JP5321347B2 - ネットワーク保守管理システム、端点ノード、ネットワーク保守管理方法、及び、プログラム - Google Patents

ネットワーク保守管理システム、端点ノード、ネットワーク保守管理方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、ネットワークにおける接続断箇所を特定するネットワーク保守管理技術に関する。
ネットワークの保守管理を行う技術として、ITU-T(International
Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)によってY.1731として規定されたEthernet
OAM(Ethernet Operation Administration and Maintenance)が知られている。Ethernet OAMは、イーサネット(登録商標)を用いて構築されたネットワークを保守管理するための技術であり、ETH-CC(Continuity Check)機能、ETH-LB(Loop Back)機能、ETH-LT(Link Trace)機能など用いてレイヤ2で発生する様々な障害を保守管理する。
ETH-CC機能は、管理端点(MEP:Maintenance
group End Point)間の接続正常性をチェックする機能である。具体的には、一方の管理端点となるネットワーク機器(レイヤ2スイッチなど)から他方の管理端点となるネットワーク機器に対して、定期的に検査用のフレーム(OAMフレーム)を送信し、受信側のネットワーク機器においてOAMフレームを所定期間受信できなかった場合、接続断(LOC:Loss
Of Continuity)が発生したと判定する機能である。
ETH-LB機能は、ループバック試験機能である。具体的には、ネットワーク機器から他のネットワーク機器に対して送ったOAMフレームが、上記他のネットワーク機器で折り返されて戻ってくるかを確認する機能である。
ETH-LT機能は、レイヤ2ネットワークの経路探索機能である。具体的には、ネットワーク機器から他のネットワーク機器に対してOAMフレームを送信した際、OAMフレームの通過した全てのネットワーク機器が応答フレームを送信元のネットワーク機器に返す機能である。
ところで、Ethernet OAMのETH-CC機能を利用してネットワークの保守管理を行うようにすることにより、MEP間でLOCが発生したことは検出できるが、被疑箇所を特定することができないという問題がある。そこで、このような問題点を解決するため、次のような技術が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている技術は、次のようなものである。始点ノードは、終点ノードに対して所定周期でリンクトレース要求を送信する。リンクトレース要求の転送ルート上に存在する中継ノードは、リンクトレース要求を受信すると、それを次ノードに中継すると共に、始点ノードに対して自ノードのIDを含むリンクトレース応答を返す。また、終点ノードは、リンクトレース要求を受信すると、始点ノードに対して自ノードのIDを含むリンクトレース応答を返す。
始点ノードは、各ノードのIDに関連付けて、リンクトレース要求の受信時刻が登録されたデータベースを備えており、リンクトレース応答を受信すると、その送信元に関連付けて登録されている受信時刻を現在時刻に更新する。その後、始点ノードは、リンクトレース要求の送信時刻と、各ノードから返信されてきたリンクトレース応答の受信時刻とを比較する。そして、送信時刻よりも受信時刻の方が前になっているノードが存在する場合は、始点、終点ノード間に障害が発生していることになるので、障害発生箇所を特定するために、送信時刻よりも受信時刻の方が前になっているノードの中から、始点ノードからの距離が最も小さいノードを求めると共に、受信時刻よりも送信時刻の方が前になっているノードの中から、始点ノードからの距離が最も大きいノードを求め、上記2つのノード間に障害が発生したと判定する。
特開2008−28801号公報
特許文献1に記載されている技術によれば、障害箇所(接続断箇所)を特定できるが、所定周期で始点ノードから終点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、始点ノードと終点ノードとの間に存在する全ての中継ノードおよび終点ノードが、リンクトレース応答を始点ノードに返す構成となっているため、切断箇所を特定するために送受信されるリンクトレース要求およびリンクトレース応答によって、長期間多くの帯域が使用されてしまうという問題がある。特に、中継ノード数が多い場合や、リンクトレース要求の送信周期が短い場合、上記した問題は顕著なものとなる。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、多くの帯域を長期間使用しなくとも、接続断箇所を特定できるようにすることにある。
本発明にかかる第1のネットワーク保守管理システムは、
ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含み、
前記第1および第2の端点ノードは、それぞれ、
自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部と、
該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部と、
該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部とを備える。
本発明にかかる第1の端点ノードは、
ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムの構成要素である端点ノードであって、
自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部と、
該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部と、
該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部とを備える。
本発明のかかる第1のネットワーク保守管理方法は、
ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムにおけるネットワーク保守管理方法であって、
前記第1および第2の端点ノード内の接続性チェック機能部が、自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
前記第1および第2の端点ノード内のリンクトレース機能部が、自端点ノード内の接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求め、
前記第1および第2の端点ノード内の制御部が、自端点ノード内のリンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、自端点ノード内のリンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する。
本発明にかかる第1のプログラムは、
ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムの構成要素である端点ノードをコンピュータによって実現するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部、
該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部、
該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部として機能させる。
本発明によれば、多くの帯域を長期間使用しなくとも、接続断箇所を特定することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態にかかるネットワーク保守管理システムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態で使用するノード2〜5の構成例を示すブロック図である。 Ethernet OAM処理部16の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態で使用するノード2〜5の構成例を示すブロック図である。 Ethernet OAM処理部16aの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態で使用するノード2〜5の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるノード2〜5間の接続関係を示す図である。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の本実施の形態にかかるネットワーク保守管理システムは、Ethernet OAMを利用して保守管理区間(MEG:Maintenance
Entity Group)1を保守管理するものであり、送信側ノード2と、中継ノード3,4と、受信側ノード5とが含まれている。保守管理区間1では、送信側ノード2から中継ノード3,4を経由して受信側ノード5へフレームが送信される。また、送信側ノード2と受信側ノード5は、中継ノード3,4を経由しない経路でも接続可能になっている。各ノード2〜5は、レイヤ2スイッチ等のレイヤ2のネットワーク機器であり、送信側ノード2および受信側ノード5には、MEP(Maintenance group End Point:管理端点)としての設定がされており、中継ノード3,4には、MIP(Maintenance group Intermediate Point:管理中間点)としての設定がされている。
図2を参照すると、各ノード2〜5は、入出力ポート12,13と、管理用ポート14と、フレーム処理部15と、Ethernet OAM処理部16と、制御部17と、通知部18とを備えている。
入出力ポート12,13は、フレームを送受信するためのポートである。管理用ポート14は、送信側ノード2を管理するためのポートである。
フレーム処理部15は、入出力ポート12,13を介して受信したフレームをその送信先に応じた入出力ポートに出力する機能や、入出力ポート12,13を介して受信した自ノードに関連するOAMフレームをEthernet OAM処理部16に渡す機能や、Ethernet OAM処理部16から渡されたOAMフレームをその送信先に応じた入出力ポートに出力する機能を有する。
Ethernet
OAM処理部16は、Ethernet OAM機能に関する処理を行う部分である。図3を参照すると、Ethernet OAM処理部16は、接続性チェック機能部(ETH-CC機能部)161と、リンクトレース機能部(ETH-LT機能部)162とを含んでいる。
ETH-CC機能部161およびETH-LT機能部162は、それが配置されているノードがMEPとしての設定がされているのか、MIPとしての設定がされているのかによって異なる処理を行う。
MEPとしての設定がされている送信側ノード2および受信側ノード5内のETH-CC機能部161は、対向するMEPに対して所定の周期で接続性チェック用のOAMフレーム(CCMフレーム)を送信すると共に、自ノード宛てのCCMフレームを所定時間受信できなかった場合、LOCの発生を制御部17に通知する。また、LOCの発生通知後に自ノード宛てのCCMフレームを受信した場合、LOCの解除を制御部17に通知する。
これに対して、MIPとしての設定がされている中継ノード3,4内のETH-CC機能部161は、機能を停止している。
また、MEPとしての設定がされている送信側ノード2および受信側ノード5内のETH-LT機能部162は、対向するMEPに対してリンクトレース用のOAMフレーム(LTMフレーム)を送信し、その経路上に存在するMEPやMIPから返信されてきた応答フレーム(LTRフレーム)の内、最後に返ってきたLTRフレームの送信元ノードのMACアドレスを制御部17に通知する。また、自ノード宛てのLTMフレームを受信したとき、その送信元のノードに対してLTRフレームを返す。
これに対して、MIPとしての設定がされている中継ノード3,4内のETH-LT機能部162は、LTMフレームを受信した場合、その送信元のノードに対してLTRフレームを返すと共に、次ノードにLTMフレームを中継する。
また、制御部17も、それが配置されているノードがMEPとしての設定がされているのか、MIPとしての設定がされているのかによって異なる処理を行う。
MEPとしての設定がされている送信側ノード2および受信側ノード5内の制御部17は、必要に応じてEthernet OAM処理部16内のETH-CC機能部161およびETH-LT機能部162を制御する。これに対して、MIPとしての設定がされている中継ノード3,4内の制御部17は、Ethernet OAM処理部16に対する制御機能を停止している。
通知部18は、制御部17からの指示に従って保守管理装置に対してLOCの発生や、接続断箇所を通知したり、保守管理装置から送られてくる管理者からの指示を制御部17に渡す機能を有する。
なお、Ethernet OAM処理部16および制御部17は、CPU(中央処理装置)によって実現可能であり、CPUによって実現する場合は、例えば、次のようにする。CPUをEthernet OAM処理部16および制御部17として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ等の記録媒体を用意し、CPUに上記プログラムを読み取らせる。CPUは、読み取ったプログラムに従って、自身の動作を制御することにより、自CPU上にEthernet OAM処理部16および制御部17を実現する。
[第1の実施の形態の動作の説明]
次に、本実施の形態におけるLOC検出時の被疑箇所特定のための動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
図4のS11において、送信側ノード2内のETH-CC機能部161が、対向するMEPである受信側ノード5との間の接続性確認処理を開始し、S21において、受信側ノード5内のETH-CC機能部161が、対向するMEPである送信側ノード2との間の接続性確認処理を開始する。具体的には、対向ノードに対して所定周期でCCMフレームを送信し、対向ノードからのCCMフレームを所定時間以上受信できなかった場合、LOCが発生したと判定する処理を開始する。
その後、例えば、中継ノード3,4間において接続断が発生すると、送信側ノード2及び受信側ノード5内のETH-CC機能部161は、対向ノードからのCCMフレームを受信できなくなるので、LOCの発生を検出し、その旨を自ノード内の制御部17に通知する(S12,S22)。
送信側ノード2内の制御部17は、LOCの発生が通知されると、ETH-LT機能部162に対して対向ノードである受信側ノード5との間の経路探索を行うことを指示する。これにより、送信側ノード2内のETH-LT機能部162は、受信側ノード5に対してLTMフレームを送信する(S13)。接続断が発生していない場合は、送信側ノード2からのLTMフレームに応答して、送信側ノード2から受信側ノード5へ至る経路上の全てのノード3〜5が送信側ノード2に対してLTRフレームを返すが、接続断が発生している場合には、接続断の発生箇所よりも下流に存在するノードだけが、LTRフレームを返すことになる。従って、中継ノード3,4間に接続断が発生しているこの例の場合は、中継ノード3だけがLTRフレームを送信側ノード2に返すことになる。
また、受信側ノード5内の制御部17及びETH-LT機能部162も送信側ノード2内の制御部17及びETH-LT機能部162と同様の処理を行い、送信側ノード2に対してLTMフレームを送信する(S23)。この例の場合、上記LTMフレームに応答して、中継ノード4だけがLTRフレームを受信側ノード5に返すことになる。
送信側ノード2内のETH-LT機能部162は、S13でLTMフレームを送信してから一定時間(受信側ノード5からLTRフレームが戻ってくるのに十分な時間)が経過するまでの間、返信されてくるLTRフレームを受け付ける。その後、最後に受け付けたLTRフレームから送信元を示すMACアドレスを抽出し、制御部17に渡す。このMACアドレスは、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、送信側ノード2側のノードのMACアドレスである。なお、ETH-LT機能部162は、LTRフレームが1つも戻ってこなかった場合は、自ノード2のMACアドレスを制御部17に渡す。制御部17は、ETH-LT機能部162から渡されたMACアドレスを、中継ノード3,4を経由しない経路(例えば、ノード2,5間に設けた専用回線や、保守管理用に設けられた回線)を介して受信側ノード5へ送信する(S14)。中継ノード3,4間に接続断が発生しているこの例の場合は、中継ノード3のMACアドレスを受信側ノード5へ送信することになる。
また、受信側ノード5でも送信側ノード2と同様の処理を行うことにより、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、受信側ノード5側のノードのMACアドレスを求め、中継ノード3,4を経由しない経路で送信側ノード2へ送信する(S24)。この例の場合、受信側ノード5は、中継ノード4のMACアドレスを送信側ノード2へ送信することになる。
送信側ノード2内の制御部17は、受信側ノード5からMACアドレスが送られてくると、そのMACアドレス(この例の場合、中継ノード4のMACアドレス)と、S14でLTRフレームから抽出したMACアドレス(この例の場合、中継ノード3のMACアドレス)との間で接続断が発生していると特定し(S15)、特定結果を通知部18及び管理用ポート14を介して保守管理装置へ送信する(S16)。
また、受信側ノード5でも送信側ノード2と同様の処理を行うことにより、接続断箇所を特定し(S25)、その結果を通知部18及び管理用ポート14を介して保守管理装置へ送信する(S26)。
これらの手順により、Ethernet OAM監視網におけるLOC検出時の被疑箇所自動特定が行える。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、多くの帯域を長期間使用することなく、接続断箇所を特定することが可能になる。その理由は、接続性チェック機能部161によって接続断の発生を検出してから、接続断箇所を特定するためにリンクトレース要求(LTMフレーム)およびリンクトレース応答(LTRフレーム)を送受信するリンクトレース機能部を動作させるようにしているからである。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、対向ノードのETH-CC機能部に障害が発生しているか否かを判定できるようにすると共に、ETH-CC機能部において接続断を検出した場合、その原因が回線断なのか遅延なのかを特定できるようにしたことを特徴とする。
図5を参照すると、本実施の形態で使用する各ノード2〜5は、Ethernet OAM処理部16の代わりにEthernet OAM処理部16aを備えている点、および、制御部17の代わりに制御部17aを備えている点で、第1の実施の形態のノード2〜5と相違している。
図6を参照すると、Ethernet OAM処理部16aは、ループバック機能部(ETH-LB機能部)163および遅延測定機能部(ETH-DM機能部)164を備えている点で、第1の実施の形態のEthernet OAM処理部16と相違している。
ETH-LB機能部163及びETH-DM機能部164は、それが配置されているノードがMEPとしての設定がされているのか、MIPとしての設定がされているのかによって異なる処理を行う。
MEPとしての設定がされているノード2,5内のETH-LB機能部163は、制御部17aによって指定されたノード(ターゲットノード)に対してループバック試験用のOAMフレーム(LBMフレーム)を送信し、ターゲットノードからLBMフレームに対する応答としてLBRフレームを受信することにより、双方向の接続性を確認する。また、対向するMEPから自ノード宛てのLBMフレームが送られてきた場合は、その送信元にLBRフレームを返す。これに対して、MIPの設定がされている中継ノード3,4内のETH-LB機能部163は、自ノード宛てのLBMを受信した場合、その送信元にLBRフレームを返す。
また、MEPとしての設定がされているノード2,5内のETH-DM機能部164は、制御部17aによって指定されたノードのMACアドレス宛てに遅延時間測定用のOAMフレーム(DMMフレーム)を送信し、このDMMフレームに対する応答フレーム(DMRフレーム)が戻ってくるまでの時間に基づいて、遅延時間を測定する。また、自ノード宛てにDMMフレームが送られてきた場合は、その送信元にDMRフレームを返す。一方、MIPとしての設定がされている中継ノード3,4内のETH-DM機能部164は、自ノード宛てにDMMフレームが送られてきた場合、その送信元にDMRフレームを返す。
また、制御部17aも、それが配置されているノードがMEPとしての設定がされているのか、MIPとしての設定がされているのかによって異なる処理を行う。
MEPとしての設定がされているノード2,5内の制御部17aは、必要に応じてEthernet OAM処理部16a内のETH-CC機能部161、ETH-LT機能部162、ETH-LB機能部163、および、ETH-DM機能部164を制御する。これに対して、MIPとしての設定がされている中継ノード3,4内の制御部17aは、Ethernet OAM処理部16aに対する制御機能を停止している。
尚、本実施の形態のEthernet OAM処理部16a、制御部17aも第1の実施の形態と同様に、CPUによって実現可能である。
[第2の実施の形態の動作の説明]
次に、図7のフローチャートを参照して本実施の形態の動作について説明する。なお、ここでは、第1の実施の形態との相違部分についてのみ説明する。
送信側ノード2内の制御部17aは、S12においてLOCが検出されると、ETH-LB機能部163に対して、対向ノードとの間のループバック試験を行うことを指示する。これにより、ETH-LB機能部163は、受信側ノード5に対してLBMフレームを送信し、その応答としてLBRフレームが送られてくるのを待つ。そして、LBMフレームを送信してから所定時間以内にLBRフレームが戻ってきた場合、即ちループバック試験が正常終了した場合は、ノード2,5間は正常の疎通できる状態となっている。そのため、もし、ETH-CC機能部161においてLOCが解除されていなければ、対向ノード(受信側ノード5)のETH-CC機能部161が故障していると判断し、通知部18及び管理用ポート14を介して保守監視装置にその旨を通知する。これに対して、所定時間以内にLBRフレームが戻ってこなかった場合、即ちループバック試験が異常終了した場合は、ETH-LT機能部162を起動し、対向ノード(受信側ノード5)に対して経路探索機能を実行することを指示する(S31)。また、受信側ノード5においても、同様の処理が行われる(S41)。
送信側ノード2内のETH-LT機能部162は、制御部17aからの指示に従って、受信側ノード5に対してLTMフレームを送信し、制御部17aは、上記LTMフレームに応答して返信されてきたLTRフレームの内の、最後に返信されてきたLTRフレームから送信元を示すMACアドレスを抽出して受信側ノード5へ送信する(S13,S14)。また、受信側ノード5においても同様の処理が行われる(S23,S24)。
その後、送信側ノード2内の制御部17aは、ETH-DM機能部164を起動し、受信側ノード5から送られてきたMACアドレス(接続断箇所を挟む2個のノードの内の、受信側ノード5側のノードのMACアドレス)を渡す。これにより、ETH-DM機能部164は、上記MACアドレス宛てにDMMフレームを送信し、DMRフレームが戻ってくるのを待つ。そして、DMMフレームを送信してから所定時間以内にDMRフレームが戻ってきた場合は、送信側ノード2と上記MACアドレスによって示されるノードとの間の伝送遅延時間を求め、制御部17aに渡す。これに対して、所定時間以内にDMRフレームが戻ってこなかった場合は、伝送遅延時間を測定できなかった旨を制御部17aに通知する(S32)。また、受信側ノード5においても、送信側ノード2と同様の処理が行われる(S42)。
送信側ノード2内の制御部17aは、ETH-DM機能部164から伝送遅延時間が渡された場合は、S14において最後に返却されたLTRフレームから抽出したMACアドレスによって示されるノードと、受信側ノード5から送られてきたMACアドレスによって示されるノードとの間に遅延が発生していると判断し、通知部18及び管理用ポート14を介して保守管理装置にその旨を通知する。これに対して、ETH-DM機能部164から伝送遅延時間を測定できなかった旨が通知された場合は、上記2つのノード間に回線断が発生していると判断し、保守管理装置にその旨を通知する(S33,S15)。また、受信側ノード5においても、送信側ノード2と同様の処理が行われる(S43,S25)。
[第2の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加えて、保守管理区間の一端に配置されているノード(端点ノード)が、他端に配置されている端点ノードのETH-CC機能部161に故障が発生しているか否かを判定することが可能になるという効果を得ることができる。その理由は、自端点ノード内のETH-CC機能部161が接続断を検出した際、対向端点ノードに対してループバック試験を行い、ループバック試験が正常終了した場合、対向端点ノードのETH-CC機能部161に障害が発生していると判定するようにしているからである。
更に、本実施の形態によれば、接続断の原因が、回線断なのか、遅延なのかを知ることが可能になる。その理由は、自端点ノードと、接続断箇所を挟む2つのノードの内の自端点ノードから遠い方のノードとの間の伝送遅延時間を測定する遅延測定機能部164を備え、遅延測定機能部164による伝送遅延時間の測定処理が正常終了した場合は、接続断の原因が遅延であると判定し、異常終了した場合は回線断であると判定するようにしているからである。
[本発明の第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、接続断が検出された際、接続断箇所を特定するだけでなく、継続して通信を行えるようにしたことを特徴とする。
図8を参照すると、本実施の形態で使用するノード2〜5は、入出力ポート81,82及び設定部83が追加されている点、および、制御部17aの代わりに制御部17bを備えている点で図5に示したノード2〜5と相違している。
入出力ポート81,82は、現用系の入出力ポート12,13に収容されている回線において回線断または遅延が発生した際に、入出力ポート12,13の代わりに使用される予備系の入出力ポートである。入出力ポート81,82には予備系の回線が収容されている。設定部83は、制御部17bの指示に従って、現用系の入出力ポートを閉塞し、予備系の入出力ポートの閉塞を解除する。
制御部17bは、制御部17aが備えている機能に加え、回線断または遅延が発生した箇所(単に接続断箇所という場合もある)を特定した後、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自ノード側のノードに対してRDI(Remote
Defect Indication)ビットを立てたCCMフレームを送信することをEthernet OAM処理部16内のETH-CC機能部161に対して指示する機能や、RDIビットの立った自ノード宛てのCCMフレームに受信時にETH-CC機能部161から渡される情報(入出力ポート12,13の内のどちらのポート介してRDIビットの立ったCCMフレームを受信したのかを示す情報を含む)に従って、設定部83に対して入出力ポートの切り替え指示を出力する機能を有する。
尚、本実施の形態のフレーム処理部15、Ethernet OAM処理部16a、制御部17b、および、設定部83も第1、第2の実施の形態と同様に、CPUによって実現可能である。
[第3の実施の形態の動作の説明]
次に、本実施の形態の動作について図9のフローチャートを参照して説明する。なお、S51,S61,S71以外の処理は、図7に示した第2の実施の形態と同じであるので、ここでは、S51,S61,S71の動作を主に説明する。また、保守管理区間1に配置されている各ノード2〜5の入出力ポートの接続関係は、図10に示すようになっているとする。
今、例えば、図9のS33,S43において、送信側ノード2,受信側ノード5内の制御部17bが、中継ノード3,4間において接続断が発生していると判断したとする。ここで、中継ノード3は、送信側ノード2に対して最後にLTRフレームを返したノードであり、中継ノード4は、受信側ノード5に対して最後にLTRフレームを返したノードである。
送信側ノード2内の制御部17bは、S15において中継ノード3,4間に接続断が発生したことを保守管理装置に通知した後、Ethernet OAM処理部16a内のETH-CC機能部161に対して、RDIビットの立ったCCMフレームを、LTRフレームを最後に返してきた中継ノード3のMACアドレス宛てに送信することを指示する。これにより、ETH-CC機能部161は、RDIビットを立てたCCMフレームを中継ノード3へ送信する(S51)。
一方、受信側ノード5内の制御部17bは、S25において中継ノード3,4間に接続断が発生したことを保守管理装置に通知して後、ETH-CC機能部161に対して、RDIビットの立ったCCMフレームを中継ノード4のMACアドレス宛てに送信することを指示する。これにより、受信側ノード5内のETH-CC機能部161は、RDIビットを立てたCCMフレームを中継ノード4へ送る(S61)。
中継ノード3内のフレーム処理部15は、送信側ノード2から自ノード3宛てにRDIビットの立ったCCMフレームが送られてくると、Ethernet
OAM処理部16aにCCMフレーム及びその受信ポートを示す受信ポート情報(入出力ポート12を示す情報)を渡す。これにより、ETH-CC機能部161は、RDIビットの立ったCCMフレームを入出力ポート12から受信したことを制御部17bに通知する。制御部17bは、この通知に基づいて、入出力ポート12とは反対側の入出力ポート13に収容されている回線に接続断が発生していると判断し、設定部83に対して使用する入出力ポートを現用系の入出力ポート13から予備系の入出力ポート82に変更することを指示する。この指示に従って、設定部83は、入出力ポート82の閉塞を解除し、フレーム処理部15におけるフレーム転送先を入出力ポート13から入出力ポート82へ変更し、更に、入出力ポート13を閉塞する。
一方、中継ノード4は、受信側ノード5から自ノード4宛てにRDIビットの立ったCCMフレームが送られてくると、中継ノード3と同様の処理を行い、入出力ポート81の閉塞を解除し、フレーム処理部15におけるフレーム転送先を入出力ポート12から入出力ポート81に変更し、更に、入出力ポート12を閉塞する。
[第3の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、第1および第2の実施の形態で得られる効果に加え、接続断が発生した場合であっても、継続して通信を行うことが可能になるという効果を得ることができる。その理由は、隣接ノード間の回線を冗長構成にすると共に、端点ノード(MEP設定のされたノード2,5など)からの変更依頼(RDIが立てられたCCMフレーム)に従って使用する回線を現用系から予備系に切り替える設定部83を備えているからである。
本発明は、イーサネット網などのネットワークにおける保守管理に利用できる。
1・・・保守管理区間
2・・・送信側ノード
3,4・・・中継ノード
5・・・受信側ノード
12,13・・・入出力ポート
14・・・管理用ポート
15・・・フレーム処理部
16,16a・・・Ethernet OAM処理部
161・・・ETH-CC機能部
162・・・ETH-LT機能部
163・・・ETH-LB機能部
164・・・ETH-DM機能部
17,17a,17b・・・制御部
18・・・通知部
81,82・・・入出力ポート
83・・・設定部

Claims (10)

  1. ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含み、
    前記第1および第2の端点ノードは、それぞれ、
    自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部と、
    該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部と、
    該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部と、
    前記接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードとの間でループバック試験を行うループバック機能部を備え、且つ、
    前記接続性チェック機能部は、対向端点ノードに対して所定周期でCCMフレームを送信し、対向端点ノードからのCCMフレームを受信できるか否かに基づいて対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
    前記制御部は、前記ループバック機能部によるループバック試験が正常終了した場合、対向端点ノードの接続性チェック機能部が故障していると判定することを特徴とするネットワーク保守管理システム。
  2. 請求項1載のネットワーク保守管理システムにおいて、
    前記第1および第2の端点ノードは、それぞれ、
    自端点ノードと、対向端点ノードから送られてきたノード情報によって示されるノードとの間の伝送遅延時間を測定する遅延測定機能部を備え、且つ、
    前記制御部は、前記遅延測定機能部における伝送遅延時間の測定処理が異常終了した場合は、接続断の原因が回線断であると判定し、正常終了した場合は、接続断の原因が遅延であると判定することを特徴とするネットワーク保守管理システム。
  3. 請求項1または2記載のネットワーク保守管理システムにおいて、
    隣接ノードとの間の回線が冗長構成を有し、
    前記中継ノードが、変更依頼に従って使用する回線を現用系から予備系に切り替える設定部を備え、且つ、
    前記制御部が、接続断箇所を挟む中継ノードに対して変更依頼を送信することを特徴とするネットワーク保守管理システム。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載のネットワーク管理システムにおいて、
    前記リンクトレース機能部は、リンクトレース要求に応答して返信されてきたリンクトレース応答の内の、最後に返信されてきたリンクトレース応答の送信元のノードを、接続断箇所を挟む2つのノードの内の自端点ノード側のノードであると認識することを特徴とするネットワーク保守管理システム。
  5. ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムの構成要素である端点ノードであって、
    自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部と、
    該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部と、
    該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部と、
    前記接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードとの間でループバック試験を行うループバック機能部を備え、且つ、
    前記接続性チェック機能部は、対向端点ノードに対して所定周期でCCMフレームを送信し、対向端点ノードからのCCMフレームを受信できるか否かに基づいて対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
    前記制御部は、前記ループバック機能部によるループバック試験が正常終了した場合、対向端点ノードの接続性チェック機能部が故障していると判定することを特徴とする端点ノード。
  6. 請求項記載の端点ノードにおいて、
    自端点ノードと、対向端点ノードから送られてきたノード情報によって示されるノードとの間の伝送遅延時間を測定する遅延測定機能部を備え、且つ、
    前記制御部は、前記遅延測定機能部における伝送遅延時間の測定処理が異常終了した場合は、接続断の原因が回線断であると判定し、正常終了した場合は、接続断の原因が遅延であると判定することを特徴とする端点ノード。
  7. ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムにおけるネットワーク保守管理方法であって、
    前記第1および第2の端点ノード内の接続性チェック機能部が、自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
    前記第1および第2の端点ノード内のリンクトレース機能部が、自端点ノード内の接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求め、
    前記第1および第2の端点ノード内の制御部が、自端点ノード内のリンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、自端点ノード内のリンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定し、
    前記第1および第2の端点ノード内のループバック機能部が、自端点ノード内の接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードとの間でループバック試験を行い、
    前記第1および第2の端点ノード内の前記接続性チェック機能部が、対向端点ノードに対して所定周期でCCMフレームを送信し、対向端点ノードからのCCMフレームを受信できるか否かに基づいて対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
    前記第1および第2の端点ノード内の前記制御部が、自ノード内のループバック機能部によるループバック試験が正常終了した場合、対向端点ノードの接続性チェック機能部が故障していると判定することを特徴とするネットワーク保守管理方法。
  8. 請求項記載のネットワーク保守管理方法において、
    前記第1および第2の端点ノード内の遅延測定機能部が、自端点ノードと、対向端点ノードから送られてきたノード情報によって示されるノードとの間の伝送遅延時間を測定し、
    前記第1および前記第2の端点ノード内の前記制御部が、自ノード内の遅延測定機能部における伝送遅延時間の測定処理が異常終了した場合は、接続断の原因が回線断であると判定し、正常終了した場合は、接続断の原因が遅延であると判定することを特徴とするネットワーク保守管理方法。
  9. ネットワーク上に設定された保守管理区間の一方および他方の端部にそれぞれ配置された第1および第2の端点ノードと、前記第1の端点ノードと前記第2の端点ノードとの間に配置された中継ノードとを含むネットワーク保守管理システムの構成要素である端点ノードをコンピュータによって実現するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    自端点ノードと対向端点ノードとの間の接続性をチェックする接続性チェック機能部、
    該接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードに対してリンクトレース要求を送信し、該リンクトレース要求に応答して返信されてくるリンクトレース応答に基づいて、接続断箇所を挟む2つのノードの内の、自端点ノード側のノードを求めるリンクトレース機能部、
    該リンクトレース機能部で求められたノードを示すノード情報を対向端点ノードに送信すると共に、前記リンクトレース機能部で求められたノードと前記対向端点ノードから送られてきたノード情報とに基づいて、接続断箇所を特定する制御部、
    前記接続性チェック機能部で接続断が検出された場合、対向端点ノードとの間でループバック試験を行うループバック機能部として機能させ、且つ、
    前記接続性チェック機能部は、対向端点ノードに対して所定周期でCCMフレームを送信し、対向端点ノードからのCCMフレームを受信できるか否かに基づいて対向端点ノードとの間の接続性をチェックし、
    前記制御部は、前記ループバック機能部によるループバック試験が正常終了した場合、対向端点ノードの接続性チェック機能部が故障していると判定することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、自端点ノードと、対向端点ノードから送られてきたノード情報によって示されるノードとの間の伝送遅延時間を測定する遅延測定機能部として機能させ、且つ、
    前記制御部は、前記遅延測定機能部における伝送遅延時間の測定処理が異常終了した場合は、接続断の原因が回線断であると判定し、正常終了した場合は、接続断の原因が遅延であると判定することを特徴とするプログラム。
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