4は、物理層終端部2−11に対して送受信停止命令を下すとともに、MAC終端部2−21に対して、回線の折返し制御要求を割当てた専用MACフレームのループ制御要求フレームを送出する指令を行い、MAC終端部2−21は、伝送路1−51に対して該ループ制御要求フレームを送出する。
一方、対向伝送装置から伝送路1−41を介してループ制御要求フレームを受信した伝送装置のMAC終端部2−21は、対向伝送装置からループ形成の要求が発行されたことを監視・制御部2−4に伝達する。ループ形成の要求を検出した監視・制御部2−4は物理層終端部2−12に対して折返し接続経路を形成するループ制御を行う。
また、伝送路1−41,1−42に接続された対向する伝送装置に対してループ制御を行うときも同様に、監視・制御部2−4は、物理層終端部2−12に対して送受信停止命令を下すとともに、MAC終端部2−22に対して、回線の折返し制御要求を割当てた専用MACフレームのループ制御要求フレームの送出指令を行い、MAC終端部2−22は、伝送路1−42にループ制御要求フレームを送出する。
一方、対向伝送装置から伝送路1−52を介してループ制御要求フレームを受信した伝送装置のMAC終端部2−22は、対向伝送装置からループ形成の要求が発行されたことを監視・制御部2−4に伝達する。ループ形成の要求を検出した監視・制御部2−4は物理層終端部2−11に対して折返し接続経路を形成するループ制御を行う。
以上のとおり、伝送装置の両側のフレーム伝達区間の各々の伝送路に対して、回線試験を実施し得るように、各物理層終端部2−11,2−12はフレーム送受信停止の機能及びループ形成の機能を備え、各MAC終端部2−21,2−22はループ制御要求、ループ解除要求、ループ制御応答、ループ解除応答の各フレームを送出する機能並びに試験フレーム挿入及び試験フレームチェックの機能を備える。
図3及び図4にIEEE802.3として規格化されているイーサネット(登録商標)フレームに、ループ制御要求、ループ制御応答、ループ解除要求、ループ解除応答及び試験フレームの各回線試験専用の特定コードを割当てた回線試験専用フレームの具体例を示す。なお、IEEE802.3として規格化されているイーサネット(登録商標)フレームは、MACフレームとも称される。
図3の(a)はMACフレームのタイプ/長さを表す領域に各回線試験専用の特定コードを割り当てた例を示している。図2のMAC終端部2−21,2−22は、MACフレームのタイプ/長さを表す領域に上記特定コードと一致するコードを検出すると、監視・制御部2−4に対向装置から回線試験専用フレームを受信したことを通知する。MACフレームのタイプ/長さを表す領域のコード監視のみで回線試験専用フレームの認識が可能であるため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
図3の(b)は、MACフレームのトラフィック制御等のためのフロー制御用のコントロールフレームのオペレーションコード領域に、各回線試験専用の特定コードを割り当てた例を示している。図2のMAC終端部2−21,2−22は、該MACコントロールフレームの操作コード領域に上記特定コードと一致するコードを検出すると、監視・制御部2−4に対向装置から回線試験専用フレームを受信したことを通知する。MACコントロールフレームの操作コード領域のコード監視のみで回線試験専用フレームの認識が可能なため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
図4の(a)はMACフレームの送信元アドレス領域に各回線試験専用の特定コードを割り当てた例を示している。MAC終端部2−21,2−22は、MACフレームの送信元アドレス領域に上記特定コードと一致するコードを検出すると、監視・制御部2−4に対向装置から回線試験専用フレームを受信したことを通知する。MACフレームの送信元アドレス領域のコード監視のみで回線試験専用フレームの認識が可能なため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
図4の(b)はMACフレームの宛て先アドレス領域に各回線試験専用の特定コードを割り当てた例を示している。MAC終端部2−21,2−22は、MACフレームの宛て先アドレス領域に上記特定コードと一致するコードを検出すると、監視・制御部2−4に対向装置から回線試験専用フレームを受信したことを通知する。MACフレームの宛て先アドレス領域のコード監視のみで回線試験専用フレーム認識が可能なため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
図5は、折返し接続を継続する時間変数のコードを前記回線試験専用フレームのデータ領域に追加して割り当てた例を示す。図5の(a)は、MACフレームのタイプ/長さ領域又は送信元若しくは宛て先のアドレス領域に前記特定コードを割り当てた回線試験専用フレームのデータ領域に、折返し接続の継続時間を示す変数のコードを追加した例を示している。図5の(b)は、MACコントロールフレームの操作コード領域に前記特定コードを割り当てた回線試験専用フレームのデータ領域に、折返し接続の継続時間を示す変数のコードを追加した例を示している。
MAC終端部2−21,2−22は、前記回線試験専用フレームを検出すると、監視・制御部2−4に対向装置から回線試験専用フレームを受信したことを通知し、監視・制御部2−4は該回線試験専用フレームのデータ領域からループ継続時間を読み取り、該ループ継続時間を計測するタイマを動作させる。
監視・制御部2−4は、物理層終端部2−11,2−12に対してループ形成の接続制御を行い、当該伝送装置がサポートする任意のレイヤ2伝送路区間に折返し接続(ループ)を形成するよう物理層終端部2−11,2−12に指令した後、先のタイマのタイムアウトと同時に、折返し接続(ループ)を解除するよう物理層終端部2−11,2−12に指令する。
折返し接続の継続時間変数のコードをデータ領域に追加した回線試験専用フレームを用いることにより、回線試験中において対向伝送装置に不測の事態が発生し、対向伝送装置からループ解除要求フレームの送出が不可能な状態に陥った場合でも、自伝送装置内において自動的に折返し接続(ループ)を解除し、通常状態に復帰させることができるので、回線試験に対する伝送装置の信頼性を向上させることができる。
また、レイヤ2のMACフレームで定義された特定フレームのデータ領域の監視のみで、折返し接続の継続時間の設定が可能であるため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェアの追加で、回線試験の折返し接続(ループ)継続時間の設定の実現が可能である。
図6に本発明をPOS(Packet Over SONET)伝送システムに適用した実施例を示す。同図の実施例において、伝送装置6−1は図1における伝送装置1−31に相当し、POS伝送システム6−2は、図1における伝送装置1−32に対応するが、POS伝送システム6−2は、MACフレームを終端する二つの伝送装置6-21及び伝送装置6−22から構成されているものとする。
そして、伝送装置6−1とPOS伝送システム6−2との間は、MACフレーム伝送区間、POS伝送システム6−2内の伝送装置6−21と伝送装置6−22との間は、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)伝送区間である。いま、伝送装置6−1からPOS伝送システム6−2に対してその間のフレーム伝送区間の回線試験を行うものとする。
伝送装置6−1は、POS伝送システム6−2に対してループ制御要求フレームを送信するとともに、試験対象以外の伝送路とのフレーム送受信を停止する。POS伝送システム6−2の伝送装置6−21は、伝送装置6−1からのループ制御要求フレームを受信し、試験対象フレーム伝達区間の最も遠端に位置する伝送装置6−22へループ情報を通知する。
伝送装置6−22はループ制御要求フレームに従って折返し接続(ループ)を形成し、また、ループの形成が完了したことを対向伝送装置に通知するため伝送装置6−21はループ制御応答フレームを伝送装置6−1へ返送する。そして、伝送路を介して該ループ制御応答フレームを受信した伝送装置6−1は、対向するPOS伝送システム6−2においてループの形成が完了したことを認識する。
ループ制御要求フレーム及びループ制御応答フレームは、MACフレームのタイプ/長さの領域、送信元若しくは宛て先のアドレス領域又はMACコントロールフレームの操作コード領域に特定コードを割り当てて送出する。このように、MACフレームのタイプ/長さの領域、送信元若しくは宛て先のアドレス領域又はMACコントロールフレームの操作コード領域の監視のみで、ループ制御要求及びループ制御応答を検出する機能を実現することができるため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
対向伝送装置6−22におけるループの形成完了の認識後、伝送装置6−1は試験フレームを試験対象フレーム伝送区間に挿入し、該試験対象フレーム伝送区間の折返し接続で戻ってきた試験フレームのチェックを行う。伝送装置6−1は、試験フレームチェックが完了すると、ループ解除要求フレームの送信を行う。
伝送装置6−1よりループ解除要求フレームを受信したPOS伝送システムの伝送装置6−21は、その情報を伝送装置6−22に伝え、伝送装置6−22はその物理層終端部におけるループ解除を行う。また、伝送装置6−21は、伝送装置6−1に対してループ解除応答フレームを送信する。
ループ解除要求フレーム及びループ解除応答フレームは、MACフレームのタイプ/長さの領域、送信元若しくは宛て先のアドレス領域又はMACコントロールフレームの操作コード領域に特定コードを割り当てて送信する。このように、MACフレームのタイプ/長さの領域、送信元若しくは宛て先のアドレス領域又はMACコントロールフレームの操作コード監視のみで、ループ解除要求及びループ解除応答の検出機能を実現することができ、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
伝送路を介してループ解除応答フレームを受信した伝送装置6−1は、対向するPOSシステム6−2の伝送装置がループ解除状態であることを認識し、伝送装置6−1の物理層終端部の送受信停止状態を送受信可能状態に回復させ、通常運用状態に戻す。
また、回線の正常性を確認するために用いる試験フレームに、回線試験専用の特定フレームであることを示す特定コードを割り当てた試験専用フレームを用いて行うことにより、対向伝送装置は該試験専用フレームの受信により、現在、回線試験中であることを容易に認識することができ、該特定コードを割り当てたフレームを試験専用フレームとして汎用的に用いることにより、万が一、試験手順ミスや誤動作等により試験専用フレームが当該フレーム伝送区間外のネットワーク端末やネットワークに流出しても、大きな被害とならないように二次的な対策を容易に講じることが可能となる。
上記試験専用フレームは、MACフレームのタイプ/長さ領域、送信元若しくは宛て先のアドレス領域又はMACコントロールフレームの操作コード領域を用いて送信することができる。各伝送装置のMAC終端部は、上記の領域の特定コードを検出すると、監視・制御部に対向伝送装置からの試験専用フレームを受信したことを通知する。このように、MACフレームの特定の領域の監視のみで試験専用フレームを認識することができ、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で回線試験の実現が可能となる。
伝送装置が通常の運用中(非回線試験中)であるとき、伝送装置内のMAC終端部が上記の試験専用フレームを受信すると、試験手順ミス又は誤動作により発せられたものと判断し、該試験専用フレームを廃棄し、試験専用フレームを受信したことの報知・警告を上位のシステムに対して発する。
こうすることにより、人為的ミスや誤動作によるネットワーク全体への障害波及を未然に回避し、また、警告を発し注意を促す仕組みを容易に構成することが可能となる。これはMACフレームの上記の領域の特定コードの監視のみで実現可能なため、汎用性が高く、且つ簡易なハードウェア追加で可能となる。
このような構成とした場合、対向伝送装置からループ制御要求フレームを受信したとき、物理層終端部のループ形成の制御を行うとともに、MAC終端部に対して試験専用フレーム透過許可の制御を行い、受信した試験専用フレームをループ形成路経由で対向伝送装置に送り返す。
ループ解除時は、ループ解除応答フレームを送出するとともに、MAC終端部に対して試験専用フレームの透過を禁止するように制御する。また、ループ解除応答フレームを受信した伝送装置は、MAC終端部に対して試験専用フレーム透過禁止の制御を行う。このような構成により、人為的ミスや誤動作によるネットワークの障害を未然に回避し、またオートマティックな回線試験の実行が可能となる。
本発明によるフレーム伝達区間の回線試験の説明図である。 本発明のフレーム伝送装置の機能・階層構成を示す図である。 本発明による回線試験専用フレームの具体例を示す図である。 本発明による回線試験専用フレームの具体例を示す図である。 本発明による折返し接続継続時間変数コードを追加した回線試験専用フレームの例を示す図である。 本発明をPOS伝送システムに適用した実施例を示す図である。 従来のフレーム伝達区間のループ試験の説明図である。
符号の説明
1−11 第1のネットワーク
1−12 第2のネットワーク
1−21 ネットワーク端末
1−22 ネットワーク端末
1−31 伝送装置
1−32 伝送装置
1−41 伝送路
1−42 伝送路
1−51 伝送路
1−52 伝送路

Claims (3)

  1. 送信用及び受信用の双方向の伝送路を介して接続された対向する伝送装置との間でMACフレームを送受するフレーム伝送装置において、
    前記対向する伝送装置に対して、前記双方向の伝送路を折り返して接続することを要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを送信するループ制御要求送信手段と、
    前記ループ制御要求フレームを受信したとき、該ループ制御要求フレームを送信した伝送装置との間の双方向の伝送路を折り返して接続するループ形成手段と、
    前記折返し接続の後に、ループ制御応答のコードを割当てたループ制御応答フレームを該対向する伝送装置に返送するループ制御応答返送手段と、
    前記折り返し接続の伝送路で接続されている伝送装置以外の他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断する切断手段と、
    前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断した後に、前記折り返し接続された伝送路に対して試験フレームを送信し、折り返し接続された伝送路を経由して返送された該試験フレームをチェックする回線試験手段とを備え
    前記試験フレームとして、回線の正常性を確認する試験専用のフレームであることを表すコードを割り当てた試験専用フレームを送信し、前記ループ制御要求フレーム、ループ制御応答フレーム及び試験専用フレームとして、前記MACフレームのタイプ/長さを表す領域に特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたことを特徴とするループ試験機能を有するフレーム伝送装置。
  2. 送信用及び受信用の双方向の伝送路を介して接続された対向する伝送装置との間でMACフレームを送受するフレーム伝送装置において、
    前記対向する伝送装置に対して、前記双方向の伝送路を折り返して接続することを要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを送信するループ制御要求送信手段と、
    前記ループ制御要求フレームを受信したとき、該ループ制御要求フレームを送信した伝送装置との間の双方向の伝送路を折り返して接続するループ形成手段と、
    前記折返し接続の後に、ループ制御応答のコードを割当てたループ制御応答フレームを該対向する伝送装置に返送するループ制御応答返送手段と、
    前記折り返し接続の伝送路で接続されている伝送装置以外の他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断する切断手段と、
    前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断した後に、前記折り返し接続された伝送路に対して試験フレームを送信し、折り返し接続された伝送路を経由して返送された該試験フレームをチェックする回線試験手段とを備え
    前記試験フレームとして、回線の正常性を確認する試験専用のフレームであることを表すコードを割り当てた試験専用フレームを送信し、前記ループ制御要求フレーム、ループ制御応答フレーム及び試験専用フレームとして、前記MACフレームの宛て先アドレス又は送信元アドレスを表す領域に特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたことを特徴とするループ試験機能を有するフレーム伝送装置。
  3. 送信用及び受信用の双方向の伝送路を介して接続された対向する伝送装置との間でMACフレームを送受するフレーム伝送装置において、
    前記対向する伝送装置に対して、前記双方向の伝送路を折り返して接続することを要求するコードを割当てたループ制御要求フレームを送信するループ制御要求送信手段と、
    前記ループ制御要求フレームを受信したとき、該ループ制御要求フレームを送信した伝送装置との間の双方向の伝送路を折り返して接続するループ形成手段と、
    前記折返し接続の後に、ループ制御応答のコードを割当てたループ制御応答フレームを該対向する伝送装置に返送するループ制御応答返送手段と、
    前記折り返し接続の伝送路で接続されている伝送装置以外の他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断する切断手段と、
    前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を切断した後に、前記折り返し接続された伝送路に対して試験フレームを送信し、折り返し接続された伝送路を経由して返送された該試験フレームをチェックする回線試験手段とを備え
    前記試験フレームとして、回線の正常性を確認する試験専用のフレームであることを表すコードを割り当てた試験専用フレームを送信し、前記ループ制御要求フレーム、ループ制御応答フレーム及び試験専用レームとして、前記MACフレームのフロー制御用のコントロールフレームに特定のコードを割り当てて送信する手段を備えたことを特徴とするループ試験機能を有するフレーム伝送装置。
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