JP5647197B2 - ネットワーク接続装置、ネットワーク制御方法、ネットワーク制御プログラム、およびネットワークシステム - Google Patents

ネットワーク接続装置、ネットワーク制御方法、ネットワーク制御プログラム、およびネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク接続装置、ネットワーク制御方法、ネットワーク制御プログラム、およびネットワークシステムに関する。
複数のリンクを介して通信を行うネットワークシステムにおいてリンクダウンが発生した場合に通信の継続性を維持するための機能として、リンクパススルー機能が知られている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。リンクダウンとは、たとえば、ケーブルの断線や機器の故障などによりリンクの通信ができない状態を指す。リンクパススルーは、リンククロス転送、リンク連動などと呼ばれる場合もある。
以下、図14を用いて、リンクパススルー機能について説明する。図14に示すように、このネットワークシステムにおいて、2台のメディアコンバータ1、2は、光ファイバ3を介して接続されている。メディアコンバータ1は、UTP(Unshielded
Twist Pair cable)4を介してコンピュータ5と接続されている。メディアコンバータ2は、UTP6を介してハブ7と接続されている。そして、メディアコンバータ1、2は、リンクパススルー機能を搭載しているものとする。
ここで、たとえば、UTP4のリンクダウンが検出された場合、メディアコンバータ1は、光ファイバ3のリンクを切断する。光ファイバ3のリンクダウンにより、メディアコンバータ2は、UTP6のリンクを強制的に切断する。これにより、ハブ7は、リンクダウンを検出することができる。一方、たとえば、光ファイバ3のリンクダウンが検出された場合、各メディアコンバータ1、2は、各UTP4、6のリンクを強制的に切断する。これにより、コンピュータ5およびハブ7は、各々にリンクダウンを検出することができる。
一方、近年、イーサネット(登録商標)が広域網においても使用されるようになり、その保守管理の重要性が増している。そこで、イーサネットを保守管理するための機能であるイーサネットOAM(Operations、Administration、Maintenance)の標準化が進められている(たとえば、ITU−T勧告Y.1731やIEEE802.1ag)。なお、上記において、ITU−Tは、International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sectorの略である。また、IEEEは、Institute of Electrical and Electronic Engineersの略である。また、イーサネットOAMを利用した保守管理技術が、様々に提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
イーサネットOAMにおける代表的な障害検知機能の一つとして、接続性チェック(CC:Continuity Check)を挙げることができる。CCは、保守管理対象となるスイッチ群の端から端まで検査用フレームであるCCM(Continuity
Check Message)を定期的に送ることで、接続を確認する機能である。
また、特許文献4は、複数の伝送装置を伝送路により順次接続してデータ伝送を行う伝送システムにおいて、リンク障害発生個所を迅速に検出する技術について記載する。
特開2010−212762号公報 特開2012−100086号公報 特開2011−119961号公報 特開2011−055381号公報
ところで、現在、図14に示すようなメディアコンバータもイーサネット化されるケースが増えている。従って、リンクパススルー機能とイーサネットOAMとの併用が予想される。
しかしながら、リンクパススルー機能を搭載した一般的なメディアコンバータは、上述したように、一方のリンクに障害を発見した場合、他方のリンク自体を強制的に切断する。この場合、実際には一方向のリンクのみに障害が発生しているにも拘らず、双方向のリンクが切断されてしまう。これにより、イーサネットOAMの接続性チェックにおいて、双方向におけるCCM不達が発生する。よって、イーサネットOAMを統括する装置は、一方向のみのリンクに障害が発生している場合であっても、双方向のリンクで障害が発生していると判断する。すなわち、正しい障害判断が行われない場合があり、障害復旧の迅速化の妨げとなる懸念がある。要するに、リンクパスルー機能とイーサネットOAMとを併用する場合、障害認識を誤る可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ネットワークにおける障害発生箇所をより正確に特定することが可能な、ネットワーク接続装置、ネットワーク制御方法、ネットワーク制御プログラム、およびネットワークシステムを提供することを目的とする。
本発明のネットワーク接続装置は、第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置であって、前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信する第1処理部と、前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する第2処理部と、 を備える。
本発明のネットワーク制御方法は、第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置におけるネットワーク制御方法であって、前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信し、前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する。
本発明のネットワーク制御プログラムは、第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置のコンピュータに、前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信する第1処理と、前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する第2処理と、を実行させる。
本発明のネットワークシステムは、対向局保守端点ノードと、第3リンクを介して前記対向局保守端点ノードに接続される対向局ネットワーク接続装置と、を含む対向局システムと、 自局保守端点ノードと、第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して前記自局保守端点ノードと接続され、前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信し、前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する自局ネットワーク接続装置と、を含む自局システムと、を備える。
本発明によれば、ネットワークにおける障害発生箇所をより正確に特定することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。 自局ネットワーク接続装置の構成例を示すブロック図である。 電気側CCM制御部の動作(光ポートへのCCM代理送信動作)の一例を示すフローチャートである。 光側CCM制御部の動作(電気ポートへのCCM代理送信動作)の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る自局ネットワーク接続装置の光ポートの入力にリンク障害が発生した場合の、ネットワークシステム全体の動作例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る対向局ネットワーク接続装置の光ポートの入力にリンク障害が発生した場合の、ネットワークシステム全体の動作例を説明するための図である。 IEEE802.1ag規格におけるCCMフレームのフォーマット図である。 CCM送信間隔の一例を示す表である。 電気側CCM制御部および光側CCM制御部の各々に設定される各種設定項目の一例を示す表である。 本発明の第2の実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るネットワーク接続装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るネットワーク接続装置の構成例を示すブロック図である。 図12に示すメモリに記憶されるネットワーク制御プログラムの構成例を示すブロック図である。 リンクパススルー機能を説明するための図である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るネットワークシステム10の構成例を示すブロック図である。ネットワークシステム10は、自局システム12と、対向局システム14と、イーサネット(登録商標)OAM管理装置16と、を備える。
自局システム12は、自局ネットワーク接続装置20と、自局ハブ22と、自局MEP24と、を備える。MEPは、Maintenance group End Point、または、Maintenance Entity Group End Pointの略である。自局ネットワーク接続装置20の電気ポートには、自局ハブ22が接続される。自局ハブ22には、自局MEP24が接続される。
対向局システム14は、対向局ネットワーク接続装置30と、対向局ハブ32と、対向局MEP34と、を備える。対向局ネットワーク接続装置30の電気ポートには、対向局ハブ32が接続される。対向局ハブ32には、対向局MEP34が接続される。
自局ネットワーク接続装置20と対向局ネットワーク接続装置30とは、各々の光ポートを介して接続される。
なお、自局ネットワーク接続装置20および対向局ネットワーク接続装置30は、上述したように、異なるメディア(光/電気)を変換する装置であるため、光・電気通信装置またはメディアコンバータ(単に、コンバータ)と呼ばれる場合もある。
ネットワークシステム10は、イーサネット規格に対応したネットワークであるとともに、イーサネットの保守管理機能であるイーサネットOAM機能を備える。なお、以下の説明では、イーサネットOAMとして、IEEE802.1ag規格を例に挙げて説明する。もちろん、イーサネットOAM規格は、上記規格に限定されることはなく、他の規格であってもよい。
ネットワークシステム10において、イーサネットOAM上の保守管理端点として、自局MEP24と対向局MEP34が設定されている。
自局MEP24と対向局MEP34は、イーサネットOAMのCC機能を用いて保守管理区間において、通信が正常に実行されているか否かを監視する。具体的には、自局MEP24および対向局MEP34は、CCMフレームを生成し、所定の時間間隔で相手側MEPへ送信する。そして、自局MEP24および対向局MEP34は、互いに相手側MEPから送信されてくるCCMフレームの到着確認を行う。自局MEP24と対向局MEP34は、CCMの到着確認結果を、イーサネットOAM管理装置16へ送信する。
イーサネットOAM管理装置16は、自局MEP24および対向局MEP34を管理する。代表的には、イーサネットOAM管理装置16は、各MEPから受信する到着確認結果に基づき、保守管理区間の保守運用管理を行う。
なお、上記構成はあくまで一例である。たとえば、図1において、自局ハブ22は、必須の構成要素ではない。従って、自局MEP24と自局ネットワーク接続装置20とは直接接続されてもよい。同様に、対向局ハブ32は、必須の構成要素ではない。従って、対向局MEP34と対向局ネットワーク接続装置30とは直接接続されてもよい。
図2は、図1に示す自局ネットワーク接続装置20の構成例を示すブロック図である。自局ネットワーク接続装置20は、光ポート50と、電気ポート52と、光電/電光変換部54と、電気側インタフェース部56と、電気側切替部58と、光側切替部60と、リンクパススルー制御部62と、対向局リンクパススルー検出部64と、を備える。さらに、自局ネットワーク接続装置20は、電気側CCM制御部70(第1処理部)と、光側CCM制御部80(第2巣処理部)と、を備える。
光ポート50は、光通信媒体、たとえば、光ファイバを介して、対向局システム14を構成する対向局ネットワーク接続装置30の光ポート(不図示)と接続される。
電気ポート52は、電気通信媒体、たとえば、UTP(Unshielded Twist Pair cable)を介して、自局システム12を構成する自局ハブ22と接続される。
光電/電光変換部54は、光ポート50から入力した光信号を電気信号に変換して出力するとともに、電気ポート52から入力した電気信号を光信号へ変換して出力する。
電気側インタフェース部56は、光電/電光変換部54から入力した電気信号を電気ポート52に即した形式の電気信号へと変換するとともに、電気ポート52から入力した電気信号を光ポート50に即した形式の電気信号へと変換する。
電気側切替部58は、光ポート50へ出力する信号を、「主信号」と「代理CCM」のいずれかから選択する。主信号は、自局MEP24を起点とした信号であり、CCMを少なくとも含む。また、代理CCMは、自局システム12におけるリンクパススルー発生時に、自局MEP24を代理して自局ネットワーク接続装置20(具体的には、電気側CCM制御部70)を起点として出力されるCCMである。
光側切替部60は、電気ポート52へ送信する信号を、「主信号」と「代理CCM」のいずれかから選択する。主信号は、対向局MEP34を起点とした信号であり、CCMを少なくとも含む。また、代理CCMは、対向局システム14におけるリンクパススルー発生時に、対向局MEP34を代理して自局ネットワーク接続装置(具体的には、光側CCM制御部80)を起点として出力されるCCMである。
リンクパススルー制御部62は、自局システム12側におけるリンクパススルー処理を制御する。具体的には、リンクパススルー制御部62は、光ポート50に入力リンク障害が発生しているか否かを調査する。リンクパススルー制御部62は、光ポート50の入力リンク障害の発生を認知すると、電気側インタフェース部56に対して、電気ポート52のリンク自体を強制的に切断する旨の指示を発行する。そして、リンクパススルー制御部62は、自局システム12においてリンクパススルー処理が実行されたことを示す情報を、電気側CCM制御部70へ送信する。
対向局リンクパススルー検出部64は、対向局システム14において光ポート入力リンク障害に伴うリンクパススルー処理が実行されているか否かを調査する。対向局リンクパススルー検出部64は、対向局システム14における光ポート入力リンク障害に伴うリンクパススルー処理の実行を認知すると、その旨を光側CCM制御部80へ送信する。
電気側CCM制御部70は、自局システム12側でリンクパススルー処理が実行された際に、自局MEP24を代理してCCMを対向局MEP34へ送信する。電気側CCM制御部70は、電気側CCM保存部72と、電気側CCM送信部74と、電気側CCM送信制御部76と、を備える。
電気側CCM保存部72は、電気ポート52から入力する主信号の中からCCMを検出し、保存する。電気側CCM送信部74は、電気側CCM保存部72から読み出したCCMを予め設定された内容に加工し、光ポート50へ出力する。電気側CCM送信制御部76は、リンクパススルー処理発生を認知した場合、自局MEP24を代理したCCM送信処理を実行する。
光側CCM制御部80は、対向局システム14側でリンクパススルー処理が実行された際に、対向局MEP34を代理してCCMを自局MEP24へ送信する。光側CCM制御部80は、光側CCM保存部82と、光側CCM送信部84と、光側CCM送信制御部86と、を備える。
光側CCM保存部82は、電気ポート52から入力する主信号の中からCCMを検出し、解析及び保存する。光側CCM送信部84は、光側CCM保存部82から読み出したCCMを予め設定された内容に加工し、電気ポート52へ出力する。光側CCM送信制御部86は、リンクパススルー処理発生を認知した場合、対向局MEP34を代理したCCM送信処理を実行する。
なお、自局ネットワーク接続装置20における光ポート50の入力リンク障害の検出、および対向局システム14における光ポート入力リンク障害に伴うリンクパススルー処理の実行の検出に関しては、公知の技術を利用することができる。公知の技術の一例としては、たとえば、一般社団法人情報通信技術委員会にて規定されるTS−1000に記載された技術を挙げることができる。
次に、第1の実施形態に係るネットワークシステム10の動作について説明する。
なお、以下の説明で参照する図9は、電気側CCM制御部70および光側CCM制御部80の各々に設定される各種設定項目の一例を示す表である。図9中、No.1〜3は、電気側CCM制御部70に設定される項目である。図9中、No.4〜6は、光側CCM制御部80に設定される項目である。
まず、ネットワークシステム10を構成する自局ネットワーク接続装置20の詳細動作について説明する。なお、以下の説明の前提として、光ポート50へのCCM代理送信(図9のNo.1参照)および電気ポート52へのCCM代理送信(図9のNo.4参照)は、ともに「有効」に設定されているものとする。
まず、電気側CCM制御部70の動作について説明する。
通常運用時、電気側CCM保存部72は、電気ポート52から入力する主信号の中からCCMを検出した場合、このCCMを所定期間(たとえば、図9のNo.2参照)保存しておく。
図3は、電気側CCM制御部70の動作(光ポート50へのCCM代理送信動作)の一例を示すフローチャートである。リンクパススルー制御部62は、光ポート50に入力リンク障害が発生しているか否かを調査する(ステップS100)。光ポート50の入力にリンク障害が発生した際(ステップS100においてYes判定)、リンクパススルー制御部62は、電気ポート52のリンクを強制的に切断する(ステップS101)。リンクパススルー制御部62は、自局ネットワーク接続装置20がリンクパススルー実行中となったことを電気側CCM送信制御部76に通知する。
自局がリンクパススルー実行中であり且つ電気側CCM保存部72にCCMが保存されている場合、電気側CCM送信制御部76は、電気側CCM送信部74に対し、CCM送信を指示する。電気側CCM送信部74は、電気側切替部58を制御し、光ポート50への出力信号経路を電気ポート52側から電気側CCM送信部74側に切り替える(ステップS102)。電気側CCM送信部74は、電気側CCM保存部72に保存されているCCMを読み出し、予め設定された内容に従い加工する(ステップS103)。
図7は、IEEE802.1ag規格におけるCCMフレームのフォーマット図を示す。電気側CCM送信部74は、たとえば、各種項目のうち、SA(Source Address)およびRDI(Remote Defect Indication)以外の項目には受信したCCMの値をそのまま設定する。SAには、自局ネットワーク接続装置20のMAC(Media Access Control address)アドレスが設定される。RDIには、たとえば、図9のNo.3で指定された値が設定される。なお、ITU−T Y.1731のCCMについても上記と同様の対応を行うことができる。ところで、電気側CCM保存部72は、受信したフレームがCCMであるか否かを、TYPE値とOpCode値で判断する。
図3の説明に戻り、電気側CCM送信部74は、上記の如く加工したCCMを、CCM Intervalの値(図7参照)に示される間隔で、光ポートに向けて代理送信する(ステップS104)。なお、図8には、CCM Intervalの設定例が示される。
電気側CCM送信制御部76は、自局ネットワーク接続装置20においてリンクパススルー処理が実行中であるか否かを調査する(ステップS105)。実行中である場合(ステップS105においてYes判定の場合)、電気側CCM送信部74によるCCM代理送信は、継続して行われる。実行中でない場合(ステップS105においてNo判定の場合)、電気側CCM送信部74によるCCM代理送信は、終了する。
次に、光側CCM制御部80の動作について説明する。
通常運用時、光側CCM保存部82は、光ポート50から入力する主信号の中からCCMを検出した場合、このCCMを所定期間(たとえば、図9のNo.5参照)保存しておく。
図4は、光側CCM制御部80の動作(電気ポート52へのCCM代理送信動作)の一例を示すフローチャートである。対向局リンクパススルー検出部64は、対向局システム14における光ポート入力リンク障害に伴うリンクパススルー処理の実行の有無を調査する(ステップS200)。対向局システム14においてリンクパススルー処理が実行された場合(ステップS200においてYes判定)、対向局リンクパススルー検出部64は、対向局ネットワーク接続装置30がリンクパススルー実行中となったことを光側CCM送信制御部86に通知する。なお、対向局ネットワーク接続装置30におけるリンクパススルー処理とは、具体的には、対向局ネットワーク接続装置30における電気ポートのリンク(対向局ハブ32とのリンク)が強制切断される処理である。
対向局がリンクパススルー実行中であり且つ光側CCM保存部82にCCMが保存されていた場合、光側CCM送信制御部86は、光側CCM送信部82に対し、CCM送信を指示する。光側CCM送信部82は、光側切替部60を制御し、電気ポート52への出力信号経路を光ポート50側から光側CCM送信部84側に切り替える(ステップS201)。光側CCM送信部84は、光側CCM保存部82に保存されているCCMを読み出し、予め設定された内容に従い加工する(ステップS202)。光側CCM送信部84におけるCCM加工処理に関しては、上述した電気側CCM送信部84の加工方法と同等であるため、ここでの説明を省略する。なお、光側CCM送信部84におけるCCM加工において、RDIには、たとえば、図9のNo.6で指定された値が設定される。
光側CCM送信部84は、上記の如く加工したCCMを、CCM Intervalの値(図7参照)に示される間隔で、電気ポート52に向けて代理送信する(ステップS203)。
光側CCM送信制御部86は、対向局ネットワーク接続装置30においてリンクパススルー処理が実行中であるか否かを調査する(ステップS204)。実行中である場合(ステップS204においてYes判定の場合)、光側CCM送信部84によるCCM代理送信は、継続して行われる。実行中でない場合(ステップS204においてNo判定の場合)、光側CCM送信部84によるCCM代理送信は、終了する。
次に、ネットワークシステム10全体の動作(以下に示す(1)〜(3))について説明する。
(1)通常運用時の動作説明
通常運用時において、対向局MEP34と自局MEP24との間(図1において「通常運用時のCCM送達区間」で示す区間)では、イーサネットOAMの機能としてのCCM送受信が行なわれている。自局ネットワーク接続装置20を構成する電気側CCM保存部72は、電気ポート52から入力される主信号の中からCCMを検出した場合、このCCMを保存しておく。自局ネットワーク接続装置20を構成する光側CCM保存部82は、光ポート50から入力される主信号の中からCCMを検出した場合、このCCMを保存しておく。
(2)自局ネットワーク接続装置20の光ポート50の入力にリンク障害が発生した場合の動作説明
図5は、ネットワークシステム10の構成例を示すブロック図であるとともに、自局ネットワーク接続装置20の光ポート50の入力にリンク障害が発生した場合のネットワークシステム10の動作例を説明するための図である。
まず、何らかの理由により、自局ネットワーク接続装置20の光ポート50の入力においてリンク障害が発生したとする(ステップS1)。自局ネットワーク接続装置20のリンクパススルー機能の発動により、電気ポート52のリンクは強制的に切断される(ステップS2)。このままでは、自局MEP24から出力されるCCMは、対向局MEP34へ到達しない。すなわち、図5に示す「通常運用時のCCM送達区間」においてCCMを送達することはできない。
そこで、自局ネットワーク接続装置20は、光ポート50の入力リンク障害発生に伴う電気ポート52のリンク強制切断)以前に保存したCCMを読み出して所望の加工を施し、光ポート50から所定のインターバルで継続的に出力する(ステップS3)。これにより、対向局MEP34は、継続してCCMを受信することができる。CCMは、図5に示す「CCM代理送達区間」において送達される。「CCM代理送達区間」とは、いままでの説明から理解されるように、対向局MEP34と自局ネットワーク接続装置20との間の区間である。
上記強制リンク切断(ステップS2)により、対向局MEP34発のCCMは自局MEP24に到達しない。従って、自局MEP24は、CCMの途絶、すなわち、継続性の喪失を示すLOC(Loss Of Continuity)を検出する。自局MEP24は、イーサネットOAM管理装置16に対して、「LOC発生」を通知する(ステップS4)。
一方、上記CCM代理送信(ステップS3)により対向MEP34は継続してCCMを受信することになるため、LOCは発生しない。対向MEP34は、イーサネットOAM管理装置16に対して、「LOCなし」を通知する。
これにより、イーサネットOAM管理装置16は、対向局MEP34→自局MEP24方向には障害が発生しているが、自局MEP24→対向局MEP34方向には障害が発生していないことを認識することができる。
イーサネットOAM管理装置16の上記認識に基づきトラブルシューティングが行われ、光ポート50入力のリンク障害が取り除かれた場合、リンクパススルー機能により実施された電気ポート52の強制リンク切断(ステップS2)は解除される。そして、自局ネットワーク接続装置20は、光ポート50へのCCM代理送信を停止するとともに、光ポート50−電気ポート52間の通信を復旧させる。これにより、ネットワークシステム10は、上述の「通常運用時」の動作状態となる。
(3)対向局ネットワーク接続装置30の光ポートの入力にリンク障害が発生した場合の動作説明
図6は、ネットワークシステム10の構成例を示すブロック図であるとともに、対向局ネットワーク接続装置30の光ポートの入力にリンク障害が発生した場合のネットワークシステム10全体の動作例を説明するための図である。
まず、何らかの理由により、対向局ネットワーク接続装置30の光ポートの入力にリンク障害が発生した場合とする(ステップS10)。対向局ネットワーク接続装置30のリンクパススルー機能の発動により、対向局ネットワーク接続装置30の電気ポートのリンクは強制的に切断される(ステップS11)。このままでは、対向局MEP34から出力されるCCMは、自局MEP24へ到達しない。すなわち、図6に示す「通常運用時のCCM送達区間」においてCCMを送達することはできない。
そこで、自局ネットワーク接続装置20は、対向局ネットワーク接続装置30における光ポートの入力リンク障害発生に伴う電気ポートのリンク強制切断以前に保存したCCMを読み出して所望の加工を施し、電気ポート52から所定のインターバルで継続的に出力する(ステップS12)。これにより、自局MEP24は、継続してCCMを受信することができる。CCMは、図6に示す「CCM代理送達区間」において送達される。「CCM代理送達区間」とは、いままでの説明から理解されるように、自局MEP24と自局ネットワーク接続装置20との間の区間である。
上記強制リンク切断(ステップS11)により、自局MEP24発のCCMは対向局MEP34に到達しない。従って、対向局MEP34は、CCMの途絶、すなわち、継続性の喪失を示すLOC(Loss Of Continuity)を検出する。対向局MEP34は、イーサネットOAM管理装置16に対して、「LOC発生」を通知する(ステップS13)。
一方、上記CCM代理送信(ステップS12)により自局MEP24は継続してCCMを受信することになるため、LOCは発生しない。自局MEP24は、イーサネットOAM管理装置16に対して、「LOCなし」を通知する。
これにより、イーサネットOAM管理装置16は、自局MEP24→対向局MEP34方向には障害が発生しているが、対向局MEP34→自局MEP24方向には障害が発生していないことを認識することができる。
イーサネットOAM管理装置16の上記認識に基づきトラブルシューティングが行われ、光ポート50入力のリンク障害が取り除かれた場合、リンクパススルー機能により実施された対向局ネットワーク接続装置30の電気ポートの強制リンク切断(ステップS11)は解除される。そして、自局ネットワーク接続装置20は、電気ポート52へのCCM代理送信を停止するとともに、光ポート50−電気ポート52間の通信を復旧させる。これにより、ネットワークシステム10は、上述の「通常運用時」の動作状態となる。
以上説明したように、第1の実施形態の自局ネットワーク接続装置20は、自局側あるいは対向局側においてリンクパススルーが実行された場合であっても、リンクパススルーが発生した側のMEPを代理して反対側のMEPに対してCCMの送信を行う。従って、上述したように、イーサネットOAM管理装置16は、リンクのどの方向において障害が発生しているかを判別することが可能となる。
すなわち、以上説明した第1の実施形態によれば、リンクパスルー機能とイーサネットOAMとを併用する場合であっても、ネットワークの障害発生箇所を正確に特定することが可能となる。従って、障害復旧の迅速化が図られる。
[第2の実施形態]
図10は、本発明の第2の実施形態に係るネットワークシステム100の構成例を示すブロック図である。ネットワークシステム100は、自局システム102と、対向局システム104と、イーサネットOAM管理装置16と、を備える。図10に示すネットワークシステム100と図1に示すネットワークシステム10との間の構成上の違いは、複数のMEPから送出されるCCMが、自局ネットワーク接続装置150上を通過している点にある。具体的には、第1自局MEP152と第1対向局MEP160とからなる第1ペアは、通常運用時において、第1CCM送達区間においてCCMの送受信を行う。また、第2自局MEP154と第2対向局MEP162とからなる第2ペアは、通常運用時において、第2CCM送達区間においてCCMの送受信を行う。
さらに、CCMの代理送信に関してもペア毎に行われる。第1ペアに関し、自局ネットワーク接続装置150側でリンクリンクパススルーが実行された場合、自局ネットワーク接続装置150は、第1自局MEP152を代理してCCMを第1対向局MEP160へ送信する。一方、対向局ネットワーク接続装置30側でリンクパススルーが実行された場合、自局ネットワーク接続装置150は、第1対向局MEP160を代理してCCMを第1自局MEP152へ送信する。
第2ペアに関し、自局ネットワーク接続装置150側でリンクリンクパススルーが実行された場合、自局ネットワーク接続装置150は、第2自局MEP154を代理してCCMを第2対向局MEP162へ送信する。一方、対向局ネットワーク接続装置30側でリンクパススルーが実行された場合、自局ネットワーク接続装置150は、第2対向局MEP162を代理してCCMを第2自局MEP154へ送信する。
図10に示す各MEP、各ハブ、対向局ネットワーク接続装置30、およびイーサネットOAM管理装置16は、図1に示す各対応要素と同等の機能を有する。従って、それらの説明については省略する。
自局ネットワーク接続装置150を構成する電気側CCM保存部72および光側CCM保存部82は、複数種類のCCMを識別可能に保存する。ここで、複数種類のCCMとは、第1ペア用CCMと第2ペア用CCMのことを言う。さらに、上記に関連し、自局ネットワーク接続装置150は、各ペアのCCM毎に、所定の設定値(たとえば、図9に示すような設定値)を設定することができる。
以上説明した第2の実施形態の構成により、MEPペアが複数存在するネットワークシステムにおいてリンクパスルー機能とイーサネットOAMとを併用する場合であっても、ネットワークの障害発生箇所を正確に特定することが可能となる。
なお、以上説明した第2の実施形態ではMEPペアが2つの場合を例に挙げたが、MEPペアは3つ以上であってもよい。その場合、自局ネットワーク接続装置150を、3つ以上のMEPペアの各CCMを個別に代理送信可能とする構成とすればよい。
また、以上説明した第1および第2の実施形態において、イーサネットOAMの規格として、IEEE802.1agを例に挙げて説明したが、イーサネットOAMの規格は、たとえば、ITU−T勧告Y.1731、あるいはこれらに準ずる規格であってもよい。
[第3の実施形態]
図11は、本発明の第3の実施形態に係るネットワーク接続装置200の構成例を示すブロック図である。ネットワーク接続装置200は、第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置(不図示)と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノード(不図示)と接続される。ネットワーク接続装置200は、第1処理部202と、第2処理部204と、を備える。
第1処理部202は、第1リンクの入力障害検出に伴い第2リンクが切断された際、自局保守端点ノードに代わり、第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信する。
第2処理部204は、対向局ネットワーク接続装置における第1リンクの入力障害検出に伴い対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノード(不図示)との間の第3リンク(不図示)が切断された際、対向局保守端点ノードに代わり、第2リンクを介して自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する。
以上説明した第3の実施形態によれば、一方のリンクの障害検出に伴い他方のリンクが強制切断された場合であっても、本来障害が発生していない方向については接続性確認メッセージが途絶することなく送信される。従って、ネットワークの障害発生箇所をより正確に特定することが可能となる。
[第4の実施形態]
図12は、本発明の第4の実施形態に係るネットワーク接続装置300の構成例を示すブロック図である。
ネットワーク接続装置300は、CPU(Central Processing Unit)302と、メモリ304と、を備える。メモリ304は、ネットワーク制御プログラム400を記憶する。CPU302は、ネットワーク制御プログラム400を実行する。メモリ304の例としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク、リムーバブルメディア、あるいはリムーバブルディスク等を挙げることができる。
図13は、ネットワーク制御プログラム400の構成を説明する図である。ネットワーク制御プログラム400は、第1プログラム402と、第2プログラム404と、を含む。
第1プログラム402は、図3のステップS100〜S105に示す処理を実行するための命令群である。第2プログラム404は、図4のステップS200〜S204に示す処理を実行するための命令群である。
以上説明した第4の実施形態によれば、一方のリンクの障害検出に伴い他方のリンクが強制切断された場合であっても、本来障害が発生していない方向については接続性確認メッセージが途絶することなく送信される。従って、ネットワークの障害発生箇所をより正確に特定することが可能となる。
10 ネットワークシステム
12 自局システム
14 対向局システム
16 イーサネットOAM管理装置
20 自局ネットワーク接続装置
22 自局ハブ
24 自局MEP
30 対向局ネットワーク接続装置
32 対向局ハブ
34 対向局MEP
50 光ポート
52 電気ポート
54 光電/電光変換部
56 電気側インタフェース部
58 電気側切替部
60 光側切替部
62 リンクパススルー制御部
64 対向局リンクパススルー検出部
70 電気側CCM制御部
72 電気側CCM保存部
74 電気側CCM送信部
76 電気側CCM送信制御部
80 光側CCM制御部
82 光側CCM保存部
84 光側CCM送信部
86 光側CCM送信制御部
100 ネットワークシステム
102 自局システム
104 対向局システム
150 自局ネットワーク接続装置
152 第1自局MEP
154 第2自局MEP
160 第1対向局MEP
162 第2対向局MEP
200 ネットワーク接続装置
202 第1処理部
204 第2処理部
300 ネットワーク接続装置
302 CPU
304 メモリ
400 ネットワーク制御プログラム
402 第1プログラム
404 第2プログラム

Claims (10)

  1. 第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置であって、
    前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信する第1処理部と、
    前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する第2処理部と、
    を備えることを特徴とするネットワーク接続装置。
  2. 前記第1処理部は、前記第2リンクの切断以前に、前記第1接続性確認メッセージを検出して記憶し、前記第2リンクの切断後、前記記憶した第1接続性確認メッセージを読み出して前記対向局ネットワーク接続装置へ送信することを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続装置。
  3. 前記第1処理部は、前記第2リンクの切断が解除されるまでの間、前記保存した第1接続確認用メッセージを、前記対向局ネットワーク接続装置へ所定周期で繰り返し送信することを特徴とする請求項2記載のネットワーク接続装置。
  4. 前記第2処理部は、前記第3リンクの切断以前に、前記第2接続性確認メッセージを検出して記憶し、前記第3リンク切断後、前記記憶した第2接続性確認メッセージを読み出して前記自局保守端点ノードへ送信することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  5. 前記第2処理部は、前記第3リンクの切断が解除されるまでの間、前記保存した第2接続確認用メッセージを、前記自局保守端点ノードへ所定周期で繰り返し送信することを特徴とする請求項4記載のネットワーク接続装置。
  6. 前記第1接続性確認メッセージおよび前記第2接続性確認メッセージは、イーサネット(登録商標)OAM(Operations、Administration、Maintenance)規格のCC(Continuity Check)メッセージであることを特徴とする請求項1−5のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  7. 前記第2リンクの切断および前記第3リンクの切断は、リンクパススルー機能の発動に伴う強制切断であることを特徴とする請求項1−6のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  8. 第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置におけるネットワーク制御方法であって、
    前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信し、
    前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する、
    ことを特徴とする制御方法。
  9. 第1リンクを介して対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して自局保守端点ノードと接続されるネットワーク接続装置のコンピュータに、
    前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信する第1処理と、
    前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記対向局ネットワーク接続装置と対向局保守端点ノードとの間の第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する第2処理と、
    を実行させることを特徴とするネットワーク制御プログラム。
  10. 対向局保守端点ノードと、第3リンクを介して前記対向局保守端点ノードに接続される対向局ネットワーク接続装置と、を含む対向局システムと、
    自局保守端点ノードと、第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置と接続されるとともに第2リンクを介して前記自局保守端点ノードと接続され、前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第2リンクが切断された際、前記自局保守端点ノードに代わり、前記第1リンクを介して前記対向局ネットワーク接続装置に向けて第1接続性確認メッセージを送信し、前記対向局ネットワーク接続装置における前記第1リンクの入力障害検出に伴い前記第3リンクが切断された際、前記対向局保守端点ノードに代わり、前記第2リンクを介して前記自局保守端点ノードに向けて第2接続性確認メッセージを送信する自局ネットワーク接続装置と、を含む自局システムと、
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
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